JP2014043650A - 組紐機 - Google Patents

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Toshinori Nakamori
歳徳 中森
Shuji Kinta
收司 金田
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Shima Seiki Mfg Ltd
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Abstract

【課題】各キャリアの移動時の姿勢を安定させて閉経路と誘導部との間でのガタつきやこじれなどを抑制し、キャリアの高速移動を可能にすることができる組紐機を提供する。
【解決手段】組紐機1の筺体10に上下2枚の上側及び下側プレート3A,3Bを設ける。その各プレート3A,3Bに、前記各ホーンディスク4i,4hの外周部に沿って貫通する円環状の貫通溝31を形成するとともに、その各貫通溝31同士を互いに連通させて当該各貫通溝31の内回りと外回りとを交互に繰り返す2種類の閉経路34を形成する。各キャリア2のスライドベース23の下面に、上側プレート3Aの各閉経路34に沿って誘導される第1誘導部24を固設している。この第1誘導部24の下面に、各ホーンディスク4h,4iの係合穴に係合する係合軸部25を突設させ、この係合軸部25の突出端に、下側プレート3Bの各閉経路34に沿って誘導される第2誘導部26を固設している。
【選択図】図9

Description

本発明は、組紐を組成する組紐機に関する。
従来より、この種組紐機では、下記の特許文献1に示すように、互いに逆方向に回転する複数のホーンディスクを円周状に配置し、糸のボビンとバッファとを備えた複数のキャリアをホーンディスク間で受け渡している。また、組紐機本体には略水平なプレートが設けられている。このプレートには、各ホーンディスクの外周に沿ってそれぞれ円環状の溝が形成されているとともに、その各溝同士を互いに連通させて当該各溝の内回りと外回りとを交互に繰り返す2種類の閉経路が形成されている。また、各キャリアの下端には、各閉経路において誘導される誘導部が突設されている。そして、各閉経路を誘導部で誘導されて移動する一対のキャリアが各ホーンディスク間で受け渡される際に糸をクロスさせ、このクロスした糸を上方で巻き取って組紐を組成している。
また、前記組紐機では、各閉経路を、左右に分割した左右で2種類ずつの閉経路に切替手段によって切替え可能とされている。この切替手段によって、左右に分割した左右で2種類ずつの閉経路に沿ってキャリアを移動させる一方、左右で2種類ずつの各閉経路を互いに連通させて左右に長い各閉経路に沿ってキャリアを移動させている。
US6907810 B2 公報
ところが、前記従来のものでは、各閉経路が単一のプレートに形成されたものであるため、この各閉経路を移動する各キャリアの姿勢が不安定なものとなる。そのため、各閉経路での各キャリアの移動時に閉経路と誘導部との間でガタつきやこじれなどが起り易く、特にキャリアを高速で移動させるとその傾向が顕著なものとなる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、各キャリアの移動時の姿勢を安定させて閉経路と誘導部との間でのガタつきやこじれなどを抑制し、キャリアの高速移動を可能にすることができる組紐機を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明では、糸を繰り出す複数個のキャリアと、前記各キャリアを回転させる複数個のホーンディスクとを備え、前記各ホーンディスク間で前記各キャリアを受け渡すことにより当該各キャリアからの糸をクロスさせ、互いにクロスした糸を巻き取って組紐を組成する組紐機を前提とする。そして、組紐機本体に上下方向に複数枚のプレートを設け、その各プレートに、前記各ホーンディスクの外周部に沿って貫通する円環状の貫通溝を形成するとともに、その各貫通溝同士を互いに連通させて当該各貫通溝の内回りと外回りとを交互に繰り返す2種類の閉経路をそれぞれ形成する。更に、前記各キャリアに、前記各プレート毎の各閉経路においてそれぞれ誘導される複数の誘導部を設けていることを特徴とする。
また、前記各キャリアを、前記各プレートの各閉経路に沿って当該各閉経路毎に移動させる一方、前記各プレートの互いに交差する各閉経路の交差部において一方の閉経路から他方の閉経路に交差しつつ当該各閉経路に亘って移動させるように構成する。そして、前記各プレートのうちの少なくとも1つのプレートの各閉経路の交差部に、前記一方の閉経路から他方の閉経路への各キャリアの移動を規制する規制位置と、前記交差部で交差する一方の閉経路から他方の閉経路への前記各キャリアの移動を許容する許容位置と、に切り替える切替手段を設けることが好ましい。
また、前記切替手段を、前記各プレートの交差部毎にそれぞれ設けることが好ましい。
また、前記各プレートの切替手段を、それぞれリンク機構を介して同期させて規制位置と許容位置とに切り替えることが好ましい。
また、前記切替手段に、前記交差部において一方の閉経路と他方の閉経路との間を仕切るように進退可能に進出する第1進退部材と、前記交差部において前記一方の閉経路から他方の閉経路へ前記誘導部を誘導するように進退可能に進出する第2進退部材とを備える。そして、前記切替手段の規制位置への切り替え時に前記第1進退部材を進出させかつ前記第2進退部材を退入させる一方、許容位置への切り替え時に前記第1進退部材を退入させかつ前記第2進退部材を進出させることが好ましい。
また、前記第1進退部材及び第2進退部材を、前記交差部において略水平方向に進退移動させるものであることが好ましい。
更に、前記各ホーンディスクを、前記複数枚のプレートうちの互いに上下に隣接するプレート同士の間に配置することが好ましい。
本発明に係る組紐機によれば、上下方向の複数枚のプレートに複数の閉経路をそれぞれ形成し、その各プレート毎の各閉経路においてそれぞれ誘導される複数の誘導部をキャリアに設けることで、各プレートの各閉経路に対しそれぞれ誘導される上下の誘導部同士の間の距離が長いものとなり、各閉経路での各キャリアの移動時の姿勢が安定する。これにより、各キャリアの移動時に各閉経路と誘導部との間のガタつきやこじれなどを抑制でき、各キャリアの高速移動を可能にすることができる。
また、各プレートのうちの少なくとも1つのプレートの各閉経路の交差部に、この交差部で交差する一方の閉経路から他方の閉経路への各キャリアの移動を規制又は許容する切替手段を設けることで、各閉経路の交差部での一方の閉経路から他方の閉経路への各キャリアの移動を切替手段によって簡単に規制又は許容することができる。
また、切替手段を各プレートの交差部毎にそれぞれ設けることで、各閉経路の交差部での一方の閉経路から他方の閉経路への各キャリアの移動を複数の誘導部により誘導させて姿勢を安定させつつ円滑に規制又は許容することができる。
また、各プレートの切替手段をそれぞれリンク機構を介して同期させて規制位置と許容位置とに切り替えることで、各プレートの切替手段をそれぞれ個別の駆動源を同期させて切り替える必要がなく、単一の駆動源の駆動によって各プレートの切替手段を簡単に同期させつつ切り替えることができる。
また、切替手段の規制位置への切り替え時に第1進退部材を進出させかつ第2進退部材を退入させて一方の閉経路と他方の閉経路との間を仕切る一方、許容位置への切り替え時に第1進退部材を退入させかつ第2進退部材を進出させて一方の閉経路から他方の閉経路へ誘導部を誘導することで、切替手段の切り替え時に進出する第1及び第2進退部材により誘導部を誘導して各交差部での各キャリアの移動を、姿勢を安定させつつ円滑に行うことができる。
また、第1進退部材及び第2進退部材を交差部において略水平方向に進退移動させることで、各進退部材の進退方向へのスペースを略水平方向に確保すればよく、切替手段を上下方向へコンパクトにレイアウトすることができる。
更に、前記各ホーンディスクを互いに上下に隣接するプレート同士の間に配置することで、互いに上下に隣接するプレート同士の間隔が各ホーンディスクによって離間され、これに伴い上下の誘導部の間隔も長いものとなって、各キャリアの移動時の姿勢がより一層安定する。これにより、各閉経路での各キャリアの移動時のガタつきやこじれなどを効果的に抑制でき、各キャリアの高速移動を高い次元で可能にすることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る組紐機の全体構成を示す斜視図である。 図1の組紐機を上方から見たプレートの平面図である。 図2の上側プレートの左右2種類ずつの閉経路毎での各キャリアの移動経路を示す平面図である。 図2の上側プレートの左右2種類ずつの閉経路を互いに交差部において連通させた状態での各キャリアの移動経路を示す平面図である。 キャリアの下部の構成を示す斜視図である。 (a)は2本の単独組紐の斜視図、(b)は単一本の合体組紐の斜視図である。 閉経路の交差部での貫通溝同士の連通を規制した状態を示す切替手段の平面図である。 閉経路の交差部での貫通溝同士の連通を許容した状態を示す切替手段の平面図である。 閉経路の交差部での貫通溝同士の連通を許容した状態を示す切替手段の縦断正面図である。 閉経路の交差部での貫通溝同士の連通を許容した状態を示す切替手段の縦断側面図である。 閉経路の交差部での貫通溝同士の連通を規制した状態を示す切替手段の縦断側面図である。 交差経路と各閉経路との交差部での貫通溝同士の連通を規制手段により規制した状態でのキャリアの移動経路を示す平面図である。 (a)は単独組紐を合体組紐に合体させた状態の斜視図、(b)は合体組紐を単独組紐に分岐させた状態の斜視図である。 (a)は本実施の形態の変形例に係る各キャリアの移動経路を示す平面図、(b)はその他の変形例に係る各キャリアの移動経路を示す平面図である。
以下、本発明の第1の実施の形態に係る組紐機を図面に基づいて説明する。
図1は組紐機の全体構成を示す斜視図、図2はプレートを透視した組紐機の平面図、図3は上側プレートの左右2つずつの閉経路毎での各キャリアの移動経路の平面図、図4は上側プレートの左右2つずつの閉経路を互いに交差部において連通させた状態での各キャリアの移動経路の平面図をそれぞれ示している。
図1に示すように、組紐機1は、ボビン21からの糸22を繰り出す32個のキャリア2(図1では1つのみ示す)と、組紐機本体としての筺体10に略水平に上下に配置された略水平な上側プレート3A及び下側プレート3Bと、この両プレート3A,3Bの間に回転自在に配され、上側プレート3A上で各キャリア2を回転させる略円環状に配置された16個の第1〜第16ホーンディスク4a〜4p(図2に表れる)とを備えている。この各キャリア2には、上側プレート3A上をスライド移動するスライドベース23が取り付けられている。また、上側プレート3Aの左右両位置には、左右の各閉経路33L,33R,34L,34Rの中心部より内部芯線20を導出して供給する供給部13がそれぞれ設けられている。なお、内部芯線20としては、好ましくは配線が適用される。
各ホーンディスク4a〜4pは、図2に示すように、上側プレート3Aの左右両位置においてそれぞれ円環形状を呈するように互いに外周同士を隣接させた状態で8個ずつ配置されている。これらのホーンディスク4a〜4pは、それぞれモータ(図示せず)に駆動連結され、互いに隣接するホーンディスク4a,4b同士又は4b,4c同士などが互いに相反する方向に回転するようになっている。そして、各ホーンディスク4a〜4pの外周面には、その周方向45°間隔置きに係合穴41が凹設されている。
ホーンディスク4a〜4pの外周部に対応する上側プレート3Aの対応位置には、それぞれ円環状の貫通溝31が設けられている。各貫通溝31は、上側プレート3Aの左右両位置において互いに隣接する貫通溝31同士が交差し、その交差部32において互いに連通している。そして、図3に示すように、この各貫通溝31同士の連通によって、上側プレート3Aの左右両位置においてそれぞれ各貫通溝31の内回りと外回りとを交互に繰り返す左右2種類ずつの閉経路33L,33R,34L,34Rを形成している。また、図4に示すように、左右の各閉経路33L,33R,34L,34Rは、上側プレート3Aの中央位置において互いの貫通溝31同士がそれぞれ交差し、その各交差部35,36において左右で連通している。そして、左右2種類ずつの閉経路33L,33R,34L,34Rは、各交差部35,36での各貫通溝31同士の連通によって、左右の一方の閉経路33L,34Lから他方の閉経路33R,34Rにそれぞれ8の字状に交差する2種類の長い閉経路33,34に変換される。この場合、2種類の各閉経路33L,33R,34L,34R及び長い閉通路33,34のうち、第1種の閉経路33L,33R及び長い閉経路33を太実線で示し、第2種の閉経路34L,34R及び長い閉通路34を太破線で示している。
また、下側プレート3Bにも、上側プレート3Aと同様の貫通溝31及び閉経路33(33L,33R),34(34L,34R)が形成されている。
図5はキャリア2の下部の構成を示す斜視図であって、この図5に示すように、各スライドベース23の下面には、上側プレート3Aの各閉経路33L,33R,34L,34Rに沿ってキャリア2を誘導する第1誘導部24が固設されている。この第1誘導部24の下面には、各ホーンディスク4a〜4pの係合穴41に係合する係合軸部25が突設されている。また、係合軸部25の突出端には、下側プレート3Bの各閉経路に沿ってキャリア2を誘導する第2誘導部26が固設されている。第1及び第2誘導部24,26には、それぞれ上下方向に軸を延ばした複数のローラベアリングが設けられている。また、第1誘導部24の下面には、この第1誘導部24と係合軸部25との間において略水平に張り出す鍔部28が設けられ、この鍔部28によって、キャリア2の上方への抜け防止及び移動時のガタつきの抑制がなされる。そして、各キャリア2は、各ホーンディスク4a〜4pの係合穴41に係合軸部25が係合した状態で、上側及び下側プレート3A,3Bの貫通溝31に沿って第1及び第2誘導部24,26が誘導されることで当該貫通溝31に沿って移動する。また、各キャリア2は、上側及び下側プレート3A,3Bの互いに隣接する貫通溝31同士の交差部32において互いに隣接するホーンディスク4a〜4pの係合穴41同士の間で係合軸部25が受け渡されると、左右2種類ずつの閉経路33L,33R,34L,34Rに沿って移動する。更に、各キャリア2は、上側プレート3A及び下側プレート3Bの互いに隣接する貫通溝31同士の交差部35,36において互いに隣接する第1及び第16ホーンディスク4a,4p並びに第8及び第9ホーンディスク4h,4iの係合穴41同士の間で係合軸部25が受け渡されると、それぞれ略8の字状に交差する2種類の長い閉経路33,34に沿って移動する。
そして、互いに隣接する各ホーンディスク4a〜4p同士の係合穴41で係合軸部25が受け渡されて各キャリア2が左右の閉経路33L,33R,34L,34Rを移動すると、各キャリア2からの糸22が内部芯線20の外周において互いにクロスする。また、上側プレート3Aの上方には巻取プーリ6が設けられている。この巻取プーリ6は、筺体10より上方に延びる支柱(図示せず)に支持された速度可変なサーボモータ61の出力軸に回転一体に連結されている。そして、サーボモータ61により巻取プーリ6を回転させると、内部芯線20の外周において互いにクロスした糸22が内部芯線20と共に巻き取られ、これによって内部芯線20を通した組紐が組成される。このとき、各キャリア2が交差部35,36において交差することなく左右の閉経路33L,33R,34L,34R毎に移動すると、図6(a)に示すような左右で内部芯線20の外周に糸22をそれぞれ個別にクロスさせて被覆した2本の単独組紐Aが組成される。一方、各キャリア2が交差部35,36において交差して左右の閉経路33L,33R,34L,34Rを移動すると、図6(b)に示すような左右で内部芯線20の外周に糸22を個別にクロスさせつつ略8の字状に被覆した単一本の合体組紐Bが組成される。
図7は閉経路34の交差部36での貫通溝31同士の連通を規制した状態を示す切替手段の平面図、図8は閉経路34の交差部36での貫通溝31同士の連通を許容した状態を示す切替手段の平面図、図9は閉経路34の交差部36での貫通溝31同士の連通を規制した状態を示す切替手段の縦断正面図、図10は閉経路34の交差部36での貫通溝31同士の連通を許容した状態を示す切替手段の縦断側面図、図11は閉経路34の交差部36での貫通溝31同士の連通を規制した状態を示す切替手段の縦断側面図をそれぞれ示している。
図7及び図8に示すように、上側及び下側プレート3A,3Bの各閉経路33,34の交差部35,36は、各閉経路33L,33R,34L,34Rの交差部32よりも若干幅広に形成され、その交差部35,36において互いの各貫通溝31同士の連通を規制又は許容するように切り替える切替手段5をそれぞれ備えている。この各切替手段5は、上側及び下側プレート3A,3Bの交差部35,36における互いの各貫通溝31同士の間に略水平方向に進出する進退自在な上下一対の第1進退部材51と、交差部35,36の左右両側方からそれぞれ略水平方向に進出する進退自在な上下一対の左右の第2進退部材52とを備えている。また、各切替手段5は、上側及び下側プレート3A,3B毎に上下で対をなし、その上下の第1及び第2進退部材51,52をそれぞれ進退させる進退駆動手段53を備えている。この場合、各切替手段5は、交差部35,36において同一構成となるので、後側の交差部36についてのみ説明する。
上下の各第1進退部材51は、前後方向(図7及び図8では上下方向)に長いステー状を呈し、その左右両側部が溝12(図10及び図11に表れる)により支持されて左右方向へのブレを抑制しつつ前後方向へスムーズに進退移動するようになっている。組紐機1の筺体10には、各第1進退部材51の先端をそれぞれ進出時に嵌挿させる受け穴101aを有する受け部材101が設けられ、各第1進退部材51の進出位置(図7に示す位置)での姿勢が保持されるようにしている。また、上下一対の左右の第2進退部材52は、交差部35,36の左右両側方から貫通溝31内に進出する進出位置(図8に示す位置)と貫通溝31内から退入する退入位置(図7に示す位置)とに進退移動するようになっている。
進退駆動手段53は、図9〜図11にも示すように、上下方向に延びる出力軸530aの先端に出力ギヤ530bが回転一体に連結されたパルスモータ530と、このパルスモータ530の動力により上下の切替手段5の第1及び第2進退部材51,52をそれぞれ同期させて進退移動させるリンク機構54とを備えている。このリンク機構54は、パルスモータ530の出力ギヤ530bに噛合する従動ギヤ531と、この従動ギヤ531の従動軸531aに基端が回転一体に連結された第1レバー532と、この第1レバー532の先端に下端が固設されたピン534と、このピン534の上端が回転自在に挿通される左右方向に長い長孔533aを有する摺動板533と、この摺動板533の上面に取り付けられ、下側の第1進退部材51の基端を固設しながら取り付けられる固定板535と、この固定板535の上端より突出し、上側の第1進退部材51の基端に挿通される挿通ピン535aとを備えている。これにより、切替手段5を規制位置に切り替えると、パルスモータ530が回転して従動軸531aを180°回転させ、従動ギヤ531と共に第1レバー532を回転させる。この第1レバー532の回転量が、回転板533の長孔533aに沿って左右に移動するピン534により上下の両第1進退部材51の進出量に変換され、上下一対の第1進退部材51が同期して進出位置(図7に示す位置)に切り替えられる。一方、切替手段5を規制位置から許容位置に切り替えると、パルスモータ530が回転して従動軸531aを180°回転させ、従動ギヤ531と共に第1レバー532を回転させる。その回転量が上下の両第1進退部材51の退入量に変換され、上下一対の第1進退部材51が同期して退入位置(図8に示す位置)に切り替えられる。
また、リンク機構54は、従動ギヤ531の中心から若干偏心した位置においてそれぞれ基端が回転自在に支持された互いに長さの異なる第2及び第3レバー536a,536bと、交差部36の左側の第9ホーンディスク4iに対応する貫通溝31の中心付近を上下方向に延びて下側プレート3Bを貫通し、筺体10に対し軸回りに回転自在に支持された貫通軸537Lと、この貫通軸537Lの上下両端に基端がそれぞれ回転一体に連結された上下の第1アーム537aと、下側プレート3Bの下方において下側の第1アーム537aの先端と短い第2レバー536aの先端との間を上下方向に延び、筺体10に対し軸回りに回転自在に支持された軸部材538と、この軸部材538の下端に略中央部が回転一体に連結され、一端(図9では左端)が第1アーム537aの先端に回転摺動自在に支持される一方他端が第2レバー536aの先端に回転自在に支持された第2アーム538aとを備えている。また、軸部材538の上端には、下側左の第2進退部材52が回転一体に連結されている。そして、上側左の第2進退部材52は、筺体10に対し軸539Lを介して略中央部が回転自在に支持されているとともに、上側第1アーム537aの先端に一端(図9では左端)が回転摺動自在に連結されている。
更に、リンク機構54は、交差部36の右側の第8ホーンディスク4hに対応する貫通溝31の中心付近を上下方向に延びて下側プレート3Bを貫通し、筺体10に対し軸回りに回転自在に支持された貫通軸537Rと、この貫通軸537Rの上下両端に基端がそれぞれ回転一体に連結された上下の第1アーム537aと、下側プレート3Bの下方において下側の第1アーム537aの先端と長い第3レバー536bの先端との間を上下方向に延び、筺体10に対し軸回りに回転自在に支持された軸部材538と、この軸部材538の下端に略中央部が回転一体に連結され、一端(図9では右端)が第1アーム537aの先端に回転摺動自在に支持される一方他端が第3レバー536bの先端に回転自在に支持された第2アーム538aとを備えている。また、軸部材538の上端には下側右の第2進退部材52が回転一体に連結されている。そして、上側右の第2進退部材52は、筺体10に対し軸539Rを介して略中央部が回転自在に支持されているとともに、上側第1アーム537aの先端に一端(図9では右端)が回転摺動自在に連結されている。これにより、パルスモータ530を回転させると、第2及び第3レバー536a,536bの基端が従動ギヤ531の中心回りに回転して第2及び第3レバー536a,536bの先端位置が変位する。その先端位置の変位により各第2アーム538aが揺動して、上下の第1アーム537aが左右の貫通軸537L,537Rと共に回転し、上下一対の左右の第2進退部材52が同期して交差部35,36の各貫通溝31から退入する退入位置に切り替えられる。一方、第2進退部材52の退入位置でパルスモータ530を回転させると、第2及び第3レバー536a,536bの基端が回転して第2及び第3レバー536a,536bの先端位置を変位させる。この先端位置の変位により各第2アーム538aが揺動して上下の第1アーム537aが左右の貫通軸537L,537Rと共に回転し、上下一対の左右の第2進退部材52が同期して交差部35,36の各貫通溝31に進出する進出位置に切り替えられる。
つまり、交差部35,36の上下の切替手段5は、パルスモータ530の回転によりリンク機構54を介して上下一対の第1進退部材51が退入位置から進出位置に、上下一対の左右の第2進退部材52が進出位置から退入位置にそれぞれ進退移動することで、互いに同期して許容位置から規制位置に切り替えられる。一方、交差部35,36の上下の切替手段5は、パルスモータ530の回転によりリンク機構54を介して上下一対の第1進退部材51が進出位置から退入位置に、上下一対の左右の第2進退部材52が退入位置から進出位置にそれぞれ進退移動することで、互いに同期して規制位置から許容位置に切り替えられる。
そして、図12に示すように、上側及び下側プレート3A,3Bの各閉経路33,34の交差部35,36には、左右の一方の閉経路33L,34Lの各貫通溝31とこれに隣接する他方の閉経路33R,34Rの各貫通溝31との4つの貫通溝31からなる交差経路37,38が形成されている。この交差経路37,38の各貫通溝31とこれと交差する左右の閉経路33,34の各貫通溝31との交差部32は、各閉経路33L,33R,34L,34Rの他の交差部32よりも若干幅広に形成されている。そして、交差経路37,38の各貫通溝31との交差部32には、この交差部32において互いの各貫通溝31同士の連通を規制する規制手段8がそれぞれ設けられている。この各規制手段8による交差部32での規制は、各切替手段5によって交差部35,36での互いの各貫通溝31同士の連通を許容しているときに行われる。規制手段8は、切替手段5と同一構成となるので説明は省略する。
ここで、組紐機1により単独組紐A及び合体組紐Bを組成する場合の切替手段5及び規制手段8の切替位置について説明する。
まず、それぞれ内部芯線20を有する2本の単独組紐Aを組成する場合には、交差部35,36の上下の切替手段5は、上側及び下側プレート3A,3Bの各閉経路33,34の交差部35,36において互いの各貫通溝31同士の連通を規制するように規制位置に切り替えられる。また、交差経路37,38に隣接する交差部32の上下の規制手段8は、その交差部32において互いの各貫通溝31同士の連通を許容するように許容位置に切り替えられる。これにより、各キャリア2が交差部35,36において交差することなく左右の閉経路33L,33R,34L,34Rを移動し、左右で内部芯線20の外周に糸22を個別にクロスさせて被覆した2本の単独組紐Aが組成される。
また、内部芯線20を有する2本の単独組紐Aを区分けしつつ合体した単一本の合体組紐Bを組成する場合には、交差部35,36の上下の切替手段5は、上側及び下側プレート3A,3Bの各閉経路33,34の交差部35,36において互いの各貫通溝31同士の連通を許容するように許容位置に切り替えられる。更に、交差経路37,38に隣接する交差部32の上下の規制手段8も、許容位置に切り替えられる。これにより、各キャリア2が交差部35,36において交差して8の字状に長い閉経路33,34を移動し、左右で内部芯線20の外周に糸22を個別にクロスさせつつ8の字状に被覆した単一本の合体組紐Bが組成される。
そして、交差部35,36の上下の切替手段5を規制位置から許容位置に切り替えると、図13(a)に示すように、2本の単独組紐Aが合体した合体組紐Bが連続して組成される。また、切替手段5を許容位置から規制位置に切り替えると、図13(b)に示すように、合体組紐Bから2つに分岐する2本の各単独組紐Aが連続して組成される。
更に、交差経路37,38に隣接する交差部32の上下の規制手段8は、切替手段5を規制位置又は許容位置へ切り替えたとき、規制位置での単独組紐Aの組成又は許容位置での合体組紐Bの組成の実行に先立って、交差経路37,38の各貫通溝31とこれに連通する左右の閉経路33L,33R,34L,34Rの各貫通溝31との連通を規制するように規制位置に切り替えられる。このとき、交差経路37,38の各ホーンディスク4a,4h,4i,4pを、各閉経路33L,33R,34L,34Rの残る他のホーンディスク4b,4c,4d,4e,4f,4g,4j,4k,4l,4m,4n,4oの回転を停止させた状態で、交差経路37,38において各キャリア2を交差経路37,38において少なくとも1/2周回させるように回転させることで、この交差経路37,38を移動する各キャリア2からの糸22を、2本の各単独組紐Aと単一本の合体組紐Bとの分岐部27においてクロスさせている。
本実施の形態では、上側及び下側プレート3A,3Bに左右2種類ずつの閉経路33L,33R,34L,34R又は左右の閉経路33L,33R,34L,34Rに亘る長い閉経路33,34をそれぞれ形成し、その各プレート3A,3B毎の各閉経路33L,33R,34L,34R,33,34においてそれぞれ誘導される第1及び第2誘導部24,26がキャリア2に設けられているので、各プレート3A,3Bの各閉経路33L,33R,34L,34R,33,34に対しそれぞれ誘導される上下の誘導部24,26同士の間の距離が長いものとなり、各閉経路33L,33R,34L,34R,33,34での各キャリア2の移動時の姿勢が安定する。これにより、各キャリア2の移動時に各閉経路33L,33R,34L,34R,33,34と各誘導部24,26との間のガタつきやこじれなどを抑制でき、各キャリア2の高速移動を可能にすることができる。
しかも、上側及び下側プレート3A,3Bの左右の各閉経路33L,33R,34L,34Rの交差部35,36に、この交差部35,36で交差する一方の閉経路33L,34Lから他方の閉経路33R,34Rへの各キャリア2の移動を規制又は許容する切替手段5をそれぞれ設けることで、各閉経路33L,33R,34L,34Rの交差部35,36での一方の閉経路33L,34Lから他方の閉経路33R,34Rへの各キャリア2の移動を上下の第1及び第2誘導部34,26により誘導させて姿勢を安定させつつ円滑に規制又は許容することができる。
また、各交差部35,36の上下の切替手段5の第1進退部材51及び左右の第2進退部材52がそれぞれリンク機構54により同期して進退移動するので、上下の切替手段5をそれぞれ個別の駆動源を同期させて切り替える必要がなく、単一のパルスモータ530の駆動によって各切替手段5を簡単に同期させつつ切り替えることができる。しかも、交差経路37,38の各貫通溝31との交差部32の上下の規制手段8の第1及び第2進退部材51,52もリンク機構54により同期して進退移動するので、単一のパルスモータ530の駆動によって上下の規制手段8を簡単に同期させつつ切り替えることができる。更に、各交差部32,35,36において各切替手段5及び各規制手段8の切り替え時に進出する第1及び第2進退部材51,52により上下の第1及び第2誘導部24,26がそれぞれ誘導され、各交差部32,35,36での各キャリア2の移動を、姿勢を安定させつつ円滑に行うことができる。
また、第1進退部材51及び第2進退部材52が交差部35,36において略水平方向に進退移動するので、各進退部材51,52の進退方向へのスペースを略水平方向に確保すればよく、切替手段5及び規制手段8を上下方向へコンパクトにレイアウトすることができる。
更に、各ホーンディスク4a〜4pが上側及び下側プレート3A,3B同士の間に配置されているので、上側及び下側プレート3A,3B同士の間隔が各ホーンディスク4a〜4pによって離間され、これに伴い上下の第1及び第2誘導部24,26の間隔も長いものとなって、各キャリア2の移動時の姿勢がより一層安定する。これにより、各閉経路33L,33R,34L,34Rでの各キャリア2の移動時のガタつきやこじれなどを効果的に抑制でき、各キャリア2の高速移動を高い次元で可能にすることができる。
なお、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨に逸脱しない範囲において実施可能である。たとえば、前記実施の形態では、上側プレート3A及び下側プレート3Bの左右両位置においてそれぞれ各貫通溝31の内回りと外回りとを交互に繰り返す左右2種類ずつの閉経路33L,33R,34L,34Rを形成したが、図14(a)に示すように、上側プレート3A及び下側プレート(図示せず)の左右両位置においてそれぞれ各貫通溝31の内回りと外回りとを交互に繰り返す左右2種類ずつの閉経路(図示せず)がそれぞれ左右に2つずつ以上形成されていてもよい。この場合、左右に2つずつ形成された閉経路のうち、左側の閉経路と右側の閉経路との交差部35,36には切替手段5が設けられ、その交差部35,36の交差経路の各貫通溝31とこれと交差する各貫通溝31との交差部32には規制手段(図示せず)が設けられる。
また、図14(b)に示すように、上側プレート3A及び下側プレート(図示せず)の左右両位置においてそれぞれ各貫通溝31の内回りと外回りとを交互に繰り返す左右2種類ずつの閉経路(図示せず)が前後に2つずつ以上形成されていてもよい。この場合、上下に2つずつ形成された閉経路のうち、前側の閉経路と後側の閉経路との交差部35,36には切替手段5が設けられ、その交差部35,36の交差経路(図示せず)の各貫通溝31とこれと交差する各貫通溝31との交差部32には規制手段(図示せず)が設けられる。
また、前記実施の形態では、筺体10に上側プレート3A及び下側プレート3Bを上下に設けたが、3枚以上のプレートが筺体に設けられていてもよく、その場合には、各プレートに閉経路がそれぞれ形成されるとともに、各プレートに対応する複数の誘導部が各キャリアにそれぞれ設けられる。
また、前記実施の形態では、各プレート3A,3Bの交差部32,35,36に切替手段5及び規制手段8をそれぞれ設けたが、上側又は下側プレートのいずれか一方のプレートの交差部においてのみ切替手段及び規制手段のうちの少なくとも切替手段が設けられていてもよい。
また、前記実施の形態では、第1進退部材51及び第2進退部材52を略水平方向に進退移動させたが、筺体の上下方向にスペースがある場合には、第1進退部材及び第2進退部材が上下方向に進退移動するようにしてもよいのはいうまでもない。
更に、前記実施の形態では、上下の切替手段5の第1及び第2進退部材51,52をそれぞれリンク機構54により同期させて進退移動させたが、上下の切替手段に掛け渡されたベルトや上下の切替手段に個別に設けたモータなどによって各切替手段の第1及び第2進退部材がそれぞれ同期して進退移動するようにしてもよい。
1 組紐機
2 キャリア
22 糸
24 第1誘導部
26 第2誘導部
31 貫通溝
33,33L,33R,34,34L,34R 閉経路
35,36 交差部
3A 上側プレート
3B 下側プレート
4a〜4p ホーンディスク
5 切替手段
51 第1進退部材
52 第2進退部材
54 リンク機構
A 単独組紐(組紐)
B 合体組紐(組紐)

Claims (7)

  1. 糸を繰り出す複数個のキャリアと、前記各キャリアを回転させる複数個のホーンディスクとを備え、前記各ホーンディスク間で前記各キャリアを受け渡すことにより当該各キャリアからの糸をクロスさせ、互いにクロスした糸を巻き取って組紐を組成する組紐機であって、
    組紐機本体には上下方向に複数枚のプレートが設けられ、その各プレートには、前記各ホーンディスクの外周部に沿って貫通する円環状の貫通溝が形成されているとともに、その各貫通溝同士を互いに連通させて当該各貫通溝の内回りと外回りとを交互に繰り返す2種類の閉経路がそれぞれ形成されており、
    前記各キャリアには、前記各プレート毎の各閉経路においてそれぞれ誘導される複数の誘導部が設けられていることを特徴とする組紐機。
  2. 前記各キャリアは、前記各プレートの各閉経路に沿って当該各閉経路毎に移動する一方、前記各プレートの互いに交差する各閉経路の交差部において一方の閉経路から他方の閉経路に交差しつつ当該各閉経路に亘って移動するように構成されており、
    前記各プレートのうちの少なくとも1つのプレートの各閉経路の交差部には、前記一方の閉経路から他方の閉経路への各キャリアの移動を規制する規制位置と前記交差部で交差する一方の閉経路から他方の閉経路への前記各キャリアの移動を許容する許容位置とに切り替える切替手段が設けられている請求項1に記載の組紐機。
  3. 前記切替手段が、前記各プレートの交差部毎にそれぞれ設けられている請求項2に記載の組紐機。
  4. 前記各プレートの切替手段は、それぞれリンク機構を介して同期させて規制位置と許容位置とに切り替えられる請求項3に記載の組紐機。
  5. 前記切替手段は、前記交差部において一方の閉経路と他方の閉経路との間を仕切るように進退可能に進出する第1進退部材と、前記交差部において前記一方の閉経路から他方の閉経路へ前記誘導部を誘導するように進退可能に進出する第2進退部材とを備え、規制位置への切り替え時に前記第1進退部材を進出させかつ前記第2進退部材を退入させる一方、許容位置への切り替え時に前記第1進退部材を退入させかつ前記第2進退部材を進出させている請求項2〜請求項4のいずれか1つに記載の組紐機。
  6. 前記第1進退部材及び第2進退部材は、前記交差部において略水平方向に進退移動するものである請求項5に記載の組紐機。
  7. 前記各ホーンディスクは、前記複数枚のプレートうちの互いに上下に隣接するプレート同士の間に配置されている請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の組紐機。
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