JP2014046954A - パレットおよびパレットの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 パレット10は、紙製または木製のパレット本体20と、合成樹脂製の脚体30と、を有する。脚体30は、パレット本体20の下面21に取り付けられる板状の取り付け部31と、取り付け部31の下方に設けられ地面15に接地する板状の接地部32と、取り付け部31と接地部32を連結する筒状の複数の連結部33と、を有する。連結部33は、取り付け部31にて開口すると共に接地部32に向けて先細る第1環状リブ35と、第1環状リブ35に対応して接地部32にて開口する共に取り付け部31に向けて先細る第2環状リブ36と、を有する。第1環状リブ35と第2環状リブ36は、互いの先端部が突き合わされて溶着される。
【選択図】 図2
Description
(1)本発明のパレットは、荷物が積載される積載面と、フォークリフトのフォークを側方から差し込ませるフォーク差し込み部と、を有するパレットであって、前記積載面を上面に備えるパレット本体と、前記パレット本体の下面に取り付けられ、前記パレット本体と地面の間に前記フォーク差し込み部を形成する合成樹脂製の脚体と、を有し、前記脚体は、前記パレット本体の下面に取り付けられる板状の取り付け部と、前記取り付け部の下方に設けられ、前記地面に接地する板状の接地部と、前記取り付け部と前記接地部を連結する筒状の連結部と、を有し、前記連結部は、前記取り付け部に形成され、前記取り付け部にて開口すると共に前記接地部に向けて先細る第1環状リブと、前記第1環状リブに対応して前記接地部に形成され、前記接地部にて開口すると共に前記取り付け部に向けて先細る第2環状リブと、を有し、前記第1環状リブと前記第2環状リブは、互いの先端部が突き合わされて溶着されることを特徴とする。
実施形態のパレットの全体構成を図1に基づいて説明する。
図1に示すように、パレット10は、荷物が積載される積載面11と、フォークリフトの左右のフォーク12を側方から差し込ませるフォーク差し込み部13とを有する。パレット10は、パレット本体20および複数(この例では、左右2本)の脚体30によって構成される。
パレット本体20は、いわゆるデッキボードであり、平面形状が長方形状の積載面11を上面に備える。パレット本体20は、紙製または木製であり、段ボール等の紙材または木材で製造される。なお、パレット本体20の平面形状は、長方形状の他、正方形状、多角形状を含む各種の形状から選択可能である。また、パレット本体20の材質は、紙材や木材の他、少量生産に対応できる材質であれば、任意である。
図2に示すように、脚体30は、けたやブロックと称される支持部材であり、後述する合成樹脂製の中空成形体50(図4参照)を所定の寸法に切断したものである。この例では、中空成形体50(図4参照)から切り出した細長い2本の脚体30をパレット本体20の下面21の左右両端部に取り付ける。これにより、2本の脚体30の間で且つパレット本体20と地面15の間には、フォーク差し込み部13(図1参照)が形成される。フォーク差し込み部13(図1参照)は、パレット10において、フォーク12の差し込み方向の両側に開放しており、いわゆる2方差しのパレットを構成する。パレット10では、フォーク差し込み部13(図1参照)に左右のフォーク12を差し込むことで、荷物を運搬・昇降することができる。
図3に示すように、複数の連結部33のそれぞれは、第1環状リブ35および第2環状リブ36を有する。
次に、パレット10の製造方法を図4〜図11に基づいて説明する。
本実施形態では、各種パレットの寸法に対応した脚体30を簡易に成形できるよう、ブロックによって構成された金型により、適宜寸法の中空成形体50を成形し、且つ、この中空成形体50から所定の寸法の脚体30を切り出すことで、合成樹脂の脚体30を得る。パレット10の製造方法は、上記金型を用いた成形工程、中空成形体50から所定の寸法の脚体30を切り出す切断工程、切り出した脚体30をパレット本体20に取り付ける取り付け工程を含む。
成形工程の具体的な説明に先立ち、中空成形体50の構成および中空成形体50を成形する金型の構成について述べる。
切断工程では、図11に示すように、成形工程で得られた中空成形体50を厚み方向に切断して、連結部33を含む所定の寸法の脚体30を得る。ここでは、略等間隔に並ぶ複数(この例では、8個)の連結部33の略1列分を1本の脚体30として、中空成形体50から切り出し、合計8本の脚体30を切り出す。
取り付け工程では、第1環状リブ35をパレット本体20(図2参照)側に向けて、切断工程で得られた2本の脚体30の各取り付け部31をパレット本体20(図2参照)の下面21(図2参照)に取り付ける。これにより、パレット10(図1参照)が得られる。
以上、説明した実施形態の作用・効果について述べる。
本実施形態によれば、第1環状リブ35と第2環状リブ36は、それぞれ、いわゆるコーン形状であり、高い強度を備える。このように強度の高い第1環状リブ35と第2環状リブ36を互いに突き合わせて溶着した連結部33は、高い耐荷重性を備える。これにより、脚体30には、高い耐久性が付与される。また、合成樹脂製の脚体30は、耐水性・耐衝撃性に優れる。したがって、このように耐久性の高い脚体30と、少量生産に適した紙製または木製のパレット本体20とを組み合わせることにより、少量生産に対応でき、しかも耐久性の高いパレット10を得ることができる。
上記中空成形体50では、複数の連結部33のみを配列したが、この他、連結部33以外の要素を中空成形体に設けてもよい。例えば、図12に示すように、連結部33と長溝61が混在した中空成形体50Aを成形し、1個の中空成形体50Aから、形状の異なる複数種の脚体を切り出してもよい。
また、上記脚体30は、直線状に並ぶ複数の連結部33の1列分を中空成形体50から切り出したものであるが、脚体における連結部の個数や配列は、格別に限定されるものでなく、任意である。
11 積載面
12 フォーク
13 フォーク差し込み部
15 地面
20 パレット本体
21 下面
30 脚体
30A 脚体
30B 脚体
31 取り付け部
32 接地部
33 連結部
35 第1環状リブ
35a 先端部
36 第2環状リブ
36a 先端部
50 中空成形体
50A 中空成形体
52 一方の壁
53 他方の壁
Claims (4)
- 荷物が積載される積載面と、フォークリフトのフォークを側方から差し込ませるフォーク差し込み部と、を有するパレットであって、
前記積載面を上面に備えるパレット本体と、
前記パレット本体の下面に取り付けられ、前記パレット本体と地面の間に前記フォーク差し込み部を形成する合成樹脂製の脚体と、を有し、
前記脚体は、
前記パレット本体の下面に取り付けられる板状の取り付け部と、
前記取り付け部の下方に設けられ、前記地面に接地する板状の接地部と、
前記取り付け部と前記接地部を連結する筒状の連結部と、を有し、
前記連結部は、
前記取り付け部に形成され、前記取り付け部にて開口すると共に前記接地部に向けて先細る第1環状リブと、
前記第1環状リブに対応して前記接地部に形成され、前記接地部にて開口すると共に前記取り付け部に向けて先細る第2環状リブと、を有し、
前記第1環状リブと前記第2環状リブは、互いの先端部が突き合わされて溶着されることを特徴とするパレット。 - 前記パレット本体は、紙材または木材によって構成されることを特徴とする請求項1に記載のパレット。
- 前記脚体は、合成樹脂製の中空成形体を所定の寸法に切断したものであることを特徴とする請求項1または2に記載のパレット。
- 荷物が積載される積載面を上面に備えるパレット本体と、前記パレット本体の下面に取り付けられ前記パレット本体と地面の間にフォーク差し込み部を形成する脚体と、を有するパレットを製造するパレットの製造方法であって、
合成樹脂からなる対向する1対の壁のうち一方の壁から他方の壁に向けて先細る第1環状リブを前記一方の壁に成形する共に、前記他方の壁から前記一方の壁に向けて先細る第2環状リブを前記第1環状リブに対応させて前記他方の壁に成形し、さらに、前記第1環状リブと前記第2環状リブの互いの先端部を溶着することで、前記第1環状リブおよび前記第2環状リブからなる筒状の連結部で前記1対の壁が連結された板状の中空成形体を得る成形工程と、
前記成形工程で得られた前記中空成形体を厚み方向に切断して、前記連結部を含む所定の寸法の前記脚体を得る切断工程と、
前記切断工程で得られた前記脚体を、前記第1環状リブを前記パレット本体側に向けて前記パレット本体の下面に取り付ける取り付け工程と、を含むことを特徴とするパレットの製造方法。
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