JP2014040302A - 卓上式テープカッター - Google Patents

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Abstract

【課題】粘着テープにループ状のつまみを作成するループ状つまみ作成具を簡単な構造で装着した卓上テープカッターを提供する。
【解決手段】テープカッター本体1にロール状の粘着テープTを回転自在に支持するテープ保持部2と、このテープ保持部2より前方の位置で起立する塔部3と、を備えるテープカッターであって、平面状のテープセット面を有するベース板11と、上部に前記粘着テープTを切断するテープ切断刃を備え、前記粘着テープTの切断位置から前記粘着テープTの切断個所を前記テープセット面の前記粘着テープTの粘着面に接着させる接着位置に向かい移動可能な可動板と、よりなるループ状つまみ作成具10の前記ベース板11の背面に、上部と前部及び後部を有する断面コ字状の係止部材の前記前部を固定し、前記係止部材の前記後部を前記塔部3に形成した凹溝に嵌合して前記ループ状つまみ作成具10を前記テープカッター本体1に装着した。
【選択図】図1

Description

この発明は、一面に粘着剤が塗布された粘着テープにループ状のつまみを作成するループ状つまみ作成具を簡単な構造で、確実に装着した卓上式テープカッターに関する。
一面に粘着剤が塗布されたテープは、家庭用、事務用、商業用、工業用等の各種用途に広く汎用されている。特に、商店・百貨店・スーパー等での買物の商品包装の封、書類・図面等の一時的位置決め、ポスター・表等の掲示等であり、これらの使用において、一旦粘着されたテープを用済み後に引剥がしたいことがしばしば発生する。
このような場合、テープの端部に粘着剤が露出していないつまみを設けこれを引っ張ることにより、引剥しが容易に可能となるので、従来からこのつまみを形成するつまみ作成具を備えた各種のテープカッターがあった。
特開2001−199619号公報 特開2006−248776号公報
ところで、従来のテープカッターに備えたつまみを形成するつまみ作成具は、一面に粘着剤が塗布されたテープを切断したテープの切断刃を前後方向に移動させることにより、切断部を折り返し粘着面に接着させてループ状のつまみを作成する構造になっている。テープの切断刃を前後方向に移動させるため、つまみ作成具に大きな力が加わり、つまみ作成具の接続箇所が動いて切断刃が手、指に接触し易く、しかもループ状のつまみの作成が難しくなり、接続箇所が破損するとテープカッターが使用できなくなる。このために接続箇所を補強する場合には、テープカッターが大型化して卓上に広い設置スペースを確保する必要が生じることになる。
この発明は、かかる実情に鑑みてなされたもので、粘着テープにループ状のつまみを作成することが可能なループ状つまみ作成具が簡単な構造で、確実に装着された卓上テープカッターを提供することを目的としている。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
請求項1に記載の発明は、テープカッター本体にロール状の粘着テープを回転自在に支持するテープ保持部と、このテープ保持部より前方の位置で起立する塔部と、を備えるテープカッターであって、
平面状のテープセット面を有するベース板と、上部に前記粘着テープを切断するテープ切断部を有し、前記粘着テープの切断位置から前記粘着テープの切断個所を前記テープセット面のテープの粘着面に接着させる接着位置に向かい移動可能な可動板と、よりなるループ状つまみ作成具を備え、
このループ状つまみ作成具の前記ベース板の背面に、上部と前部及び後部を有する断面コ字状の係止部材の前記前部を固定し、
前記係止部材の前記後部を前記塔部に形成した凹溝に嵌合して前記ループ状つまみ作成具を前記テープカッター本体に装着たことを特徴とする卓上式テープカッターである。
請求項2に記載の発明は、前記係止部材が有する弾性力により前記ループ状つまみ作成具の前記ベース板を前記塔部の前面に圧接されるように装着したことを特徴とする請求項1に記載の卓上式テープカッターである。
請求項3に記載の発明は、前記係止部材の前記後部を前記前部方向に傾け、前記前部と前記後部との間隔を前記上部の幅より狭くしたことを特徴とする請求項2に記載の卓上式テープカッターである。
前記構成により、この発明は、以下のような効果を有する。
請求項1に記載の発明では、テープカッター本体にロール状の粘着テープを回転自在に支持するテープ保持部と、このテープ保持部より前方の位置で起立する塔部と、を備えるテープカッターであって、平面状のテープセット面を有するベース板と、上部に前記粘着テープを切断するテープ切断部を有し、前記粘着テープの切断位置から前記粘着テープの切断個所を前記テープセット面のテープの粘着面に接着させる接着位置に向かい移動可能な可動板と、よりなるループ状つまみ作成具の前記ベース板の背面に、上部と前部及び後部を有する断面コ字状の係止部材の前記前部を固定し、この係止部材の前記後部を前記塔部に形成した凹溝に嵌合するだけの簡単な構造で、前記ループ状つまみ作成具を前記テープカッター本体に装着でき、しかも既存のテープカッターにも容易にループ状つまみ作成具が装着できる。
請求項2に記載の発明では、前記係止部材が有する弾性力により前記ループ状つまみ作成具の前記ベース板を前記塔部の前面に圧接されるように装着されるので、前記ベース板と前記塔部の前面と間に隙間なく密着されることになり、粘着テープの切断位置から粘着テープの切断個所を前記テープセット面のテープの粘着面に接着させる接着位置に向かい移動させる際とか、粘着テープの切断とかに外力が作用しても、前記塔部に対してループ状つまみ作成具が揺れ動くことがなく確実な装着される。
請求項3に記載の発明では、前記係止部材の前記後部を前記前部方向に傾け、前記前部と前記後部との間隔を前記上部の幅により狭くしたので、前記後部63を前記凹溝5に嵌合した際、前記後部63と前部62との間隔が広がり、前記後部63が元の状態に復元するための弾性力を利用して前記ループ状つまみ作成具の前記ベース板が前記塔部の前面に圧接されるように装着できる。
卓上式テープカッターの全体構成を示す側面図である。 卓上式テープカッターの前部を示す斜視図である。 ループ状つまみ作成具を示す斜視図である。 ループ状つまみ作成具の装着状態を示す断面図である。 ループ状つまみ作成具を装着する係止部材を示す斜視図である。 ループ状つまみ作成具の装着状態の他の実施の態様を示す断面図である。 ループ状つまみ作成具を装着する係止部材の他の実施の態様を示す斜視図である。 ループ状のつまみを作成する状態を説明する図である。
以下、この発明の卓上式テープカッターの実施の形態について説明する。
この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明はこれに限定されない。
この実施の形態の卓上式テープカッターを、図1乃至図8に基づいて説明する。図1はテープカッターの全体構成を示す側面図、図2はテープカッターの前部を示す斜視図、図3はループ状つまみ作成具を示す斜視図、図4はループ状つまみ作成具の装着状態を示す断面図、図5ループ状つまみ作成具を装着する係止部材を示す斜視図、図6はループ状つまみ作成具の装着状態の他の実施の態様を示す断面図、図7はループ状つまみ作成具を装着する係止部材の他の実施の態様を示す斜視図、図8ループ状のつまみを作成する状態を説明する図である。
この実施の形態のテープカッター本体1は一面に粘着剤が塗布されたロール状の粘着テープTを回転自在に支持するテープ保持部2と、このテープ保持部2より前方の位置で起立する塔部3を備える。
前記塔部3の前面には前記粘着テープTの切断端に折り返しを作成するループ状つまみ作成具10が取付けられ、このループ状つまみ作成具10の取付けの位置決めをするフランジ4と凹溝5が前記塔部3に形成される。
前記ループ状つまみ作成具10は、平面状のテープセット面11aを有する
べース板11と、前記テープセット面11aの後端縁に対して上方位置に移動可能な鋸刃状のテープ切断刃12と、このテープ切断刃12を回動可能に保持し接着位置と切断位置に移動可能に配置される保持板13と、保持板13を切断位置に保持する規制板14と、前記テープ切断刃12を常に切断位置に付勢する付勢手段15とを備える。
前記ベース板11は、例えば樹脂、金属などで成形され、下部には、左右一対の受け部20が設けられ、この左右一対の受け部20に支持ピン21を支点に前記保持板13の下部が回転可能に支持されている。この保持板13は、例えば樹脂、金属などで成形される。
前記テープ切断刃12は、打ち抜き板金材よりなり、前記粘着テープTを所定長さに切断するため、先端12aが鋸状に形成され、この先端12aと反対側に基端12cが前記ベース板11との間隔に応じた形状になっている。
前記テープ切断刃12の第一の折り曲げ段部12dの両側部に支持軸12g,
12hが一体に形成され、この支持軸12g,12hは前記保持板13の上部 に回転可能に設けられている。この両側部の前記支持軸12g,12hは、前記テープ切断刃12と別体に形成したが、前記テープ切断刃12に一体してもよい。第二の折り曲げ段部12eは、前記保持板13の上端部の角部に沿って設けられ、前記先端12aを有する第三の折り曲げ段部12bが前記保持板13の上端から立ち上がるようになっている。
前記付勢手段15は、コイルスプリング40で構成される。このコイルスプリング40は、前記回転軸12gの基部に装着され、前記コイルスプリング40の一端部40aは前記保持板13に係止され、他端部40bは前記テープ切断刃12に係止される。このコイルスプリング40の付勢力により、前記テープ切断刃12の前記先端12aと反対側の前記基端12cは、前記ベース板11に設けたストッパー22の表面にスライド可能に当接する。
このテープ切断刃12の前記基端12cは、前記ストッパー22によって上方への移動が規制され、これにより前記テープ切断刃12は前記コイルスプリング40により常に切断位置の方向へ付勢され、前記テープ切断刃12が設けられた前記保持板13は前記規制板14に当接し、この規制板14によって前記保持板13が切断位置に保持される。
前記テープTにループ状のつまみを作成する場合には、前記保持板13を前記ベース板11の方向へ移動させると、前記テープ切断刃12の前記基端12cが前記ベース板11の表面もしくは前記ストッパー22の表面を下方にスライドして移動し、前記テープ切断刃12の中央部が前記ストッパー22に当り、さらに前記保持板13を移動させると前記テープ切断刃12の中央部が前記ストッパー22により押され、前記テープ切断刃12は前記先端12aが、前記ベース板11の前記テープセット面11aに近づくように回転する。
前記ベース板11の両側部には、切断位置と接着位置間を移動する前記テープ切断刃12の両側部を覆うガイド板50が設けられている。このガイド板50は、前記ベース板11と一体に設けてもよく、また別体に成形してベース板11に接着などによって取付けてもよい。さらに前記ガイド板5を前記受け部20に連結して強度を向上してもよい。
このように、前記ベース板11の両側部に設けた前記ガイド板50により切断位置と接着位置間を移動する前記テープ切断刃12の両側部を覆うことで、前記テープ切断刃12に触れることに注意を払うことなくつまみを作成することができる。また、前記保持板13や前記テープ切断刃12を前記ガイド板50によって保護し、前記保持板13や前記テープ切断刃12が障害物と干渉することを防止することができる。
前記テープカッター本体1と前記ループ状つまみ作成具10とは、図4、図5に示すような上部61と前部62及び後部63を有する断面コ字状の係止部材6の前記後部63が前記テープカッター本体1の前記塔部3に形成した凹溝4に嵌合することによりテープカッター本体1に装着される。
前記係止部材6の前記上部61の側縁に上方に屈曲する第一突起61aが形成され、前記前部62の下縁に下方に屈曲する第二突起62bが形成されている。前記第一突起61aと前記第二突起61bは前記ベース板11に穿設した開口11bの上縁と下縁に係止し、前記係止部材6の前記前部62を前記ベース板11の背面に当接させる。
前記係止部材6の前記後部63は前記前部62の方向に傾け、前記後部63と前記前部62との間隔を前記上部61の幅より狭める。前記後部63を前記凹溝5に嵌合した際、前記後部63と前部62との間隔が広がると、前記後部63の復元作用により弾性力が生じ、前記ベース板11の背面が前記塔部3の前面に圧接され、前記ループ状つまみ作成具10が前記テープカッター本体1に装着させる。
なお、前記後部63の両側に折り曲げ縁63aを設け、前記凹溝4内の前記後部63に嵌合隙間が生じないようにする。
次に、他の実施の形態を、図6、7に基づいて説明する。この実施の形態において図4、5の実施の形態と同じ構成は同一の符号を付して説明する。
前記テープカッター本体1に前記ループ状つまみ作成具10を取り付ける係止部材7を二分割とし、図7(a)に示すような上部81と前部82及び後部83を有する断面コ字状の主係止片8に、図7(b)に示すような上部91と後部92を有する断面L字状の副係止片9を重合わせてなる。
前記主係止片8の前記前部82の下縁に下方に屈曲する第二突起82bが形成され、前記副係止片9の前記上部91の側縁には第一突起91aが形成される。前記第一突起91aと前記第二突起82bを前記ベース板11に穿設した前記開口11bの上縁と下縁に係止し、前記係止部材7を前記ベース板11の背面に当接させる。
前記主係止片8の前記後部83は前記前部82の方向に傾け、前記後部83と前記前部82との間隔を前記上部81の幅より狭くする。前記副係止片9の前記後部92は前記主係止片7の前記後部83と同じ傾きにし、前記主係止片8の前記後部83に重ねる。この重ねられた前記主係止片83の前記後部83と前記副係止片9の前記後部92を前記凹溝5に嵌合した際、前記後部83と前記前部82との間隔が広がると、前記後部83、92の復元作用による弾性力で、前記ベース板11の背面が前記塔部3の前面に圧接される。特に主係止片8の後部83に副係止片9の後部92が重なっているので、弾性力が大きくなり、前記ベース板11の背面が前記塔部3の前面に強く圧接される。
前記主係止片8の前記後部83に爪83aを突出し、この爪83aを前記副係止片9の前記後部92に設けた小孔92bに係合させることにより、副係止片9を前記主係止片8に位置決めして重ねることができる。
なお、前記副係止片9の前記後部92の両側に折り曲げ縁92aを設け、前記凹溝4内の前記後部92に嵌合隙間が生じないようにする。
前記テープのつまみ作成具10を用いて前記粘着テープTにループ状のつまみTcを作成する場合には、図8に示すように、前記テープカッター本体1の前記テープ保持部2に支持された前記粘着テープTを引き出し、前記粘着テープTを切断位置に位置する前記テープ切断刃12によって切断する(図8(a))。
この切断は、前記テープ切断刃12の前記先端12aと反対側の前記基端12cを前記ベース板11もしくは前記ストッパー22の表面にスライド可能に当接し、前記保持板13は切断位置にして前記テープ切断刃12の前記先端12aを立てた状態であり、前記粘着テープTの粘着面Tbを前記ベース板11の前記テープセット面11aに接着させるとともに、前記テープ切断刃12の前記先端12aで切断する。
そして、前記保持板13を指によって押すなどによって前記ベース板11に近接させると、この保持板13を接着位置に移動させるに従い前記テープ切断刃12が前記付勢手段15の付勢力に抗して前記テープ切断刃12の前記基端12cが前記ベース板11もしくは前記ストッパー22の表面を下方にスライドし、前記テープ切断刃12の前記先端12aを立てた状態から前記支持軸12g、12hを支点にして回転し、前記テープ切断刃12の前記先端12aを前記テープセット面11aの後端縁に対して上方に位置する(図8(b))。
このように前記保持板13を前記ベース板11の方向へ移動させ、前記テープ切断刃12の前記基端12cが前記ベース板11もしくは前記ストッパー22の表面を下方にスライドして移動し、前記テープ切断刃12の中央部が前記ストッパー22に当り、さらに前記保持板13を移動させると前記テープ切断刃12の中央部が前記ストッパー22により押される。これにより、前記テープ切断刃12の前記先端12aが前記ベース板11の前記テープセット面11aに近づくように回転する。
このとき、前記粘着テープTがループ状になり、前記テープ切断刃12の前記先端12aに付着している前記粘着テープTの前記粘着面Tbが前記テープセット面11aに付着している部分の上方位置から前記粘着テープTの前記粘着面Tbに接着し、さらに前記テープ切断刃12の回転により前記先端12aに接着している前記粘着テープTの前記粘着面Tbも接着し、ループ状の前記つまみTcを作成する(図8(c))。
この状態で、指などによって前記保持板13を接着位置に位置させている力を解除すると、前記付勢手段15の付勢力により前記テープ切断刃12が逆方向に前記支持軸12g、12hを支点にして回転し、前記テープ切断刃12の前記基端12cが前記ベース板11もしくは前記ストッパー22の表面を逆方向へスライドして前記保持板13を接着位置から切断位置へ移動する。これにより、前記テープ切断刃12の前記先端12aが前記粘着テープTの前記切断部Taから剥離し、前記テープ切断刃12の前記先端12aを立てた状態の切断位置へ復帰する(図8(d))。
この前記テープ切断刃12が回転して切断位置に復帰した状態では、前記粘着テープTの前記粘着面Tbが前記テープセット面11aに接着しており、前記テープ切断刃12が切断部Taの前記粘着面Tbから離間し、前記粘着テープTがループ状になりつまみTcが形成される。
このとき、前記付勢手段15の付勢力により前記テープ切断刃12を接着位置から離間させる方向に付勢しており、前記テープ切断刃12の前記先端12aが前記粘着テープTの前記切断部Taから離間して切断位置に復帰し、前記保持板13が前記規制板14により切断位置に保持されていることで(図8(d))、ループ状のつまみTcを摘み前記粘着テープTを前記テープカッター本体1から引き出して前記テープ切断刃12により切断することができる。
このように、簡単な操作で、前記テープ切断刃12の前記先端12aを前記テープセット面11aの後端縁に対して上方に位置させ、前記粘着テープTの切断部Tbを、前記テープセット面11aの後方位置の前記粘着テープTに接着させ、迅速かつ確実にループ状のつまみTcを作成することができる。
前記粘着テープTのつまみ作成具10は、前記保持板13を指によって押 すなどによって前記ベース板11に近接させるが、前記粘着テープTの切断部Taと前記テープ切断刃12の前記先端12aと共に前記保持板13を指によって押すなどによって前記ベース板11に近接させることが好ましく、メンディングテープのような硬くて張りのある粘着テープでも安定してループ状のつまみを作成することができる。また、前記保持板13の先端部の前記支持軸12g、12hを支点に前記テープ切断刃12が回転可能に設けられており、前記粘着テープTの先端部と前記テープ切断刃12とが前記保持板13と共に押される際に回転して前記テープ切断刃12の刃が押した指よりも先に離れて逃げ、指に尖った刃が当たる感触が緩和される。
テープカッター本体にループ状のつまみを作成することが可能なループ状つまみ作成具を簡単な構造で、確実に装着した卓上テープカッターを提供する。
1 テープカッター本体
2 テープ保持部
3 塔部
4 フランジ
5 凹溝
6 係止部材
7 分割係止部材
8 主係止片
9 副係止片
10 テープのつまみ作成具
11 ベース板
12 テープ切断部
13 保持板
14 規制板
15 付勢手段
20 受け部
21 支持ピン
22 ストッパー
40 コイルスプリング
50 ガイド板
T テープ
Ta テープTの切断部
Tb テープTの粘着面
Tc テープTのつまみ


Claims (3)

  1. テープカッター本体にロール状の粘着テープを回転自在に支持するテープ保持部と、このテープ保持部より前方の位置で起立する塔部と、を備えるテープカッターであって、
    平面状のテープセット面を有するベース板と、上部に前記粘着テープを切断するテープ切断部を有し、前記粘着テープの切断位置から前記粘着テープの切断個所を前記テープセット面のテープの粘着面に接着させる接着位置に向かい移動可能な可動板と、よりなるループ状つまみ作成具を備え、
    このループ状つまみ作成具の前記ベース板の背面に、前部と後部及び上部を有する断面コ字状の係止部材の前記前部を固定し、
    前記係止部材の前記後部を前記塔部に形成した凹溝に嵌合して前記ループ状つまみ作成具を前記テープカッター本体に装着たことを特徴とする卓上式テープカッター。
  2. 前記係止部材が有する弾性力により前記ループ状つまみ作成具の前記ベース板を前記塔部の前面に圧接されるように取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の卓上式テープカッター。
  3. 前記係止部材の前記後部を前記前部方向に傾け、前記前部と前記後部との間隔を狭くしたことを特徴とする請求項2に記載の卓上式テープカッター。












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