JP2014037209A - 車両用ドアのプルハンドル構造 - Google Patents

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Hirotoshi Doi
博利 土井
Kenji Rokuura
賢司 六浦
Koji Kamio
浩二 神尾
Keisuke Sakakibara
啓介 榊原
Yuichi Yamaguchi
祐市 山口
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Abstract

【課題】部品点数を増やすことなく取付け作業の簡素化を図りつつ、滑りがなく持ち易いプルハンドルの構造を提供する。
【解決手段】ドアトリム2に形成された装着開口部5と、ドアトリムの上下方向に向って凹部3が形成されたプルハンドル部材4とを備え、装着開口部に凹部を挿入して装着することで構成される車両用ドアのプルハンドル構造において、凹部の内部における車室内側に位置する側面に開口部10を形成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用ドアのプルハンドル構造に関する。
車両のドアの室内側には、ドアトリムが装着されている。このドアトリムには、サイドウインドウの開閉やドアロックの施錠/開錠をするための操作スイッチの他に、ドア開閉時に乗員が掴むプルハンドルが形成されている。プルハンドルは、上方から下方に向って凹状に形成されているものが多く、通常、ドア開閉時に乗員が指を内部に挿入した状態で掴むように構成されている。また、プルハンドルは、成型の関係からドアトリムとは個別に成型されていて、成型後にドアトリムに装着するものが多い。このようなプルハンドルの構成としては、特許文献1、2が挙げられる。
特開2006−328901号公報 特開2008−143416号公報
樹脂成型するプルハンドルは、成型上の都合、凹状の内側面がハンドル底部から上方に向って末広がりとなる傾斜面とされている。このため、乗員が手で掴む際にハンドル内部で指先が滑りやすく、より手で持ち易いプルハンドルの構造が要望されている。プルハンドルの内側面に指先が引っ掛かるように別部材を取り付けることも考えられるが、この場合、部品点数の増加と取付け作業が発生するので煩雑になってしまう。
本発明は、部品点数を増やすことなく取付け作業の簡素化を図りつつ、滑りがなく持ち易いプルハンドルの構造を提供することを、その目的とする。
上記課題を解決するため、本発明では、ドアトリムに形成された装着開口部と、ドアトリムの上下方向に向って凹部が形成されたプルハンドル部材とを備え、装着開口部に凹部を挿入して装着することで構成される車両用ドアのプルハンドル構造において、凹部の内部における車室内側に位置する側面に開口部を形成したことを特徴としている。
本発明によれば、装着開口部に凹部を挿入して装着することで構成される車両用ドアのプルハンドル構造において、凹部の内部における車室内側に位置する側面に開口部を形成したので、乗員が車室内からドアを開閉する際に凹部内部に指を入れたときに、開口部の上縁部に引っ掛けることができる。このため、部品点数を増やすことなく取付け作業の簡素化を図りつつ、滑りがなく持ち易いプルハンドル構造を提供することができる。
本発明に係る車両用ドアのプルハンドル構造が適用されたドアを車室内側から見た斜視図。 本発明の第1の実施形態を示す図1A−A線断面図。 本発明の第2の実施形態を示す断面図。 本発明の第3の実施形態を示す断面図。 本発明の第4の実施形態を示す断面図。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明に係る車両用ドアのプルハンドル構造が適用された車両用のドア1を車室内側から見た斜視図である。ドア1の車室内側には、樹脂製のドアトリム2が装着されている。ドアトリム2には、凹部3が形成された樹脂製のプルハンドル部材4が装着される装着面2Bを有する装着部2Aが車室内側に向って膨設されている。
図2に示すように、凹部3は、ドアトリム2の上下方向に向って延在している。凹部3の車室内側に位置する側面3Aと車外側に位置する側面3Bの上部には、それぞれ、ドアトリム2の装着面2Bに形成された装着開口部5の周囲の裏面2Cに引っ掛かる爪部6、7が形成されている。プルハンドル部材4は、装着開口部5に凹部3を挿入し、爪部6、7が弾性変形して装着開口部5の周囲の装着面2Bの裏面2Cに引っ掛かることで、ドアトリム2に装着されて保持される。そして乗員が車室内側からドア1を開閉する際に、乗員が凹部3内に手の指を挿入し、膨設された装着面2Bとプルハンドル部材4を掴むように構成することで、プルハンドル構造が形成されている。
以下、幾つかの実施形態を説明するが、ドアトリム2の装着面2Bにプルハンドル部材4を装着する点については各形態とも同一構成であるので、重複説明は省略する。
(第1の実施形態)
図2に示すように、本形態では、装着開口部5に挿入する凹部3の内部における車室内側に位置する側面3Aに開口部10を形成した。開口部10の大きさは、凹部3内に手の指を挿入して掴んだ際に、凹部3内に挿入した指先が挿入できる大きさが好ましい。
このように凹部3の内部における車室内側に位置する側面3Aに開口部10を形成すると、乗員がドア1の開閉に際し、凹部3の内部に指を入れたときに、開口部10の上縁部10Aに指先を引っ掛けることができる。このため、凹部3に開口部10を形成するという簡素な構成(加工)で、指先を引っ掛けることができるので、部品点数を増やすことなく、取付け作業の簡素化を図れるとともに、滑りがなく持ち易いプルハンドル構造となる。
また、樹脂成型品であるプルハンドル部材4は、車内のインテリアとの関係から塗装されることがあるが、従来の構造では、塗布した塗料が凹部3の内部で舞い上がってしまい、凹部3内部の塗装にムラが生じてしまう。しかし、本形態のように凹部3の内側面3Aに開口部10を形成した構造であれば、塗布した塗料が凹部3の開口部から逃げることができるので、凹部3内面の塗装も良好に行え、品質向上を図ることができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、凹部3の側面3Aに開口部10を形成し、ドア1の開閉の際し、凹部3の内部に乗員が指を入れたときに、開口部10内に指先を挿入して上縁部10Aに指先を引っ掛けるようにしたが、開口部10の大きさや位置によっては、凹部3内に小物を入れた際に、ドアトリム2内(ドア1)内に落ちてしまうこともある。
そこで、本形態では、ドアトリム2の装着面2Bに形成した装着開口部5内において、凹部3の側面3Aに形成した開口部10と対向する部位に、開口部10の少なくとも一部を車室内から覆う壁部11を、ドアトリム2と一体成型した。
本形態において、壁部11は、一端11aが爪部6の側面6aに位置し、他端11bが凹部3の底部3Cに位置して開口部10を覆っている。底部3C側に位置する壁部11の他端11bは、底部3Cが嵌まり込む段部11cが形成されている。
このように凹部3の内部における車室内側に位置する側面3Aに形成した開口部10の少なくとも一部を装着開口部5内において覆う壁部11をドアトリム2と一体成型すると、開口部10は塞がれるが、開口部10と壁部11との間に開口部10の厚み分の段差が形成される。このため、乗員がドア1の開閉の際し、凹部3の内部に指を入れたときに、開口部10の上縁部10A(段差部)に指先を引っ掛けることができる。よって、凹部3に開口部10を形成するという簡素な構成(加工)で、指先を引っ掛けることができるので、部品点数を増やすことなく、取付け作業の簡素化を図れるとともに、滑りがなく持ち易いプルハンドル構造となる。また、凹部3内に小物を入れた際に、ドアトリム2内(ドア1)内に落ちてしまうことは、ドアトリム2と一体成型した壁部11によって防止できるので、部品点数を増やすことなく、取付け作業の簡素化を図れることもできる。
さらに、壁部11の他端11bには、底部3Cが嵌まり込む段部11cが形成されているので、装着開口部5内に凹部3を挿入した際に、底部3Cが段部11cに嵌まり込むため、振動等が加わっても壁部11と凹部3とのビビリ音の発生もなく、良好な取付け状態とすることができる。
(第3の実施形態)
本形態では、図4に示すように、ドアトリム2の装着開口部5内において、凹部3の側面3Aに形成した開口部10と対向する部位に、開口部10から凹部3内に臨むように凹凸部12を、ドアトリム2と一体成型した。本形態において、凹凸部12は、第2の実施形態で説明したドアトリム2と一体成型した壁部11と一体成型して凹部3内に臨ませている。
このように、開口部10から凹部3内に臨むように凹凸部12をドアトリム2と一体成型すると、乗員がドア1の開閉に際し、凹部3の内部に指を入れたときに、開口部10の上縁部10Aだけでなく凹凸部12にも指先を引っ掛けることができる。このため、凹部3に開口部10を形成するという簡素な構成(加工)で、より広範囲で指先を引っ掛けることができるので、部品点数を増やすことなく、取付け作業の簡素化を図れるとともに、滑りがなく持ち易いプルハンドル構造となる。さらに、本形態では、凹凸部12が開口部10を塞ぐ壁部11と一体成型されているので、凹部3内に小物を入れた際に、ドアトリム2内(ドア1)内に落ちてしまうことを防止できる。
(第4の実施形態)
本形態では、図5に示すように、ドアトリム2の装着開口部5内において、凹部3の側面3Aに形成した開口部10と対向する部位に、開口部10から凹部3内に臨むとともに車室内側に膨くらんだ湾曲部13を、ドアトリム2と一体成型した。この湾曲部13は、第2の実施形態で説明したドアトリム2と一体成型した壁部11に一体成型して凹部3内に臨ませている。
このように、開口部10から凹部3内に臨むように湾曲部13をドアトリム2と一体成型すると、乗員がドア1の開閉に際し、凹部3の内部に指を入れたときに、開口部10の上縁部10Aだけでなく湾曲部13にも指先を引っ掛けることができる。このため、凹部3に開口部10を形成するという簡素な構成(加工)で、より広範囲で指先を引っ掛けることができるので、部品点数を増やすことなく、取付け作業の簡素化を図れるとともに、滑りがなく持ち易いプルハンドル構造となる。さらに、本形態では、湾曲部13が開口部10を塞ぐ壁部11と一体成型されているので、凹部3内に小物を入れた際に、ドアトリム2内(ドア1)内に落ちてしまうことを防止できる。
1 車両用ドア
2 ドアトリム
3 凹部
3A 車室内側に位置する側面に開口部
4 プルハンドル部材
5 装着開口部
10 開口部
11 壁部
12 凹凸部
13 湾曲部

Claims (4)

  1. ドアトリムに形成された装着開口部と、前記ドアトリムの上下方向に向って凹部が形成されたプルハンドル部材とを備え、前記装着開口部に前記凹部を挿入して装着することで構成される車両用ドアのプルハンドル構造において、
    前記凹部の内部における車室内側に位置する側面に開口部を形成したことを特徴とする車両用ドアのプルハンドル構造。
  2. 前記ドアトリムの前記装着開口部内において、前記側面に形成した開口部と対向する部位に、前記開口部の少なくとも一部を前記車室内から覆う壁部を、前記ドアトリムと一体成型したことを特徴とする請求項1記載の車両用ドアのプルハンドル構造。
  3. 前記ドアトリムの前記装着開口部内において、前記側面に形成した開口部と対向する部位に、前記開口部から前記凹部内に臨むように凹凸部を、前記ドアトリムと一体成型したことを特徴とする請求項1記載の車両用ドアのプルハンドル構造。
  4. 前記ドアトリムの前記装着開口部内において、前記側面に形成した開口部と対向する部位に、前記開口部から前記凹部内に臨むとともに車室内側に膨くらんだ湾曲部を、前記ドアトリムと一体成型したことを特徴とする請求項1記載の車両用ドアのプルハンドル構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015201707A1 (de) 2014-02-05 2015-08-06 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Halbleitervorrichtung, Anzeigevorrichtung, die die Halbleitervorrichtung umfasst, Anzeigemodul, das die Anzeigevorrichtung umfasst, und elektronisches Gerät, das die Halbleitervorrichtung, die Anzeigevorrichtung und das Anzeigemodul umfasst

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015201707A1 (de) 2014-02-05 2015-08-06 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Halbleitervorrichtung, Anzeigevorrichtung, die die Halbleitervorrichtung umfasst, Anzeigemodul, das die Anzeigevorrichtung umfasst, und elektronisches Gerät, das die Halbleitervorrichtung, die Anzeigevorrichtung und das Anzeigemodul umfasst

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