JP2023172434A - 編組構造体製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 長手方向において線材の巻き方が異なる編組構造体を製造することが可能な編組構造体製造装置を提供すること。【解決手段】 軸材送出機構2と、複数の個別支持体4と、複数のキャリア5と、を備え、副回転動が停止された状態で複数の個別支持体4が主回転動することにより、複数のキャリア5から送り出させる複数の線材91,92が、軸材90に対して同方向に巻き付けられる第1モードと、第1キャリア5Aが複数の個別支持体4に順に受け渡されることにより軸材90の周りを第1回転方向Raに移動し、且つ第2キャリア5Bが複数の個別支持体4に順に受け渡されることにより軸材90の周りを第2回転方向Rbに移動することにより、第1線材91と第2線材92とが、互いに反対方向に線材90に巻き付けられる第2モードと、を備える。【選択図】 図4

Description

本発明は、編組構造体製造装置に関する。
編組構造体は、軸材に線材が巻き付けられた構造体であり、種々の工業製品に採用されている。特許文献1には、従来の編組構造体を製造するための編組構造体製造装置が開示されている。同文献に開示された編組構造体製造装置は、軸材の一例であるホースに線材の一例である金属ワイヤを巻き付ける装置である。
特開2013-216983号公報
軸材に対する線材の巻き付け方によって、編組構造体の剛性等を変更することができる。たとえば、1つの編組構造体の長手方向において線材の巻き付け方を変更することにより、長手方向において異なる構造を有する編組構造体が望まれる場合がある。
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、長手方向において線材の巻き方が異なる編組構造体を製造することが可能な編組構造体製造装置を提供することをその課題とする。
本発明によって提供される編組構造体製造装置は、軸方向に軸材を送り出す軸材送出機構と、前記軸材を取り囲むように配置され、且つ前記軸材を中心とする周方向に回転移動する主回転動と、各々が有する回転軸周りに回転する副回転動と、が可能である複数の個別支持体と、各々が線材を送り出し且つ前記複数の個別支持体のそれぞれに着脱可能である複数のキャリアと、を備え、前記複数のキャリアは、第1線材を送り出す1以上の第1キャリアと第2線材を送り出す1以上の第2キャリアとを含み、前記複数の個別支持体は、第1回転方向に前記副回転動する複数の第1個別支持体と、前記第1回転方向とは反対方向である第2回転方向に前記副回転動する複数の第2個別支持体と、を含み、前記複数の第1個別支持体と前記複数の第2個別支持体とは、前記周方向において交互に配置されており、前記副回転動が停止された状態で前記複数の個別支持体が前記主回転動することにより、前記複数のキャリアから送り出させる複数の前記線材が、前記軸材に対して同方向に巻き付けられる第1モードと、前記複数の第1個別支持体が前記第1回転方向に前記副回転動し且つ前記複数の第2個別支持体が前記第2回転方向に前記副回転動しつつ、前記1以上の第1キャリアが前記複数の個別支持体に順に受け渡されることにより前記軸材の周りを前記第1回転方向に移動し、且つ前記1以上の第2キャリアが前記複数の個別支持体に順に受け渡されることにより前記軸材の周りを前記第2回転方向に移動することにより、前記第1線材と前記第2線材とが、互いに反対方向に前記線材に巻き付けられる第2モードと、を備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記軸材を挿通させる挿通部を有する主支持体をさらに備え、前記複数の個別支持体は、前記挿通部を取り囲むように前記主支持体に支持されており、前記第1モードにおいては、前記複数の個別支持体の前記副回転動が阻止された状態で前記主支持体が前記軸方向周りに回転することにより、前記複数の個別支持体が前記主回転動し、前記第2モードにおいては、前記主支持体の前記主回転動が阻止された状態で、前記複数の個別支持体が前記副回転動する。
本発明によれば、長手方向において線材の巻き方が異なる編組構造体を製造することが可能な編組構造体製造装置を提供することができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明に係る編組構造体製造装置の一例を示す平面図である。 本発明に係る編組構造体製造装置の一例を示す側面図である。 本発明に係る編組構造体製造装置の一例を示す要部拡大断面図である。 本発明の第1実施形態に係る編組構造体製造装置の一例を示す要部正面図である。 本発明の第1実施形態に係る編組構造体製造装置の一例を示す要部背面図である。 第1キャリアの軌跡を示す要部正面図である。 第2キャリアの軌跡を示す要部正面図である。 本発明に係る編組構造体製造装置によって製造された編組構造体の一例を示す要部側面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
本開示における「第1」、「第2」等の用語は、単に識別のために用いたものであり、それらの対象物に順列を付することを意図していない。
図1~図7は、本発明に係る編組構造体製造装置の一例を示している。本実施形態の編組構造体製造装置A1は、架台1、軸材送出機構2、主支持体3、複数の個別支持体4、複数のキャリア5、駆動モータ6および伝達機構7を備える。
編組構造体製造装置A1は、軸材90に複数の第1線材91および複数の第2線材92を巻きつけることにより、編組構造体9を製造する装置である。軸材90は、軸方向Nに延びた形状の部材であり、材質や具体的な構成は、何ら限定されない。軸材90は、中実の棒材(条材)であってもよいし、中空の筒材であってもよい。第1線材91および第2線材92の材質や具体的な構成は、何ら限定されない。第1線材91および第2線材92は、たとえば軸材90の剛性を向上させるもの、軸材90を保護するもの、軸材90の外観を装飾するもの等、様々な目的に応じて設けられる。第1線材91および第2線材92の材質や線径等は何ら限定されず、たとえば、金属、樹脂、各種繊維等からなる。
架台1は、編組構造体製造装置A1の土台となる部位である。架台1は、たとえば鉄鋼材料や樹脂等によって形成される。図示された例においては、架台1は、スタンド11を有する。スタンド11は、主支持体3を支えている。
軸材送出機構2は、編組構造体9を軸方向Nに送り出す機構である。軸材送出機構2の具体的構成は何ら限定されず、図示された例においては、たとえばモータ21および複数のローラ22を有する。モータ21は、複数のローラ22の少なくともいずれかを駆動する駆動源である。複数のローラ22は、軸材90(編組構造体9)を挟んだ状態で回転することにより、軸材90(編組構造体9)を送り出す。
主支持体3は、複数の個別支持体4を支持するものである。主支持体3の具体的構成は、何ら限定されず、図示された例においては、円板部31、筒部32およびプーリ33を有する。
なお、編組構造体製造装置A1は、主支持体3が架台1に対して固定された状態を維持するために、たとえばブレーキ機構(図示略)を備えていてもよい。また、編組構造体製造装置A1は、円板部31の回転位置を検出するためのセンサ(図示略)を備えていてもよい。
円板部31は、正面視において円形状の部材である。本例の円板部31は、第1板部311および第2板部312によって構成されている。第1板部311および第2板部312は、各々が円形状の板状部材であり、軸方向Nに互いに離隔して平行に配置されている。円板部31には、挿通部313が形成されている。挿通部313は、軸材90を挿通させるための貫通孔である。
筒部32は、軸方向Nに延びる筒状部材である。本例においては、筒部32は、円板部31の挿通部313に挿通されている。筒部32と円板部31とは、互いに固定されている。筒部32は、スタンド11に回転可能に支持されている。
プーリ33は、筒部32の軸方向Nの後端付近に取り付けられている。プーリ33は、伝達機構7からの駆動力が伝達される部位である。プーリ33に駆動力が伝達されることにより、主支持体3は、図4に示すように挿通部313(軸材90)を中心とする周方向において回転方向R0に主回転動する。
複数の個別支持体4は、図4に示すように挿通部313(軸材90)を中心とする周方向における回転方向R0の主回転動と、個々が有する回転軸周りに回転する副回転動と、が可能である。複数の個別支持体4は、複数の第1個別支持体4Aおよび複数の第2個別支持体4Bを含む。これらの個数は何ら限定されず、図示された例においては、8つの個別支持体4が、4つの第1個別支持体4Aと4つの第2個別支持体4Bとを含む。4つの第1個別支持体4Aと4つの第2個別支持体4Bとは、挿通部313(軸材90)を囲んで周方向に交互に配置されている。
個別支持体4の具体的構成は何ら限定されず、本例においては、係合フィン41、軸42およびギヤ43を有する。係合フィン41は、正面から見て全体として円形状であり、図示された例においては、1つの個別支持体4が2つの係合フィン41を有する。係合フィン41は、キャリア5と係合する機能を果たす。図示された例においては、係合フィン41には、複数の凹部411を有する。凹部411は、係合フィン41の周縁部から中心に向かって凹んだ部位である。図示された例においては、係合フィン41は、4つの凹部411を有する。
軸42は、係合フィン41の中心に固定されており、主支持体3の円板部31に副回転動可能に支持されている。ギヤ43は、軸42の軸方向Nの後端付近に取り付けられている。いずれかの個別支持体4のギヤ43には、駆動モータ6からの駆動力が入力される。図5に示すように、隣り合う個別支持体4のギヤ43同士は、互いに噛み合っている。これにより、4つの第1個別支持体4Aは、第1回転方向Raに副回転動し、4つの第2個別支持体4Bは、第1回転方向Raとは反対向きの第2回転方向Rbに副回転動する。複数の個別支持体4の副回転動は、互いに連動する。
複数のキャリア5は、第1線材91または第2線材92を送り出しつつ、複数の個別支持体4のそれぞれに着脱可能に支持されている。キャリア5の具体的構成は何ら限定されず、図示された例においては、図3に示すようにボビン51、ロッド52、係合軸53および係合フィン54を有する。
ボビン51は、第1線材91または第2線材92が巻回されており、これらを送り出す。ロッド52は、送り出される第1線材91または第2線材92を適宜ガイド等するための棒状部材である。係合軸53は、軸方向Nに延びており、個別支持体4の係合フィン41の凹部411に嵌まり込み、また、凹部411から離脱する部位である。係合フィン54は、係合軸53に固定されており、全体として円形状である。図示された例においては、1つのキャリア5が2つの係合フィン54を有する。2つの係合フィン54の一方が、個別支持体4の2つの係合フィン41の間に位置する。これにより、キャリア5は、複数の個別支持体4によって保持されている。
なお、後述の第2モードにおけるキャリア5の移動経路を規定するための種々の機構が、採用されていてもよい。たとえば、第1板部311にスリット3111が形成され、第1板部311と第2板部312との間にガイド314が適宜設けられていてもよい。スリット3111は、係合軸53の後端または係合軸53の後端に設けられた所定の突起を第1板部311と第2板部312との間に進入させるための開口である。ガイド314は、係合軸53の後端または係合軸53の後端に設けられた所定の突起と適宜接触または係合することにより、キャリア5の移動経路を規定するためのものである。なお、キャリア5の移動経路を規定するための構造または機構等は何ら限定されない。
図4においては、理解の便宜上、キャリア5のうち係合軸53のみが示されている。複数のキャリア5の個数は何ら限定されず、図示された例においては、16個のキャリア5が備えられている。16個のキャリア5は、8個の第1キャリア5Aと8個の第2キャリア5Bとを含む。第1キャリア5Aおよび第2キャリア5Bの構成は、上述した構成であって共通している。第1キャリア5Aは、第1線材91を送り出し、第2キャリア5Bは、第2線材92を送り出す。第1キャリア5Aおよび第2キャリア5Bは、後述の第2モードにおける移動経路が互いに異なる。
駆動モータ6は、主支持体3および複数の個別支持体4を回転させるための駆動源である。駆動モータ6は、一般的な電動モータであり、たとえばサーボモータを用いてもよい。本例においては、主支持体3および複数の個別支持体4を1つの駆動モータ6によって駆動する場合を例に説明するが、これに限定されず、たとえば2つの専用の駆動モータ6を用いてもよい。
図2に示すように、駆動モータ6の軸方向N両側には、第1ギヤ61および第2ギヤ62が設けられている。第1ギヤ61は、複数の個別支持体4のいずれかのギヤ43に駆動力を伝達する。第2ギヤ62は、伝達機構7に駆動力を伝達する。本例の駆動モータ6は、昇降機構63によって支持されている。昇降機構63は、たとえばエアシリンダ等を有し、駆動モータ6を上下方向に昇降させる。昇降機構63によって駆動モータ6が上昇させられた場合、第1ギヤ61がいずれかの個別支持体4のギヤ43と噛み合う。一方、昇降機構63によって駆動モータ6が下降させられた場合、第2ギヤ62が伝達機構7のギヤ71と噛み合う。
伝達機構7は、駆動モータ6の駆動力を主支持体3に伝達する機構である。伝達機構7の具体的構成は何ら限定されない。また、主支持体3を駆動するための専用の駆動モータ6を備える場合、伝達機構7を備えなくてもよい。図示された例においては、伝達機構7は、軸70、ギヤ71、プーリ72およびベルト73を有する。軸70は、軸方向Nにそっており、回転可能に支持されている。ギヤ71は、軸70の一端に取り付けられており、第2ギヤ62と噛み合う。プーリ72は、軸70の他端に取り付けられている。ベルト73は、プーリ72と主支持体3のプーリ33とにかけ回されている。第2ギヤ62がギヤ71と噛み合うと、軸70、プーリ72およびベルト73を介して、プーリ33に駆動力が伝達され、主支持体3が図4に示す回転方向R0に回転する。
次に、編組構造体製造装置A1の動作について説明する。
編組構造体製造装置A1は、第1モードおよび第2モードを備える。第1モードでは、昇降機構63によって駆動モータ6が下降させられる。これにより、駆動モータ6の駆動力が伝達機構7を介して主支持体3に伝達され、主支持体3が回転方向R0に回転する。一方、複数の個別支持体4は、主支持体3に対して固定された状態であり、個々の副回転動が阻止されている。これにより、複数のキャリア5は、すべてが主支持体3に対して固定された状態であり、すべてが回転方向R0に主回転動する。この状態で、軸材送出機構2によって送り出される軸材90に第1キャリア5Aからの第1線材91と第2キャリア5Bからの第2線材92とが、同じ方向に巻き付けられる。図8に示す編組構造体9の第1区間ScAは、第1モードによって製造された区間である。
第2モードでは、昇降機構63によって駆動モータ6が上昇させられる。これにより、駆動モータ6の駆動力が複数の個別支持体4に伝達され、図6および図7に示すように、第1個別支持体4Aが第1回転方向Raに副回転動し、第2個別支持体4Bが第2回転方向Rbに副回転動する。一方、主支持体3は、固定されており、回転が阻止されている。これにより、複数の個別支持体4の主回転動が阻止される。
複数のキャリア5は、複数の個別支持体4の副回転動に伴い、複数の個別支持体4を順に受け渡される。図4に示す第1キャリア5Aの係合軸53が、隣り合う個別支持体4の凹部411に順に受け渡されることにより、第1キャリア5Aは、図6に示す第1経路TrAを移動する。これにより、第1キャリア5Aは、軸材90周りを第1回転方向Raに移動する。一方、図4に示す第2キャリア5Bの係合軸53が、隣り合う個別支持体4の凹部411に順に受け渡されることにより、第2キャリア5Bは、図7に示す第2経路TrBを移動する。これにより、第2キャリア5Bは、軸材90周りを第2回転方向Rbに移動する。この状態で、軸材送出機構2によって送り出される軸材90に第1キャリア5Aからの第1線材91と第2キャリア5Bからの第2線材92とが、互いに反対方向に巻き付けられる。図8に示す編組構造体9の第2区間ScBは、第2モードによって製造された区間である。
第1モードと第2モードとの切り替えは、軸材90の送り出しを一旦停止して行ってもよいし、軸材90の送り出しを継続しつつ行ってもよい。また、第1モードを行った後に第2モードに切り替えてもよいし、第2モードを行った後に第1モードに切り替えてもよい。
次に、編組構造体製造装置A1の作用について説明する。
本実施形態によれば、編組構造体製造装置A1が、たとえば複数のキャリア5や複数の個別支持体4等を取り替えたり、支持状態を変更させたりする、いわゆる段取り替えの作業をすることなく、第1モードと第2モードとを行うことができる。このため、第1線材91および第2線材92の巻き方が互いに異なる第1区間ScAと第2区間ScBとを有する編組構造体9を適切に製造することができる。
複数の個別支持体4のそれぞれが副回転動が可能に主支持体3に支持された構成であることにより、複数の個別支持体4の副回転動を阻止した状態で主支持体3を回転することにより、第1モードを行うことができる。一方、主支持体3を固定して回転を阻止し、複数の個別支持体4を副回転動させることにより、第2モードを行うことができる。このような第1モードと第2モードの切り替えは、主支持体3および複数の個別支持体4の回転状態を切り替えるだけで実現可能であり、たとえば複数のキャリア5の段取り替えが強いられない。したがって、第1線材91および第2線材92の巻き方が互いに異なる第1区間ScAと第2区間ScBとを有する編組構造体9をより効率よく製造することができる。
本発明に係る編組構造体製造装置は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る編組構造体製造装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
編組構造体製造装置A1とは異なり、主支持体3を備えない構成であってもよい。たとえば、架台1に対して固定された部材に複数の個別支持体4が主回転動および副回転動が可能に支持された構成であってもよい。また、複数の個別支持体4の主回転動および副回転動を可能とする機構は、複数のモータを用いた機構や、磁力を用いた機構、ギヤやカム溝等の機械要素を組合せた機構等、種々の機構を適宜採用可能である。
A1 :編組構造体製造装置
1 :架台
2 :軸材送出機構
3 :主支持体
4 :個別支持体
4A :第1個別支持体
4B :第2個別支持体
5 :キャリア
5A :第1キャリア
5B :第2キャリア
6 :駆動モータ
7 :伝達機構
9 :編組構造体
N :軸方向
R0 :回転方向
Ra :第1回転方向
Rb :第2回転方向
TrA :第1経路
TrB :第2経路

Claims (2)

  1. 軸方向に軸材を送り出す軸材送出機構と、
    前記軸材を取り囲むように配置され、且つ前記軸材を中心とする周方向に回転移動する主回転動と、各々が有する回転軸周りに回転する副回転動と、が可能である複数の個別支持体と、
    各々が線材を送り出し且つ前記複数の個別支持体のそれぞれに着脱可能である複数のキャリアと、を備え、
    前記複数のキャリアは、第1線材を送り出す1以上の第1キャリアと第2線材を送り出す1以上の第2キャリアとを含み、
    前記複数の個別支持体は、第1回転方向に前記副回転動する複数の第1個別支持体と、前記第1回転方向とは反対方向である第2回転方向に前記副回転動する複数の第2個別支持体と、を含み、
    前記複数の第1個別支持体と前記複数の第2個別支持体とは、前記周方向において交互に配置されており、
    前記副回転動が停止された状態で前記複数の個別支持体が前記主回転動することにより、前記複数のキャリアから送り出させる複数の前記線材が、前記軸材に対して同方向に巻き付けられる第1モードと、
    前記複数の第1個別支持体が前記第1回転方向に前記副回転動し且つ前記複数の第2個別支持体が前記第2回転方向に前記副回転動しつつ、前記1以上の第1キャリアが前記複数の個別支持体に順に受け渡されることにより前記軸材の周りを前記第1回転方向に移動し、且つ前記1以上の第2キャリアが前記複数の個別支持体に順に受け渡されることにより前記軸材の周りを前記第2回転方向に移動することにより、前記第1線材と前記第2線材とが、互いに反対方向に前記線材に巻き付けられる第2モードと、
    を備える、編組構造体製造装置。
  2. 前記軸材を挿通させる挿通部を有する主支持体をさらに備え、
    前記複数の個別支持体は、前記挿通部を取り囲むように前記主支持体に支持されており、
    前記第1モードにおいては、前記複数の個別支持体の前記副回転動が阻止された状態で前記主支持体が前記軸方向周りに回転することにより、前記複数の個別支持体が前記主回転動し、
    前記第2モードにおいては、前記主支持体の前記主回転動が阻止された状態で、前記複数の個別支持体が前記副回転動する、請求項1に記載の編組構造体製造装置。
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