JP2014042182A - 遡り再生受信機、そのプログラム及び遡り再生システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】受信機5は、遡り再生を開始するか否かを判定する遡り再生開始判定部571と、コンテンツが記憶制御部53に記憶されているか否かを判定するコンテンツ記憶判定部572と、コンテンツが記憶されていない場合、遡り再生不足コンテンツをコンテンツサーバ3に要求するコンテンツ要求部と、コンテンツサーバ3から遡り再生不足コンテンツを受信する通信部54と、コンテンツが記憶されている場合、記憶制御部53に記憶されたコンテンツを遡り再生させ、コンテンツが記憶されていない場合、通信部54で受信した遡り再生不足コンテンツを遡り再生させる切替制御部574とを備える。
【選択図】図1
Description
以後、コンテンツを一定時間遡って再生することを「遡り再生」と呼ぶ。
もう1つは、VOD(ビデオオンデマンド)系の通信サービスで、サーバの機能で遡り再生が可能である。しかし、この手法では、通信伝送路のみを利用するため、通信伝送路の料金、通信伝送路の負荷、通信伝送路の輻輳等のコストが高くなってしまう。つまり、この手法では、多数の視聴者に少ないコストで放送番組を提供するという、放送の利点は全く利用できていない。
ただし、遡り再生受信機における、コンテンツの記憶手法は特に制限されず、視聴者の嗜好やジャンルに基づいて放送番組を自動録画するものであってもよい。
このように、遡り再生受信機は、コンテンツサーバから、コンテンツの遡り再生区間全体のうち、記憶部に記憶されておらず、遡り再生に不足する区間のみを受信する。
このように、遡り再生受信機は、記憶部に記憶されたコンテンツと、通信部で受信した遡り再生不足コンテンツとを自動的に切り替えて、遡り再生を行うことができる。
かかる構成によれば、遡り再生受信機は、放送用符号化方式及び通信用符号化方式が別々の場合でも、遡り再生を行うことができる。
かかる構成によれば、遡り再生受信機は、例えば、コンテンツサーバの性能、規模や利用者数、通信伝送路のスピードや容量、遡り再生受信機の符号化方式の対応状況に応じて、通信用符号化方式として適切なものを採用することができる。
かかる構成によれば、遡り再生受信機は、記憶部に記憶されたコンテンツと、通信部で受信した遡り再生不足コンテンツとをスムーズに切り替えることができる。
かかる構成によれば、遡り再生受信機は、放送用符号化方式及び通信用符号化方式が同一のときなど、放送用及び通信用のデコーダを共通にできる場合、遡り再生受信機を簡易に構成することができる。
かかる構成によれば、遡り再生システムは、コンテンツと遡り再生不足コンテンツとの送信経路を振り分けて、放送側と通信側との間で負荷を分散でき、通信負荷を低減することができる。
本願第1,6発明によれば、放送波を介して、コンテンツを遡り再生受信機に送信すると共に、ネットワークを介して、コンテンツの遡り再生区間全体のうち、記憶部に記憶されておらず、遡り再生に不足する区間のみを遡り再生受信機に送信する。従って、本願第1,6発明によれば、放送側と通信側との間で負荷を分散でき、通信負荷を低減することができる。
また、本願第1,6発明によれば、記憶部に記憶されたコンテンツと、通信部で受信した遡り再生不足コンテンツとを自動的に切り替えるため、通信サービスへ移行する操作を明示的に行う必要がない。
さらに、本願第1,6発明によれば、遡り再生を行うために、複数チャンネルの放送番組を常に記憶する必要がなく、記憶装置の容量及び消費電力を抑えることができる。
本願第3発明によれば、放送側及び通信側のそれぞれで適切な符号化方式を採用できるため、符号化方式の制限が少なく、柔軟な遡り再生システムを構築することが可能となる。
本願第4発明によれば、記憶部に記憶されたコンテンツと、通信部で受信した遡り再生不足コンテンツとをスムーズに切り替えるため、切り替えタイミングを視聴者に意識させず、自然な遡り再生を行うことができる。
本願第5発明によれば、放送用及び通信用のデコーダを共通化でき、遡り再生受信機の構成を簡易にすることができる。
[遡り再生システムの概略]
図1を参照し、本発明の第1実施形態に係る遡り再生システム100の概略について、説明する。
図1に示すように、遡り再生システム100は、受信機(遡り再生受信機)5で遡り再生を行うものであり、放送装置1と、コンテンツサーバ3と、受信機5とを備える。
また、遡り再生システム100では、コンテンツサーバ3及び受信機5が、インターネット等のネットワークを介して、接続されている。
ここで、コンテンツは、例えば、ニュース番組、音楽番組、バラエティー番組等の各種番組である。
本実施形態では、コンテンツサーバ3は、ストリーム形式でコンテンツを受信機5に送信するとする。
具体的には、受信機5は、従来のHDD(Hard Disk Drive)レコーダと同様、放送装置1から送信されたコンテンツをリアルタイムで再生する(リアルタイム再生)。このとき、受信機5は、リアルタイム再生中のコンテンツ、つまり、視聴者が視聴しているコンテンツを記憶する。
なお、受信機5は、前記したリアルタイム再生及び遡り再生以外、トリックプレイを行うこともできる。このトリッププレイの詳細は、後記する変形例で説明する。
放送装置1の構成について、説明する。
図1に示すように、放送装置1は、放送用エンコーダ11と、放送送信部13とを備える。
コンテンツサーバ3の構成について、説明する。
図1に示すように、コンテンツサーバ3は、通信用エンコーダ31と、記憶制御部33と、通信部35とを備える。
記憶装置33aは、通信用エンコーダ31がエンコードしたコンテンツを記憶するものであり、例えば、コンテンツを記憶するメモリ又はHDDである。
TR再生部33bは、トリッププレイに必要な処理を行うもので、必要に応じて付加されるオプション的な手段である。このTR再生部33bは、後記する変形例で詳細に説明する。
図2を参照し、ストリーム要求信号90について、説明する(適宜図1参照)。
ストリーム要求信号90は、図2(a)に示すように、ヘッダ901と、信号識別902と、遡り再生要求時刻903とを有する。
ヘッダ901は、ストリーム要求信号であることを示す識別子が含まれる。また、ヘッダ901は、この識別子に加えて、ストリーム要求信号のデータ長が含まれてもよい。
また、信号識別902は、記憶制御部33に記憶されたコンテンツを示すURL(Uniform Resource Locator)であってもよい。
一方で、受信機5のヒューマンインタフェースとしては、「15秒前ボタン」、「1分前ボタン」のように遡る時間で表現するのが便利である。
ストリーム信号91について、2つの具体例を説明する(適宜図1参照)。
第1例のストリーム信号91は、図2(b)に示すように、ヘッダ911と、タイムスタンプ912と、映像信号913と、音声信号914とが含まれる。
タイムスタンプ912は、ストリーム信号91に含まれる映像信号913及び音声信号914の時刻を示す情報である。このタイムスタンプ912は、ストリーム信号を連続して受信機5に送信する場合、全てのストリーム信号91に付加する必要がなく、ストリーム信号91に一定間隔で付加すればよい。
映像信号914は、遡り再生不足コンテンツの音声信号であり、例えば、アクセスユニット単位で記述される。
つまり、第1例のストリーム信号91では、コンテンツの映像信号913と音声信号914とが、1つのパケット内に多重化されている。
第2例では、図2(c)に示すように、映像のストリーム信号91V及び音声のストリーム信号91Aが別々になっている。つまり、第2例のストリーム信号91V,91Aでは、コンテンツの映像信号913と音声信号914とが、1つのパケット内には多重化されていない。
ストリーム停止信号92について、説明する(適宜図1参照)。
ストリーム停止信号92は、遡り再生不足コンテンツが記憶済み区間のコンテンツに達した場合などに、遡り再生不足コンテンツの送信終了を指示する信号である。すなわち、ストリーム停止信号92は、コンテンツサーバ3が遡り再生不足コンテンツの送信を停止してよいことを示す信号である。
ヘッダ921は、ストリーム停止信号であることを示す識別子が含まれる。また、ヘッダ921は、この識別子に加えて、ストリーム停止信号のデータ長が含まれてもよい。
信号識別922は、図2(a)の信号識別902と同様のものである。
図1に戻り、受信機5の構成について、説明する。
図1に示すように、受信機5は、放送受信部51と、放送用デコーダ52と、記憶制御部53と、通信部54と、通信用デコーダ55と、切替部56と、操作制御部57とを備える。
記憶装置53aは、放送受信部51が受信したコンテンツを記憶するものであり、例えば、コンテンツを記憶するメモリ又はHDDである。
TR再生部53bは、トリッププレイに必要な処理を行うもので、必要に応じて付加されるオプション的な手段である。このTR再生部53bは、後記する変形例で説明する。
また、通信部54は、このストリーム要求信号に応じて、コンテンツサーバ3から、遡り再生不足コンテンツ(ストリーム信号)を受信する。そして、通信部54は、受信した遡り再生不足コンテンツを通信用デコーダ55に出力する。
ここで、遡り再生開始信号が入力された場合、遡り再生開始判定部571は、遡り再生を開始すると判定する。
一方、遡り再生開始信号が入力されない場合、遡り再生開始判定部571は、遡り再生を開始せずに、現在の状態(例えば、リアルタイム再生)を継続すると判定する。
また、コンテンツ要求部573は、図3の遡り再生不足区間を受信し終わって、記憶済み区間に達したら、遡り再生不足コンテンツの停止をコンテンツサーバ3に要求する。具体的には、コンテンツ要求部573は、図2(d)のストリーム停止信号を生成し、通信部54に出力する。
なお、コンテンツ要求部573は、コンテンツ記憶判定部572でコンテンツが記憶されていると判定された場合、遡り再生不足コンテンツを要求しない。
ここで、コンテンツ記憶判定部572でコンテンツが記憶されていると判定された場合を考える。この場合、切替制御部574は、切替制御として、記憶制御部53に記憶されたコンテンツが遡り再生されるように、放送用デコーダ52に切り替える指令信号を、切替部56に出力する。
一方、コンテンツ記憶判定部572でコンテンツが記憶されていないと判定された場合を考える。この場合、切替制御部574は、切替制御として、通信部54で受信した遡り再生不足コンテンツが遡り再生されるように、通信用デコーダ55に切り替える指令信号を、切替部56に出力する。
図3を参照し、遡り再生の具体例について、説明する(適宜図1参照)。
この図3では、視聴者が、時刻TAの直前で受信機5の電源を投入したり、チャネルザッピングを行っていて現在のチャンネルに合わせたりして、時刻TAから遡り再生の対象となるコンテンツ93が記憶されているとする。つまり、受信機5は、放送波を介して、時刻TAの直前にコンテンツ93を受信及びリアルタイム再生を開始し、時刻TAからコンテンツ93が記憶されているとする。従って、受信機5は、コンテンツ93のうち、記憶済み区間のコンテンツ930−Aが記憶制御部53に記憶されている。
図4を参照し、遡りボタンが押されたときの受信機5の動作について、説明する(適宜図1参照)。
従って、図4は、遡り再生開始判定部571で遡り再生を行うと判定された後の、受信機5の動作を示すフローチャートである。
受信機5は、コンテンツ記憶判定部572によって、新しい再生時刻tのコンテンツが記憶制御部53に記憶されているか否かを判定する(ステップS2)。
受信機5は、切替制御部574によって、通信用デコーダ55に切り替える指令信号を、切替部56に出力する(ステップS3)。
受信機5は、通信部54によって、ネットワークを介して、コンテンツ要求部573が生成したストリーム要求信号をコンテンツサーバ3に送信する(ステップS5)。
受信機5は、通信用デコーダ55によって、遡り再生不足コンテンツをデコードし、切替部56から外部に出力する(ステップS7)。このとき、デコードに伴って、時刻tも進む。
受信機5は、時刻tのコンテンツが記憶制御部53に記憶されていない場合(ステップS8でNo)、ステップS6の処理に戻る。すなわち、受信機5は、遡り再生不足コンテンツを全て受信するまで、ステップS6,S7の処理を繰り返す。また、これと共に、時刻tも進んでいく。
図4では、時刻tのコンテンツをコンテンツtと図示した。
受信機5は、コンテンツ要求部573によって、ストリーム停止信号を生成し、通信部54に出力する(ステップS9)。
受信機5は、通信部54によって、ネットワークを介して、コンテンツ要求部573が生成したストリーム停止信号をコンテンツサーバ3に送信する(ステップS10)。
受信機5は、切替制御部574によって、放送用デコーダ52に切り替える指令信号を、切替部56に出力する(ステップS11)。
受信機5は、放送用デコーダ52によって、記憶制御部53に記憶されたコンテンツを読み出す(ステップS12)。
さらに、遡り再生システム100は、受信機5において、遡り再生を行うために、複数チャンネルのコンテンツ(放送番組)を常に記憶する必要がなく、記憶装置53aの容量及び受信機5の消費電力を抑えることができる。
さらに、遡り再生システム100は、受信機5において、記憶制御部53に記憶されたコンテンツと、通信部54で受信した遡り再生不足コンテンツとを自動的に切り替えるため、通信サービスへ移行する操作を明示的に行う必要がない。
さらに、遡り再生システム100は、受信機5において、放送側及び通信側でデコードのタイミングを同期させるため、スムーズな切り替えが可能となり、切り替えタイミングを視聴者に意識させず、自然な遡り再生を行うことができる。
図5を参照し、本発明の第2実施形態に係る遡り再生システム100Aについて、第1実施形態と異なる点を説明する。
図5に示すように、再生システム100Aは、放送側及び通信側で、符号化方式が同一である点が、第1実施形態と異なる。
放送用エンコーダ11Aは、後記する通信用エンコーダ31Aと同一の符号化方式を用いる以外、図1の放送用エンコーダ11と同様である。
通信用エンコーダ31Aは、放送用エンコーダ11Aと同一の符号化方式を用いる以外、図1の通信用エンコーダ31と同様である。
なお、放送用エンコーダ11A及び通信用エンコーダ31Aは、放送側及び通信側で符号化方式が同一であっても、符号化パラメータは必ずしも同一でなくともよい。
切替部56Aは、後記する切替制御部574Aから入力された切替指令に基づいて、記憶制御部53に記憶されたコンテンツ、又は、通信部54から入力された遡り再生不足コンテンツの何れか一方をデコーダ58に出力する。
操作制御部57Aは、遡り再生開始判定部571と、コンテンツ記憶判定部572と、コンテンツ要求部573と、切替制御部574Aとを備える。
ここで、コンテンツ記憶判定部572でコンテンツが記憶されていると判定された場合を考える。この場合、切替制御部574は、切替制御として、記憶制御部53に記憶されたコンテンツが遡り再生されるように、記憶制御部53に切り替える指令信号を、切替部56Aに出力する。
一方、コンテンツ記憶判定部572でコンテンツが記憶されていないと判定された場合を考える。この場合、切替制御部574は、切替制御として、通信部54で受信した遡り再生不足コンテンツが遡り再生されるように、通信部54に切り替える指令信号を、切替部56Aに出力する。
さらに、遡り再生システム100Aは、放送用デコーダ52及び通信用デコーダ55を共通化し、受信機5Aの構成を簡易にすることができる。
図1に戻り、本発明の変形例として、遡り再生システム100でのトリックプレイについて、説明する。
トリックプレイは、例えば、変速再生(早送り再生、スロー再生)、逆再生(巻き戻し再生)、逆変速再生などのことである。遡り再生システム100では、コンテンツサーバ3と受信機5との両方でトリックプレイを行うことができる。
まず、コンテンツサーバ3がトリックプレイを行う場合について、説明する。
例えば、リモコンのトリックプレイボタンが押されると、操作制御部57は、通信部54を介して、トリックプレイ要求信号をコンテンツサーバ3に送信する。
このトリックプレイ要求信号は、トリックプレイの要求を示す信号であり、例えば、トリックプレイの種類と、トリックプレイの対象となるコンテンツの信号識別とが含まれる。さらに、遡り後変速再生の場合など、トリックプレイ要求信号には、トリックプレイの開始時刻を含めてもよい。
次に、受信機5が、一旦遡り再生を行なった区間を含んで、トリックプレイを行おうとする場合について、説明する。
遡り再生を行なった時点で、通信部54は、受信した遡り再生不足コンテンツを記憶制御部53に書き込む。従って、記憶制御部53には、遡り再生不足区間(図3)を含め、コンテンツが記憶されることになる。このため、受信機5は、遡り再生不足区間も含め、様々なトリックプレイを行うことができる。
11,11A 放送用エンコーダ
13 放送送信部
3,3A コンテンツサーバ
31,31A 通信用エンコーダ
33 記憶制御部
33a 記憶装置(記憶部)
33b TR再生部
35 通信部
5,5A 受信機(遡り再生受信機)
51 放送受信部
52 放送用デコーダ
53 記憶制御部
53a 記憶装置(記憶部)
53b TR再生部
54 通信部
55 通信用デコーダ
56 切替部
57,57A 操作制御部
571 遡り再生開始判定部
572 コンテンツ記憶判定部
573 コンテンツ要求部
574,574A 切替制御部
58 デコーダ
100,100A 遡り再生システム
Claims (7)
- コンテンツを遡って再生する機能を有する遡り再生受信機であって、
放送波を介して、前記コンテンツを受信する放送受信部と、
前記放送受信部が受信したコンテンツを記憶する記憶部と、
外部から、遡り再生の開始を示す遡り再生開始信号が入力されたか否かにより、遡り再生を開始するか否かを判定する遡り再生開始判定部と、
前記遡り再生開始判定部で遡り再生を開始すると判定された場合、前記遡り再生開始信号の入力時刻から所定の遡り時間だけ遡った遡り再生区間の各時刻において、前記コンテンツが前記記憶部に記憶されているか否かを判定するコンテンツ記憶判定部と、
前記コンテンツ記憶判定部でコンテンツが記憶されていないと判定された場合、前記遡り再生区間に含まれ、かつ、前記記憶部に記憶されていないコンテンツである遡り再生不足コンテンツを、前記コンテンツを記憶するコンテンツサーバに要求するコンテンツ要求部と、
ネットワークを介して、前記コンテンツ要求部の要求に応じて、前記コンテンツサーバから前記遡り再生不足コンテンツを受信する通信部と、
前記コンテンツ記憶判定部でコンテンツが記憶されていると判定された場合、前記記憶部に記憶されたコンテンツが遡り再生され、当該コンテンツが記憶されていないと判定された場合、前記通信部で受信した遡り再生不足コンテンツが遡り再生される切替制御を行う切替制御部と、
を備えることを特徴とする遡り再生受信機。 - 前記記憶部に記憶されたコンテンツをデコードする放送用デコーダと、
前記通信部が受信した遡り再生不足コンテンツをデコードする通信用デコーダと、
前記放送用デコーダでデコードされたコンテンツ、又は、前記通信用デコーダでデコードされた遡り再生不足コンテンツの何れか一方を出力する切替部と、をさらに備え、
前記切替制御部は、前記切替制御として、
前記コンテンツ記憶判定部でコンテンツが記憶されていると判定された場合、前記切替部の出力を前記放送用デコーダの側に切り替え、
当該コンテンツが記憶されていないと判定された場合、前記切替部の出力を前記通信用デコーダの側に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の遡り再生受信機。 - 前記放送用デコーダ及び前記通信用デコーダは、符号化方式が異なることを特徴とする請求項2に記載の遡り再生受信機。
- 前記放送用デコーダ及び前記通信用デコーダは、デコードのタイミングが同期していることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の遡り再生受信機。
- 前記記憶部に記憶されたコンテンツ、又は、前記通信部が受信した遡り再生不足コンテンツの何れか一方を出力する切替部と、
前記切替部が出力したコンテンツ又は遡り再生不足コンテンツをデコードするデコーダと、をさらに備え、
前記切替制御部は、前記切替制御として、
前記コンテンツ記憶判定部でコンテンツが記憶されていると判定された場合、前記切替部の出力を前記記憶部の側に切り替え、
当該コンテンツが記憶されていないと判定された場合、前記切替部の出力を前記通信部の側に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の遡り再生受信機。 - コンテンツを遡って再生する遡り再生を行うために、放送波により受信した前記コンテンツを記憶する記憶部を備えるコンピュータを、
外部から、遡り再生の開始を示す遡り再生開始信号が入力されたか否かにより、前記遡り再生を開始するか否かを判定する遡り再生開始判定部、
前記遡り再生開始判定部で遡り再生を開始すると判定された場合、前記遡り再生開始信号の入力時刻から所定の遡り時間だけ遡った遡り再生区間の各時刻において、前記コンテンツが前記記憶部に記憶されているか否かを判定するコンテンツ記憶判定部、
前記コンテンツ記憶判定部でコンテンツが記憶されていないと判定された場合、前記遡り再生区間に含まれ、かつ、前記記憶部に記憶されていないコンテンツである遡り再生不足コンテンツを、前記コンテンツを記憶するコンテンツサーバに要求するコンテンツ要求部、
ネットワークを介して、前記コンテンツ要求部の要求に応じて、前記コンテンツサーバから前記遡り再生不足コンテンツを受信する通信部、
前記コンテンツ記憶判定部でコンテンツが記憶されていると判定された場合、前記記憶部に記憶されたコンテンツが遡り再生され、当該コンテンツが記憶されていないと判定された場合、前記通信部で受信した遡り再生不足コンテンツが遡り再生される切替制御を行う切替制御部、
として機能させるための遡り再生プログラム。 - 請求項1に記載の遡り再生受信機と、
放送波を介して、前記コンテンツを前記遡り再生受信機に送信する放送装置と、
ネットワークを介して、前記遡り再生不足コンテンツを前記遡り再生受信機に送信するコンテンツサーバと、
を備えることを特徴とする遡り再生システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012183907A JP2014042182A (ja) | 2012-08-23 | 2012-08-23 | 遡り再生受信機、そのプログラム及び遡り再生システム |
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