JP2014046108A - 気道確保器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラリンゲルマスクのチューブの内孔部を利用して、口内部から体内にシングルルーメン気管チューブを挿管した状態でも、ラリンゲルマスクを抜き出して容易に取り除くことができるようにすること。
【解決手段】患者の口内部へ挿管されるチューブ12と、チューブの先端部の開口を囲むように設けられた環状のパッド14と、を備えた気道確保器具であって、チューブの周壁には、チューブの長さ方向の全長に亘って延びる縦割り用の第1薄肉部11が設けられ、環状のパッドの周壁には、パッドの内外方向に延びるパッド分断用の第2薄肉部21が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、麻酔科、呼吸器科、耳鼻咽喉科、あるいは緊急医療などで使用される気道確保器具に関する。
患者の気道確保器具として、従来からラリンゲルマスクが広く知られている。
このラリンゲルマスクは、例えば、麻酔科領域で全身麻酔時の気道確保のため、あるいは緊急医療時のように、意識不明の患者や呼吸困難な患者などの気道を確保するために使用されている。
例えば、特許文献1や特許文献2には、可撓性のあるチューブ2の先端部に、膨張可能で柔軟な材質の環状の膨張性カフからなるパッド3を設け、このパッド3を小さな補助チューブ4を介して膨張させて、咽頭の外側を環状に密閉し気道を確保するようにしたラリンゲルマスクの技術が記載されている(図9参照)。
ところで、このラリンゲルマスクの挿管により患者の気道を確保した状態において、種々の医療処置のために、例えば気管チューブ等の一般のシングルルーメン気管チューブを挿管し、ラリンゲルマスクと置換する必要性が生じる場合も多々ある。
このような場合、従来は、ラリンゲルマスクのチューブの内孔部を利用してシングルルーメン気管チューブを挿管していた。
特開2000−152995号公報 特開2010−131051号公報
しかしながら、このような挿管方法では、以下のような問題が生じる。
口内部に挿管されているラリンゲルマスクは、一時的に抜管する必要が生じる。
この際、ラリンゲルマスクのチューブの内孔部を利用してシングルルーメン気管チューブを挿管していた場合、ラリンゲルマスク自体を挿管することが困難になるという問題が生じる。
この点の解決策として、ラリンゲルマスクを一端抜管してから、シングルルーメン気管チューブを口内部に再挿管する方法が考えられる。
しかし、この場合には、チューブの内孔部をガイドチューブとして利用できないため、気管チューブを挿管し難くなる問題があり、望ましくない。
よって、本発明は、ラリンゲルマスクのチューブの内孔部を利用して、口内部から体内にシングルルーメン気管チューブを挿管した状態で、ラリンゲルマスクを抜管して容易に取り除くことができ、これにより気管チューブの挿管や挿管タイミング等に影響を受けない機能を付与した気道確保器具を提供することを課題とする。
前記課題を解決する本発明は、患者の口内部へ挿管されるチューブと、
チューブの先端部の開口を囲むように設けられた環状のパッドと、を備えた気道確保器具であって、チューブの周壁には、チューブの長さ方向の全長に亘って延びる縦割り用の第1薄肉部が設けられ、環状のパッドの周壁には、パッドの内外方向に延びる分断用の第2薄肉部が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、チューブの周壁に、チューブの長さ方向の全長に亘って延びる縦割り用の第1薄肉部を設け、環状のパッドの周壁には、パッドの内外方向に延びるパッド分断用の第2薄肉部を設けたので、この第1薄肉部及び第2薄肉部からチューブおよびパッドを引き裂くことができる。
したがって、チューブの内孔部を利用して、口内部から体内にシングルルーメン気管チューブを挿管した状態でも、ラリンゲルマスクを抜き出した後に、チューブおよびパッドを引き裂くことで、これを簡単に取り除くことができる。これにより、シングルルーメン気管チューブの挿管や挿管タイミング等に影響を受けない機能を付与した気道確保器具を得ることができる。
本発明の好ましい形態では、前記第1薄肉部と第2薄肉部とが連続していることを特徴とする。
このような構成とした場合、チューブまたはパッドの何れか一方側から全体を引き裂くことが可能になる。
本発明の好ましい形態では、チューブ及び環状のパッドが樹脂製であり、第1薄肉部及び第2薄肉部が、それら各周壁への切り込みにより形成されていることを特徴とする。
このように構成した場合、チューブ及びパッドの第1薄肉部及び第2薄肉部を、金型を用いた例えば軟質樹脂の一体成形により形成することができる。これにより、生産性を良くすることができる。
本発明の好ましい形態では、第1薄肉部は、チューブの周方向に間隔をおいて2列設けられていることを特徴とする。
このように、第1薄肉部を、チューブの周方向に間隔をおいて2列設けることで、チューブを縦割りする形態で引き裂くことが可能になる。
本発明の好ましい形態では、第2薄肉部は、チューブの長さ方向に沿って延びていることを特徴とする。
このように、第2薄肉部を、チューブの長さ方向に沿って延びる構成とすることで、第2薄肉部による切断線がパッドの一部のみを横断する形態とすることができる。これにより、パッドの第2薄肉部を短くすることができる。
本発明の好ましい形態では、第2薄肉部は、第1薄肉部と交差する方向に延びていることを特徴とする。
第2薄肉部を、第1薄肉部と交差する方向に延びる構成とすることで、第2薄肉部による切断線がパッド全体を横断する形態とすることができる。これにより、パッドを二つに分断することができる。
本発明の好ましい形態では、チューブの基端部に、そのチューブを第1薄肉部から引き裂く際に利用する摘み用の突出部が設けられていることを特徴とする。
このように、チューブを第1薄肉部から引き裂く際に利用する摘み用の突出部を設けた場合、その突出部を指でつまんでチューブを容易に引き裂くことができる。
本発明の好ましい形態では、前記環状のパッドが、空気を送り込むことで環状に膨らむ膨張性カフにより形成されていることを特徴とする。
パッドを膨張性カフにより形成した場合、カフ自体を薄くできるので、その分容易に切断することができる。
本発明の好ましい形態では、前記環状のパッドが、柔軟性のある材料で形成されていることを特徴とする。
環状のパッドを、柔軟性のある材料で形成することで、パッド自体にカフのような柔軟に密着する機能を付与することができる上に、切断も容易に行えるようにすることができる。
本発明の好ましい形態では、前記環状のパッドが袋状に形成され、その内部に柔軟性のある材料が収容されていることを特徴とする。
このように、環状のパッドを袋状に形成し、その内部に柔軟性のある材料を収容することで、環状のパッド自体を、気密性を必要としない製作容易な構成とすることができ、かつ、カフの機能と同様な機能を付与することができる。
本発明により、ラリンゲルマスクのチューブの内孔部を利用して、口内部から体内にシングルルーメン気管チューブを挿管した状態でも、ラリンゲルマスクを抜き出して取り除くことができ、これによりシングルルーメン気管チューブの挿管や挿管タイミング等に影響を受けない機能を付与した気道確保器具を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る気道確保器具の斜視図である。 本発明の実施形態1に係る気道確保器具(ラリンゲルマスク)本体の構成を示すもので、(a)側面図、(b)は断面図である。 本発明の実施形態1に係る気道確保器具のスリップジョイントの構成を示すもので、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は縦割り状態の側面図である。 本発明の実施形態1に係る気道確保器具の作用説明図である。 本発明の実施形態2に係る気道確保器具の要部の構成を示すもので、(a)は底面図、(b)は側面図、(c)は上面図である。 本発明の実施形態2に係る気道確保器具の要部の構成を示すもので、(d)、(e)はパッド部分の構成図である。 本発明の実施形態3に係る気道確保器具の要部の構成を示すもので、(a)は底面図、(b)は側面図、(c)は上面図である。 本発明の実施形態3に係る気道確保器具の要部の構成を示すもので、(d)、(e)はパッド部分の構成図である。 従来の気道確保器具(ラリンゲルマスク)で、患者の気道を確保した状態の説明図である。
<実施形態1>
図1〜図6を参照して、本発明に係る気道確保器具の実施形態について説明する。
図1は本発明の実施形態1に係る気道確保器具(ラリンゲルマスク)30を示す斜視図である。図2は、ラリンゲルマスク本体部分を示す側面図であり、図3はスリップジョイントの構成図である。この気道確保器具30は、図2に示すラリンゲルマスク本体10を備えている。このラリンゲルマスク本体10には、例えば図示しない酸素供給チューブ等が接続される。
ラリンゲルマスク本体10は、患者の口から気道に向かって挿管されるチューブ12と、このチューブ12の先端部22の開口22aを囲むように環状に膨らむ膨張性のカフからなるパッド14と、このパッド14に外部から空気を送り込む補助チューブ16と、を備えている。補助チューブ16の基端側端部には、逆止弁18を内蔵したバルーン20が設けられている。また、チューブ12の先端部には、フランジ32aを備えたスリップジョイント32が装着されている。
パッド14は、リング状の袋部を有するもので、接着剤または溶着などによりチューブ12の先端部22の周囲に取り付けられている。チューブ12の先端部22は、ほぼ楕円形のフランジ状に形成されていて、その下面にパッド14が形成されている。このパッド14はポリウレタンフィルム、塩化ビニルフィルム、シリコン、イソブレンゴムなどから形成されたもので、材質的に薄くて堅牢であるとともに、図1に示す補助チューブ16を介して外部から空気が注入されることにより、環状に膨らませることができる。そして、膨らんだ状態でパッド14を気管の開口に押し当てれば、チューブ12の内孔部を介して患者の気道が確保される。
チューブ10の周壁には、チューブ10の長さ方向の全長に亘って延びる縦割り用の第1薄肉部11が設けられ、パッド14の周壁には、パッド14の内外方向に延びるパッド分断用の第2薄肉部21が設けられている。この第1薄肉部11と第2薄肉部21は連続している。
チューブ12及びパッド14は樹脂製であり、第1薄肉部11が、図2(b)に示すように、チューブ12の周壁への断面V形状等の切り込み6により形成されている。この第1薄肉部11は、インジェクションを利用する金型成形により形成されている。第1薄肉部11の肉厚及びその強度としては、チューブの材質によっても左右されるが、手で引き裂ける程度の肉厚に設定される。第2薄肉部21は、パッド14を支えてパッド14の一部を形成するフランジ状の先端部22に形成されている。なお、第2薄肉部21のうち、柔軟で薄い材質で形成されているパッド14の部分には、パッド14の材質や肉厚等に合わせた薄肉部が形成される。例えば、後述するように薄い接着剤層により形成しても良い。
チューブ12の端部に設けられているスリップジョイント32は、筒状部32bと、フランジ部32aとを有している。筒状部32bには、その筒状部32bの相対する位置に、V形状の切り込み6が設けられ、これにより薄肉部11が形成されている。
図3(b)に示すように、フランジ部32aの相対する位置には、図2に示す摘み部材5、5を挿入して引っ掛けるための長穴32c、32cが設けられている。
本実施形態によれば、チューブ12の周壁に、チューブ12の長さ方向の全長に亘って延びる縦割り用の第1薄肉部11を設け、パッド14の周壁には、パッド14の内外方向に延びるパッド分断用の第2薄肉部21を設けているので、この第1薄肉部11及び第2薄肉部21からチューブ12およびパッド14を引き裂くことができる。
例えば摘み部材5、5を指で摘み、両側に引っ張ることにより、図4に示すように、スリップジョイント32及びチューブ12を、それらの第1薄肉部11部分から二つに引き裂くことができる。また、図4に示すように、パッド14の部分も第2薄肉部21部分から二つに分断する形態で引き裂くことができる。
したがって、チューブ12の内孔部を利用して、口内部から体内に一般のシングルルーメン気管チューブを挿管した状態でも、ラリンゲルマスク本体10を抜管した後に、チューブ12およびパッド14を引き裂くことで、これを簡単に取り除くことができる。これにより、シングルルーメン気管チューブの挿管や挿管タイミング等に影響を受けない機能を付与した気道確保器具を提供することができる。
また、本実施形態では、第1薄肉部11と第2薄肉部21とを連続させているので、チューブ12またはパッド14の何れか一方側から全体を引き裂くことが可能になる。
また、チューブ12及び膨張性パッド14の第1薄肉部11及び第2薄肉部12を、金型を用いた例えば軟質樹脂の一体成形により形成することで、生産性を良くすることができる。
<実施形態2>
図5、図6は、本発明に係る気道確保器具の実施形態2を示す主要部の概略構成図である。なお、同実施形態において、先の実施形態と基本的に同一の構成要素については、同一符号を付してその説明を簡略化する。
この実施形態でも、第1薄肉部11を、チューブ12の周方向に間隔をおいて2列設けているが、図5(c)に示すように、このラリンゲルマスク本体10を上から見て、チューブ12の上部側に寄せた形態となるように配列している。さらに、この2列の第1薄肉部11、11は、第2薄肉部21の近くで左右に広がり、左右の第2薄肉部21に連続している。
パッド14は、図5(d)に示すように、予め二分割した形状の単位パッド14a、14bを形成しておき、これを適度の接着強度を有する接着剤や粘着剤により接合して、(e)に示すように、薄い接着層による薄肉部21を有する接合型パッド14として形成している。そして、このパッド14をフランジ状の先端部22の下面に接合することで、ラリンゲルマスク本体10を構成している。
このように、第1薄肉部11を、チューブ12の周方向に間隔をおいて2列設けることで、チューブ12を縦割りする形態で引き裂くことが可能になる。しかも、第1薄肉部11をチューブ12の上部側に寄せた形態となるように配列しているので、二列の第1薄肉部11間の周壁部分を帯状に剥がすようにして引き裂くことができる。
また、このように第2薄肉部21は、第1薄肉部11と交差する方向に延びている構成とすることで、第2薄肉部21による切断線がパッド全体を横断する形態とすることができる。これにより、パッド14を二つに分断することができる。
<実施形態3>
図7、図8は、本発明に係る気道確保器具の実施形態3を示す主要部の概略構成図である。なお、同実施形態において、先の実施形態と基本的に同一の構成要素については、同一符号を付してその説明を簡略化する。
この実施形態でも、第1薄肉部11を、チューブ12の周方向に間隔をおいて2列設けているが、図7(c)に示すように、このラリンゲルマスク本体10を上から見て、チューブ12の上部側に寄せた形態となるように配列している。さらに、この2列の第1薄肉部11、11は、第2薄肉部21の近くでその第2薄肉部21に集束する形態で一つに連続している。
パッド14は、図8(d)に示すように、予め先端部に対応する部分を一か所だけ分断した形状のパッドを形成しておき、これを適度の接着強度を有する接着剤や粘着剤により接合して、(e)に示すように、薄い接着層による薄肉部21を有する接合型パッド14として形成している。そして、このパッド14をフランジ状の先端部22の下面に接合することで、ラリンゲルマスク本体10を構成している。
このように、第1薄肉部11を、チューブ12の周方向に間隔をおいて2列設けることで、チューブ12を縦割りする形態で引き裂くことが可能になる。しかも、第1薄肉部11をチューブ12の上部側に寄せた形態となるように配列しているので、二列の第1薄肉部11間の周壁部分を帯状に剥がすようにして引き裂くことができる。
また、このように、第2薄肉部21を、チューブ12の長さ方向に沿って延びる構成とすることで、第2薄肉部21による切断線がパッド14の一部のみを横断する形態とすることができる。これにより、パッド14の第2薄肉部21を短くすることができる。
なお、以上の実施形態では、パッド14部分を、空気を送り込むことで環状に膨らむ、内部中空な膨張性のカフにより形成した例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、パッド14部分を、膨張性のカフ内に注入する空気に代えて、スポンジや綿等の適宜の弾力性や柔軟性のある反発材を封入した構造にしても良い。その場合には、封入するスポンジや綿を、薄肉部による切断線に対応させて予め切断した状態とすることが望ましい。
また、環状のパッド14部分全体を柔軟性のある材料で形成してもよい。このように環状のパッド全体を、柔軟性のある材料で形成することで、パッド自体にカフのような柔軟に密着する機能を付与することができる上に、切断も容易に行えるようにすることができる。
5 摘み部材
6 切り込み
10 ラリンゲルマスク本体
11 第1薄肉部
12 チューブ
14 パッド
16 補助チューブ
21 第2薄肉部
32 スリップジョイント

Claims (10)

  1. 患者の口内部へ挿管されるチューブと、
    チューブの先端部の開口を囲むように設けられた環状のパッドと、を備えた気道確保器具であって、
    前記チューブの周壁には、チューブの長さ方向の全長に亘って延びる縦割り用の第1薄肉部が設けられ、
    前記パッドの周壁には、パッドの内外方向に延びるパッド分断用の第2薄肉部が設けられていることを特徴とする気道確保器具。
  2. 前記第1薄肉部と第2薄肉部とが連続していることを特徴とする、請求項1に記載の気道確保器具。
  3. 前記チューブ及び環状のパッドが樹脂製であり、前記第1薄肉部及び第2薄肉部が、それら各周壁への切り込みにより形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の気道確保器具。
  4. 前記第1薄肉部は、チューブの周方向に間隔をおいて2列設けられていることを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載の気道確保器具。
  5. 前記第2薄肉部は、前記チューブの長さ方向に沿って延びていることを特徴とする、請求項1〜請求項4の何れかに記載の気道確保器具。
  6. 前記第2薄肉部は、前記第1薄肉部と交差する方向に延びていることを特徴とする、請求項1から請求項4の何れかに記載の気道確保器具。
  7. 前記チューブの基端部には、当該チューブを第1薄肉部から引き裂く際に利用する突出部が設けられていることを特徴とする、請求項1〜6の何れかに記載の気道確保器具。
  8. 前記環状のパッドが、空気を送り込むことで環状に膨らむ膨張性カフにより形成されていることを特徴とする、請求項1〜7の何れかに記載の気道確保器具。
  9. 前記環状のパッドが、柔軟性のある材料で形成されていることを特徴とする、請求項1〜7の何れかに記載の気道確保器具。
  10. 前記環状のパッドが袋状に形成され、その内部に柔軟性のある材料が収容されていることを特徴とする、請求項1〜7の何れかに記載の気道確保器具。


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