JP2014045368A - スケジュール管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
発信者ごとに通話予定のスケジュールを設定し、通話時刻が重複しないように、各スケジュールを管理することができるスケジュール管理システムを提供する。
【解決手段】
スケジュール管理システム1を、電話通信を行う電話通信部11と、スケジュールを登録するスケジュール登録部12と、スケジュールの登録時刻に着信があったときに発信者に対してメッセージを伝達するメッセージ伝達部13であって、スケジュールとして登録されていない未登録時刻を示すメッセージを伝達するメッセージ伝達部13と、から構成し、スケジュール登録部12に、該未登録時刻に該発信者と電話通信を行うという旨のスケジュールを新たに登録させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、スケジュール管理システムに関する。
電話装置の分野では、会議や車両の運転中などユーザが通話できない状況にあるときに、電話装置自身が発信者側の電話装置へ自動返信する技術が知られている。たとえば、特許文献1に記載の電話装置は、ユーザが通話できない状況にあるときに、予め登録された通話不可理由および通話可能時間帯を含むメッセージを、発信者側の電話装置へ自動返信するように構成される。
特開2008−294855号公報
特許文献1に記載の電話装置によれば、ユーザと通話できなかった発信者は、メッセージで指示された通話可能時間帯に再度通話しようと試みる。よって、ユーザと通話できなかった発信者が2人以上いる場合、各人が同じ通話可能時間帯に再度通話しようと試みることになる。その結果、2人以上の発信者のうちの最初の1人のみがユーザと通話可能となり、残りの発信者は、通話可能時間帯を指示されていたにもかかわらず、最初の1人が通話中のため、ユーザと通話できないということになってしまう。
本発明は、上述した課題を解決するためのものであり、発信者ごとに通話予定のスケジュールを設定し、通話時刻が重複しないように、各スケジュールを管理することができるスケジュール管理システムを提供することを目的とする。
本発明は、電話通信を行う通信部と、
スケジュールを登録する登録部と、
前記登録部にスケジュールとして登録されている登録時刻に前記通信部に着信があったときに、発信者に対してメッセージを伝達するメッセージ伝達部と、を備え、
前記メッセージ伝達部は、前記登録部にスケジュールとして登録されていない未登録時刻を示すメッセージを前記発信者に伝達し、
前記登録部は、前記未登録時刻に前記発信者と電話通信を行うという旨のスケジュールを、新たに登録することを特徴とするスケジュール管理システムである。
また本発明は、前記メッセージ伝達部は、前記登録部に登録されている前記登録時刻におけるスケジュールのうち、電話通信を行うという旨のスケジュールを除く、予め定めるスケジュールを示すメッセージを、前記発信者に伝達することを特徴とする。
また本発明は、前記発信者からの応答を受け付ける応答受付部を備え、
前記メッセージ伝達部は、前記未登録時刻を示すメッセージと該未登録時刻に電話通信するか否かを前記発信者に問うメッセージとを、前記発信者に伝達し、
前記応答受付部は、前記未登録時刻に電話通信するか否かの応答を、前記発信者から受け付け、
前記登録部は、前記応答受付部により前記未登録時刻に電話通信するという応答が受け付けられたときに、前記未登録時刻に前記発信者と電話通信を行うという旨のスケジュールを、新たに登録することを特徴とする。
また本発明は、前記応答受付部により前記未登録時刻に電話通信するという応答が受け付けられなかったときに、
前記メッセージ伝達部は、前記登録部にスケジュールとして登録されていない、前記未登録時刻とは異なる他の未登録時刻を示すメッセージと該他の未登録時刻に電話通信するか否かを前記発信者に問うメッセージとを、前記発信者に伝達し、
前記応答受付部は、前記他の未登録時刻に電話通信するか否かの応答を、前記発信者から受け付け、
前記登録部は、前記応答受付部により前記他の未登録時刻に電話通信するという応答が受け付けられたときに、前記他の未登録時刻に前記発信者と電話通信を行うという旨のスケジュールを、新たに登録することを特徴とする。
本発明によれば、登録部にスケジュールとして登録されている登録時刻に着信があったときに、発信者に対して、メッセージ伝達部によって、登録部にスケジュールとして登録されていない未登録時刻を示すメッセージ伝達し、該未登録時刻に該発信者と電話通信を行うという旨のスケジュールを、登録部によって新たに登録することができる。したがって、登録時刻に複数の発信者それぞれから着信があったときに、発信者ごとに通話予定のスケジュールを設定し、通話時刻が重複しないように、各スケジュールを管理することができる。
また本発明によれば、登録部にスケジュールとして登録されている登録時刻に着信があったときに、メッセージ伝達部によって、該登録時刻におけるスケジュールのうち、電話通信を行うという旨のスケジュールを除く、予め定めるスケジュールを示すメッセージを、発信者に伝達することができる。したがって、登録部によって自動的に登録された、電話通信を行うという旨のスケジュールが発信者に公開されるのを防ぐとともに、ユーザが予め公開を許可したスケジュールを、該発信者に公開することができる。
また本発明によれば、メッセージ伝達部によってメッセージで示された未登録時刻に電話通信するという応答が発信者から得られたときに、該未登録時刻に該発信者と電話通信を行うという旨のスケジュールを、登録部によって新たに登録することができる。したがって、発信者に都合の良い時刻を、電話通信を行う時刻に設定することができる。
また本発明によれば、メッセージ伝達部によってメッセージで示された未登録時刻に電話通信するという応答が発信者から得られなかったときには、メッセージ伝達部により他の未登録時刻がメッセージとして該発信者に伝達されるので、発信者は複数の時刻から発信者に都合の良い時刻を選択して、電話通信を行う時刻に設定することができる。
スケジュール管理システム1の構成を示すブロック図である。 スケジュール管理システム1の外観を示す平面図である。 スケジュール管理システム1の処理の第1態様を示すフローチャートである。 スケジュール管理システム1の処理の第2態様を示すフローチャートである。
図1は、本発明に係るスケジュール管理システム1の構成を示すブロック図である。図2は、本発明に係るスケジュール管理システム1の外観を示す平面図である。図1に示すように、スケジュール管理システム1は、電話通信部11と、スケジュール登録部12と、メッセージ伝達部13と、応答受付部14とを備える。これらの各部11〜14は、CPU(Central Processing Unit)などの制御演算回路、RAM(Random Access Memory)などの揮発性記録媒体、ROM(Read Only Memory)など不揮発性記録媒体、アンテナなどの通信インターフェース、表示部やスピーカなどの出力部、ボタンやタッチパネルなどの入力部によって、機能的に実現される。
なお、図2に示すように、スケジュール管理システム1として、携帯電話装置やスマートフォンなどの携帯端末装置を想定しているが、これに限定されることはない。たとえば、スケジュール管理システム1は、電話通信部11とメッセージ伝達部13と応答受付部14とを備える電話装置と、スケジュール登録部12を備えるスケジュール管理装置とが、無線LAN(Local Area Network)などによりデータ通信可能にネットワーク接続された通信システムであってもよい。
電話通信部11は、アンテナを介して、電気通信事業者が設置する携帯電話基地局との間で無線通信を行い、電話機能を備える他の装置との音声通話を実現させる。
スケジュール登録部12は、スケジュール管理システム1のユーザのスケジュールを、スケジュール登録部12内の不揮発性記録媒体に登録する。スケジュールの登録は、スケジュール登録部12自身の判断、または、表示部および入力部を用いたユーザの入力指示に基づいて行われる。スケジュールは、時刻と内容との組合せであり、たとえば「7/11 13:00〜14:30 会議」などのように登録される。
メッセージ伝達部13は、登録時刻に電話通信部11に着信があったときに、発信者に対してメッセージを伝達する。ここで、登録時刻とは、スケジュール登録部12にスケジュールとして登録されている時刻である。より具体的には、スケジュールとして開始時刻および終了時刻が登録されている場合には、開始時刻、および開始時刻と終了時刻との間の1分刻みの時刻(ただし終了時刻を除く)であり、スケジュールとして開始時刻のみが登録されている場合には、開始時刻、および開始時刻以降の1分刻みの時刻であり、スケジュールとして終了時刻のみが登録されている場合には、終了時刻までの1分刻みの時刻(ただし終了時刻を除く)である。このような登録時刻に対して、スケジュール登録部12にスケジュールとして登録されていない時刻を、未登録時刻と称することにする。たとえば、スケジュール登録部12に、「7/11 13:00〜14:30 会議」というスケジュールのみが登録されている場合、「7/11 13:00」や「7/11 14:00」は登録時刻であり、「7/11 14:30」や「7/11 14:35」は未登録時刻であるとする。
メッセージ伝達部13によるメッセージの伝達は、たとえば、自動音声通話によって行われる。自動音声通話は、メッセージの内容とメッセージ伝達部13に予め記録される音声データとから、該メッセージの内容を示す自動音声データがメッセージ伝達部13により合成され、電話通信部11によって該自動音声データが電話回線を介して発信者へ送信されるものである。メッセージの内容は、後述するように、スケジュール登録部12に登録されているスケジュールによって決定される。なお、メッセージ伝達部13によるメッセージの伝達は、自動音声通話に限られず、たとえば、メッセージの内容を示す電子メールをメッセージ伝達部13が作成し、該電子メールをメッセージ伝達部13がインターネットを介して、予め登録された発信者の電子メールアドレス宛にデータ送信することで行われてもよい。
応答受付部14は、発信者からの応答を受け付ける。たとえば、応答受付部14は、発信者の電話装置から電話回線を介して送信されてきた発信者音声データを、メッセージ伝達部13に予め記録される音声データと照合することで、該発信者音声データの示す内容を認識し、該内容に対応する処理を行う。なお、これに限られず、応答受付部14は、発信者の電話装置から電話回線を介して送信されてきたダイヤルキーの押下データに基づいて、押下されたダイヤルキーを認識して、該ダイヤルキーに対応する処理を行ってもよい。さらに別の態様として、メッセージ伝達部13が発信者へ電子メールを送信した場合において、該発信者の電話装置が該電子メールに対する返信の電子メールをスケジュール管理システム1へ送信したときに、応答受付部14は、該返信の電子メールの内容に対応する処理を行ってもよい。
以上のように構成されるスケジュール管理システム1では、スケジュールの登録時刻に電話通信部11に着信があったときに、メッセージ伝達部13が、スケジュール登録部12にスケジュールとして登録されていない未登録時刻を示すメッセージを発信者に伝達し、スケジュール登録部12が、該未登録時刻に該発信者と電話通信を行うというスケジュールを新たに登録する。このようなスケジュール管理システム1の処理の具体的な第1態様および第2態様について、以下に説明する。
図3は、スケジュール管理システム1の処理の第1態様を示すフローチャートである。まず、ステップA1では、スケジュール管理システム1のユーザが、スケジュール登録部12にスケジュールを登録する。また、ユーザは、各スケジュールについて、公開可とするか否か、および、公開可とする場合に誰を公開対象者とするのかをスケジュール登録部12に登録する。さらに、ユーザは、スケジュールの公開対象者に対応する通話予定時間をスケジュール登録部12に登録する。なお、スケジュールの公開対象者の登録は、たとえば、スケジュール管理システム1に予め記録されるアドレス帳などを利用して行われる。以下の表1に、3つのスケジュールの登録例を示す。
表1に示す「会議」のスケジュールは公開可であり、a氏、b氏、およびc氏が公開対象者となっている。また、表1に示す「英会話教室」のスケジュールは公開可であり、a氏のみが公開対象者となっている。また、表1に示す「読書」のスケジュールは公開不可である。表1において、a氏に対する通話予定時間は5分であり、b氏およびc氏に対する通話予定時間は10分であるが、通話予定時間はすべての公開対象者に対して同じ時間であってもよい。
ステップA2では、電話通信部11に対して、他の電話装置から着信がある。ステップA3では、ステップA2の着信時刻が登録時刻であり、かつ、該登録時刻におけるスケジュールが公開可であり、かつ、ステップA2の発信者が公開対象者であるか否かを、メッセージ伝達部13が判断する。着信時刻が登録時刻であり、かつ、該登録時刻におけるスケジュールが公開可であり、かつ、発信者が公開対象者である場合には、ステップA4へ進む。着信時刻が登録時刻でないか、スケジュールが公開不可であるか、または、発信者が公開対象者でない場合には、メッセージ伝達部13は、通常の機能、たとえば留守番電話機能を発揮して処理を終了する。
ステップA4では、メッセージ伝達部13が、スケジュール登録部12に登録されている各スケジュールに基づいて、ステップA2の着信時刻におけるスケジュールの内容を取得し、該内容を示すメッセージを、ステップA2の発信者へ伝達する。また、メッセージ伝達部13は、スケジュール登録部12に登録されている各スケジュールと、発信者に対応する通話予定時間とから、通話可能な未登録時刻を判断し、該通話可能な未登録時刻のうち、ステップA2の着信時刻以降の最も早い時刻を、通話開始予定時刻とする。そして、メッセージ伝達部13は、該通話開始予定時刻を示すメッセージを、該発信者へ伝達する。ここで、通話可能な未登録時刻とは、ある未登録時刻を起点とする場合において、該未登録時刻から通話予定時間経過時までのすべての時刻が未登録時刻となるときの、該起点となる未登録時刻である。
メッセージ伝達部13は、たとえば、スケジュールの内容を示すメッセージと、通話開始予定時刻を示すメッセージとを併せて、自動音声通話により発信者へ伝達する。具体例として、表1の各スケジュールが登録されている場合において、ステップA2の着信時刻が「7月11日 14:00」であり、ステップA2の発信者がa氏である例を想定する。この具体例では、メッセージ伝達部13は、たとえば、「現在、会議中のため通話することができません。本日、14時30分を、通話を開始する予定時刻として登録しますので、再度電話をおかけ直しください。」といったメッセージを、発信者であるa氏の電話装置へ伝達する。
ステップA5では、スケジュール登録部12が、ステップA4の通話開始予定時刻と、ステップA2の発信者の名前と、該発信者に対応する通話予定時間とに基づいて、該通話開始予定時刻から該通話予定時間経過時まで該発信者と通話するというスケジュールを登録する。たとえば、上記具体例では、スケジュール登録部12は、「7/11 14:30〜14:35 a氏と電話」というスケジュールを新たに登録する。新たなスケジュールの登録後、電話通信部11は自動音声通話を終了させる。なお、この新たなスケジュールは、ユーザの入力指示によるものではなく、スケジュール登録部12自身の判断によるものであるので、ユーザが気づかないうちに登録される可能性が高い。そこで、この新たなスケジュールは、公開不可としてスケジュール登録部12に登録されることが好ましい。または、各公開対象者に対して、スケジュール登録部12により自動的に登録される通話スケジュールも公開するか否かを、予め登録するようにしてもよい。
このようなステップA1〜ステップA5の処理によれば、スケジュールの登録時刻に電話通信部11に着信があったときに、該スケジュールにより通話できない旨を示すメッセージと、通話開始予定時刻を示すメッセージとが、メッセージ伝達部13によって発信者に伝達される。そして、スケジュール登録部12は、該通話開始予定時刻に発信者と電話通信を行うというスケジュールを、新たに登録する。したがって、それぞれ異なる発信者からの着信によってステップA1〜ステップA5の処理が行われたとき、発信者ごとに異なる通話開始予定時刻が設定され、スケジュールとして登録されることになる。よって、発信者ごとに通話予定のスケジュールを設定し、通話開始予定時刻が重複しないように、各スケジュールを自動的に管理することができる。
次に、図4のフローチャートを用いて、スケジュール管理システム1の処理の第2態様について説明する。まず、ステップB1では、スケジュール管理システム1のユーザが、スケジュール登録部12にスケジュールを登録する。このステップB1の処理は、上述したステップA1の処理と同じである。
ステップB2では、電話通信部11に対して、他の電話装置から着信がある。ステップB3では、ステップB2の着信時刻が登録時刻であり、かつ、該登録時刻におけるスケジュールが公開可であり、かつ、ステップB2の発信者が公開対象者であるか否かを、メッセージ伝達部13が判断する。着信時刻が登録時刻であり、かつ、該登録時刻におけるスケジュールが公開可であり、かつ、発信者が公開対象者である場合には、ステップB4へ進む。着信時刻が登録時刻でないか、スケジュールが公開不可であるか、または、発信者が公開対象者でない場合には、メッセージ伝達部13は、通常の機能、たとえば留守番電話機能を発揮して処理を終了する。
ステップB4では、メッセージ伝達部13が、スケジュール登録部12に登録されている各スケジュールに基づいて、ステップB2の着信時刻におけるスケジュールの内容を取得し、該内容を示すメッセージを、ステップB2の発信者へ伝達する。また、メッセージ伝達部13は、スケジュール登録部12に登録されている各スケジュールと、発信者に対応する通話予定時間とから、通話可能な未登録時刻を判断し、該通話可能な未登録時刻のうち、ステップB2の着信時刻以降の最も早い時刻を通話開始予定時刻し、該通話開始予定時刻を示すメッセージを、該発信者へ伝達する。さらに、メッセージ伝達部13は、該通話開始予定時刻に通話するか否かを発信者に問うメッセージを、該発信者に伝達する。
メッセージ伝達部13は、たとえば、スケジュールの内容を示すメッセージと、通話開始予定時刻を示すメッセージと、該通話開始予定時刻に通話するか否かを発信者に問うメッセージとを併せて、自動音声通話により発信者へ伝達する。具体例として、表1の各スケジュールが登録されている場合において、ステップB2の着信時刻が「7月11日 14:00」であり、ステップB2の発信者がa氏である例を想定する。この具体例では、メッセージ伝達部13は、たとえば、「現在、会議中のため通話することができません。本日、14時30分を、通話を開始する予定時刻として登録しますか?この時刻でよろしければダイヤルキーの1を、この時刻以降の他の時刻を希望する場合にはダイヤルキーの9を押してください。」といったメッセージを、発信者であるa氏の電話装置へ伝達する。
ステップB5では、応答受付部14は、ステップB4の通話開始予定時刻に通話するか否かの応答を、ステップB2の発信者から受け付ける。上記具体例の場合では、応答受付部14は、発信者の電話装置から電話回線を介して送信されてきたダイヤルキーの押下データに基づいて、押下されたダイヤルキーが「1」であるか「9」であるかを認識する。押下されたダイヤルキーが「1」である場合には、応答受付部14は通話開始予定時刻に通話すると判断して、ステップB7へ進む。押下されたダイヤルキーが「9」である場合には、応答受付部14は通話開始予定時刻に通話しないと判断して、ステップB6へ進む。
上記具体例では、応答受付部14は、ダイヤルキーの押下データに基づいて通話開始予定時刻に通話するか否かを判断しているが、発信者音声データに基づいて通話開始予定時刻に通話するか否かを判断してもよい。この場合、たとえば、応答受付部14は、発信者の電話装置から電話回線を介して送信されてきた発信者音声データを、メッセージ伝達部13に予め記録される音声データと照合することで、該発信者音声データの示す内容が「はい」であるか「いいえ」であるかを認識する。そして、発信者音声データの示す内容が「はい」である場合には、応答受付部14は通話開始予定時刻に通話すると判断して、ステップB7へ進み、発信者音声データの示す内容が「いいえ」である場合には、応答受付部14は通話開始予定時刻に通話しないと判断して、ステップB6へ進む。
なお、このようなステップB5において、押下されたダイヤルキーが「9」であるときや、発信者音声データの示す内容が「いいえ」であるときに、メッセージ伝達部13が、発信者に対して通話を終了するか否かを確認し、応答受付部14が通話を終了するという応答を受け付けると、電話通信部11が自動音声通話を終了するように構成してもよい。このように構成される場合には、応答受付部14が通話を終了しないという応答を受け付けたときに、ステップB6へ進むことになり、応答受付部14が通話を終了するという応答を受け付けたときに、電話通信部11が自動音声通話を終了することになる。
ステップB6では、スケジュール登録部12は、ステップB4の通話開始予定時刻からステップB2の発信者に対応する通話予定時間経過時までの時間帯を、登録時刻として仮登録し、その後、ステップB4へ戻る。たとえば、上記具体例において、ステップB4の通話開始予定時刻からステップB2の発信者に対応する通話予定時間経過時までの時間帯である「7/11 14:30〜14:35」を、登録時刻として仮登録し、その後、ステップB4の処理を再度行うと、ステップB4の通話開始予定時刻は「7/11 14:35」となる。
ステップB7では、スケジュール登録部12が、ステップB5において通話するという応答があった通話開始予定時刻と、ステップB2の発信者の名前と、該発信者に対応する通話予定時間とに基づいて、該通話開始予定時刻から該通話予定時間経過時まで該発信者と通話するというスケジュールを登録する。たとえば、上記具体例において、ステップB6の処理が2回行われ、ステップB4の処理が3回行われて、ステップB7へ進んだと仮定すると、スケジュール登録部12は、「7/11 14:40〜14:45 a氏と電話」というスケジュールを新たに登録する。新たなスケジュールの登録後、電話通信部11が音声通話を終了させる。なお、この新たなスケジュールは、公開不可としてスケジュール登録部12に登録される。また、ステップB6において登録時刻として仮登録された時刻は、ステップB7において、スケジュール登録部12により仮登録が解除され、未登録時刻となる。
このようなステップB1〜ステップB7の処理によれば、スケジュールの登録時刻に電話通信部11に着信があったときに、該スケジュールにより通話できない旨を示すメッセージと、通話開始予定時刻を示すメッセージと、該通話開始予定時刻に通話するか否かを問うメッセージとが、メッセージ伝達部13によって発信者に伝達される。そして、スケジュール登録部12は、該通話開始予定時刻に通話するという応答があったときに、該通話開始予定時刻に発信者と電話通信を行うというスケジュールを、新たに登録する。したがって、第1態様のときと同様に、発信者ごとに通話予定のスケジュールを設定し、通話開始予定時刻が重複しないように、各スケジュールを管理することができるとともに、各発信者に通話開始予定時刻を選択可能とし、各発信者に都合のよい時刻を通話開始予定時刻とすることができる。
なお、各発信者が任意の時刻を通話開始予定時刻に設定できるように構成してもよい。このように構成される場合、メッセージ伝達部13は、発信者による着信時刻以降であって、2つのスケジュールの間の時間帯を伝達し、ダイヤルキーの押下によって時間を指定可能とする。具体例として、表1の各スケジュールが登録されている場合において、「7月11日 14:00」にa氏から着信があった例を想定する。この具体例では、メッセージ伝達部13は、たとえば、「現在、会議中のため通話することができません。本日、14時30分から15時55分までは、通話を開始する予定時刻として登録可能です。この時間帯の中の御希望の時間帯を、ダイヤルキーによって4桁の数字で入力してください。」といったメッセージを、発信者へ伝達する。応答受付部14は、4つのダイヤルキーの押下データが示す4桁の数字(上2桁が時を表し、下2桁が分を表す)で表される時刻を受け付け、該時刻が14時30分から15時55分までの間の時刻であるときに、スケジュール登録部12が、該時刻を通話開始予定時刻として通話を行うというスケジュールを登録する。
スケジュール管理システム1は、上記第1態様および第2態様の処理によって通話のスケジュールがスケジュール登録部12に自動的に登録された後、ユーザが、電話通信部11によって、該スケジュールが示す発信者と、自動音声通話ではない通常の音声通話を行ったときには、スケジュール登録部12が該スケジュールを自動的に削除するように構成されてもよい。これにより、通話のスケジュールの自動登録後、該スケジュールが示す通話開始予定時刻よりも前に、ユーザが該発信者と通話したときなど、スケジュールを残しておく必要がないときに、ユーザの手間をかけることなく、該スケジュールを自動削除することができる。
また、スケジュール管理システム1は、上記第1態様および第2態様の処理によって通話のスケジュールがスケジュール登録部12に自動的に登録された後、該スケジュールが示す発信者から、該スケジュールが示す通話開始予定時刻よりも前の時刻であって、公開可の他のスケジュールの登録時刻に、再度着信があった場合には、メッセージ伝達部13により、登録したスケジュールを変更するか否かを問うメッセージを、該発信者へ伝達するように構成されてもよい。具体例として、表1の各スケジュールが登録されている場合において、「7月11日 14:00」にa氏から着信があり、第2態様の処理によって、「7/11 18:30〜18:35 a氏と電話」というスケジュールが自動登録された例を想定する。この具体例において、「7月11日 17:00」にa氏からの着信が再度あると、メッセージ伝達部13は、たとえば、「現在、英会話教室中のため通話することができません。本日、18時30分を、通話を開始する予定時刻として登録していますが、登録内容を変更されますか?登録内容の変更を希望する場合はダイヤルキーの1を、登録内容の変更を希望しない場合にはダイヤルキーの9を、登録を解除する場合にはダイヤルキーの5を押してください。」といったメッセージを、発信者へ伝達する。応答受付部14は、ダイヤルキーの押下データが「1」を示す場合には、スケジュールの登録内容を変更すると判断して、ステップB6の処理およびそれ以降の処理を行わせる。ここで、ステップB6において仮登録される時刻は、「7/11 18:30〜18:35」である。また、応答受付部14は、ダイヤルキーの押下データが「9」を示す場合には、スケジュールの登録内容を変更しないと判断して、電話通信部11に自動音声通話を終了させ、ダイヤルキーの押下データが「5」を示す場合には、スケジュールの登録を解除すると判断して、スケジュール登録部12にスケジュールを削除させる。なお、この具体例では、応答受付部14は、ダイヤルキーの押下データに基づいて、スケジュールの登録内容を変更するか否か、および、登録を解除するか否かを判断しているが、発信者音声データに基づいて判断を行ってもよい。
以上のようなスケジュール管理システム1は、携帯端末装置であってもよいし、上述したように、複数の装置からなる通信システムであってもよい。通信システムの場合、近距離無線通信によって各装置が連携することで、電話通信部11、スケジュール登録部12、メッセージ伝達部13、および応答受付部14の機能が発揮されることが好ましい。
1 スケジュール管理システム
11 電話通信部
12 スケジュール登録部
13 メッセージ伝達部
14 応答受付部

Claims (4)

  1. 電話通信を行う通信部と、
    スケジュールを登録する登録部と、
    前記登録部にスケジュールとして登録されている登録時刻に前記通信部に着信があったときに、発信者に対してメッセージを伝達するメッセージ伝達部と、を備え、
    前記メッセージ伝達部は、前記登録部にスケジュールとして登録されていない未登録時刻を示すメッセージを前記発信者に伝達し、
    前記登録部は、前記未登録時刻に前記発信者と電話通信を行うという旨のスケジュールを、新たに登録することを特徴とするスケジュール管理システム。
  2. 前記メッセージ伝達部は、前記登録部に登録されている前記登録時刻におけるスケジュールのうち、電話通信を行うという旨のスケジュールを除く、予め定めるスケジュールを示すメッセージを、前記発信者に伝達することを特徴とする請求項1に記載のスケジュール管理システム。
  3. 前記発信者からの応答を受け付ける応答受付部を備え、
    前記メッセージ伝達部は、前記未登録時刻を示すメッセージと該未登録時刻に電話通信するか否かを前記発信者に問うメッセージとを、前記発信者に伝達し、
    前記応答受付部は、前記未登録時刻に電話通信するか否かの応答を、前記発信者から受け付け、
    前記登録部は、前記応答受付部により前記未登録時刻に電話通信するという応答が受け付けられたときに、前記未登録時刻に前記発信者と電話通信を行うという旨のスケジュールを、新たに登録することを特徴とする請求項1または2に記載のスケジュール管理システム。
  4. 前記応答受付部により前記未登録時刻に電話通信するという応答が受け付けられなかったときに、
    前記メッセージ伝達部は、前記登録部にスケジュールとして登録されていない、前記未登録時刻とは異なる他の未登録時刻を示すメッセージと該他の未登録時刻に電話通信するか否かを前記発信者に問うメッセージとを、前記発信者に伝達し、
    前記応答受付部は、前記他の未登録時刻に電話通信するか否かの応答を、前記発信者から受け付け、
    前記登録部は、前記応答受付部により前記他の未登録時刻に電話通信するという応答が受け付けられたときに、前記他の未登録時刻に前記発信者と電話通信を行うという旨のスケジュールを、新たに登録することを特徴とする請求項3に記載のスケジュール管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105227780A (zh) * 2015-11-02 2016-01-06 北京奇虎科技有限公司 来电处理方法及终端

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CN105227780A (zh) * 2015-11-02 2016-01-06 北京奇虎科技有限公司 来电处理方法及终端
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