JP2014036360A - 電子機器、電子機器の制御方法、および制御プログラム - Google Patents

電子機器、電子機器の制御方法、および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】適切なタイミングで自身の位置情報を通知する電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器では、位置情報を取得するタイミングを判断する条件である取得条件が満たされると(S101でYES)位置情報を取得する(S103)。取得された位置情報から得られる当該電子機器の移動距離が予め規定されている通知するタイミングを判断する条件を満たしている場合に(S105でNO、S107でYES、S109、S111でNO)、周辺の環境を表わした情報である位置関連情報を取得し(S113)、少なくとも位置情報を予め登録されている送信先に送信する(S115)。
【選択図】図3

Description

この発明は電子機器、電子機器の制御方法、および制御プログラムに関し、特に、自身の位置情報を通知する電子機器、当該電子機器の制御方法、および制御プログラムに関する。
携帯電話機や小型PC(パーソナルコンピュータ)などの携帯可能な電子機器は、落としたり置き忘れたりすることによって所在が不明となるケースがある。
また、清掃用のロボットや搬送用装置などの自走式の電子機器は、移動中に動力源を失ったり故障したり、障害物に進路を阻まれたりすることによって、プログラムされた移動コースをはずれて所在が不明となるケースがある。
このような問題に対して、たとえば特開2004−140710号公報(以下、特許文献1)は、直接または遠隔で電子機器を操作して位置情報や、映像や音声等の存在する位置に関連した情報を取得する技術を開示している。この技術を利用することで、ユーザは電子機器の紛失に気付いた時点で遠隔で操作してその位置を取得することが可能となる。
特開2010−67169号公報(以下、特許文献2)は、携帯電話等を利用した児童等の監視を支援する通信システムにおいて、サーバ内に、児童のGPS携帯電話の位置情報を繰り返し収集して位置情報履歴として蓄積し、所定期間の位置情報履歴に基づく移動開始から移動終了までを一パターンとする複数の移動履歴からなる移動履歴テーブルを作成して、最近蓄積された位置情報と移動履歴テーブルに含まれる移動履歴のパターンとを比較してその結果が所定の条件を満たす場合に異常状態を検知し、異常状態が検知された場合に保護者の携帯電話に対して緊急情報を通知するメールを送信するものを開示している。
特開2004−140710号公報 特開2010−67169号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術を利用する場合、ユーザが電子機器の所在が不明であることに気付くまでその所在が不明なままとなってしまうという問題があった。また、上記特許文献2の技術を利用した場合であっても、自走式の電子機器や電車や車両で置き忘れた場合など電子機器が移動する場合には、いったん位置情報を取得してもその後にさらに位置が変化する可能性もある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、適切なタイミングで位置情報を通知する電子機器、当該電子機器の制御方法、および制御プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、電子機器は、当該電子機器の位置を特定する情報である位置情報を取得するための位置情報取得手段と、当該電子機器の周辺の環境を表わした情報である位置関連情報を取得するための位置関連情報取得手段と、予め登録された送信先に情報を送信するための送信手段と、位置情報取得手段、位置関連情報取得手段、および送信手段を制御するための制御手段とを備える。制御手段は、予め規定されている第1の条件が満たされたときに位置情報取得手段にて位置情報を取得し、位置情報から得られる移動距離が予め規定されている第2の条件を満たすと、位置関連情報取得手段にて位置関連情報を取得し、位置情報を送信手段を介して送信先に送信する。
好ましくは、制御手段は、位置情報と共に位置関連情報を送信先に送信する。
好ましくは、位置関連情報取得手段は、他の装置に位置関連情報の取得を指示するための手段を含む。
好ましくは、第2の条件は、位置情報から得られる移動距離が予め規定された距離以下であることである。
好ましくは、第2の条件は、さらに、位置情報が表わす位置が予め登録された範囲外であることである。
好ましくは、制御手段は、移動距離が第2の条件を満たした後、予め規定された操作がなされない場合に位置情報を送信先に送信する。
好ましくは、電子機器は、制御手段による制御に従って当該電子機器を移動させるための移動装置をさらに備え、第2の条件は、位置情報から得られる移動距離の、移動装置の制御量から算出される移動距離からの差分が予め規定された距離以上であることである。
より好ましくは、第1の条件は、移動装置での当該電子機器の移動が予め規定された範囲外であることである。
好ましくは、制御手段は、送信手段での送信の後に当該電子機器が移動したことが検出されると、検出時の位置情報を送信手段を介して送信する。
好ましくは、位置関連情報は、当該電子機器の周辺の撮影画像および音声の少なくとも一方を含む。
本発明の他の局面に従うと、電子機器の制御方法は、当該電子機器の位置を特定する情報である位置情報と、周辺の環境を表わした情報である位置関連情報とを取得可能な電子機器の制御方法であって、予め規定されている第1の条件が満たされたときに位置情報を取得するステップと、位置情報から得られる電子機器の移動距離が予め規定されている第2の条件を満たすと、位置関連情報を取得し、位置情報を予め登録された送信先に送信するステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、制御プログラムは、電子機器の位置を特定する情報である位置情報と、周辺の環境を表わした情報である位置関連情報とを取得可能な電子機器の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、予め規定されている第1の条件が満たされたときに位置情報を取得するステップと、位置情報から得られる電子機器の移動距離が予め規定されている第2の条件を満たすと、位置関連情報を取得し、位置情報を予め登録された送信先に送信するステップとをコンピュータに実行させる。
この発明によると、端末装置では、適切なタイミングで自身の位置情報等を通知することができる。
第1の実施の形態にかかる電子機器としての端末装置の装置構成の具体例を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる端末装置の機能構成の具体例を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる端末装置での動作の流れを表わすフローチャートである。 第2の実施の形態にかかる電子機器としての端末装置の装置構成の具体例を示すブロック図である。 第2の実施の形態にかかる端末装置の機能構成の具体例を示すブロック図である。 2の実施の形態にかかる端末装置での動作の流れを表わすフローチャートである。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態として、電子機器が携帯可能な電子機器である場合について説明する。一例として、当該電子機器が携帯電話機等の端末装置である例を用いて説明するが、電子機器は端末装置に限定されるものではなく、携帯可能なサイズ、形状、重量であって、通信機能および位置情報を取得する機能を有する電子機器であればどのようなものであってもよい。たとえば、携帯電話機等の携帯可能な物に取り付け可能な端末などであってもよい。
<装置構成>
図1は、第1の実施の形態にかかる電子機器としての端末装置100Aの装置構成の具体例を示すブロック図である。
図1を参照して、端末装置100Aは、全体を制御するための演算装置であるCPU(Central Processing Unit)10と、CPU10で実行されるプログラム(アプリケーション)などを記憶するためのROM(Read Only Memory)11と、CPU10でプログラムを実行する際の作業領域として機能するためのRAM(Random Access Memory)12と、画像データや音声データなどを記憶するためのメモリ13と、当該端末装置100Aに対する操作入力を受け付けるための操作部14と、画像出力部としてのディスプレイ15と、音声出力部としてのスピーカ16と、他の装置との間でインターネットや基地局を介した通信を行なうための第1通信部17と、他の装置との間でWi−Fi(Wireless Fidelity)(登録商標)などの無線LAN(Local Area Network)を利用した通信やBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信などの無線通信を行なうための第2通信部18と、カメラ19と、マイク20と、GPS(Global Positioning System)信号または基地局からの位置信号を受信して当該端末装置100Aの位置を特定するためのGPSコントローラ21とを含む。
上の例は一例であって、たとえば、操作部14とディスプレイ15とが一体となってタッチパネルで構成されていてもよい。また、図示されていない電話機能のための構成やコンテンツ再生のための構成などがさらに搭載されていてもよい。
以降の例において、位置情報としてGPS信号に基づく位置情報を利用するものとするが、位置情報はこれに限定されるものではない。他の例として、通信可能な基地局を特定する情報や、無線通信可能な装置を特定する情報であってもよい。
<動作概要>
第1の実施の形態にかかる端末装置100Aは、所定のタイミングで自身の位置を特定して、その位置情報に基づいてユーザが当該端末装置100Aの所在が不明となっているか否かを判断する。
上記所定のタイミングに達したことを判断するため、端末装置100Aは予め第1の条件を記憶しておく。この第1の条件は、GPS信号等から位置情報を取得する動作のトリガとなるものであるため、以降の説明においては「取得条件」とも称する。
さらに、端末装置100Aは、取得した位置情報に基づいて、ユーザが当該端末装置100Aの所在が不明となっているか否かを判断するための第2の条件を記憶しておく。この第2の条件は、後述する通知動作のトリガとなるものであるため、以降の説明においては「通知条件」とも称する。
従って、言い換えると、端末装置100Aは、第1の条件である取得条件が満たされたタイミングで自身の位置情報を取得し、第2の条件である通知条件を満たすか否かを判断することで、ユーザが当該端末装置100Aの所在が不明となっているか否かを判断する。通知条件が満たされていると、予め記憶されている宛先に対して自身の位置に関連する情報を送信することで通知する、通知動作を実行する。なお、通知動作では、自身の位置に関連する情報に加えて、自身の情報も送信されてもよい。自身の情報としては、たとえば、電池の残量やメモリの使用量やこれらの組み合わせなどが挙げられる。
第1の条件である取得条件としては、たとえば、予め規定された時間の経過が挙げられる。これにより、上記規定された時間間隔で位置情報が取得されることになる。
取得条件の他の例として、図示しない加速度センサを備えている場合には、検出された加速度が予め規定された加速度以下となることや、予め規定された加速度以上となることが挙げられる。前者の場合、加速度のしきい値を0に近い値としておくことで端末装置100Aの移動が停止したことが検出され、そのタイミングで位置情報が取得されることになる。後者の場合、加速度のしきい値を大きい値としておくことで端末装置100Aが落下したり投げられたりしたような想定されている通常の使用法ではない使用がなされたことが検出され、そのタイミングで位置情報が取得されることになる。これにより、上述のような所定の時間間隔で位置情報を取得する場合と比べて位置情報の取得に要する動力(電力)の消費量を抑えつつ、必要なタイミングで位置情報を取得することが可能となる。
第2の条件である通知条件としては、予め登録されている位置(または範囲)以外の位置に予め規定された時間以上、留まっていることが該当する。この場合、端末装置100Aは、たとえば、予めユーザの自宅や勤務先やよく行く立ち寄り先などの、端末装置100Aが存在する可能性の高い位置(範囲)を登録しておく。以降、この位置や範囲を「登録場所」とも称する。そして、端末装置100Aは、取得条件を満たしたことで取得した位置情報が登録場所に含まれるか否かを判断する。位置情報が登録場所に含まれていない場合には、端末装置100Aは、上記規定された時間の経過の後に再度位置情報を取得し、その位置情報と先の位置情報とを比較してこれらの差分が留まっているとみなされる規定距離以下であった場合に通知条件が満たされたと判断される。
第2の条件として、さらに、上記条件を満たした場合であって、規定された操作がなされなかったことであってもよい。この場合、端末装置100Aは、上記条件を満たした場合にブザーを鳴動させたり表示させたりバイブレータ機能を動作させたりして報知し、パスワードの入力などの予め規定された操作を促す。上記規定された操作が報知後、予め規定された時間内になされなかったり、所定回数以上、誤操作がなされたりした場合に通知条件が満たされたとしてもよい。
通知動作で送信する自身の位置に関連する情報には、少なくとも取得した位置情報が含まれる。位置情報に加えて、通知条件が満たされた時刻情報(または位置情報を取得した時刻情報)、および自身の周辺の環境を表わした情報が含まれてもよい。
自身の周辺の環境を表わした情報は、たとえば、撮影された画像(静止画、動画)や録音された音声やこれらの組み合わせなどが挙げられる。その他、測定する機能が備えられている場合には気温や湿度などの環境情報などが含まれてもよい。このような自身の周辺の環境を表わした情報は、自身の位置情報に関連する情報であるため、以降の説明において「位置関連情報」とも称する。
位置関連情報は、通知条件が満たされたタイミングで端末装置100Aによって取得される。すなわち、端末装置100Aは、通知条件が満たされたタイミングでカメラ19で周囲を撮影したり、マイク20から入力された周囲の音声を録音したりすることで位置関連情報を取得する。
位置関連情報は、端末装置100A以外の他の装置によって取得されるものであってもよい。この場合、一例として、端末装置100Aは通知条件が満たされたタイミングで無線通信を利用して周囲の装置に対して位置関連情報の取得を依頼する。無線通信可能な範囲に位置関連情報が取得可能な装置がある場合には、当該装置にて上記依頼に応じて位置関連情報が取得され、端末装置100Aに送信されることで、端末装置100Aで位置関連情報を取得することができる。または、通知条件が満たされたタイミングで端末装置100Aは周囲の装置に対して位置関連情報の取得と予め規定された送信先への送信を依頼するようにしてもよい。これにより、当該装置にて上記依頼に応じて位置関連情報が取得され、さらに予め規定された送信先へ送信される。この場合、端末装置100Aからは自身の位置情報および時刻情報が別に送信されてもよいし、他の装置に上記依頼と共に位置情報および時刻情報を送信して予め規定された送信先への送信を依頼してもよいし、上記他の装置自身の位置情報を端末装置100Aの位置情報に替えて送信することを依頼するようにしてもよい。
また、他の例として、端末装置100Aは通知条件が満たされたタイミングで予め規定されているサーバに対して自身の位置情報を送信する。位置情報を受信したサーバは、予め位置情報が登録されている装置の中から受信した位置情報から所定範囲にある装置を抽出し、当該装置に対して位置関連情報の取得を指示して当該装置から位置関連情報を取得する。そして、サーバから予め端末装置100Aに関連付けて記憶されている送信先に対して、端末装置100Aの位置情報および端末装置100Aから位置情報を受信した時刻情報と共に上記他の装置から送信された位置関連情報が送信されてもよい。
なお、位置関連情報や時刻情報は、通知動作にて位置情報のみを送信した後に、送信の指示があった場合に送信されてもよい。
このようにして位置情報が送信されることで、端末装置100Aを紛失するなどして所在が不明となった場合であっても、端末装置100A自身においてユーザが所在を把握していない状態となっていることが検知されてユーザに通知されることになる。そのため、ユーザは、端末装置100Aの所在を容易に把握できると共に、所在が不明となっていること自体を素早く知ることができる。
端末装置100Aは、上記通知動作の後に自身が移動を開始したことを検知すると、その旨を上記予め規定された送信先へ通知するようにしてもよいし、移動を開始したことを検知すると、取得条件が満たされるか否かの判断から上記動作を繰り返してもよい。移動の開始の検知方法は特定の方法に限定されない。一例として、移動の開始は通知動作の後、所定間隔で位置情報を取得してそれらを比較することで検知されてもよいし、端末装置100Aが図示しない加速度センサを備えている場合には、移動の開始は通知動作の後に検出された加速度が予め規定された加速度以上となることで検知されてもよい。
また、端末装置100Aでは上記動作が繰り返されてもよい。つまり、上記通知動作の後、再度、取得条件および通知条件が満たされたか否かが端末装置100Aによって監視されて、これら条件が満たされることで通知動作が行なわれてもよい。
これにより、予め記憶されている宛先に対して位置情報等を通知した後にさらに端末装置100Aが移動した場合であっても、その位置に応じてさらに通知動作が行なわれて位置情報等が通知されることになるため、ユーザが端末装置100Aの所在を容易に把握することができる。
<機能構成>
図2は、端末装置100Aにて上記動作を行なうための機能構成の具体例を示すブロック図である。図2の各機能は、端末装置100AのCPU10がROM11に記憶されているプログラムを読み出してRAM12上に展開しつつ実行することで、主にCPU10に形成されるものである。しかしながら、少なくとも一部が、図1に表わされたハードウェア構成によって実現されてもよい。
図2を参照して、メモリ13には、上記第2の条件である通知条件として用いられる、ユーザの自宅や勤務先やよく行く立ち寄り先などの登録場所を記憶するための記憶領域である登録場所記憶部131と、通知動作で位置情報等の送信する宛先を記憶するための記憶領域である送信先記憶部132とが設けられる。
さらに図2を参照して、CPU10は、上記第1の条件である取得条件を予め記憶しておき、第1の条件が満たされたか否かを判断することで位置情報の取得のタイミングを判断するための第1条件判断部101と、第1条件判断部101での判断に応じてGPSコントローラ21からのGPS信号などに基づいて位置情報を取得するための位置情報取得部102と、登録場所記憶部131に記憶されている通知条件としての登録場所と位置情報とを用いて第2の条件が満たされたか否かを判断することで通知動作を実行するタイミングを判断するための第2条件判断部103と、第2条件判断部103での判断に応じてカメラ19で撮影したりマイク20で入力された音声を録音したり第2通信部18を介して他の装置や予め記憶しているサーバに対して位置関連情報の取得を依頼したりすることによって位置関連情報を取得するための位置関連情報取得部104と、通知条件が満たされたときの位置情報および時刻情報と位置関連情報とを第1通信部17を介して送信先記憶部132に記憶されている送信先に送信するための送信部105と、通知条件が満たされたことをスピーカ16からブザーを鳴動させるなどして報知するための報知部106とを含む。
報知部106での報知はブザーの鳴動に替えて、または加えてディスプレイ15での表示やバイブレータ機能の動作などであってもよい。これらの報知によって、パスワードの入力などの予め規定された操作が促される。
第2条件判断部103はパスワード等の規定された操作を予め記憶しておき、さらに、報知部106での報知に応じて規定時間内に規定された操作がなされなかった場合、または規定された回数以上、操作を誤った場合、などに通知動作を行なうと判断してもよい。
<動作フロー>
図3は、端末装置100Aでの動作の流れを表わすフローチャートである。該フローチャートに表わされた動作は、CPU10がROM11に記憶されるプログラムを読み出してRAM12に展開しつつ実行し、図2の各部を制御することによって実現される。
図3を参照して、CPU10は、たとえば先に位置情報を取得してから所定時間が経過した、など予め規定されている取得条件が満たされたことを検出すると(ステップS101でYES)、GPS信号などを用いて位置情報を取得する(ステップS103)。
CPU10は、取得した位置情報と登録場所とを比較して、当該端末装置100Aの位置が登録場所であるか否かを判断する。登録場所である場合には(ステップS105でYES)、CPU10は以降の動作を行なうことなく、動作を最初に戻す。
端末装置100Aの位置が登録場所にないとき(ステップS105でNO)、CPU10は、さらに、規定された時間後の位置情報から算出される移動距離に基づいて、規定された時間内にその位置(または範囲)から移動したか否かを判断する。そして、規定された時間内に移動した場合には(ステップS107でNO)、CPU10は以降の動作を行なうことなく、動作を最初に戻す。
規定された時間、端末装置100Aが登録場所でない場所において移動していない場合(ステップS107でYES)、CPU10はディスプレイ15に表示するなどの予め規定されている報知動作を行なう(ステップS109)。その報知から所定時間内にパスワードの入力などの予め規定された操作がなされた場合には(ステップS111でYES)、CPU10は以降の動作を行なうことなく、動作を最初に戻す。この場合、端末装置100Aをユーザが携帯しており、所在が不明とはなっていないものと考えられる。
一方、報知から所定時間内に規定された操作がなされない場合には(ステップS111でNO)、端末装置100Aをユーザが紛失するなどして所在が不明になっている可能性が高い。この場合、CPU10は、カメラ19で周囲を撮影したり、無線通信可能な範囲にある他の装置に撮影や録音を依頼したり、予め登録されているサーバに通知して周囲の装置に撮影や録音を依頼したりするなどして、位置関連情報を取得する(ステップS113)。そして、CPU10は、取得した位置情報、時刻情報、および位置関連情報などを予め登録されている送信先に送信する(ステップS115)。
なお、上述のように端末装置100Aが他の装置やサーバに位置関連情報の取得を依頼する場合には、上記ステップS115の送信も当該他の装置やサーバに依頼してもよい。
その後、CPU10は、自身の位置情報を監視したり加速度センサからのセンサ信号を監視したりするなどして、移動の有無を検知する。そして、移動が開始されたことが検知されると(ステップS117でYES)、CPU10は動作を上記ステップS103に戻して、以降の動作を繰り返す。
<第1の実施の形態の効果>
端末装置100Aにおいて以上の動作が行なわれることで、端末装置100A自身においてユーザが当該端末装置100Aの所在が不明となっている可能性が検知されると共に、その可能性が検知されると、自動的に自身の位置情報等が予め登録した送信先に送信される。このため、ユーザは、端末装置100Aを紛失するなどして所在が不明となっていることを素早く知ることができると共に、その現在位置や周囲の状況を把握することができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態として、電子機器が自走式の電子機器である場合について説明する。一例として、当該電子機器が清掃用の端末装置(ロボット)である例を用いて説明するが、電子機器はロボットに限定されるものではなく、ユーザの操作を必要とせずに予め規定されたコースを移動する機能、通信機能および位置情報を取得する機能を有する電子機器であればどのようなものであってもよい。たとえば、移動コースに関するユーザの操作を必要とせずに移動可能な搬送用装置(搬送用ロボット、エレベータ、車両、飛行機、ロケット等)や通信衛星などであってもよい。
<装置構成>
図4は、第2の実施の形態にかかる電子機器としての端末装置100Bの装置構成の具体例を示すブロック図である。
図4を参照して、端末装置100Bは、図1の端末装置100Aの装置構成に加えて、CPU10の制御に従って端末装置100B全体を移動させるための移動装置22をさらに含む。移動装置22は、たとえばモータ等の駆動機構およびその駆動力によって移動させるためのタイヤ等の移動機構を含む。ディスプレイ15は含まれていなくてもよい。
もちろん、図示された構成の他、清掃用ロボットとしての機能を発揮するための清掃装置の構成やそれに関連した構成がさらに含まれる。また、端末装置100Bが搬送装置である場合には搬送機能のための構成などがさらに含まれる。また、図示されているものの、操作部14やスピーカ16などは含まれていなくてもよい。
清掃用ロボットである端末装置100Bは、予め規定されたコースを移動する。このコースは予めプログラムとしてROM11に記憶されており、CPU10が該プログラムを読み出してそれに従って移動装置22を制御することで、規定されたコースを移動するようにしてもよい。
他の方法として、端末装置100Bとは別体の通信装置を用意し、その通信装置から設定された範囲(コース)内を移動するような方法であってもよい。清掃用ロボットの場合、通信装置としてドックと呼ばれる電源供給用ユニットを利用することがある。この場合、端末装置100Bは第2通信部18を介して通信装置と赤外線や無線通信などで通信を行ない、CPU10は、その通信強度が上記設定されたコースに相当する所定強度以上である範囲を移動するように制御することで、上記設定された範囲内での移動を行なうことができる。
<動作概要>
第2の実施の形態にかかる端末装置100Bでも、端末装置100Aと概ね同様の動作がなされる。すなわち、端末装置100Bは、第1の条件である取得条件が満たされたタイミングで自身の位置情報を取得し、第2の条件である通知条件を満たすか否かを判断することで、ユーザが当該端末装置100Bの所在が不明となっているか否かを判断する。そして、通知条件が満たされていると通知動作を実行する。
第1の条件である取得条件としては、設定された範囲外に位置し、かつ、設定された範囲からの外れ度合いが所定以上であること、が該当する。設定された範囲外であるか否は、規定されたコースの移動方法が予め記憶されているプログラムに従うものである場合には、CPU10の制御と移動装置22の実際の駆動との差異に基づいて判断することができる。規定されたコースの移動方法は通信装置からの通信強度が所定強度以上の範囲での移動である場合には、CPU10が第2通信部18での当該通信装置との通信強度を監視することで判断することができる。
設定された範囲からの外れ度合いは、設定されたコースを離れてからの経過時間が予め規定された時間以上であることであってもよいし、設定されたコースを離れてからの移動距離が予め設定された距離以上であることであってもよい。後者の場合、CPU10は、移動装置22に含まれるタイヤの回転量などから移動距離を把握することができる。
もちろん、第1の実施の形態と同様に、第1の条件である取得条件を予め規定された時間の経過とし、上記規定された時間間隔で位置情報を取得するようにしてもよい。
第2の条件である通知条件としては、たとえば、所定期間での移動距離が予め規定された距離以下であることが挙げられる。これは、たとえば清掃用ロボットである端末装置100Bが袋小路に入り込んで移動できなくなった場合や、家具等に挟まって移動できなくなった場合や、移動中に動力源が減少して移動できなくなった場合などが考えられる。
また、通知条件の他の例として、位置情報の差分で得られる実際の移動量が移動装置22の駆動量から得られる移動量と比較して予め規定された以上に乖離していることが挙げられる。たとえば、移動装置22の駆動量から得られる移動量と比較して実際の移動量が小さすぎる場合、家具等に挟まって移動できなくなっていたり移動中に動力源が減少して移動できなくなっていたりすることが考えられる。逆に、移動装置22の駆動量から得られる移動量と比較して実際の移動量が大きすぎる場合、第三者が持ち去って移動していたり、他の動力によって(ぶつかるなどして)強制的に移動させられていたりすることが考えられる。
通知動作は端末装置100Aと同様に、少なくとも位置情報を予め記憶している送信先に送信する動作であって、位置情報の他、時刻情報、および位置関連情報も送信されてもよい。また、上記位置関連情報は、端末装置100B自身が取得するものであってもよいし、他の装置に取得を依頼するものであってもよいし、登録されたサーバに通知することで該サーバが他の装置に取得を依頼するものであってもよい。また、通知動作自体も、端末装置100Bからの依頼に応じて他の装置が行なうようにしてもよい。
<機能構成>
図5は、端末装置100Bにて上記動作を行なうための機能構成の具体例を示すブロック図である。端末装置100Aと同様に、図5の各機能は、端末装置100BのCPU10がROM11に記憶されているプログラムを読み出してRAM12上に展開しつつ実行することで、主にCPU10に形成されるものである。しかしながら、少なくとも一部が、図4に表わされたハードウェア構成によって実現されてもよい。
図5を参照して、端末装置100Bでは、メモリ13には、図2の登録場所記憶部131に替えて、移動コースを記憶するための記憶領域である移動コース記憶部133が設けられる。その他、CPU10に含まれる機能は、図2の端末装置100Aの機能と概ね同様とする。なお、端末装置100Bには、報知部106が含まれていなくてもよい。
端末装置100Bでは、第1条件判断部101は、移動コース記憶部133に記憶されている規定されたコースと移動装置22の駆動量とを比較することで規定された範囲(コース)外であるか否かを判断する。なお、図示しない通信装置との通信によって移動を制御する場合には、第1条件判断部101は、第2通信部18での当該通信装置との通信強度が規定する強度以下であるか否かを判断してもよい。
また、第1条件判断部101は、規定されたコースを離れてからの経過時間と予め規定する時間とを比較、または、設定されたコースを離れてからの移動距離と予め設定された距離とを比較することで、設定された範囲からの外れ度合いを判断する。
第2条件判断部103は、第1条件が満たされたと判断された際に取得された位置情報と、その後、規定時間後に取得された位置情報とから算出される実際の移動距離と予め規定されている距離とを比較して、移動距離が所定距離以下であるか否かを判断する。また、他の例として、第2条件判断部103は、算出された実際の移動距離と移動装置22の駆動量から得られる移動量とを比較し、これらの差分が予め規定された差分の範囲よりも大きいか否か、つまり、予め規定された以上に乖離しているか否かを判断する。
他の機能は、端末装置100Aの機能と同様である。
<動作フロー>
図6は、端末装置100Bでの動作の流れを表わすフローチャートである。該フローチャートに表わされた動作もまた、CPU10がROM11に記憶されるプログラムを読み出してRAM12に展開しつつ実行し、図5の各部を制御することによって実現される。なお、図中、図2のフローチャートと同じステップ番号が付された動作は、図2と同じ動作を指す。
図6を参照して、CPU10は設定されている移動コースと移動装置22の駆動量とを比較することで当該端末装置100Bが設定された移動コースから外れて移動していることを検知すると(ステップS201でYES)、コースから外れて所定時間経過、または所定距離移動しているか否かをさらに判断する。その結果、CPU10は移動コースから外れて所定時間経過、または所定距離移動していることを検出すると(ステップS203でYES)、CPU10は、GPS信号などを用いて位置情報を取得する(ステップS205)。なお、すでに位置情報が取得されている場合、CPU10は、上記ステップS201での判断においてその位置情報を用いてもよい。
当該端末装置100Bが所定時間内に、または所定距離内に元の移動コースに戻った場合には(ステップS203でNO)、CPU10は以降の動作を行なうことなく、動作を最初に戻す。
CPU10は、取得した位置情報とその所定時間後に取得した位置情報とから算出される実際の移動距離と予め規定された距離とを比較して、当該端末装置100Bが移動していない、またはほぼ移動していないか否かを判断する。または、上記実際の移動距離と移動装置22の駆動量から得られる移動量とを比較してこれらの差分が予め規定された差分の範囲よりも大きいか否かを判断する。端末装置100Bが移動していたり、実際の移動量が移動装置22の駆動量から得られる移動量と大きく乖離していなかったりする場合には(ステップS207でNO)、CPU10は以降の動作を行なうことなく、動作を最初に戻す。
一方、端末装置100Bが移動していなかったり、実際の移動量が移動装置22の駆動量から得られる移動量から大きく乖離していたりする場合には(ステップS207でYES)、設定されたコースから外れた位置にてユーザの意図した移動以外の移動をして所在が不明になっている可能性が高い。この場合、CPU10は、端末装置100Aでの動作と同様に、カメラ19で周囲を撮影したり、無線通信可能な範囲にある他の装置に撮影や録音を依頼したり、予め登録されているサーバに通知して周囲の装置に撮影や録音を依頼したりするなどして、位置関連情報を取得する(ステップS113)。そして、CPU10は、取得した位置情報、時刻情報、および位置関連情報などを予め登録されている送信先に送信する(ステップS115)。
なお、端末装置100Bも、上記通知動作の後に自身が移動を開始したことを検知すると、その旨を上記予め規定された送信先へ通知したり、上記動作を繰り返したりしてもよい。すなわち、図示されたように、上記ステップS115の送信の後、CPU10は、自身の位置情報を監視したり加速度センサからのセンサ信号を監視したりするなどして、移動の有無を検知する。そして、移動が開始されたことが検知されると(ステップS117でYES)、CPU10は動作を上記ステップS205に戻して、以降の動作を繰り返す。
<第2の実施の形態の効果>
端末装置100Bにおいて以上の動作が行なわれることで、端末装置100B自身において設定されたコースを外れた位置にてユーザの意図した移動以外の移動をして所在が不明になっている可能性が検知されると共に、その可能性が検知されると、自動的に自身の位置情報等が予め登録した送信先に送信される。
特に、自走式の装置の場合、ユーザはその移動を終始監視しない場合が多い。そのため、コースを外れたことや、外れた位置にて第三者に持ち去られたり電源を喪失したりするなどの意図した移動以外の移動をしていることに気付きにくい。こうした場合であっても、上記動作を行なうことで端末装置100Bは自動的にその状態を検知して、位置情報等を送信する。このため、ユーザは、端末装置100Bの所在が不明となっていることを素早く知ることができると共に、その現在位置や周囲の状況を把握することができる。
さらに、上述の動作を端末装置100A,100BのCPU10に実行させるためのプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 CPU、11 ROM、12 RAM、13 メモリ、14 操作部、15 ディスプレイ、16 スピーカ、17 第1通信部、18 第2通信部、19 カメラ、20 マイク、21 GPSコントローラ、22 移動装置、100A,100B 端末装置、101 第1条件判断部、102 位置情報取得部、103 第2条件判断部、104 位置関連情報取得部、105 送信部、106 報知部、131 登録場所記憶部、132 送信先記憶部、133 移動コース記憶部。

Claims (12)

  1. 電子機器であって、
    前記電子機器の位置を特定する情報である位置情報を取得するための位置情報取得手段と、
    前記電子機器の周辺の環境を表わした情報である位置関連情報を取得するための位置関連情報取得手段と、
    予め登録された送信先に情報を送信するための送信手段と、
    前記位置情報取得手段、前記位置関連情報取得手段、および前記送信手段を制御するための制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    予め規定されている第1の条件が満たされたときに前記位置情報取得手段にて前記位置情報を取得し、
    前記位置情報から得られる移動距離が予め規定されている第2の条件を満たすと、前記位置関連情報取得手段にて前記位置関連情報を取得し、前記位置情報を前記送信手段を介して前記送信先に送信する、電子機器。
  2. 前記制御手段は、前記位置情報と共に前記位置関連情報を前記送信先に送信する、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記位置関連情報取得手段は、他の装置に前記位置関連情報の取得を指示するための手段を含む、請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記第2の条件は、前記移動距離が予め規定された距離以下であることである、請求項1〜3のいずれかに記載の電子機器。
  5. 前記第2の条件は、さらに、前記位置情報が表わす位置が予め登録された範囲外であることである、請求項1〜4のいずれかに記載の電子機器。
  6. 前記制御手段は、前記移動距離が前記第2の条件を満たした後、予め規定された操作がなされない場合に前記位置情報を前記送信先に送信する、請求項1〜5のいずれかに記載の電子機器。
  7. 前記制御手段による制御に従って当該電子機器を移動させるための移動装置をさらに備え、
    前記第2の条件は、前記位置情報から得られる移動距離の、前記移動装置の制御量から算出される移動距離からの差分が予め規定された距離以上であることである、請求項1〜3のいずれかに記載の電子機器。
  8. 前記第1の条件は、前記移動装置での当該電子機器の移動が予め規定された範囲外であることである、請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記制御手段は、前記送信手段での前記送信の後に当該電子機器が移動したことが検出されると、前記検出時の位置情報を前記送信手段を介して送信する、請求項1〜8のいずれかに記載の電子機器。
  10. 前記位置関連情報は、当該電子機器の周辺の撮影画像および音声の少なくとも一方を含む、請求項1〜9のいずれかに記載の電子機器。
  11. 電子機器の位置を特定する情報である位置情報と、周辺の環境を表わした情報である位置関連情報とを取得可能な前記電子機器の制御方法であって、
    予め規定されている第1の条件が満たされたときに前記位置情報を取得するステップと、
    前記位置情報から得られる前記電子機器の移動距離が予め規定されている第2の条件を満たすと、前記位置関連情報を取得し、前記位置情報を予め登録された送信先に送信するステップとを備える、電子機器の制御方法。
  12. 電子機器の位置を特定する情報である位置情報と、周辺の環境を表わした情報である位置関連情報とを取得可能な前記電子機器の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    予め規定されている第1の条件が満たされたときに前記位置情報を取得するステップと、
    前記位置情報から得られる前記電子機器の移動距離が予め規定されている第2の条件を満たすと、前記位置関連情報を取得し、前記位置情報を予め登録された送信先に送信するステップとを前記コンピュータに実行させる、制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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