JP2014042149A - 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、リストア機能によりデータ管理領域内のファイル等がリストアされても、ジョブ再利用機能を有効に利用することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】MFP3001では、実行されたジョブの履歴情報における「ジョブ画像の状態」を参照して、データ管理領域100内のジョブ画像を退避させる。そして、リストア処理によりバックアップデータを復元させた後、退避させたジョブ画像をデータ管理領域100に戻す。
【選択図】図8

Description

本発明は、画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラムに関し、特に、ジョブ再利用機能を備える画像形成装置におけるバックアップ・リストア制御に関するものである。
近年の画像形成装置は、複写機能(コピー機能)だけではなく、さまざまな機能を有する。例えば、スキャンした画像データを大容量の記憶装置に保存して管理するデータ管理機能(BOX機能)がある。データ管理機能では、記憶装置上にデータ管理領域が設定され、データ管理領域内でファイルやフォルダの管理が行われている。また、スキャンした画像データをネットワーク上のサーバー等に送信したり、画像データを受信する通信機能がある。さらに、パーソナルコンピュータ(PC)から印刷要求を受け付けて画像データの印刷出力を行うプリント機能がある。これら各種機能では、実行する単位を「ジョブ」と呼んでいる。
画像形成装置には、ジョブを実行した結果をジョブの履歴情報として保持する機能を有するものがある。ジョブが実行される度にジョブの履歴情報が増えることから、記憶装置の残容量を確保するために、新しいジョブが実行されると古い履歴情報から削除され、一定数の履歴情報のみが記憶装置に保持される。ジョブの履歴情報には、例えば、ジョブの設定情報や、ジョブに使用された画像データ(以下、「ジョブ画像」とする)へのリンク情報が含まれる。
また、画像形成装置には、ジョブの履歴情報を基に再びジョブを実行するジョブ再利用機能を有するものがある。ジョブ再利用機能では、ジョブの履歴情報を用いて元のジョブに設定されていた内容を変更し、ジョブを再実行することも可能である。例えば、印刷ジョブを実行して所望の出力結果が得られなかった場合に当該印刷ジョブの設定を一部変更して再実行することが該当する。
また、ジョブ再利用機能では、元のジョブを、元のジョブのジョブ種別とは異なるジョブ種別のジョブに変換して再実行することもできる。例えば、コピージョブに使用したジョブ画像を送信ジョブ用画像に変換して送信することが該当する。
さらに、画像形成装置には、記憶装置の故障や機器のメンテナンスのために、データ管理領域内のファイルやフォルダを装置内または装置外の他の記憶装置にバックアップデータとして保存するバックアップ機能を有するものがある。バックアップ機能では、データ管理領域内のファイルやフォルダのバックアップを定期的または任意のタイミングで実行することができる。
また、画像形成装置には、バックアップデータを用いて、データ管理領域内のファイルやフォルダをバックアップした時点の状態に復元するリストア機能を有する。リストア機能では、データ管理領域を一度初期化することで全てのファイルやフォルダを削除してから、バックアップデータをデータ管理領域に上書きすることでリストア処理が行われる。
リストア機能によりバックアップデータを記憶装置に上書きする場合、データ管理領域内にファイルやフォルダがあるときは、リストア処理によって上書きされないようにする必要がある。特許文献1では、データ管理領域内の特定のファイルをリストア対象から外し、リストア処理で上書きされないように保護する技術が提案されている。
また、特許文献1では、バックアップ時にファイル属性情報のみを保存し、ファイルの実体をバックアップせず、リストア時に、保護属性が付与されているファイルとマッチングを取り、上書きしないようにする技術が提案されている。
特開2000−165575号公報
上述したジョブ再利用機能では、ジョブの履歴情報に含まれるリンク情報を用いてジョブ画像を取得し、当該ジョブ画像を利用して再びジョブを実行することができる。
しかしながら、上述したリストア機能によりデータ管理領域内のファイル等が削除され、バックアップデータが上書きされた場合、データ管理領域内のジョブ画像もバックアップデータにより上書きされる。その結果、データ管理領域内のファイル等がバックアップした時点の状態に戻ってしまう。
さらに、ジョブの履歴情報は、画像形成装置に関連する情報なのでリストア機能によって復元されず、最新のままである。その結果、履歴情報に含まれるリンク情報のリンク先にあるジョブ画像はバックアップ時点の状態となり、該リンク情報とデータ管理領域内のジョブ画像との不整合が生じ、ジョブ再利用機能が実行できなくなるおそれがある。
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、リストア機能によりデータ管理領域内のファイル等がリストアされても、ジョブ再利用機能を有効に利用することができる画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、実行されたジョブの履歴情報を登録する履歴管理手段と、前記履歴情報を利用してジョブの再実行を行うジョブ再利用手段と、第1の記憶手段に保存されたファイル、フォルダを含むデータをバックアップデータとして前記第1の記憶手段と異なる第2の記憶手段に保存するバックアップ手段と、前記第2の記憶手段に保存されたバックアップデータを用いて、前記第1の記憶手段の保存状態を前記バックアップ手段によりバックアップされた時点の保存状態にリストアするリストア手段とを備える画像形成装置において、前記登録された履歴情報のうち前記ジョブ再利用手段で利用されるデータのリンク情報が含まれる場合には、当該リンク情報が示す前記第1の記憶手段に保存されたデータを前記登録された履歴情報と共に退避させる履歴情報退避手段と、前記リストア手段によりリストアされたときは、前記履歴情報退避手段により退避されたデータと履歴情報を復元する履歴情報復元手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、ジョブの履歴情報をデータ管理領域内のファイルとの関連性を失わないように退避させるので、リストア機能によりデータ管理領域内のファイル等がリストアされても、ジョブ再利用機能を有効に利用することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 データ管理部により管理されるHDD上のデータ管理領域の構成例を示す図である。 履歴管理部により管理されるジョブ履歴管理テーブルの一例を示す図である。 コピー機能使用時のジョブ履歴管理処理の流れを示すフローチャートである。 データ入力機能使用時のジョブ履歴管理処理の流れを示すフローチャートである。 データ出力機能使用時のジョブ履歴管理処理の流れを示すフローチャートである。 (a)制御部により表示部に表示されたジョブ履歴画面の一例を示す図、(b)制御部により表示部に表示されたリストア実行画面の一例を示す図である。 リストア機能使用時のリストア処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。
MFP3001は、上述したコピー機能、データ管理機能、通信機能、プリント機能等の複数の機能と共に、上述のジョブ再利用機能、バックアップ機能、リストア機能を有する画像形成装置である。
図1において、MFP3001は、制御部1、操作部20、画像処理部30、データ管理部40、及び履歴管理部50を備える。制御部1は、CPU10と、通信ユニット12と、RAM13と、HDD14と、ROM15とを備え、MFP3001を構成する各部の動作制御を行う。
CPU10は、制御部1の全体を制御することでMFP3001の各部を制御する。通信ユニット12は、ネットワーク(LAN11)に接続されたネットワークI/Fであり、LAN11に接続された外部装置(不図示)との間でデータの送受信を行う。RAM13は、CPU10により実行されるプログラム、データ等が一時記憶されるワークメモリである。
HDD14は、ハードディスクドライブ等の記憶装置または光学メディアやフラッシュメモリなどの記録媒体である。HDD14には、文書データや設定データなどを保存される。なお、HDD14は、MFP3001内に存在してなくてもよい。例えば、LAN11上のサーバー(不図示)やPC(不図示)等をストレージとして利用してもよいし、フラッシュメモリ等をストレージとして利用してもよい。ROM15はブートROMであり、システムのブートプログラムが保存されている。CPU10は、ROM15から読み出されたプログラムを実行することで動作する。
操作部20は、表示部21と入力部22を備える。表示部21は、LCDディスプレイ等で構成され、操作者に対して所定の情報を表示する。入力部22は、例えば、タッチパネルや音声入力、キーボードなどのインターフェースで構成され、操作者からの入力を受け付ける。
画像処理部30は、画像入力部31と、画像変換部32と、画像出力部33とを備える。画像入力部31は、原稿を読み取り、その原稿画像をデジタルデータ化し、画像データとしてHDD14に保存する。また、画像入力部31は、通信ユニット12がLAN11上の外部装置(不図示)から受信した画像データをHDD14に保存することもできる。なお、HDD14に保存されるデータは、画像データだけではなく、テキストデータ(文書データ)や設定データであってもよい。
画像変換部32は、HDD14に保存されている画像データを所定のフォーマットの画像データに変換する。変換するフォーマットは、一般的に用いられている画像フォーマットでもよいし、MFP3001が解釈することができる独自フォーマットでもよい。
画像出力部33は、HDD14に保存されている画像データを所定の方法でMFP3001の外部に出力する。出力方法として、例えば画像データを用紙に印刷したり、通信ユニット12を介してLAN11に接続されている外部装置などに送信したり、メディアなどの記録媒体に保存したりしてもよい。なお、画像データの出力方法についてはユーザーが選択可能に構成されている。
データ管理部40は、図2に示すように、HDD14上のデータ管理領域100に保存されている、ツリー状に構成された複数のフォルダ101やファイル102を管理する。データ管理部40は、例えば、コピージョブで使用された画像データ(ジョブ画像)や外部から入力された印刷ジョブのジョブ画像などを、フォルダ101内にファイル102として保存する。
履歴管理部50は、MFP3001でコピージョブや印刷ジョブ等が実行されたときに、当該ジョブの履歴情報を、図3に示すジョブ履歴管理テーブル110に登録して管理する。ジョブ履歴管理テーブル110は、HDD14上のデータ管理領域100に保存されている。
ジョブ履歴管理テーブル110にて管理される履歴情報には、図3のように、例えば、ジョブID、ジョブ名、ジョブ実行者名、ジョブ実行時刻、ジョブ種別、実行結果、及びジョブ画像等が含まれる。ジョブIDは、履歴管理部50によりジョブごとに割り振られる識別情報である。ジョブ名は、操作者等により該当ジョブに設定されたジョブ名である。ジョブ実行者は、該当ジョブの実行指示を行った者の名である。実行時刻は、該当ジョブが実行された時刻である。なお、実行時刻は、ジョブの開始時刻であっても終了時刻であってもよいが、いずれかに統一されているものとする。ジョブ種別は、実行されたジョブの種類であり、図示の「COPY」はコピージョブ、「SEND」はSENDジョブ、「BOX」ジョブはBOXジョブを意味する。実行結果は該当ジョブの実行結果であり、該当ジョブの実行が成功した場合には「OK」が、失敗や中断した場合には「NG」が登録される。
履歴管理部50は、MFP3001がジョブを実行したときに使用した画像データ(ジョブ画像)の保存先を、ジョブ履歴管理テーブル110の「ジョブ画像の状態」として登録して管理する。例えば、図3に示すジョブ履歴管理テーブル110に示す「ジョブ画像の状態」の「画像A」には、ジョブ画像Aの保存先であるファイルパスが登録される。ジョブ画像Aの保存先は、データ管理領域100である。また、「ジョブ画像の状態」には、ジョブ画像に対するリンク情報も登録される。例えば、ジョブに対するリンク情報はシンボリックリンクであってもよい。
図3に示すジョブ履歴管理テーブル110では、ジョブの履歴情報ID1,ID2,ID6に対するジョブ画像A,ジョブ画像B,ジョブ画像Dがデータ管理領域100(第1の記憶手段)に保存されていることを意味する。また、ジョブの履歴情報ID3,ID4に対する「無し」(ブランクでもよい)は、ジョブ画像が存在しないか、すでに消去されていることを意味する。ジョブの履歴情報ID5に対するジョブ画像Cは、シンボリックリンクであり、ジョブ画像Cの実体がデータ管理領域内の「文書E」であることを意味する。例えば、文書Eは、リストア時にデータが上書き、削除されないBOXに保存されている。
次に、制御部1がジョブを実行し、ジョブ履歴管理テーブル110でジョブ履歴を管理するジョブ履歴管理処理について図4〜図6を用いて説明する。
図4は、コピー機能使用時のジョブ履歴管理処理の流れを示すフローチャートである。なお、本処理では、制御部1を動作の主体として記載するが、実際にはROM15に記録されたプログラムをCPU10が実行することにより実現される。
ステップS120では、制御部1は、表示部21上にコピー設定画面(不図示)を表示させ、入力部22を介してコピージョブ設定を受け付ける。次に、ステップS121では、制御部1は、画像入力部31を制御して、原稿を読み取ってデジタル化し、ジョブ画像を生成する。つづいて、ステップS122では、制御部1は、データ管理部40を制御して、ステップS121で生成されたジョブ画像をRAM13に一時保存する。
次に、ステップS123では、制御部1は、画像変換部32を制御して、ステップS122でRAM13に一時保存されたジョブ画像をコピー機能用のフォーマットに変換して、データ管理領域100に保存する。ステップS124では、制御部1は、画像出力部33を制御して、データ管理領域100に保存されたジョブ画像を印刷する。
ステップS125では、制御部1は、履歴管理部50を制御して、ステップS120で受け付けたコピージョブ設定と、コピージョブから得られたジョブの履歴情報をジョブ履歴管理テーブル110に登録する。このとき、ジョブ履歴管理テーブル110には、データ管理領域100に保存されたジョブ画像へのリンク情報が「ジョブ画像の状態」として登録される。
ここで、MFP3001におけるジョブ再利用機能について説明する。
図7(a)は、制御部1により表示部21上に表示されたジョブ履歴画面の一例を示す図である。
ジョブ履歴画面140には、ジョブ履歴リスト141、詳細ボタン142、再利用ボタン143が配置されている。ジョブ履歴リスト141は、MFP3001で実行したジョブの履歴情報を示すリストである。制御部1は、履歴管理部50を制御してジョブ履歴管理テーブル110から必要な履歴情報を取得し、ジョブ履歴リスト141に表示させる。操作者は、ジョブ履歴リスト141に表示されている履歴情報の一つを選択して、詳細ボタン142を押下すると、ジョブの履歴情報の詳細が表示され、それらを確認できる。図示例では、ジョブ名、ジョブ実行時刻、ジョブ種別が表示されているが、これらに限定されるものではなく、ジョブ履歴管理テーブル110から取得した履歴情報のすべてが表示されてもよい。
また、制御部1は、履歴管理部50を制御してジョブ履歴管理テーブル110の「ジョブ画像の状態」を参照し、「無し」以外のジョブの履歴情報については、該当する履歴情報に対して再利用可能アイコン144を表示させる。操作者は、再利用可能アイコン144が表示されている履歴情報を選択し、再利用ボタン143を押下すると、ジョブの再実行を行うことができる。
制御部1は、履歴管理部50を制御し、操作者に選択された履歴情報をジョブ履歴管理テーブル110から取得し、再実行に必要なジョブの設定情報を表示部21に表示させる。そして、操作者がジョブ再利用機能を使用する場合、表示部21に表示されたジョブの設定情報を、再実行するジョブに合わせて変更して当該ジョブを再実行するように構成してもよい。MFP3001(の制御部1)は、データ管理領域内のジョブ画像と、新しく設定されたジョブ設定を基に、ジョブの再実行を行う。
また、操作者がジョブ再利用機能を使用する場合、履歴情報から得られたジョブ種別を異なるジョブ種別に変更してジョブの再実行するように構成してもよい。例えば、通信ジョブの履歴情報を印刷ジョブに利用して印刷ジョブを実行するように構成してもよい。その場合、MFP3001(の制御部1)は、データ管理領域100に保存されているジョブ画像と、操作者が設定した印刷設定を基に、画像出力部33を制御して印刷を行わせる。
なお、本実施形態では、上述したジョブ再利用機能により、例えばコピージョブで使用されたデータを他のジョブ用画像に変換して再利用する場合について説明したが、ジョブ再利用機能を利用しないジョブ再利用無効モードがあってもよい。このジョブ再利用無効モードがONの場合、データ管理部40は、例えばコピージョブ終了後にデータ管理領域100に保存されたジョブ画像を削除する。そして、履歴管理部50は、ジョブ履歴管理テーブル110の「ジョブ画像の状態」を「無し」にする。
次に、データ管理機能使用時のジョブ履歴管理処理の流れについて説明する。データ管理機能は、データ管理領域100にデータを保存するデータ入力機能と、データ管理領域100内のデータを出力するデータ出力機能とを併せ持つ。
図5は、データ入力機能使用時のジョブ履歴管理処理の流れを示すフローチャートである。なお、本処理では、制御部1を動作の主体として記載するが、実際にはROM15に記録されたプログラムをCPU10が実行することにより実現される。
ステップS130では、制御部1は、表示部21上にデータ入力ジョブ設定画面(不図示)を表示させ、入力部22を介してデータ入力ジョブ設定を受け付ける。次に、ステップS131では、制御部1は、画像入力部31を制御して、原稿を読み取ってデジタル化し、データを生成する。つづいて、ステップS132では、制御部1は、データ管理部40を制御して、ステップS131で生成されたデータをデータ管理領域100に保存する。
次に、ステップS133では、制御部1は、画像変換部32を制御して、ステップS132で保存されたデータをデータ入力機能用のフォーマットに変換する。ステップS134では、制御部1は、履歴管理部50を制御して、ステップS130で受け付けたデータ入力ジョブ設定と、データ入力ジョブから得られたジョブ画像などの履歴情報をジョブ履歴管理テーブル110に登録する。このとき、ジョブ履歴管理テーブル110に登録されるジョブ画像は、データ管理領域100に保存されたデータに対するシンボリックリンクである。
なお、ステップS131では、制御部1が、画像入力部31を制御して、通信ユニット12を介して外部機器からデータの入力を受け付けることもできる。
また、本実施形態では、上述した従来のジョブ再利用機能により、所定のジョブで使用されたデータを他のジョブ用画像に変換して再利用する場合について説明するが、ジョブ再利用機能を利用しないジョブ再利用無効モードがあってもよい。このジョブ再利用無効モードがONの場合、データ管理部40は、データ管理領域100に保存されたデータを削除しないが、履歴管理部50は、ジョブ履歴管理テーブル110の「ジョブ画像の状態」を「無し」にする。
図6は、データ出力機能使用時のジョブ履歴管理処理の流れを示すフローチャートである。なお、本処理では、制御部1を動作の主体として記載するが、実際にはROM15に記録されたプログラムをCPU10が実行することにより実現される。
ステップS135では、制御部1は、表示部21上にデータ出力ジョブ設定画面(不図示)を表示させ、入力部22を介してデータ出力ジョブ設定を受け付ける。次に、ステップS136では、制御部1は、画像出力部33を制御して、データ管理領域100に保存されているデータを印刷したり、通信ユニット12を介して外部の装置へ送信したりする。
次に、ステップS137では、制御部1は、履歴管理部50を制御して、ステップS135で設定されたデータ出力ジョブ設定と、データ出力ジョブから得られたジョブ画像などの履歴情報をジョブ履歴管理テーブル110に登録する。このとき、ジョブ履歴管理テーブル110に登録されるジョブ画像は、データ管理領域100に保存されたデータに対するシンボリックリンクである。
また、本実施形態では、上述した従来のジョブ再利用機能により、所定のジョブで使用されたデータを他のジョブ用画像に変換して再利用する場合について説明するが、ジョブ再利用機能を利用しないジョブ再利用無効モードがあってもよい。このジョブ再利用無効モードがONの場合、データ管理部40は、データ管理領域100に保存されたデータを削除しないが、履歴管理部50は、ジョブ履歴管理テーブル110の「ジョブ画像の状態」を「無し」にする。
次に、MFP3001におけるバックアップ・リストア機能について説明する。
MFP3001におけるバックアップ機能とは、データ管理領域100内の原稿画像等の画像データをバックアップデータとして退避させて保護する機能である。このバックアップ機能は、上述したように、定期的または任意のタイミングで実行される。バックアップデータの保存先(第2の記憶手段)は、一般的には装置外部の記録装置やPC等(不図示)である。バックアップ対象は、データ管理部40が管理するファイル102、複数のフォルダ101や設定情報等である。なお、バックアップ対象として、データ管理領域100内の全てのデータを指定する構成でも、一部のデータのみを指定する構成でもよい。また、図2に示すように、複数のフォルダ101の一部をリストア対象から外した退避フォルダ103とし、退避フォルダ103を履歴情報やジョブ画像の退避先としてもよい。
また、履歴管理部50が管理するジョブ履歴管理テーブル110の履歴情報をバックアップ対象とするかどうか個別に選択できるモードがあってもよい。履歴情報をバックアップ対象にするモードの場合、ジョブ画像がシンボリックリンクであったときは、リンク先のデータもバックアップ対象とする。
バックアップが実行されると、制御部1によりバックアップデータ名とバックアップが実行された時刻がHDD14等に記憶される。これらの情報とバックアップデータとバックアップデータの保存先情報等は相互にリンクされる。
MFP3001におけるリストア機能は、バックアップデータを利用して、データ管理領域100に保存されていたファイルやフォルダ等をバックアップ時の保存状態に復元(リストア)する機能である。
図7(b)は、制御部1により表示部21上に表示されたリストア実行画面の一例を示す図である。
図7(b)において、リストア実行画面150には、バックアップデータリスト151、キャンセルボタン152、リストア開始ボタン153が配置されている。バックアップデータリスト151には、HDD14等に記憶されたバックアップデータ名とバックアップされた時刻が表示されている。操作者は、バックアップデータリスト151に表示されているバックアップデータの一つを選択して、リストア開始ボタン153を押下する。MFP3001(内の制御部1)は、選択されたバックアップデータを取得して、後述するリストア処理を実行する。一方、操作者がキャンセルボタン152を押下すると、リストア実行画面150を閉じる。
次に、MFP3001にてリストア機能により実行されるリストア処理の流れについて図8を用いて説明する。
図8は、リストア機能使用時のリストア処理の流れを示すフローチャートである。なお、本処理では、制御部1を動作の主体として記載するが、実際にはROM15に記録されたプログラムをCPU10が実行することにより実現される。
ステップS200では、制御部1は、操作者により図7(b)に示すバックアップデータリスト151から任意のバックアップデータが選択され、リストア開始ボタン153が押下されたか否かを判定する。リストア開始ボタン153が押下されたと判定した場合、制御部1は、データ管理部40を制御してジョブ履歴管理テーブル110から1つの履歴情報を取り出し、当該履歴情報におけるジョブ画像がシンボリックリンクか否か判定する(ステップS201)。ステップS201では、例えば制御部1がリンク情報判定手段として機能する。
ステップS201でシンボリックリンクであると判定した場合、制御部1は、リンク先の実体(画像データ)をジョブ画像として退避させる(ステップS202)。一方、シンボリックリンクでないと判定した場合、制御部1は、ジョブ履歴管理テーブル110から取りだした履歴情報におけるジョブ画像を退避させる(ステップS203)。ステップS202,S203におけるジョブ画像の退避先は、バックアップデータが上書きされてしまうデータ管理領域100以外が好ましい。例えば、装置外部の記憶装置やPC等であってもよいし、リストア対象から外れた退避フォルダ103であってもよい。ステップS202,S203では、例えば制御部1が履歴情報退避手段として機能する。
次に、ステップS204では、制御部1は、履歴管理部50を制御して、ステップS202またはステップS203で退避させたジョブ画像以外の履歴情報(ジョブ名等)を退避させる(ステップS204)。なお、退避させたジョブ画像と該ジョブ画像以外の履歴情報とは、退避先において相互にリンクされた状態で記憶されるものとする。その後、ステップS201〜S205の処理を繰り返して、全ての履歴情報を退避させると(ステップS205でYES)、制御部1は、データ管理部40を制御してデータ管理領域100を初期化する(ステップS206)。
次に、制御部1は、データ管理部40を制御して保存先からバックアップデータを取得し、該バックアップデータによりリストアを行い、バックアップした時点の状態にデータ管理領域100を復元する(ステップS207)。
つづいて、制御部1は、データ管理部40を制御して、一時的に退避させたジョブ画像と該ジョブ画像以外の履歴情報を元のデータ管理領域100に復元する(ステップS208)。なお、ステップS208では、復元されたジョブ画像と該ジョブ画像以外の履歴情報を利用してジョブ再利用機能が可能な状態にまで復元が行われるものとする。ステップS208では、例えば制御部1が履歴情報復元手段として機能する。
上述した処理において、ジョブ画像や履歴情報を退避するかどうか選択できるモードがあってもよい。退避しない場合、ステップS206〜ステップS208の復元処理により元のジョブ画像が消えてしまうと、ジョブ履歴リスト141の再利用可能アイコン144が表示されなくなり、該当する履歴情報によるジョブ再利用機能も使用できなくなる。
また、ステップS207において、バックアップデータに含まれるジョブ画像をリストアの対象にするかどうか選択できるモードがあってもよい。リストア実行時にジョブ画像を退避しないモードと組み合わせると、バックアップデータのジョブ画像を優先するのか、最新のジョブ画像を優先するのかを切り替えることができる。
上記実施形態によれば、リストアを実行してもジョブ画像が退避されるため、ジョブ再利用機能を実行しても履歴情報とジョブ画像との不整合が起きない。そのため、ジョブ再利用機能を継続して利用可能となる。
上記実施形態と異なる形態を以下に簡単に説明する。
例えば、ジョブ履歴管理テーブル110に登録された履歴情報のうちジョブ再利用機能で利用されるデータがリンク情報か否かを判定する。そして、当該データがリンク情報であると判定された場合には、当該リンク情報が示すデータ管理領域100に保存されたデータを履歴情報と共にバックアップデータとして保存しないように構成する(保存制御手段)。さらに、ジョブ再利用機能で利用されるデータがリンク情報でないと判定された場合には、当該データを含む履歴情報をバックアップデータとして保存しないように構成する(保存制御手段)。そして、リストア機能は、バックアップデータとして保存されなかったデータと履歴情報をリストアしないように構成する。これにより、上記実施形態と同様の効果が得られる。
なお、ジョブ履歴管理テーブル110は、HDD14上のデータ管理領域100とは異なる領域に保存されていてもよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワークまたは各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
1 制御部
30 画像処理部
40 データ管理部
50 履歴管理部
100 データ管理領域
110 ジョブ履歴管理テーブル
3001 画像形成装置

Claims (5)

  1. 実行されたジョブの履歴情報を登録する履歴管理手段と、前記履歴情報を利用してジョブの再実行を行うジョブ再利用手段と、第1の記憶手段に保存されたファイル、フォルダを含むデータをバックアップデータとして前記第1の記憶手段と異なる第2の記憶手段に保存するバックアップ手段と、前記第2の記憶手段に保存されたバックアップデータを用いて、前記第1の記憶手段の保存状態を前記バックアップ手段によりバックアップされた時点の保存状態にリストアするリストア手段とを備える画像形成装置において、
    前記登録された履歴情報のうち前記ジョブ再利用手段で利用されるデータのリンク情報が含まれる場合には、当該リンク情報が示す前記第1の記憶手段に保存されたデータを前記登録された履歴情報と共に退避させる履歴情報退避手段と、
    前記リストア手段によりリストアされたときは、前記履歴情報退避手段により退避されたデータと履歴情報を復元する履歴情報復元手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2の記憶手段に保存されたバックアップデータのうち、前記履歴情報退避手段により退避させたデータと履歴情報を前記リストアの対象としないモードをさらに備え、
    前記リストア手段は、前記モードが選択された場合には、前記第2の記憶手段に保存されたバックアップデータのうち、前記履歴情報退避手段により退避させた前記データと前記履歴情報をリストアしないことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 実行されたジョブの履歴情報を登録する履歴管理手段と、前記履歴情報を利用してジョブの再実行を行うジョブ再利用手段と、第1の記憶手段に保存されたファイル、フォルダを含むデータをバックアップデータとして前記第1の記憶手段と異なる第2の記憶手段に保存するバックアップ手段と、前記第2の記憶手段に保存されたバックアップデータを用いて、前記第1の記憶手段の保存状態を前記バックアップ手段によりバックアップされた時点の保存状態にリストアするリストア手段とを備える画像形成装置において、
    前記登録された履歴情報のうち前記ジョブ再利用手段で利用されるデータがリンク情報か否かを判定するリンク情報判定手段と、
    前記リンク情報判定手段により前記データがリンク情報であると判定された場合には、当該リンク情報が示す前記第1の記憶手段に保存されたデータを前記登録された履歴情報と共にバックアップデータとして前記第2の記憶手段に保存せず、前記ジョブ再利用手段で利用されるデータがリンク情報でないと判定された場合には、当該データを含む前記登録された履歴情報をバックアップデータとして前記第2の記憶手段に保存しない保存制御手段とを備え、
    前記リストア手段は、前記保存制御手段により前記第2の記憶手段に保存されなかった前記データと前記履歴情報をリストアしないことを特徴とする画像形成装置。
  4. 実行されたジョブの履歴情報を登録する履歴管理手段と、前記履歴情報を利用してジョブの再実行を行うジョブ再利用手段と、第1の記憶手段に保存されたファイル、フォルダを含むデータをバックアップデータとして前記第1の記憶手段と異なる第2の記憶手段に保存するバックアップ手段と、前記第2の記憶手段に保存されたバックアップデータを用いて、前記第1の記憶手段の保存状態を前記バックアップ手段によりバックアップされた時点の保存状態にリストアするリストア手段とを備える画像形成装置の制御方法において、
    前記登録された履歴情報のうち前記ジョブ再利用手段で利用されるデータのリンク情報が含まれる場合には、当該リンク情報が示す前記第1の記憶手段に保存されたデータを前記登録された履歴情報と共に退避させる履歴情報退避工程と、
    前記リストア手段によりリストアされたときは、前記履歴情報退避工程にて退避されたデータと履歴情報を復元する履歴情報復元工程とを備えることを特徴とする制御方法。
  5. 請求項4に記載の制御方法を画像形成装置に実行させるためのコンピュータに読み取り可能なプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015178184A (ja) * 2014-03-18 2015-10-08 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、およびジョブデータの管理方法
WO2023073933A1 (ja) * 2021-10-29 2023-05-04 京セラ株式会社 画像処理装置

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