JP2014047726A - タービンハウジング及び排気タービン過給機 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却性能を適切に維持することのできるタービンハウジング、及び該タービンハウジングを備える排気タービン過給機を提供する。
【解決手段】タービンハウジング31は、タービンホイール32の周囲を囲うとともに、タービンホイール32の外周側に内燃機関1の排気が供給される環状のスクロール通路34を有し、タービンホイール32の軸線方向に供給された排気が排出されるタービン室33を有する。タービンハウジング31は、スクロール通路34に隣接して冷却通路35が形成されており、タービン室33は、冷却通路35を形成する部材と同一の部材によって形成された外周部42と、冷却通路35を形成する部材よりも熱伝導率の低い部材によって形成され、外周部42の内側に配置される内壁部41とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンの排気のエネルギによって回転駆動されるタービンホイールの周囲を囲うタービンハウジング、及び該タービンハウジングを備え、タービンホイールの回転に応じて過給を行なう排気タービン過給機に関する。
従来、この種のタービンホイール及び排気タービン過給機としては例えば特許文献1に記載のタービンハウジング及び当該タービンハウジングを備えた排気タービン過給機がある。
特許文献1に記載のタービンハウジングは、タービンホイールを取り囲むように渦巻き状をなすスクロール室と、スクロール室からタービンホイールの軸線方向に開口する排気ガス排出口と、スクロール室の排気ガス排出口側の近傍にあって該スクロール室の略全周囲に配置されるハウジング内冷却水通路とを備えている。また、タービンハウジングは、その熱容量を小さくするため、比熱の小さいアルミニウム合金にて形成されている。これにより、エンジンの冷間始動時において排気ガスがタービンハウジングから奪われる熱量を減少させて、短時間のうちに排気ガスが触媒コンバータの触媒温度を活性温度まで上昇させることができるようにしている。
特開2008−19711号公報
アルミニウム合金から形成されるタービンハウジングは、比熱が小さくなるとともに、熱伝導率も高くなる。つまり、特許文献1に記載のようなタービンハウジングでは、排気ガスの冷却性能が向上するため、ハウジング内冷却水通路を流れている冷却水に伝達される熱量が増加するようになるものの、冷却水の熱量が増加すると、当該冷却水の熱を放熱させるラジエータの熱容量が不足するおそれもある。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、冷却性能を適切に維持することのできるタービンハウジング、及び該タービンハウジングを備える排気タービン過給機を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果を記載する。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、タービンホイールの周囲を囲うとともに、前記タービンホイールの外周側にエンジンの排気が供給される環状のスクロール通路を有し、前記タービンホイールの軸線方向に前記供給された排気が排出される排出通路を有するタービンハウジングにおいて、前記スクロール通路に隣接して冷却通路が形成されており、前記排出通路は、前記冷却通路を形成する部材と同一の部材によって形成された外周部と、前記冷却通路を形成する部材よりも熱伝導率の低い部材によって形成され、前記外周部の内側に配置される内壁部とを備えることを要旨とする。
このような構成によれば、排出通路内の排気ガスから冷却通路内の冷却水などの冷媒に伝達される熱量が減少するようになる。これにより、タービンハウジングに必要とされる冷却は維持されるとともに、冷却通路内の冷却水(冷媒)が過剰に温度上昇することも抑制されるようになる。
通常、冷却水の熱はラジエータから放熱されるため、冷却水の熱量が増加するとラジエータの放熱量も増加させる必要が生じて、ラジエータの設計変更や大型化を招くおそれもある。この構成により、冷却水の熱量を適切に調整することで、ラジエータを含む冷却システムに生じる影響を無くしたり、軽減させることができるようにもなる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のタービンハウジングにおいて、前記内壁部は、前記タービンホイール側の先端が所定の隙間を介して前記タービンホイールに対向していることを要旨とする。
このような構成によれば、排出通路の入口であるタービンホイールの近傍、いわゆるシュラウド部に内壁部が設けられるため冷却水へ伝達される熱量がより好適に調整されるようになる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のタービンハウジングにおいて、前記内壁部は筒状に形成されていることを要旨とする。
このような構成によれば、排出通路の外周部が内壁部に覆われるため排出通路から冷却水へ伝達される熱量を少なくすることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のタービンハウジングにおいて、前記内壁部は、前記外周部に挿入されていることを要旨とする。
このような構成によれば、外周部へ挿入することで内壁部を外周部に配置することができるため排出通路の形成が容易になる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のタービンハウジングにおいて、前記内壁部は、前記タービンホイール側とは反対側の基端にフランジ部を有し、前記フランジ部が、前記外周部の前記スクロール通路とは反対側の端面に当接されていることを要旨とする。
このような構成によれば、フランジ部が外周部においてスクロール通路の反対側の端面に当接するため、排出通路における内壁部の配置位置を、排気が流れるタービンホイールの軸線方向に対して安定させたり、精度を高く維持させたりすることができる。特に、内壁部の先端部がタービンホイールに対向する場合、タービンホイールとの間の隙間距離が高い精度で維持されるため、タービンホイールの回転に影響を生じさせるおそれが軽減される。また、タービンホイールと内壁部との距離を短くすることができるためタービン効率をより高くすることができる。
さらに、フランジ部により位置決めができるようになることで、簡単かつ精度が高い組み立てを可能にもする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載のタービンハウジングにおいて、前記排出通路は、前記外周部と前記内壁部との間にシール部材を備えることを要旨とする。
このような構成によれば、外周部と内壁部との間に排気が漏れることを防ぐことができる。また、内壁部のタービンホイールの軸線方向の位置がシール部材に影響を受けることもない。つまり、シール部材が内壁部の先端とタービンホイールとの間の隙間距離に影響を与えたりすることもない。つまり、内壁部がフランジ部を有する場合、フランジ部にガスケットなどを介在させると生じる内壁部の先端の位置の変化が生じるおそれもない。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のタービンハウジングにおいて、前記シール部材はCリングであることを要旨とする。
このような構成によれば、Cリングによって外周部と内壁部との間を好適にシールすることができる。
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載のタービンハウジングにおいて、前記シール部材は金属パッキンであることを要旨とする。
このような構成によれば、金属パッキンによって外周部と内壁部との間を好適にシールすることができる。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれか一項に記載のタービンハウジングにおいて、前記タービンハウジングはアルミニウム合金を含んで形成されていることを要旨とする。
このような構成によれば、熱伝導率の高いアルミニウム合金から構成されるタービンハウジングから冷却水に伝達される熱量を内壁部によって抑制することができる。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9のいずれか一項に記載のタービンハウジングにおいて、前記内壁部は鋳鉄を含んで形成されていることを要旨とする。
このような構成によれば、冷却通路を形成する部材よりも熱伝導率の低い鋳鉄により、排出通路から冷却水に伝達される熱量が抑制される。
上記目的を達成するため、請求項11に記載の発明は、エンジンの排気によって回転されるタービンホイールと、前記タービンホイールを取り囲むタービンハウジングと、前記タービンホイールに連結され、該タービンホイールから伝達される回転により従動回転して吸気を過給するコンプレッサホイールとを備えた排気タービン過給機であって、前記タービンハウジングとして上記記載のタービンハウジングを備えることを要旨とする。
このような構成によれば、排出通路内の排気ガスから冷却通路内の冷却水に伝達される熱量が減少するようになる。これにより、排気タービン過給機は、タービンハウジングに必要とされる冷却が維持されるとともに、冷却通路内の冷却水が過剰に温度上昇することも抑制される。通常、冷却水の熱はラジエータから放熱されるため、冷却水の熱量が増加するとラジエータの放熱量も増加させる必要が生じて、ラジエータの設計変更や大型化を招くおそれもある。この構成により、冷却水の熱量を適切に調整することで、ラジエータを含む冷却システムに生じる影響を無くしたり、軽減させることができるようにもなる。
本発明に係る排気タービン過給機を具体化した第1の実施形態について、その断面構造を示す断面図。 本発明に係る排気タービン過給機を具体化した第2の実施形態について、その断面構造を示す断面図。 同実施形態におけるシール部材の拡大構造を示す断面図。
(第1の実施形態)
本発明に係る排気タービン過給機を具体化した第1の実施形態としてのターボチャージャ10について、図1に従って説明する。
図1に示すように、ターボチャージャ10は、エンジンとしての内燃機関1の吸気通路2に配設されるコンプレッサ20と、内燃機関1の排気通路3に配設されるタービン30と、これらコンプレッサ20およびタービン30を連結するセンターハウジング11とを備えている。
センターハウジング11には、シャフト12が回転可能に支持されており、同シャフト12の一端にはコンプレッサ20を構成するコンプレッサホイール22が固定され、他端にはタービン30を構成するタービンホイール32が固定されている。このターボチャージャ10は、コンプレッサホイール22とタービンホイール32とが一体回転する構造になっている。
コンプレッサ20は、コンプレッサホイール22を収容するコンプレッサハウジング20Aを備えている。コンプレッサハウジング20Aの内部にはコンプレッサ室21が形成されている。そしてコンプレッサホイール22はコンプレッサ室21に収容されている。コンプレッサ室21はコンプレッサホイール22の回転軸心L1に沿って延設されている。コンプレッサハウジング20A内には、コンプレッサホイール22の外周において渦巻形状で延びるスクロール通路23が形成されている。スクロール通路23はコンプレッサ室21の内周壁の全周にわたって開口されている。スクロール通路23には内燃機関1の気筒へ延びる吸気通路2が接続される。
タービン30は、タービンホイール32を収容するタービンハウジング31を備えている。タービンハウジング31の内部には排出通路としてのタービン室33が形成されている。そしてタービンホイール32はタービン室33に収容されている。
タービンハウジング31は、ハウジング本体40とハウジング本体40に嵌め込まれる内壁部41とを備えている。ハウジング本体40は、熱伝導率の高い材料、例えばアルミニウム合金から構成されている。ハウジング本体40内には、タービンホイール32の外周において渦巻形状で延びるスクロール通路34が形成されている。スクロール通路34は、その出口がタービン室33の内周壁においてその全周にわたって環状に開口されている。スクロール通路34には内燃機関1の気筒から延びる排気通路3が接続される。
ハウジング本体40には、タービンホイール32の回転軸心L1に沿って延びる筒状の外周部42が形成されている。外周部42は、スクロール通路34の出口からタービンホイール32の回転軸心L1に沿って延設されている。外周部42には内壁部41が配置されている。
内壁部41は、ハウジング本体40よりも熱伝導率の低い材料、例えば耐熱鋳鉄から構成されている。内壁部41は、ハウジング本体40の下流側から外周部42に嵌めこむことができる筒状に形成されており、外周部42に挿入され、該外周部42に嵌めこまれることでスクロール通路34の出口からタービンホイール32の回転軸心L1に沿って延設される。これにより、外周部42に配置された内壁部41はその筒内をタービン室33の内周壁の全部もしくは一部として構成させる。つまり、タービン室33は、外周部42と内壁部41とを備え、その内周壁の全部もしくは一部が内壁部41により構成される。
内壁部41は、タービン室33における排気(ガス)の流れ方向上流側(以下、単に上流側)の先端部41aがタービンホイール32の羽根に対向する位置に配置されている。つまり、内壁部41の先端部41aは、スクロール通路34の出口部分、いわゆるシュラウド部を構成する。内壁部41の先端部41aとタービンホイール32の羽根との間は、タービンホイール32への回転力の付与に適した隙間距離となるように内壁部41は外周部42に配置されている。スクロール通路34から排出される高温の排気が内壁部41の先端部41aとタービンホイール32の羽根との間を通過することで、タービンホイール32に回転力を付与するようになっている。
このような構成であることから、ターボチャージャ10では、内燃機関1の排気がスクロール通路34を介してタービンホイール32に吹き付けられると、タービンホイール32が排気流のエネルギを受けることによって回転する。そして、このタービンホイール32の回転がシャフト12を通じてコンプレッサ20のコンプレッサホイール22に伝達されて、同コンプレッサホイール22が回転する。これによりコンプレッサ20内では、コンプレッサホイール22の回転による遠心力の作用により、同コンプレッサ20の入口部からコンプレッサ室21に流入する吸気がスクロール通路23、ひいては内燃機関1の気筒へと送られる。内燃機関1では、こうした排気の持つエネルギを利用した過給を行うことで、その出力向上を図っている。
本実施形態では、ハウジング本体40はアルミニウム合金から構成されているため、タービンハウジング31はニッケルやクロム等を含んだ耐熱鋳鋼や耐熱鋳鉄よりも比熱が低くなりその熱容量が低減される。これにより、内燃機関1の冷間始動時に排出される排気はタービンハウジング31により奪われる熱量が減少し、ターボチャージャ10の下流に設けられる触媒の温度を迅速に上昇させて触媒を早期に活性化させることができる。さらに内壁部41は、ハウジング本体40よりも熱伝導率の低い材料、例えば耐熱鋳鉄から構成されていることから、スクロール通路34から流出した排気については温度低下を抑制する(熱損失を低減させる)ことができる。特に、シュラウド部は排気の流速が速く熱伝導量が多いことから、シュラウド部を内壁部41により構成することで排気の温度低下を大きく抑制することができる。
また、ハウジング本体40内には、タービンハウジング31を冷却するための冷媒としての冷却水を流す冷却通路35が設けられている。つまりハウジング本体40内には、スクロール通路34と冷却通路35とが一体に形成されている。ハウジング本体40はスクロール通路34を流れる高温の排気により耐久性の低下が懸念されるため、冷却通路35を通じてハウジング本体40を冷却することで、タービン30としての耐久性を維持させるようにしている。
冷却通路35は、スクロール通路34の渦巻形状の外周に沿って、スクロール通路34を取り囲むように設けられている。詳述すると、冷却通路35は、スクロール通路34の外周に沿って配置されている。また冷却通路35は、スクロール通路34のタービン室33における排気の流れ方向下流側(以下、単に下流側)にも通路が拡がっている。このため下流側から見ると、環状のスクロール通路34の側面及び外周を覆うように冷却通路35が配置される。なお、スクロール通路34は周方向の位置に応じて内径が変化することや、タービン30の構造上の制約などから、冷却通路35の形状は多少いびつになることが避けられず、下流側から見たときスクロール通路34の側面や外周に配置されない部分があってもよい。
冷却通路35は、冷却水を循環させることができるようにラジエータ5に接続されている。ラジエータ5は、冷却水の熱を放熱させることで冷却水による冷却を継続及び維持させる。つまり冷却通路35は、ラジエータ5から供給された冷却水を通過させることで、タービンハウジング31の熱を冷却水へ与える熱交換を行うことによってタービンハウジング31を冷却させる。タービンハウジング31を冷却した冷却水は、冷却通路35からラジエータ5に戻される。そしてラジエータ5は、冷却水から、当該冷却水に与えられた熱量、もしくはそれ以上の熱量を放熱させることで、循環する冷却水による継続した冷却を可能にしている。こうしたことから、冷却通路35を通過した冷却水がタービン30から受ける熱量が多くなると、ラジエータ5から放熱させる放熱量を多くさせる必要が生じ、ラジエータ5の大型化などが必要になるおそれもある。
本実施形態では、ハウジング本体40は、熱伝導率の高いアルミニウム合金から構成されていることから、排気の熱は迅速に冷却水に与えられる、つまり冷却水の温度は迅速に上昇する。その一方、スクロール通路34から流出した排気の熱は、内壁部41の熱伝導率がアルミニウム合金よりも低いことから冷却水への伝達が抑制される。これにより、アルミニウム合金からなるハウジング本体40の耐久性を維持しつつ、排気を必要以上に冷却しないようにすることができる。また、排気の温度を必要以上に低下させないようにできることから、冷却水へ与えられる熱量の増加が抑制され、ラジエータ5の大型化を招く放熱量の増加を抑制することができる。つまり、本実施形態のタービンハウジング31によれば、ラジエータ5の大型化に伴う燃費や搭載性の悪化が抑制されるようになる。特に、シュラウド部は熱伝導量が多いことから、シュラウド部を内壁部41により構成することで冷却水に伝達される熱量を大きく抑制することができる。
また、内壁部41は、下流側に外周部42の外周よりも大きな形状のフランジ部41bを備えている。内壁部41のフランジ部41bは、その上流側側面が外周部42の下流側端部42bに当接する。フランジ部41bは、外周部42に内壁部41が嵌めこまれた状態で下流側端部42bに当接することによって、内壁部41を、外周部42内を上流側に移動させないようにしている。また、フランジ部41bには、第1の締結孔43が形成されている。フランジ部41bは、第1の締結孔43に挿通されたボルト44によってタービン30に固定される。これによって、内壁部41は外周部42に対し、回転軸心L1方向に対して固定されるとともに、回転軸心L1を中心軸とした回転方向に対しても固定される。
さらに、フランジ部41bは、フランジ部41bから下流側向けて突出する連結ボルト46を備えている。連結ボルト46は、その頭部をフランジ部41bの上流側に配置させるように、フランジ部41bに貫通形成された第2の締結孔45を下流側から上流側に貫通されることで、ねじ部がフランジ部41bの下流側に配置される。フランジ部41bは、フランジ部41bに対向するように配置される出口管50のフランジ部に連結ボルト46のねじ部を挿通させ、出口管50のフランジ部を挿通した連結ボルト46のねじ部にナットを締め付けることで出口管50が固定連結される。
フランジ部41bによって、内壁部41は、外周部42に対する先端部41aの配置位置が規定されるため、内壁部41がハウジング本体40に高い精度で配置されるようになる。また、外周部42に内壁部41が挿入されるとき、内壁部41はフランジ部41bによって位置決めされるため、高い精度を維持した取付けが容易に行えるようになる。これにより、いわゆるシュラウド部におけるタービンホイール32の羽根と内壁部41の先端部41aとの間の隙間距離が高い精度で設定される。なお、タービンホイール32の羽根と内壁部41の先端部41aとの間の隙間距離はタービン30の性能に影響を与えるおそれが高いが、本実施形態では離間距離が高い精度で設定されるため、タービン30の性能に影響を与えるおそれが軽減される。また、高い距離精度に基づいて、タービンホイール32の羽根と内壁部41との離間距離をより短く設定することで、離間距離の影響を受けるタービン効率をより高くすることもできる。
また、内壁部41の外周面には周状の凹部41cが形成されており、その凹部41cにはシール部材としてのCリング47が嵌合されている。Cリング47は、その断面が凹部41cに収容可能な大きさである。一方、Cリング47は外方に少し拡がる形状に形成されている。そのため凹部41cに配置されたCリング47は、その外周部分が凹部41cから外部へはみ出すとともに、その外周部分が外周部42の内周よりも大きい形状となっている。このため、内壁部41が外周部42に挿入されると、Cリング47はその外周部分が外周部42の内周に押付けられつつ、内壁部41の凹部41cに収容される。このように、Cリング47の外周が外周部42の内周に当接することで、Cリング47は外周部42と内壁部41との間の隙間を封止、いわゆるシールする。
なお、外周部42と内壁部41との間のシールは、フランジ部41bと下流側端部42bとの間にパッキン等を挟むことでもできるが、パッキン等の厚みが、タービンホイール32の羽根と内壁部41の先端部41aとの間の隙間距離に変化を及ぼすおそれがある。上述の通り、タービンホイール32の羽根と内壁部41の先端部41aとの間の隙間距離はタービン30の性能に影響を与えるおそれが高い。一方、Cリング47は、外周部42と内壁部41との間に配置されるため、タービンホイール32の羽根と内壁部41の先端部41aとの間の隙間距離を変化させるおそれがない。つまり、Cリング47によるシールによって、シュラウド部におけるタービンホイール32の羽根と内壁部41の先端部41aとの隙間距離を精度高く維持することができるようになる。
次に、タービンハウジング31の作用について説明する。
タービンハウジング31は、スクロール通路34を流れる排気によって温度が上昇するが、その上昇温度は冷却通路35を流れる冷却水に伝達され、温度上昇が抑制される。このとき、排気の温度も低下する。
そしてスクロール通路34から流出した排気は、シュラウド部(タービン室33)を高速で流れるため、タービンハウジング31により多くの熱を伝達させる。しかしながら、シュラウド部に熱伝導率の低い内壁部41を配置しているため、タービンハウジング31に伝達される熱量が抑制され、シュラウド部からの熱によるタービンハウジング31の温度上昇が抑制される。タービンハウジング31の温度上昇が抑制されるだけ、冷却水の温度上昇も抑制され、冷却水から放熱させるラジエータの放熱量を抑えることができる。
以上説明したように、本実施形態に係るタービンハウジング及び排気タービン過給機は、以下に列記する効果を有する。
(1)内壁部41を設けることにより、タービン室33内の排気ガスから冷却通路35内の冷却水に伝達される熱量が減少するようになる。これにより、タービンハウジング31に必要とされる冷却は維持されるとともに、冷却通路35内の冷却水が過剰に温度上昇することも抑制されるようになる。
通常、冷却水の熱はラジエータ5から放熱されるため、冷却水の熱量が増加するとラジエータ5の放熱量も増加させる必要が生じて、ラジエータ5の設計変更や大型化を招くおそれもある。上記構成にすることで、冷却水の熱量を適切に調整することで、ラジエータ5を含む冷却システムに生じる影響を無くしたり、軽減させることができるようにもなる。
(2)タービン室33の入口であるタービンホイール32の近傍、いわゆるシュラウド部に内壁部41が設けられるため冷却水へ伝達される熱量がより好適に調整されるようになる。
(3)タービン室33の内周壁(外周部)が内壁部41に覆われるためタービン室33から冷却水へ伝達される熱量を少なくすることができる。
(4)外周部42へ挿入することで内壁部41を外周部42に配置することができるためタービン室33の形成が容易になる。
(5)フランジ部41bが外周部42においてスクロール通路34の反対側の下流側端部42bの端面に当接するため、タービン室33における内壁部41の配置位置を、排気が流れるタービンホイール32の軸線(回転軸心L1)方向に対して安定させたり、精度を高く維持させたりすることができる。特に、内壁部41の先端部41aがタービンホイール32に対向する場合、タービンホイール32との間の隙間距離が高い精度で維持されるため、タービンホイール32の回転に影響を生じさせるおそれが軽減される。また、タービンホイール32と内壁部41との距離を短くすることができるようになるためタービン効率をより高くすることができる。
さらに、フランジ部41bにより位置決めができるようになることで、簡単かつ精度が高い組み立てを可能にもする。
(6)Cリング47のシールによって、外周部42と内壁部41との間に排気が漏れることを防ぐことができる。また、内壁部41のタービンホイール32の軸線(回転軸心L1)方向の配置位置がCリング47の影響を受けることもない。つまり、Cリング47が内壁部41の先端部41aとタービンホイール32の羽根との間の隙間距離に影響を与えたりすることもない。つまり、内壁部41がフランジ部41bを有する場合、フランジ部41bにガスケットなどを介在させると生じる内壁部41の先端部41aの配置位置の変化が生じるおそれもない。
(7)Cリング47によって外周部42と内壁部41との間を好適にシールすることができる。
(8)熱伝導率の高いアルミニウム合金から構成されるタービンハウジング31から冷却水に伝達される熱量を内壁部によって抑制することができる。
(9)冷却通路35を形成する部材よりも熱伝導率の低い鋳鉄により、タービン室33から冷却水に伝達される熱量が抑制される。
(第2の実施形態)
次に、本発明にかかる排気タービン過給機について、図2及び図3を参照して説明する。
本実施形態では、シール部材としてCリング47の代わりに金属パッキン48が設けられることが、第1の実施形態の構成と異なるが、その他の構成は同様である。そこで以下では、第1の実施形態に対して相違する点を中心に説明し、同様の構成については同一の符号を付してその詳細な説明を割愛する。
図2に示すように、タービン30のハウジング本体40は、外周部42の下流側端部42bに該外周部42の周壁に沿う環状の凹部40cを備えている。凹部40cは、外周部42の下流側端部42bにおいて、外周部42の周壁を外側に拡大させた形状になっており、下流方向から見ると、手前に凹部40cが配置され、その先に、凹部40cより一回り小さい外周を有する外周部42の周壁が配置されている。つまり凹部40cは、外周部42の筒内方向、及び、下流方向に開口している。
図3に示すように、凹部40cには、環状の金属パッキン48が配置されている。金属パッキン48は、環の内側の形状が外周部42の周壁とほぼ同じ形状であり、環の外側の形状が凹部40cの環形状とほぼ同じ形状である。金属パッキン48は、環方向断面において、環の内側に凹み48cを有している。そして、凹み48cの上流側には上流側壁部48aが配置され、凹み48cの下流側には下流側壁部48bが配置されている。上流側壁部48a及び下流側壁部48bはそれぞれ排気圧で外方に変形する強度を有している。このため、金属パッキン48は、凹み48cに流入した排気の圧力で該凹み48cの開口が拡がるように、上流側壁部48aと下流側壁部48bとがそれぞれ外方に移動する。
次に、金属パッキン48の作用について説明する。
外周部42と内壁部41との間に流入した排気が凹部40cの金属パッキン48の凹み48cの開口から凹み48cに流入することで、凹み48c両側の上流側壁部48a及び下流側壁部48bが押し開かれる。押し開かれた上流側壁部48aは外周部42の凹部40cの上流側側面に押し付けられ、外周部42と金属パッキン48との間の隙間を封止する。また、押し開かれた下流側壁部48bは内壁部41のフランジ部41bの上流側側面に押し付けられ、フランジ部41bと金属パッキン48との間の隙間を封止する。つまり、外周部42と内壁部41との間が金属パッキン48により塞がれることになるため、外周部42と内壁部41との間に流入した排気が、その間を通過して流出することが抑制されたり、防止されたりする。
以上説明したように、本実施形態のタービンハウジング及び排気タービン過給機によれば、先の第1の実施形態で記載した効果(1)〜(5),(8),(9)に加え、以下に列記するような効果が得られるようになる。
(10)金属パッキン48によって外周部42と内壁部41との間を好適にシールすることができる。
(その他の実施形態)
なお上記各実施形態は、以下の態様で実施することもできる。
・上記各実施形態では、内壁部41は鋳鉄から構成されている場合について例示したがこれに限らず、内壁部は、鋳鉄を含む部材から構成されていてもよい。これにより、内壁部の設計自由度の向上が図られる。
・上記各実施形態では、内壁部41は鋳鉄から構成されている場合について例示した。しかしこれに限らず、内壁部は、ハウジング本体よりも熱伝導率が低い材料から構成されているのであれば、アルミニウムや、アルミニウム合金や、ニッケルやクロム等を含んだ耐熱鋳鋼や、耐熱鋳鉄などの金属から構成されてもよい。また、セラミックなどの金属以外の材料から構成されていてもよい。これにより、内壁部の設計自由度の向上が図られる。
・上記各実施形態では、ハウジング本体40はアルミニウム合金から構成されている場合について例示したがこれに限らず、ハウジング本体は、アルミニウム合金を含む材料から構成されていてもよい。これにより、ハウジング本体の設計自由度の向上が図られる。
・上記各実施形態では、ハウジング本体40は、アルミニウム合金から構成されている場合について例示した。しかしこれに限らず、ハウジング本体は、アルミニウムや、ニッケルやクロム等を含んだ耐熱鋳鋼や、耐熱鋳鉄などの金属から構成されてもよい。これにより、ハウジング本体の設計自由度の向上が図られる。
・上記各実施形態では、シール部材がCリング47や金属パッキン48である場合について例示したが、これに限らず、シールできるのであれば、シール部材はOリングなど、他の形状であってもよい。また、耐久性が維持できるのであれば、シール部材はゴムやプラスチックなど金属以外の材料から形成されていてもよい。これにより、シール部材の選択自由度が向上し、タービンハウジングの設計自由度の向上が図られる。
・上記各実施形態では、Cリング47や金属パッキン48などのシール部材が設けられる場合について例示したが、これに限らず、外周部と内壁部との間からの排気の流出が少なければ、シール部材を設けなくてもよい。これにより、タービンハウジングの設計自由度の向上が図られる。
・上記各実施形態では、内壁部41にはフランジ部41bが設けられている場合について例示した。しかしこれに限らず、内壁部を、外周部の所定の配置位置に配置することができるのであれば、内壁部にフランジ部が設けられなくてもよい。例えば、外周部の途中に段差を設け、下流側から外周部に挿入した内壁部が当該段差に当接するようにすれば、内壁部の上流側への移動が防止される。これにより、タービンハウジングの設計自由度の向上が図られる。
・上記各実施形態では、タービンハウジング31は外周部42に内壁部41が挿入配置される場合について例示した。しかしこれに限らず、タービンハウジングは外周部に内壁部を配置させることができるのであれば、外周部に内壁部を配置する方法は挿入以外の方法でもよい。例えば、ハウジング本体をダイカストで製造する場合、ハウジング本体の金型に内壁部を配置しておくことで、成型したハウジング本体に内壁部を配置させるようにしてもよい。これにより、タービンハウジングの設計や製造の自由度の向上が図られる。
・上記各実施形態では、タービン室33、つまり内壁部41及び外周部42は回転軸心L1方向に対する断面が円形の筒状である場合について例示した。しかしこれに限らず、内壁部41及び外周部42は回転軸心L1方向に対する断面は楕円でも、角に曲率を有する多角形であってもよい。これにより、タービンハウジングの設計自由度の向上が図られる。
・上記各実施形態では、内壁部41が筒状である場合について例示した。しかしこれに限らず、タービン室の壁部の少なくとも一部を構成するのであれば、内壁部は、フランジ部から外周部へ1又は複数の板状部材が短冊状に延出される形態であってもよい。例えば、内壁部は、半円状であってもよい。これによっても、スクロール通路から流出した排気の冷却が内壁部で抑制されるようになる。この場合、外周部の内周壁の形状を、内壁部の形状に適合させていると好適である。これにより、タービンハウジングの設計自由度の向上が図られる。
・上記各実施形態では、内壁部41の先端部41aがタービンホイール32の羽根に対向する場合について例示した。しかしこれに限らず、内壁部の先端部は、タービンホイールの羽根に対向しない位置、つまり外周部の途中に配置されてもよい。この場合、外周部の内周壁が、内壁部の形状に適合するように形成されていると好適である。これによっても、タービン室の排気の冷却が内壁部の部分で抑制されるようになる。
・上記各実施形態では、冷媒が冷却水である場合について例示したが、これに限らず冷媒は、油など水以外であってもよい。これによりタービンハウジングの設計自由度の向上が図られる。
・上記各実施形態では、内燃機関1の用途は特に限定していないが、内燃機関は、例えば車両などの移動体に搭載される内燃機関でもよい。
1…内燃機関、2…吸気通路、3…排気通路、5…ラジエータ、10…ターボチャージャ、11…センターハウジング、12…シャフト、20…コンプレッサ、20A…コンプレッサハウジング、21…コンプレッサ室、22…コンプレッサホイール、23…スクロール通路、30…タービン、31…タービンハウジング、32…タービンホイール、33…タービン室、34…スクロール通路、35…冷却通路、40…ハウジング本体、40c…凹部、41…内壁部、41a…先端部、41b…フランジ部、41c…凹部、42…外周部、42b…下流側端部、43…第1の締結孔、44…ボルト、45…第2の締結孔、46…連結ボルト、47…Cリング、48…金属パッキン、48a…上流側壁部、48b…下流側壁部、50…出口管。

Claims (11)

  1. タービンホイールの周囲を囲うとともに、前記タービンホイールの外周側にエンジンの排気が供給される環状のスクロール通路を有し、前記タービンホイールの軸線方向に前記供給された排気が排出される排出通路を有するタービンハウジングにおいて、
    前記スクロール通路に隣接して冷却通路が形成されており、
    前記排出通路は、前記冷却通路を形成する部材と同一の部材によって形成された外周部と、前記冷却通路を形成する部材よりも熱伝導率の低い部材によって形成され、前記外周部の内側に配置される内壁部とを備える
    ことを特徴とするタービンハウジング。
  2. 前記内壁部は、前記タービンホイール側の先端が所定の隙間を介して前記タービンホイールに対向している
    請求項1に記載のタービンハウジング。
  3. 前記内壁部は筒状に形成されている
    請求項1又は2に記載のタービンハウジング。
  4. 前記内壁部は、前記外周部に挿入されている
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のタービンハウジング。
  5. 前記内壁部は、前記タービンホイール側とは反対側の基端にフランジ部を有し、前記フランジ部が、前記外周部の前記スクロール通路とは反対側の端面に当接されている
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のタービンハウジング。
  6. 前記排出通路は、前記外周部と前記内壁部との間にシール部材を備える
    請求項1〜5のいずれか一項に記載のタービンハウジング。
  7. 前記シール部材はCリングである
    請求項6に記載のタービンハウジング。
  8. 前記シール部材は金属パッキンである
    請求項6に記載のタービンハウジング。
  9. 前記タービンハウジングはアルミニウム合金を含んで形成されている
    請求項1〜8のいずれか一項に記載のタービンハウジング。
  10. 前記内壁部は鋳鉄を含んで形成されている
    請求項1〜9のいずれか一項に記載のタービンハウジング。
  11. エンジンの排気によって回転されるタービンホイールと、前記タービンホイールを取り囲むタービンハウジングと、前記タービンホイールに連結され、該タービンホイールから伝達される回転により従動回転して吸気を過給するコンプレッサホイールとを備えた排気タービン過給機であって、
    前記タービンハウジングとして請求項1〜10のいずれか一項に記載のタービンハウジングを備える
    ことを特徴とする排気タービン過給機。
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