JP2014044519A - 荷物配送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 受取人が安心して荷物の受け取りが可能で、配送側の荷物配送を円滑に可能となる荷物配送システムを提供する。
【解決手段】 荷物を配送する側の配送側装置3と、荷物の受取人が所持する受取側装置4とが無線通信可能に構成された荷物配送システムを1であって、配送側装置3が送信する荷物の配送予定情報を、配送先となる受取人400の受取側装置4が受信した場合に、受取側装置4は、受け取り可否の選択入力を受け付け、その結果を受取可否情報として返信可能に構成され、配送側装置3は、その返信が受け取り可能を示す場合に、荷物の配送者200の顔写真を含む確認情報を受取人400の受取側装置4に送信して、その画面410上で確認できるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、荷物配送システムに関する。
宅配便等の荷物配送に関して、配送されている荷物の現在位置を、受取人が配送会社の所定のホームページにアクセスすることで確認できる技術がある(例えば特許文献1)。
特開2002−87543号公報
しかしながら、荷物配送に関しては、受取人の不在により円滑な配送ができないという問題がある。さらに、近年は、その受取人が荷物の受け取りに対し警戒感を抱く傾向が増しているという問題もある。つまり、荷物が不審者から宛てられたものではないか、配送者が配送業者を装った不審者ではないか等といった疑いから、受取人が在宅中であるにもかかわらず、不在を装うようなことが生じている。
本発明の課題は、受取人が安心して荷物の受け取りが可能で、配送側の荷物配送を円滑に可能となる荷物配送システムを提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記課題を解決するために、本発明の荷物配送システムは、
荷物を配送する側の配送側装置と、荷物の受取人が所持する受取側装置とが無線通信可能に構成され、
配送側装置は、荷物の配送者と配送予定時刻を決定する配送予定決定手段と、決定された配送予定時刻を特定可能とする配送予定情報を、配送先となる受取人の受取側装置に送信する配送予定送信手段と、配送予定時刻が決定された場合に、荷物の配送時に対面する配送者と目視比較して、配送者本人であるか否かが判別可能となる配送者確認情報を少なくとも含む確認情報を特定する確認情報特定手段と、特定された確認情報を、配送先となる受取人の受取側装置に送信する確認情報送信手段と、を有し、
受取側装置は、画面表示部と、配送予定情報を受信する配送予定受信手段と、受信した配送予定情報を画面表示部に画面表示する配送予定表示手段と、確認情報を受信する確認情報受信手段と、受信した確認情報を画面表示部に画面表示する確認情報表示手段と、を有することを特徴とする。
上記本発明の構成によれば、受取人は、荷物が配送される前に配送者本人を判別できる確認情報を、配送を受ける前に手元のスマホや携帯電話等の端末(受取側装置)に受信して、画面表示の形で確認できるから、配送者が来たときには、直接やドア越し、インターフォン画像越し等で、その人が本当の配送者であるか否かを目視判断することができる。配送者を確認することができれば、安心してドアを開けて荷物を受け取ることができ、不在を装うようなことが生じにくくなる。確認情報としては、例えば配送者の顔写真画像や、配送者がネームプレートを身につけているなら配送者の氏名なども含むことができ、さらに受取人を安心させるために、送り主の氏名等のような送り主に関する情報(送り主情報)が含まれているとよい。
また、受取人の端末(受取側装置)には、荷物の配送を円滑に進めるために、配送予定時刻を示す配送予定情報が送信されるが、それに対する返信として受取が可能か否かを示す受取可否情報の返信がなされる構成を有し、さらに、その受取可否情報が受け取り可能を示す場合に、その受取可否情報の返信として、上記の確認情報を受け取ることができる。そして、受け取りできない場合には、不要となる確認情報を受信しなくて済むし、配送スケジュールが変更されて後日配送されることが決まったときに、確認情報を誤認することもない。
本発明の一実施形態である荷物配送システムの構成を簡略的に示したブロック図。 図1の配送車両側装置の構成を簡略的に示したブロック図。 図1の配送管理装置の構成を簡略的に示したブロック図。 図1の受取人側装置の構成を簡略的に示したブロック図。 配送スケジュール決定・送信処理の流れを示すフローチャート。 配送車毎の配送スケジュール決定処理の流れを示すフローチャート。 第一の配送予定情報の送信処理の流れを示すフローチャート。 第二の配送予定情報の送信処理の流れを示すフローチャート。 確認情報及び不在情報の送信処理の流れを示すフローチャート。 受取側アプリケーションの処理の流れを示すフローチャート。 配送側と受取側での情報授受の流れを示す説明図。 第一の配送予定情報の送信処理の変形例の流れを示すフローチャート。 第二の配送予定情報の送信処理の変形例の流れを示すフローチャート。 配送側と受取側での情報授受の流れの変形例を示す説明図。 図5とは異なる配送スケジュール決定・送信処理の流れを示すフローチャートと、送信されたスケジュールの受信処理の流れを示すフローチャート。
以下、本発明の荷物配送システムの一実施形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態の荷物配送システム1は、図1に示すように、荷物を配送する側の配送側装置2,3と、荷物の受取人400が所持する複数の受取側装置(受取人端末)4とが、インターネット等の予め定められた外部通信手段5を介して通信可能に構成される。
配送側装置をなす配送車側装置2は、ここでは配送車2000による荷物配送中に配送車2000と共に存在する装置であって複数存在する。本実施形態の配送車側装置2は、配送車2000に搭載される装置あるいはその配送車2000を運転又は乗車する配送者200が携帯所持する携帯装置とすることができる。
配送車側装置2は、図2に示すように、CPU,ROM,RAMを有した制御部20に対し、液晶ディスプレイ等のように表示用の画面を有した表示部21と、タッチパネルや各種メカニカルスイッチ、音声入力操作部等を有した操作部22と、外部通信手段3に接続するための通信インターフェースをなす通信部23と、ハードディスクドライブ等の外部記憶装置をなす記憶部29と、が接続して構成される。さらに、制御部20には位置検出器24が接続されており、記憶部29に記憶された地図データ29c及びナビプログラム29dを制御部20が実行することによって本実施形態の配送車側装置2はナビゲーション機能を実行可能であり、ここではカーナビゲーション装置として構成されている。さらに、本実施形態においては、制御部41に対しデジタコ26やカメラ(撮影手段)27が接続する構成を有する。
配送側装置をなす配送管理装置3は、図3に示すように、CPU,ROM,RAMを有した制御部30に対し、液晶ディスプレイ等のように表示用に画面を有した表示部31と、キーボード、各種メカニカルスイッチやマウス等を有した操作部32と、外部通信手段3に接続するための通信インターフェースをなす通信部33と、ハードディスクドライブ等の外部記憶装置をなす記憶部39と、が接続して構成される。
受取側装置4は、図4に示すように、CPU,ROM,RAMを有した制御部40に対し、液晶ディスプレイ等のように表示用に画面410を有した表示部(画面表示部)41と、タッチパネルや各種メカニカルスイッチ、音声入力操作部等を有した操作部42と、外部通信手段3に接続するための通信インターフェースをなす通信部43と、ハードディスクドライブ等の外部記憶装置をなす記憶部49と、が接続して構成される。
さらに本実施形態の受取側装置4は、制御部20に通話機能部44が接続しており、ここでの受取側装置4は携帯電話機やいわゆるスマートフォンとして構成されている。
なお、本実施形態においては、外部通信手段5を介して、それら各装置2,3,4間での通信が可能である。以下において、それら各装置2,3,4間での信号・情報(データ)の送受信がある場合には、これら各装置2,3,4の通信部23,33,43が送受信部として機能し、外部通信手段5を介した通信によって実現されるものとする。なお、ここでは配送側装置2,3と、受取側装置4とが互いの間で無線通信可能に構成されていればよいが、本実施形態においては、配送側装置2と3の間でも無線通信可能に構成され、装置3と装置4との間で無線通信可能に構成されている。また、本実施形態の外部通信手段5にはインターネット等を含む周知の通信手段等を利用することができるが、配送側装置2,3の間での無線通信と、それら配送側装置2,3と受取側装置4との間での無線通信とで、通信手段5が異なっていてもよい。配送側装置2,3の間での通信は有線通信とすることも可能ではある。
ところで、配送管理装置3では、制御部30が、荷物の配送者200(配送車2000)とその荷物の配送予定時刻を決定する(配送予定決定手段)。ここでは、各配送日において、予め定められた時刻(配送スケジュール決定時刻)となると、配送対象となる1以上の荷物と、当該1以上の荷物それぞれの配送予定時刻とを決定する配送スケジュール決定プログラム39d(配送予定決定手段)を記憶部39から読み出して実行し、例えば図5に示すような以下の処理を実行する。
まず制御部30は、配送する荷物の受け付けを行い、新規に荷物を受け付けた際には、記憶部39に記憶されている配送荷物リスト(配送荷物情報)39cに登録する(S1)。この登録処理(受付処理)は、操作部32への入力処理によって登録されるようにしてもよいし、外部からの受信情報に基づいて自動登録されるようにしてもよい。配送荷物リスト39cには、配送対象となる各荷物が、それぞれの配送関連情報(再送先(配送先住所等)やその配送予定日)と、受取人情報(受取人400の氏名や、その人400が所持する受取側装置4に関する受取側装置情報(情報の送信先を定める情報や、通信に認証を要するような場合は認証情報等)等)と、送り主情報(送り主の氏名や住所等)に対応付けた形で記憶される。
なお、本実施形態において、配送関連情報に含まれる配送予定日は、荷物を受け付けた日にちに基づいて定められるものであるが、配送日が指定されている場合、制御部30は、その配送指定日を配送予定日に定めてリスト登録するものとする。さらにここでは、配送指定日として配送予定日が定められた場合、その配送予定日の変更は禁止とされ、それ以外の配送予定日については一定の範囲内で配送予定日の変更が許可されるものとする。
そして、配送日当日の早朝やその前日等に定められている所定の配送荷物の受付締め切り時刻となると(S2:Yes)、制御部30は、その配送日当日に関する配送荷物の受け付けを締め切って、当該配送日の配送スケジュール39aを決定して、記憶部39に記憶する(S3)。ここでは、図6に示すように、制御部30が、当該配送日を配送予定日として定めている荷物を、配送荷物リスト(配送関連情報)39cに基づいて特定する(S11)。その上で制御部30は、特定された各荷物を、配送荷物リスト(配送関連情報)39cに基づいて、各配送車2000に割り当てるとともに(S12)、それら配送車2000毎に、割り当てられた荷物の配送経路を設定し(S13)、設定された配送経路に基づいて配送順序と配送予定時刻とを決定し、これを配送車2000毎の配送スケジュールとするとともに、これらからなる全体の配送スケジュール39aを記憶部39に記憶する(S14)。そして、制御部30は、決定・記憶された配送日の上記配送スケジュール39aに基づいて、各配送車2000に対し、それぞれの個別の配送スケジュール29a、即ち配送する荷物と、その配送経路と、配送順序と、配送予定時刻といった情報を送信する(S4:配送予定送信手段)。
これに対し配送スケジュール29aを受信する配送車側装置2では、配送スケジュール29aを受信すると(配送スケジュール受信手段)、制御部20が、受信した配送スケジュール29aを記憶部29に記憶する。その後、所定の操作部22へのユーザ操作(配送者200による操作)により、スケジュール表示プログラム29eの実行操作がなれると、制御部20は、表示部21の画面上に、地図データ29cに基づく地図を表示させるとともに、その地図上で、位置検出部24に基づいて特定される当該配送車2000の現在位置と、配送スケジュール29aに基づいて特定される配送経路や配送先位置が示される。ここでは、配送スケジュール29aに基づいて、地図上に各配送荷物の配送順序や配送予定時刻も同時に画面表示されるものとする。
このように、配送管理装置3では、配送日当日の全体の配送スケジュール39aが決定されると、その制御部30は、決定された配送スケジュール39aにおいて配送先とされた受取人400の受取側装置4に対し、少なくとも配送予定時刻を特定可能となる配送予定情報を送信する(配送予定送信手段)。ここでは、制御部30が、配送日当日の配送スケジュール39aが決定されるに伴い、配送スケジュール配信プログラム39e(配送予定送信手段)を記憶部29から読み出して実行することにより、配送予定情報が各受取側装置4に送信される。具体的には、例えば図7及び図8に示すような以下の処理が実行されて、各受取側装置4に配送予定情報が送信される。
まず制御部30は、記憶部39に記憶された配送スケジュール39aに基づいて、その日に配送される予定の各荷物と、それら荷物の配送予定時刻を特定する(S101)。そして、制御部30は、配送日当日の予め定められた配送予定情報配信時刻になると(S102:Yes)、当該配送日に配送される各荷物の受取人400の受取側装置4にそれぞれの荷物の配送予定時刻を直接的に示す第一の配送予定情報を送信する(S103:第一送信手段)。この配送予定情報配信時刻は、配送スケジュール39aにおいて決定されている配送日当日の配送スケジュール上で少なくとも最初に配送されると決定されている荷物の配送予定時刻よりも前となる予め定められた送信タイミングとして定められていればよく、ここでは、配送日当日早朝の所定時刻(例えば午前7時等)が定められ、そのタイミングで、各受取人400の受取側装置4に、それぞれの荷物の配送予定時刻が一斉送信される(S103)。
その後、制御部30は、配送予定の荷物毎に、対応する受取側装置4に対し第二の配送予定情報を送信する処理を実行する(S104)。ここでは、図8に示す処理を、当該配送日において配送対象に決定された荷物毎に実行する。即ち、制御部30は、当該配送日において、配送対象に決定された各荷物の配送予定時刻の所定時間前(例えば配送予定時刻の30分前等)になると(S111:Yes)、当該荷物が当該所定時間後に配送予定であることを示す形で、当該荷物の配送予定時刻を間接的に示す第二の配送予定情報を送信する(S112:第二送信手段)。つまり、ここでの第二の配送予定情報は、上記所定時間を示すものであるが、現時刻からこの所定時間経過した時刻が配送予定時刻であることを間接的に知ることができる情報である。
図7に戻る。制御部30は、配送予定の全荷物に対し、それぞれの配送予定時刻に応じたタイミングで第二の配送予定情報を送信するが(S104)、それら全ての荷物に対し、対応する受取側装置4に第二の配送予定情報が送信されると(S105:No)、当該配送日における配送予定情報の送信処理は終了となる。
一方で、配送予定の各荷物に対応する受取側装置4は、上記のような配送予定情報を受信する一方(配送予定受信手段)と、受信した配送予定時刻を表示部41に画面表示する(配送予定表示手段)。さらに、それら受取側装置4は、上記のような配送予定情報を受信した場合に、当該配送予定情報において配送が予定された荷物の受け取りが可能か不可能かを選択する選択操作を、操作部(所定操作部)41へのユーザ操作として受け付け(選択操作受付手段)、当該選択操作による選択結果を示す受取可否情報を、受信した当該配送予定情報に対する返信として、配送側装置2,3(ここでは配送管理装置3)に送信する(受取可否送信手段)。本実施形態においては、これらの処理を、制御部40が、予め定められた荷物受取に係るアプリケーション(以下、受取用アプリと称する)49aを実行して、図9の処理を行う形でなされる。
即ち、まず制御部40は、上記のような配送予定情報の受信待機状態となるよう、受取用アプリ49aを起動状態として保持する(S401)。ここでの受取側装置4は、制御部40が起動するに伴い受取用アプリ49aも起動して上記のような受信待機状態を開始・継続する。なお、ここでの受信待機状態は、上記の第一の配送予定情報の受信待機状態となっており(S401)、この状態で第一の配送予定情報を受信すると(S402:Yes)、制御部40は、表示部41の画面410に第一の配送予定情報を画面表示する(S403)。ここでは、図11に示すように、「本日○○時○○分に荷物をお届けに伺いますがよろしいですか?」といった形で、少なくとも配送予定時刻が直接表示され、さらに荷物の配送の可否を問う表示内容411が画面表示される(R1)。
続いて制御部40は、上記のように第一の配送予定情を受信した場合には、これを記憶部49に記憶するとともに(符号49b)、当該第一の配送予定情報において配送予定とされた荷物の受け取りが可能か不可能かを選択する選択操作を、操作部(所定操作部)41へのユーザ操作として受け付ける受付状態となる(S404:選択操作受付手段)。さらに、制御部40は、その選択操作を受け付けた場合に、その選択操作による選択結果、即ち配送が予定されている荷物の受取が可能か不可能かを示す受取可否情報を、受信した第一の配送予定情報の送信元への返信として、配送側装置2,3(ここでは配送管理装置3)に送信可能な状態となる(S404)。ここでは、記憶された配送予定情報49bに基づいて、表示部41の画面410に、配送予定時刻が直接表示され、さらに荷物の配送の可否を問う内容と、その可否を選択する選択画像(ここではタッチ入力画像)411Y,411Nとが表示された表示内容411(図11のR1参照)が表示された状態である。選択画411Y,411Nのうちいずれかを選択操作(ここではタッチ操作)することで(S405:Yes)、荷物送の可否が選択されると同時に、選択した可否を示す情報が上記受取可否情報として、配送側装置2,3(ここでは配送管理装置3)に送信される(S411)。
そして、制御部40は、送信(返信)された上記受取可否情報が、受け取り可能を示す内容のものであれば(S412:Yes)、本処理は終了となる。他方、送信(返信)された上記受取可否情報が、受け取り不可能を示す内容のものであれば、配送側装置2,3(ここでは配送管理装置3)から、受取人(つまりはこの受取側装置4を所持するユーザ)が不在であったことを示す不在情報(受取人不在情報)を受信可能な受信待機状態となり(S413:不在情報受信手段)、当該不在情報を受信した場合には(S414:Yes)、受信した不在情報が示す受取人不在を、表示部41の画面410に画面表示する形で、受取人400に報知可能となる(S410:不在情報表示手段)。そして、本処理は終了となる。
なお、ここでの不在情報は、図11に示すように、「○○様からの荷物をお届けできませんでした。後日再配送いたします」といった形で、少なくとも荷物の配送ができなかった内容が表示され、さらに荷物の送り主情報と、再配送があることを示唆する表示内容414が画面表示される(R5:不在情報表示手段)。
一方、上記受取可否情報が配送側装置2,3(ここでは配送管理装置3)に送信されない場合(S405:No)、制御部40は、上記第一の配送予定情報において配送予定とされた荷物に関する第二の配送予定情報の受信の有無を判定する(S406)。第二の配送予定情報を受信すると(S406:Yes)、制御部40は、これを記憶部49に記憶するとともに、記憶された配送予定情報49bに基づいて、表示部41の画面410に第二の配送予定情報を画面表示する(S407)。ここでは、図11に示すように、「○○分後に荷物をお届けに伺いますがよろしいですか?」といった形で、少なくとも配送予定時刻が間接的にわかる内容で、さらに荷物の配送の可否を問う表示内容412が画面表示される(R2)。
続いて制御部40は、上述の不在情報の受信の有無を判定し(S408)、不在情報を受信した場合には、(S408:Yes)、受信した不在情報が示す受取人不在を、表示部41の画面410に画面表示する形で、受取人400に報知可能となる(S410:不在情報表示手段)。
他方、不在情報を受信していない場合には、受信した上記第二の配送予定情報において配送予定とされた荷物の受け取りが可能か不可能かを選択する選択操作を、操作部(所定操作部)41へのユーザ操作として受け付ける受付状態となる(つまりS404に戻る:選択操作受付手段)。制御部40は、その選択操作を受け付けた場合には、その選択操作による選択結果を示す上記受取可否情報を、受信した第二の配送予定情報の送信元への返信として、配送側装置2,3(ここでは配送管理装置3)に送信可能な状態となる(S404)。ただし、ここでは、表示部41の画面410に、配送予定時刻が間接的にわかる内容で、さらに荷物の配送の可否を問う内容と、その可否を選択する選択画像(ここではタッチ入力画像)412Y,412Nとが表示された表示内容412(図11のR2参照)が表示された状態である。選択画412Y,412Nのうちいずれかを選択操作(ここではタッチ操作)することで(S405:Yes)、荷物送の可否が選択されると同時に、選択した可否を示す情報が上記受取可否情報として、配送側装置2,3(ここでは配送管理装置3)に送信され(S411)、以降は既に述べたとおりの処理が続く。
なお、この処理では、表示部41の画面410に第一の配送予定情報が表示されて(S403)、上記選択操作の受付状態、かつ受取可否情報の送信可能状態となるときに(S404)、上述した不在情報と、後述する確認情報の受信待ち状態にもなっており、配送側装置2,3(ここでは配送管理装置3)から、不在情報(受取人不在情報)や後述する確認情報の受信が可能となっている。
なお、確認情報は、配送予定時刻が決定されて荷物を配送する時に、ドア越しやインターフォン画像越し、あるいは直接等の形で対面する配送者200と目視比較して、配送者200本人であるか否かが判別可能となる配送者確認情報を少なくとも含む情報であって、記憶部39に記憶されている(符号30b)。なお、配送者確認情報は、配送者200本人であるか否かの判別材料となるものであればよく、ここでの配送者確認情報は、配送者200の顔写真画像と氏名を有した情報であり、上記対面時に、配送者200の顔やネームプレートの氏名と比較することができる。さらに、ここでの確認情報には、荷物の送り主情報(氏名や住所)が含まれる。
ここで、これら不在情報及び確認情報の送信処理について、図10を用いて説明する。不在情報及び確認情報の送信処理は、配送される荷物毎に実行される処理であり、配送側装置2,3(ここでは配送管理装置3)の制御部30は、まずは、当該処理に対応する荷物に対し、その配送予定時刻が決定された後(S101よりも後)となる所定のタイミング(ここではS103の直後のタイミングとする)で、当該荷物の受取可否情報の返信受付期間を設定する(S121)。ここでの受取可否情報の返信受付期間は、当該荷物に対し、当該荷物の配送予定時刻前で、かつ当該荷物の上記第一の配送予定情報の送信後から、当該荷物の上記第二の配送予定情報の送信後から所定時間経過(例えば15分前等)するまでの期間として設定される。そして、制御部30は、当該荷物の受取可否情報の受信待ち状態となる(S122)。
受取可否情報を受信すると(S123:Yes)、制御部30は、受信したその受取可否情報が、受け取り可能を示す内容のものであれば(S126:Yes)、当該荷物に関する確認情報を記憶部39が記憶する確認情報39bの中から特定し(S127:確認情報特定手段)、特定された確認情報を、受信したその受取可否情報の返信として、当該荷物に対応する受取人400の受取側装置4に送信して(S128:確認情報送信手段)、本処理を終了する。
このとき、この確認情報を受信した受取側装置4では、図11に示すように、その制御部40が、受信した確認情報を表示部41の画面410に画面表示する(R4:確認情報表示手段)。ここでの確認情報は、図11に示すように、「○○様からのお荷物です。○○○○(配送人氏名)がお届けします」といった形で、少なくとも荷物の送り主情報(例えば氏名)と配送人情報(ここでは配送人の顔画像201と氏名)とを有した表示内容413が画面表示される(R4)。
他方、受信したその受取可否情報が、受け取り不可能を示す内容のものであった場合(S126:No)や、そもそも受取可否情報を受信できないまま上記受取可否情報の返信受付期間が過ぎてしまった場合(S123:No→S124:Yes)、制御部30は、当該荷物の配送中止を決定し(配送中止決定手段)、配送中止が決定された当該荷物の受取人の受取側装置4に対し上記不在情報を送信して(S125)、本処理を終了する。受信したその受取可否情報が、受け取り不可能を示す内容のものであった場合(S126:No)は、受信したその受取可否情報に対する返信として不在情報が送信される。不在情報の表示については、既に述べたように、図11のR5に示すような形で、表示部41の画面410に画面表示される。
このように、本実施形態においては、図11に示すように、配送側装置2,3(ここでは配送管理装置3)で配送スケジュールが決定すると(D1)、各荷物の第一の配送予定情報と第二の配送予定情報とがこの順で、かつ所定のタイミングで、各荷物に対応する受取側装置4に送信される(D2,D3)。受取側装置4は、第一の配送予定情報又は第二の配送予定情報を受信すると(R1,R2)、これらを記憶部49に記憶するとともに(符号49b)、対応する表示内容411,412を画面410に表示するとともに、それらへの返信として、対応する荷物の受取可否情報を、配送側装置2,3(ここでは配送管理装置3)に送信することが可能になる(R3)。これに対し、配送側装置2,3(ここでは配送管理装置3)は、受取側装置4から受取可否情報を受信すると(D4:受取可否受信手段)、その返信として、対応する荷物に関する確認情報又は不在情報を送信する(D5,D6)。また、配送側装置2,3(ここでは配送管理装置3)は、受取可否情報の返信受付期間内に受取可否情報を受信しなかった場合も、不在情報を送信する(D6)。これに対し受取側装置4は、確認情報を受信した場合にはこれを記憶部49に記憶するとともに(符号49c)その確認情報が示す表示内容413を画面表示し(R4)、不在情報を受信した場合にはこれを記憶部49に記憶するとともに(符号49d)その不在情報が示す表示内容414を画面表示するように構成されている(R5)。
さらに、本実施形態においては、図11に示すように、配送側装置2,3(ここでは配送管理装置3)は、受取側装置4から受取可否情報を受信した場合(D5)には、受信した受取可否情報に基づいて、当該受取可否情報に対応する荷物が受け取の可能か不可能かを、当該荷物の配送者200に報知出力する(D7:受取可否報知手段)。また、配送側装置2,3は、図11に示すように、上記受取可否情報の返信受付期間内に受取可否情報を受信しなかった場合も(D6)、その旨(ここでは受け取り不可能であることを)を、当該荷物の配送者200に報知出力する(D7:受取可否報知手段)。なお、配送者200への報知は、配送側装置2,3のうち配送管理装置3の制御部30が配送者側装置2に、受信した受取可否情報もしくは上記受取可否情報の返信受付期間内に受取可否情報を未受信であったことを示す未受信情報とのいずれかを送信し、これを受信する配送者側装置2の制御部20が、運転者である配送者200が画面視認可能となるよう設けられた表示部21に画面表示する形で行う。
例えば、配送者側装置2は、スケジュール表示プログラム29eの実行によって、表示部21の画面上に、地図データ29cに基づく地図を表示させ、その地図上で、位置検出部24に基づいて特定される当該配送車2000の現在位置と、配送スケジュールに基づいて特定される配送経路や配送先位置を表示することができるから、制御部20は、受信した受取可否情報が受取可能を示すものであれば、対応する荷物の配送先位置に「受取可能」を意味する所定の受取可能表示を行い、他方、受信した受取可否情報が受取不可能を示すものであったり、未受信情報を受信した場合には、対応する荷物の配送先位置に「受取不可能」を意味する所定の受取不可能表示を行うようにする。さらには、それら受取可否情報を受信した場合、あるいは未受信情報を受信した場合に、制御部20が、スピーカ等の音声出力部27から、それらの情報に対応する荷物が受取可能である、あるいは受取不可能であることを音声報知するようにしてもよい。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、これはあくまでも例示にすぎず、本発明はこれに限定されるものではない。例えば上記実施形態において一部の構成要件を省略する、さらには他の構成要件を追加する等、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。これは以下で述べる実施形態においても同様である。
以下、上記実施形態とは異なる実施形態について説明する。ただし、共通の構成要件については同じ符号を付するのみとし、説明を省略する。
上記実施形態においては、受取側装置4からの受取可否情報の返信として配送側装置2,3(ここでは配送管理装置3)が、確認情報を受取側装置4に送信する構成であったが、配送予定情報の送信と同時に、確認情報を送信するようにしてもよい。具体的にいえば、第一の配送予定情報の送信と同時に確認情報を送信してもよいし、第二の配送予定情報の送信と同時に確認情報を送信してもよいし、それら双方を実行してもよい。
また、上記実施形態においては、配送側装置2,3(ここでは配送管理装置3)から受取側装置4に送信される確認情報は、配送側装置2,3に記憶されている情報を送信しているが、例えば、配送側装置2,3(例えば配送車側装置2)を、配送者(例えば運転者)200の顔画像を撮影するためのカメラ(撮影手段:例えば運転席に着座するユーザの顔画像を撮影するよう配送車2000内に固定設置されたカメラ)25が制御部20に接続された構成とし、制御部20は、配送日当日の少なくともカメラ25による撮影後に、配送予定情報を受取側装置4に送信するものとする一方、当該撮影による撮影画像を配送管理装置3に送信して、その記憶部39に確認情報39bの1つとして記憶して、この撮影画像(顔画像)を配送者確認情報として含む確認情報を、配送先となる受取人400の受取側装置4に送信するようにしてもよい。
また、撮影のタイミングは、配送予定情報(第一の配送予定情報又は第二の配送予定情報)を送信する前と定めることができ、撮影後に、撮影された顔画像を含む確認情報を配送先となる受取人400の受取側装置4に送信するようにしてもよい。例えば、配送予定情報(第一の配送予定情報及び第二の配送予定情報のいずれか又は双方)と共に、撮影された顔画像を含む確認情報を、受取側装置4に送信するようにしてもよい。これにより、常に最新の顔画像を受取人400が確認できる。
具体的には、図7及び図8の処理を図12及び図13に置き換え、処理全体の流れを図14のように行うことで実現する。
まず配送管理装置3の制御部30は、記憶部39に記憶された配送スケジュール39aに基づいて、その日に配送される予定の各荷物と、それら荷物の配送予定時刻を特定する(S130)。そして、その日(配送日当日)の予め定められた配送予定情報配信時刻になると(S131:Yes)、制御部30は、ここでは配送車2000側で配送者2の顔を撮影するためのカメラ(撮影手段)25による撮影が行われて(図14:D0)、その撮影画像が転送されるのを待つ(S133)。
ここでは、図5の処理を図15のように行う。S1〜S3は共通であるが、配送管理装置3の制御部30は、各配送車2000への配送スケジュールの送信を、顔写真の撮影要求を含む形で行い(S4’)、その返信として、カメラ(撮影手段)25により撮影された顔画像と撮影された配送者の識別情報とを受信するようにする(S5)。配送車側装置2の制御部20は、これを受信すると、受信した自身の配送スケジュール29aを記憶すると共に(S21)、受信した撮影要求に従い顔画像の撮影を実行し(S22)、撮影が完了するに伴い撮影された画像を配送管理装置3に返信する(S23)。一方、配送管理装置3の制御部30は、顔画像を受信すると(S6:Yes)、撮影された配送者(の識別情報)に対応付ける形で、記憶部39にその顔画像と、対応する配送者情報(氏名等)や配送予定荷物の送り主情報(氏名等)とを、確認情報を記憶する(S7)。
図12に戻る。制御部30は、その顔画像を含む確認情報を、配信情報として特定して、ここではその顔画像を含む確認情報を、その顔画像に対応する配送者によって配送予定となっている各荷物の受取人400の受取側装置4に、第一の配送予定情報と共に送信する(S133:第一送信手段)。その後、制御部30は、配送予定の荷物毎に、対応する受取側装置4に対し第二の配送予定情報を送信する処理を実行するが、この第二の配送予定情報も、配送者の顔画像を含む確認情報と共に送信する処理とする(S134)。即ち、制御部30は、図13に示すように、配送対象に決定された各荷物の配送予定時刻の所定時間前になると(S141:Yes)、配送者の顔画像を含む確認情報を特定し(S142)、特定した確認情報と共に第二の配送予定情報を送信する(S143:第二送信手段)。
図12に戻る。制御部30は、全ての荷物に対し、対応する受取側装置4に第二の配送予定情報が送信されると(S135:No)、当該配送日における配送予定情報の送信処理は終了となる。
なお、配送予定情報と共に確認情報を送信する場合、第一の配送予定情報と共に確認情報を送信するようにしてもよいが、第二の配送予定情報のみ確認情報と共に送信する構成とすることで、確認情報の無駄な送信を防ぐことができる。
また、第一の配送予定情報と共に確認情報を送信する場合は、少なくとも送り主情報を含むものとするとよいし、さらにいえば、この段階では顔写真情報、さらにはこれを含む全配送者情報は省略するようにしてもよい。そうすることで、無駄な配送者情報の送信を防ぐことができる。顔写真は、第二の配送予定情報と共に送信するようにすればよいし、あるいは、受け取り可能を示す受取可否情報を受信した場合の返信にのみ含む形で送信するようにしてもよい。
ところで、上記実施形態において、不在情報は,受取人不在(荷物の配送ができなかった内容)を示す内容を少なくとも含み、さらに、荷物の送り主情報と、再配送があることを示唆するといった内容を含んでいたが、再配送予定日を含むようにしてもよい。
例えば、図10において、制御部30が、受取人400の受取側装置4に上記不在情報を送信するにあたって(S125)、図10のS125’に示すように、受取人400が不在となった荷物の配送スケジュール変更を実行して(S125’:配送予定変更手段)、その上で、不在情報として(あるいは不在情報と共に)、当該荷物の変更された配送スケジュールの変更結果を送信するように構成してもよい(S125:変更結果送信手段)。この場合、不在情報を受信した受取側装置4では、表示部41の画面410に、例えば図11や図14に示すように、「○○様からの荷物をお届けできませんでした。○○年○月○日(○曜日)に再配送いたします」というように、表示内容414’を、再配送があることの示唆だけでなく、再配送予定日等の再配送予定情報の表示を含むようにできる。なお、配送スケジュールの変更方法としては、シンプルに翌日配送にまわす等、様々な方法が考えられる。翌日配送にまわすのであれば、その荷物を本日の配送スケジュールから削除して、配送リスト情報39cに配送日を翌日に改める形で再登録するとともに(S125’)、翌日が配送予定日となったことを、不在情報として(あるいは不在情報と共に)受取側装置4に送信する(S125)。
ところで、上記実施形態においては、受取側装置4の制御部40は、基本的には上記配送予定情報を受信した場合に、その返信として、上記受取可否情報を配送側装置(ここでは配送管理装置3)に送信する構成であるが、上記配送予定情報および上記確認情報のいずれか又は双方を受信した場合に、その返信として、配送予定の荷物の受け取りを拒絶する上記受取拒絶情報を配送側装置(例えば配送管理装置3)に送信するようにしてもよい(受取拒絶手段)。この場合、これを受信した配送側装置(例えば配送管理装置3の制御部30)は、配送予定の荷物が送り主に送り返されるよう、その荷物の送り先を変更して、再配送のスケジュール変更をして(配送予定変更手段)、配送させるようにする。この構成によれば、受取人は、確認情報を見た結果、怪しい荷物であると判断した場合に、その荷物の配送を中止させ、送り主に送り返すことができる。
1 荷物配送システム
2 配送者側装置(配送側装置)
20 制御部
200 配送者
2000 配送車
3 配送管理装置(配送側装置)
30 制御部
4 受取側装置
40 制御部
400 受取人
41 表示部
410 画面
5 通信手段

Claims (9)

  1. 荷物を配送する側の配送側装置と、前記荷物の受取人が所持する受取側装置とが無線通信可能に構成され、
    前記配送側装置は、荷物の配送予定時刻を特定可能とする配送予定情報を、配送先となる受取人の前記受取側装置に送信する配送予定送信手段と、荷物の配送時に対面する配送者を見比べて配送者本人であるか否かが判別可能となる配送者確認情報を少なくとも含む確認情報を、配送先となる受取人の前記受取側装置に送信する確認情報送信手段と、を有し、
    前記受取側装置は、画面表示部と、前記配送予定情報を受信する配送予定受信手段と、受信した前記配送予定情報を前記画面表示部に画面表示する配送予定表示手段と、前記確認情報を受信する確認情報受信手段と、受信した前記確認情報を前記画面表示部に画面表示する確認情報表示手段と、を有することを特徴とする荷物配送システム。
  2. 前記配送者確認情報は前記配送者の顔写真画像を有し、前記確認情報表示手段は、受信した前記配送者確認情報が含む前記顔写真画像を前記画面表示部に表示する請求項1に記載の荷物配送システム。
  3. 前記確認情報は、前記荷物の送り主情報を有し、前記確認情報表示手段は、受信した前記配送者確認情報が含む前記送り主情報を前記画面表示部に表示する請求項1又は請求項2に記載の荷物配送システム。
  4. 前記受取側装置は、前記配送予定情報を受信した場合に、当該配送予定情報において配送が予定された荷物の受け取りが可能か不可能かを選択する選択操作を、所定操作部へのユーザ操作として受け付ける選択操作受付手段と、当該選択操作による選択結果を示す受取可否情報を、受信した当該配送予定情報に対する返信として、配送側に送信する受取可否送信手段と、を備え、
    前記配送側装置は、前記受取可否情報を受信する受取可否受信手段と、受信した前記受取可否情報に基づいて、当該受取可否情報に対応する荷物が受け取の可能か不可能かを、当該荷物の前記配送者に報知出力する受取可否報知手段と、を備える請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の荷物配送システム。
  5. 前記確認情報送信手段は、前記荷物の受け取り可能を示す前記受取可否情報を前記受取側装置から受信した場合に、その返信として、前記確認情報を送信するものである請求項4に記載の荷物配送システム。
  6. 前記配送側装置は、前記荷物の配送者と配送予定時刻を決定する配送予定決定手段を有し、前記配送予定送信手段は、決定された前記配送予定時刻を特定可能とする配送予定情報を、配送先となる受取人の前記受取側装置に送信するものである請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の荷物配送システム。
  7. 請求項5に記載の要件を備え、
    前記配送側装置において、
    前記配送予定決定手段は、配送スケジュールとして、各配送日において、配送対象となる1以上の前記荷物と、当該1以上の前記荷物それぞれの配送予定時刻とを決定するものであり、
    前記配送予定送信手段は、配送日当日において、少なくとも最初に配送されると決定された前記荷物の配送予定時刻よりも前となる予め定められた送信タイミングで、当該配送日に配送される各前記荷物の受取人の受取側装置にそれぞれの前記荷物の配送予定時刻を直接的に示す第一の配送予定情報を送信する第一送信手段と、当該配送日において、配送対象に決定された各前記荷物の配送予定時刻の所定時間前に、当該荷物が当該所定時間後に配送予定であることを示す形で、当該荷物の配送予定時刻を間接的に示す第二の配送予定情報を送信する第二送信手段と、を有する一方で、
    前記受取可否受信手段が受信する前記受取可否情報の返信受付期間として、それぞれの前記荷物に対し、当該荷物の前記配送予定時刻前で、かつ当該荷物の前記第一の配送予定情報の送信後から、当該荷物の前記第二の配送予定情報の送信後から所定時間経過するまでの期間を定め、それぞれの前記荷物の前記返信受付期間内に前記受取可否送信手段が、対応する前記荷物の前記受取可否情報を受信しなかった場合、あるいは対応する前記荷物の受け取り不可能を示す前記受取可否情報を受信した場合には、当該荷物の受取人の前記受取側装置に対し受取人が不在であったことを示す不在情報を送信する不在情報送信手段を備え、
    前記受取側装置は、前記不在情報を受信する不在情報受信手段と、受信した前記不在情報が示す受取人不在を、前記画面表示部に表示する不在情報表示手段と、を備える請求項6に記載の荷物配送システム。
  8. 請求項5に記載の要件を備え、
    前記受取側装置は、それぞれの前記荷物の前記返信受付期間内に前記受取可否送信手段が、対応する前記荷物の前記受取可否情報を受信しなかった場合、あるいは対応する前記荷物の受け取り不可能を示す前記受取可否情報を受信した場合に、当該荷物の配送スケジュールを変更する配送予定変更手段と、前記不在情報として、もしくは前記不在情報と共に、当該荷物の変更された配送スケジュールの変更結果を送信する変更結果送信手段と、を備える請求項5ないし請求項7のいずれか1項に記載の荷物配送システム。
  9. 請求項2に記載の要件を備え、
    前記配送側装置は、配送者を撮影するための撮影手段を備え、前記配送予定送信手段は、配送日当日の少なくとも前記撮影手段による撮影後に、前記配送予定情報を送信するものであり、前記確認情報送信手段は、当該撮影による撮影画像を前記配送者確認情報として含む前記確認情報を、配送先となる受取人の前記受取側装置に送信するものである請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の荷物配送システム。
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