JP2014037069A - 画像形成装置、セキュリティー管理方法、および制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、セキュリティー管理方法、および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】情報漏洩の可能性を抑えることのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置であるMFPにおいて制御装置であるPCからジョブの入力を受け付けると共にジョブのプリント指示を受け付けると(S1)、プリント処理を開始する(S2)。その後に入退室管理システムにおいてユーザーによる入室の要求を受け付けると、入退室管理システムではユーザー認証を行なうと共に(S3)、MFPに通知する(S4)。MFPは、入室の要求の時点のジョブの処理状況に応じてジョブの処理態様を判断し、判断結果に従ってジョブの処理を行なう(S5)。
【選択図】図3

Description

この発明は画像形成装置、セキュリティー管理方法、および制御プログラムに関し、特に、入退室システムに連動した画像形成装置、セキュリティー管理方法、および制御プログラムに関する。
プリンターやコピー機やこれらの複合機であるMFP(Multi-Functional Peripheral)などプリント機能を有する画像形成装置において、PC(パーソナルコンピューター)等の制御装置からプリント指示を受けてプリント処理を実行する、いわゆるPCプリント機能を有するものがある。
PCプリントの実行中に当該画像形成装置の設置された室内に第三者がいると、印刷物から情報漏洩するおそれがある。
このような状況において情報漏洩を防止するために、画像形成装置でPC等からプリント指示を受け付けた際に室内にプリントを指示したユーザーとは異なるユーザーがいる場合にはプリントを抑制するなどのセキュリティー対策を行なう技術が知られている。
特開2007−300480号公報 特開2005−301610号公報
しかしながら、PC等から画像形成装置に対してプリントを指示した後に室内に第三者が入ってきた場合には、上記技術ではプリントが開始されてしまい、情報漏洩のおそれがある、という問題があった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、情報漏洩の可能性を抑えることのできる画像形成装置、セキュリティー管理方法、および制御プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、画像形成装置は制御装置から発行されたジョブに基づいて画像形成処理を行ない、プリント可能な画像形成装置であって、制御装置からジョブの入力を受け付けると共にジョブのプリント指示を受け付けるための第1の入力手段と、入退室管理システムからユーザーによる入室の要求があったことの通知を受け付けるための第2の入力手段と、ジョブの処理態様を制御するための制御手段とを備える。制御手段は、ジョブのプリント指示を受け付けた後に入室の要求があったことが通知されると、入室の要求の時点のジョブの処理状況に応じてジョブの処理態様を判断し、判断結果に従ってジョブの処理を行なう。
好ましくは、制御手段は、入室の要求の時点でのジョブの処理状況がジョブに基づく印刷物を排紙する前の場合にはジョブの処理態様をジョブの発行者が直接当該画像形成装置に対する操作を行なった後に排紙する処理態様とし、印刷物の排紙中である場合には入退室管理システムに対してユーザーの入室の禁止を命令する処理を実行する。
好ましくは、制御手段は、さらに、ユーザーから当該画像形成装置までの距離である第1の距離と、ジョブの発行者から当該画像形成装置までの距離である第2の距離とに応じてジョブの処理態様を判断する。
より好ましくは、制御手段は、第1の距離と第2の距離とを比較し、入室の要求の時点でのジョブの処理状況がジョブに基づく印刷物の排紙中である場合であって第1の距離が第2の距離よりも大なる場合、ジョブに基づくプリント処理を中止する処理、またはユーザーの入室の禁止を命令する処理を実行する。
好ましくは、制御手段は、さらに、ジョブを解析して所定期間内でジョブのプリントが完了するか否かを判断し、その判断結果に応じてジョブの処理態様を判断する。
より好ましくは、制御手段は、入室の要求の時点でのジョブの処理状況がジョブに基づく印刷物の排紙中である場合であって第1の距離が第2の距離よりも大なる場合であり、かつ、所定期間内ではジョブのプリントが完了しないと判断された場合に、ジョブに基づくプリント処理を中止する処理を実行する。
好ましくは、制御手段は、さらに、ジョブを解析してセキュリティーレベルを特定し、ジョブのセキュリティーレベルに応じてジョブの処理態様を判断する。
より好ましくは、制御手段は、ジョブのセキュリティーレベルが高レベルである場合にジョブの処理態様を判断して判断結果に従ってジョブの処理を行なう。
好ましくは、制御手段は、さらに、ユーザーの権限レベルを特定し、ユーザーの権限レベルに応じてジョブの処理態様を判断する。
より好ましくは、制御手段は、入室の要求の時点でのジョブの処理状況がジョブに基づく印刷物の排紙前である場合にはユーザーの権限レベルが低レベルである場合にジョブの処理態様をジョブの発行者が直接当該画像形成装置に対する操作を行なった後に排紙する処理態様とし、入室の要求の時点でのジョブの処理状況がジョブに基づく印刷物の排紙中であり、かつ、第1の距離が第2の距離よりも大なる場合に、ユーザーの権限レベルが低レベルである場合にジョブに基づくプリント処理を中止する処理を実行し、入室の要求の時点でのジョブの処理状況がジョブに基づく印刷物の排紙中であり、かつ、第2の距離が第1の距離以上である場合に、ユーザーの権限レベルが低レベルである場合にユーザーの入室の禁止を命令する処理を実行する。
好ましくは、制御手段は、ジョブを解析することでページごとのセキュリティーレベルを特定し、入室の要求の時点でのジョブの処理状況がジョブに基づく印刷物の排紙中であってもセキュリティーレベルが高レベルであるページの排紙前である場合には、ジョブの処理態様をジョブの発行者が直接当該画像形成装置に対する操作を行なった後に排紙する処理態様とする。
好ましくは、画像形成装置は当該画像形成装置に対する接近度合いをセンシングするためのセンサーをさらに備え、制御手段は、ジョブの処理態様をプリント処理を継続すると判断した後に当該画像形成装置に対してユーザーが予め規定された距離以内に接近していることが検出された場合に、ジョブに基づくプリント処理を中止する処理を実行する。
本発明の他の局面に従うと、セキュリティー管理方法は制御装置から画像形成装置に対して発行されたジョブのセキュリティー管理方法であって、画像形成装置において制御装置からジョブの入力を受け付けると共にジョブのプリント指示を受け付けるステップと、ジョブのプリント指示を受け付けた後に入退室管理システムにおいてユーザーによる入室の要求を受け付けると、画像形成装置において、ユーザーによる入室の要求の時点のジョブの処理状況に応じてジョブの処理態様を判断し、判断結果に従ってジョブの処理を行なうステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、制御プログラムは画像形成装置に、制御装置から発行されたジョブに基づく処理を実行させるための制御プログラムであって、制御装置からジョブの入力を受け付けると共にジョブのプリント指示を受け付けるステップと、ジョブのプリント指示を受け付けた後に入退室管理システムからユーザーによる入室の要求があったことの通知を受け付けると、入室の要求の時点のジョブの処理状況に応じてジョブの処理態様を判断し、判断結果に従ってジョブの処理を行なうステップとを画像形成装置に実行させる。
この発明によると、PC(パーソナルコンピューター)等の制御装置からプリント指示を受けてプリント処理を実行する画像形成装置において、プリント指示を受けた後に当該画像形成装置の設置された室内への第三者の入室があった場合であっても、当該第三者への情報漏洩の可能性を抑えることができる。
実施の形態にかかる画像処理システム(以下、システムと略する)の構成の具体例を示す図である。 システムに含まれるMFP(Multi-Functional Peripheral)の装置構成の具体例を示すブロック図である。 システムでのセキュリティー管理の流れを表わした図である。 第三者であるユーザーとジョブのオーナーとのMFPに対する位置関係の一例を表わした図である。 第三者であるユーザーとジョブのオーナーとのMFPに対する位置関係の一例を表わした図である。 制御ルールの第1の例を表わした図である。 制御ルールの第2の例を表わした図である。 制御ルールの第3の例を表わした図である。 制御ルールの第4の例を表わした図である。 制御ルールの第5の例を表わした図である。 制御ルールの第5の例を表わした図である。 MFPの機能構成の具体例を示すブロック図である。 制御ルールの第1の例に従ったMFPでの動作の流れを表わしたフローチャートである。 制御ルールの第2の例に従ったMFPでの動作の流れを表わしたフローチャートである。 制御ルールの第3の例に従ったMFPでの動作の流れを表わしたフローチャートである。 制御ルールの第4の例に従ったMFPでの動作の流れを表わしたフローチャートである。 制御ルールの第5の例に従ったMFPでの動作の流れを表わしたフローチャートである。 第1の変形例にかかる制御ルールの一部を表わした図である。 第1の変形例にかかるMFPでの動作の流れを表わしたフローチャートである。 第2の変形例にかかる制御ルールの一部を表わした図である。 第2の変形例にかかるMFPでの動作の流れを表わしたフローチャートである。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
<システム構成>
図1は、本実施の形態にかかる画像処理システム(以下、システムと略する)の構成の具体例を示す図である。
図を参照して、システムは、画像形成装置としてのMFP100と、該MFP100の制御装置として機能するPC(パーソナルコンピューター)200と、入退室管理システム300とを含む。
画像形成装置はMFPに限定されず、外部装置であるPC200からの指示に従ってプリント(印刷)する機能を有するものであれば、プリンター等、他の装置であってもよい。
入退室管理システム300は、MFP100が設置される居室の入退室を管理するためのシステムであって、認証方式の一例としてユーザーに対応付けられたセキュリティーカードを用いる認証を行なうものである場合、カードリーダー31と、セキュリティーカードから読み出した情報に基づいて認証処理を行ない、その結果に応じて居室に設置されたドアの開閉を制御するための開閉制御装置30とを含む。
これら装置は、LAN(Local Area Network)等のネットワークに接続され、相互に通信可能である。
<装置構成>
図2は、MFP100の装置構成の具体例を示すブロック図である。
図を参照して、MFP100は、全体を制御するための演算装置であるCPU10と、CPU10で実行されるプログラムなどを記憶するためのROM11と、CPU10でプログラムを実行する際の作業領域として機能するためのRAM12と、図示しない原稿台に載置された原稿を光学的に読み取って画像データを得るためのスキャナー13と、画像データを印刷用紙上に固定するためのプリンター14と、情報を表示したり当該MFP100に対する操作入力を受け付けたりするためのタッチパネルを含んだ操作パネル15と、画像データ等を保存するためのメモリー16と、PC200や入退室管理システム300との上記ネットワークを介した通信の制御するための通信コントローラー17と、センサー18とを含む。
センサー18は、紙詰まり等の自身の状態を検出するセンサーを含み、さらに、後述する、人感センサー等のユーザーの位置を検出するセンサーを含んでもよい。
PC200は通常のパーソナルコンピューターの構成と同様であってよい。
<動作概要>
本実施の形態にかかるシステムでは、PC200からMFP100に対してジョブが発行され、プリント指示がなされた後に入退室管理システム300において当該ジョブにとって第三者となるユーザーが入室しようとしていることが検出された場合に、上記ジョブに基づくプリント動作についてセキュリティー管理が行なわれる。
図3は、本実施の形態にかかるシステムでのセキュリティー管理の流れを表わした図である。
図を参照して、PCからMFPに対してジョブが発行されてプリントが要求されると(S1)、MFPではプリント処理を開始する(S2)。
ジョブをMFPが受信した後に入退室管理システムに対してユーザーが入室を要求すると、入退室管理システムではその認証を行なうと共に(S3)、入室の要求があったことがMFPに対して通知される(S4)。
MFPでは、その通知を受けて上記ステップS2で開始したプリント処理を制御する(S5)。
以降の説明において、PC200を用いてジョブを発行したユーザーを「オーナー」、MFP100がジョブを受信した後に入退室管理システム300に対して入室の要求を行なうユーザーを「ユーザーA」とも称する。また、入室したユーザーAからMAP100までの距離、つまり、入退室管理システム300の管理する居室のドアからMAP100までの距離を「距離1」、PC200を用いてジョブを発行したオーナーからMAP100までの距離、つまり、PC200からMAP100までの距離を「距離2」とも称する。
なお、オーナーおよびユーザーAの位置関係には、図4および図5に表わされた関係が考えられる。すなわち、図を参照して、距離1>距離2である場合(図4)と、距離1≦距離2である場合(図5)とがある。図4である前者の関係の場合には、オーナーはユーザーAの入室と同時にPC200からMFP100に向かうとユーザーAよりも先にMFP100での印刷物を取得することが可能と考えられ、図5である後者の場合には、オーナーはユーザーAの入室と同時にPC200からMFP100に向かうとユーザーAよりも先にMFP100での印刷物を取得することができないと考えられる。そこで、MFP100では、これらの関係を考慮してセキュリティー管理を行なってもよい。
距離1および距離2は、MFP100が設置された際などに予め設定されていてもよいし、ユーザーAおよびオーナーそれぞれをセンシングしてこれら距離を算出してもよい。なお、後者の場合、人感センサー等のセンサー18を利用して各ユーザーの位置を検知してもよいし、予めユーザーごとに関連付けられている携帯電話等の端末装置と通信して各ユーザーの位置情報を取得してもよいし、上記端末装置との通信強度などに基づいて各ユーザーとの間の距離を算出してもよいし、MFP100が撮影機能(カメラ)を有する場合、撮影画像に対して画像解析を行なって各ユーザーの位置を検知してもよい。
MFP100は、セキュリティー管理を行なうため、予め制御ルールを記憶しておく。該ルールは、一例として、ROM11に各条件によって分岐するプログラムとして記憶されることが挙げられる。
制御ルールとして、様々なルールが挙げられる。図6〜図11は、それぞれ、制御ルールの様々な例を表形式で表わしたものである。このように、制御ルールは表形式で記憶され、CPU10が当該表を読み取って判断に用いてもよい。
第1の例として、MFP100は、ユーザーAが入室を要求した際のオーナーからのジョブの処理状況に基づいて当該ジョブの処理態様を判断することができる。詳しくは、図6を参照して、ジョブの処理状況が、PC200からプリント要求を受信中であるとき、ジョブデーターをスプール中であるとき、および該ジョブを実行中、つまり画像形成処理中である場合には、言い換えると、印刷用紙の排紙前には、当該ジョブの処理態様を、MFP100に対するオーナーのログイン操作がなされてから該ジョブをプリントする「タッチアンドプリント」に切り替える。これにより、ジョブに従ってプリントを実行させることができ、かつ、排紙の開始からオーナーがMFP100近傍にいることになり、ユーザーAによる印刷物の持ち去り等を防ぐことができる。
一方、印刷用紙の排紙中である場合には、すでに印刷物が排出されている。そのため、MFP100はユーザーAの入室を禁止するための信号を入退室管理システム300に対して出力する。これにより、ユーザーAの入室が禁止されるために持ち去り等を防ぐことができる。
第2の例として、MFP100は、さらにユーザーAおよびオーナーそれぞれのMFP100までの距離関係に基づいて当該ジョブの処理態様を判断してもよい。詳しくは、図7を参照して、ジョブの処理状況が、PC200からプリント要求を受信中であるとき、ジョブデーターをスプール中であるとき、および該ジョブを実行中、つまり画像形成処理中である場合には、言い換えると、印刷用紙の排紙前には、ユーザーAおよびオーナーそれぞれのMFP100までの距離関係に関わらず「タッチアンドプリント」に切り替える。これにより、排紙の開始からオーナーがMFP100近傍にいることになり、ユーザーAによる印刷物の持ち去り等を防ぐことができる。
一方、印刷用紙の排紙中である場合であって、オーナーの方がユーザーAよりもMFP100に対して近い場合(距離1>距離2)、ユーザーAの入室のタイミングで両ユーザーがMFP100に向かったとするとユーザーAよりもオーナーの方が先にMFP100に到着することになる。そのため、オーナーがユーザーAよりも先に印刷物を取得することが可能となる。そこで、そのまま印刷用紙の排紙を継続すると共に、PC200や予めオーナーに関連付けて記憶されている端末装置等、オーナーに対して印刷物の取得を依頼する。これにより、ジョブに従ってプリントを実行させることができ、かつ、ユーザーAによる印刷物の持ち去り等を防ぐことができる。
印刷用紙の排紙中である場合であって、ユーザーAの方がオーナーよりもMFP100に対して近い場合、または同じ距離である場合(距離1≦距離2)、ユーザーAの入室のタイミングで両ユーザーがMFP100に向かったとするとオーナーよりもユーザーAの方が先に、または同時にMFP100に到着することになる。そのため、ユーザーAによって印刷物が持ち去られる可能性がある。そこで、この場合には、ユーザーAの入室を禁止するか、または、印刷を中止する。これにより、ユーザーAによる持ち去りを防ぐ、または持ち去られる可能性のある印刷物を最小限に抑えることができる。なお、いずれの処理とするかは、予めオーナーによって設定されるものであってもよいし、一律にいずれかに規定されるものであってもよいし、ジョブごとに設定されているものであってもよい。
第3の例として、MFP100は、さらにジョブの分量に基づいて当該ジョブの処理態様を判断してもよい。ジョブの分量とは、MFP100での当該ジョブの処理量に相当し、PC200から受信したジョブの内のユーザーAが入室を要求した際に未処理であるジョブの分量を指す。MFP100は受信したジョブを解析することで、自身の処理能力に基づいてこの分量が予め規定された時間内に処理が完了するか否かを判断する。ここでの規定された時間は、ユーザーAが入室してからMFP100に到達するまでの時間に相当し、この距離に基づいて予め規定されているものとする。
詳しくは、図8を参照して、オーナーの方がユーザーAよりもMFP100に対して近く(距離1>距離2)、かつ、ユーザーAが到達する時間にジョブの処理が完了する場合(ジョブ完了可)、ユーザーAの入室のタイミングで両ユーザーがMFP100に向かったとするとジョブのプリントが完了して印刷物がすべて排出された時点でもユーザーAはMFP100には到達しておらず、かつ、オーナーの方がユーザーAよりも先にMFP100に到着することになる。そのため、オーナーがユーザーAよりも先に印刷物を取得することが可能となる。そこで、この場合には、ジョブの処理状況に関わらずそのまま印刷用紙の排紙を継続すると共に、PC200や予めオーナーに関連付けて記憶されている端末装置等、オーナーに対して印刷物の取得を依頼する。これにより、ジョブに従ってプリントを実行させることができ、かつ、ユーザーAによる印刷物の持ち去り等を防ぐことができる。
オーナーの方がユーザーAよりもMFP100に対して近いものの(距離1>距離2)、ユーザーAが到達する時間にジョブの処理が完了しない場合には(ジョブ完了不可)、ユーザーAの入室のタイミングで両ユーザーがMFP100に向かったとするとオーナーの方がユーザーAよりも先にMFP100に到着するものの、その時点でジョブのプリントが完了していない可能性がある。そこで、この場合には、ジョブの処理状況が印刷用紙の排紙前には、「タッチアンドプリント」に切り替える。これにより、排紙の開始からオーナーがMFP100近傍にいることになり、ユーザーAによる印刷物の持ち去り等を防ぐことができる。印刷用紙の排紙中である場合には、そのまま印刷用紙の排紙を継続するか排紙を中断するかいずれかを行ない、かつ、オーナーに対して印刷物の取得を依頼する。これにより、ユーザーAによる持ち去りを防ぐ、または持ち去られる可能性のある印刷物を最小限に抑えることができる。なお、いずれの処理とするかは、予めオーナーによって設定されるものであってもよいし、一律にいずれかに規定されるものであってもよいし、ジョブごとに設定されているものであってもよい。
ユーザーAの方がオーナーよりもMFP100に対して近い場合、または同じ距離である場合(距離1≦距離2)、ユーザーAの入室のタイミングで両ユーザーがMFP100に向かったとするとオーナーよりもユーザーAの方が先に、または同時にMFP100に到着することになるため、ジョブの処理状況が印刷用紙の排紙前にはジョブの分量に関わらず「タッチアンドプリント」に切り替える。これにより、排紙の開始からオーナーがMFP100近傍にいることになり、ユーザーAによる印刷物の持ち去り等を防ぐことができる。
ユーザーAの方がオーナーよりもMFP100に対して近い場合、または同じ距離である場合(距離1≦距離2)、かつ、排紙中である場合には、ユーザーAの入室のタイミングで両ユーザーがMFP100に向かったとするとオーナーよりもユーザーAの方が先に、または同時にMFP100に到着することになる。そのため、ユーザーAによって印刷物が持ち去られる可能性がある。そこで、この場合には、ジョブの分量に関わらずユーザーAの入室を禁止する。これにより、ユーザーAによる持ち去りを防ぐことができる。
第4の例として、MFP100は、さらに文書の機密レベルに基づいて当該ジョブの処理態様を判断してもよい。文書の機密レベルは、たとえばヘッダ等予め規定されたデータ上の位置に埋め込まれているものであってジョブの当該位置を解析することによって判断されてもよいし、予めジョブの発行者(オーナー)と機密レベルとが対応付けられており、ジョブの発行者に応じて判断されてもよいし、予めキーワードや画像と機密レベルとが対応付けられており、ジョブを解析することによって判断されてもよい。
詳しくは、図9を参照して、文書レベルが低い場合にはセキュリティー管理が不要であるとして、処理状況や位置関係等に関わらず、ジョブに基づくプリント処理を実行する。
機密レベルが高い場合、ジョブの処理状況が印刷用紙の排紙前には、ジョブの分量や位置関係等に関わらず「タッチアンドプリント」に切り替える。これにより、排紙の開始からオーナーがMFP100近傍にいることになり、ユーザーAによる印刷物の持ち去り等を防ぐことができる。
機密レベルが高いジョブの印刷用紙の排紙中である場合であって、オーナーの方がユーザーAよりもMFP100に対して近いものの(距離1>距離2)、ユーザーAが到達する時間にジョブの処理が完了しない場合には(ジョブ完了不可)、ユーザーAの入室のタイミングで両ユーザーがMFP100に向かったとするとオーナーの方がユーザーAよりも先にMFP100に到着するものの、その時点でジョブのプリントが完了していない可能性がある。そこで、この場合には、そのまま印刷用紙の排紙を継続するか排紙を中断するかいずれかを行ない、かつ、オーナーに対して印刷物の取得を依頼する。これにより、ユーザーAによる機密レベルの高い文書の持ち去りを防ぐ、または持ち去られる可能性のある印刷物を最小限に抑えることができる。なお、いずれの処理とするかは、予めオーナーによって設定されるものであってもよいし、一律にいずれかに規定されるものであってもよいし、ジョブごとに設定されているものであってもよい。
ユーザーAが到達する時間にジョブの処理が完了する場合(ジョブ完了可)、ユーザーAの入室のタイミングで両ユーザーがMFP100に向かったとするとジョブのプリントが完了して機密レベルの高い印刷物がすべて排出された時点でもユーザーAはMFP100には到達しておらず、かつ、オーナーの方がユーザーAよりも先にMFP100に到着することになる。そのため、オーナーがユーザーAよりも先に印刷物を取得することが可能となる。そこで、この場合には、そのまま印刷用紙の排紙を継続すると共に、PC200や予めオーナーに関連付けて記憶されている端末装置等、オーナーに対して印刷物の取得を依頼する。これにより、ジョブに従ってプリントを実行させることができ、かつ、ユーザーAによる機密レベルの高い印刷物の持ち去り等を防ぐことができる。
機密レベルが高いジョブの印刷用紙の排紙中である場合であって、ユーザーAの方がオーナーよりもMFP100に対して近い場合、または同じ距離である場合(距離1≦距離2)、ユーザーAの入室のタイミングで両ユーザーがMFP100に向かったとするとオーナーよりもユーザーAの方が先に、または同時にMFP100に到着することになる。そのため、ユーザーAによって機密レベルの高い文書の持ち去り等の可能性がある。そこで、この場合には、ジョブの分量に関わらずユーザーAの入室を禁止する。これにより、ユーザーAによる持ち去りを防ぐことができる。
第5の例として、MFP100は、文書の機密レベルに替えてユーザーAの権限レベルに基づいてジョブの処理態様を判断してもよい。ユーザーAの権限レベルは、予めユーザーごと、またはユーザーの属するグループごとに対応付けて記憶されており、入退室管理システム300から入室を要求したユーザーAを通知されることで権限レベルを判断することができる。また、権限レベルはジョブごとに設定されていてもよく、ジョブを解析し入退室管理システム300から通知されたユーザーAと照合することで権限レベルが判断されてもよい。
詳しくは、図10および図11を参照して、ユーザーAの権限レベルが低い場合、つまり、ユーザーAへの情報漏洩を管理する必要がある場合、ジョブの処理状況が印刷用紙の排紙前にはジョブの分量や位置関係等に関わらず「タッチアンドプリント」に切り替える。これにより、排紙の開始からオーナーがMFP100近傍にいることになり、ユーザーAによる印刷物の持ち去り等を防ぐことができる。
ユーザーAの権限レベルが高い場合、つまり、ユーザーAが印刷物を閲覧等する権限を有している可能性がある場合、ジョブの処理状況が印刷用紙の排紙前にはジョブの分量や位置関係等に関わらずそのまま印刷用紙の排紙を継続するか、「タッチアンドプリント」に切り替えるかを行なう。これにより、ジョブに従ってプリントを実行させることができる、またはユーザーAによる印刷物の持ち去り等を防ぐことができる。なお、いずれの処理とするかは、予めオーナーによって設定されるものであってもよいし、一律にいずれかに規定されるものであってもよいし、ジョブごとに設定されているものであってもよいし、ユーザーAごとに設定されているものであってもよい。
オーナーの方がユーザーAよりもMFP100に対して近いものの(距離1>距離2)、ユーザーAが到達する時間にジョブの処理が完了しない場合には(ジョブ完了不可)、ユーザーAの入室のタイミングで両ユーザーがMFP100に向かったとするとオーナーの方がユーザーAよりも先にMFP100に到着するものの、その時点でジョブのプリントが完了していない可能性がある。そこで、この場合には、ジョブの処理状況が印刷用紙の排紙前である場合に、ユーザーAの権限レベルに関わらず、そのまま印刷用紙の排紙を継続するか排紙を中断するかいずれかを行ない、かつ、オーナーに対して印刷物の取得を依頼する。これにより、ユーザーAによる持ち去りを防ぐ、または持ち去られる可能性のある印刷物を最小限に抑えることができる。なお、いずれの処理とするかは、予めオーナーによって設定されるものであってもよいし、一律にいずれかに規定されるものであってもよいし、ジョブごとに設定されているものであってもよいし、ユーザーAごとに設定されているものであってもよい。
ユーザーAが到達する時間にジョブの処理が完了する場合(ジョブ完了可)、ユーザーAの入室のタイミングで両ユーザーがMFP100に向かったとするとジョブのプリントが完了して印刷物がすべて排出された時点でもユーザーAはMFP100には到達しておらず、かつ、オーナーの方がユーザーAよりも先にMFP100に到着することになる。そのため、オーナーがユーザーAよりも先に印刷物を取得することが可能となる。そこで、ユーザーAの権限レベルが高い場合にはそのまま印刷用紙の排紙を継続すると共に、PC200や予めオーナーに関連付けて記憶されている端末装置等、オーナーに対して印刷物の取得を依頼する。これにより、ジョブに従ってプリントを実行させることができ、かつ、ユーザーAによる印刷物の持ち去り等を防ぐことができる。ユーザーAの権限レベルが低い場合にはそのまま印刷用紙の排紙を継続するか排紙を中断するかいずれかを行ない、かつ、オーナーに対して印刷物の取得を依頼する。これにより、ユーザーAによる文書の持ち去りを防ぐ、または持ち去られる可能性のある印刷物を最小限に抑えることができる。なお、いずれの処理とするかは、予めオーナーによって設定されるものであってもよいし、一律にいずれかに規定されるものであってもよいし、ジョブごとに設定されているものであってもよいし、ユーザーAごとに設定されているものであってもよい。
印刷用紙の排紙中である場合であって、ユーザーAの方がオーナーよりもMFP100に対して近い場合、または同じ距離である場合(距離1≦距離2)、ユーザーAの入室のタイミングで両ユーザーがMFP100に向かったとするとオーナーよりもユーザーAの方が先に、または同時にMFP100に到着することになる。そのため、ユーザーAによって文書の持ち去り等の可能性がある。そこで、ユーザーAの権限レベルが低い場合にはジョブの分量に関わらずユーザーAの入室を禁止する。これにより、ユーザーAによる持ち去りを防ぐことができる。ユーザーAの権限レベルが高い場合にはジョブの分量に関わらずそのまま印刷用紙の排紙を継続するか排紙を中断するかいずれかを行なう。これにより、ユーザーAによる文書の持ち去りを防ぐ、または持ち去られる可能性のある印刷物を最小限に抑えることができる。なお、いずれの処理とするかは、予めオーナーによって設定されるものであってもよいし、一律にいずれかに規定されるものであってもよいし、ジョブごとに設定されているものであってもよいし、ユーザーAごとに設定されているものであってもよい。
<機能構成>
図12は、上記動作を行なうためのMFP100の機能構成の具体例を示すブロック図である。図に表わされた各機能は、MFP100のCPU10がROM11に記憶されるプログラムをRAM12に展開しつつ実行することによって、主にCPU10上に形成されるものであるが、少なくとも一部が図2に表わされたハードウェア構成によって実現されてもよい。
図を参照して、CPU10は、通信コントローラー17を介してPC200からジョブを受信し、当該ジョブのプリントを要求する指示を受け付けるためのプリント指示入力部101と、通信コントローラー17を介して入退室管理システム300から入室の要求があったことの通知、またさらには入室の要求を行なったユーザーの通知を受け付けるための入室通知入力部102と、予め図6〜図11などの制御ルールを記憶し、プリント指示を受け付けた後の入室の要求があると、当該プリント指示に従う処理の態様を判断するための判断部103と、判断された制御ルールに従ってプリント動作を制御するための制御部104と、判断された制御ルールに従って通信コントローラー17を介して入退室管理システム300に対して入室を禁止する命令を出力するための命令出力部105とを含む。
さらに、判断部103は、ユーザーAからMFP100までの距離1とオーナーからMFP100までの距離2とを比較するための距離比較部1031と、ジョブの処理状況を判断するための状況判断部1032と、用いる制御ルールを決定するための制御決定部1033と、ジョブを解析することで分量や機密レベルなどを特定するためのジョブ解析部1034と、予めユーザーごとの権限レベルを記憶しておき、ユーザーAの権限レベルを判断するための権限判断部1035とを含む。
なお、上記距離1および距離2は、先述のように予め記憶しておくものであってもよいし、センシング等他の方法によって得られるものであってもよい。たとえば人感センサー等のセンサー18を用いてセンシングする場合には、判断部103はセンサー18からのセンサー信号を用いる。
<動作フロー>
図13〜図17はMFP100での動作の流れを表わしたフローチャートであり、それぞれ、上記第1の例〜第5の例に表わされた制御ルールに従った場合の動作の流れを表わしている。これらフローチャートに表わされた動作は、MFP100のCPU10がROM11に記憶されるプログラムをRAM12に展開しつつ実行し、図12の各機能を発揮させることによって実現される。なお、各フローチャートにおいて同じステップ番号は同じ動作を表わしている。
図13を参照して、上記第1の例に従った場合、CPU10はPC200からジョブを受信してプリント要求を受け付け(ステップS101でYES)、その後にユーザーAによって入室が要求された通知を受け付けると(ステップS103でYES)、処理状況が印刷用紙の排紙前である場合には(ステップS105でYES)、ジョブの処理態様をタッチアンドプリントに切り替える(ステップS109)。
一方、処理状況が印刷用紙の排紙中である場合には(ステップS105でNO)、CPU10はユーザーAの入室を禁止するよう、入退室管理システム300に対して命令を出力する(ステップS111)。
なお、プリント要求の後にユーザーAの入室の要求がない場合には(ステップS103でNO)、CPU10は通常のプリント処理を行なって印刷物を出力する(ステップS107)。これは、以降の説明でも同様である。
図14を参照して、上記第2の例に従った場合、図13の動作に加えて、ユーザーAの入室が要求された時点で処理状況が印刷用紙の排紙中であった場合には(ステップS105でNO)、距離1の方が距離2よりも大きい場合に(ステップS201でYES)CPU10は設定に応じてユーザーAの入室を禁止、またはプリント動作を中止する(ステップS203)。距離2が距離1以上である場合には(ステップS201でNO)、CPU10はプリント動作を続行して出力すると共に、オーナーに対して印刷物の取得を依頼する(ステップS205)。
図15を参照して、上記第3の例に従った場合、図13の動作に加えて、ユーザーAの入室が要求された時点で処理状況が印刷用紙の排紙前であった場合には(ステップS105でYES)、距離1の方が距離2よりも大きく(ステップS301でYES)、かつ規定時間内にはプリントが完了しないジョブの分量であった場合(ステップS303でNO)、または距離2が距離1以上である場合には(ステップS301でNO)、CPU10はジョブの処理態様をタッチアンドプリントに切り替える(ステップS109)。距離1の方が距離2よりも大きく(ステップS301でYES)、かつ規定時間内にプリントが完了するジョブの分量であった場合には(ステップS303でYES)、CPU10はプリント動作を続行して出力すると共に、オーナーに対して印刷物の取得を依頼する(ステップS309)。
ユーザーAの入室が要求された時点で処理状況が印刷用紙の排紙中であった場合には(ステップS105でNO)、距離1の方が距離2よりも大きく(ステップS305でYES)、かつ規定時間内にプリントが完了するジョブの分量であった場合(ステップS307でYES)、CPU10はプリント動作を続行して出力すると共に、オーナーに対して印刷物の取得を依頼する(ステップS309)。規定時間内にはプリントが完了しないジョブの分量であった場合には(ステップS307でNO)、CPU10は設定に応じてプリント動作を続行して出力する、またはプリント動作を中止し、オーナーに対して印刷物の取得を依頼する(ステップS313)。
距離2が距離1以上である場合には(ステップS305でNO)、ユーザーAの入室を禁止、またはプリント動作を中止する(ステップS311)。
図16を参照して、上記第4の例に従った場合、図13の動作に加えて、CPU10は受信したジョブを解析してその機密レベルを特定する。そして機密レベルが高い場合(ステップS401でYES)、CPU10は、以降、図15と同様の動作を行なう。機密レベルが低い場合には(ステップS401でNO)、CPU10は通常のプリント処理を行なって印刷物を出力する(ステップS107)。
図17を参照して、上記第5の例に従った場合、図13の動作に加えて、ユーザーAの入室が要求された時点で処理状況が印刷用紙の排紙前であった場合(ステップS105でYES)、ユーザーAの権限レベルが高い場合には(ステップS501でYES)、CPU10は、設定に応じてプリント動作を続行して出力する、またはタッチアンドプリントに切り替える(ステップS503)。ユーザーAの権限レベルが低い場合には(ステップS501でNO)、CPU10はジョブの処理態様をタッチアンドプリントに切り替える(ステップS505)。
ユーザーAの入室が要求された時点で処理状況が印刷用紙の排紙中であった場合には(ステップS105でNO)、距離1の方が距離2よりも大きく(ステップS507でYES)、かつ規定時間内にはプリントが完了しないジョブの分量であった場合(ステップS509でNO)、または規定時間内にプリントが完了するジョブの分量であり(ステップS509でYES)、かつユーザーAの権限レベルが高い場合には(ステップS513でNO)、CPU10はプリント動作を続行して出力すると共に、オーナーに対して印刷物の取得を依頼する(ステップS511)。
規定時間内にプリントが完了するジョブの分量であり(ステップS509でYES)、かつユーザーAの権限レベルが低い場合(ステップS513でYES)、または、距離2が距離1以上であって(ステップS507でNO)、かつユーザーAの権限レベルが高い場合(ステップS517でNO)、CPU10は、設定に応じてプリント動作を続行して出力する、またはプリント動作を中止し、オーナーに対して印刷物の取得を依頼する(ステップS515)。
距離2が距離1以上であって(ステップS507でNO)、かつユーザーAの権限レベルが低い場合には(ステップS517でYES)、CPU10はユーザーAの入室を禁止するよう、入退室管理システム300に対して命令を出力する(ステップS519)。
<実施の形態の効果>
本実施の形態にかかるシステムにおいて上述の処理が行なわれることで、PC200からジョブをMFP100に対して発行し、プリント指示を行なった後にMFP100の設置されている居室に他のユーザー(ユーザーA)が入室した場合であっても、その状況に応じて適切に処理態様を制御することで、当該ジョブに基づく印刷物からの情報漏洩を適切に防止することができる。
<変形例1>
上の例では、ジョブの処理状況として印刷用紙の排紙前であるか否かに応じて処理態様を判断するものとしていたが、排紙中であっても、さらにページ単位でジョブの処理態様を判断するようにしてもよい。
第1の変形例では、MFP100はジョブを解析することでページごとに機密レベルを判断して、機密レベルの高いページを判断する。この判断は、たとえばページごとに付された属性を読み取って特定することでなされてもよいし、キーワードや特定の画像の有無をページ単位で走査することでなされてもよい。
図18は、第1の変形例にかかる制御ルールの一部を表わした図である。第1の変形例では、印刷用紙が排紙中であっても、上記機密レベルの高いページがまだ排紙されていない場合には(未排紙)、タッチアンドプリントに切り替える。これにより、ジョブに従ってプリントを実行させることができ、かつ、機密レベルの高いページが排紙されるタイミングにオーナーがMFP100近傍にいることになり、ユーザーAによる特にそのページの持ち去り等を防ぐことができる。
上記機密レベルの高いページがすでに排紙されている場合には(排紙済み)、MFP100はユーザーAの入室を禁止するための信号を入退室管理システム300に対して出力する。これにより、ユーザーAの入室が禁止されるために持ち去り等を防ぐことができる。
第1の変形例は、上記第1の例〜第4の例のいずれの制御ルールと組み合わせることも可能である。
図19は、第1の変形例にかかるMFP100での動作の流れを表わしたフローチャートであり、図13の第1の例に表わされた制御ルールに組み合わせた場合の動作の流れを表わしたフローチャートである。
図19を参照して、第1の変形例では、図13の動作に加えて、ユーザーAの入室が要求された時点で処理状況が印刷用紙の排紙中であった場合(ステップS105でNO)、CPU10は、さらに、機密レベルが高いと特定されたページがすでに排紙されているか否かを判断する。その結果、まだ排紙されていない場合には(ステップS601でYES)、CPU10はジョブの処理態様をタッチアンドプリントに切り替える(ステップS109)。
このような動作が行なわれることで、ユーザーAが入室した時点ですでに排紙中であったとしても、機密レベルの高いページの印刷物による情報漏洩を防止することができる。
<変形例2>
上の例では、予め規定された距離、またはセンサー18を用いてセンシング等することで得られる距離に基づいてユーザーAとオーナーとのMFP100に対する位置関係を特定し、それも考慮してジョブの処理態様を判断している。このとき、ユーザーAとオーナーとは、いずれも、予め規定している一定の速度でMFP100に近づくものとして、ユーザーAによる印刷物の持ち去り等の可能性を考慮している。
第2の変形例では、MFP100は上述のようにジョブの処理態様を決定した後に、さらに上述のようにしてMFP100においてユーザーAの接近具合をセンシングし、それに応じてジョブの処理態様を更新する。
図20は、第2の変形例にかかる制御ルールの一部を表わした図である。第2の変形例では、ユーザーAからMFP100までの距離が予め極めて接近した距離と規定された距離以下となった場合に、印刷用紙が排紙前ではジョブの処理態様をタッチアンドプリントに切り替える。これにより、ジョブに従ってプリントを実行させることができ、かつ、ユーザーAがオーナーより先にMFP100に到達するとしても、排紙時にはオーナーがMFP100近傍にいることになるためユーザーAによる印刷物の持ち去り等を防ぐことができる。
印刷用紙が排紙中の場合には、そのまま印刷用紙の排紙を継続するか排紙を中断するかいずれかを行ない、かつ、オーナーに対して印刷物の取得を依頼する。これにより、ユーザーAがオーナーより先にMFP100に到達するとしても、ユーザーAによる持ち去りを防ぐ、または持ち去られる可能性のある印刷物を最小限に抑えることができる。なお、いずれの処理とするかは、予めオーナーによって設定されるものであってもよいし、一律にいずれかに規定されるものであってもよいし、ジョブごとに設定されているものであってもよい。
第2の変形例もまた、上記第1の例〜第4の例のいずれの制御ルールと組み合わせることも可能である。さらに、第1の変形例と組み合わせてもよい。
図21は、第2の変形例にかかるMFP100での動作の流れを表わしたフローチャートであり、図14の第2の例に表わされた制御ルールに組み合わせた場合の動作の流れを表わしたフローチャートである。
図21を参照して、第2の変形例では、図14の動作に加えて、ユーザーAの入室が要求された時点で処理状況が印刷用紙の排紙中であり(ステップS105でNO)、かつ距離2が距離1以上である場合に(ステップS201でNO)、プリント動作を続行して出力すると共に、オーナーに対して印刷物の取得を依頼すると判断した後(ステップS205)、さらに、ユーザーAからMFP100までの距離1をセンシングする。
その結果、距離1が予め極めて接近した距離として規定されている距離以下となった場合に(ステップS701でYES)、CPU10は、ジョブの処理態様を、設定に応じてプリント動作を続行して出力する、またはプリント動作を中止する態様に切り替えて、オーナーに対して印刷物の取得を依頼する(ステップS313)。
このような動作が行なわれることで、想定よりも速くユーザーAがMFP100に接近した場合であっても、印刷物による情報漏洩を適切に防止することができる。
<変形例3>
なお、上の例では、ジョブの処理形態をMFP100が判断するものとしているが、当該システムにMFP100を管理するためのサーバーが含まれる場合、当該サーバーにおいて上記判断がなされ、その判断に従ってMFP100が制御されてもよい。
さらに、上述の動作をMFP100または第3の変形例にかかるサーバーのCPUに実行させるためのプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 CPU、11 ROM、12 RAM、13 スキャナー、14 プリンター、15 操作パネル、16 メモリー、17 通信コントローラー、18 センサー、30 開閉制御装置、31 カードリーダー、100 MFP、101 プリント指示入力部、102 入室通知入力部、103 判断部、104 制御部、105 命令出力部、200 PC、300 入退室管理システム、1031 距離比較部、1032 状況判断部、1033 制御決定部、1034 ジョブ解析部、1035 権限判断部。

Claims (14)

  1. 制御装置から発行されたジョブに基づいて画像形成処理を行ない、プリント可能な画像形成装置であって、
    前記制御装置からジョブの入力を受け付けると共に前記ジョブのプリント指示を受け付けるための第1の入力手段と、
    入退室管理システムからユーザーによる入室の要求があったことの通知を受け付けるための第2の入力手段と、
    前記ジョブの処理態様を制御するための制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記ジョブのプリント指示を受け付けた後に前記入室の要求があったことが通知されると、前記入室の要求の時点の前記ジョブの処理状況に応じて前記ジョブの処理態様を判断し、判断結果に従って前記ジョブの処理を行なう、画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記入室の要求の時点での前記ジョブの処理状況が前記ジョブに基づく印刷物を排紙する前の場合には前記ジョブの処理態様を前記ジョブの発行者が直接当該画像形成装置に対する操作を行なった後に排紙する処理態様とし、前記印刷物の排紙中である場合には前記入退室管理システムに対して前記ユーザーの入室の禁止を命令する処理を実行する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、さらに、前記ユーザーから当該画像形成装置までの距離である第1の距離と、前記ジョブの発行者から当該画像形成装置までの距離である第2の距離とに応じて前記ジョブの処理態様を判断する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1の距離と前記第2の距離とを比較し、前記入室の要求の時点での前記ジョブの処理状況が前記ジョブに基づく印刷物の排紙中である場合であって前記第1の距離が前記第2の距離よりも大なる場合、前記ジョブに基づくプリント処理を中止する処理、または前記ユーザーの入室の禁止を命令する処理を実行する、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、さらに、前記ジョブを解析して所定期間内で前記ジョブのプリントが完了するか否かを判断し、その判断結果に応じて前記ジョブの処理態様を判断する、請求項3または4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記入室の要求の時点での前記ジョブの処理状況が前記ジョブに基づく印刷物の排紙中である場合であって前記第1の距離が前記第2の距離よりも大なる場合であり、かつ、前記所定期間内では前記ジョブのプリントが完了しないと判断された場合に、前記ジョブに基づくプリント処理を中止する処理を実行する、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、さらに、前記ジョブを解析してセキュリティーレベルを特定し、前記ジョブのセキュリティーレベルに応じて前記ジョブの処理態様を判断する、請求項3〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記ジョブのセキュリティーレベルが高レベルである場合に前記ジョブの処理態様を判断して判断結果に従って前記ジョブの処理を行なう、請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、さらに、前記ユーザーの権限レベルを特定し、前記ユーザーの権限レベルに応じて前記ジョブの処理態様を判断する、請求項3〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、前記入室の要求の時点での前記ジョブの処理状況が前記ジョブに基づく印刷物の排紙前である場合には前記ユーザーの権限レベルが低レベルである場合に前記ジョブの処理態様を前記ジョブの発行者が直接当該画像形成装置に対する操作を行なった後に排紙する処理態様とし、前記入室の要求の時点での前記ジョブの処理状況が前記ジョブに基づく印刷物の排紙中であり、かつ、前記第1の距離が前記第2の距離よりも大なる場合に、前記ユーザーの権限レベルが低レベルである場合に前記ジョブに基づくプリント処理を中止する処理を実行し、前記入室の要求の時点での前記ジョブの処理状況が前記ジョブに基づく印刷物の排紙中であり、かつ、前記第2の距離が前記第1の距離以上である場合に、前記ユーザーの権限レベルが低レベルである場合に前記ユーザーの入室の禁止を命令する処理を実行する、請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御手段は、前記ジョブを解析することでページごとのセキュリティーレベルを特定し、前記入室の要求の時点での前記ジョブの処理状況が前記ジョブに基づく印刷物の排紙中であってもセキュリティーレベルが高レベルであるページの排紙前である場合には、前記ジョブの処理態様を前記ジョブの発行者が直接当該画像形成装置に対する操作を行なった後に排紙する処理態様とする、請求項1〜10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 当該画像形成装置に対する接近度合いをセンシングするためのセンサーをさらに備え、
    前記制御手段は、前記ジョブの処理態様をプリント処理を継続すると判断した後に当該画像形成装置に対して前記ユーザーが予め規定された距離以内に接近していることが検出された場合に、前記ジョブに基づくプリント処理を中止する処理を実行する、請求項1〜11のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 制御装置から画像形成装置に対して発行されたジョブのセキュリティー管理方法であって、
    前記画像形成装置において前記制御装置から前記ジョブの入力を受け付けると共に前記ジョブのプリント指示を受け付けるステップと、
    前記ジョブのプリント指示を受け付けた後に入退室管理システムにおいてユーザーによる入室の要求を受け付けると、前記画像形成装置において、前記ユーザーによる入室の要求の時点の前記ジョブの処理状況に応じて前記ジョブの処理態様を判断し、判断結果に従って前記ジョブの処理を行なうステップとを備える、セキュリティー管理方法。
  14. 画像形成装置に、制御装置から発行されたジョブに基づく処理を実行させるための制御プログラムであって、
    前記制御装置から前記ジョブの入力を受け付けると共に前記ジョブのプリント指示を受け付けるステップと、
    前記ジョブのプリント指示を受け付けた後に入退室管理システムからユーザーによる入室の要求があったことの通知を受け付けると、前記入室の要求の時点の前記ジョブの処理状況に応じて前記ジョブの処理態様を判断し、判断結果に従って前記ジョブの処理を行なうステップとを前記画像形成装置に実行させる、制御プログラム。
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