JP2015186211A - 画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像処理装置に格納された不要なデータを確実に削除できる画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像処理装置としての複合機103はHDD304を有し、HDD304は複合機103に蓄積されている文書データについての文書情報513を含む文書管理テーブル500を格納し、文書情報513は削除対象情報504を有し、HDD304に蓄積された文書のうち或る文書の削除に失敗した場合は、当該削除に失敗した文書の文書情報513における削除対象情報504に削除フラグを記録する。
【選択図】図7

Description

本発明は、画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラムに関し、特に、画像処理装置に格納されたデータを削除する画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラムに関する。
近年の画像処理装置としての複合機は、HDD等の記憶装置を内蔵し、原稿をスキャナで読み取って得られる画像データやネットワークで接続されたPCから受信した印刷データを、記憶装置に格納し、必要なときにこれらのデータの印刷や電子メールによる送信を行うボックス機能を有する。また、複合機は、ネットワークで接続されたPCから受信した印刷ジョブを記憶装置に格納して複合機の操作部から印刷する留め置き印刷機能を有する。
これらの機能を有する複合機は、不要なデータが記憶装置に格納され続けるデータの蓄積を防止するために、定期的に或いは特定のタイミングで不要なデータを削除する自動削除機能を更に有する。
一方、データを削除するときに削除エラーが発生してデータの削除に失敗する場合がある。この場合、削除エラーからデータの削除に失敗した原因を特定し、当該原因を解消した後に改めてデータを削除する期限を決定し、決定された期限を経過した後にデータの削除を再度実行する文書管理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−84031号公報
しかしながら、上述の文書管理装置が削除エラーの原因の特定を間違える場合がある。この場合、特定された削除エラーの原因を解消しても、本来の削除エラーの原因は解消していないことがあるので、データの削除を再度実行してもデータは削除されないことがある。また、上述の文書管理装置が特定した削除エラーの原因が正しい場合であっても、決定された期限を経過したときに、文書管理装置が省電力モードに移行されていればデータは削除されない。すなわち、文書管理装置に格納された不要なデータを確実に削除できないという問題がある。
本発明の目的は、画像処理装置に格納された不要なデータを確実に削除できる画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、印刷データを印刷する印刷手段と、前記印刷データを蓄積する蓄積手段と、前記印刷データを蓄積する期限を設定する設定手段と、前記設定された期限を経過した印刷データを特定する特定手段と、前記期限を経過したと特定された印刷データを削除する削除手段と、前記印刷データの削除が成功したか否かを判別する判別手段と、前記印刷データの削除を失敗したときに前記印刷データが削除されるべきであることを示す削除対象情報を前記印刷データに記録する記録手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、画像処理装置に格納された不要なデータを確実に削除できる。
本発明の実施の形態に係る画像処理装置としての複合機を有する画像処理システムの構成を概略的に示すブロック図である。 図1におけるPCの内部構成を示すブロック図である。 図1における複合機の内部構成を示すブロック図である。 図3におけるCPUによって実行されるファームウェアの構成を概略的に示すブロック図である。 図4における文書管理部によってHDDに格納される文書管理テーブルを説明するのに用いられる図である。 図5における文書データの夫々に保存期間を設定する保存期間設定画面を説明するのに用いられる図である。 図3の複合機によって実行される自動削除処理の手順を示すフローチャートである。 図3の複合機によって実行されるプレビュー処理の手順を示すフローチャートである。 図8のステップS809で実行される文書データ削除処理を示すフローチャートである。 図3の複合機によって実行される他のプレビュー処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置としての複合機103を有する画像処理システムの構成を概略的に示すブロック図である。
図1の画像処理システムは、ネットワーク101を介して互いに接続された情報処理装置としてのPC102及び画像処理装置としての複合機103によって構成される。複合機103はPC102から送信された文書データ(印刷データ)を印刷し、当該文書データを格納し、又はネットワーク101を介してネットワーク上の外部機器と相互にデータの入出力を行う。
図2は、図1におけるPC102の内部構成を示すブロック図である。
図2のPC102は、CPU202、RAM203、補助記憶装置205、入力装置206、画像表示装置207、及びネットワークI/F208を有し、これらはメインバス201を介して互いに接続されている。ネットワークI/F208にはネットワーク101が接続されている。
図2において、CPU202はシステム全体の制御を行う。RAM203はCPU202を動作させるためのシステムワークメモリである。補助記憶装置205は、PCの制御プログラムを格納し、例えば、HDDである。入力装置206は、例えば、マウスやキーボード等であり、ユーザが複合機103に指示するときに使用される。画像表示装置207は、例えば、CRTディスプレイや液晶ディスプレイであり、ユーザへのメッセージ等を表示する。
図3は、図1における複合機103の内部構成を示すブロック図である。
図3の複合機103は、コントローラユニット300、操作部306、スキャナ部308、及びプリンタ部309を有し、これらは互いに接続されている。また、コントローラユニット300は、CPU301、RAM302、ROM303,HDD304,操作部I/F305、デバイスI/F307、及びネットワークI/F310を有し、これらは、システムバス311を介して互いに接続されている。ネットワークI/F310にはネットワーク101が接続されている。
CPU301は情報処理装置100全体の制御を行う。RAM302は、CPU301の作業領域を提供するための読み書き可能なメモリであり、オペレーティングシステム、システムソフトウェア、又はアプリケーションソフトウェア等のプログラムやデータを格納する。ROM303は、ブートROMであり、情報処理システムのブートプログラム、システムプログラム、又はアプリケーションプログラムを格納する。HDD304は、不揮発性データの記憶装置であり、画像データ、システムデータ、及びユーザデータ等の各種データを格納する。HDD304の代わりに、SSD(Solid State Disk)を用いてもよい。
操作部I/F305は、操作部306に対して表示すべき画像データを出力すると共にユーザが操作部306を介して入力した情報をCPU201に伝送するためのインタフェースである。デバイスI/F307は、スキャナ部308及びプリンタ部309とコントローラユニット300とを接続するインタフェースである。スキャナ部308からデバイスI/F307を介して入力される画像データ又はプリンタ部309にデバイスI/F307を介して出力される画像データは、RAM302やHDD304に格納され、必要に応じてRAM302に格納されたアプリケーションプログラムが実行される際に画像処理が施される。
図4は、図3におけるCPU301によって実行されるファームウェアの構成を概略的に示すブロック図である。
図4において、ファームウェアは、リアルタイムオペレーティングシステム(以下、「リアルタイムOS」という)401、コントローラプラットフォーム402、システムサービス407、アプリケーションプラットフォーム408、システムアプリケーション409、及びアプリケーション413から構成される。
コントローラプラットフォーム402は、ファイルシステム403、ジョブ・デバイス制御404、カウンタ405、及びログ406から構成され、システムアプリケーション409は、認証サービス410、ジョブ管理部411、及び文書管理部412から構成される。
リアルタイムOS401は、指示されたジョブを設定された時間通りに実行するリアルタイムシステムのためのオペレーティングシステムであって、例えば、特定の機能を実現するためのシステムである組み込みシステムを制御するために最適化された各種資源管理のサービスと取り決めをリアルタイムOS401上で動作するソフトウェアに提供する。リアルタイムOS401が提供する各種資源管理のサービスと取り決めには、例えば、CPU301が処理を実行する際のコンテクストを複数管理して複数の処理を実質的に並行して実行するマルチタスク管理、タスク間の同期やデータ交換を実行するタスク間通信があり、さらに、メモリ管理、割り込み管理、各種のデバイスドライバ、ローカルインタフェース、ネットワークや通信等の各種プロトコルの処理を実装したプロトコルスタックが該当する。
ファイルシステム403は、HDD304やRAM302等の記憶装置に格納されたデータを管理するシステムであり、コントローラユニット300が扱うジョブをスプールするために用いられる。また、ファイルシステム403は、データに関連する情報であるメタ情報、フォルダ構成に関する情報、アプリケーション413を制御するのに必要なキャッシュデータを記憶装置に格納するために用いられる。ジョブ・デバイス制御404は、HDD304を制御し、HDD304に格納されているジョブであって、プリント、スキャン、通信、又は画像変換等の基本機能を利用するジョブを制御する。カウンタ405は、アプリケーションの有効期限、並びにスキャナ部308及びプリンタ部309のカウンタ情報を管理する。スキャナ部308及びプリンタ部309のカウンタ情報とは、例えば、スキャナ部308が取得した画像データの数やプリンタ部309が印刷したときに使用した記録紙の枚数の情報である。スキャナ部308及びプリンタ部309のカウンタ情報は、ユーザ毎又は企業における部門等のようなグループ毎に管理され、例えば、ユーザ一人当たりに許可されるカラー印刷の枚数の上限管理や印刷に料金を課す場合の課金管理に使用される。ログ406は、ジョブを実行したときの履歴情報又はファイルシステム403に格納されているデータの操作履歴を、ジョブを実行したユーザ及びユーザが属するグループの情報と共に管理する。
システムサービス407は、複合機103の稼働状況をモニタリングし、又はネットワーク101を介して外部装置からソフトウェアやそのライセンス情報をダウンロードする。アプリケーションプラットフォーム408は、ミドルウェアであり、リアルタイムOS401及びコントローラプラットフォーム402を後述するシステムアプリケーション409やアプリケーション413において利用できるようにする。
認証サービス410は、操作部306又はネットワークを介して入力されたユーザ名及びパスワードと、HDD304に格納される複合機103のユーザに関するデータベースとに基づいてユーザ認証を行う。ユーザ認証は、HDD304に格納されるデータベース以外の外部認証サーバ、例えば、ActiveDirectory(登録商標)によって行われてもよい。ジョブ管理部411は、ネットワーク101を介して受信された文書データや操作部306を介して受信されたジョブをHDD304に格納されたジョブ管理テーブル(不図示)を利用してユーザ別に管理する。文書管理部412は、ネットワーク101を介して取得される文書データ、スキャナ部308を介して取得される原稿の画像データ、又は後述する図5の文書管理テーブル500等をHDD304に格納して管理する。
アプリケーション413は、操作部306への複合機103のメニューを表示すると共に、複合機103の各種機能をユーザに提供する。アプリケーション413には、例えば、留め置きされた文書データの一覧表示、文書データ受信時の留め置き判断、及び印刷出力処理を行う留め置きプリントアプリケーション414が該当する。
図5は、図4における文書管理部412によってHDD304に格納される文書管理テーブル500を説明するのに用いられる図である。
図5の文書管理テーブル500は、複合機103に格納されている文書データのデータベースであり、文書データ505〜512の夫々について文書情報513、例えば、文書名501、所有者502、作成日時503、及び削除対象情報504を記録する。
文書名501は文書データ505〜512の各文書名を示し、所有者502は文書データ505〜512を所有しているユーザ名を示し、作成日時503は文書データ505〜512が作成された日時を示す。削除対象情報504は、文書データ505〜512の複合機103からの削除の可否を示し、削除してもよいことを示す「TRUE」フラグ(以下、「削除フラグ」という)と、直ちに削除する必要はないことを示す「FALSE」フラグ(以下、「維持フラグ」という)のいずれか一方からなる。
図6は、図5における文書データ505〜512の夫々に保存期間を設定する保存期間設定画面600を説明するのに用いられる図である。
図6の保存期間設定画面600は複合機103が受信した文書データに保存期間を設定する場合や一度設定された文書データの保存期間を変更する場合に用いられる。
図6において、保存期間設定画面600は、保存期間選択欄601、OKボタン602、及びキャンセルボタン603を表示する。
保存期間設定画面600は、文書管理部412によって操作部I/F305を介して操作部306に表示される。保存期間選択欄601は文書データの保存期間として複数の保存期間の候補を表示し、ユーザは表示された保存期間のうちいずれか1つを選択する。OKボタン602は保存期間選択欄601でユーザが選択した保存期間を確定する場合に押下され、キャンセルボタン603は、文書データの保存期間の設定操作を中止する場合に押下される。OKボタン602が押下されたとき、操作部306はユーザが選択した保存期間を操作部I/F305を介して文書管理部412に通知し、文書管理部412は当該保存期間をHDD304に格納する。
本実施の形態では、図6の保存期間設定画面600を介して文書データの保存期間が設定されると、後述する図7の自動削除処理によって保存期間が経過した文書データから削除されていく。これにより、複合機103において文書データを格納するHDD304の容量に空きがない状況を回避することができる。また、他人に見られたくないような機密性の高い文書データの削除を忘れても保存期間が経過した文書データは自動的に削除されるので、ユーザは当該機密性の高い文書データの放置に関してさほど注意を払う必要がない。
図7は、図3の複合機103によって実行される自動削除処理の手順を示すフローチャートである。
図7において、予め複合機103に設定された時間になるまで文書管理部412を待機させる(ステップS701)。ここで、文書管理部412の待機時間は、予め複合機103に設定された時間の他にユーザが指定した時間であってもよい。
次に、HDD304に蓄積された全ての文書を文書管理部412によって取得させ(ステップS702)、保存期間設定画面600(図6)を介して設定された保存期間を取得し(ステップS703)、HDD304に蓄積された文書のうち或る文書(以下、「文書M」とする)の文書情報513を取得し(ステップS704)、現在の時刻及び取得された文書情報513における作成日時503からステップS703において設定された保存期間が経過しているか否かを判別する(ステップS705)。
ステップS705の判別の結果、保存期間が経過しているときは、文書Mを削除する(ステップS706)。文書Mの保存期間が経過しているか否かの判別を行うタイミングは特に限定されないが、ユーザが保存期間の経過している文書Mをできるだけ早く削除したい場合があるので、短い周期、例えば、1時間毎に当該判別が行われることが好ましい。次いで、文書Mの削除が成功したか否かを判別する(ステップS707)。
ステップS707の判別の結果、例えば、文書Mがプレビュー表示されていることによって文書Mがロックされ、文書Mの削除に失敗した場合は、文書Mの文書情報513における削除対象情報504に削除フラグを記録し(ステップS708)、複合機103のシャットダウンに伴う処理停止要求を受信したか否かを判別する(ステップS709)。
一方、ステップS705の判別の結果、保存期間が経過していない場合、又はステップS707の判別の結果、文書の削除に成功した場合はステップS709へ進む。
ステップS709の判別の結果、処理停止要求を受信した場合は、直ちに本処理を終了し、一方、処理停止要求を受信していない場合は、文書Mの他にHDD304に蓄積された文書が存在するか否かを判別する(ステップS710)。
ステップS710の判別の結果、文書Mの他にHDD304に蓄積された文書が存在する場合は、他の文書についてステップS704以降の処理を実行し、文書Mの他にHDD304に蓄積された文書が存在しない場合は、ステップS701に戻る。
図7の処理によれば、文書Mの削除に失敗した場合(ステップS707でNO)は、文書Mの文書情報513における削除対象情報504に削除フラグを記録する(ステップS708)ので、複合機103は削除に失敗した文書Mが削除してもよい文書データであると認識でき、これにより、例えば、後述する図8の処理に示すように、削除を失敗した原因(例えば、プレビュー表示)が解消された時点で文書Mを削除できる。
なお、削除フラグを記録するタイミングについて、図7では文書Mの削除に失敗したときが記録するタイミングである事例を説明したが、ユーザが文書データを複合機103に送信するときに削除フラグを記録してもよい。これにより、複合機103は、当該文書データを受信したときから削除してもよい文書データと認識することができ、早いタイミング、例えば、文書Mの印刷が終了した時点で直ちに文書Mを削除できる。
図8は、図3の複合機103によって実行されるプレビュー処理の手順を示すフローチャートである。
図8において、ユーザによって操作部306を介して入力された情報に基づいて文書情報513及びプレビュー要求を受信し(ステップS801)、プレビュー要求がされた文書(以下、「対象文書」という)に対して、例えば、削除指示を受け付けないようにロックし(ステップS802)、対象文書のプレビュー画像を生成して操作部306に表示し(ステップS803)、ユーザからの要求を受信するまで待機し(ステップS804)、受信したユーザの要求がプレビュー要求を終了する終了要求であるか否かを判別する(ステップS805)。
ステップS805の判別の結果、受信したユーザの要求が終了要求でない場合は、ステップS803に戻る。一方、ステップS805の判別の結果、受信したユーザの要求が終了要求である場合は、対象文書の文書情報513を取得し(ステップS807)、対象文書の削除対象情報504に削除フラグが記録されているか否かを判別する(ステップS808)。
ステップS808の判別の結果、対象文書の削除対象情報504に削除フラグが記録されている場合は、後述する図9の文書データ削除処理を実行して削除対象情報504に削除フラグが記録されていると共に保存期間を経過している対象文書を削除し(ステップS809)、対象文書が削除されたか否かを判別する(ステップS810)。
ステップS810の判別の結果、対象文書が削除された場合は、本処理を終了する。一方、ステップS808の判別の結果、対象文書の削除対象情報504に削除フラグが記録されていない場合、又はステップS810の判別の結果、対象文書が削除されていない場合は、ステップS802で設定されたロックを解除して、本処理を終了する。
図8の処理によれば、プレビュー要求がされた文書(以下、「対象文書」という)(ステップS801)のプレビュー要求が終了した後(ステップS805でYES)に取得した対象文書の文書情報513における削除対象情報504に削除フラグが記録されているか否かを判別する(ステップS808)ので、CPU301は、対象文書がロックされる原因となったプレビュー要求が終了した時点で対象文書を削除することができる。
なお、図8では、プレビュー要求が終了した時点で対象文書を削除する事例を説明したが、プレビュー要求以外の要求、例えば、印刷処理の実行要求やネットワーク101を介してPC102から文書の書き込み処理を実行する要求によって対象文書がロックされる場合であっても、図8の処理と同様の手順により、対象文書がロックされる原因が解消した時点で対象文書を削除してもよい。
図9は、図8のステップS809で実行される文書データ削除処理を示すフローチャートである。
図9において、保存期間設定画面600で選択された保存期間に関する情報を取得し(ステップS901)、対象文書の文書情報513を取得し(ステップS902)、取現在の時刻及び得された文書情報513における作成日時503から対象文書の保存期間が経過しているか否かを判別する(ステップS903)。
ステップS903の判別の結果、保存期間が経過している場合は、対象文書を削除して(ステップS904)、本処理を終了する。一方、ステップS903の判別の結果、保存期間が経過していない場合は、削除対象情報504に維持フラグを記録して(ステップS905)、本処理を終了する。
なお、維持フラグを記録するタイミングについて、図9では対象文書の保存期間が経過していないときが記録するタイミングである事例を説明したが、ユーザが図6の保存期間設定画面600を介して一度設定された文書データの保存期間を延長するタイミングで維持フラグを記録してもよい。この場合、直ちに削除する必要のない文書データ又は直ちに削除したくない文書データの保存期間を延長するタイミングで簡単に維持フラグを記録することができるので、ユーザが文書データの削除タイミングをコントロールすることができる。
図10は、図3の複合機103によって実行される他のプレビュー処理の手順を示すフローチャートである。
図10において、ユーザからの認証情報の入力を待機し(ステップ1001)、入力された認証情報を受信し(ステップS1002)、受信した認証情報に基づいて認証処理を行い、ユーザが認証されたか否かを判別する(ステップS1003)。
ステップS1003の判別の結果、認証されなかった場合はステップ1001に戻り、認証された場合は、ユーザからの要求の受信を待機し(ステップ1004)、受信した要求がプレビュー要求か否かを判別する(ステップS1005)。
ステップS1005の判別の結果、プレビュー要求を受信した場合は、図8のステップS802〜S805の処理を実行し、ステップS805の判別の結果、終了要求がされた場合は、対象文書のロックを解除して(ステップS1011)、ステップS1004に戻る。
一方、ステップS1005の判別の結果、ログアウト要求を受信した場合は、図8のステップS807〜S808の処理を実行する。さらに、ステップS808の判別の結果、対象文書の削除対象情報504に削除フラグが記録されている場合は、図9の文書データ削除処理を実行して(ステップS809)本処理を終了する。一方、ステップS808の判別の結果、対象文書の削除対象情報504に削除フラグが記録されていない場合は、直ちに本処理を終了する。
図10の処理によれば、ユーザは認証処理を経て複合機103を使用している(ステップS1003)ので、ユーザの認証中に対象文書の削除が失敗し、対象文書に削除フラグが記録されれば、ユーザの認証が対象文書の削除に失敗した原因であると判断できることから、CPU301はユーザの認証を解除するとき(ログアウト時)に当該対象文書を削除することができる。
なお、図10においてログアウト時に対象文書を削除する事例を説明したが、この他の任意のタイミング、例えば、ユーザが操作部306が備えるリセットキー(不図示)を押下するタイミングやタイマー機能によって予め設定した時間に複合機103の有する文書データを削除するオートクリア機能が作動するタイミングで対象文書の削除を行ってもよい。
また、本発明は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理において、そのプログラム、及び該プログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明を構成する。
412 文書管理部
414 留め置きプリントアプリケーション
503 作成日時
504 削除対象情報
600 保存期間設定画面
601 保存期間選択欄

Claims (16)

  1. 印刷する文書データを蓄積する蓄積手段と、
    前記文書データを蓄積する期間を設定する設定手段と、
    前記期間を経過した文書データが前記蓄積手段に蓄積されているか否かを判別する判別手段と、
    前記期間を経過した文書データが前記蓄積手段に蓄積されているときに、前記期間が経過した文書データを削除する削除手段とを有し、
    前記削除手段は、前記期間を経過した文書データに対して操作が行われていることによって前記文書データの削除が失敗した場合、当該文書データに対する操作の終了に伴って当該文書データを削除することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記文書データの削除を失敗したときに、前記文書データに削除対象情報を記録する記録手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記操作は文書データのプレビュー表示であることを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記操作は文書データの印刷であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記期間を変更する変更手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記判別手段は、前記期間を経過した文書データが前記蓄積手段に蓄積されているか否かを定期的なタイミングで判別することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 印刷する文書データを蓄積する蓄積ステップと、
    前記文書データを蓄積する期間を設定する設定ステップと、
    前記期間を経過した文書データが前記蓄積ステップにおいて蓄積されているか否かを判別する判別ステップと、
    前記期間を経過した文書データが前記蓄積ステップにおいて蓄積されているときに、前記期間が経過した文書データを削除する削除ステップとを有し、
    前記削除ステップは、前記期間を経過した文書データを削除するときに当該文書データに対して操作され、当該文書データの削除を失敗した場合、当該文書データに対する操作の終了に伴って当該文書データを削除することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  8. 画像処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記画像処理装置の制御方法は、
    印刷する文書データを蓄積する蓄積ステップと、
    前記文書データを蓄積する期間を設定する設定ステップと、
    前記期間を経過した文書データが前記蓄積ステップにおいて蓄積されているか否かを判別する判別ステップと、
    前記期間を経過した文書データが前記蓄積ステップにおいて蓄積されているときに、前記期間が経過した文書データを削除する削除ステップとを有し、
    前記削除ステップは、前記期間を経過した文書データを削除するときに当該文書データに対して操作され、当該文書データの削除を失敗した場合、当該文書データに対する操作の終了に伴って当該文書データを削除することを特徴とするプログラム。
  9. 印刷する文書データを蓄積する蓄積手段と、
    前記文書データを蓄積する期間を設定する設定手段と、
    前記設定された期間を経過した文書データを特定する特定手段と、
    前記期間を経過したと特定された文書データを削除する削除手段と、
    前記文書データの削除が成功したか否かを判別する判別手段と、
    前記文書データの削除が失敗したときに前記文書データが削除されるべきであることを示す削除対象情報を前記文書データに記録する記録手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  10. 前記判別手段は、前記文書データの削除を失敗した原因が解消されたか否かを判別する他の判別手段を備え、
    前記削除手段は、前記原因が解消された時点で前記削除対象情報が記録されている文書データを削除することを特徴とする請求項9記載の画像処理装置。
  11. 前記文書データをプレビュー表示する表示手段を更に有し、
    前記原因は前記文書データをプレビュー表示したことであることを特徴とする請求項10記載の画像処理装置。
  12. 前記画像処理装置を使用するユーザを認証するユーザ認証手段を更に有し、
    前記原因が前記ユーザの認証中に生じた場合は、前記認証が解除されるときに前記削除対象情報が記録されている文書データを削除することを特徴とする請求項10又は11記載の画像処理装置。
  13. 前記設定手段によって設定された期間を変更できる変更手段を更に有することを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  14. 前記変更された期間を経過していないと判別されたときに、前記文書データに記録された削除対象情報を削除する他の削除手段とを更に有することを特徴とする請求項13記載の画像処理装置。
  15. 印刷する文書データを蓄積する蓄積ステップと、
    前記文書データを蓄積する期間を設定する設定ステップと、
    前記設定された期間を経過した文書データを特定する特定ステップと、
    前記期間を経過したと特定された文書データを削除する削除ステップと、
    前記文書データの削除が成功したか否かを判別する判別ステップと、
    前記文書データの削除が失敗したときに前記文書データが削除されるべきであることを示す削除対象情報を前記文書データに記録する記録ステップとを有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  16. 画像処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記画像処理装置の制御方法は、
    印刷する文書データを蓄積する蓄積ステップと、
    前記文書データを蓄積する期間を設定する設定ステップと、
    前記設定された期間を経過した文書データを特定する特定ステップと、
    前記期間を経過したと特定された文書データを削除する削除ステップと、
    前記文書データの削除が成功したか否かを判別する判別ステップと、
    前記文書データの削除が失敗したときに前記文書データが削除されるべきであることを示す削除対象情報を前記文書データに記録する記録ステップとを有することを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019079162A (ja) * 2017-10-23 2019-05-23 ファナック株式会社 数値制御装置

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