JP6635716B2 - 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム - Google Patents

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Description

開示の技術は、表示制御装置、表示制御方法及びプログラムに関する。
現在、光学機器を用いた眼科用機器として、様々なものが使用されている。
例えば、眼を観察する光学機器として、前眼部撮影機、眼底カメラ、共焦点レーザー走査検眼鏡(Scanning Laser Ophthalmoscope:SLO)、等様々な機器が使用されている。
中でも、光干渉断層撮像装置(Optical Coherence Tomography:OCT、以下OCT装置と記す)は、試料の断層画像を高解像度に得る装置であり、眼科用機器として網膜の専門外来では必要不可欠な装置になりつつある。
OCT装置とSLO装置とが一体に設けられた装置を用いて断層画像を取得するために以下のような手順が実行される。ユーザはモニタに表示された被検眼の前眼部画像の動画を見ながら、ジョイスティック等を用いてOCT装置と被検眼との位置合わせを行う。位置合わせ完了後、ユーザはモニタに表示されたSLO装置により得られた眼底画像の動画を見ながらSLO装置のフォーカスレンズの調整を行う。また、OCT装置のフォーカスレンズはSLO装置のフォーカスレンズの調整に連動して調整される。その後、ユーザはモニタに表示された断層画像の動画を見ながら、OCT装置の参照ミラーを調整することでしてコヒーレンスゲートを調整する。ユーザが調整完了後に断層画像の撮影の実行を指示することで、断層画像が得られる。
このように、断層画像を取得するシーケンスの中でユーザが着目すべき動画像の種類は変化する。ユーザが着目すべき画像の種類が変化することに応じて、表示される情報を変更する技術として、蛍光剤の静脈注射後の蛍光状態によって、撮影された静止画の大きさと観察中の動画の大きさの比率を切り替えて表示することが知られている(特許文献1)。また、内視鏡による広角側撮影像(2D画像)、立体視用画像(3D画像)およびナビゲーション用の画像(全体画像)を表示する画像処理装置において、参照者の視線を検出し、各画像の表示領域の大きさを変更することが知られている(特許文献2)。
特許第4669892号 特開2011−206425号公報
しかしながら、従来の技術では、被検眼に対する装置の状態に応じて適切に情報を表示部に表示させることはできなかった。すなわち、撮影までに行われる被検眼に対する装置の調整作業に伴い適切に情報を表示部に表示させることはできなかった。
開示の表示制御装置の一つ
被検眼に測定光を照射するための光学系を含む測定部の前記被検眼に対する位置合わせの状態および前記測定光の前記被検眼への合焦状態の少なくとも一方を判定する判定手段と、
前記位置合わせが完了したと判定された場合、表示部に表示された前記被検眼の前眼部の動画像および前記被検眼の眼底の正面の動画像を含む複数の動画像のうち、前記眼底の正面の動画像を拡大された表示領域に表示させる表示制御手段とを備える。
開示の技術によれば、被検眼に対する装置の状態に応じて、適切に情報を表示部に表示させることができる。
(a)は、眼科システムの構成の一例を示す図である。光干渉断層撮影装置の各構成を説明するための図である。(b)は、光学系の一例を示す図である。 表示画面の一例を示す図である。 撮影シーケンスの一例を示すフローチャートである。 (a)はアライメント完了前の表示画面の一例を示す図である。(b)はアライメント完了後の表示画面の一例を示す図である。(c)はフォーカス調整完了後の表示画面の一例を示す図である。
以下、添付の図面を参照して、本実施形態に係る表示制御装置を説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(第1実施形態)
[眼科システムの概略構成]
図1(a)は本実施形態に係る眼科システムの概略構成を示す図である。眼科システムは、眼科装置100、情報処理装置925、モニタ928およびマウス等を含む入力部929を備える。
[眼科装置100]
眼科装置100は、被検眼に測定光を照射するとともに、被検眼からの戻り光を受光する。例えば、眼科装置100はOCT装置を備えている。眼科装置100は、光学ヘッド900、ステージ部950、ベース部951およびジョイスティック952およびあご台323を備える。
光学ヘッド900は、被検眼に測定光を照射するための光学系を含む少なくとも含んでいる。具体的には、光学ヘッド900は図1(b)に示す光学系の少なくとも一部を有している。図1(b)に示す光学系の詳細については後述する。
ステージ部950は、例えばジョイスティック952に対する操作により図中XYZ方向に移動する。ステージ部950は光学ヘッド900と接続されているため、ステージ部950が移動することで光学ヘッド900も移動する。
ベース部951は、ステージ部950と接続されている。また、ベース部951には、ジョイスティック952およびあご台323も接続されている。
ジョイスティック952は、ユーザからの操作を受け付ける。
あご台323は、被検者のあごと額とを固定する。
(眼科装置100の光学系の構成)
次に、光学ヘッド900およびベース部951内に備えられる光学系の構成の一例について図1(b)を用いて説明する。
まず、光学ヘッド900の内部に備えられる光学系の一例ついて説明する。被検者の被検眼107に対向して対物レンズ135−1が設置されている。さらに、対物レンズ135−1の光軸上で被検眼107とは反対方向には第1ダイクロイックミラー132−1および第2ダイクロイックミラー132−2が設置されている。第1ダイクロイックミラー132−1および第2ダイクロイックミラー132−2によって光路が、OCT光学系の光路351、眼底観察と固視灯投影用の光路352および前眼部観察用の光路353とに波長帯域ごとに分岐される。また、光路352は、第3ダイクロイックミラー132−3によって眼底観察用のCCD172および固視灯191への光路へと波長帯域ごとに分岐される。ここで、135−3、135−4はレンズであり、135−3は固視灯および眼底観察用の合焦調整のため不図示のモータによって駆動される。CCD172は不図示の眼底観察用照明光の波長、具体的には780nm付近に感度を持つものである。なお、波長の値は例示でありこの値に限定されるものではない。一方、固視灯191は可視光を発生して被検者の固視を促すものである。なお、眼底観察用の光学系は、SLO等の光学系により構成してもよいし、眼底カメラであってもよい。また、光路353において135−2はレンズ、171は前眼観察用の赤外CCDである。このCCD171は不図示の前眼観察用照明光の波長、具体的には970nm付近に感度を持つものである。なお、波長の値は例示でありこの値に限定されるものではない。また、光路353には、不図示のイメージスプリットプリズムが配置されており、被検眼からの戻り光を異なる2つの方向に偏向することで、スプリット像が得られるようになっている。被検眼107に対する光学ヘッド900部のZ方向の距離に応じてスプリット像同士のずれ量が変化するため、検眼107に対する光学ヘッド900部のZ方向の位置合わせ状態は、前眼観察画像中のスプリット像のずれ量に基づいてとして検出される。
また、光路351は、前述の通りOCT光学系を成しており被検眼107の眼底の断層像を取得するためのものである。より具体的には断層像を形成するための干渉信号を得るものである。134は光を眼底上で走査するためのXYスキャナである。XYスキャナ134は一枚のミラーとして図示してあるが、XYの2軸方向の走査を行うものである。135−5、135−6はレンズであり、そのうちのレンズ135−5は、光カプラー131に接続されているファイバー131−2から射出する光源101からの光を眼底107上に合焦調整をするために不図示のモータによって駆動される。この合焦調整によって眼底107からの光は同時にファイバー131−2先端にスポット状に結像されて入射されることとなる。
次に、光源101からの光路と参照光学系、分光器の構成について説明する。101は光源、132−4はミラー、115は分散補償用ガラス、131は前述した光カプラー、131−1〜4は光カプラーに接続されて一体化しているシングルモードの光ファイバー、135−7はレンズ、180は分光器である。これらの構成によってマイケルソン干渉計を構成している。光源101から射出された光は光ファイバー131−1を通り、光カプラー131を介して光ファイバー131−2側の測定光と光ファイバー131−3側の参照光とに分割される。測定光は前述のOCT光学系光路を通じ、観察対象である被検眼107の眼底に照射され、網膜による反射や散乱により同じ光路を通じて光カプラー131に到達する。一方、参照光は光ファイバー131−3、レンズ135−7、測定光の分散と参照光の分散とを合わせるために挿入された分散補償ガラス115を介してミラー132−4に到達し反射される。そして同じ光路を戻り光カプラー131に到達する。光カプラー131によって、測定光と参照光は合波されて干渉光(合波光とも呼ぶ)となる。ここで、測定光の光路長と参照光の光路長とがほぼ同一となったときに干渉を生じる。ミラー132−4は不図示のモータおよび駆動機構によって光軸方向に調整可能に保持され、被検眼107によって変わる測定光の光路長に参照光の光路長を合わせることが可能である。干渉光は光ファイバー131−4を介して分光器180に導かれる。
また、139−1は、光ファイバー131−2中に設けられた測定光側の偏光調整部である。139−2は光ファイバー131−3中に設けられた参照光側の偏光調整部である。これらの偏光調整部は光ファイバーをループ状に引き回した部分を幾つか持ち、このループ状の部分をファイバーの長手方向を中心として回動させファイバーにねじりを加えることで測定光と参照光との偏光状態を各々調整して合わせることが可能なものである。本装置では、予め測定光と参照光の偏光状態が調整されて固定されているものとする。
分光器180はレンズ135−8、135−9、回折格子181、ラインセンサ182を備える。なお、分光器180は例えば、ベース部951に含まれる。なお、分光器180はベース部951に含まれることとしてもよいし、ヘッド部900に含まれることとしてもよい。また、ベース部951に分光器180以外の光学系を含ませることとしてもよい。
光ファイバー131−4から射出された干渉光はレンズ135−8を介して略平行光となった後、回折格子181で分光され、レンズ135−9によってラインセンサ182に結像される。ラインセンサ182は受光した光に基づく信号を情報処理装置925へ出力する。
次に、光源101の周辺について説明する。光源101は代表的な低コヒーレント光源であるSLD(Super Luminescent Diode)である。中心波長は855nm、波長バンド幅は約100nmである。なお、波長およびバンド幅はこれらの値に限定されるものではない。ここで、バンド幅は、得られる断層像の光軸方向の分解能に影響するため、重要なパラメータである。また、光源の種類は、ここではSLDを選択したが、低コヒーレント光が射出できればよく、ASE(Amplified Spontaneous Emission)等も用いることができる。中心波長は眼を測定することを鑑みると、近赤外光が適する。また、中心波長は得られる断像の横方向の分解能に影響するため、なるべく短波長であることが望ましい。双方の理由から中心波長を855nmとした。
本実施形態では干渉計としてマイケルソン干渉計を用いたが、マッハツェンダー干渉計を用いてもよい。なお、測定光と参照光との光量差が比較的小さい場合には、分割部と合成部とが別々に設けられるマッハツェンダー干渉計よりも、分割部と合成部とが共通に設けられるマイケルソン干渉計を用いる方が望ましい。
また、本実施形態では中心波長855nmを用いるSD−OCTを用いたが、例えば中心波長1050nm付近のSS−OCTを用いてもよい。なお、波長はこの値に限定されるものではない。
[情報処理装置925]
情報処理装置925は例えばコンピュータであり、中央演算処理装置(CPU)と記憶装置とを備える。記憶装置は例えばメモリ(RAMおよびROM)と大容量記憶装置(HDD)とから構成される。記憶装置の一部または全ては情報処理装置925の外部に備えられることとしてもよい。 情報処理装置925が備えるCPUは、各種の処理を実行する。具体的にはCPUは、不図示の記憶装置に記憶されたプログラムを実行することで取得手段1、判定手段2および表示制御手段3として機能する。なお、情報処理装置925が備えるCPUおよび記憶装置は1つであってもよいし複数であってもよい。すなわち、少なくとも1以上の処理装置(CPU)と少なくとも1つの記憶装置(ROMまたはRAM等)とが接続されており、少なくとも1以上の処理装置が少なくとも1以上の記憶装置に記憶されたプログラムを実行した場合に情報処理装置925は上記の各手段として機能する。なお、処理装置はCPUに限定されるものではなく、FPGA等であってもよい。
取得手段1は被検眼の動画像を取得する。具体的には、眼科装置100から出力される被検眼からの戻り光に対応する信号に基づいて被検眼の動画像を取得する。例えば、取得手段1は、ラインセンサ182の出力に基づいて眼底の断層の動画像を取得し、CCD171の出力に基づいて前眼部の動画像を取得し、CCD172の出力に基づいて眼底の動画像を取得する。すなわち、取得手段1は複数の動画像を取得する。
判定手段2は、例えば、被検眼に対する光学ヘッド900の状態を判定する。具体的には、判定手段2は、被検眼に対する光学ヘッド900の位置合わせの状態および被検眼に対する光学ヘッド900から被検眼に照射された測定光の合焦状態を判定する。すなわち、判定手段2は、被検眼に対する被検眼に測定光を照射するための光学系を含む測定部の位置合わせの状態および測定光の前記被検眼への合焦状態の少なくとも一方を判定する判定手段の一例に相当する。なお、被検眼に対する光学ヘッド900の位置合わせは例えばワーキングディスタンス調整を含む。
判定方法については公知の種々の手法を用いて実現可能である。例えば、判定手段2は、前眼部からの戻り光を2つの異なる方向に偏向するイメージスプリットプリズムにより得られる前眼部のスプリット像のズレ量に基づいて被検眼に対する光学ヘッド900のZ方向の位置合わせの状態を判定することが可能である。判定手段2は、例えばスプリット像のズレ量が閾値以下となった場合に位置合わせが完了したと判定する。また、判定手段2は瞳孔の中心が画像の中心にあるか否かを判定することでXY方向における被検眼に対する光学ヘッド900の位置合わせの状態を判定することが可能である。一方、判定手段2は、例えば、測定光を眼底に照射することで得られた眼底像のコントラストを評価することで被検眼に照射された測定光の合焦状態を判定する。判定手段2は、例えば、コントラストが極大となった場合に被検眼に照射された測定光の合焦が完了したと判定する。
表示制御手段3は、モニタ928に取得手段1により取得された動画像を表示させる。例えば、表示制御手段3は、モニタ928に前眼部の動画像、眼底の動画像および眼底の断層の動画像を表示させる。図2は、モニタ928の表示画面の一例である。1101は前眼部の動画像である。ここで、前眼部の動画像1101中の1102は前眼観察系に設けられたイメージスプリットプリズムによって得られる前眼部のスプリット像であり、被検眼と光学ヘッド900との位置合わせ(アライメント)を行う際に利用される。なお、イメージスプリットプリズムについて特開平01−23134号公報に開示されているため詳細な説明は省略する
また、1201は眼底の動画像である。この眼底の動画像1201上に重畳表示された1202は眼底画像における断層像を撮像する撮像範囲である。
さらに、1301は眼底の断層の動画像である。この断層の動画像は、断層像表示画面1301のコヒーレンスゲート位置に基づく表示位置に表示される。
また、1001は不図示のセンサより、光学ヘッド900が左右眼どちらの位置にいるかを示すものである。また、検者がマウスを机上等で移動させた場合、この移動に連動してカーソル1002の位置を移動させることができる。情報処理装置925は、カーソル1002の位置に応じてアライメント等の制御を変更することができる。なお、情報処理装置925は、表示画面上のカーソル1002の画素位置から、カーソル1002の位置を算出することができる。表示画面上には所定の範囲を設けておき、該所定の範囲の画素内にカーソル1002がある場合には、情報処理装置925該所定の範囲で定められた調整を行う。例えば、カーソル1002が前眼部の動画像の表示領域に位置している場合、ユーザがマウスのホイールを回転させると、情報処理装置925はマウスからの信号を受信する。そして、情報処理装置925は眼科装置100の不図示の駆動部に対して光学ヘッドをZ方向に移動するように指示する。
また、カーソル1002が眼底の動画像の表示領域に位置している場合に、ユーザがマウスのホイールを回転させると、情報処理装置925はマウスからの信号を受信する。そして、情報処理装置925は眼科装置100の不図示の駆動部に対してSLO光学系に係るレンズ135−3および135−5を光軸方向に移動するように指示する。さらに、カーソル1002が断層の動画像の表示領域に位置している場合、ユーザがマウスのホイールを回転させると、情報処理装置925はマウスからの信号を受信し、眼科装置100の不図示の駆動部に対してミラー132−4を光軸方向に移動するように指示する。なお、この場合、測定画面1000のアライメントのモード選択ボタン1004は検者によりマニュアルが選択されている。
また、マウスのホイールに対する操作に限らず、マウス930のドラッグ等の操作により、アライメント等の各調整の指示を行うこともできる。なお、アライメント等の各調整が終了した後に、検者が撮像ボタン1003を押すことで所望の撮像が行われる。なお、それぞれの画像の近傍に配置されているスライダは、調整を行うためのものである。スライダ1203はフォーカス位置を調整するもの、スライダ1302はコヒーレンスゲート位置を調整するものである。フォーカス位置の調整は、眼底に対する合焦調整を行うために、レンズ135−3および135−5を図示の方向に移動する調整である。コヒーレンスゲート位置の調整は、断層像が断層像表示画面の所望の位置で観察されるために、ミラー132−4を図示の方向に移動する調整である。また、これらのスライダは、それぞれの画像上にカーソル1002を位置させて、マウスによりホイールを操作した際にも連動して動くようになっている。
ここで、コヒーレンスゲート位置とは測定光路長と参照光路長が等しくなる位置のことである。
表示制御手段3は、判定手段2による判定結果に応じて前眼部の動画像1101、眼底の動画像1201および眼底の断層の動画像1301の少なくとも1つの動画像の表示形態を変更する。すなわち、表示制御手段3は、判定手段による判定結果に応じて、表示部に表示された動画像の表示形態を変更して表示部に表示させる表示制御手段の一例に相当する。
例えば、判定手段2が被検眼と光学ヘッド900との位置合わせが完了していないと判定した場合、表示制御手段3は図4(a)に示すように前眼部の動画像1101、眼底の動画像1201および眼底の断層の動画像1301をモニタ928に表示させる。また、判定手段2が被検眼と光学ヘッド900との位置合わせが完了したと判定した場合、表示制御部3は図4(b)に示すように前眼部の動画像1101、眼底の動画像1201および眼底の断層の動画像1301をモニタ928に表示させる。すなわち、表示制御手段3は、モニタ928の表示画面を図4(a)の状態から図4(b)の状態に変更する。図4(a)と図4(b)とでは前眼部の動画像1101および眼底の動画像1201の表示位置および表示領域の大きさが異なっている。具体的には、眼底の動画像1201の表示領域が拡大され、前眼部の動画像1101の表示領域が縮小されている。すなわち、表示制御手段3は、判定手段が前記被検眼と測定部との位置合わせが完了したと判定した場合、表示部における眼底の動画像の表示領域を拡大する。また、表示制御手段3は、判定手段が被検眼と測定部との位置合わせが完了したと判定した場合、表示部における眼底の動画像の表示領域を拡大するとともに、前眼部の動画像の表示領域を縮小する。
また、図4(a),図4(b)からわかるように、表示制御手段3は、判定手段が被検眼と測定部との位置合わせが完了したと判定した場合、眼底の動画像の表示領域の位置を前眼部の動画像の表示領域の位置より表示部の中心に変更する。
さらに、判定手段2が光学ヘッド900から被検眼に照射された測定光が眼底に合焦したと判定した場合、表示制御手段3は図4(c)に示すように前眼部の動画像1101、眼底の動画像1201および眼底の断層の動画像1301をモニタ928に表示させる。すなわち、表示制御手段3は、モニタ928の表示画面を図4(b)の状態から図4(c)の状態に変更する。図4(b)と図4(c)とでは眼底の動画像1201および眼底の断層の動画像1301の表示位置および表示領域の大きさが異なっている。すなわち、表示制御手段3は、表示部に表示された複数の動画像の少なくとも一つの動画像の表示形態を判定結果に応じて変更する。具体的には、眼底の断層の動画像1301の表示領域が拡大され、眼底の動画像1201の表示領域が縮小されている。すなわち、表示制御手段3は、判定手段が測定光の被検眼への合焦が完了したと判定した場合、表示部における断層の動画像の表示領域を拡大する。より詳細には、表示制御手段3は、判定手段が前記被検眼と前記測定部との位置合わせが完了したと判定した場合、表示部における眼底の動画像の表示領域を拡大するとともに、前眼部の動画像の表示領域を縮小する。
また、図4(b),図4(c)からわかるように、表示制御手段3は、判定手段が測定光の被検眼への合焦が完了したと判定した場合、断層の動画像の表示領域の位置を眼底の動画像の表示領域の位置より表示部の中心に変更する。
上記のように、表示制御手段3は、判定手段が被検眼と測定部との位置合わせが完了したと判定した場合または測定光の前記被検眼への合焦が完了したと判定した場合、前記表示形態を変更する。
モニタ928は、表示制御手段3の制御に基づいて各種の情報を表示する。すなわち、モニタ928は表示部の一例に相当する。なお、モニタ928は情報処理装置925と別体に設けられてもよいし、タブレット等のように一体に設けられることとしてもよい。
入力部929は、ユーザによる入力を受け付ける。例えば、入力部929はマウス等のポインティングデバイスおよびキーボードの少なくとも1つを備える。なお、入力部929はモニタ928に設けられたタッチパネルであってもよい。
[眼科システムの処理手順]
以上のように構成された本実施形態に係る眼科システムの動作の一例を説明する。図3は、眼科システムの動作の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップ301において、撮影を開始する。なお、この段階で、表示制御手段3は少なくとも前眼部の動画像をモニタ928に表示させている。また、眼底の動画像および眼底の断層の動画像が既に取得できている場合には、表示制御手段3は、これらの動画像もモニタ928に表示させる。ステップ304以前にモニタ928に表示される画面の一例を図4(a)に示す。すなわち、図4(a)はアライメント完了前のモニタ928の表示画面の一例である。前眼部の動画像からアライメント状態を判定する場合には前眼部の動画像に比べて眼底の動画像はあまり注視する必要はないため、前眼部の動画像の表示領域が眼底の動画像の表示領域よりも大きく且つ表示画面の中央部近く表示制御手段3により表示される。
次に、ステップ302において、アライメント(被検眼と装置との位置合わせ)を開始する。この時、電動の駆動機構を備えたステージ部950であれば、情報処理装置925が、前眼部のスプリット像を元にアライメント状態を判定し、情報処理装置925が自動的にアライメント状態が良好になるようにアライメントを行う。ステップ303においてアライメントが良好になった場合、判定手段2はアライメントが完了したと判定する。アライメントが完了したと判定されると、処理はステップ304に進む。また、アライメントが良好でない場合には、アライメントが良好になるまで、アライメントとアライメントが完了したか否かの判定とを継続する。なお、Z方向におけるアライメントに限らずXY方向のアライメントがステップ302において実行されることとしてもよい。なお、アライメントの完了とは、例えば、XYZ方向における被検眼と光学ヘッド900とのずれ量が所定の閾値以下になった場合である。
ステップ302におけるアライメントは手動で行われてもよい。手動でアライメントを行う場合は、操作者が前眼部の動画像を参照しながらジョイスティック952またはマウス等の入力部929を操作することで光学ヘッド900を移動させアライメントを行う。なお、アライメントの完了は操作者が前眼部の動画像(スプリット像)を参照しながら判断することとしてもよいし、アライメント完了の判定は判定手段2が行うこととしてもよい。
ステップ304において、表示制御手段3は、モニタ928に表示された動画像の表示形態を変更する。すなわち、判定手段2の判定結果に応じて表示制御手段3は、モニタ928に表示された動画像の表示形態を変更する。表示形態には、動画像の表示領域および動画像の表示位置の少なくとも一方が含まれる。
例えば、表示制御手段3はモニタ928の表示画面を図4(a)の状態から図4(b)の状態へと変更する。すなわち、図4(b)はアライメント完了後のモニタ928の表示画面の一例である。アライメントが完了すれば、前眼部の動画像は大まかに位置が分かればよく、フォーカスの調整のために眼底観察像を詳細に確認したい。そのため、表示制御手段3は、前眼部の動画像の表示領域の大きさと眼底の動画像の表示領域の大きさを変更する。さらに、表示制御手段3は、前眼部の動画像の表示位置と眼底の動画像の表示位置を変更する。具体的には、表示制御手段3は、アライメント完了後に操作者が注目する眼底の動画像の表示領域を拡大するとともに、表示位置を表示画面の中央部に近づける。一方、表示制御手段3は、アライメント完了後には操作者が注目することが少なくなる前眼部の動画像の表示領域を縮小するとともに、表示位置を表示画面の中央部から遠ざける。なお、表示制御手段3は、表示領域の変更および表示位置の変更の一方のみを変更することとしてもよい。例えば、前眼部の動画像および眼底の動画像の表示位置を変更することなく、表示領域の大きさのみを変更してもよいし、前眼部の動画像の表示位置と眼底の動画像の表示位置とを入れ替えるだけでもよい。すなわち、表示制御手段3は、表示形態として動画像の表示領域の大きさのおよび表示位置の少なくとも一方を変更して動画像をモニタ928に行わせる。
表示制御手段3によりモニタ928の表示画面が変更されるとステップ305に進む。ステップ305において、情報処理装置925がSLOとOCTとのフォーカス調整を行う。自動でフォーカス調整が行われる場合には、情報処理装置925が不図示の駆動部に対して指示を行うことでレンズ135−3を光軸方向に沿って所定距離移動させる。その後ステップ306でフォーカス調整が完了したか否かの判定を行う。なお、ステップ306におけるフォーカス調整は手動で行われてもよい。手動でフォーカス調整を行う場合は、操作者が前眼部の動画像を参照しながらマウス等の入力部929を操作することでレンズ135−3を移動させアライメントを行う。なお、フォーカス調整の完了は操作者が眼底の動画像を参照しながら判断することとしてもよいし、フォーカス調整の完了の判定は判定手段2が行うこととしてもよい。
ステップ306では、判定手段2がフォーカス調整が完了したか否かを判定する。すなわち、判定手段2は、被検眼に対する測定光の合焦状態を判定する。判定手段2は、例えば眼底の動画像のコントラストの極大値を検出した場合にはフォーカス調整が完了したと判定して、処理はステップ307へ進む。判定手段2がフォーカス調整が完了しないと判定した場合には、ステップ305へ戻りフォーカスの調整を再度行う。
ステップ307では、表示制御手段3は、モニタ928に表示された動画像の表示形態を変更する。すなわち、判定手段2の判定結果に応じて表示制御手段3は、モニタ928に表示された動画像の表示形態を変更する。例えば、表示制御手段3はモニタ928の表示画面を図4(b)の状態から図4(c)の状態へと変更する。すなわち、図4(c)はフォーカス調整完了後のモニタ928の表示画面の一例である。フォーカス調整が完了すれば、眼底の動画像より最終的に撮影したい画像である断層の動画像が重要となる。そのため、表示制御手段3は、眼底の動画像の表示領域の大きさと断層の動画像の表示領域の大きさを変更する。さらに、表示制御手段3は、眼底の動画像の表示位置と断層の動画像の表示位置を変更する。具体的には、表示制御手段3は、フォーカス調整完了後に操作者が注目する断層の動画像の表示領域を拡大するとともに、表示位置を表示画面の中央部に近づける。一方、表示制御手段3は、アライメント完了後には操作者が注目することが少なくなる眼底部の動画像の表示領域を縮小するとともに、表示位置を表示画面の中央部から遠ざける。なお、表示制御手段3は、表示領域の変更および表示位置の変更の一方のみを変更することとしてもよい。例えば、眼底の動画像および断層の動画像の表示位置を変更することなく、表示領域の大きさのみを変更してもよいし、表示領域の大きさを変更することなく表示位置を変更するだけでもよい。すなわち、表示制御手段3は、表示領域の大きさの変更および表示位置の変更の少なくとも一方を変更して動画像をモニタ928に行わせる。
つぎに、ステップ308において情報処理装置925は、測定光と参照光とのうち少なくとも一方の偏光の調整を行う。さらに、ステップS308において、情報処理装置925は参照光の光量調整を行う。なお、これらの調整は自動であっても手動であってもよい。
ステップ309において情報処理装置はコヒーレンスゲート位置の調整を行う。この調整も自動であってもよいし手動であってもよい。
ステップ310に進み、情報処理装置925はステップ308,309の調整が完了したか否かを判定する。完了していなければ、ステップ308へ戻り調整が終わるまで調整を継続する。情報処理装置925がステップ308,309における調整が完了したと判定した場合には、処理はステップ311へ進む。
ステップ311では、断層像の取得を開始する。断層像の取得の開始は自動であってもよいし、入力部等を介して操作者から入力された撮影指示に基づいて断層像の取得を開始することとしてもよい。
断層像の取得が完了するとステップ312へ進み撮影が終了する。
以上に示した本実施形態によれば、アライメントまたはフォーカス調整などの被検眼に対する装置の状態に基づいてモニタ928に表示される動画像の表示形態を変更することが可能である。すなわち、被検眼に対する装置の状態に応じて、適切に情報を表示部に表示させることができる。従って、操作者はアライメントまたはフォーカス調整を快適に行うことが可能となる。
なお、図4(a)は光学ヘッド900移動時の表示画面の例であるが、光学ヘッド900を移動させながらフォーカスおよびコヒーレンスゲートの調整、撮影を行うことは稀なため、これらに必要な調整スライダおよび撮像ボタンを表示させないようにしている。表示制御部3は不要な調整スライダおよび撮像ボタンをモニタ928に表示させないようにすることで利用できる画面の領域を広くすることができる。なお、図4(a)においてフォーカスおよびコヒーレンスゲートの調整用のスライダおよび撮影ボタンを表示することとしてもよい。一方、図4(b)では、フォーカス調整や撮影開始のために、画面上に調整用のスライダおよび撮影開始ボタンを表示することとしてもよい。なお、断層像撮影のためのボタンは図4(c)以外の画面では表示しないこととしてもよい。
また、図4(a)において、表示制御手段3は断層の動画像をモニタ928に表示させているが、操作者はアライメント調整の段階では断層の動画像よりも、他の動画像に着目するため断層の動画像を表示しないこととしてもよい。
さらに、図4(b)において、表示制御手段3は前眼部の動画像をモニタ928に表示させているが、操作者はフォーカス調整の段階では前眼部の動画像よりも、他の動画像に着目するため前眼部の動画像を表示しないこととしてもよい。
また、図4(c)において、表示制御手段3は前眼部の動画像をモニタ928に表示させているが、操作者はコヒーレンスゲート調整の段階では前眼部の動画像よりも、他の動画像に着目するため前眼部の動画像を表示しないこととしてもよい。
なお、表示させない動画像がある場合は、情報処理装置925により表示させない画像に対応する光源やCCDの電源を遮断することで、消費電力の低減や高寿命化を図ることも可能である。
(第1変形例)
上記の例では、ステップ304およびステップ307において、表示制御手段3によりモニタ928の表示画面の変更を行うこととしたが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、ステップ304およびステップ307のいずれか一方のみを実行することとしてもよい。
(第2変形例)
上記の実施形態では判定手段2は、アライメント状態を前眼部の動画像のスプリット像から判定することを説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、光学ヘッド900と被検眼107との位置合わせを手動で行う場合は、通常アライメントが完了した後には光学ヘッドを移動させることはない。そのため、判定手段2は、光学ヘッド900の移動量を検知し、その移動量の判定によってアライメントが完了したことを判定してもよい。なお、移動量の検知には、加速度センサや角速度センサ、駆動部に設けたエンコーダなどの物理センサでもよいし、撮影された眼底像の特徴点から算出してもよい。また、移動量の値にいくつか閾値を設け、移動量毎に前眼部の動画像、眼底の動画像、断層の動画像の表示領域の比率を変えてもよい。例えば、表示制御手段3は、光学ヘッド900の移動量が小さくなるにつれて眼底の動画像の表示領域を大きく、前眼部の動画像の表示領域を小さくすることとしてもよい。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
1 取得手段
2 判定手段
3 表示制御手段
925 パソコン
928 モニタ

Claims (16)

  1. 被検眼に測定光を照射するための光学系を含む測定部の前記被検眼に対する位置合わせの状態および前記測定光の前記被検眼への合焦状態の少なくとも一方を判定する判定手段と、
    前記位置合わせが完了したと判定された場合、表示部に表示された前記被検眼の前眼部の動画像および前記被検眼の眼底の正面の動画像を含む複数の動画像のうち、前記眼底の正面の動画像を拡大された表示領域に表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記位置合わせが完了したと判定された場合、前記表示部における前記眼底の正面の動画像の表示領域を拡大するとともに、前記前眼部の動画像の表示領域を縮小するように表示制御することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記位置合わせが完了したと判定された場合、前記眼底の正面の動画像の表示領域の位置を前記前眼部の動画像の表示領域の位置より前記表示部の中心に近づくように表示制御することを特徴とする請求項または2に記載の表示制御装置。
  4. 検者からの指示に応じて前記表示部の表示画面において移動可能なカーソルが前記前眼部の動画像の表示領域に位置している場合、検者からの指示に応じて前記位置合わせの状態を変更する指示を行うように構成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  5. 前記複数の動画像は、更に、前記眼底の断層の動画像を含み、
    前記表示制御手段は、前記合焦が完了したと判定された場合、前記表示部に表示された前記眼底の断層の動画像を拡大された表示領域に表示させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  6. 被検眼に測定光を照射するための光学系を含む測定部の前記被検眼に対する位置合わせの状態および前記測定光の前記被検眼への合焦の状態の少なくとも一方を判定する判定手段と、
    前記合焦が完了したと判定された場合、表示部に表示された前記被検眼の眼底の正面の動画像および前記眼底の断層の動画像を含む複数の動画像のうち、前記眼底の断層の動画像を拡大された表示領域に表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする表示制御装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記合焦が完了したと判定された場合、前記表示部における前記眼底の断層の動画像の表示領域を拡大するとともに、前記眼底の正面の動画像の表示領域を縮小するように表示制御することを特徴とする請求項5または6に記載の表示制御装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記合焦が完了したと判定された場合、前記眼底の断層の動画像の表示領域の位置を前記眼底の正面の動画像の表示領域の位置より前記表示部の中心に近づくように表示制御することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  9. 検者からの指示に応じて前記表示部の表示画面において移動可能なカーソルが前記眼底の断層の動画像の表示領域に位置している場合、検者からの指示に応じてコヒーレンスゲート位置を変更する指示を行うように構成されることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  10. 前記表示制御手段は、検者からの指示に応じて前記合焦の状態を調整するためのスライダと、前記検者からの指示に応じてコヒーレンスゲート位置を調整するためのスライダとを前記表示部に表示させることを特徴とする請求項5乃至9のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  11. 検者からの指示に応じて前記表示部の表示画面において移動可能なカーソルが前記眼底の正面の動画像の表示領域に位置している場合、検者からの指示に応じて前記合焦の状態を変更する指示を行うように構成されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  12. 前記表示制御手段は、前記表示部において、拡大前の表示領域に対応する動画像の表示位置を前記拡大された表示領域に変更することにより、該動画像を前記拡大された表示領域に表示させることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  13. 前記複数の動画像は、前記被検眼からの複数の戻り光を受ける複数のセンサを有する眼科装置から出力される複数の信号であって、前記複数の戻り光に対応する複数の信号に基づいて取得されることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  14. 被検眼に測定光を照射するための光学系を含む測定部の前記被検眼に対する位置合わせの状態および前記測定光の前記被検眼への合焦状態の少なくとも一方を判定する判定工程と、
    前記位置合わせが完了したと判定された場合、表示部に表示された前記被検眼の前眼部の動画像および前記被検眼の眼底の正面の動画像を含む複数の動画像のうち、前記眼底の正面の動画像を拡大された表示領域に表示させる表示制御工程と、
    含むことを特徴とする表示制御方法。
  15. 被検眼に測定光を照射するための光学系を含む測定部の前記被検眼に対する位置合わせの状態および前記測定光の前記被検眼への合焦の状態の少なくとも一方を判定する判定工程と、
    前記合焦が完了したと判定された場合、表示部に表示された前記被検眼の眼底の正面の動画像および前記眼底の断層の動画像を含む複数の動画像のうち、前記眼底の断層の動画像を拡大された表示領域に表示させる表示制御工程と、
    を含むことを特徴とする表示制御方法。
  16. 請求項14または15に記載の表示制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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