JP2014040190A - 後輪軌跡表示装置 - Google Patents

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明 今西
Mayumi Iwao
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Abstract

【課題】車両を転回走行させる運転者に将来の後輪軌跡を容易に把握させる。
【解決手段】車両1の側部に設けられたバックミラー4の鏡面5は、車両1の後輪を含む車両1の側後方の鏡像を車室内の運転席に着座した運転者から視認可能に映す。鏡面5には、ハンドルの最大操舵角に対応した後輪の将来の移動軌跡が、後輪の鏡像MTR,MTLから延びる推定後輪軌跡10として表示される。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載される後輪軌跡表示装置に関する。
車両の右左折時には、周囲の物体や人との接触(巻き込みを含む)による事故が発生し易い。このような右左折時の危険運転や事故の発生を防止するための公知の装置として、車両の後輪やその周辺を照射するものがある(例えば、特許文献1〜3)。
特開2000-71869号公報 特開2006-324222号公報 登録実用新案第3142339号公報
車両の運転者は、車両の右左折時や転回後退時においてハンドルの操舵角に対する将来の後輪軌跡(後輪が通ると考えられるライン)を事前に把握することが難しい。特に、乗用車と比較して車長やホイールベースが長い商用車の場合、その車両の運転に熟練していない運転者にとって後輪軌跡を事前に把握することは非常に困難である。このため、周囲の物体や人との接触を早い段階から回避することが難しい。
車両の後輪やその周辺を照射する上記従来の装置の場合、運転者は、現在の後輪位置を比較的容易に把握することが可能となる。しかし、運転者に提供される情報は、現在の車両(後輪位置)と周辺環境との関係性を示す静的な情報に過ぎず、将来の後輪軌跡を推定可能な情報ではない。また、走行中の周辺環境は時々刻々と変化するため、後輪位置やその周辺の照射によって運転中の運転者が将来的な後輪軌跡を把握することは困難である。
本発明は、上記実状に鑑み、車両を転回走行させる運転者が将来の後輪軌跡を容易に把握することが可能な後輪軌跡表示装置の提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明の第1の態様の後輪軌跡表示装置は、表示面と後輪軌跡表示手段とを備える。表示面は、車両の側部に設けられ、車両の後輪を含む車両の側後方の画像を車室内の運転席に着座した運転者から視認可能に表示する。後輪軌跡表示手段は、車両が転回した場合の後輪の将来の移動軌跡を、後輪の画像から延びる推定後輪軌跡として表示面に表示する。後輪軌跡表示手段は、車両の特定の操舵角に対応する軌跡を推定後輪軌跡として表示する。
特定の操舵角に対応する軌跡とは、特定の操舵角で車両が転回した場合の後輪の将来の移動軌跡を表示面上に表した軌跡である。
特定の操舵角は、予め設定された任意の角度であり、後述する第2の態様のように車両の直進走行時に対するハンドルの最大操舵角であってもよく、最大操舵角に対して所定の割合となる操舵角(例えば最大操舵角の1/2)であってもよい。
表示される推定後輪軌跡は、第1操舵角に対応した第1推定後輪軌跡と第2操舵角に対応した第2推定後輪軌跡というように、複数の特定の操舵角にそれぞれ対応した複数の推定後輪軌跡であってもよい。但し、推定後輪軌跡は、単数であるか複数であるかに関わらず、現在の操舵角とは無関係に固定的に一律に表示される。
上記構成では、後輪を含む車両の側後方の画像が表示される表示面に、後輪の画像から延びる推定後輪軌跡が表示される。表示される推定後輪軌跡は、特定の操舵角に対応した軌跡であるため、現在の操舵角に対応した後輪の移動軌跡とは必ずしも一致しないが、運転者は、表示された推定後輪軌跡を基準として後輪の移動軌跡を比較的容易に予測(イメージ)することができる。従って、運転者は、表示面に表示された車両の側後方の画像と推定後輪軌跡とを視ることによって、将来の後輪軌跡を容易に把握することができ、早い段階から周囲の物体等との接触を回避することができる。
また、表示面の車両の側後方の画像は、車両の走行に伴い推定後輪軌跡に対して変化するので、運転者は、走行中に時々刻々と変化する周辺環境と将来の後輪軌跡との位置関係を常に的確に把握することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様の後輪軌跡表示装置であって、上記特定の操舵角は、車両の直進走行時に対する最大操舵角である。
上記構成では、表示面の推定後輪軌跡よりも外側(車両から離間する側)の領域は、原則として(タイヤのスリップ等の外乱の影響を受けた場合を除き)車両との接触が発生しない領域であり、表示面の推定後輪軌跡よりも内側(車両と推定後輪軌跡との間)の領域は、車両との接触が発生する可能性がある領域である。従って、運転者は、表示面に表示された物体等が推定後輪軌跡の外側か内側かを視認することによって、物体等との接触を回避するように車両を的確に操舵することができる。
本発明の第3の態様は、第1又は第2の態様の後輪軌跡表示装置であって、車両が右折準備中又は右折中であるとき右折支援状態であると判定し、車両が左折準備中又は左折中であるとき左折支援状態であると判定する右左折判定手段を備える。表示面は、車両の右側に設けられて右側の後輪の画像を表示する右表示面と、車両の左側に設けられて左側の後輪の画像を表示する左表示面とを有する。後輪軌跡表示手段は、右折支援状態であると右左折判定手段が判定したとき、車両が右転回して前進した場合の右側の後輪の将来の移動軌跡を、右折時の推定後輪軌跡として右表示面に表示する。また、後輪軌跡表示手段は、左折支援状態であると右左折判定手段が判定したとき、車両が左転回して前進した場合の左側の後輪の将来の移動軌跡を、左折時の推定後輪軌跡として左表示面に表示する。
なお、車両の状態に関する車両情報を逐次検出する車両情報検出手段を設け、右左折判定手段は、車両情報検出手段が検出した車両情報に基づいて右折支援状態及び左折支援状態を判定してもよい。
上記構成では、右折準備中又は右折中は右表示面に右折時の推定後輪軌跡が表示され、左折準備中又は左折中は左表示面に左折時の推定後輪軌跡が表示されるので、車両を転回して前進させる運転者は、右折時には右表示面を、左折時には左表示面をそれぞれ視ることによって、将来の後輪軌跡を容易に把握することができる。
本発明の第4の態様は、第1の態様又は第2の態様の後輪軌跡表示装置であって、車両が後退準備中又は後退中であるとき後退支援状態であると判定する後退判定手段を備える。表示面は、車両の右側に設けられて右側の後輪の画像を表示する右表示面と、車両の左側に設けられて左側の後輪の画像を表示する左表示面とを有する。後輪軌跡表示手段は、後退支援状態であると後退判定手段が判定したとき、車両が右転回して後退した場合の右側の後輪の将来の移動軌跡を、右後退時の推定後輪軌跡として右表示面に表示するとともに、車両が左転回して後退した場合の左側の後輪の将来の移動軌跡を、左後退時の推定後輪軌跡として左表示面に表示する。
なお、車両の状態に関する車両情報を逐次検出する車両情報検出手段を設け、後退判定手段は、車両情報検出手段が検出した車両情報に基づいて後退支援状態を判定してもよい。
上記構成では、後退準備中又は後退中は、右表示面に右後退時の推定後輪軌跡が表示され、左表示面に左後退時の推定後輪軌跡が表示されるので、車両を転回して後退させる運転者は、右転回時には右表示面を、左転回時には左表示面をそれぞれ視ることによって、将来の後輪軌跡を容易に把握することができる。
本発明の第5の態様は、第1〜第4の何れかの態様の後輪軌跡表示装置であって、表示面は、後輪を含む車両の側後方の画像を鏡像として映すバックミラーの鏡面である。後輪軌跡表示手段は、後輪の鏡像から延びる推定後輪軌跡を鏡面に表示する。
上記構成では、バックミラーの鏡面を表示面として用いるので、既存の車両に対して後輪軌跡表示装置を簡易に設けることができ、汎用性が高まる。
本発明の第6の態様は、第5の態様の後輪軌跡表示装置であって、鏡面は、透過性を有し、後輪軌跡表示手段は、複数の発光部を有する。複数の発光部は、推定後輪軌跡に沿って鏡面の裏面側に配置されて発光する。
上記構成では、推定後輪軌跡が鏡面に発光表示されるので、周囲環境によらず(夜間等であっても)、運転者は容易に後輪軌跡を把握することができる。
複数の発光部を、鏡面の面方向に沿って移動可能に設けてもよい。
上記構成では、運転席に着座した運転者の目の位置とバックミラーの鏡面との相対位置(鏡面に対する視線の角度)が変わり、推定後輪軌跡が後輪の鏡像からずれた場合であっても、鏡面の角度を変更することなく、発光部を移動させることによって、推定後輪軌跡を後輪の鏡像に合わせることができる。
本発明によれば、車両を転回走行させる運転者は、将来の後輪軌跡を容易に把握することが可能となり、早い段階から周囲の物体等との接触を回避することができる。
本発明の一実施形態のバックミラーの鏡面を車両の前進転回時に運転席から視た状態を示す模式図であり、(a)は右折時の右ミラーを、(b)は左折時の左ミラーをそれぞれ示す。 図1のバックミラーの鏡面を車両の後退時に運転席から視た状態を示す模式図であり、(a)は右ミラーを、(b)は左ミラーをそれぞれ示す。 図1のバックミラーの断面図である。 図3の発光ユニットの平面図である。 本発明の一実施形態の後輪軌跡表示装置の機能ブロック図である。 車両の状態とバックミラーの表示との関係を示す表である。 本実施形態の後輪軌跡表示処理を示すフローチャートである。 発光ユニットの変形例を示す平面図である。 推定後輪軌跡の表示態様の変形例を示す模式図であり、(a)はライン表示を、(b)は扇型表示を、(c)は円弧ライン表示をそれぞれ示す。
本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態では、後輪軌跡表示装置3が搭載される車両1がトラック(商用車)の場合を説明するが、本発明の後輪軌跡表示装置3は、乗用車など様々な種類の車両に搭載可能である。また、以下の説明において、前後方向は車両の前後方向であり、左右方向は車両前方を向いた状態での左右方向である。
図1及び図2に示すように、車両1のキャブ2の右側及び左側の側部前端には、バックミラー(サイドミラー)4がそれぞれ設けられている。左側及び右側のバックミラー4(右ミラー4Rと左ミラー4L)は、図3に示すように、鏡面(表示面)5とミラー本体6と鏡面支持体7とミラー傾動装置8とをそれぞれ有する。ミラー本体6は、キャブ2の外面から延びるミラーステイ9に固定的に支持され、鏡面支持体7は、ミラー本体6の内部に固定されたミラー傾動装置8によって傾動可能に支持される。鏡面5は、鏡面支持体7の後面に一体的に設けられ、車室外に配置されて車両1の側後方を映す。鏡面5は、上下方向に沿った回転軸を中心として傾動可能(水平スイブル可能)で、且つ左右方向に沿った回転軸を中心として傾動可能(垂直スイブル可能)である。鏡面5のスイブルは、車室内から制御操作可能(スイブル調整可能)に、ミラー傾動装置7のステッピングモータ(図示省略)によって実行される。なお、バックミラー4は、手動によって傾動可能に支持されてもよい。また、車両が乗用車やピックアップトラックなどの場合、ドアミラーやフェンダーミラーがバックミラーとなる。鏡面5は、裏面側からの照射光を表面側に透過させる透過性素材によって形成されている。
バックミラー4の鏡面5は、後輪(後タイヤ)を含む車両1の側後方の画像を、運転席に着座した運転者が視認可能な鏡像として映す。図1及び図2に示すように、右ミラー4Rの鏡面(右表示面)5Rには右側の後輪(右後タイヤ)の鏡像MTRが映され、左ミラー4Lの鏡面(左表示面)5Lには左側の後輪(左後タイヤ)の鏡像MTLが映される。
バックミラー4の内部の鏡面5の裏面側には、発光ユニット20(図3に示す)が設けられている。発光ユニット20は、車両1が転回して前進又は後退した際の後輪の将来の移動軌跡を、後輪の鏡像MTR,MTLの車幅方向外側の接地点(基端12)から延びる推定後輪軌跡10R,11R,10L,11Lとして鏡面5R,5Lにそれぞれ表示する。
推定後輪軌跡10R,11R,10L,11Lとは、車両1が特定の操舵角で右方向又は左方向へ転回した場合の転回内側(右転回時には右側、左転回時には左側)の後輪の将来の移動軌跡を鏡面5上に表した軌跡であり、本実施形態では、特定の操舵角として車両1の直進走行時に対するハンドルの最大操舵角(右転回時及び左転回時の各フルステア)を用いている。なお、推定後輪軌跡10R,10Lは、前進転回時(右折時及び左折時)の推定後輪軌跡10であり、推定後輪軌跡11R,11Lは、後退時(右転回時及び左転回時)の推定後輪軌跡11である。
鏡面5における後輪移動軌跡10,11の表示位置は、鏡面5の傾斜角度を所定推奨角度に固定し、且つ標準的な体格の運転者による視認を想定した場合、操舵角(本実施形態では最大操舵角)と車両1の諸元(ホイールベースや運転席の位置など)とから予め演算等によって求めることが可能である。後輪移動軌跡10,11は、最大操舵角と車両1の諸元とから予め求められ、鏡面5に対して固定的に設定される。なお、運転者が視認する後輪の鏡像MTR,MTLと後輪移動軌跡10,11との相対位置は、鏡面5の実際の傾斜角度や運転者の体格等によって変わるため、運転者は、車両1の走行開始時に、鏡面5の傾斜角度を調節して推定後輪軌跡10,11の各基端12を後輪の鏡像MTR,MTLに合わせる。
表示される推定後輪軌跡10,11は、右折時の推定後輪軌跡10R(図1(a)に示す)と、左折時の推定後輪軌跡10L(図1(b)に示す)と、右後退時の推定後輪軌跡11R(図2(a)に示す)と、左後退時の推定後輪軌跡11L(図2(b)に示す)の4種類(前進時用の左右の2種類と後退時用の左右の2種類)である。右折時及び右後退時の推定後輪軌跡10R,11Rが右ミラー4Rの鏡面5Rに選択的に表示され、左折時及び左後退時の推定後輪軌跡10L,11Lが左ミラー4Lの鏡面5Lに選択的に表示される。
右折時の推定後輪軌跡10Rは、車両1が右転回して前進した場合の右側の後輪の将来の移動軌跡であり、右側の後輪の鏡像MTRから右斜め下方へ延びる。左折時の推定後輪軌跡10Lは、車両1が左転回して前進した場合の左側の後輪の将来の移動軌跡であり、左側の後輪の鏡像MTLから左斜め下方へ延びる。右後退時の推定後輪軌跡11Rは、車両1が右転回して後退した場合の右側の後輪の将来の移動軌跡であり、右側の後輪の鏡像MTRから右斜め上方へ延びる。左後退時の推定後輪軌跡11Lは、車両1が左転回して後退した場合の左側の後輪の将来の移動軌跡であり、左側の後輪の鏡像MTLから左斜め上方へ延びる。右側の2本の推定後輪軌跡10R,11Rは同一の基端12から延び、左側の2本の推定後輪軌跡10L,11Lは同一の基端12から延びる。
図3及び図4に示すように、発光ユニット20は、発光ボード22に固定されて点灯及び消灯する複数の発光部21を有し、発光ボード22は、鏡体支持体7に固定される。発光部21は、例えばLED(発光ダイオード)によって構成され、複数の発光部21によって表示部(後輪軌跡表示手段)23(図5に示す)が構成される。複数の発光部21は、鏡面5の裏面に対向した状態で、推定後輪軌跡10,11に沿って配置される。複数の発光部21は、推定後輪軌跡10,11の各基端12に配置される基準発光部21Nと、基準発光部21から前進転回時の推定後輪軌跡10に沿って配置される複数の前進用発光部21Fと、基準発光部21から後退時の推定後輪軌跡11に沿って配置される後退用発光部21Rとからなる。前進用発光部21Fは、推定後輪軌跡10を破線状に発光表示し、後退用発光部21Rは推定後輪軌跡11を破線状に発光表示する。発光部21F,21Rの発光態様は、常時点灯や長い周期の点滅など任意である。推定後輪軌跡10,11は、発光部21F,21Rの発光時にのみ鏡面5に表示され、消灯時には表示されない。なお、本実施形態の基準発光部21は、運転者が後輪の鏡像MTR,MTLを基端12に合わせる際に基端12の位置を把握可能なように、常時発光して基端12を表示する。
[後輪軌跡表示装置3の構成]
図5に示すように、後輪軌跡表示装置3は、表示制御部30と、ギア段判定スイッチ41と、ウインカスイッチ42と、表示部23と、鏡面5を備える。
表示制御部30は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、内部時計、タイマ等を備えた電算処理装置であり、車両1に搭載される。CPUは、ROMに記憶された後輪軌跡表示制御プログラムに従って処理を実行することにより、作動判定部(右左折判定手段、後退判定手段)31及び表示演算部(後輪軌跡表示手段)32として機能する。
ギア段判定スイッチ(シフトスイッチ)41は、シフトレバー(図示省略)のシフトポジションを所定時間毎に検出し、ギア段情報として表示制御部30へ送信する。ギア段情報は、エンジン(図示省略)と駆動輪軸(図示省略)との間に介設された変速機構(図示省略)のギア段(図示省略)を特定する情報である。本実施形態の車両1はマニュアルトランスミッション(MT)車であり、シフトポジションは、車両1を前進させるための1速、2速、3速、・・・と、エンジン(図示省略)との接続を解除するニュートラルポジションNと、車両1を後退させるためのリバースポジションR(Rレンジ)と、車両1の停車状態を維持させるためのパーキングポジジョンP(Pレンジ)とを含む。なお、車両1がオートマチックトランスミッション(AT)車の場合、1速、2速、3速、・・・は、ドライブポジションDになる。
ウインカスイッチ42は、ウインカレバー(図示省略)のウインカポジションを所定時間毎に検出し、ウインカ情報として表示制御部30へ送信する。ウインカポジションは、消灯(非表示)、右折表示(右点滅)及び左折表示(左点滅)の3ポジションであり、ウインカ情報は、運転者が右折又は左折のためにウインカ表示を行っているか否かを示す情報である。
ギア段情報とウインカ情報とは、車両1の状態に関する車両情報であり、シフトスイッチ41とウインカスイッチ42とは、車両1の状態に関する車両情報を逐次検出する車両情報検出手段を構成する。
運転者は、車両1の直進走行時や後退時は、ウインカレバーを非表示に維持し、右折時(右折準備中又は右折中)は右折表示にシフトし、左折時(左折準備中又は左折中)は左折表示にシフトする。また、車両1の後退時(後退準備中又は後退中)には、シフトレバーをRレンジにシフトする。
作動判定部32は、ギア段情報が1速以上(1速、2速、3速・・・)であって、ウインカ情報が右折表示のときは右折支援状態であると判定し、右折表示のときは左折支援状態であると判定する。また、ギア段情報がRレンジのときは後退支援状態であると判定する。
表示演算部32は、作動判定部31の判定結果に応じて、表示部23の発光制御を実行する。具体的には、右折支援状態であると作動判定部31が判定したときには、右ミラー4Rの前進用発光部21Fを発光させ、左折支援状態であると作動判定部31が判定したときには、左ミラー4Lの前進用発光部21Fを発光させる。また、後退支援状態であると作動判定部31が判定したときには、右ミラー4R及び左ミラー4Lの後退用発光部21Rを発光させる。
このような発光制御により、図6に示すように、右折支援状態(前進右折時)では、左右のバックミラー4の各鏡面5のうち右ミラー4Rの鏡面5Rに右折時の推定後輪軌跡10Rが表示され、他の推定後輪軌跡10L,11R,11Lは表示されない。左折支援状態(前進左折時)では、左右のバックミラー4の各鏡面5のうち左ミラー4Lの鏡面5Lに左折時の推定後輪軌跡10Lが表示され、他の推定後輪軌跡10R,11R,11Lは表示されない。後退支援状態(後退時)では、右ミラー4Rの鏡面5Rと左ミラー4Lの鏡面5Lとにそれぞれ後退時の推定後輪軌跡11R,11Lが表示され、右折時及び左折時の推定後輪軌跡10R,10Lは表示されない。
例えば、直進走行から左折するために運転者がウインカレバーを左折表示にシフトすると、左折準備中となり、左ミラー4Lに推定後輪軌跡10Lが表示される。推定後輪軌跡10Lの表示は、運転者がハンドルを左操舵している左折中も継続し、運転者がハンドルを直進方向に戻してウインカレバーが消灯に戻ることによって終了する。
また、停車から後退するために運転者がシフトレバーをRレンジにシフトすると、後退準備中となり、右ミラー4R及び左ミラー4Lに推定後輪軌跡11R,11Lが表示される。推定後輪軌跡11R,11Lの表示は、車両1の後退中も継続し、運転者が車両1を停車してシフトレバーをRレンジ以外にシフトすることによって終了する。
[表示制御部30が実行する処理]
次に、表示制御部30が実行する処理について、図7のフローチャートを参照して説明する。本処理は、運転者がエンジンを始動することによって開始される。
図7に示すように、本処理を開始すると、受信したギア段情報がRレンジか否かを判定する(ステップS1)。
ギア段情報がRレンジであれば(ステップS1:YES)、後退支援状態であると判定し、右ミラー4Rと左ミラー4Lとにそれぞれ後退時の推定後輪軌跡11R,11Lを表示する(ステップS2)。続いて、受信したギア段情報がRレンジ以外に変更されたか否かを判定し(ステップS3)、Rレンジが維持されている間は(ステップS3:NO)、推定後輪軌跡11R,11Lの表示を継続する。
受信したギア段情報がRレンジ以外に変更されると(ステップS3:YES)、推定後輪軌跡11R,11Lを消灯して(ステップS4)、本処理を終了する。
受信したギア段情報がRレンジ以外であれば(ステップS1:NO)、さらにギア段情報が1速以上であるか否かを判定する(ステップS5)。
ギア段情報が1速以上であれば(ステップS5:YES)、続いて、受信したウインカ情報が右折表示か否かを判定する(ステップS6)。
ウインカ情報が右折表示であれば(ステップS6:YES)、右折支援状態であると判定し、右ミラー4Rに右折時の推定後輪軌跡10Rを表示する(ステップS7)。続いて、受信したウインカ情報が消灯に変更されたか否かを判定し(ステップS8)、右折表示が維持されている間は(ステップS8:NO)、推定後輪軌跡10Rの表示を継続する。
受信したウインカ情報が右折表示でなければ(ステップS6:NO)、さらにウインカ情報が左折表示であるか否かを判定し(ステップS9)、ウインカ情報が左折表示であれば(ステップS9:YES)、左折支援状態であると判定し、左ミラー4Lに左折時の推定後輪軌跡10Lを表示する(ステップS10)。続いて、受信したウインカ情報が消灯に変更されたか否かを判定し(ステップS8)、左折折表示が維持されている間は(ステップS8:NO)、推定後輪軌跡10Lの表示を継続する。
受信したウインカ情報が消灯に変更されると(ステップS8:YES)、推定後輪軌跡11R,11Lを消灯して(ステップS4)、本処理を終了する。
なお、ギア段情報がRレンジ又は1速以上の何れでもない場合(ステップS5:NO)、及びギア段情報は1速以上であるがウインカ情報が消灯の場合(ステップS9:NO)には、車両1の後退や前進転回が生じていない又は生じる可能性が低いため、ステップS1に戻る。
以上説明したように、本実施形態によれば、後輪を含む車両の側後方の画像が表示されるバックミラー4の鏡面5に、後輪の画像MTR,MTLから延びる推定後輪軌跡10,11が表示される。表示される推定後輪軌跡10,11は、最大操舵角に対応した軌跡であるため、現在の操舵角に対応した後輪の移動軌跡とは必ずしも一致しないが、運転者は、表示された推定後輪軌跡10,11を基準として後輪の移動軌跡を比較的容易に予測(イメージ)することができる。従って、運転者は、鏡面5に表示された車両1の側後方の鏡像と推定後輪軌跡10,11とを視ることによって、将来の後輪軌跡を容易に把握することができ、早い段階から周囲の物体等との接触を回避することができる。
例えば、道路に走行ラインが無いなど走行中の運転者にとって運転中の車両1の位置を把握する手がかりが無い場合や、ホイールベースが長く内輪差が大きい車両1の場合に、推定後輪軌跡10,11の表示は特に有効に運転者を支援する。
バックミラー4の鏡面5は、運転者が車両1を転回させる際に必ず視認する対象であるので、特別な視認動作を要することがない。
鏡面5に映る車両1の側後方の鏡像(車両1の周囲の鏡像)は、車両1の走行に伴い推定後輪軌跡10,11に対して変化するので、運転者は、走行中に時々刻々と変化する周辺環境と将来の後輪軌跡との位置関係を常に的確に把握することができる。
最大操舵角に対応する推定後輪軌跡10,11が鏡面5に表示されるので、鏡面5の推定後輪軌跡10,11よりも外側(車両1から離間する側)の領域は、原則として(タイヤのスリップ等の外乱の影響を受けた場合を除き)車両1との接触が発生しない安全域51となる。また、鏡面5の推定後輪軌跡10,11よりも内側(車両1と推定後輪軌跡10,11との間)の領域は、車両1との接触が発生する可能性がある危険域52となる。従って、運転者は、鏡面5に表示された物体等が推定後輪軌跡10,11の外側か内側かを視認することによって、物体等との接触を回避するように車両1を的確に操舵することができる。
右折時は右ミラー4Rに右折時の推定後輪軌跡10Rが表示され、左折時は左ミラー4Lに左折時の推定後輪軌跡10Lが表示されるので、車両1を転回して前進させる運転者は、右折時には右ミラー4Rを、左折時には左ミラー4Lをそれぞれ視ることによって、将来の後輪軌跡を容易に把握することができる。
右折時は、右ミラー4Rに推定後輪軌跡10Rを表示し、他の推定後輪軌跡10L,11R,11Lは表示せず、左折時は、左ミラー4Lに推定後輪軌跡10Lを表示し、他の推定後輪軌跡10R,11R,11Lを表示しない。このように、左右のバックミラー4のうち運転者にとって視認する必然性が高い方のバックミラー4にのみ必要な情報(推定後輪軌跡10)を提示する。このように、運転者に対する無駄な情報提供が抑制されるので、運転者は車両1を安全に運転することができる。
後退時は、右ミラー4Rに右後退時の推定後輪軌跡11Rが表示され、左ミラー4Lに左後退時の推定後輪軌跡11Lが表示されるので、車両1を転回して後退させる運転者は、右転回時には右ミラー4Rを、左転回時には左ミラー4Lをそれぞれ視ることによって、将来の後輪軌跡を容易に把握することができる。
推定後輪軌跡10,11が鏡面5に発光表示されるので、周囲環境によらず(夜間等であっても)、運転者は容易に後輪軌跡10,11を把握することができる。
また、バックミラー4の鏡面5を表示面として用いるので、バックミラー4を備えた既存の車両に対して後輪軌跡表示装置3を簡易に設けることができ、汎用性が高まる。
<変形例1>
上記実施形態では、複数の発光部21を鏡面5に対して固定的に設けたが、これらを鏡面5の面方向に沿って移動可能に設けてもよい。
例えば、図8に示すように、鏡面支持体7に固定された左右1対の第1ガイドレール61によって可動プレート62を上下方向にスライド自在に支持し、可動プレート62に固定された上下1対の第2ガイドレール63によって発光ボード22を左右方向にスライド自在に支持する。鏡面支持体7に回転自在に支持されて第1モータ(図示省略)によって回転する第1ピニオンギヤ64を、可動プレート62の上下方向の側縁に形成された第1ラックギヤ65と噛合し、可動プレート62に回転自在に支持されて第2モータ(図示省略)によって回転する第2ピニオンギヤ66を、発光ボード22の上下方向の側縁に形成された第2ラックギヤ67と噛合する。第1モータを回転制御することによって可動プレート62(発光ボード22)が昇降し、第2モータを回転制御することによって発光ボード22が左右方向に移動する。これにより、発光ボード22に固定された複数の発光部21は、鏡面5の面方向に沿って移動可能となる。
このように、複数の発光部21(表示部23)を鏡面5の面方向に沿って移動可能に設けることによって、運転席に着座した運転者の目の位置とバックミラー4の鏡面5との相対位置(鏡面5に対する視線の角度)が変わり、推定後輪軌跡10,11が後輪の鏡像MTR,MTLからずれた場合であっても、運転者は、鏡面5の角度を変更することなく、発光部21(推定後輪軌跡10,11)を移動させることによって、推定後輪軌跡10,11を後輪の鏡像MTR,MTLに合わせることができる。
<変形例2>
上記実施形態では、複数の発光部21が推定後輪軌跡10,11に沿って配置された発光ボード22を設けたが、これに代えて、多数の発光部がドットマトリックス状(格子状)に配置された発光ボードを設けてもよい。この場合、表示制御部30は、多数の発光部のうち推定後輪軌跡10,11に沿った発光部を特定する情報をRAM等の記憶手段に予め記憶し、推定後輪軌跡10,11に沿った発光部の発光制御を行う。また、推定後輪軌跡10,11に沿った発光部を特定する情報として所定の演算式やマップ等を記憶することにより、推定後輪軌跡10,11を、運転者からの指示に応じて鏡面5に対して移動表示可能としてもよい。推定後輪軌跡10,11を移動表示可能とすることにより、推定後輪軌跡10,11が後輪の鏡像MTR,MTLからずれた場合であっても、鏡面5の角度を変更することなく、運転者は、推定後輪軌跡10,11を移動させることによって、推定後輪軌跡10,11を後輪の鏡像MTR,MTLに合わせることができる。
<変形例3>
上記実施形態では、推定後輪軌跡10,11の表示態様を破線状としたが、推定後輪軌跡10,11の表示態様はこれに限定されない。例えば、図9(a)に示すような実線(ライン)状の表示71や、図9(b)に示すような扇型状の表示72や、図9(c)に示すような円弧ライン状の表示73など、様々な態様での表示が可能である。
<変形例4>
上記実施形態では、推定後輪軌跡10,11に対応する特定の操舵角としてハンドルの最大操舵角を採用したが、特定の操舵角を何れの角度とするかは任意であり、最大操舵角に対して所定の割合となる操舵角(例えば最大操舵角の1/2)であってもよい。
<変形例5>
上記実施形態では、1つの特定の操舵角に対応する推定後輪軌跡10,11を表示したが、例えば第1操舵角に対応した第1推定後輪軌跡と第2操舵角に対応した第2推定後輪軌跡というように、複数の特定の操舵角にそれぞれ対応した複数の推定後輪軌跡を表示してもよい。但し、この場合であっても、推定後輪軌跡は、現在の操舵角とは無関係に固定的に一律に表示される。
<変形例6>
上記実施形態において、推定後輪軌跡10,11の外側の安全域51や内側の危険域52を識別可能に発光表示(例えば所定の色での発光表示)してもよい。
<変形例7>
上記実施形態では、鏡面5を表示面としたが、これに代えて、LCD(液晶ディスプレイ)をミラー本体6に取り付け、車外に設置されたカメラが撮像する車両1の側後方の映像をLDCの表示面に表示し、LCDの表示画像に推定後輪軌跡10,11の画像を重ねて表示してもよい。
<変形例8>
上記実施形態では、複数の発光部21の発光制御によって推定後輪軌跡10,11を表示したが、鏡面5の表面上に推定後輪軌跡10,11に沿った表示部を固定的に設け、推定後輪軌跡10,11は常時表示してもよい。例えば、鏡面5の表面に推定後輪軌跡10,11に沿って塗料を塗布することによって表示部を形成してもよく、推定後輪軌跡10,11に沿って塗料が塗布された透明フィルムを鏡面5の表面に貼着することによって表示部を形成してもよい。推定後輪軌跡10,11に沿って塗布する塗料として蛍光塗料を用いてもよく、必要に応じて鏡面5の裏面側から推定後輪軌跡10,11を照射可能としてもよい。また、複数の発光部21を常時発光させることによって、推定後輪軌跡10,11を常時表示してもよい。推定後輪軌跡10,11を常時表示する場合、表示制御部30は省略される。
なお、上述の実施形態は本発明の一例である。このため、本発明は上述の実施形態に限定されることはなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、上述の実施形態及び変形例以外であっても種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明の後輪軌跡表示装置は、種々の車両に適用可能である。
1:車両
3:後輪軌跡表示装置
4:バックミラー
4R:右ミラー
4L:左ミラー
5:鏡面(表示面)
10,10R,10L,11,11R,11L:推定後輪軌跡
20:発光ユニット
21:発光部
23:表示部(後輪軌跡表示手段)
30:表示制御部
31:作動判定部(右左折判定手段、後退判定手段)
32:表示演算部(後輪軌跡表示手段)

Claims (6)

  1. 車両の側部に設けられ、前記車両の後輪を含む前記車両の側後方の画像を車室内の運転席に着座した運転者から視認可能に表示する表示面と、
    前記車両が転回した場合の前記後輪の将来の移動軌跡を、前記後輪の画像から延びる推定後輪軌跡として前記表示面に表示する後輪軌跡表示手段と、を備え、
    前記後輪軌跡表示手段は、前記車両の特定の操舵角に対応する軌跡を前記推定後輪軌跡として表示する
    ことを特徴とする後輪軌跡表示装置。
  2. 請求項1に記載の後輪軌跡表示装置であって、
    前記特定の操舵角は、前記車両の直進走行時に対する最大操舵角である
    ことを特徴とする後輪軌跡表示装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の後輪軌跡表示装置であって、
    前記車両が右折準備中又は右折中であるとき右折支援状態であると判定し、前記車両が左折準備中又は左折中であるとき左折支援状態であると判定する右左折判定手段を備え、
    前記表示面は、前記車両の右側に設けられて右側の後輪の画像を表示する右表示面と、前記車両の左側に設けられて左側の後輪の画像を表示する左表示面とを有し、
    前記後輪軌跡表示手段は、前記右折支援状態であると前記右左折判定手段が判定したとき、前記車両が右転回して前進した場合の前記右側の後輪の将来の移動軌跡を、右折時の推定後輪軌跡として前記右表示面に表示し、前記左折支援状態であると前記右左折判定手段が判定したとき、前記車両が左転回して前進した場合の前記左側の後輪の将来の移動軌跡を、左折時の推定後輪軌跡として前記左表示面に表示する
    ことを特徴とする後輪軌跡表示装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の後輪軌跡表示装置であって、
    前記車両が後退準備中又は後退中であるとき後退支援状態であると判定する後退判定手段を備え、
    前記表示面は、前記車両の右側に設けられて右側の後輪の画像を表示する右表示面と、前記車両の左側に設けられて左側の後輪の画像を表示する左表示面とを有し、
    前記後輪軌跡表示手段は、前記後退支援状態であると前記後退判定手段が判定したとき、前記車両が右転回して後退した場合の前記右側の後輪の将来の移動軌跡を、右後退時の推定後輪軌跡として前記右表示面に表示するとともに、前記車両が左転回して後退した場合の前記左側の後輪の将来の移動軌跡を、左後退時の推定後輪軌跡として前記左表示面に表示する
    ことを特徴とする後輪軌跡表示装置。
  5. 請求項1〜請求項4のうち何れか1項に記載の後輪軌跡表示装置であって、
    前記表示面は、前記後輪を含む前記車両の側後方の画像を鏡像として映すバックミラーの鏡面であり、
    前記後輪軌跡表示手段は、前記後輪の鏡像から延びる前記推定後輪軌跡を前記鏡面に表示する
    ことを特徴とする後輪軌跡表示装置。
  6. 請求項5に記載の後輪軌跡表示装置であって、
    前記鏡面は、透過性を有し、
    前記後輪軌跡表示手段は、前記推定後輪軌跡に沿って前記鏡面の裏面側に配置されて発光する複数の発光部を有する
    ことを特徴とする後輪軌跡表示装置。
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