JP2010038091A - 過給機付き内燃機関 - Google Patents

過給機付き内燃機関 Download PDF

Info

Publication number
JP2010038091A
JP2010038091A JP2008204080A JP2008204080A JP2010038091A JP 2010038091 A JP2010038091 A JP 2010038091A JP 2008204080 A JP2008204080 A JP 2008204080A JP 2008204080 A JP2008204080 A JP 2008204080A JP 2010038091 A JP2010038091 A JP 2010038091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turbine housing
housing
water pump
internal combustion
combustion engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008204080A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4947007B2 (ja
Inventor
Hironao Sunada
洋尚 砂田
Takahiro Sadamitsu
貴裕 貞光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2008204080A priority Critical patent/JP4947007B2/ja
Publication of JP2010038091A publication Critical patent/JP2010038091A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4947007B2 publication Critical patent/JP4947007B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

【課題】タービンハウジングの耐久性を向上させることができる過給機付き内燃機関を提供すること。
【解決手段】アルミニウム合金からなるシリンダブロック12にターボチャージャ20のタービンロータ21が装着されるアルミニウム合金からなるタービンハウジング22を設け、このタービンハウジング22をシリンダブロック12に設けられたウォータポンプハウジング17に隣接するようにウォータポンプ16と一体化させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、過給機付き内燃機関に関し、特に、過給機が一体的に設けられた過給機付き内燃機関に関する。
一般に、自動車等の車両に搭載された内燃機関にあっては、排気ガスの流体エネルギを利用して吸入空気を圧縮して空気密度を高め、これによって内燃機関の出力の増大を図る過給機(以下、ターボチャージャと呼ぶ)が設けられたものがある。
このターボチャージャは、排気通路の途中に設けられ、タービンハウジング内に配設されたタービンロータと、吸気通路の途中に設けられ、コンプレッサハウジング内に配設されたコンプレッサロータとがタービンシャフトによって連結されて構成されている。
そして、排気ガスの圧力によってタービンロータが回転すると、その回転力がタービンシャフトを介してコンプレッサロータに伝達され、このコンプレッサロータの回転によって吸入空気が燃焼室に向けて過給される。
このような構成を有するターボチャージャにあっては、低温の吸入空気に曝されるコンプレッサハウジングは、アルミニウム合金が使用されているが、タービンハウジングは、高温の排気ガスに曝されるため、ニッケルやクロム等を含んだ耐熱鋳鋼、若しくは、耐熱鋳鉄が使用されている。したがって、ターボチャージャは、大型、高重量化してしまうとともに、製造コストが高くなってしまう。
また、ターボチャージャは、排気系において排気ガスの通路上に設けられているため、タービンハウジングは、エキゾーストマニホールドに接続されている。このため、タービンハウジングをエキゾーストマニホールドに気密的に取付けるために、エキゾーストマニホールドにフランジを設け、このフランジにガスケットを介してタービンハウジングを取付ける必要があり、ターボチャージャを排気系に取付けるための部品点数が増大してしまうとともに、取付け作業が面倒なものとなってしまう。
このような不具合を解消するために、ターボチャージャをシリンダヘッドに内蔵してタービンハウジングとシリンダヘッドとを共通化することにより、ターボチャージャの小型、軽量化を図るとともに、ターボチャージャの部品点数を低減して取付け作業の作業性を向上させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、シリンダヘッドでロータシャフトを軸支し、シリンダブロックの表面に形成したタービンスクロールにタービンロータを収容し、さらにヘッドカバーの表面に形成したコンプレッサスクロールにコンプレッサロータを収容したターボチャージャを備えた内燃機関があり、このターボチャージャ付き内燃機関は、シリンダブロックとタービンスクロールとを共通化するとともに、ヘッドカバーとコンプレッサスクロールとを共通化することにより、ターボチャージャの小型、軽量化を図るとともに、ターボチャージャの部品点数を低減して取付け作業の作業性を向上させることができる(例えば、特許文献2参照)。
一方、車両の排気系には、排気ガスの浄化を行うための触媒コンバータが備えられており、この触媒コンバータは、一般的には排気ガスの熱を利用して触媒(例えば、三元触媒等)を加熱し、この触媒を所定の活性温度まで上昇させることで排気ガス浄化機能を発揮するようになっている。
したがって、特に内燃機関の冷間始動時等にあっては、触媒温度が活性温度に達するまで排気ガス浄化機能が発揮されない状況となるため、この触媒温度を迅速に高める構成が求められている。
ところが、一般的なターボチャージャにあっては、高温の排気ガスに曝されるタービンハウジングの構成材料は、上述したように、耐熱鋳鋼、若しくは、耐熱鋳鉄が使用されており、その熱容量が大きいために、冷間始動時における排気ガスの熱の大部分がタービンハウジングによって奪われてしまうことになる。このため、触媒コンバータを通過する排気ガスの温度が低くなってしまって、触媒を早期に活性化させることが困難となる。
上述したようなターボチャージャ付き内燃機関にあっては、タービンハウジングをシリンダヘッドやシリンダブロックと共通化してターボチャージャの小型化を図ることができるため、冷間始動時等に触媒温度を早期に活性温度に達する上で有効である。
特開2006−194227号公報 特開2006−249945号公報
このような従来のターボチャージャ付き内燃機関にあっては、シリンダブロックやシリンダヘッドにタービンハウジングが一体化されているため、タービンハウジングが高温の排気ガスに晒されてしまう。
しかしながら、従来のターボチャージャ付き内燃機関にあっては、タービンハウジングを効率よく冷却する手段がなかったため、タービンハウジングの耐久性が悪化してしまうという問題があった。
このため、内燃機関の小型、軽量化を図るために、シリンダブロックにアルミニウム合金を使用したものにあっては、シリンダブロックにアルミニウム合金からなるタービンハウジングを一体化した場合には、高温の排気ガスによってタービンハウジングの耐久性がより一層悪化してしまうことになる。
特に、車両の排気系には、排気ガスの浄化を行うための触媒コンバータが備えられており、この触媒コンバータは、一般的には排気ガスの熱を利用して触媒(例えば、三元触媒等)を加熱し、この触媒を所定の活性温度まで上昇させることで排気ガス浄化機能を発揮するようになっている。
したがって、特に内燃機関の冷間始動時等にあっては、触媒温度が活性温度に達するまで排気ガス浄化機能が発揮されない状況となるため、この触媒温度を迅速に高める構成が求められている。
ターボチャージャとシリンダブロックが別体の一般的なターボチャージャにあっては、高温の排気ガスに曝されるタービンハウジングの構成材料は、上述したように、耐熱鋳鋼、若しくは、耐熱鋳鉄が使用されており、その熱容量が大きいために、冷間始動時における排気ガスの熱の大部分がタービンハウジングによって奪われてしまうことになる。このため、触媒コンバータを通過する排気ガスの温度が低くなってしまい、触媒を早期に活性化させることが困難となる。
これに対して、タービンハウジングとシリンダブロックが一体化した過給機付き内燃機関にあっては、タービンハウジングの小型化を図ることができるため、熱容量を小さくして冷間始動時における排気ガスの熱がタービンハウジングによって奪われ難くして、触媒を早期に活性化させることが可能となる。
また、耐熱鋳鋼、若しくは、耐熱鋳鉄よりも比熱の低いアルミニウム合金によってタービンハウジングを構成し、その熱容量の低減化を図っている。これにより、内燃機関の冷間始動時においてタービンハウジングにより奪われる熱量の削減を図り、触媒温度の迅速な上昇に伴う触媒の早期活性化を実現することも考えられる。
しかしながら、タービンハウジングをアルミニウム合金によって構成した場合には、タービンハウジングが高温の排気ガスに曝されるため、タービンハウジングの耐久性が悪化してしまうという問題が発生してしまった。
また、耐熱鋳鋼、若しくは、耐熱鋳鉄によってタービンハウジングを構成した場合でも、タービンハウジングが高温の排気ガスに曝されるため、タービンハウジングの耐久性が悪化してしまうという問題が発生してしまう。
本発明は、上述のような従来の問題を解決するためになされたもので、タービンハウジングの耐久性を向上させることができる過給機付き内燃機関を提供することを目的とする。
本発明に係る過給機付き内燃機関は、上記目的を達成するため、(1)ウォータジャケットを有するシリンダブロックと、ウォータポンプが着脱自在であるとともに、前記シリンダブロックに一体的に設けられ、前記ウォータジャケットに前記ウォータポンプから冷却水を供給するための冷却水通路が形成されたウォータポンプハウジングとを備えた内燃機関において、前記シリンダブロックに、過給機のタービンロータが装着されるタービンハウジングを設け、前記タービンハウジングが前記ウォータポンプハウジングに隣接するように前記ウォータポンプハウジングと一体化されたものから構成されている。
この構成により、シリンダブロックに過給機のタービンロータが装着されるタービンハウジングを設け、このタービンハウジングをシリンダブロックに設けられたウォータポンプハウジングに隣接するようにウォータポンプと一体化させたので、ウォータポンプから吐出された直後にウォータポンプハウジング内の冷却水通路に流れる冷却水によってタービンハウジングを効率よく冷却することができる。このため、タービンハウジングの耐久性を向上させることができる。
また、ウォータポンプハウジング内の冷却水通路に流れる冷却水によってタービンハウジングを冷却することができるため、タービンハウジングに冷却水を供給するための配管等を設けるのを不要にできる。このため、タービンハウジングが大型化するのを防止することができ、結果的に過給機が大型化してしまうのを防止することができる。
上記(1)の過給機付き内燃機関において、(2)前記シリンダブロックおよび前記タービンハウジングがアルミニウム合金から構成されている。
この構成により、シリンダブロックおよびタービンハウジングの軽量化を図ることができる。
また、耐熱鋳鋼や耐熱鋳鉄鋼よりも比熱の低いアルミニウム合金によってタービンハウジングを構成することにより、タービンハウジングの熱容量を低減することができるため、内燃機関の冷間始動時等に触媒温度を早期に活性温度にすることができ、排気ガス浄化機能を発揮させることができる。
そして、熱容量が小さいアルミニウム合金からなるタービンハウジングが高温の排気ガスに晒されることになっても、タービンハウジングをウォータポンプハウジングに隣接させているので、ウォータポンプから吐出された直後にウォータポンプハウジング内の冷却水通路に流れる冷却水によってタービンハウジングを効率よく冷却することができ、タービンハウジングの耐久性を向上させることができる。
上記(1)の過給機付き内燃機関において、(3)前記シリンダブロックおよび前記タービンハウジングが鋳鉄から構成されている。
この構成により、ウォータポンプから吐出された直後にウォータポンプハウジング内の冷却水通路に流れる冷却水によってタービンハウジングを効率よく冷却することができ、タービンハウジングの耐久性を向上させることができる。
本発明によれば、タービンハウジングの耐久性を向上させることができる過給機付き内燃機関を提供することができる。
以下、本発明に係る過給機付き内燃機関の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1、図2は、本発明に係る過給機付き内燃機関の一実施の形態を示す図である。なお、図1は、過給機付き内燃機関のシリンダブロックの斜視図であり、図2は、過給機が取付けられるタービンハウジングとウォータポンプハウジングを断面で示すシリンダブロックの上面図である。
まず、構成を説明する。
図1、図2において、内燃機関としてのエンジン11は、アルミニウム合金からなるシリンダブロック12を備えており、このシリンダブロック12には図示しないピストンが摺動自在に収納された4つのシリンダ13が設けられている。
シリンダブロック12は、図示しないガスケットを介して図示しないシリンダヘッドが取付けられており、このシリンダヘッドにはシリンダ13毎に分岐する排気ポートを有する排気マニホールド部と、シリンダ13毎に分岐する吸気ポートを有する吸気マニホールドとが取付けられている。
また、シリンダ13の周囲にはウォータジャケット14が設けられており、このウォータジャケット14は、図2に示すように冷却水通路15を介してウォータポンプ16に連通され、ウォータポンプ16から冷却水通路15を介して冷却水が供給されることにより、シリンダ13の内壁面やピストンが冷却されるようになっている。
シリンダブロック12には一体ハウジング31が設けられており、この一体ハウジング31は、ウォータポンプハウジング17とタービンハウジング22とから構成されている。
ウォータポンプハウジング17の側部下方にはウォータポンプ16が取付けられており、このウォータポンプ16は、ウォータポンプハウジング17に対して着脱自在となっている。
このウォータポンプ16にはウォータポンププーリ18が設けられており、このウォータポンププーリ18は、図示しないタイミングベルトを介して図示しないクランクシャフトに接続されている。
また、ウォータポンプ16は、クランクシャフトを介してウォータポンププーリ18が回転することにより、図示しないラジエータとウォータジャケット14の間で冷却水を循環させるようになっている。
また、ウォータポンプハウジング17には、冷却水通路15が設けられており、この冷却水通路15は、ウォータポンプ16からウォータジャケット14まで延在している。すなわち、冷却水通路15は、ウォータポンプ16から上方に円環状に延在する通路15aと、円環状に延在する通路15aの途中からウォータジャケット14に連通する通路15bとを備えており、図2の矢印で示すように、ウォータポンプ16から吐出される冷却水を円環状に延在する通路15aから通路15bを介してウォータジャケット14に供給するようになっている。
また、タービンハウジング22には過給機であるターボチャージャ20のタービンロータ21が装着されており、このタービンハウジング22はウォータポンプハウジング17に隣接するようにウォータポンプハウジング17と一体化されてウォータポンプハウジング17と共に一体ハウジング31を構成している。
なお、本実施の形態のシリンダブロック12、ウォータポンプハウジング17およびタービンハウジング22は、ダイカスト形成によって一体成形されている。ここで、ウォータポンプハウジング17とタービンハウジング22は、一体化されて一体ハウジング31を構成しているが、冷却水通路15が設けられている部分がウォータポンプハウジング17に相当し、タービンロータ21が装着される部分がタービンハウジング22に相当することになる。
タービンハウジング22には渦巻き状のスクロール部22aが形成されており、このスクロール部22aには、タービンハウジング22と一体的に設けられた排気管部23によって形成される排気通路が連通している。排気管部23は、排気マニホールドに接続されており、スクロール部22aには排気管部23を通して排気ガスが導入されるようになっている。
また、ウォータポンプハウジング17には排気通路17aが形成されており、この排気通路17aの周囲に円環状に延在する通路15aが設けられている。この排気通路17aは、図示しない排気管を介して触媒コンバータに接続されている。
したがって、シリンダ13の燃焼室から排気された後に排気マニホールドからスクロール部22aに導入された排気ガスは、排気通路17aを通して排気管に排気される。この排気ガスの流体エネルギによってタービンロータ21が回転する。
また、ターボチャージャ20は、コンプレッサロータ24を収容するコンプレッサハウジング25と、タービンロータ21とコンプレッサロータ24とを連結するロータシャフト26を収容するセンタハウジング27とを備えている。
コンプレッサハウジング25およびセンタハウジング27は、一体化されており、タービンハウジング22と別体に構成されている。このため、ターボチャージャ20をシリンダブロック12に取付ける前の状態においては、タービンロータ21が露出した状態となる。
また、センタハウジング27は、タービンハウジング22にボルト等によって固定されており、ターボチャージャ20は、タービンハウジング22を介してシリンダブロック12に取付けられている。
コンプレッサハウジング25には渦巻き状のスクロール部25aが形成されており、このスクロール部25aは、コンプレッサハウジング25と一体的に設けられた吸気管部28によって形成される吸気通路が連通している。吸気管部28は、吸気マニホールドに接続されており、スクロール部25aは、吸気管部28を通して吸気マニホールドに連通している。
また、コンプレッサハウジング25には吸気通路25bが形成されており、この吸気通路25bは、図示しない吸気管に接続されている。このため、上述したように排気ガスの流体エネルギによってタービンロータ21が回転すると、ロータシャフト26を介してコンプレッサロータ24が回転することにより、吸気管からスクロール部25aに導入された吸入空気を圧縮して空気密度を高め、圧縮空気を吸気マニホールドからシリンダ13内に供給することにより、内燃機関の出力の増大を図ることができる。
本実施の形態では、アルミニウム合金からなるシリンダブロック12にターボチャージャ20のタービンロータ21が装着されるアルミニウム合金からなるタービンハウジング22を設け、このタービンハウジング22をシリンダブロック12に設けられたウォータポンプハウジング17に隣接するようにウォータポンプ16と一体化させたので、シリンダブロック12およびタービンハウジング22の軽量化を図ることができる。
また、耐熱鋳鋼や耐熱鋳鉄鋼よりも比熱の低いアルミニウム合金によってタービンハウジング22を構成することにより、タービンハウジング22の熱容量を低減することができるため、内燃機関の冷間始動時等に触媒温度を早期に活性温度にすることができ、排気ガス浄化機能を発揮させることができる。
そして、熱容量が小さいアルミニウム合金からなるタービンハウジング22が高温の排気ガスによって高温に晒されることになっても、ウォータポンプ16から吐出された直後にウォータポンプハウジング17内の冷却水通路15に流れる冷却水によってタービンハウジング22を効率よく冷却することができ、タービンハウジング22の耐久性を向上させることができる。
また、ウォータポンプ16から吐出された直後にウォータポンプハウジング17内の冷却水通路15に流れる冷却水によってタービンハウジング22を冷却することができるため、タービンハウジング22に冷却水を供給するための配管等を設けるのを不要にできる。このため、タービンハウジング22が大型化するのを防止することができ、結果的にターボチャージャ20が大型化してしまうのを防止することができる。
なお、本実施の形態では、シリンダブロック12およびタービンハウジング22をアルミニウム合金から構成しているが、これに限らず、耐熱鋳鋼、若しくは、耐熱鋳鉄から構成してもよい。
本実施の形態では、タービンハウジング22をシリンダブロック12と共通化してターボチャージャ20の小型化を図ることができるため、シリンダブロック12およびタービンハウジング22を耐熱鋳鋼、若しくは、耐熱鋳鉄から構成した場合であっても、冷間始動時等に触媒温度を早期に活性温度に達する上で有効であるため、タービンハウジング22が高温の排気ガスに晒された場合に、ウォータポンプ16から吐出された直後にウォータポンプハウジング17内の冷却水通路15に流れる冷却水によってタービンハウジング22を効率よく冷却することができ、タービンハウジング22の耐久性を向上させることができる。
また、今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であってこの実施の形態に制限されるものではない。本発明の範囲は、上記した実施の形態のみの説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
以上のように、本発明に係る過給機付き内燃機関は、タービンハウジングの耐久性を向上させることができるという効果を有し、過給機が一体的に設けられた過給機付き内燃機関等として有用である。
本発明に係る過給機付き内燃機関の一実施の形態を示す図であり、過給機付き内燃機関のシリンダブロックの斜視図である。 本発明に係る過給機付き内燃機関の一実施の形態を示す図であり、過給機が取付けられるタービンハウジングとウォータポンプハウジングを断面で示すシリンダブロックの上面図である。
符号の説明
11 エンジン(内燃機関)
12 シリンダブロック
14 ウォータジャケット
15 冷却水通路
16 ウォータポンプ
17 ウォータポンプハウジング
20 ターボチャージャ(過給機)
21 タービンロータ
22 タービンハウジング

Claims (3)

  1. ウォータジャケットを有するシリンダブロックと、ウォータポンプが着脱自在であるとともに、前記シリンダブロックに一体的に設けられ、前記ウォータジャケットに前記ウォータポンプから冷却水を供給するための冷却水通路が形成されたウォータポンプハウジングとを備えた内燃機関において、
    前記シリンダブロックに、過給機のタービンロータが装着されるタービンハウジングを設け、前記タービンハウジングが前記ウォータポンプハウジングに隣接するように前記ウォータポンプハウジングと一体化されることを特徴とする過給機付き内燃機関。
  2. 前記シリンダブロックおよび前記タービンハウジングがアルミニウム合金からなることを特徴とする請求項1に記載の過給機付き内燃機関。
  3. 前記シリンダブロックおよび前記タービンハウジングが鋳鉄からなることを特徴とする請求項1に記載の過給機付き内燃機関。
JP2008204080A 2008-08-07 2008-08-07 過給機付き内燃機関 Expired - Fee Related JP4947007B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008204080A JP4947007B2 (ja) 2008-08-07 2008-08-07 過給機付き内燃機関

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008204080A JP4947007B2 (ja) 2008-08-07 2008-08-07 過給機付き内燃機関

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010038091A true JP2010038091A (ja) 2010-02-18
JP4947007B2 JP4947007B2 (ja) 2012-06-06

Family

ID=42010890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008204080A Expired - Fee Related JP4947007B2 (ja) 2008-08-07 2008-08-07 過給機付き内燃機関

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4947007B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110296834A1 (en) * 2010-06-07 2011-12-08 Ford Global Technologies, Llc Separately cooled turbocharger for maintaining a no-flow strategy of an engine block coolant jacket
US20110302920A1 (en) * 2010-06-11 2011-12-15 C.R.F. Societa Consortile Per Azioni Supercharged internal combustion engine
US20120279215A1 (en) * 2010-01-22 2012-11-08 Borgwarner Inc. Directly communicated turbocharger
JP2013113255A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Toyota Industries Corp 可変容量ターボチャージャ
WO2013142075A1 (en) * 2012-03-21 2013-09-26 Honeywell International Inc. Turbocharger cartridge and engine cylinder head assembly
KR20140043120A (ko) * 2011-06-22 2014-04-08 아베엘 리스트 게엠베하 적어도 하나의 실린더를 갖는 내연 엔진
JP2014077373A (ja) * 2012-10-09 2014-05-01 Toyota Motor Corp タービンハウジングの製造方法及びタービンハウジング
US8955318B2 (en) 2012-03-21 2015-02-17 Honeywell International Inc. Turbocharger cartridge and engine cylinder head assembly
US8966895B2 (en) 2012-03-21 2015-03-03 Honeywell International Inc. Turbocharger cartridge, bypass, and engine cylinder head assembly
US9091200B2 (en) 2012-03-21 2015-07-28 Honeywell International Inc. Turbocharger and engine cylinder head assembly
EP2933460A1 (en) 2014-04-15 2015-10-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Turbine housing and turbocharger
JP2017198153A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 マツダ株式会社 ターボ過給機付きエンジンを搭載した車両

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9494076B2 (en) 2013-12-17 2016-11-15 Hyundai Motor Company Engine system

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5752624A (en) * 1980-09-16 1982-03-29 Honda Motor Co Ltd Supercharger unit in motor cycle
JPS6317832A (ja) * 1986-06-26 1988-01-25 フア−マシア・ア−・ベ− テストストリツプ及び皮上テスト
JP2002054439A (ja) * 2000-08-11 2002-02-20 Honda Motor Co Ltd 車両用エンジンの冷却装置
JP2006194227A (ja) * 2005-01-17 2006-07-27 Toyota Motor Corp 内燃機関用ターボ過給機
JP2006249945A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Toyota Motor Corp ターボチャージャ付き内燃機関
JP2008019711A (ja) * 2006-07-10 2008-01-31 Toyota Motor Corp 内燃機関の過給機システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5752624A (en) * 1980-09-16 1982-03-29 Honda Motor Co Ltd Supercharger unit in motor cycle
JPS6317832A (ja) * 1986-06-26 1988-01-25 フア−マシア・ア−・ベ− テストストリツプ及び皮上テスト
JP2002054439A (ja) * 2000-08-11 2002-02-20 Honda Motor Co Ltd 車両用エンジンの冷却装置
JP2006194227A (ja) * 2005-01-17 2006-07-27 Toyota Motor Corp 内燃機関用ターボ過給機
JP2006249945A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Toyota Motor Corp ターボチャージャ付き内燃機関
JP2008019711A (ja) * 2006-07-10 2008-01-31 Toyota Motor Corp 内燃機関の過給機システム

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9086011B2 (en) * 2010-01-22 2015-07-21 Borgwarner Inc. Directly communicated turbocharger
US20120279215A1 (en) * 2010-01-22 2012-11-08 Borgwarner Inc. Directly communicated turbocharger
US10215084B2 (en) 2010-01-22 2019-02-26 Borgwarner Inc. Directly communicated turbocharger
US20110296834A1 (en) * 2010-06-07 2011-12-08 Ford Global Technologies, Llc Separately cooled turbocharger for maintaining a no-flow strategy of an engine block coolant jacket
US8833073B2 (en) * 2010-06-07 2014-09-16 Ford Global Technologies, Llc Separately cooled turbocharger for maintaining a no-flow strategy of an engine block coolant jacket
US20110302920A1 (en) * 2010-06-11 2011-12-15 C.R.F. Societa Consortile Per Azioni Supercharged internal combustion engine
US8572963B2 (en) * 2010-06-11 2013-11-05 C.R.F. Società Consortile Per Azioni Supercharged internal combustion engine
KR20140043120A (ko) * 2011-06-22 2014-04-08 아베엘 리스트 게엠베하 적어도 하나의 실린더를 갖는 내연 엔진
JP2014517215A (ja) * 2011-06-22 2014-07-17 アー・ファウ・エル・リスト・ゲー・エム・ベー・ハー 少なくとも1つのシリンダを備える内燃エンジン
JP2013113255A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Toyota Industries Corp 可変容量ターボチャージャ
WO2013142075A1 (en) * 2012-03-21 2013-09-26 Honeywell International Inc. Turbocharger cartridge and engine cylinder head assembly
US8966895B2 (en) 2012-03-21 2015-03-03 Honeywell International Inc. Turbocharger cartridge, bypass, and engine cylinder head assembly
US8966894B2 (en) 2012-03-21 2015-03-03 Honeywell International Inc. Turbocharger cartridge and engine cylinder head assembly
US8955318B2 (en) 2012-03-21 2015-02-17 Honeywell International Inc. Turbocharger cartridge and engine cylinder head assembly
US9091200B2 (en) 2012-03-21 2015-07-28 Honeywell International Inc. Turbocharger and engine cylinder head assembly
JP2014077373A (ja) * 2012-10-09 2014-05-01 Toyota Motor Corp タービンハウジングの製造方法及びタービンハウジング
EP2933460A1 (en) 2014-04-15 2015-10-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Turbine housing and turbocharger
US9677418B2 (en) 2014-04-15 2017-06-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Turbine housing and turbocharger
JP2017198153A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 マツダ株式会社 ターボ過給機付きエンジンを搭載した車両

Also Published As

Publication number Publication date
JP4947007B2 (ja) 2012-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4947007B2 (ja) 過給機付き内燃機関
US8459024B2 (en) Turbocharger comprising a cooling device and an oil supply pipe
US8733088B2 (en) Exhaust manifold system and collar coolant jacket
US8051648B2 (en) Exhaust manifold being integrally formed with cylinder head
RU109500U1 (ru) Головка блока цилиндров двигателя внутреннего сгорания со встроенной системой выхлопных каналов и встроенным корпусом турбокомпрессора
CN201620964U (zh) 包含汽缸盖、排气歧管和涡轮增压器的组件
CN102913317B (zh) 具有两个涡轮的增压内燃发动机和用于运行所述类型内燃发动机的方法
US8857386B2 (en) Internal combustion engine with liquid cooling
US9683482B2 (en) Turbocharger which is integrated into the cylinder head of an engine
JP2008019711A (ja) 内燃機関の過給機システム
US20120055424A1 (en) Cylinder head with turbine
US8789368B2 (en) Internal combustion engine with cylinder head and turbine
FI122852B (fi) Kaksiportainen ahtopuristusjärjestelmä
US20130055713A1 (en) Cylinder head
KR20120099618A (ko) 다단 터보차저 장치
US20190309676A1 (en) Internal combustion engine
JP2008267257A (ja) 過給機
JP2010048187A (ja) エンジンの過給機システム
KR101534701B1 (ko) 알루미늄 터빈하우징을 갖는 엔진시스템
WO2014091905A1 (ja) タービンハウジング
JP2012136957A (ja) 内燃機関、及びそのegr方法
JP2012017741A (ja) 水平に配置されたシリンダバンクおよび排気ガスターボチャージャを有する内燃機関
CN102174910A (zh) 船用发动机水空中冷器
WO2015073358A1 (en) Liquid-cooled turbine housing with intermediate chamber
EP1612385B1 (en) Compact turbine and waste-gate design

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100923

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120207

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120220

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4947007

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees