JP2014046954A - パレットおよびパレットの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 少量生産に対応でき、しかも高い耐久性が得られるパレットおよびパレットの製造方法を提供する。
【解決手段】 パレット10は、紙製または木製のパレット本体20と、合成樹脂製の脚体30と、を有する。脚体30は、パレット本体20の下面21に取り付けられる板状の取り付け部31と、取り付け部31の下方に設けられ地面15に接地する板状の接地部32と、取り付け部31と接地部32を連結する筒状の複数の連結部33と、を有する。連結部33は、取り付け部31にて開口すると共に接地部32に向けて先細る第1環状リブ35と、第1環状リブ35に対応して接地部32にて開口する共に取り付け部31に向けて先細る第2環状リブ36と、を有する。第1環状リブ35と第2環状リブ36は、互いの先端部が突き合わされて溶着される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、パレットおよびパレットの製造方法に関し、より詳細には、パレットの少量生産に対応でき、且つ、パレットの耐久性を高める技術に関する。
物流に用いられる荷台として、荷物が積載される積載面と、フォークリフトのフォークを側方から差し込ませるフォーク差し込み部とを有する各種のパレットが広く利用されている。従来、紙製のパレットに関し、各種の技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、特許文献1の図10に示されるように、第1のシート材(2)(括弧内の数字は、特許文献1に記載される符号を示す。以下、同様。)と第2のシート材(9)との間に脚部(12)を複数設けた紙製パレット(1)が開示されている。紙製パレット(1)では、例えば、第1シート材(2)の上面が積載面を構成し、第2のシート材(9)の下面が接地面を構成する。そして、複数の脚部(12)の離間部は、フォークリフトのフォークを側方から差し込ませるフォーク差し込み部を構成する。
紙製パレット(1)は、段ボール等の紙材を切断して接着剤等で組み立てることができるため、大掛かりな製造設備が不要であることから、特注品のパレットの少量生産に適している。また、この紙製パレット(1)と同様に、従来の木製のパレットも、木材を切断して釘で組み立てることができるため、少量生産に適している。
ところで、近年、物流資材のコスト低減が求められる中、多品種少量生産に対応でき、しかも、繰り返して使用できる耐久性の高いパレットが要望されている。
特開平5−131575号公報
しかしながら、紙製のパレットや木製のパレットは、材料自体が弱いため、強度の向上に限界がある。例えば、特許文献1の紙製パレット(1)では、脚部(12)を段ボールで構成すると共に脚部(12)を内側脚部と外側脚部の二重構造に構成して、脚部(12)の強度を高めているが、第2のシート材(9)が地面に擦れて脆くなったり、第2のシート材(9)や脚部(12)が水分を吸収したりすると、強度が著しく低下する。このため、繰り返して使用できる高い耐久性を紙製パレット(1)に付与することは、困難である。
この点、合成樹脂製のパレットは、紙製や木製のパレットに比べ、高い強度を備え、耐水性にも優れる。しかしながら、合成樹脂製のパレットは、大量生産される規格品のパレットには適しているが、生産数量に関わらず一定の設備投資(金型代等)が必要であるため、少量生産には不向きである。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、パレットの少量生産に対応でき、しかも高い耐久性が得られるパレットおよびパレットの製造方法を提供することにある。
本発明は、以下の構成によって把握される。
(1)本発明のパレットは、荷物が積載される積載面と、フォークリフトのフォークを側方から差し込ませるフォーク差し込み部と、を有するパレットであって、前記積載面を上面に備えるパレット本体と、前記パレット本体の下面に取り付けられ、前記パレット本体と地面の間に前記フォーク差し込み部を形成する合成樹脂製の脚体と、を有し、前記脚体は、前記パレット本体の下面に取り付けられる板状の取り付け部と、前記取り付け部の下方に設けられ、前記地面に接地する板状の接地部と、前記取り付け部と前記接地部を連結する筒状の連結部と、を有し、前記連結部は、前記取り付け部に形成され、前記取り付け部にて開口すると共に前記接地部に向けて先細る第1環状リブと、前記第1環状リブに対応して前記接地部に形成され、前記接地部にて開口すると共に前記取り付け部に向けて先細る第2環状リブと、を有し、前記第1環状リブと前記第2環状リブは、互いの先端部が突き合わされて溶着されることを特徴とする。
この構成によれば、第1環状リブと第2環状リブは、それぞれ、いわゆるコーン形状であり、高い強度を備える。このように強度の高い第1環状リブと第2環状リブを互いに突き合わせて溶着した連結部は、高い耐荷重性を備える。これにより、脚体には、高い耐久性が付与される。また、合成樹脂製の脚体は、耐水性・耐衝撃性に優れる。したがって、このように耐久性の高い脚体と、少量生産に適した材料(例えば、紙材や木材)で構成されるパレット本体とを組み合わせることにより、少量生産に対応でき、しかも耐久性の高いパレットを得ることができる。
また、脚体の取り付け部は、第1環状リブによる開口と平面状の上面とにより構成される。このため、取り付け部では、平面状の上面をパレット本体の下面に取り付けることができるので、取り付け面積を広く確保することができる。また、取り付け部と第1環状リブ、および、接地部と第2環状リブが、それぞれ一体(連続)に形成されると共に脚体の側面が解放されており、第1環状リブおよび第2環状リブのそれぞれの外周面が脚体の側壁を構成するため、外部からの衝撃(フォークリフトのフォークによる衝撃等)により破損しにくい高い強度を有するものとなる。
(2)本発明のパレットでは、(1)の構成において、パレット本体は、紙材または木材によって構成されることを特徴とする。
この構成によれば、パレット本体が紙製または木製であるパレットにおいて、少量生産に対応でき、しかも高い耐久性を得ることができる。
(3)本発明のパレットでは、(1)または(2)の構成において、前記脚体は、合成樹脂製の中空成形体を所定の寸法に切断したものであることを特徴とする。
この構成によれば、中空成形体から切り出された所定の寸法の合成樹脂製の脚体を得ることができる。また、切断位置を変えることで、形態や寸法の異なる複数種の脚体を1つの中空成形体から得ることができる。あるいは、中空成形体の成形金型の構成を変更することによっても、形態や寸法の異なる複数種の脚体を得ることができる。したがって、脚体の製造コストを低く抑えることができると共に、合成樹脂製の脚体にも関わらず、多品種少量生産に適した紙製パレットや木製パレット等に適合した寸法で脚体を形成することができる。
(4)本発明のパレットの製造方法は、荷物が積載される積載面を上面に備えるパレット本体と、前記パレット本体の下面に取り付けられ前記パレット本体と地面の間にフォーク差し込み部を形成する脚体と、を有するパレットを製造するパレットの製造方法であって、合成樹脂からなる対向する1対の壁のうち一方の壁から他方の壁に向けて先細る第1環状リブを前記一方の壁に成形する共に、前記他方の壁から前記一方の壁に向けて先細る第2環状リブを前記第1環状リブに対応させて前記他方の壁に成形し、さらに、前記第1環状リブと前記第2環状リブの互いの先端部を溶着することで、前記第1環状リブおよび前記第2環状リブからなる筒状の連結部で前記1対の壁が連結された板状の中空成形体を得る成形工程と、前記成形工程で得られた前記中空成形体を厚み方向に切断して、前記連結部を含む所定の寸法の前記脚体を得る切断工程と、前記切断工程で得られた前記脚体を、前記第1環状リブを前記パレット本体側に向けて前記パレット本体の下面に取り付ける取り付け工程と、を含むことを特徴とする。
この構成によれば、得られたパレットにおいて、第1環状リブと第2環状リブは、それぞれ、いわゆるコーン形状であり、高い強度を備える。このように強度の高い第1環状リブと第2環状リブを互いに突き合わせて溶着した連結部は、高い耐荷重性を備える。これにより、脚体には、高い耐久性が付与される。また、合成樹脂製の脚体は、耐水性・耐衝撃性に優れる。したがって、このように耐久性の高い脚体と、少量生産に適した材料(例えば、紙材や木材)で構成されるパレット本体とを組み合わせることにより、少量生産に対応でき、しかも耐久性の高いパレットを得ることができる。さらに、中空成形体から切り出された所定の寸法の合成樹脂製の脚体を得ることができる。また、切断位置を変えることで、形態や寸法の異なる複数種の脚体を1つの中空成形体から得ることができる。あるいは、中空成形体の成形金型の構成を変更することによっても、形態や寸法の異なる複数種の脚体を得ることができる。したがって、脚体の製造コストを低く抑えることができると共に、合成樹脂製の脚体にも関わらず、多品種少量生産に適した紙製パレットや木製パレット等に適合した寸法で脚体を形成することができる。
また、脚体の取り付け部は、第1環状リブによる開口と平面状の上面とにより構成される。このため、取り付け部では、平面状の上面をパレット本体の下面に取り付けることができるので、取り付け面積を広く確保することができる。また、取り付け部と第1環状リブ、および、接地部と第2環状リブが、それぞれ一体(連続)に形成されると共に脚体の側面が解放されており、第1環状リブおよび第2環状リブのそれぞれの外周面が脚体の側壁を構成するため、外部からの衝撃(フォークリフトのフォークによる衝撃等)により破損しにくい高い強度を有するものとなる。
本発明によれば、パレットの少量生産に対応することができ、しかもパレットに高い耐久性を付与することができる。
本発明に係る実施形態のパレットの斜視図である。 パレットの分解斜視図である。 図2のA−A線断面図であり、脚体の断面図である。 (a)は中空成形体の斜視図、(b)は(a)のB−B線断面図である。 (a)は成形金型の正面図、(b)は(a)のC−C線断面図である。 図5(b)のD部拡大図である。 図5(b)のE部拡大図である。 成形工程を説明する図であり、パリソンを押し出した状態を示す図である。 (a)は成形工程を説明する図であり、パリソンをブロー成形する状態を示す図、(b)は(a)のF部拡大図である。 成形工程を説明する図であり、成形金型から中空成形体を取り出す状態を示す図である。 切断工程を説明する図であり、中空成形体から脚体を切り出す状態を示す図である。 中空成形体の変形例の斜視図である。 第1変形例の脚体を説明する図であり、図11に対応する図である。 第1変形例の脚体を備えるパレットの分解斜視図である。 第2変形例の脚体を説明する図であり、図11に対応する図である。 第2変形例の脚体を備えるパレットの分解斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と称する。)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。また、図面は、符号の向きに見るものとする。
(パレットの全体構成)
実施形態のパレットの全体構成を図1に基づいて説明する。
図1に示すように、パレット10は、荷物が積載される積載面11と、フォークリフトの左右のフォーク12を側方から差し込ませるフォーク差し込み部13とを有する。パレット10は、パレット本体20および複数(この例では、左右2本)の脚体30によって構成される。
(パレット本体の構成)
パレット本体20は、いわゆるデッキボードであり、平面形状が長方形状の積載面11を上面に備える。パレット本体20は、紙製または木製であり、段ボール等の紙材または木材で製造される。なお、パレット本体20の平面形状は、長方形状の他、正方形状、多角形状を含む各種の形状から選択可能である。また、パレット本体20の材質は、紙材や木材の他、少量生産に対応できる材質であれば、任意である。
(脚体の構成)
図2に示すように、脚体30は、けたやブロックと称される支持部材であり、後述する合成樹脂製の中空成形体50(図4参照)を所定の寸法に切断したものである。この例では、中空成形体50(図4参照)から切り出した細長い2本の脚体30をパレット本体20の下面21の左右両端部に取り付ける。これにより、2本の脚体30の間で且つパレット本体20と地面15の間には、フォーク差し込み部13(図1参照)が形成される。フォーク差し込み部13(図1参照)は、パレット10において、フォーク12の差し込み方向の両側に開放しており、いわゆる2方差しのパレットを構成する。パレット10では、フォーク差し込み部13(図1参照)に左右のフォーク12を差し込むことで、荷物を運搬・昇降することができる。
各脚体30は、パレット本体20の下面21に取り付けられる取り付け部31と、取り付け部31の下方に離間して設けられ地面15に接地する接地部32と、取り付け部31と接地部32を上下方向に連結する複数(この例では、8個)の筒状の連結部33とを有する。
取り付け部31は、平面形状が長方形状で且つ板状に形成され、フォーク12の差し込み方向に沿って延びる。取り付け部31の上面31aをパレット本体20の下面21に取り付ける手段は、接着剤や両面テープ、ねじ止め、または、これらの組み合わせなど、各種の取り付け手段から選択可能である。接地部32は、取り付け部31に対向して設けられる共に、平面形状が長方形状で且つ板状に形成され、フォーク12の差し込み方向に沿って延びる。
(連結部の構成)
図3に示すように、複数の連結部33のそれぞれは、第1環状リブ35および第2環状リブ36を有する。
複数の第1環状リブ35は、各々、取り付け部31に形成される。各第1環状リブ35は、取り付け部31にて開口し且つ接地部32側に凹む第1凹部37によって構成される。第1環状リブ35は、接地部32側に向けて円錐台状に突出しており、取り付け部31から接地部32に向けて先細る。複数の第1環状リブ35は、脚体30の長手方向に沿って略等間隔に並んで設けられる。
複数の第2環状リブ36は、各々、接地部32に形成される。各第2環状リブ36は、接地部32にて開口し且つ取り付け部31側に凹む第2凹部38によって構成される。第2環状リブ36は、取り付け部31側に向けて円錐台状に突出しており、接地部32から取り付け部31に向けて先細る。複数の第2環状リブ36は、複数の第1環状リブ35に対応して形成されており、脚体30の長手方向に沿って略等間隔に並んで設けられる。
そして、第1環状リブ35と第2環状リブ36は、互いの先端部35a,36aが突き合わされて溶着される。すなわち、第1凹部37の底部に相当する円形の先端部35aと、第2凹部38の底部に相当する円形の先端部36aとが溶着によって接合されることで、第1環状リブ35と第2環状リブ36が一体化する。これにより、第1環状リブ35および第2環状リブ36を介して、取り付け部31と接地部32が連結され、脚体30全体が一体化する。
なお、脚体30の長手方向両端では、第1環状リブ35の半部の内周面41と第2環状リブ36の半部の内周面42が露出するように、半分に切断した連結部33を設けた。この構成により、本実施形態では、脚体30の長手方向両端の端面をH字状に形成し、脚体30の長手方向両端における支持強度を高めている。
(パレットの製造方法)
次に、パレット10の製造方法を図4〜図11に基づいて説明する。
本実施形態では、各種パレットの寸法に対応した脚体30を簡易に成形できるよう、ブロックによって構成された金型により、適宜寸法の中空成形体50を成形し、且つ、この中空成形体50から所定の寸法の脚体30を切り出すことで、合成樹脂の脚体30を得る。パレット10の製造方法は、上記金型を用いた成形工程、中空成形体50から所定の寸法の脚体30を切り出す切断工程、切り出した脚体30をパレット本体20に取り付ける取り付け工程を含む。
(成形工程)
成形工程の具体的な説明に先立ち、中空成形体50の構成および中空成形体50を成形する金型の構成について述べる。
図4(a)および(b)に示すように、中空成形体50は、中空で且つ板状に成形され合成樹脂からなる。中空成形体50は、平面形状が正方形または長方形状であり、対向する1対の壁52,53を有し、一方の壁52および他方の壁53それぞれの周縁部同士を溶着することにより、周壁55が成形されて中空部56が内部に形成される。
さらに、中空成形体50では、複数の連結部33が任意の配列で設けられる。この例では、直線状に略等間隔に並ぶ8個の連結部33を8列並べ、合計64個の連結部33を格子状に配列する。各連結部33は、一方の壁52と他方の壁53を上下方向に連結する。これら複数の連結部33によって、中空成形体50全体が一体化している。
中空成形体50は、オレフィン系樹脂、または、非晶性樹脂などの熱可塑性樹脂、より具体的には、エチレン、プロピレン、ブテン、イソプレンペンテン、メチルペンテン等のオレフィン類の単独重合体または共重合体であるポリオレフィン(例えば、ポリプロピレン、高密度ポリエチレン)で成形される。
なお、各連結部33は、前述した脚体30(図3参照)の連結部33(図3参照)と同一の構成であるため、同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
この中空成形体50の成形には、周知の技術(例えば、特開2011−25696号公報に記載の成形技術)を用いることができる。ここでは、1対の成形金型を有するブロー成形用金型を用いる。1対の成形金型は、互いに同様な構造であるため、以下の説明では、一方の成形金型のみについて説明する。
図5(a)および(b)に示すように、成形金型70は、ベース71、拡張ブロック72、コーナーブロック73、および、環状リブ成形用ブロック75を有する。
ベース71は、拡張ブロック72、コーナーブロック73、および、環状リブ成形用ブロック75を装着するための平面状の装着面77を有する。この装着面77は、中空成形体50(図4参照)の最大寸法に見合う面積を有する。装着面77には、多数の雌ねじ穴78が所定のピッチPで格子状に設けられる。
これら多数の雌ねじ穴78を用いて、成形金型70では、拡張ブロック72、コーナーブロック73、および、環状リブ成形用ブロック75を、装着面77の任意の位置に固定することができる。これにより、成形金型70の構成を任意に変えることができ、様々な形態、様々なサイズの中空成形体50(図4参照)を成形することができる。すなわち、できるだけ多くの脚体30(図3参照)を切り出すことができるように、拡張ブロック72、コーナーブロック73、および、環状リブ成形用ブロック75を装着面77に適宜配置する。
拡張ブロック72は、長方形状の部材であり、コーナーブロック73は、L字状の部材である。この例では、中空成形体50(図4参照)の仕様に適合するように、拡張ブロック72およびコーナーブロック73をそれぞれの端面を突き合わせて連結し、装着面77上に環状体81を形成する。環状体81は、中空成形体50(図4参照)の周壁55(図4参照)を成形する部分である。
図6に示すように、環状体81では、その内側部分がキャビティ82を形成し、頂部がピンチオフ部83を形成する。そして、ピンチオフ部83の外側には、拡張ブロック72およびコーナーブロック73を装着面77に固定するためのねじ挿通穴81aが設けられる。このねじ挿通穴81aに雄ねじ部材85を通し、雌ねじ穴78にねじ込むことで、拡張ブロック72およびコーナーブロック73を装着面77に固定する。
なお、成形金型70では、長さの異なる複数種の拡張ブロック72を準備しておき、中空成形体50(図4参照)の仕様に応じて、中空成形体50(図4参照)の四隅に対応する位置に4個のコーナーブロック73を固定した後、隣り合うコーナーブロック73の間の離間距離に応じて、拡張ブロック72を適宜選択し、装着面77に固定する。これにより、外形寸法の異なる複数種の中空成形体50(図4参照)を成形することが可能になる。
図7に示すように、環状リブ成形用ブロック75は、第1・第2環状リブ35,36(図4参照)を成形する部分であり、上部が円錐台状に形成され、下部に雄ねじ部75aが形成される。環状リブ成形用ブロック75は、その雄ねじ部75aを雌ねじ穴78にねじ込むことで、装着面77に直接固定される。なお、使用しない雌ねじ穴78には、成形材料が入ることを防ぐため、雄ねじ部材91をねじ込んでおく。
続いて、成形金型70を用いて中空成形体50(図4参照)を成形する成形工程を説明する。なお、以下の説明において、一方の壁52(図4参照)を成形する成形金型70およびその構成要素を示す符号には、「A」を付け、他方の壁53(図4参照)を成形する成形金型70およびその構成要素を示す符号には、「B」を付ける。
まず、押出装置の押出スリット(図示省略)を通じて、図8に示すように、所定の長さの筒状パリソン92を押し出し、1対の成形金型70A,70Bの間に垂下させる。押出スリットは、鉛直下向きに配置され、押出スリットから押し出された筒状パリソン92は、そのまま押出スリットから垂下する形態で、鉛直下向きに送られる。押出スリットは、その間隔を可変とすることにより、筒状パリソン92の厚みを変更することが可能である。これにより、筒状パリソン92が上下方向(押出方向)に一様な厚みを有する状態で、1対の成形金型70A,70Bの間に配置される。
次に、金型駆動装置(図示省略)により、図9(a)に示すように、成形金型70A,70Bを合わせて型締めし、成形金型70A,70Bにより筒状パリソン92(図8参照)を挟んで、成形金型70A,70B内に密閉空間93を形成する。
この密閉空間93に対してブロー圧をかけることにより、筒状パリソン92(図8参照)を各キャビティ82A,82Bに向けて押し付けて、筒状パリソン92(図8参照)を賦形する。これにより、一方の壁52および他方の壁53によって、板状の中空成形体50(図4参照)を成形する。
このとき、図9(b)に示すように、壁52,53のうち一方の壁52から他方の壁53に向けて先細る第1環状リブ35を環状リブ成形用ブロック75Aによって成形する。同時に、環状リブ成形用ブロック75Bによって、他方の壁53から一方の壁52に向けて先細る第2環状リブ36を第1環状リブ35に対応させて成形する。さらに、環状リブ成形用ブロック75A,75Bを近接させることで、複数の第1環状リブ35と複数の第2環状リブ36の互いの先端部35a,36aを突き合わせて溶着し、複数の連結部33を形成する。
そして、図10に示すように、成形金型70A,70Bを型開きして、成形された中空成形体50を取り出し、ピンチオフ部83A,83Bの外側のバリ部分95を切断し、合成樹脂製の中空成形体50を得る。得られた中空成形体50では、複数の連結部33によって、一方の壁52と他方の壁53とが連結されて一体化している。
なお、実施形態では、筒状パリソン92を用いて、ブロー成形により中空成形体50を成形したが、この他、筒状パリソン92の代わりに、溶融状態の1対の樹脂シートを1対の成形金型の間に配置し、樹脂シートと成形金型との間の密閉空間を吸引することで、中空成形体50を成形してもよい。
(切断工程)
切断工程では、図11に示すように、成形工程で得られた中空成形体50を厚み方向に切断して、連結部33を含む所定の寸法の脚体30を得る。ここでは、略等間隔に並ぶ複数(この例では、8個)の連結部33の略1列分を1本の脚体30として、中空成形体50から切り出し、合計8本の脚体30を切り出す。
なお、この例では、中空成形体50から8本の脚体30を切り出したが、中空成形体50から切り出す脚体30の本数、脚体30の大きさは、格別に限定されるものではなく、脚体30の仕様に応じて任意に設定可能である。
(取り付け工程)
取り付け工程では、第1環状リブ35をパレット本体20(図2参照)側に向けて、切断工程で得られた2本の脚体30の各取り付け部31をパレット本体20(図2参照)の下面21(図2参照)に取り付ける。これにより、パレット10(図1参照)が得られる。
(パレットおよびその製造方法の作用・効果)
以上、説明した実施形態の作用・効果について述べる。
本実施形態によれば、第1環状リブ35と第2環状リブ36は、それぞれ、いわゆるコーン形状であり、高い強度を備える。このように強度の高い第1環状リブ35と第2環状リブ36を互いに突き合わせて溶着した連結部33は、高い耐荷重性を備える。これにより、脚体30には、高い耐久性が付与される。また、合成樹脂製の脚体30は、耐水性・耐衝撃性に優れる。したがって、このように耐久性の高い脚体30と、少量生産に適した紙製または木製のパレット本体20とを組み合わせることにより、少量生産に対応でき、しかも耐久性の高いパレット10を得ることができる。
また、脚体30の取り付け部31は、第1環状リブ35による開口と平面状の上面31aとにより構成される。このため、取り付け部31では、平面状の上面31aをパレット本体20の下面21に取り付けることができるので、取り付け面積を広く確保することができる。また、取り付け部31と第1環状リブ35、および、接地部32と第2環状リブ36が、それぞれ一体(連続)に形成されると共に脚体30の側面が解放されており、第1環状リブ35および第2環状リブ36のそれぞれの外周面が脚体30の側壁(円筒状の集合)を構成するため、外部からの衝撃(フォーク12等による衝撃)により破損しにくい高い強度を有するものとなる。
また、中空成形体50から切り出された所定の寸法の合成樹脂製の脚体30を得ることができる。また、切断位置を変えることで、形態や寸法の異なる複数種の脚体30を1つの中空成形体50から得ることができる。あるいは、成形金型70の構成を変更することによっても、形態や寸法の異なる複数種の脚体30を得ることができる。したがって、脚体30の製造コストを低く抑えることができると共に、合成樹脂製の脚体30にも関わらず、多品種少量生産に適した紙製パレットや木製パレット等に適合した寸法で脚体30を形成することができる。
(中空成形体の変形例)
上記中空成形体50では、複数の連結部33のみを配列したが、この他、連結部33以外の要素を中空成形体に設けてもよい。例えば、図12に示すように、連結部33と長溝61が混在した中空成形体50Aを成形し、1個の中空成形体50Aから、形状の異なる複数種の脚体を切り出してもよい。
(脚体の変形例)
また、上記脚体30は、直線状に並ぶ複数の連結部33の1列分を中空成形体50から切り出したものであるが、脚体における連結部の個数や配列は、格別に限定されるものでなく、任意である。
例えば、図13に示すように、第1変形例の脚体30Aでは、切断工程において、直線状に並ぶ複数の連結部33の複数列(この例では、2列)分を、1本の脚体30Aとして、中空成形体50から複数本(この例では、4本)切り出す。そして、取り付け工程において、図14に示すように、切り出した2本の脚体30Aをパレット本体20の下面21に取り付ける。なお、1本の脚体30Aを構成する連結部33の列の数は、3列以上でもよい。
この第1変形例の脚体30Aによれば、複数列の連結部33からなる太くて強い脚体30Aを得ることができる。これにより、パレット10の強度をより高めることができる。また、連結部33の列の数の変えることで、脚体30Aの太さを任意に変更できるので、例えば、大きいパレット本体20に対しては、太い脚体30Aを選択するなどして、多品種少量生産に適した紙製パレットや木製パレット等の寸法に最適な太さの脚体30Aを得ることができる。
また、図15に示すように、第2変形例の脚体30Bでは、切断工程において、少なくとも1個の連結部33を含む脚体30Bを中空成形体50からブロック状に複数個切り出す。ここでは、中空成形体50を各辺に沿って格子状に切断し、合計16個の脚体30Bを切り出す。そして、取り付け工程では、図16に示すように、このブロック状の脚体30Bを複数(この例では、格子点状に離間して並ぶ9個)配置し、パレット本体20の下面21に取り付ける。
この第2変形例の脚体30Bによれば、ブロック状の複数の脚体30Bを任意に配置することができ、求められるフォーク差し込み部13の仕様に合わせて、紙製パレットや木製パレット等に最適な構成の脚体30Bを付与することができる。例えば、図16に示される脚体30Bの配置例では、格子点状に並ぶ9個の脚体30Bにおいて、隣り合う脚体30Bの離間部をフォーク差し込み部13として形成することができる。これにより、いわゆる4方差しのパレットを構成することができる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、実施形態および変形例では、脚体30,30A,30Bを例示したが、本発明において、脚体における連結部の個数、連結部の高さ、連結部の間隔は、脚体30,30A,30Bに格別に限定されるものではなく、脚体に求められる強度や寸法、フォークリフトのフォークの仕様などに応じて、任意に変更可能である。
10 パレット
11 積載面
12 フォーク
13 フォーク差し込み部
15 地面
20 パレット本体
21 下面
30 脚体
30A 脚体
30B 脚体
31 取り付け部
32 接地部
33 連結部
35 第1環状リブ
35a 先端部
36 第2環状リブ
36a 先端部
50 中空成形体
50A 中空成形体
52 一方の壁
53 他方の壁

Claims (4)

  1. 荷物が積載される積載面と、フォークリフトのフォークを側方から差し込ませるフォーク差し込み部と、を有するパレットであって、
    前記積載面を上面に備えるパレット本体と、
    前記パレット本体の下面に取り付けられ、前記パレット本体と地面の間に前記フォーク差し込み部を形成する合成樹脂製の脚体と、を有し、
    前記脚体は、
    前記パレット本体の下面に取り付けられる板状の取り付け部と、
    前記取り付け部の下方に設けられ、前記地面に接地する板状の接地部と、
    前記取り付け部と前記接地部を連結する筒状の連結部と、を有し、
    前記連結部は、
    前記取り付け部に形成され、前記取り付け部にて開口すると共に前記接地部に向けて先細る第1環状リブと、
    前記第1環状リブに対応して前記接地部に形成され、前記接地部にて開口すると共に前記取り付け部に向けて先細る第2環状リブと、を有し、
    前記第1環状リブと前記第2環状リブは、互いの先端部が突き合わされて溶着されることを特徴とするパレット。
  2. 前記パレット本体は、紙材または木材によって構成されることを特徴とする請求項1に記載のパレット。
  3. 前記脚体は、合成樹脂製の中空成形体を所定の寸法に切断したものであることを特徴とする請求項1または2に記載のパレット。
  4. 荷物が積載される積載面を上面に備えるパレット本体と、前記パレット本体の下面に取り付けられ前記パレット本体と地面の間にフォーク差し込み部を形成する脚体と、を有するパレットを製造するパレットの製造方法であって、
    合成樹脂からなる対向する1対の壁のうち一方の壁から他方の壁に向けて先細る第1環状リブを前記一方の壁に成形する共に、前記他方の壁から前記一方の壁に向けて先細る第2環状リブを前記第1環状リブに対応させて前記他方の壁に成形し、さらに、前記第1環状リブと前記第2環状リブの互いの先端部を溶着することで、前記第1環状リブおよび前記第2環状リブからなる筒状の連結部で前記1対の壁が連結された板状の中空成形体を得る成形工程と、
    前記成形工程で得られた前記中空成形体を厚み方向に切断して、前記連結部を含む所定の寸法の前記脚体を得る切断工程と、
    前記切断工程で得られた前記脚体を、前記第1環状リブを前記パレット本体側に向けて前記パレット本体の下面に取り付ける取り付け工程と、を含むことを特徴とするパレットの製造方法。
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