JP2014045862A - 光断層画像撮像装置、画像処理装置及び光断層画像の表示方法 - Google Patents

光断層画像撮像装置、画像処理装置及び光断層画像の表示方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014045862A
JP2014045862A JP2012189802A JP2012189802A JP2014045862A JP 2014045862 A JP2014045862 A JP 2014045862A JP 2012189802 A JP2012189802 A JP 2012189802A JP 2012189802 A JP2012189802 A JP 2012189802A JP 2014045862 A JP2014045862 A JP 2014045862A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
display
patient
tomographic
imaging apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012189802A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6057620B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Inoue
宏之 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2012189802A priority Critical patent/JP6057620B2/ja
Priority to US13/967,568 priority patent/US9232888B2/en
Publication of JP2014045862A publication Critical patent/JP2014045862A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6057620B2 publication Critical patent/JP6057620B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H30/00ICT specially adapted for the handling or processing of medical images
    • G16H30/40ICT specially adapted for the handling or processing of medical images for processing medical images, e.g. editing
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/0016Operational features thereof
    • A61B3/0041Operational features thereof characterised by display arrangements
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/0016Operational features thereof
    • A61B3/0041Operational features thereof characterised by display arrangements
    • A61B3/0058Operational features thereof characterised by display arrangements for multiple images
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/102Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for optical coherence tomography [OCT]
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/001Texturing; Colouring; Generation of texture or colour
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H40/00ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices
    • G16H40/60ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the operation of medical equipment or devices
    • G16H40/63ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the operation of medical equipment or devices for local operation

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

【課題】 所望の検査データを探しやすくし、検査効率の向上が期待される光断層画像撮像装置を提供する。
【解決手段】 被検眼に照射する測定光を走査して断層像を取得する断層画像取得手段と、被検眼に照射する2次元画像撮像光を走査して2次元画像を取得する走査型の2次元画像取得手段と、前記断層像取得手段と前記走査型の2次元画像取得手段により取得された画像を患者の情報とともに記憶する患者情報記憶手段と、表示手段と、を有し、前記表示手段は、前記患者情報記憶手段に記憶された少なくとも一人の患者情報を一覧表示し、前記一覧表示された患者群から一人の患者が選択された場合に、該一人の患者の過去に取得された少なくとも一つの断層像と該断層像と略同時に取得された2次元画像をサムネイル画像として一覧表示し、前記サムネイル画像として表示された断層像の画像パラメータが変更可能であることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光断層画像撮像装置、画像処理装置及び光断層画像の表示方法に関する。
現在、光学機器を用いた眼科用機器として、様々なものが使用されている。例えば、眼を観察する光学機器として、前眼部撮影機、眼底カメラ、共焦点レーザー走査検眼鏡(Scanning Laser Ophthalmoscope:SLO)、等様々な機器が使用されている。中でも、多波長光波干渉を利用した光コヒーレンストモグラフィ(Optical Coherence Tomography:OCT)による光断層画像撮像装置は、試料の断層像を高解像度に得ることができる装置である。このため、眼科用機器として網膜の専門外来では必要不可欠な装置になりつつある。また、眼科用だけでなく、内視鏡等にも利用されている。以下、これをOCT装置と記す。OCT装置は眼科診断等において、被検眼の眼底における網膜の断層像や、角膜などの前眼部の断層像を取得するために広く利用されている。
OCT装置は、低コヒーレント光である測定光を、参照光と測定光に分け、測定光を被検査物に照射し、その被検査物からの戻り光と参照光を干渉させることによって被検査物の断層を測定することができる。また、OCT装置は測定光を、サンプル上に走査することで、高解像度の断層像を得ることができる。そして、OCT装置では特定の領域に対し、測定光を1次元走査することで2次元断層画像を取得する。さらに、2次元断層画像取得のための1次元走査を、位置をずらしながら繰り返し取得することで3次元画像を得る。
ここで眼科診断において、検者は被検眼の病変の詳細な診断のためや経時変化を調べるために、過去に撮影された画像データを参照することがある。また、個別の病変の経時変化を調べるための、同一構図、同一条件での撮影(フォローアップ撮影)を行うために、過去の撮影データを参照し、その撮影条件を読みだす場合がある。このため、過去に撮影したデータは、探し出し易い表示形態であることが望まれる。
これに対し、複数の3次元データそれぞれを、2次元投影用レンダリング処理したサムネイル画像で一覧表示する医用画像用の3次元画像処理装置について、特許文献1に開示されている。また、3次元データから一つの断層像を選択し、サムネイル画像として表示する眼科用画像処理装置について、特許文献2に開示されている。なお、サムネイル画像とは、絵柄が一目でわかるような縦横画素数を小さくした低解像度の画像のことである。
特開2006−092201号公報 特開2012−045225号公報
しかしながら、サムネイル画像の画像パラメータは検者にとって最適な値に調整した形態で表示したほうが特徴を掴みやすく、検者は所望のデータを探し出し易い場合がある。
上記の課題に鑑み、本発明は、所望の検査データを探しやすくし、検査効率の向上が期待される光断層画像撮像装置及び光断層画像の表示方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る光断層画像撮像装置は、被検査物に照射する測定光を走査して断層像を取得する断層画像取得手段と、前記被検査物の2次元画像を取得する2次元画像取得手段と、前記断層像取得手段と前記2次元画像取得手段により取得された画像を患者の情報とともに記憶する患者情報記憶手段と、表示手段と、前記表示手段に表示する画像を指示する表示制御手段と、前記表示手段に表示された画像を介して前記表示制御手段に対する外部入力を受け付ける表示入力手段と、を有し、
前記表示制御手段は、前記画像の画像パラメータを変更する画像パラメータ変更手段を有すると共に、前記患者情報記憶手段に患者情報として前記情報が記憶された患者の一覧表示と、選択された前記患者情報のサムネイル画像の一覧表示と、を前記表示手段に実行させ、
前記表示入力手段は、前記患者の一覧表示からの一人の患者の選択と、前記画像パラメータの変更と、を受け付け、
前記画像パラメータ変更手段は、前記表示入力手段が受け付けた前記画像パラメータ変更の指示に応じて前記サムネイル画像の少なくとも一つにおける前記画像パラメータの変更を行い、
前記表示制御手段は、前記画像パラメータが変更された後の画像の表示を前記表示手段に実行させることを特徴とする。
さらに、上記目的を達成するために、本発明に係る画像処理装置は、被検査物の画像を取得する画像取得手段と、前記取得手段により取得された画像に基づいてサムネイル画像を生成する画像生成手段と、前記取得手段により取得された画像に対して行われる画像処理を、前記サムネイル画像に反映させる画像処理手段と、を備える。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る光断層画像の表示方法は、被検査物に照射する測定光を走査して断層像を取得する断層画像取得手段と、前記被検査物の2次元画像を取得する2次元画像取得手段と、前記断層像取得手段と前記2次元画像取得手段により取得された画像を患者の情報とともに記憶する患者情報記憶手段と、表示手段と、を有する光断層画像撮像装置により取得された画像を表示する表示方法であって、
前記患者情報記憶手段に患者情報として前記情報が記憶された患者の一覧表示を前記表示手段にて行い、
前記表示手段に表示された画面を介して、前記患者の一覧表示より一人の患者の選択を行ない、
選択された前記患者情報のサムネイル画像の一覧表示を前記表示手段にて行い、
前記表示画面に指示された取得された前記画像の表示における画像パラメータの変更に応じて前記サムネイル画像の少なくとも一つにおける前記画像パラメータの変更を行い、
前記画像パラメータが変更された後の画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
本発明によれば、所望の検査データを探しやすく、検査効率の向上が見込める光断層画像撮像装置を提供できる。即ち、特徴を掴みやすいサムネイル画像を検者に提供することができる。
(a)は本発明に係る光断層画像撮像装置の患者画面の説明図の一例、(b)は患者画面における過去検査リストの説明図の一例である。 (a)は本発明に係る光断層画像撮像装置の全体概要の一例を示す図、(b)は本発明に係る光断層画像撮像装置の画像取得部である測定光学系の説明図の一例である。 本発明に係る光断層画像撮像装置の患者画面における患者検索の過程の説明図の一例である。 (a)は本発明に係る光断層画像撮像装置の撮像前のリアルタイム画像(動画像)を表示する撮影画面の説明図の一例、(b)は同一モニタにおける撮像後の静止画像を表示する確認画面の説明図の一例である。 (a)は本発明に係る光断層画像撮像装置の断層画像を詳細に表示するレポート画面の説明図の一例、(b)はレポート画面の過去検査リストにおいて、モード順タブが選択された場合の説明図の一例である。 本発明に係る動作フローの説明図の一例である。
(本体構成)
図2(a)は、本実施形態に係る光断層画像撮像装置の側面図である。200は光断層画像撮像装置、900は前眼部像および被検眼の2次元像および断層像を取得するための取得部(測定光学系)、950は移動部としてのステージ部で、画像取得部900をXYZ方向に不図示のモータを用いて移動可能とする。951は後述の分光器を内蔵するベース部である。
画像取得部900は、後に詳述するが、被検体の画像を取得するための光を被検体上で走査させ、被検体を撮像することで被検体の画像を取得するものである。
925はパソコンであり、ステージ部の制御部を兼ね、ステージ部の制御とともにアライメント動作の制御、更に後述する断層画像の構成等を行う。926はハードディスクで、患者情報と各種撮影データを記憶する患者情報記憶部を兼ね、断層撮像用のプログラムを予め記憶する記憶部である。
928は、表示部であるモニタであり、929はパソコンへの指示を行う入力部であり、具体的にはキーボードとマウスから構成される。即ち、モニタ928は、後述する患者画面、撮影前の撮影画面、撮影後の確認画面、レポート画面を時分割表示する単一の共通モニタで、画像取得部900側ではなくパソコン925側に設けられる。
323は顔受けであり、不図示のモータによる上下動が可能な顎受け324、額当て325、後述の対物レンズの高さ方向の移動範囲中心に設けられた目高線326を備えている。被検者の顎を顎受け324に載せ、額を額当て325に当て、被検者の眼の高さが目高線326と略一致するように被検者の顔を固定することで、被検眼を取得部900に概略位置決めすることができる。
(測定光学系および分光器の構成)
本実施形態の測定光学系および分光器の構成について図2(b)を用いて説明する。まず、取得部900の内部について説明する。被検眼107に対向して対物レンズ135−1が設置され、その光軸上に第1ダイクロイックミラー132−1および第2ダイクロイックミラー132−2が配置されている。これらのダイクロイックミラーによってOCT光学系の光路351、被検眼の観察と2次元画像の取得とを兼ねるSLO光学系と固視灯用の光路352、および前眼観察用の光路353とに波長帯域ごとに分岐される。該SLO光学系は、本発明において被検眼の2次元画像を取得する2次元画像取得手段に対応する。また、当該光学系において用いられる測定光は2次元画像用の測定光に対応する。
SLO光学系と固視灯用の光路352はSLO走査手段133、レンズ135−3および135−4、ミラー132−5、第3ダイクロイックミラー132−3、フォトダイオード173、SLO光源174、固視灯191を有している。ミラー132−5は、穴あきミラーや中空のミラーが蒸着されたプリズムであり、SLO光源174による照明光と、被検眼からの戻り光とを分離する。第3ダイクロイックミラー132−3はSLO光源174および固視灯191への光路へと波長帯域ごとに分離する。SLO走査手段133は、SLO光源174と固視灯191から発せられた光を被検眼107上で走査するものであり、X方向に走査するXスキャナ、Y方向に走査するYスキャナから構成されている。本実施形態では、Xスキャナは高速走査を行う必要があるためポリゴンミラーによって、Yスキャナはガルバノミラーによって構成されている。レンズ135−3はSLO光学系および固視灯の焦点合わせのため、不図示のモータによって駆動される。SLO光源174は780nm付近の波長の光を発生する。フォトダイオード173は、被検眼からの戻り光を検出する。固視灯191は可視光を発生して被検者の固視を促すものである。
SLO光源174から発せられた光は、第3ダイクロイックミラー132−3で反射され、ミラー132−5を通過し、レンズ135−4、135−3を通り、SLO走査手段133によって、被検眼107上で走査される。即ち、本発明において、2次元画像取得手段は、走査型の2次元画像取得手段であることが好ましいが、装置構成上これ以外の型からなる2次元画像取得手段を用いることも可能である。被検眼107からの戻り光は、投影光と同じ経路を戻ったのち、ミラー132−5によって反射され、フォトダイオード173へと導かれる。固視灯191は第3ダイクロイックミラー132−3、ミラー132−5を透過し、レンズ135−4、135−3を通り、SLO走査手段133によって、被検眼107上で走査される。このとき、SLO走査手段の動きに合わせて固視灯191を点滅させることによって、被検眼107上の任意の位置に任意の形状をつくり、被検者の固視を促す。
前眼観察用の光路353において、135−2、135−10はレンズ、140はスプリットプリズム、171は赤外光を検知する前眼部観察用のCCDである。このCCD171は、不図示の前眼観察用照明光の波長、具体的には970nm付近に感度を持つものである。スプリットプリズム140は、被検眼107の瞳孔と共役な位置に配置されており、被検眼107に対する取得部900のZ方向(前後方向)の距離を、前眼部のスプリット像として検出することができる。
OCT光学系の光路351は、前述の通りOCT光学系を成しており、被検眼107の断層画像を撮像するためのものである。より具体的には、断層画像を形成するための干渉信号を得るものである。134は光を被検眼上で走査するためのXYスキャナである。XYスキャナ134は1枚のミラーとして図示してあるが、XY2軸方向の走査を行うガルバノミラーである。
135−5、135−6はレンズであり、そのうちレンズ135−5は、光カプラー131に接続されているファイバー131−2から出射するOCT光源101からの光を、被検眼107に焦点合わせするために不図示のモータによって駆動される。この焦点合わせによって、被検眼107からの戻り光は同時にファイバー131−2の先端に、スポット状に結像されて入射されることとなる。
次に、OCT光源101からの光路と参照光学系、分光器の構成について説明する。101はOCT光源、132−4は参照ミラー、115は分散補償用ガラス、131は光カプラー、131−1〜4は光カプラーに接続されて一体化しているシングルモードの光ファイバー、135−7はレンズ、180は分光器である。
これらの構成によってマイケルソン干渉系を構成している。OCT光源101から出射された光は、光ファイバー131−1を通じ、光カプラー131を介して光ファイバー131−2側の測定光と、光ファイバー131−3側の参照光とに分割される。
測定光は前述のOCT光学系光路を通じ、観察対象である被検眼107に照射され、被検眼による反射や散乱により同じ光路を通じて光カプラー131に到達する。
光カプラー131によって、測定光と参照光は合波され干渉光となる。ここで、測定光の光路長と参照光の光路長がほぼ同一となったときに干渉を生じる。参照ミラー132−4は、不図示のモータおよび駆動機構によって光軸方向に調整可能に保持され、被検眼107によって変わる測定光の光路長に参照光の光路長を合わせることが可能である。干渉光は光ファイバー131−4を介して分光器180に導かれる。
また、139−1は、光ファイバー131−2中に設けられた測定光側の偏光調整部である。139−2は、光ファイバー131−3中に設けられた参照光側の偏光調整部である。これらの偏光調整部は光ファイバーをループ状に引き回した部分を幾つか持っている。このループ状の部分をファイバーの長手方向を中心として回動させることでファイバーに捩じりを加え、測定光と参照光の偏光状態を各々調整して合わせることが可能なものである。
分光器180はレンズ135−8、135−9、回折格子181、ラインセンサ182から構成される。光ファイバー131−4から出射された干渉光はレンズ135−8を介して平行光となった後、回折格子181で分光され、レンズ135−9によってラインセンサ182に結像される。
以上述べたOCT光学系は、本発明において被検眼に照射する測定光を走査して断層像を得る断層画像取得手段に対応する。
次に、OCT光源101の周辺について説明する。OCT光源101は、代表的な低コヒーレント光源であるSLD(Super Luminescent Diode)である。中心波長は855nm、波長バンド幅は約100nmである。ここで、バンド幅は、得られる断層画像の光軸方向の分解能に影響するため、重要なパラメータである。
光源の種類は、ここではSLDを選択したが、低コヒーレント光が出射できればよく、ASE(Amplified Spontaneous Emission)等を用いることができる。中心波長は眼を測定することを鑑みると近赤外光が適する。また、中心波長は得られる断層画像の横方向の分解能に影響するため、なるべく短波長であることが望ましい。双方の理由から中心波長855nmとした。
本実施形態では干渉系としてマイケルソン干渉系を用いたが、マッハツェンダー干渉系を用いても良い。測定光と参照光との光量差に応じて、光量差が大きい場合にはマッハツェンダー干渉系を、光量差が比較的小さい場合にはマイケルソン干渉計を用いることが望ましい。
以上のような構成により、被検眼の断層像を取得することができ、かつ、近赤外光であってもコントラストの高い被検眼の2次元画像を取得することができる。また、得られた断層画像及び2次元画像は前述した患者情報記憶手段により、画像を取得された患者の情報と共に記憶される。
(断層画像の撮像方法)
光断層画像撮像装置200を用いた断層画像の撮像方法について説明する。光断層画像撮像装置200はXYスキャナ134を制御することで、被検眼107の所定部位の断層画像を撮像することができる。まず、図中X方向に測定光のスキャン(走査)を行い、被検眼におけるX方向の撮像範囲から所定の撮像本数の情報をラインセンサ182で撮像する。X方向のある位置で得られるラインセンサ182上の輝度分布を高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform:FFT)し、FFTで得られた線状の輝度分布をモニタ928に示すために濃度情報に変換する。これを、Aスキャン画像と呼ぶ。
また、この複数のAスキャン画像を並べた2次元の画像をBスキャン画像と呼ぶ。1つのBスキャン画像を構築するための複数のAスキャン画像を撮像した後、Y方向のスキャン位置を移動させて再びX方向のスキャンを行うことにより、複数のBスキャン画像を得る。
複数のBスキャン画像、あるいは複数のBスキャン画像から構築した3次元画像を以下に述べるモニタ928に表示することで検者が被検眼の診断に用いることができる。
(患者の検索を行う患者画面の構成)
図1(a)を用いて本実施形態に係る患者画面を説明する。患者画面1000は検査開始前にパソコン925により検査用プログラムが実行されたときにモニタ928に表示され、患者情報の入力および選択を行う画面である。1001、1002、1003は患者画面と後述する撮影画面、レポート画面を切り替えるボタンである。1004は、撮像条件や検査用プログラムの各種設定を行う設定画面へ遷移するためのボタンである。1005は検査終了時に本ソフトウェアを終了するためのログアウトボタンである。1100部は患者情報を入力するための患者情報入力部であり、新規患者、すなわち患者情報記憶部に登録されていない患者の場合は、患者情報記憶部に覚え込ませる為の患者の情報の入力を行う。一方、既に患者情報記憶部に登録されている患者の場合は、後述の患者リスト1200から患者を探し出すための検索条件を入力する。入力可能な内容は、患者ID、患者名、生年月日、性別、人種、受付番号、病名、コメント等である。1101は患者情報入力部1100に入力された内容を一括で削除するためのクリアボタンである。1200は患者リストであり、患者情報記憶部に記憶された患者を一覧表示する部分である。また、患者情報入力部1100に患者情報に関する事項が入力されている場合には、その入力内容に該当する患者のみを表示する。1299は外部からの患者情報を患者情報記憶部に取り込むためのインポートボタンである。1300は後述する検査リストであり、患者リスト1200中で選択された患者の、これまでの検査情報が撮影画像のサムネイル画像とともに表示される。
(患者リストの構成)
ここで、患者リスト1200の構成について詳述する。患者リスト1200には、検査情報記憶部に記憶されている各患者の患者ID、患者名、生年月日、性別、人種、病名、最終検査日、コメントが表示され、各項目の上部には各項目のヘッダー1201が表示されている。ここで、表示される項目は前述の項目の中から特定の項目だけを表示させるよう選ぶことも可能であり、項目の並び順および列幅を変更することも可能である。また、各項目に対応したヘッダー部をマウス等でクリックすることによって、選択した項目の昇順および降順を基準に患者リストの患者の順番を並び替えることができる。その際、並び替えの基準となっている項目のヘッダー部には矢印1202が表示される。これらにより、検者の見やすい患者リスト表示へ変更が可能である。
この患者リストの中から、検者は検査を行う患者を検索し選択する。そして、選択された患者は、1203に示すようにハイライト表示される。選択された患者の過去検査データが患者情報記憶部に記憶されている場合には、その検査情報を後述する検査リスト1300に表示する。また、特定の患者が選択されている状態で、不図示の変更ボタン(例えばマウスの右クリックにより出てくるプルダウンメニュー内)を操作することで、既に入力されている患者情報の編集も可能である。
ここで、患者を検索する際に患者情報入力部1100に検索する患者の各情報を入力することでも検索が可能である。そして、患者情報に文字を入力するたびに検査リストから入力された情報に一致する患者が随時絞り込まれて表示されるような逐語検索(インクリメンタルサーチ)にすることで、より短時間で効率良く所望の患者を絞り込むことができる。この例を図3に示す。ここでは、患者IDが「12345678」である患者を検索する過程を示している。まず、図3(a)に示すように患者情報入力部1100の患者ID入力部1101に「1」が入力された場合、患者リスト1200は患者IDに「1」を含む患者のみに絞り込まれる。次に、「1」に続いて「2」が入力された場合、図3(b)に示すように「12」を含む患者のみに絞り込まれる。そして、「2」に続いて「3」が入力された場合、図3(c)に示すように、「123」を含む患者のみに絞りこまれる。ここで、図3(c)では、患者リスト中から患者ID「123」で絞り込まれた患者が所望の患者(患者ID「12345678」のみであることを示している。換言すれば、患者情報が入力されるごとに、患者情報記憶手段から入力された患者情報に該当する患者を検索しモニタ928に表示させている。このように、インクリメンタルサーチを行うことで、所望の患者の全情報の入力が完了していなくても、一部の情報だけで絞り込むことが可能であるため、より早く所望の患者を特定できる場合がある。また、入力情報を常に参照して患者リスト1200が更新されるため、患者情報を誤入力してしまった場合に、検者はその途中でより早く誤入力に気付くことができる可能性もある。
なお、候補が一人に絞り込まれた場合に、図3(c)に示すように自動的に該当の患者を選択された状態にし、検査リスト1300に該当患者の過去の検査情報を表示してもよい。これにより、検索された患者が所望の患者か否かを過去に撮影した画像によって直感的に把握することもできる。
ここでは、患者IDによる検索を例にとって説明したがこれに限ることは無く、他の患者情報、例えば患者名、生年月日、性別、人種、病名、コメント等でも良い。また、複数の項目によって検索を行っても良く、この場合でも絞りこまれていく過程は上述と同様である。
(検査リストの構成)
次に、本発明で特徴的な検査リストの構成について図1(b)を用いて説明する。検査リスト1300には選択された患者の過去の検査が一覧表示される。1301は選択された患者のこれまでの総検査データ数である。1302−1〜6は撮影データを日付毎にまとめた検査データ群のタブである。タブには撮影日付とともに、その日付での検査データ数1303および展開/折りたたみの状態を示す展開インジケータ1304が表示されている。なお、ここでは、日付ごとにまとめられた検査データ群は、降順すなわち日付の新しい方が上にくるように表示される。また、患者を選択した直後は、図1(b)に示すように最新の日付のみが展開され、その日付の検査データが表示されている状態であり、他の日付は折りたたまれ検査データは表示されない。折りたたまれている日付の検査データ群は、各タブ部を操作(マウス等でクリック)することで展開され表示される。
各検査データは、検査データAが1310、Bが1320、Cが1330、Dが1340のように、一回の撮影につき一つの検査データとして表示される。なお、同一日付でまとめられたこれらの各検査データは、時間の昇順、すなわち早い時間の方が上になるような順番で並べられて表示される。また、患者を選択した直後は、自動的に最新の検査データが選択された状態、この場合は検査データD(1340)が選択されハイライトした状態となる。なお、断層像のサムネイル画像での一覧表示において、撮影日時順および走査パターン順、左右眼順のうちいずれか一つを第一優先とし、残りの内いずれか一つを第二優先として並べ替えを行うことも可能である。また、上記の例では時間の昇順で検査データが表示されているが、これに限定されるものではなく、時間の降順で検査データを表示することとしてもよい。
ここで、一つの検査データでの表示内容について詳述する。検査データA(1310)を例に取ると、代表的な断層像のサムネイル画像1311、被検眼の2次元画像(SLO像)のサムネイル画像1312、撮影日時1315、撮像眼の左右情報1316、スキャンパターン(走査パターン)名称1317、QI値1318から構成されている。また、後述する写損の判断が検者によりなされた場合は、検査データD(1330)の1339に示すようなNG表記がなされる。
断層サムネイル画像1311には、単一の断層像を取得した撮像の場合は、その断層像がサムネイル画像として表示される。一方、複数の断層像が取得された場合には、例えば中心位置の断層像がサムネイル画像として表示される。また、被検眼に対し横方向のスキャンと縦方向のスキャンが行われた場合には、例えば横方向のスキャンによって得られた画像が優先して表示される。
SLOサムネイル画像1312は、断層像の取得と略同時に取得された画像であり、断層像を取得した際のスキャンパターン1313がSLO像上に重畳されている。ここで、スキャンパターンとは、断層像取得光を被検眼中でどのように走査したかの軌跡のことであり、一点を中心として縦横十字にスキャンするクロススキャンや、エリア全体を塗りつぶすようにスキャンし結果として3次元断層像を得る3Dスキャンなどがある。また、3Dスキャンの場合には、縦横どちらの方向を優先してスキャンするかで縦3Dスキャンと横3Dスキャンがある。例えば1313は黄斑部を中心とした所定エリアの横方向の3Dスキャンを示しており、実際に断層像を取得するためにスキャンした範囲の上端、下端、中心部のラインと、そのスキャン方向を矢印で示している。また、3Dスキャンが実施された場合には、検査データAのSLOサムネイル像1312のように、スキャンされた範囲のみプロジェクション像1314がSLO像の替わりに表示される。ここで、プロジェクション像とは、断層像から生成される疑似的な2次元画像のことである。一方、クロススキャンが行われた場合の検査データを示す検査データD(1340)の場合には、そのSLOサムネイル画像1340には、実際に断層像を取得するためにスキャンした十字のラインとそのスキャン方向を示す矢印線1343が重畳表示される。ただし、クロススキャンのようにエリアに対するスキャンで無く、十分なプロジェクション像が得られないため、プロジェクション像はSLOサムネイル画像に重畳表示されない。
スキャンパターン名称1317は、前述のスキャンパターンを文字によって表現したものである。例えば、下記の様な名称例がある。検査データA(1310)では、黄斑診断に適している黄斑部を中心とした横方向3DスキャンであるためMacula 3D(乳頭3D)と表記している。検査データB(1320)では、乳頭部を中心とした3DスキャンであるためDisk 3D(乳頭3D)と表記している。検査データC(1330)では、緑内障の診断に適している黄斑部を中心とした縦方向3DスキャンであるためGlaucoma 3D(緑内障3D)と表記している。検査データD(1340)では、クロススキャンであるため、Crossと表記している。この他にも、複数のクロススキャンによるMulti Cross(マルチクロス)や、前眼部の3DスキャンであるAnterior 3D(前眼部3D)などがある。このように、撮像に用いたスキャンパターンをその特徴を抽出した名称で示すことで、検者はより明確に過去撮像時のスキャンパターンを知ることができる。
QI値1318は断層像の画質を表す指標、即ち画質指標であり、例えばSNR法により算出される0〜10の値である。本実施形態では、QI値を10個のマス目からなるインジケータと値とで表記している。インジケータは、1〜2では赤色、3〜6では橙色、7〜10では緑色のように、ある範囲毎に色分けされている。これにより、選択された患者のこれまでの撮像画質を直感的に把握することができる。ここで、例えば被検者の固視状態が悪い場合には、概ね画質は低下する。このため、このQI値を一通り見ることで、撮像前に固視状態が良い被検者であるのか否か、しいては撮像が簡単な被検者であるのか否かを判断することができる。また、このことは写損表示1339でも判断することができる。これまでに写損が多い患者の場合には、その表示が過去検査リスト1300上に見られるため、この写損情報を表示において見ることでも、患者の撮像難易度の指標とすることができる。
以上のような構成により、見易く、かつ所望の過去検査データを効率良く探し出すことができ、さらには該当患者の撮影難易度などが判別できる検査リストを検者に提示できる。
(撮影画面の構成)
図4(a)を用いて本実施形態に係る撮影画面を説明する。撮影画面は、所望の被検眼像を得るために、各種の設定および調整を行う画面であり、撮像前にモニタ928に表示される画面である。2101は前眼部観察用のCCD171によって得られた前眼部観察画面、2201はフォトダイオート173によって得られた被検眼の2次元画像表示画面、2301は取得された断層画像を確認するための断層画像表示画面である。2001は被検眼の左右を切り替えるボタンであり、L、Rボタンを押すことにより、左右眼の初期位置に画像取得部900を移動する。
2010は検査セット選択画面で有り、選択されている検査セットを表示する。ここで、検査セットとは、少なくとも一つのスキャンパターンを、その順番とともに記憶しているスキャンパターン群のことである。検査セットには例えば、黄斑疾患に適したスキャンパターン群や、緑内障に適したスキャンパターン群、乳頭解析や前眼部解析に適したスキャンパターン群などがある。また、過去に撮像したときと同じスキャンパターン群を有する後述のフォローアップと呼ばれる検査セットもある。検査セットを変更する際には、検者は2011をクリックすることで、不図示のプルダウンメニューを表示させ、所望の検査セットを選択する。また、スキャンパターン表示画面2012には、現在選択されている検査セットで行うスキャンパターンの概要、例えば3Dスキャン、クロススキャンなどを順番で表示する。
2400は患者情報表示部であり、現在検査をしている患者の各種情報、例えば患者ID、患者名、年齢、性別を表示する。
前眼部観察画面2101上の任意の点をマウスでクリックすることで、その点を画面の中心にするよう取得部900を移動させ、取得部と被検眼の位置合わせを行う。
2004は開始ボタンであり、このボタンを押すことで断層像および2次元画像の取得が開始され、2次元像表示画面2201および断層画像表示画面2301に取得した被検眼像がリアルタイムで表示される。このとき、2次元画像表示画面2201内に表示される枠2202は、撮影時に断層像を取得する範囲である。また、縦方向の中心部にある横向きの矢印線2203は、断層画像表示画面2301に表示されている断層像を取得している被検眼上の位置およびスキャン方向を示している。
それぞれの画像の近傍に配置されているスライダは、調整を行うためのものである。スライダ2103は被検眼に対する取得部のZ方向の位置を調整するもの、スライダ2203はフォーカス調整を行うもの、スライダ2303はコヒーレンスゲートの位置を調整するものである。
フォーカス調整は、眼底に対する合焦調整を行うために、レンズ135−3および135−5を図示の方向に移動する調整である。コヒーレンスゲート調整は、断層画像が断層画像表示画面の所望の位置で観察されるために、参照ミラー132−4を図示の方向に移動する調整である。これらの調整操作により、検者は最適な撮像が行える状態を創出する。2003は撮像ボタンであり、各種調整が終了したときに、このボタンを押すことで所望の撮像が行われる。
(断層画像確認画面の構成)
次に図4(b)を用いて、本実施形態に係る確認画面3000について説明する。確認画面は、撮像後にモニタ928に表示される画面であり、検者は、撮像した断層像が写損画像で無いか確認を行う。また、病変等の大まかな確認を行うことで、次の撮像時の着目部位に対する判断材料とすることができる。
3201は2次元像取得用のフォトダイオード173によって得られた被検眼の2次元画像表示画面、3301は取得された断層像を確認するための断層画像表示画面である。3401は、取得された断層画像から再構築或いは再構成した被検眼画像であるプロジェクション像を表示する画面である。また、3411は断層画像表示画面で示される断層画像の断面位置を指定するためのスライダである。そして、3002は検者が取得断層像を写損と判断した場合に、マウス等でクリックするためのNGボタン、3001は検者が取得断層像を写損ではなく良好と判断した場合に、マウス等でクリックするためのOKボタンである。
2次元画像表示画面3201内には、断層画像取得範囲3221および断層画像表示画面3301で示される断層画像の取得位置及びスキャン方向を示す矢印3222、即ち走査軌跡とその概要とが概要図として表示される。同様にプロジェクション画面3401にもそれぞれ断層画像表示画面3301で示される断層画像の取得位置およびスキャン方向を示す矢印3422が表示される。
この画面の初期状態では、断層画像表示画面3301には断層画像取得範囲3221内の中央位置の断層画像を表示する。より細かく各断層画像のチェックをする場合には検者は3411のスライダを操作する。それによって、断層画像表示画面3301で表示される断層画像が断層画像取得範囲内で移動する。これにより、検者は全ての断層画像をチェックすることが可能となる。これにより、検者は正確に写損か否かをチェックすることが可能となり、また、病変等の大まかな確認が可能となる。
(レポート画面の構成)
図5を用いて、本実施形態に係るレポート画面4000について説明する。レポート画面は、モニタ928に表示される画面で有り、確認画面よりもさらに詳細に取得された被検眼像を確認、診断する画面である。
4101は患者基本情報表示部であり、本画面で表示されている患者の患者ID、患者名、生年月日、性別、人種を表示する。4102は病名入力部であり、本画面で詳細な解析および診断を行い、その病名を検者が記入する部分である。コメント入力部4103は、検者がコメントを自由に入力できる画面である。ここで、レポート画面4000では4101に入力されている患者基本情報を編集することはできないが、病名入力部4102およびコメント入力部4103は編集可能である。
4300は検査リスト表示部であり、本画面で選択されている患者の過去の検査一覧が表示される。患者画面1000における検査リスト1300と同一な部分は説明を省略する。4307はNGデータの表示/非表示を切替えるNGチェックボタンである。このボタンがチェックされていない場合は、確認画面3000でNG判断がなされたデータ、すなわち4312−19のようにNGフラグがついているデータは表示しない。一方、ボタンがチェックされている場合は表示する。4305および4306は、検査データの並び順を日付優先にするかモード優先にするかを切替える日付順タブおよびモード順タブである。ここで、まず日付順タブ4305が選択されている場合について説明する。
日付順タブが選択されている場合は、個別の検査データが、患者画面1000における検査リスト1300と同様に、撮影日付毎にまとめられる。4302−1〜6は検査データを日付毎にまとめた検査データ群の日付タブであり、新しい日付が上にくるよう降順で表示される。ここで4302−1を例にとると、日付タブには撮影日付とともに、その日の検査データ数4303、および展開/折りたたみの状態を示す展開インジケータ4304が表示されている。また、本画面における検査リスト4300では、日付毎のデータ群の内部でさらに左右眼毎のデータ群に分かれている。4311は右眼の検査データのみをまとめた右眼タブ、4312は左眼の検査データのみをまとめた左眼タブである。それぞれのタブには、日付タブ4302−1と同様に内包されている検査データ数を示す4313、4314、そして展開/折りたたみの状態を示す展開インジケータ4315、4316が並列して表示されている。そして、それぞれの左右眼タブの配下には、個別の検査データ4311−1、2および4312−1、2が表示される。個別の検査データでの表示内容は、患者画面における検査リスト1300と同様であるため、詳細は省略する。
次に、モード順タブ4306が選択されている場合について図5(b)を用いて説明する。モード順タブが選択された場合は、個別の検査データがスキャンパターン毎にまとめられる。4402−1〜6は検査データをスキャンパターン毎にまとめた検査データ群のスキャンパターンタブであり、ここではクロス、マルチクロス、黄斑3D、緑内障3D、乳頭3D、前眼部3Dなどのパターンで分けている。ここで、4402−1を例にとると、スキャンパターンタブには、スキャンパターンの名称とともに、その日の検査データ数4403、および展開/折りたたみの状態を示す展開インジケータ4404が表示されている。また、前述の日付順タブが選択されたときと同様に、スキャンパターン毎のデータ群の内部でさらに左右眼毎のデータ群に分かれている。4411は右眼の検査データのみをまとめた右眼タブ、4412は左眼の検査データのみをまとめた左眼タブである。それぞれのタブには、日付タブ4402−1と同様に内包されている検査データ数を示す4413、4414、そして展開/折りたたみの状態を示す展開インジケータ4415、4416が並列して表示される。そして、それぞれのタブの配下には、個別の検査データ4411−1、2および4412−1、2が表示される。それぞれの検査データの詳細は、患者画面1000での検査リスト1300と同様であるため、ここでの説明は省略する。
以上の説明では、患者画面1000における過去検査リスト1300とレポート画面4000における過去検査リスト4300は異なるものであったが、同一でも良い。例えば、患者画面における過去検査リスト1300も日付順、撮影モード順に並べ替えが可能であるようにしても良い。
4500は断層像表示画面であり、検査リスト4300で選択された撮影データにおいて、後述の2次元画像表示画面4700で示された位置での断層像を示している。4700は2次元画像表示画面であり、4500に示す断層像と略同時に取得された被検眼の2次元画像を表示する。ここで、表示する2次元画像は、断層像を3Dスキャンによって取得された場合にはプロジェクション画像、クロススキャンやマルチクロススキャンの場合はSLO像を表示する。この場合は、クロススキャンの場合を示しているので、2次元画像表示画面4700にはSLO像が表示されている。また、2次元画像表示画面内には、断層像が取得された際のスキャンパターンが表示され、断層像表示画面4500に表示している断面を示すラインが強調して表示され、ここでは横方向のライン4701が強調して表示される。
ここで、断層像表示画面4500に表示されている断層像は、下記の方法によって、画像パラメータを調整することができる。
4611は、輝度調整用スライダであり、例えば、設定された値だけ各画素の輝度値に加算する。−150〜+150まで設定可能である。これにより画像を明るくしたり暗くしたりすることができる。4500に表示されている断層像に設定されている値は4612に表示される。
4621はコントラスト調整用スライダであり、例えば、設定された値だけ各画素の輝度値に乗算する。−100〜+100まで設定可能である。例えば、−100の場合は、各画素値に1/2を乗算し、+100の場合は2を乗算する。これにより、信号の強弱を増幅したくっきりとした画像を得ることができる。4500に表示されている断層像に設定されている値は4622に表示される。
各スライダ横のリセットボタン4613、4623はリセットボタンであり、これを押すことによって、各パラメータを初期値である0に戻すことができる。
4501は断層画像表示画面4500内でカーソルをマウス等でドラッグした場合に表示されるC/B(コントラスト:Contrast/輝度:Brightness)ポインタである。C/Bポインタが表示された状態で、そのまま左右方向にポインタをドラッグすると、断層画像表示画面のコントラストを調整することができ、上下方向にポインタをドラッグすると、輝度を調整することができる。画像を初期状態に戻すためには、前述のリセットボタン4613、4623を押下するか、断層画像表示画面4500中の不図示のリセットボタン(例えばマウスの右クリックにより出てくるプルダウンメニュー内)を操作することで行うことができる。
4631では、断層画像表示画面4500に表示されている断層像の表示色を変更することができる。画像パラメータの変更として輝度情報にグレースケールが選択されている場合は、信号の強弱すなわち被検眼の反射強度が強いところを白、弱いところが黒で表示される。画像パラメータの変更として輝度情報の反転が為される場合には、反転表示は、グレースケールとは逆に反射強度の弱いところが黒、強いところが白で表示される。画像パラメータの変更として輝度情報からカラー情報への置換が為されて疑似カラーが選択されている場合は、反射強度の強いところが赤などの暖色系、弱いところが青などの寒色系などと、光の反射強度に色を当てはめて表示される。
上記のような構成、および画像パラメータの調整により、検者は個々の病変に対する最適な断層像を得ることができ、より詳細な診断が可能となる。
また、ここで断層像表示画面4500に表示された断層像に対して行われたコントラスト、輝度、表示色の調整および変更は、レポート画面の検査リスト4300と、患者画面の検査リスト1300の断層サムネイル画像にも反映される。これにより、検査リスト上であっても、特徴をとらえたサムネイル画像を表示することができるため、所望の検査データを探す際の効率を向上させることができる。
なお、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、確認画面3000においてレポート画面4000と同様に表示された断層像等の画像のコントラスト等を調整できるようにしてもよい。具体的には、確認画面3000において、輝度調整スライダ4611、輝度値4612、輝度リセットボタン4613、コントラスト調整スライダ4621、コントラスト値4622、コントラストリセットボタン4623、表示色変更部4631、表示色変更部、C/B調整ポインタ4501を表示することとしてもよい。この場合、確認画面3000において画像に対して行われた調整がレポート画面4000において表示される過去検査リスト4300のサムネイル画像に反映される。また、確認画面3000において2次元画像表示画面4700を表示することとしてもよい。
なお、以上に述べた患者画面1000、撮影画面2000、確認画面3000、及びレポート画面4000の表示は、パソコン925において表示制御手段として機能するモジュール領域によってその表示内容が生成、指定等される。表示手段たるモニタ928は、該表示制御手段からの指示に応じた画像の表示を実行する。またモニタ928は、例えばL、Rボタンの選択等、表示手段に表示された画像を介して外部入力を受け付ける表示入力手段としても機能する。
(動作フロー)
本実施形態における動作フローを、図6を用いて説明する。まず、ステップS1にて検査を開始すると、パソコン925により検査用プログラムが実行され、ステップS2にてモニタ928に患者画面1000を表示し、ステップS3にて検者は患者情報入力部1100に患者情報を入力する。次に、ステップS4にて、ステップS3で入力された情報に該当する患者がいるか患者情報記憶部内を検索し、ステップS5にて該当患者がいるか否かを判断する。該当患者が患者情報記憶部に記憶されていた場合は、ステップS6に進み該当する患者を表示する。ここで、該当する患者の表示の仕方は、前述のインクリメンタルサーチ方式にすることで、検索結果を迅速に確認することができる。次に、ステップS7に進み、複数の該当患者が表示されている場合は、検者はその中から所望の患者を選択する。もしくは、該当する患者がただ一人であった場合は、自動的にその一人の患者が選択された状態となる。一人の患者が選択された後にステップS8に進み、前述の選択患者の過去検査リスト1300を表示する。次に、検者はステップS9にて過去検査リスト中から、一つの検査データを選択する。このとき、検者はサムネイル画像を見ながら検査データを探すことで、患者の疾病、病変の位置、固視状態などを大まかに確認することができる。検査データが一つ選択された状態で、ステップS10で撮影画面への遷移指示、たとえば撮影画面への遷移タブボタン1002の押下を行うと、ステップS11で撮影画面2000が表示される。なお、ステップS5にて、患者情報記憶部に患者情報が登録されていない患者、すなわち新規の患者である場合は、過去検査の表示、選択のステップを経ず、すぐにこのステップ10へ移動し、撮影画面への遷移を行うか否かの判断を行う。
ステップS11では撮影画面2000をモニタ928に表示する。ここで、検者はまず検査セット選択画面2010で検査セットを選択する(ステップS12)。このとき、フォローアップ検査が選択された場合は、ステップS9で選択された検査データをもとに、そのデータが取得されたときのスキャンパターン群、スキャン位置、フォーカス位置などが患者情報記憶部から読みだされ、自動的に再現されるようになる。これにより、比較対象となる過去データと同等の条件で新規に被検眼の断層像を取得することができるようになる。例えば、ステップS9において過去検査リスト1300の検査データ1310が選択された場合、符号1302−1で示される検査数4の検査セットがフォローアップ検査として自動的に再現される。ステップS12で検査セットが選択されたのち、検者はステップS13にて撮像を行う。その後、ステップS14にて前述の確認画面3000が表示され、その画像をもとに検者はステップS15にて、ステップS13で撮像された画像が写損であるか否かの判断を行う。写損で無い場合はステップ16に進み、ステップS12で選択した検査セット内のスキャンパターン群での撮像が終了したか否かの判断を行う。一方、写損であると判断した場合は、その画像はNG情報とともに患者情報記憶部に記憶された後、ステップS11へと戻り再撮影を行う。
ステップS16で、所定検査セット内のスキャンパターン群での撮像が終了したと判断された際には、ステップS17でレポート画面に遷移するか否かを検者が選択する。レポート画面に遷移する場合は、ステップS18に進みレポート画面4000を表示する。一方、レポート画面に遷移しない場合にはステップS23に進む。ステップS18でレポート画面が表示されると、ステップS19で過去検査リスト4300が表示され、検者は過去検査リストの中から所望の検査データを選択する。ここで、過去検査リスト4300にはステップS13にて撮像され画像取得部900からパソコン925が取得した画像のサムネイルが含まれる。すなわち、パソコン925において取得手段として機能するモジュール領域によって被検査物の画像が取得され、さらにパソコン925において画像生成手段として機能するモジュール領域によってサムネイル画像が生成される。選択された検査データの断層像は、前述のレポート画面4000で示したように、ステップS20にてモニタ928に表示され、検者はこの画面を観察することによって、詳細な診断、検討を行う。
ここで、ステップS21にてさら断層像の特徴を掴みやすいように、画像パラメータ(輝度、コントラスト、表示色)の変更が可能である。画像パラメータを変更した場合は、ステップS22にて、その情報を患者情報記憶部に記憶する。次に、ステップS23では、患者情報記憶部の情報をもとに、患者画面における過去検査リスト1300のサムネイル画像、およびレポート画面における過去検査リスト4300のサムネイル画像を変更する。なお、サムネイル画像における画像パラメータの変更はハイライト表示された画像のみについて行っても良く、全ての画像に対し行っても良い。例えば、画像の比較の場合、ハイライト画像と取得画像との比較のために輝度値を合わせること等が考えられる。しかし、例えば反転画像の比較を行う場合には、全てのサムネイル画像を反転させて取得画像との大まかな比較と行うことも考えられる。また、予め指定した直近の所定枚数の画像、或いは所定条件の画像等のみについて行うこととしても良い。これにより、過去検査リスト中に表示される断層サムネイル画像が、特徴の掴み易いサムネイル画像にすることができ、検者は所望の検査データを迅速、かつ容易に探し出すことが出来る。ステップS24は、ステップS23の後、もしくはステップS21で画像パラメータを変更しない場合に進むステップであり、追加撮像するか否かの判断を行う。追加撮像する場合はステップS11に戻り、撮影画面2000を表示する。一方、追加撮像を行わない場合はステップS25に遷移する。ステップS25で、検者が患者変更をするために、患者ボタンへの遷移ボタン1001を押下した場合はステップS2に戻り、上述のフローを繰り返す。一方患者変更しない場合は、検者はログアウトボタン1005ボタンを押すなどにより、検査用プログラムが終了され、ステップS26に進み検査終了となる。
以上述べたように、表示制御手段は、患者情報記憶手段に患者情報として情報が記憶された患者の一覧表示と、表示入力手段により選択された患者情報のサムネイル画像の一覧表示と、をモニタ928に実行させる。またモニタ928は、表示入力手段として患者の一覧表示からの一人の患者の選択の入力と表示された画像の少なくとも一つの画像パラメータの変更の入力とを受け付ける。表示制御手段として機能するパソコン925は更に画像パラメータ変更手段として機能するモジュール領域を有し、入力された画像パラメータに応じて前述したようにサムネイル画像の画像パラメータを変更して該画像の再構成を行い、これをモニタ928に表示させる。以上の構成は、本発明において画像取得手段或いは取得手段により取得された画像に対して行われる画像処理を、サムネイル画像に対しても反映させる画像処理手段を構築する。
なお、表示制御手段は、サムネイル画像とともに、撮影した日時および撮像眼の左右情報、測定光の走査パターンのうち、少なくとも一つを表示手段に表示させ手も良い。或いは、サムネイル画像とともに、先述した画質指標を表手段に表示させても良い。また、取得された断層像ごとに検者の判断による写損情報は記憶され、サムネイル画像とともに、これが表示されても良い。更に2次元画像のサムネイル画像に対して再構成した2次元画像を重畳して表示しても良く、2次元画像のサムネイル画像に対して被検眼を走査した際の走査軌跡の概要図を重畳しても良い。また、前述したように、断層画像のサムネイル画像には中心走査線位置の断層像を用いることが好ましい。
以上のようなフローによって撮像を行うことで、検査リスト内の断層サムネイル画像を、特徴の掴み易い画像で検者に提示することができる。このため、検者は所望の過去検査データを容易にかつ迅速に見つけ出せる可能性が有り、検査効率の向上、しいては診断効率の向上が見込める。
即ち、本発明によれば、SLOといわれる近赤外光を用いた共焦点レーザー走査によって被検眼の2次元画像を取得することで、縮瞳を低減しつつ高コントラストの2次元画像を得ることができる。このため、断層像と略同時に取得された被検眼の2次元画像を検者に提示でき、検者は被検眼のうちでどの部位に着目して撮像された断層像であるのかを容易にかつ迅速に判断することができる。
また、同じような過去の撮影画像が並んだ際に、所望の撮影データを探し出す判断材料を提示することができる。
また、どの程度良い画質が撮影可能な患者であるか、すなわち、被検者の固視状態の善し悪しを容易に、かつ段階的に撮影に前もって検者に提示することができる。
また、写損しやすい患者か否か、すなわち撮影が簡単か否かを、撮影に前もって検者に提示することができる。
また、断層画像から再構築された2次元画像を検者に提示することによって、検者は、被検眼深層の血管や病変を2次元画像からもある程度推定することができる。
また、被検眼の2次元画像内に断層像を取得したスキャンパターンの概要図を重畳することによって、どのようなスキャンパターンで撮像したかを、より直感的に検者に提示することができる。
また、注目部位を中心にして撮像が行われることが多いことを利用し、簡単な構成で、特徴の掴み易い断層サムネイル画像を検者に提供することができる。
また、患者データ群の中からを所望の患者を検索する際に、検索単語のすべてを打ち込む必要がなく、入力の誤りへの対処も即座に行うことができため、患者検索効率を向上させることができる。
更に、過去の検査データを検者所望の順番に並べ替えられるため、検者が過去検査を選択する優先順位に沿った形態で過去検査データを提示することができ、検者の過去検査データ検索効率を向上させることができる。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
本件は上記の実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形、変更して実施することができる。例えば、上記の実施例では、被検査物が眼の場合について述べているが、眼以外の皮膚や臓器等の被測定物に本発明を適用することも可能である。この場合、本発明は眼科装置以外の、例えば内視鏡等の医療機器としての態様を有する。従って、本発明は眼科装置に例示される光断層画像撮像装置として把握され、被検眼は被検査物の一態様として把握されることが望ましい。
107・・被検眼、101・・OCT光源、133・・SLOスキャナ、134・・OCTスキャナ、174・・SLO光源、900・・画像取得部、925・・パソコン、926・・ハードディスク、928・・モニタ、950・・ステージ部、1000・・患者画面、1100・・患者情報入力部、1200・・患者リスト、1300・・患者画面における検査リスト、1311・・断層サムネイル画像、1312・・SLOサムネイル画像、1313・・スキャンパターン、1314・・プロジェクション像、1315・・撮像日時、1316・・左右眼情報、1317・・スキャンパターン名称、1318・・QI値、1339・・NG表示、2000・・撮影画面、3000・・確認画面、4000・・レポート画面、4300・・レポート画面における検査リスト、4611・・輝度調整スライダ、4613・・輝度リセットボタン、4621・・コントラスト調整スライダ、4623・・コントラストリセットボタン、4631・・表示色変更部、4501・・C/B調整ポインタ

Claims (15)

  1. 被検査物に照射する測定光を走査して断層像を取得する断層画像取得手段と、前記被検査物の2次元画像を取得する2次元画像取得手段と、前記断層像取得手段と前記2次元画像取得手段により取得された画像を患者の情報とともに記憶する患者情報記憶手段と、表示手段と、前記表示手段に表示する画像を指示する表示制御手段と、前記表示手段に表示された画像を介して前記表示制御手段に対する外部入力を受け付ける表示入力手段と、を有し、
    前記表示制御手段は、前記画像の画像パラメータを変更する画像パラメータ変更手段を有すると共に、前記患者情報記憶手段に患者情報として前記情報が記憶された患者の一覧表示と、選択された前記患者情報のサムネイル画像の一覧表示と、を前記表示手段に実行させ、
    前記表示入力手段は、前記患者の一覧表示からの一人の患者の選択と、前記画像パラメータの変更と、を受け付け、
    前記画像パラメータ変更手段は、前記表示入力手段が受け付けた前記画像パラメータ変更の指示に応じて前記サムネイル画像の少なくとも一つにおける前記画像パラメータの変更を行い、
    前記表示制御手段は、前記画像パラメータが変更された後の画像の表示を前記表示手段に実行させることを特徴とする光断層画像撮像装置。
  2. 前記2次元画像取得手段は、前記被検査物に照射する2次元画像用の測定光を走査して2次元画像を取得する走査型の2次元画像取得手段であることを特徴とする請求項1に記載の光断層画像撮像装置。
  3. 前記画像パラメータは輝度およびコントラストの少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1乃至2のいずれか1項に記載の光断層画像撮像装置。
  4. 前記画像パラメータの変更は輝度情報の反転、もしくは輝度情報からカラー情報への置換であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光断層画像撮像装置。
  5. 前記被検査物は被検眼であって、前記表示制御手段は、前記サムネイル画像とともに、撮影した日時および前記被検眼の左右情報、前記測定光の走査パターンのうち、少なくとも一つを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光断層画像撮像装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記サムネイル画像とともに、画質指標を前記表手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光断層画像撮像装置。
  7. 前記患者情報記憶手段は、取得された断層像ごとに検者の判断による写損情報を記憶し、前記表示制御手段は、前記サムネイル画像とともに、前記写損情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光断層画像撮像装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記2次元画像のサムネイル画像に、前記断層像取得手段によって得た信号をもとに再構成した2次元画像を重畳することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の光断層画像撮像装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記2次元画像のサムネイル画像に、前記断層像取得手段によって被検眼を走査した走査軌跡の概要図を重畳することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の光断層画像撮像装置。
  10. 前記表示制御手段は、前記断層画像のサムネイル画像として、中心走査線位置の断層像を用いることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の光断層画像撮像装置。
  11. 前記表示制御手段は、
    前記表示入力手段から前記患者情報が入力されるごとに、前記患者情報記憶手段から前記入力された患者情報に該当する患者を検索し表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の光断層画像撮像装置。
  12. 前記表示制御手段は、前記断層像の一覧表示において、撮影日時順および走査パターン順、左右眼順のうちいずれか一つを第一優先とし、残りの内いずれか一つを第二優先として並べ替えを可能とすることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の光断層画像撮像装置。
  13. 被検査物の画像を取得する画像取得手段と、
    前記取得手段により取得された画像に基づいてサムネイル画像を生成する画像生成手段と、
    前記取得手段により取得された画像に対して行われる画像処理を、前記サムネイル画像に反映させる画像処理手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  14. 被検査物に照射する測定光を走査して断層像を取得する断層画像取得手段と、前記被検査物の2次元画像を取得する2次元画像取得手段と、前記断層像取得手段と前記2次元画像取得手段により取得された画像を患者の情報とともに記憶する患者情報記憶手段と、表示手段と、を有する光断層画像撮像装置により取得された画像を表示する表示方法であって、
    前記患者情報記憶手段に患者情報として前記情報が記憶された患者の一覧表示を前記表示手段にて行い、
    前記表示手段に表示された画面を介して、前記患者の一覧表示より一人の患者の選択を行ない、
    選択された前記患者情報のサムネイル画像の一覧表示を前記表示手段にて行い、
    前記表示画面に指示された取得された前記画像の表示における画像パラメータの変更に応じて前記サムネイル画像の少なくとも一つにおける前記画像パラメータの変更を行い、
    前記画像パラメータが変更された後の画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする光断層画像の表示方法。
  15. 請求項14に記載の表示方法の各工程をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
JP2012189802A 2012-08-30 2012-08-30 光断層画像撮像装置、画像処理装置及び光断層画像の表示方法 Active JP6057620B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012189802A JP6057620B2 (ja) 2012-08-30 2012-08-30 光断層画像撮像装置、画像処理装置及び光断層画像の表示方法
US13/967,568 US9232888B2 (en) 2012-08-30 2013-08-15 Optical tomographic imaging apparatus, image processing apparatus, and optical tomographic image display method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012189802A JP6057620B2 (ja) 2012-08-30 2012-08-30 光断層画像撮像装置、画像処理装置及び光断層画像の表示方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014045862A true JP2014045862A (ja) 2014-03-17
JP6057620B2 JP6057620B2 (ja) 2017-01-11

Family

ID=50187142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012189802A Active JP6057620B2 (ja) 2012-08-30 2012-08-30 光断層画像撮像装置、画像処理装置及び光断層画像の表示方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9232888B2 (ja)
JP (1) JP6057620B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012235834A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Canon Inc 収差補正方法、および該方法を用いた眼底撮像方法、および眼底撮像装置
JP2016186736A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 富士フイルム株式会社 写損画像管理装置とその作動方法および作動プログラム、並びに写損画像管理システム
JP2017006179A (ja) * 2015-06-16 2017-01-12 株式会社ニデック Oct信号処理装置、oct信号処理プログラム、およびoct装置
WO2019150695A1 (ja) * 2018-01-30 2019-08-08 株式会社日立ハイテクノロジーズ 光画像計測装置
WO2021019777A1 (ja) * 2019-08-01 2021-02-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10275906B2 (en) 2014-07-16 2019-04-30 Koninklijke Philips N.V. iRecon: intelligent image reconstruction system with anticipatory execution
JP6635716B2 (ja) * 2015-08-27 2020-01-29 キヤノン株式会社 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10192242A (ja) * 1996-12-31 1998-07-28 Topcon Corp 眼科装置と電子的記憶媒体
US20070140536A1 (en) * 2005-12-19 2007-06-21 Eastman Kodak Company Medical image processing method and apparatus
JP2007233841A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 診断システム
JP2008154951A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Topcon Corp 眼底画像処理装置、眼底撮影装置及びプログラム
JP2009009461A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Fujifilm Corp キーワードの入力支援システム、コンテンツ検索システム、コンテンツ登録システム、コンテンツ検索・登録システム、およびこれらの方法、並びにプログラム
US20090054755A1 (en) * 2006-03-02 2009-02-26 Takao Shiibashi Medical imaging system
JP2010181172A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Topcon Corp 光画像計測装置
JP2011004978A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Canon Inc 眼底撮像装置及びその制御方法
JP2012045225A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Canon Inc 眼科用画像処理装置およびその方法
JP2012081180A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Toshiba Corp 医用画像診断装置及び医用画像処理方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7793217B1 (en) * 2004-07-07 2010-09-07 Young Kim System and method for automated report generation of ophthalmic examinations from digital drawings
JP4537813B2 (ja) 2004-09-22 2010-09-08 株式会社東芝 3次元画像表示装置
JP4820680B2 (ja) * 2006-04-12 2011-11-24 株式会社東芝 医用画像表示装置
US8223143B2 (en) * 2006-10-27 2012-07-17 Carl Zeiss Meditec, Inc. User interface for efficiently displaying relevant OCT imaging data
US8214766B1 (en) * 2008-07-09 2012-07-03 Adobe Systems Incorporated Method and system for preview control for image adjustment
US8326012B2 (en) * 2009-10-07 2012-12-04 Hologic, Inc. Selective display of computer-aided detection findings with associated breast X-ray mammogram and/or tomosynthesis image information
US8477204B2 (en) * 2010-03-16 2013-07-02 Sony Corporation Camera image editing using a television
JP5289496B2 (ja) * 2011-03-31 2013-09-11 キヤノン株式会社 眼科装置

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10192242A (ja) * 1996-12-31 1998-07-28 Topcon Corp 眼科装置と電子的記憶媒体
US20070140536A1 (en) * 2005-12-19 2007-06-21 Eastman Kodak Company Medical image processing method and apparatus
JP2009519756A (ja) * 2005-12-19 2009-05-21 ケアストリーム ヘルス インク 医用画像の処理方法
US20090054755A1 (en) * 2006-03-02 2009-02-26 Takao Shiibashi Medical imaging system
JP2007233841A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 診断システム
JP2008154951A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Topcon Corp 眼底画像処理装置、眼底撮影装置及びプログラム
JP2009009461A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Fujifilm Corp キーワードの入力支援システム、コンテンツ検索システム、コンテンツ登録システム、コンテンツ検索・登録システム、およびこれらの方法、並びにプログラム
JP2010181172A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Topcon Corp 光画像計測装置
US20110286003A1 (en) * 2009-02-03 2011-11-24 Kabushiki Kaisha Topcon Optical image measuring device
JP2011004978A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Canon Inc 眼底撮像装置及びその制御方法
US20120092617A1 (en) * 2009-06-25 2012-04-19 Canon Kabushiki Kaisha Eyeground imaging apparatus and control method therefor
JP2012045225A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Canon Inc 眼科用画像処理装置およびその方法
JP2012081180A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Toshiba Corp 医用画像診断装置及び医用画像処理方法
US20120162222A1 (en) * 2010-10-14 2012-06-28 Toshiba Medical Systems Corporation Medical image diagnosis device and medical image processing method

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012235834A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Canon Inc 収差補正方法、および該方法を用いた眼底撮像方法、および眼底撮像装置
JP2016186736A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 富士フイルム株式会社 写損画像管理装置とその作動方法および作動プログラム、並びに写損画像管理システム
JP2017006179A (ja) * 2015-06-16 2017-01-12 株式会社ニデック Oct信号処理装置、oct信号処理プログラム、およびoct装置
WO2019150695A1 (ja) * 2018-01-30 2019-08-08 株式会社日立ハイテクノロジーズ 光画像計測装置
JP2019132638A (ja) * 2018-01-30 2019-08-08 株式会社日立ハイテクノロジーズ 光画像計測装置
JP7000176B2 (ja) 2018-01-30 2022-01-19 株式会社日立ハイテク 光画像計測装置
WO2021019777A1 (ja) * 2019-08-01 2021-02-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器
JP6883769B1 (ja) * 2019-08-01 2021-06-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
US20140063449A1 (en) 2014-03-06
JP6057620B2 (ja) 2017-01-11
US9232888B2 (en) 2016-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5936371B2 (ja) 眼科装置、眼科装置の制御方法、およびプログラム
JP5061380B2 (ja) 眼底観察装置、眼科画像表示装置及びプログラム
JP5306493B2 (ja) 眼科装置および眼科装置の制御方法並びにプログラム
JP6057620B2 (ja) 光断層画像撮像装置、画像処理装置及び光断層画像の表示方法
JP6130723B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP6188296B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP5792977B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、眼科装置及び医療システム
JP6429447B2 (ja) 情報処理装置、比較方法、位置合わせ方法及びプログラム
JP6213708B2 (ja) 眼科撮影装置、及び眼科撮影プログラム
JP6624641B2 (ja) 眼科装置
JP2012213449A (ja) 医療システム
JP6418766B2 (ja) 断層画像処理装置、断層画像処理方法及びプログラム
JP2019088382A (ja) 画像処理装置、眼科撮影装置、画像処理方法、及びプログラム
JP2015195950A (ja) 眼科装置および制御方法
JP6429448B2 (ja) 眼科装置、比較方法およびプログラム
JP6057619B2 (ja) 眼科装置及び眼科装置の制御方法
US9538913B2 (en) Ophthalmic system
JP2013144046A (ja) 画像形成方法及び装置
JP2019047842A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP6437038B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム
JP6308723B2 (ja) 制御装置及びその作動方法、並びに、プログラム
JP6625193B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム
JP6701250B2 (ja) 眼科撮影装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2016123722A (ja) 検査装置および検査装置の制御方法
JP2019115762A (ja) 検査装置および検査装置の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150827

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160711

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161206

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6057620

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151