JP2014040303A - エレベータ制御装置及び方法 - Google Patents

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友治 迫田
Naoto Onuma
大沼  直人
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Abstract

【課題】エレベータの昇降路内の温度を低下させる。
【解決手段】昇降路を上昇又は下降して複数の階床間を移動する複数のかごと、複数のかごの各かごに備えられて昇降路内とかご内との間で換気をする換気部と、各かごに備えられて前記昇降路内の空気の温度を測定する温度測定部と、温度測定部にて測定された温度に基づいて、複数のかごの内の所定の複数のかごを所定の階床に停止させ、所定の複数のかごのドアを開き、前記所定の複数のかごの前記換気部を稼働させる換気制御部とを備えるエレベータ装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータ制御装置及び方法に関する。
エレベータの昇降路内の温度は、平成12年建設省告示第1413号「特殊な構造又は使用形態のエレベータ及びエスカレータの構造を定める件第1第三号ロ」にて規定されている。機械室レスエレベータは、昇降路内に駆動装置及び制御装置が設置されている。したがって、部品の劣化進行防止又は故障発生防止の面から、昇降路内の温度を、例えば40℃以下にする必要がある。
昇降路内の温度を低下させる従来技術として、かごに設置された換気装置を稼働させ、昇降路内の温められた空気をかご内に吸気して、開放したかごのドアから乗場側に排出するエレベータ装置が知られている(特許文献1)。
特開2001−72347号公報
しかし、昇降路内の温度は、より効率的に低下させることが望ましい。更に、従来技術は、かごを昇降路内の温度を低下させるために用いるため、かご呼びを割り当てることができず、乗客の呼びに対するかごの配車の効率が低下しやすいという問題があった。このような、かごの配車の効率低下は、できるだけ抑制されることが望ましい。
本発明の目的は、昇降路内の温度を効率的に低下させるエレベータ制御装置及び方法を提供することにある。さらに、本発明の別の目的は、昇降路内の温度を効率的に低下させると共に、それによって生じ得るかごの配車の効率低下を抑制するエレベータ制御装置及び方法を提供することにある。
本発明の一実施形態に従うエレベータ制御装置は、昇降路を上昇又は下降して複数の階床間を移動する複数のかごと、複数のかごの各かごに備えられて昇降路内とかご内との間で換気をする換気部と、各かごに備えられて前記昇降路内の空気の温度を測定する温度測定部と、温度測定部にて測定された温度に基づいて、各かごの内の所定の複数のかごを所定の階床に停止させ、所定の複数のかごのドアを開き、所定の複数のかごの換気部を稼働させる換気制御部と、を備える。
本発明によれば、昇降路内の温度を効率的に低下させるエレベータ制御装置及び方法を提供することができる。さらに、本発明によれば、昇降路内の温度を効率的に低下させると共に、それによって生じ得るかごの配車の効率低下を抑制するエレベータ制御装置及び方法を提供することができる。
エレベータの全体構成。 制御装置の有する機能構成。 かご情報が有するデータ項目の例。 換気制御に係る処理のフローチャートの例。 換気制御に係る処理のフローチャートの例の続き。
本実施形態では、かご及びかごに備えられたかご換気扇を制御して、昇降路内の温度を低下させるエレベータ制御装置を、図面を参照しながら説明する。
図1は、エレベータの全体構成を示す。本実施形態に係るエレベータは、例えば、昇降路9内で1階から9階までの各階床をサービスする第1かご10a及び第2かご10bと、第1かご10a及び第2かご10bの運行を制御する制御装置31を備える。ここで、「サービスする」とは、ユーザ(乗り場で待つ人、かご内の乗客)を所望の階床まで運ぶことを意味する。エレベータは更に、昇降路9内の空気を外に排気する昇降路換気扇35を備えても良い。なお、昇降路9内には、2つのかご10aおよび10bに限らず、3つ以上の複数のかごを設けても良い。複数のかごの昇降する空間同士が空気の流通の可能なように連通して配置されていればよい。
制御装置31は、昇降路9内の壁面に取り付けられており、移動ケーブル32a,32bを介してかご10a,10bに電気的に接続されている。制御装置31は、移動ケーブル32aを介した通信によって第1かご10aを移動させる。制御装置31は、移動ケーブル32bを介した通信によって第2かご10bを移動させる。制御装置31は、CPU(Central Processing Unit)41及びメモリ42を備え、後述する各種機能を実現する。
第1かご10aと第2かご10bの各々は、その外部に昇降路9内の温度を測定する温度測定器11a、11bを備える。第1かご10aと第2かご10bの各々は、かご内の空気を昇降路9側に排気したり、昇降路9内の空気をかご10側に吸気したりするかご換気扇12a、12bを備える。第1かご10a及び第2かご10bの各々は、ドア14a、14bと、ドアを開閉するドア駆動装置13a、13bを備える。
乗場401a〜409aはそれぞれ、1階〜9階における第1かご10aの乗場である。乗場401b〜409bはそれぞれ、1階〜9階における第2かご10bの乗場である。乗場ドア21a〜29aはそれぞれ、1階〜9階における第1かご10a用の乗場側のドアである。乗場ドア21b〜29bはそれぞれ、1階〜9階における第2かご10b用の乗場側のドアである。
以降、第1かご10a又は第2かご10bを特定しない場合は、単に乗りかご10と表現することがある。温度測定器11、かご換気扇12、ドア14、ドア駆動装置13、乗場ドア21〜29、乗場301〜409についても同様とする。
図2は、制御装置31の有する機能の構成を示す。
制御装置31は、昇降路9内の温度を取得する温度取得手段51と、かご10呼び及び乗場呼びを受け付ける呼び受付手段52と、かご10に関する情報を管理するかご情報管理手段53と、換気を制御する換気制御手段54とを有する。これら機能51〜54は、例えば、メモリ42に保持された所定のコンピュータプログラムが、CPU41に読み出させて実行されることにより実現される。
かご情報管理手段53は、各かご10のかご情報を管理する。次に、かご情報について、図面を用いて更に説明する。
図3は、かご情報が有するデータ項目の例を示す。かご情報200はデータ項目として、かご10毎に、現在位置211、移動方向212、ドア状況213、換気状況214、かご呼び階床215、乗場呼び階床216及び昇降路内温度217を有する。
現在位置211は、そのかご10が現在どの階床(付近)に位置しているのかを示す。移動方向212は、そのかご10が現在上又は下の何れの方向に移動中であるかを示す。
ドア状況213は、そのかご10のドア14が現在開放中であるか否かを示す。換気状況214は、そのかご10のかご換気扇12がどのようなモードで稼働しているかを示す。ここで、排気モードは、かご10内の空気を昇降路9側に排気するようにかご換気扇12を稼働させるモードである。排気モードでかご換気扇12が作動すると、乗り場の空気が開放されたドアを介してかご10に流入し、かご換気扇12から昇降路9内に流れ込む。吸気モードは、昇降路9側の空気をかご10内に吸気するようにかご換気扇12を稼働させるモードである。吸気モードでかご換気扇12が作動すると、昇降路9内の空気がかご換気扇12を介してかご10内に流入し、開放されたドアから乗り場に向けて流出する。
かご呼び階床215は、そのかご10の内側に設置された呼びのボタンから、どの階床への呼びが発生したかを示す。つまり、そのかご10は、かご呼び階床215に示される階床に停止する。
乗場呼び階床216は、そのかご10に対して、どの階床の乗場からどの方向への呼びが発生しているかを示す。つまり、移動方向212が適合する場合、そのかご10は、乗場呼び階床216に示される階床に停止する。
昇降路内温度217は、そのかご10の温度測定器11によって測定された昇降路内の温度を示す。昇降路内温度217は、温度測定器11によって測定された最新の温度のみを保持しても良いし、過去に測定された温度を履歴として保持しても良い。
例えば、第1かご10aのかご情報200aを参照すると、現在、第1かご10aは、9階においてドア14aを開放し、かご換気扇12aを吸気モードで稼働させていることがわかる。そして、第1かご10aの付近の昇降路内温度217は42℃であることがわかる。
例えば、第2かご10bのかご情報200bを参照すると、現在、第2かご10bは、2階においてドア14bを開放し、かご換気扇12bを排気モードで稼働させていることがわかる。そして、第2かご10bの付近の昇降路内温度217は32℃であることがわかる。さらに、第2かご10bは、1階においてかご呼びと乗場呼びが発生しており、今後、下方向に移動することがわかる。
温度取得手段51は、各かご10の温度測定器11で測定された昇降路内の温度を取得し、かご情報管理手段53に登録する。
呼び受付手段52は、かご呼び及び乗場呼びの発生を受けて、その発生した階床をかご情報管理手段53に登録する。
換気制御手段54は、昇降路内温度217が所定の閾値(例えば40℃)以上になった場合、各かご10を制御して、昇降路9内の換気を実施する。
次に、昇降路9に2台以上のかご10が存在する場合であって、何れかのかご10の温度測定器11が40℃以上を検知した場合における換気制御手段54の処理を、図1及び図3を参照しながら説明する。
まず、呼びの発生していないかご(以下「呼び無しかご」という)が第1かご10aと第2かご10bの2台存在する場合について説明する。
この場合、例えば、換気制御手段54は、第1かご10aをH階(例えば8階)以上に移動させてドア14a(及び乗場ドア)を開放し、かご換気扇12aを吸気モードで稼働させる。ここで、H階は、昇降路9において比較的高い階床とする。
さらに、換気制御手段54は、第2かご10bをL階(例えば2階)以下に移動させてドア14b(及び乗場ドア)を開放し、かご換気扇12bを排気モードで稼働させる。ここで、L階は、昇降路9において比較的低い階床とする。
これにより、図1に示すように、第2かご10bの乗場401から流入した空気が、かご換気扇12bを通じて昇降路9内に流出する。さらに、第1かご10aの付近の昇降路9内の空気が、かご換気扇12aを通じて第1かご10aの乗場409に流出する。つまり、図1に示すように、昇降路9内において、下方から上方に向けて空気の流れ101が発生する。したがって、昇降路9内において、比較的温度の低い下方の空気が上方に移動する上、比較的温度の高い上方の空気が第1かご10aの乗場409から流出するので、昇降路9内の温度を効率的に下げることができる。
次に、呼び無しかご10が第1かご10aの1台しか存在しない場合について説明する。
この場合、例えば、換気制御手段54は、呼びの発生している第2かご10bのかご情報200bを参照して、L階(例えば2階)以下の階床の呼びの発生を確認する。ここで、L階以下の呼びが発生している場合、換気制御手段54は、呼び無しかごである第1かご10aをH階(例えば8階)以上に移動させてドア144a(及び乗場ドア)を開放し、かご換気扇12aを吸気モードで稼働させる。そして、呼び有りかごである第2かご10bのかご換気扇12bを排気モードで稼働させる。
これにより、第2かご10bがL階以下の階床で停止して乗客を乗降させるためにドア144bを開放したときに、図1に示すように、昇降路9内に第2かご10bから第1かご10aへの空気の流れ101が発生する。したがって、上述と同じように、昇降路9内の温度を効率的に下げることができる。さらに、第2かご10bによって、乗客の呼びに対応することができるので、換気によるかごの配車の効率低下を抑制することができる。
なお、換気制御手段54は、かご10を、H階以上に移動させる代わりに、昇降路9内の温度が比較的高い位置付近の階床に移動させて、ドア14を開放し、かご換気扇12を吸気モードで稼働させても良い。換気制御手段54は、かご10を、L階以下に移動させる代わりに、昇降路9内の温度が比較的低い位置付近の階床に移動させて、ドア14を開放し、かご換気扇12を排気モードで稼働させても良い。この場合、吸気モードで稼働するかご10が、排気モードで稼働するかご10よりも上方に位置しても構わない。これによっても、昇降路9内の比較的温度の低い空気が比較的温度の高い方向へ流れるので、昇降路9内の温度を効率的に低下させることができる。
また、換気制御手段54に、吸気モード又は排気モードの実行を禁止する階床(以下「禁止階床」という)が設定されても良い。特に、吸気モードは、昇降路9内の空気がかごの内部及び乗場側に流出するので、禁止階床が設定できることが望ましい。
また、換気制御手段54は、吸気モード又は排気モードを実行する際、かご10の内部に設置された換気表示灯15a、15b、又は各階床に設置された換気表示灯16a、16bを点灯させても良い。これにより、乗客等は、例えば、なぜかご換気扇12が稼働したのか、又はなぜ無人のかご10のドア14が開放されているのか等を知ることができる。
図4は、換気制御に係る処理のフローチャートを示す。当該処理は、制御装置31において実行される。
換気制御手段54は、何れかのかご10の昇降路内温度217が40℃以上であるか否かを判定する(S101)。何れかのかご10の昇降路内温度217が40℃以上である場合(S101:YES)、換気制御手段54は、以降の換気の実行を開始する。
換気制御手段54は、かご情報200を参照して、呼び無しかご10が2台以上存在するか否かを判定する(S102)。呼び無しかご10が2台未満の場合(S102:NO)、換気制御手段54は、図5に示すステップS201の処理に進む。これについては後述する。
呼び無しかご10が2台以上存在する場合(S102:YES)、換気制御手段54は、一方の呼び無しかご10をH階以上の階床に、他方の呼び無しかご10をL階以下の階床に移動させる(S103)。ここで、H階及びL階は予め設定されている階床であり、H階≧L階とする。なお、換気禁止の階床が設定されている場合、換気制御手段54は、その換気禁止の階床には呼び無しかご10を移動させない。
換気制御手段54は、両方の呼び無しかご10のドア14(及び乗場ドア)を開放する(S104)。そして、換気制御手段54は、H階以上に移動させた呼び無しかご10のかご換気扇12を吸気モードで、L階以下に移動させた呼び無しかご10のかご換気扇12を排気モードで稼働させる(S105)。このとき、換気制御手段54は、呼び無しかご10が停止した階床の換気表示灯15、16を点灯させても良い。
換気制御手段54は、H階以上のかご10の温度測定器11で測定された昇降路内温度217が40℃未満になったか否かを判定する(S106)。
H階以上のかご10の昇降路内温度217が40℃未満になっていない場合(S106:NO)、換気制御手段54は、そのまま換気を続ける。
H階以上の昇降路内温度217が40℃未満になった場合(S106:YES)、換気制御手段54は、両方のかご10のかご換気扇12の稼働を停止させ(S107)、換気を終了する。このとき、換気制御手段54は、呼び無しかご10が停止した階床の換気表示灯15、16を消灯させても良い。
図5は、換気制御に係る処理のフローチャートの続きを示す。当該フローチャートは、図4のステップS102において、呼び無しかご10が2台未満であった場合(S102:NO)における処理の続きである。
換気制御手段54は、かご情報200を参照して、呼び無しかご10が1台存在するか否かを判定する(S201)。呼び無しかご10が1台も存在しない場合(S201:NO)、換気制御手段54は、図4に示すステップS102の処理に戻る。
呼び無しかご10が1台存在する場合(S201:YES)、換気制御手段54は、かご情報200を参照して、L階以下の階床への呼びが発生しているかご(以下「呼び有りかご」という)10が存在するか否かを判定する(S202)。L階以下の階床への呼び有りかご10が存在しない場合(S202:NO)、換気制御手段54は、図4に示すステップS102の処理に戻る。
L階以下の階床への呼び有りかご10が存在する場合(S202:YES)、換気制御手段54は、呼び無しかご10をH階以上の階床に移動させる(S203)。そして、換気制御手段54は、呼び無しかご10のドア14を開放し、かご換気扇12を吸気モードで稼働させる(S204)。なお、換気禁止の階床が設定されている場合、換気制御手段54は、その換気禁止の階床には呼び無しかご10を移動させない。このとき、換気制御手段54は、呼び無しかご10が停止した階床の換気表示灯15、16を点灯させても良い。
換気制御手段54は、呼び有りかご10のかご換気扇12を排気モードで稼働させる(S205)。この呼び有りかご10は、呼びの発生している階床に移動した際、乗客の乗降のためにドア14を開放する。このとき、換気制御手段54は、呼び有りかご10が停止した階床の換気表示灯15、16を点灯させても良い。
換気制御手段54は、H階以上のかご10の温度測定器11で測定された昇降路内温度217が40℃未満になったか否かを判定する(S206)。
H階以上の昇降路内温度217が40℃未満になっていない場合(S206:NO)、換気制御部は、図3のステップS102の処理に戻る。
昇降路内温度217が40℃未満になった場合(S206:YES)、換気制御手段54は、両方のかご10のかご換気扇12の稼働を停止させ(S207)、換気を終了する。このとき、換気制御手段54は、呼び無しかご10が停止した階床の換気表示灯15、16を消灯させても良い。
以上の処理により、呼び無しかご10が2台以上存在する場合は、その両方を用いて効率的に昇降路9内の温度を低下させることができる。さらに、呼び無しかご10が1台しか存在しない場合は、乗客からの呼びにも対応しつつ、昇降路9内の温度を効率的に低下させることができる。
上述した本発明の実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
例えば、呼び無しかご10が1台も存在しない場合は、H階以上の階床への呼びが発生しているかご10のかご換気扇12を吸気モードで稼働させ、L階以下の階床への呼びが発生しているかご10のかご換気扇12を排気モードで稼働させても良い。
例えば、温度測定器11を、かご10に備える代わりに、昇降路9内の各階床付近に設置しても良い。この場合、昇降路9内の各階床付近に設置された何れかの温度測定器11で測定された温度が、所定の閾値以上となった場合に、換気制御手段54は、上述と同様に、かご10に備えたかご換気扇12を稼働させて、昇降路9内の換気を実行する。
さらに、前記実施形態では、2台のかご10を用いて昇降路9内を換気することで、昇降路9内の温度を低下させる場合を述べたが、これに代えて、3台以上のかご10を用いてもよい。例えば、下層階に停車するn台(nは自然数)のかごを排気モードで運用し、上層階で停車するm台(mは自然数。m=nでもよい)のかごを吸気モードで運用する構成でもよい。これとは逆に、上層階に停車するn台のかごを吸気モードで運用し、下層階に停車するm台のかごを排気モードで運用する構成でもよい。
9…昇降路 10…かご 11…温度測定器 12…かご換気扇 31…制御装置


Claims (11)

  1. 昇降路を上昇又は下降して複数の階床間を移動する複数のかごと、
    前記複数のかごの各かごに備えられ、前記昇降路内と前記かご内との間で換気をする換気部と、
    前記各かごに備えられ、前記昇降路内の空気の温度を測定する温度測定部と、
    前記温度測定部にて測定された温度に基づいて、前記各かごの内の所定の複数のかごを所定の階床に停止させ、前記所定の複数のかごのドアを開き、前記所定の複数のかごの前記換気部を稼働させる換気制御部と、
    を備えるエレベータ制御装置。
  2. 前記換気制御部は、前記各かごの何れかのかごの前記温度測定部にて測定された温度が所定の閾値以上の場合に、前記複数のかごの内の前記所定の複数のかごをそれぞれ予め設定される所定の階床に停止させ、前記所定の複数のかごのドアを開き、一方のかごの備える前記換気部を前記昇降路の空気が当該一方のかごの内部に吸気される吸気モードで稼働させ、他方のかごの備える前記換気部を当該他方のかごの内部の空気が前記昇降路に排出される排気モードで稼働させる
    請求項1記載のエレベータ制御装置。
  3. 前記換気制御部は、前記一方のかごを、前記他方のかごよりも高い階床に停止させる
    請求項2記載のエレベータ制御装置。
  4. 前記換気制御部は、前記一方のかごを第1の階床以上の階床に停止させ、前記他方のかごを第2の階床以下の階床に停止させる
    請求項3記載のエレベータ制御装置。
  5. 前記換気制御部は、前記一方のかごと、前記他方のかごの両方のドアを、所定の時間、開放し続ける
    請求項3又は4記載のエレベータ制御装置。
  6. 前記換気制御部は、前記所定の時間を、前記一方のかごに設置された前記温度測定部において測定された温度が、前記所定の閾値未満になるまでとする
    請求項5記載のエレベータ制御装置。
  7. 前記換気制御部は、前記吸気モードを禁止する禁止階床が設定された場合、
    前記禁止階床に、前記吸気モードを行うためのかごを停止させない
    請求項2乃至6の何れか1項に記載のエレベータ管理装置。
  8. 前記換気制御部は、前記各かごの呼びの発生状況を含むかご情報を保持し、
    前記各かごの何れかのかごの前記温度測定部にて測定された温度が所定の閾値以上の場合であって、前記かご情報において、呼びの発生していない呼び無しかごが複数存在する場合、当該複数の呼び無しかごの内の所定の複数の呼び無しかごをそれぞれ予め設定される所定の階床に停止させ、前記所定の複数の呼び無しかごのドアを開き、一方の呼び無しかごの備える前記換気部を前記昇降路の空気が当該一方の呼び無しかごの内部に吸気される吸気モードで稼働させ、他方の呼び無しかごの備える前記換気部を当該他方の呼び無しかごの内部の空気が前記昇降路に排出される排気モードで稼働させる
    請求項1記載のエレベータ制御装置。
  9. 前記換気制御部は、前記かご情報において、前記呼び無しかごが1台しか存在しない場合、当該呼び無しかごを予め設定される所定の階床に停止させてドアを開き、当該呼び無しかごの備える前記換気部を前記吸気モードで稼働させ、(A)呼びの発生している呼び有りかごが呼びの発生している階床に停止してドアが開かれる際に、当該呼び有りかごの備える前記換気部が前記排気モードで稼働した状態とする
    請求項8記載のエレベータ装置。
  10. 前記換気制御部は、予め設定される所定の階床以下の階床の呼びが発生している呼び有りかごについてのみ、上記(A)を実行する
    請求項9記載のエレベータ装置。
  11. 昇降路を上昇又は下降して複数の階床間を移動する複数のかごと、前記複数のかごの各かごに備えられて前記昇降路内と前記かご内との間で換気をする換気部と、前記各かごに備えられて前記昇降路内の空気の温度を測定する温度測定部と、を備えるエレベータを制御する方法であって、
    前記温度測定部にて測定された温度に基づいて、前記各かごの内の所定の複数のかごを所定の階床に停止させ、前記所定の複数のかごのドアを開き、前記所定の複数のかごの前記換気部を稼働させる
    エレベータ制御方法。


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