JP2014047866A - ロックピンアッセンブリおよび連結構造 - Google Patents

ロックピンアッセンブリおよび連結構造 Download PDF

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展央 米山
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Abstract

【課題】一人で回動させることが可能で作業工数を削減できるロックピンアッセンブリおよび連結構造を提供すること。
【解決手段】ロックピンアッセンブリ7が、頭部31と、その頭部31に連なる軸32とを有し、軸32が、切欠部35と、切欠部35よりも先端側に位置するねじ部36とを有するロックピン3と、ロックピン3のねじ部32に螺合されると共に、ワッシャ5をカップリング2の軸方向の端面に軸方向の頭部31側に締め付けるナット6とを備えるようにする。ロックピンアッセンブリ7に、ロックピン3の軸方向の中央よりもナット6側に位置すると共に、ロックピン3を、ロックピン3を挿通するカップリング2に対して相対回転不可にする係合部を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロックピンを備えるロックピンアッセンブリおよび連結構造に関する。本発明は、例えば、圧延機の圧延ロールを駆動軸に連結されたカップリングに連結するのに使用するロックピンアッセンブリおよび連結構造等に関する。
従来、ロックピンとしては、特開平2−229607号公報(特許文献1)に記載の連結構造に使用されているものがある。このロックピンは、圧延機のロールと、駆動軸に取り付けたカップリングとの連結に使用されている。このロックピンは、軸方向の中央部に凹部である切欠部を有する。
このロックピンは、上記切欠部を、カップリングのロールネック嵌合孔側に向けた状態で、カップリングのロックピン挿通孔に挿通されるようになっている。そして、この状態で、ロールネック部をカップリングのロールネック嵌合孔に挿入するようになっている。そして、その後、ロックピンを回動して、ロックピンの周部を、ロールネック部の係合溝に係合することにより、ロールネック部の軸方向への移動を規制するようになっている。
また、上記ロールネック部の軸方向の移動を確実に防止するため、ロックピンの周部を、ロールネック部の係合溝に係合している状態で、ロックピンの回り止めを行っている。この回り止めは、ロックピンのボルトの頭部に突出部を形成すると共に、カップリングに上記突出部に対応する凹部を形成して、上記突出部を上記凹部に係止することにより行っている。上記回り止めは、付勢部材で、上記突出部を上記凹部の方に常時付勢することにより、解除されないようになっている。そして、ロックピンの先端にナットを螺合している。
ところで、上記従来のロックピンでは、ロックピンの係合を解除する場合、ロックピンの先端のナット側の作業員が、ロックピンの軸をロックピンの頭部側に付勢部材の付勢力に打ち勝つように押圧して、上記突出部を上記凹部から引き離す。その状態で、ロックピンの頭部側のもう一人の作業員が、ロックピンをレンチ等で回動させて、ロックピンの係合を解除している。
しかしながら、上記従来のロックピンでは、ロックピンを回動させるのに、作業員が、ロックピンの先端のナット側と頭部側との両端に一人ずつ計二人必要であって、作業工数がかかるという問題がある。
特開平2−229607号公報
そこで、本発明の課題は、一人で係合を解除することが可能で作業工数を削減できるロックピンアッセンブリおよび連結構造を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明のロックピンアッセンブリは、
頭部と、上記頭部に連なると共に、切欠部と切欠部よりも先端側に位置するねじ部とを有する軸とを有するロックピンと、
上記ロックピンの上記ねじ部に螺合されるナットと、
上記ロックピンが挿通される挿通部材と、上記ナットとの間に位置するワッシャと、
上記挿通部材に対して上記ワッシャを相対回転不可にする係合部と
を備えることを特徴としている。
本発明によれば、ロックピンの軸側に係合部が存在しているから、ロックピンの頭部を、ロックピンの軸側に押圧することにより、係合部の係合を解除できるようにすることができる。したがって、作業員にとって、引っ張りより格段に簡単な押圧により、係合部の係合を解除できると共に、作業員が回動可能な頭部側に位置しているから、上記引っ張りによる係合の解除の後に、更にロックピンを回動させることも容易に行うことができる。したがって、一人で係合を解除することが可能で、作業工数を削減することができる。
また、本発明の連結構造は、
本発明のロックピンアッセンブリと、
上記挿通部材と
を備え、
上記挿通部材は、
上記ロックピンを挿通するためのロックピン挿通穴と、
上記ロックピン挿通穴に連通すると共に、上記ロックピン挿通穴の軸方向に直交する方向に延在する軸嵌合穴と、
上記係合部に係合することによって、上記ロックピンを上記ロックピン挿通穴に対して回転不可にする被係合部と
を有し、
上記軸嵌合穴に嵌合される軸部材と、
上記ロックピンの上記頭部の上記ねじ部側の端面と、上記挿通部材の上記軸方向の端面との間に配置された付勢部材と
を備えることを特徴としている。
本発明によれば、ロックピンと、挿通部材との係合が、ロックピンの軸側に存在していて、ロックピンの頭部側に存在していないから、付勢部材を、ロックピンの頭部側に配置することができて、付勢部材を、頭部の軸側の端面で押圧することができる。したがって、連結構造に付勢部材を簡易に配置することができて、一人でロックピンを回動できて、作業工数を削減できる構造を、簡易に構築することができる。
本発明によれば、一人で回動させることが可能で作業工数を削減できるロックピンおよび連結構造を実現できる。
本発明の一実施形態の圧延ロールとカップリングとの連結構造を示す図である。 ロックピンを、カップリングに対して回動不可にするロックピンの回り止め構造を説明する模式図である。
以下、本発明を図示の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態の圧延ロール1とカップリング2との連結構造を示す図である。
この連結構造は、軸部材の一例としての圧延ロール1と、挿通部材の一例としてのカップリング2と、ロックピンアッセンブリ7と、付勢部材の一例としてのばね部材4とを備え、ロックピンアッセンブリ7は、ロックピン3と、ワッシャ5と、ナット6とを有する。
上記ロックピン3は、頭部31と、軸32とを有し、軸32は、頭部31に連なっている。上記軸32は、切欠部35と、ねじ部36とを有し、ねじ部36は、軸32の頭部31側とは反対側の先端部に位置し、切欠部35は、頭部31と、ねじ部36との間に位置している。
上記ばね部材4は、軸32を取り囲むように配置されている。詳しくは、上記カップリング2のロックピン挿通穴39の頭部31側の端部は、径方向の外方に延在する段部を有し、この段部よりも軸方向の外方側(軸方向の頭部31側)の内周面部の内径は、段部よりも軸方向の内方側の内周面部よりも大径になっている。上記ばね部材4は、頭部31の軸32側の端面と、カップリング2の上記段部との間に配置され、それら端面と、段部とで挟持されている。
図1に示すように、上記ワッシャ5は、軸32の頭部31側とは反対側の端部を取り囲むように配置されている。上記ナット6は、ワッシャ5の頭部31側とは反対側に位置している。上記ナット6は、ロックピン3のねじ部36に螺合されている。上記ナット6は、ワッシャ5を、ロックピン3の頭部31側にカップリング2の軸方向の端面に締め付けている。
上記連結構造は、例えば、次のように形成されることができる。詳しくは、先ず、ロックピン3の切欠部35が軸嵌合穴の一例としてのロールネック嵌合穴41側に向いている状態で、ロックピン3を、ロックピン挿通穴39に挿通する。その後、圧延ロール1のロールネック部43を、ロールネック嵌合穴41に挿入する。最後に、以下に詳述する方法で、ロックピン3を回動することにより、ロックピン3の周部47を、ロールネック部43の係合溝48に係合して、ロールネック部43の軸方向の移動の規制を行い、連結構造を形成する。
図1に示すように、上記ロックピン3およびワッシャ5は、ロックピン3の径方向に延在する有底のピン挿通穴65を有し、そのピン挿通穴65には、ピン67が挿通されて固定されている。上記ピン67は、ワッシャ5よりも径方向の外方側に突出している。上記ピン67は、挿通部材としてのカップリング2およびワッシャ5に係合している。上記ピン67は、カップリング2に対してワッシャ5を相対回転不可にしている。上記ピン67は、ロックピンアッセンブリ7の係合部を構成している。
図2は、ロックピン3を、カップリング2に対して回動不可にするロックピン3の回り止め構造を説明する模式図である。尚、図2において、67は、図1に65で示すピン挿入穴に挿通されているピンを示している。
図2に示すように、上記カップリング2は、ピン67の頭部の曲率に略一致する略半円状の切欠部90を有している。この切欠部90は、挿通部材の被係合部を構成している。この実施形態では、人が、ロックピン3を、ロックピン3の頭部31側から押し込んで、ロックピン3をカップリング2に対して図3に矢印Aで示す方向に、ロックピン3の軸方向に移動させることにより、切欠部90に嵌りこんで切欠部90に係合していたピン67の頭部を、切欠部90から引き離すことができて、ロックピン3の回り止めを解除できるようになっている。
一方、図1を参照して、人が、ロックピン3に力を付与しない場合には、ばね部材4によってロックピン3の頭部31が受ける図3に矢印Bで示す軸方向の力により、ピン67の頭部が切欠部90に嵌り込んで、ロックピン3が、カップリング2に対して回動できないようになっている。このようにして、連結構造において、ロールネック部43の軸方向の移動の規制を確実なものにしている。
尚、上記切欠部90は、カップリング2におけるロックピン挿通穴39の周囲に、180度の位相差を設けた状態で2箇所形成されている。このことから、上記ロックピン3は、カップリング2に対するロールネック部43の軸方向の移動を規制する軸方向規制位置と、ロールネック部43が、カップリング2に挿通可能な軸挿入可能位置とで、回り止めされることが可能になっている。
上記実施形態のロックピンアッセンブリ7によれば、ロックピン3の軸32側に係合部が存在していて、ロックピン3の頭部31を、ロックピン3の軸32側に押圧することにより、係合部の係合を解除することができる。したがって、作業員にとって、引っ張りより格段に簡単な押圧により、係合部の係合を解除できると共に、作業員が回動可能な頭部31側に位置しているから、上記引っ張りによる係合の解除の後に、更にロックピン3を回動させることも容易に行うことができる。したがって、一人で係合を解除することが可能で、作業工数を削減することができる。
また、上記実施形態の連結構造によれば、ロックピン3と、カップリング2との係合が、ロックピン3の軸32側に存在していて、ロックピン3の頭部31側に存在していないから、ばね部材4を、ロックピン3の頭部31側に配置することができて、ばね部材4を、頭部31の軸32側の端面で押圧することができる。したがって、連結構造にばね部材4を簡易に配置することができて、一人でロックピン3を回動できて、作業工数を削減できる構造を、簡易に構築することができる。
尚、上記実施形態では、ロックピン3およびワッシャ5に固定されたピン67の頭部をカップリング2の切欠部90に嵌合することにより、ロックピン3の回り止めを行った。しかしながら、この発明では、ワッシャの挿通部材側の面を、周方向に交互に凹凸が現れるように加工すると共に、そのワッシャの面に接触する挿通部材の面を、上記凹凸に係合する凹凸状に加工して、上記ワッシャの面の凹凸と、上記挿通部材の面の凹凸とを嵌合うことによりロックピンの回り止めを行っても良い。このようにして、係合部をピンを使用せずに構成しても良い。
また、上記実施形態では、ロックピン3の回り止めを、ロックピンアッセンブリ7の凸部と、カップリング2の凹部とを係合することにより行ったが、この発明では、ロックピンアッセンブリに凹部を形成すると共に、カップリングに凸部を形成して、ロックピンアッセンブリの凹部とカップリングの凸部とを係合することにより、ロックピンの回り止めを行っても良い。このように、回り止め機構を構成する係合部は、ロックピンが、挿通部材に対して相対回転不可になる構造であれば、如何なる構造でも良い。
また、本発明のロックピンアッセンブリが、圧延機の圧延ロールを、駆動軸に連結されたカップリングに連結する連結構造以外の用途で使用できることは、勿論である。
1 圧延ロール
2 カップリング
3 ロックピン
4 ばね部材
5 ワッシャ
6 ナット
7 ロックピンアッセンブリ
31 ロックピンの頭部
32 ロックピンの軸
35 ロックピンの切欠部
36 ロックピンのねじ部
39 カップリングのロックピン挿通穴
41 カップリングのロールネック嵌合穴
90 カップリングの切欠部

Claims (2)

  1. 頭部と、上記頭部に連なると共に、切欠部と切欠部よりも先端側に位置するねじ部とを有する軸とを有するロックピンと、
    上記ロックピンの上記ねじ部に螺合されるナットと、
    上記ロックピンが挿通される挿通部材と、上記ナットとの間に位置するワッシャと、
    上記挿通部材に対して上記ワッシャを相対回転不可にする係合部と
    を備えることを特徴とするロックピンアッセンブリ。
  2. 請求項1に記載のロックピンアッセンブリと、
    上記挿通部材と
    を備え、
    上記挿通部材は、
    上記ロックピンを挿通するためのロックピン挿通穴と、
    上記ロックピン挿通穴に連通すると共に、上記ロックピン挿通穴の軸方向に略直交する方向に延在する軸嵌合穴と、
    上記係合部に係合することによって、上記ロックピンを上記ロックピン挿通穴に対して回転不可にする被係合部と
    を有し、
    上記軸嵌合穴に嵌合される軸部材と、
    上記ロックピンの上記頭部の上記ねじ部側の端面と、上記挿通部材の上記軸方向の端面との間に配置された付勢部材と
    を備えることを特徴とする連結構造。
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