JP2014040961A - 遮蔽構造、遮蔽方法および取付部材 - Google Patents

遮蔽構造、遮蔽方法および取付部材 Download PDF

Info

Publication number
JP2014040961A
JP2014040961A JP2012183256A JP2012183256A JP2014040961A JP 2014040961 A JP2014040961 A JP 2014040961A JP 2012183256 A JP2012183256 A JP 2012183256A JP 2012183256 A JP2012183256 A JP 2012183256A JP 2014040961 A JP2014040961 A JP 2014040961A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
shielding
frame member
attachment
locking portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012183256A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichi Unno
榮一 海野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2012183256A priority Critical patent/JP2014040961A/ja
Publication of JP2014040961A publication Critical patent/JP2014040961A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Abstract

【課題】遮蔽部材が強風を受けたときに、遮蔽部材がフレーム部材から完全に外れて飛ば
されたり、フレーム部材が損壊、飛散することを防ぐことができる遮蔽構造、遮蔽方法お
よび取付部材を提供する。
【解決手段】遮光遮熱ネット20の一辺部をフレーム組立体10の一つのフレーム辺12
に取り付けるための複数の第1取付部材31と、遮光遮熱ネット20の他辺部(他の三つ
の辺部)をフレーム組立体10の他のフレーム辺12に取り付けるための複数の第2取付
部材32とを有し、第1取付部材31によるフレーム辺12と遮光遮熱ネット20との取
付強度が、第2取付部材32によるフレーム辺12と遮光遮熱ネット20との取付強度よ
りも大きく設定されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、対象物に対する光、熱、風等を遮蔽する遮蔽構造および遮蔽方法、並びに、
遮蔽部材を枠状のフレーム部材に取り付けるための取付部材に関する。
対象物に対する光、熱、風等を遮蔽する遮蔽部材の一例として、通気性を有しつつ太陽
光の赤外線および紫外線等を遮る遮光遮熱ネットが知られている(例えば、特許文献1を
参照)。遮光遮熱ネットは、太陽の日差しに晒されるエアコンの室外機や建築物の屋根(
屋上)および壁面等を覆って太陽光の赤外線および紫外線等を遮ることにより、室外機や
屋根および壁面等の表面温度の上昇を抑えて、室外機における熱交換効率の向上や、建築
物内の温度上昇を抑制し、あるいは太陽光による対象物の経年劣化を抑制し、これらによ
り省エネルギ化を図ることを目的として用いられている。このような遮光遮熱ネットは、
例えばエアコンの室外機を覆うようにフレーム部材を設置し、そのフレーム部材に取り付
けられて設置されている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2005‐256203号公報 特開2006‐118057号公報
ところで、屋外の構築物は、地域や地方において予め決められている耐風基準を満たす
ように構築されることとなっており、遮光遮熱ネットおよびフレーム部材もこの耐風基準
を満たすように設置されている。しかしながら、この耐風基準を超える強風が吹いて、そ
の強風によりフレーム部材から遮光遮熱ネットを引き離す所定以上の力を受けたときには
、遮光遮熱ネットがフレーム部材から外れて飛ばされたり、フレーム部材が損壊、飛散す
るおそれがあるという問題があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、強風によりフレーム部材から
遮光遮熱ネットを引き離す所定以上の力を受けたときに、遮光遮熱ネットがフレーム部材
から完全に外れて飛ばされたり、フレーム部材が損壊、飛散することを防ぐことができる
遮蔽構造、遮蔽方法および取付部材を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の本発明は、対象物(例えば、実施形態におけるエアコ
ンの室外機2,2)に対する光、熱、風等を遮蔽する遮蔽構造であって、前記対象物と対
向して設けられる枠状のフレーム部材(例えば、実施形態におけるフレーム組立体10)
と、前記フレーム部材の枠内に収まる形状を有して前記フレーム部材の枠内に取り付けら
れ、前記対象物に対する光、熱、風等を遮蔽するシート状の遮蔽部材(例えば、実施形態
における遮光遮熱ネット20)と、前記フレーム部材を構成する各枠辺(例えば、実施形
態におけるフレーム辺12)に前記遮蔽部材の各辺部を連結して前記フレーム部材の枠内
に前記遮蔽部材を取り付けるための複数の取付部材とを備える。そして、前記取付部材は
、前記遮蔽部材の一辺部を前記フレーム部材の一つの枠辺に取り付けるための複数の第1
取付部材と、前記遮蔽部材の他辺部を前記フレーム部材の他の枠辺に取り付けるための複
数の第2取付部材とを有し、前記第1取付部材による前記フレーム部材と前記遮蔽部材と
の取付強度が、前記第2取付部材による前記フレーム部材と前記遮蔽部材との取付強度よ
りも大きく設定されている。
上記構成の遮蔽構造において、前記フレーム部材が立設された場合には、前記遮蔽部材
の下辺部が前記第1取付部材により前記フレーム部材の下辺に位置する枠辺に取り付けら
れ、前記遮蔽部材の他辺部が前記第2取付部材により前記フレーム部材の他辺に位置する
枠辺に取り付けられることが好ましい。
上記構成の遮蔽構造において、前記第2取付部材は、線状の金属部材を曲げ加工して成
形されており、前記遮蔽部材に係止される第1係止部と、前記第1係止部に繋がって螺旋
状に巻かれたスプリング部と、前記スプリング部に繋がって形成されて前記フレーム部材
に係止される第2係止部とを有し、前記第1係止部の係止力が前記第2係止部の係止力よ
りも大きく、前記フレーム部材から前記遮蔽部材を引き離す所定以上の力を受けたときに
前記第2係止部が前記フレーム部材から外れるように前記係止力が設定されていることが
好ましい。
上記課題を解決するため、第2の本発明は、対象物(例えば、実施形態におけるエアコ
ンの室外機2,2)に対する光、熱、風等を遮蔽する遮蔽方法であって、前記対象物と対
向して枠状のフレーム部材(例えば、実施形態におけるフレーム組立体10)を設けるフ
レーム設置ステップと、前記フレーム部材の枠内に収まる形状を有して前記対象物に対す
る光、熱、風等を遮蔽するシート状の遮蔽部材(例えば、実施形態における遮光遮熱ネッ
ト20)の一辺部を、複数の第1取付部材により前記フレーム部材の一つの枠辺(例えば
、実施形態におけるフレーム辺12)に連結して取り付ける第1取付ステップと、前記遮
蔽部材の他辺部を、前記第1取付部材より取付強度の小さい複数の第2取付部材により前
記フレーム部材の他の枠辺に連結して取り付ける第2取付ステップとを有する。
上記構成の遮蔽方法において、前記フレーム設置ステップにおいて前記フレーム部材を
立設した場合に、前記第1取付ステップにおいて前記遮蔽部材の下辺部を前記第1取付部
材により前記フレーム部材の下辺に位置する枠辺に取り付け、前記第2取付ステップにお
いて前記遮蔽部材の他辺部を前記第2取付部材により前記フレーム部材の他辺に位置する
枠辺に取り付けることが好ましい。
上記構成の遮蔽方法において、前記第2取付部材は、線状の金属部材を曲げ加工して成
形されており、前記遮蔽部材に係止される第1係止部と、前記第1係止部に繋がって螺旋
状に巻かれたスプリング部と、前記スプリング部に繋がって形成されて前記フレーム部材
に係止される第2係止部とを有し、前記第1係止部の係止力が前記第2係止部の係止力よ
りも大きく、前記フレーム部材から前記遮蔽部材を引き離す所定以上の力を受けたときに
前記第2係止部が前記フレーム部材から外れるように前記係止力が設定されていることが
好ましい。
上記課題を解決するため、第3の本発明は、対象物(例えば、実施形態におけるエアコ
ンの室外機2,2)と対向して設けられる枠状のフレーム部材(例えば、実施形態におけ
るフレーム組立体10)の各枠辺(例えば、実施形態におけるフレーム辺12)に、前記
フレーム部材の枠内に収まる形状を有して前記対象物に対する光、熱、風等を遮蔽する遮
蔽部材(例えば、実施形態における遮光遮熱ネット20)の各辺部を連結して、前記フレ
ーム部材の枠内に前記遮蔽部材を取り付けるための取付部材であって、線状の金属部材を
曲げ加工して成形されており、前記遮蔽部材に係止される第1係止部と、前記第1係止部
に繋がって螺旋状に巻かれたスプリング部と、前記スプリング部に繋がって形成されて前
記フレーム部材に係止される第2係止部とを有し、前記第1係止部の係止力が前記第2係
止部の係止力よりも大きく、前記フレーム部材から前記遮蔽部材を引き離す所定以上の力
を受けたときに前記第2係止部が前記フレーム部材から外れるように前記係止力が設定さ
れている。
第1の本発明に係る遮蔽構造によれば、遮蔽部材の一辺部をフレーム部材の一つの枠辺
に取り付けるための複数の第1取付部材と、遮蔽部材の他辺部をフレーム部材の他の枠辺
に取り付けるための複数の第2取付部材とを有し、第1取付部材によるフレーム部材と遮
蔽部材との取付強度が、第2取付部材によるフレーム部材と遮蔽部材との取付強度よりも
大きく設定されている。そのため、強風によりフレーム部材から遮蔽部材を引き離す所定
以上の力を受けると(遮蔽部材が強い風圧を受けると)、遮蔽部材の一辺部は第1取付部
材によりフレーム部材に取り付けられた状態が保たれる一方、第2取付部材とフレーム部
材との取り付け状態が外れて遮蔽部材の他辺部がフレーム部材から外れる。そのため、遮
蔽部材は、第1取付部材により一辺部だけがフレーム部材と連結されて強風になびいた状
態となる。このような状態となるため、フレーム部材から遮蔽部材を引き離す所定以上の
力(遮蔽部材にかかる強い風圧)を逃がすことができ、その結果、遮蔽部材がフレーム部
材から完全に外れて飛ばされたり、フレーム部材が損壊、飛散することを防ぐことができ
る。
第2の本発明に係る遮蔽方法によれば、遮蔽部材の一辺部を複数の第1取付部材により
フレーム部材の一つの枠辺に連結して取り付け、遮蔽部材の他辺部を第1取付部材より取
付強度の小さい複数の第2取付部材によりフレーム部材の他の枠辺に連結して取り付ける
ようになっている。そのため、強風によりフレーム部材から遮蔽部材を引き離す所定以上
の力を受けると(遮蔽部材が強い風圧を受けると)、遮蔽部材の一辺部は第1取付部材に
よりフレーム部材に取り付けられた状態が保たれる一方、第2取付部材とフレーム部材と
の取り付け状態が外れて遮蔽部材の他辺部がフレーム部材から外れる。そのため、遮蔽部
材は、第1取付部材により一辺部だけがフレーム部材と連結されて強風になびいた状態と
なる。このような状態となるため、フレーム部材から遮蔽部材を引き離す所定以上の力(
遮蔽部材にかかる強い風圧)を逃がすことができ、その結果、遮蔽部材がフレーム部材か
ら完全に外れて飛ばされたり、フレーム部材が損壊、飛散することを防ぐことができる。
第1および第2の本発明に係る遮蔽構造および遮蔽方法において、フレーム部材が立設
された場合に、遮蔽部材の下辺部が第1取付部材によりフレーム部材の下辺に位置する枠
辺に取り付けられ、遮蔽部材の他辺部が第2取付部材によりフレーム部材の他辺に位置す
る枠辺に取り付けられる。このように構成すれば、上述のように遮蔽部材が強い風圧を受
けて第1取付部材により下辺部だけがフレーム部材と連結されて強風になびいた状態とな
った際に、遮蔽部材が地面近くでなびく状態になるため、遮蔽部材が風の影響を受け難く
、遮蔽部材がフレーム部材から完全に外れて飛ばされることを防ぐことができる。また、
遮蔽部材の上辺部を下辺部に向けて丸めた(巻いた)状態にしてフレーム部材の下辺に位
置する枠辺に紐などで括り付けて収容することができ、遮蔽部材がフレーム部材から完全
に外れて飛ばされることを防ぐことができる。
第1および第2の本発明に係る遮蔽構造および遮蔽方法において、第2取付部材は、線
状の金属部材を曲げ加工して成形されて、遮蔽部材に係止される第1係止部と、第1係止
部に繋がって螺旋状に巻かれたスプリング部と、スプリング部に繋がって形成されてフレ
ーム部材に係止される第2係止部とを有し、第1係止部の係止力が第2係止部の係止力よ
りも大きく、フレーム部材から遮蔽部材を引き離す所定以上の力を受けたときに第2係止
部がフレーム部材から外れるように前記係止力が設定されている。このように構成すれば
、フレーム部材から遮蔽部材を引き離す力を受けたときに(遮蔽部材が風圧を受けたとき
に)、第2取付部材のスプリング部が伸びて変形する。このスプリング部の伸長により、
フレーム部材から遮蔽部材を引き離す力(遮蔽部材にかかる風圧)をある程度まで逃がす
ことができる。そして、フレーム部材から遮蔽部材を引き離す力が所定以上になると(遮
蔽部材がより強い風圧を受けると)、第2取付部材の第2係止部が変形して第2係止部と
フレーム部材の係止が外れて、遮蔽部材の他辺部がフレーム部材から外れる。従って、上
述のように、遮蔽部材は第1取付部材により一辺部だけがフレーム部材と連結されて強風
になびいた状態となるため、遮蔽部材にかかる強い風圧を逃がすことができる。さらに、
第2取付部材がスプリング部を有しており、遮蔽部材をフレーム部材の枠内に取り付ける
ときにスプリング部が伸長可能であるため、遮蔽部材の外形寸法およびフレーム部材の枠
内寸法の誤差を許容して遮蔽部材をフレーム部材の枠内に取り付けることができる。
第3の本発明に係る取付部材によれば、線状の金属部材を曲げ加工して成形されて、遮
蔽部材に係止される第1係止部と、第1係止部に繋がって螺旋状に巻かれたスプリング部
と、スプリング部に繋がって形成されてフレーム部材に係止される第2係止部とを有し、
第1係止部の係止力が第2係止部の係止力よりも大きく、フレーム部材から遮蔽部材を引
き離す所定以上の力を受けたときに第2係止部がフレーム部材から外れるように前記係止
力が設定されている。フレーム部材から遮蔽部材を引き離す力を受けたときに(遮蔽部材
が風圧を受けたときに)、第2取付部材のスプリング部が伸びて変形する。このスプリン
グ部の伸長により、フレーム部材から遮蔽部材を引き離す力(遮蔽部材にかかる風圧)を
ある程度まで逃がすことができる。そして、フレーム部材から遮蔽部材を引き離す力が所
定以上になると(遮蔽部材がより強い風圧を受けると)、第2取付部材の第2係止部が変
形して第2係止部とフレーム部材の係止が外れて、遮蔽部材の他辺部がフレーム部材から
外れる。従って、上述のように、遮蔽部材は第1取付部材により一辺部だけがフレーム部
材と連結されて強風になびいた状態となるため、遮蔽部材にかかる強い風圧を逃がすこと
ができる。さらに、第2取付部材がスプリング部を有しており、遮蔽部材をフレーム部材
の枠内に取り付けるときにスプリング部が伸長可能であるため、遮蔽部材の外形寸法およ
びフレーム部材の枠内寸法の若干の誤差を許容して遮蔽部材をフレーム部材の枠内に取り
付けることができる。
本発明に係る遮蔽構造を上方から見た斜視図である。 上記遮蔽構造における前方部分だけを取り出した斜視図である。 上記遮蔽構造を構成する第2取付部材を示す正面図である。 上記第2取付部材を上方から見た斜視図である。 上記第2取付部材を下方から見た斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。本発明に係る遮蔽構造の一
例として、エアコンの室外機2,2に対して設置されて太陽光および熱を遮蔽する遮蔽構
造1を図1に示している。なお、以下では、説明の便宜上、図1中に示す前後、左右およ
び上下の矢印の方向をそれぞれ前後方向、左右方向および上下方向と称して説明する。
遮蔽構造1は、図1に示されるように、エアコンの室外機2,2のまわりを囲むように
設けられるフレーム組立体10と、フレーム組立体10のそれぞれの面に取り付けられる
複数の遮光遮熱ネット20と、遮光遮熱ネット20をフレーム組立体10に取り付けるた
めの複数の取付部材30とを有して構成される。
フレーム組立体10は、エアコンの室外機2,2の四隅においてその四隅から所定間隔
を空けた位置にそれぞれ立設される四本の支柱部材11と、室外機2,2のまわりを囲む
矩形箱状に組み立てられる複数本のフレーム辺12と、フレーム辺12同士を接合するた
めの複数のジョイント部材13とを有して構成される。支柱部材11は、室外機2,2が
設置された地面(またはビルの屋上)にアンカー部材またはコンクリート基礎(ブロック
)により固定される。フレーム辺12は、例えば鋼管などの金属パイプにより構成され、
室外機2,2を取り囲む矩形箱状にジョイント部材13を用いて組み立てられて、四本の
支柱部材11に固定される。
遮光遮熱ネット20は、例えば高密度ポリエチレン樹脂に温度上昇の影響が大きい赤外
線を反射、吸収する遮熱材料(パールマイカ)を混練し、紡糸した難燃性のラッセルネッ
トにより構成される。遮光遮熱ネット20は、フレーム組立体10の各面における枠内に
収まる形状にそれぞれ形成され、通気性を有し、且つ、直射日光の大部分(例えば86%
)を遮蔽するように構成されている。遮光遮熱ネット20の各辺部は、取付部材30によ
りフレーム組立体10の各フレーム辺12に連結されて取り付けられる。遮光遮熱ネット
20の各辺部には、複数の小穴が形成されており、それぞれの小穴にはハトメ21(グロ
メット、アイレット)が設けられている(図2を参照)。
取付部材30は、図2に示すように、遮光遮熱ネット20の下辺部をフレーム組立体1
0における下側のフレーム辺12に取り付けるための複数の第1取付部材31と、遮光遮
熱ネット20の上辺部および左右の辺部を上側および左右側のフレーム辺12にそれぞれ
取り付けるための複数の第2取付部材32とを有して構成される。なお、フレーム組立体
10における上面に取り付けられる遮光遮熱ネット20においては、遮光遮熱ネット20
の一辺部が第1取付部材31により取り付けられ、遮光遮熱ネット20の他辺部(三つの
辺部)が第2取付部材32により取り付けられている。
第1取付部材31は、例えば結束バンド、針金、ゴムバンド、バネなどにより構成され
、遮光遮熱ネット20の下辺部(一辺部)をフレーム辺12に対して強固に取り付けるよ
うに構成されている。
第2取付部材32は、図3〜図5に示すように、線状の金属材料を曲げ加工して成形さ
れており、U字状に曲げられて遮光遮熱ネット20の係止箇所(例えばハトメ21)に係
止される第1係止部32aと、第1係止部32aに繋がって螺旋状に巻かれたスプリング
部32bと、スプリング部32bに繋がって円形状に曲げられてフレーム辺12に係止さ
れる第2係止部32cとを有して構成される。第2係止部32cは、第1係止部32aよ
りも大きな曲率半径で円形状に曲げられており、さらに円形状に一周以上曲げられて形成
されている。
このように構成される遮蔽構造1を、エアコンの室外機2,2に対して設置する方法に
ついて以下に説明する。図1に示すように、はじめに、エアコンの室外機2,2のまわり
を囲むようにフレーム組立体10を設置する。フレーム組立体10の設置においては、室
外機2,2の四隅においてその四隅から所定間隔を空けた位置に四本の支柱部材11をそ
れぞれ立設し、各支柱部材11の端部をアンカー部材またはコンクリート基礎(ブロック
)等により室外機2,2が設置された地面または建築物の屋根や屋上面等に固定する。そ
して、複数のフレーム辺12をジョイント部材13を用いて矩形箱状に組み立てつつ四本
の支柱部材11に固定して、フレーム組立体10が室外機2,2のまわりを覆うように設
置される。
フレーム組立体10を設置すると、次に、フレーム組立体10の各面における枠内に収
まるようにそれぞれの遮光遮熱ネット20を取り付ける。フレーム組立体10の前後およ
び左右の側面(立設され直立する枠面)においては、図2に示すように、遮光遮熱ネット
20の下辺部における複数の係止箇所(例えばハトメ21)のそれぞれに第1取付部材3
1(例えば結束バンドや針金)を通して下側のフレーム辺12に括り付けて、遮光遮熱ネ
ット20の下辺部を第1取付部材31により下側のフレーム辺12に強固に(簡単には外
れないように)取り付ける。また、遮光遮熱ネット20の上辺部および左右の辺部におけ
る複数の係止箇所(例えばハトメ21)のそれぞれに第2取付部材32の第1係止部32
aを係止させ、第2係止部32cを伸びた状態に変形させて上側および左右側のフレーム
辺12を円形状の第2係止部32cのなかに通すように係止させて、遮光遮熱ネット20
の上辺部および左右の辺部を第2取付部材32により上側および左右側のフレーム辺12
にそれぞれ取り付ける。フレーム組立体10の上面(ただし室外機の排気口と対向する面
を除く)においては、遮光遮熱ネット20の一辺部を第1取付部材31によりフレーム辺
12に取り付け、遮光遮熱ネット20の他辺部(三つの辺部)を第2取付部材32により
フレーム辺12に取り付ける。このように取り付けられた各遮光遮熱ネット20は、室外
機2,2の表面から所定の距離(例えば20〜100cm)を空けた状態で設けられている。
このように遮蔽構造1(フレーム組立体10および複数の遮光遮熱ネット20)をエア
コンの室外機2,2に対して設置すると、遮光遮熱ネット20により室外機2,2に照射
される太陽光を遮ることができ、室外機2,2の表面温度の上昇を抑えることができる。
その結果、室外機2,2における熱交換効率の向上を図ることができ、省エネルギ化を図
ることができる。また、各遮光遮熱ネット20が室外機2,2の表面から所定の距離(例
えば20〜100cm)を空けた状態で設けられているので、室外機2,2の表面と遮光遮熱ネ
ット20の間の空間を風が通り抜けることができ、そのため、室外機2,2の表面温度の
上昇をより抑えることができる。
また、上述の遮蔽構造1によれば、遮光遮熱ネット20の一辺部(下辺部)が第1取付
部材31によりフレーム辺12に強固に取り付けられ、遮光遮熱ネット20の他辺部(上
辺部および左右の辺部)が第2取付部材32によりフレーム辺12に取り付けられている
。そのため、風により各フレーム辺12から遮光遮熱ネット20を引き離す力を受けると
(遮光遮熱ネット20が風圧を受けると)、第2取付部材32のスプリング部32bが伸
びて変形する。このスプリング部32bの伸長により遮光遮熱ネット20にかかる風圧を
ある程度まで逃がすことができる。
そして、風が強くなり各フレーム辺12から遮光遮熱ネット20を引き離す所定以上の
力を受けると(遮光遮熱ネット20がより強い風圧を受けると)、第2取付部材32の第
2係止部32cが変形して第2係止部32cとフレーム辺12の係止が外れて、遮光遮熱
ネット20の他辺部(上辺部および左右の辺部)が各フレーム辺12から外れる。一方、
遮光遮熱ネット20の一辺部(下辺部)は第1取付部材31によりフレーム辺12に取り
付けられた状態が保たれる。すなわち、第1取付部材31による遮光遮熱ネット20の一
辺部とフレーム辺12との取付強度が、第2取付部材32による遮光遮熱ネット20の他
辺部と各フレーム辺12との取付強度よりも大きく設定されている。そのため、遮光遮熱
ネット20は、第1取付部材31により下辺部だけがフレーム辺12と連結されて強風に
なびいた状態となる。このような状態となるため、遮光遮熱ネット20にかかる強い風圧
を逃がすことができ、その結果、遮光遮熱ネット20がフレーム組立体10から完全に外
れて飛ばされたり、フレーム組立体10が損壊、飛散することを防ぐことができる。
また、第2取付部材32がスプリング部32bを有しており、遮光遮熱ネット20を各
フレーム辺12に取り付けるときにスプリング部32bが伸長可能であるため、遮光遮熱
ネット20の外形寸法およびフレーム組立体10の枠内寸法の若干の誤差を許容して遮光
遮熱ネット20をフレーム組立体10の枠内に取り付けることができる。
また、フレーム組立体10の前後および左右の側面(立設された枠面)において、遮光
遮熱ネット12の下辺部が第1取付部材31により下側のフレーム辺12に取り付けられ
、遮光遮熱ネット12の上辺部および左右の辺部が第1取付部材31よりも取付強度の小
さい第2取付部材32により上側および左右側のフレーム辺12にそれぞれ取り付けられ
ている。そのため、上述のように遮光遮熱ネット20が強い風圧を受けて第1取付部材3
1により下辺部だけがフレーム辺12と連結されて強風になびいた状態となった際に、遮
光遮熱ネット20が基礎面(フレーム組立体10が固定された面(地面や屋根および屋上
面))近くでなびく状態となるため、遮光遮熱ネット20が風の影響を受け難く、遮光遮
熱ネット20がフレーム組立体10から完全に外れて飛ばされることを防ぐことができる
。また、遮光遮熱ネット20の上辺部を下辺部に向けて丸めた(巻いた)状態にして下側
のフレーム辺12に紐などで括りつけて収容することができ、遮光遮熱ネット20がフレ
ーム組立体10から完全に外れて飛ばされることを防ぐことができる。なお、例えば台風
等が来ることが予め分かっている場合には、各々の第2取付部材32の第2係止部32c
におけるフレーム辺12との係止を外して、上記と同様に遮光遮熱ネット20を予め収容
することもできる。
これまで本発明に係る実施形態を説明してきたが、本発明の範囲は上述の実施形態に示
したものに限定されない。上述の実施形態では、フレーム組立体10の前後および左右の
側面(立設され直立する枠面)において、遮光遮熱ネット20の下辺部を第1取付部材3
1により下側のフレーム辺12に取り付け、上辺部および左右の辺部を第2取付部材32
により上側および左右側のフレーム辺12にそれぞれ取り付ける構成について説明した。
しかしながら、この構成に限定されず、遮光遮熱ネット20の一辺部を第1取付部材31
によりフレーム辺12に取り付け、他辺部(残り三つの辺部)を第2取付部材32により
各フレーム辺12に取り付ける構成であればよい。また、遮光遮熱ネット20の一辺部を
第1取付部材31によりフレーム辺12に取り付け、前記一辺部と対向する辺部だけを第
2取付部材32によりフレーム辺12に取り付ける構成であってもよい。また、第2取付
部材は、上述の第2取付部材32に限定されず、例えばマジックテープ(登録商標)等の
他の取付部材であってもよく第1取付部材より取付強度の小さいものであればよい。さら
に、第1取付部材に代えて、重り部材により遮光遮熱ネット20を張った状態に設けるよ
うにしてもよい。
また、上述の実施形態では、エアコンの室外機2,2に対して設置される構成について
説明したが、遮蔽構造を設置する対象物は、上述のエアコンの室外機2,2に限定されず
、例えば建築物の屋根(屋上)や壁面等の種々の対象物であってもよい。建築物の屋根や
壁面、農作物や園芸作物への太陽光の遮光遮熱、養漁池における日除けを用途として設置
する場合には、フレーム組立体を枠形状に構成し、当該屋根や壁面、農作物や園芸作物、
養漁池と対向するように設ければよい。また、フレーム組立体10のフレーム辺12は、
上記のように鋼管等の金属パイプの他、木枠、金属枠、プラスチック枠またはワイヤーロ
ープ等により構成されるフレームであってもよい。
また、上述の実施形態では、対象物に対して太陽光(赤外線、紫外線)および熱を遮蔽
する遮光遮熱ネット20を有する遮蔽構造について説明したが、遮蔽部材は、上述の遮光
遮熱ネット20に限定されず、光、熱および風の少なくともいずれかを遮蔽する遮蔽部材
であればよい。さらに、遮蔽部材は、ネット状の遮蔽部材に限定されず、シート状の遮蔽
部材であればよい。
1 遮蔽構造 2 エアコンの室外機(対象物)
10 フレーム組立体(フレーム部材) 12 フレーム辺(枠辺)
20 遮光遮熱ネット(遮蔽部材) 30 取付部材
31 第1取付部材 32 第2取付部材
32a 第1係止部 32b スプリング部
32c 第2係止部

Claims (7)

  1. 対象物に対する光、熱、風等を遮蔽する遮蔽構造であって、
    前記対象物と対向して設けられる枠状のフレーム部材と、
    前記フレーム部材の枠内に収まる形状を有して前記フレーム部材の枠内に取り付けられ
    、前記対象物に対する光、熱、風等を遮蔽するシート状の遮蔽部材と、
    前記フレーム部材を構成する各枠辺に前記遮蔽部材の各辺部を連結して前記フレーム部
    材の枠内に前記遮蔽部材を取り付けるための複数の取付部材とを備え、
    前記取付部材は、前記遮蔽部材の一辺部を前記フレーム部材の一つの枠辺に取り付ける
    ための複数の第1取付部材と、前記遮蔽部材の他辺部を前記フレーム部材の他の枠辺に取
    り付けるための複数の第2取付部材とを有し、
    前記第1取付部材による前記フレーム部材と前記遮蔽部材との取付強度が、前記第2取
    付部材による前記フレーム部材と前記遮蔽部材との取付強度よりも大きく設定されている
    ことを特徴とする遮蔽構造。
  2. 前記フレーム部材が立設され、前記遮蔽部材の下辺部が前記第1取付部材により前記フ
    レーム部材の下辺に位置する枠辺に取り付けられ、前記遮蔽部材の他辺部が前記第2取付
    部材により前記フレーム部材の他辺に位置する枠辺に取り付けられることを特徴とする請
    求項1に記載の遮蔽構造。
  3. 前記第2取付部材は、線状の金属部材を曲げ加工して成形されており、前記遮蔽部材に
    係止される第1係止部と、前記第1係止部に繋がって螺旋状に巻かれたスプリング部と、
    前記スプリング部に繋がって形成されて前記フレーム部材に係止される第2係止部とを有
    し、前記第1係止部の係止力が前記第2係止部の係止力よりも大きく、前記フレーム部材
    から前記遮蔽部材を引き離す所定以上の力を受けたときに前記第2係止部が前記フレーム
    部材から外れるように前記係止力が設定されていることを特徴とする請求項1または2に
    記載の遮蔽構造。
  4. 対象物に対する光、熱、風等を遮蔽する遮蔽方法であって、
    前記対象物と対向して枠状のフレーム部材を設けるフレーム設置ステップと、
    前記フレーム部材の枠内に収まる形状を有して前記対象物に対する光、熱、風等を遮蔽
    するシート状の遮蔽部材の一辺部を、複数の第1取付部材により前記フレーム部材の一つ
    の枠辺に連結して取り付ける第1取付ステップと、
    前記遮蔽部材の他辺部を、前記第1取付部材より取付強度の小さい複数の第2取付部材
    により前記フレーム部材の他の枠辺に連結して取り付ける第2取付ステップとを有するこ
    とを特徴とする遮蔽方法。
  5. 前記フレーム設置ステップにおいて前記フレーム部材を立設し、前記第1取付ステップ
    において前記遮蔽部材の下辺部を前記第1取付部材により前記フレーム部材の下辺に位置
    する枠辺に取り付け、前記第2取付ステップにおいて前記遮蔽部材の他辺部を前記第2取
    付部材により前記フレーム部材の他辺に位置する枠辺に取り付けることを特徴とする請求
    項4に記載の遮蔽方法。
  6. 前記第2取付部材は、線状の金属部材を曲げ加工して成形されており、前記遮蔽部材に
    係止される第1係止部と、前記第1係止部に繋がって螺旋状に巻かれたスプリング部と、
    前記スプリング部に繋がって形成されて前記フレーム部材に係止される第2係止部とを有
    し、前記第1係止部の係止力が前記第2係止部の係止力よりも大きく、前記フレーム部材
    から前記遮蔽部材を引き離す所定以上の力を受けたときに前記第2係止部が前記フレーム
    部材から外れるように前記係止力が設定されていることを特徴とする請求項4または5に
    記載の遮蔽方法。
  7. 対象物と対向して設けられる枠状のフレーム部材の各枠辺に、前記フレーム部材の枠内
    に収まる形状を有して前記対象物に対する光、熱、風等を遮蔽する遮蔽部材の各辺部を連
    結して、前記フレーム部材の枠内に前記遮蔽部材を取り付けるための取付部材であって、
    線状の金属部材を曲げ加工して成形されており、前記遮蔽部材に係止される第1係止部
    と、前記第1係止部に繋がって螺旋状に巻かれたスプリング部と、前記スプリング部に繋
    がって形成されて前記フレーム部材に係止される第2係止部とを有し、
    前記第1係止部の係止力が前記第2係止部の係止力よりも大きく、前記フレーム部材か
    ら前記遮蔽部材を引き離す所定以上の力を受けたときに前記第2係止部が前記フレーム部
    材から外れるように前記係止力が設定されていることを特徴とする取付部材。
JP2012183256A 2012-08-22 2012-08-22 遮蔽構造、遮蔽方法および取付部材 Pending JP2014040961A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012183256A JP2014040961A (ja) 2012-08-22 2012-08-22 遮蔽構造、遮蔽方法および取付部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012183256A JP2014040961A (ja) 2012-08-22 2012-08-22 遮蔽構造、遮蔽方法および取付部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014040961A true JP2014040961A (ja) 2014-03-06

Family

ID=50393355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012183256A Pending JP2014040961A (ja) 2012-08-22 2012-08-22 遮蔽構造、遮蔽方法および取付部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014040961A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104344478A (zh) * 2014-10-31 2015-02-11 苏州速腾电子科技有限公司 空调外机防护装置
KR101970332B1 (ko) * 2018-08-14 2019-08-13 김명회 에어컨 실외기 과열방지장치
WO2020262719A1 (ko) * 2019-06-25 2020-12-30 김명회 에어컨 실외기 과열방지장치

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60162115U (ja) * 1984-04-02 1985-10-28 トヨタ自動車株式会社 自動車の試験路用水飛散防止障壁
JP2000145852A (ja) * 1998-11-09 2000-05-26 Nippon Eisei Center:Kk ばね及びこれを用いたネット張設構造
JP3149042U (ja) * 2008-11-29 2009-03-12 正道 上原 フック金具付き吸盤。

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60162115U (ja) * 1984-04-02 1985-10-28 トヨタ自動車株式会社 自動車の試験路用水飛散防止障壁
JP2000145852A (ja) * 1998-11-09 2000-05-26 Nippon Eisei Center:Kk ばね及びこれを用いたネット張設構造
JP3149042U (ja) * 2008-11-29 2009-03-12 正道 上原 フック金具付き吸盤。

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104344478A (zh) * 2014-10-31 2015-02-11 苏州速腾电子科技有限公司 空调外机防护装置
KR101970332B1 (ko) * 2018-08-14 2019-08-13 김명회 에어컨 실외기 과열방지장치
WO2020262719A1 (ko) * 2019-06-25 2020-12-30 김명회 에어컨 실외기 과열방지장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9271416B2 (en) Canopy for portable electrical device
US8549794B2 (en) Shade shelters and systems and methods therefor
KR200492954Y1 (ko) 텐트
JP2014040961A (ja) 遮蔽構造、遮蔽方法および取付部材
JP2011042969A (ja) 雨よけシート
JP3169867U (ja) 日除け装置
KR200470393Y1 (ko) 탈 부착형 전실 텐트
KR200464211Y1 (ko) 야외용 그늘막
US20080072947A1 (en) Self-Erecting Structure
US20050268562A1 (en) Secondary roof structure for insulating, cooling and protecting a house
JP6028697B2 (ja) 機能性パネル取り付け構造
JP5607955B2 (ja) 枠付きパネルおよび農業用ハウスの屋根構造
KR101061823B1 (ko) 조립식 천막
KR101551870B1 (ko) 천막
KR102211321B1 (ko) 육각 오토텐트의 구조적 특수성을 이용한 회전 결합형 타프천막
KR101482716B1 (ko) 몽골식 천막
JP6350625B2 (ja) シート保持具
KR200457440Y1 (ko) 캠핑용 하이브리드 스크린 타프
US20200063455A1 (en) Impact armor, hurricane protection net made with different polymers like polyester
US20120042601A1 (en) Patio enclosures and methods for assembling patio enclosures
KR100836123B1 (ko) 대나무 골재형 그늘막 구조
JP2008212047A (ja) 蔓性植物による緑化装置
JP2013104185A (ja) 日よけネット
JP6418557B2 (ja) 農業用ビニールハウス
KR102662407B1 (ko) 연결 가능한 대형 천막

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150608

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160621

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160818

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160913