JP2014036217A - タンタルキャパシタ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、タンタルキャパシタ及びその製造方法に関する。
【解決手段】本発明は、タンタル粉末を含み、タンタルワイヤを有するキャパシタ本体と、上記タンタルワイヤ及び上記キャパシタ本体を囲むように形成されたモールディング部と、上記タンタルワイヤと電気的に連結された陽極リードフレームと、上記キャパシタ本体が実装され下面に段差が形成された実装部と上記実装部から折れ曲がって上記モールディング部の一端面に密着される陰極端子部を有する陰極リードフレームと、上記モールディング部の一端面と上記陰極端子部の間に形成された接着層と、を含むタンタルキャパシタを提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、タンタルキャパシタ及びその製造方法に関する。
タンタル(tantalum:Ta)素材は、融点が高くて延性及び耐食性等に優れた機械的又は物理的な特徴によって、電気、電子、機械及び化学工業をはじめ宇宙及び軍事分野などの産業全般にわたって広範囲に用いられる金属である。
このようなタンタル素材は、安定した陽極酸化皮膜を形成させることができる特性によって小型キャパシタの陽極素材として広く用いられており、最近では、電子及び情報通信のようなIT産業の急激な発達によってその使用量が毎年10%ずつ急激に増加している。
キャパシタは、一般に電気を一時的に貯蔵する蓄電器を意味し、互いに絶縁された二つの平板電極を接近させて陽極の間に誘電体を挟んで引力によって電荷を帯電して蓄積する部品であり、二つの導体で囲まれた空間に電荷と電界を閉じ込めて静電容量を得ようとするときに用いられる。
上記タンタル素材を用いるタンタルキャパシタ(Tantalum Capacitor)は、タンタルパウダー(Tantalum Powder)を焼結して固めたときに生じる隙間を用いる構造を有し、タンタルの表面に陽極酸化法を用いて酸化タンタル(Ta)を形成し、この酸化タンタルを誘電体としてその上に電解質である二酸化マンガン層(MnO)及びPolymer層を形成し、上記二酸化マンガン層及びPolymer層上にカーボン層及び金属層を形成して本体を形成し、印刷回路基板(PCB)の実装のために上記本体に陽極及び陰極リードフレームを形成しモールディング部を形成して完成するようになる。
しかしながら、従来のタンタルキャパシタは、陽極及び陰極リードフレームが製品の上面又は下面に位置し陽極リードフレームの溶接距離を確保しなければならない等の理由によってキャパシタ本体の内部容積率が小さくなり静電容量が低下するという問題があった。また、陰極端子とモールディング部の固着強度が弱いという問題があった。
下記の特許文献1は、タンタルからなる多孔質焼結体とこの多孔質焼結体を囲むように形成された樹脂パッケージを有する固体電解コンデンサーに関するもので、陰極端子が導通部材と導通されこの導通部材の上面に多孔質焼結体が実装される構造からなってその構成が複雑であり、陰極端子をモールディング部に堅固に付着させる手段は開示していない。
特開2008−108931号公報
本発明の目的は、タンタルキャパシタの内部容積率を高めて製品のサイズを維持し且つキャパシタ本体のサイズを最大化して静電容量を拡大し、陰極端子のモールディング部に対する固着強度を向上させることである。
本発明の一側面は、タンタル粉末を含み、タンタルワイヤを有するキャパシタ本体と、上記タンタルワイヤ及び上記キャパシタ本体を囲むように形成されたモールディング部と、上記タンタルワイヤと電気的に連結された陽極リードフレームと、上記キャパシタ本体が実装され下面に段差が形成された実装部と上記実装部から折れ曲がって上記モールディング部の一端面に密着される陰極端子部を有する陰極リードフレームと、上記モールディング部の一端面と上記陰極端子部の間に形成された接着層と、を含むタンタルキャパシタを提供する。
本発明の一実施例において、上記陽極リードフレームは上記モールディング部の他端面に密着される陽極端子部を有し、上記モールディング部の他端面と上記陽極端子部の間に接着層が形成されることができる。
本発明の一実施例において、上記キャパシタ本体の下面と上記陰極リードフレームの実装部の間に導電性接着層がさらに形成されることができる。
本発明の一実施例において、上記接着層はエポキシ系の熱硬化性樹脂を含むことができる。
本発明の一実施例において、上記陽極端子部及び上記陰極端子部の面積は上記モールディング部の一端面に対して30%以上で構成されることができる。
本発明の他の側面は、平板型の陽極及び陰極リードフレームを設ける段階と、上記陽極リードフレームは一端部を垂直に折り曲げてタンタルワイヤ接続部を形成し、上記陰極リードフレームは下面に段差を形成する段階と、上記陽極及び陰極リードフレームを水平に対向するように配置する段階と、上記陰極リードフレームの一端部の上面にキャパシタ本体を実装し、上記キャパシタ本体のタンタルワイヤを上記陽極リードフレームのタンタルワイヤ接続部に付着する段階と、上記陽極及び陰極リードフレームの端部がそれぞれ露出されるように、上記タンタルワイヤ及び上記キャパシタ本体を囲む樹脂をモールディングしてモールディング部を形成する段階と、上記陰極リードフレームの露出された端部に接着剤を塗布し折り曲げて上記モールディング部の一端面に付着させ、上記陽極リードフレームの露出された端部を折り曲げて上記モールディング部の他端面に付着させる段階と、を含むタンタルキャパシタの製造方法を提供する。
本発明の一実施例において、上記陽極リードフレームの露出された端部を折り曲げる前に、上記陽極リードフレームの露出された端部に接着剤を塗布することができる。
本発明の一実施例において、上記キャパシタ本体を実装する前に、上記陰極リードフレームの一端部の上面に導電性接着剤を塗布することができる。
本発明の一実施例において、上記キャパシタ本体を実装する前に、上記陽極及び陰極リードフレームの下面に耐熱性テープを付着し、上記耐熱性テープは上記モールディング部を形成した後に除去することができる。
本発明の一実施例において、上記平板型の陽極リードフレームを設ける段階において、上記陽極リードフレームは、上記タンタルワイヤに連結されるタンタルワイヤ接続部と、上記モールディング部の他端面に付着される陽極端子部と、上記タンタルワイヤ接続部及び上記陽極端子部を支持する連結部を構成するために折れ曲がるように、上面に二つの折曲用溝を形成することができる。
本発明の一実施例において、上記平板型の陰極リードフレームを形成する段階において、上記陰極リードフレームは、上記モールディング部の一端面に付着される陰極端子部を構成するために折れ曲がるように、上面に折曲用溝を形成することができる。
本発明の一実施形態によると、陽極及び陰極リードフレームを製品の両端面に形成して内部容積率を向上させることにより製品のサイズを維持し且つキャパシタ本体のサイズを最大化して静電容量を拡大することができる効果がある。
また、陰極リードフレームは製品の下面から引き出され且つ実装部にモールディング部と結合される段差を有し、陰極リードフレームの外部に露出される陰極端子部はモールディング部の一端面に接着剤によって付着されることにより固着強度を向上させることができるという効果がある。
本発明の一実施形態によるタンタルキャパシタの概略的な構造を示した透明斜視図である。 図1のA‐A'線に沿う断面図である。 図1のB‐B'線に沿う断面図である。 本発明の一実施形態によるタンタルキャパシタの製造工程を示した断面図である。 本発明の一実施形態によるタンタルキャパシタの製造工程を示した断面図である。 本発明の一実施形態によるタンタルキャパシタの製造工程を示した断面図である。 本発明の一実施形態によるタンタルキャパシタの製造工程を示した断面図である。 本発明の一実施形態によるタンタルキャパシタの製造工程を示した断面図である。 本発明の一実施形態によるタンタルキャパシタの製造工程を示した断面図である。 本発明の一実施形態によるタンタルキャパシタの製造工程を示した断面図である。 本発明の他の実施形態によるタンタルキャパシタの陽極リードフレームを示した断面図である。 本発明の他の実施形態によるタンタルキャパシタの陰極リードフレームを示した断面図である。
以下では、添付の図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。しかし、本発明の実施形態は様々な他の形態に変形されることができ、本発明の範囲は以下で説明する実施形態に限定されない。また、本発明の実施形態は、当該技術分野で平均的な知識を有する者に本発明をより完全に説明するために提供されるものである。したがって、図面における要素の形状及び大きさなどはより明確な説明のために誇張されることがある。
なお、本実施例では、説明の便宜のためにモールディング部からタンタルワイヤが引き出される方向を前方側及び端面と設定し、これと垂直に交差する面を側面と設定し、キャパシタ本体の厚さ方向に該当する面を上下面と設定して説明する。
図1から図3を参照すると、本実施形態によるタンタルキャパシタ1は、タンタル粉末を含み前方側に引き出されたタンタルワイヤ11を有するキャパシタ本体10と、タンタルワイヤ11及びキャパシタ本体10を囲むように形成されたモールディング部40と、タンタルワイヤ11と電気的に連結された陽極リードフレーム20と、キャパシタ本体10が実装され下面に段差31aが形成された実装部31と実装部31から上向きに折れ曲がってモールディング部40の一端面に密着される陰極端子部32を有する陰極リードフレーム30と、モールディング部40の後方側の端面と陰極端子部32の間に形成された接着層33と、を含む。
モールディング部40の後方側の端面と陰極端子部32の間に形成された接着層33はエポキシ系列の熱硬化性樹脂を含む接着剤からなることができるが、本発明がこれに限定されるものではない。
キャパシタ本体10はタンタル材質を用いて焼結によって成形されることができる。
このようにタンタル材質を用いてキャパシタ本体10を製作する場合について例を挙げると、タンタル粉末とバインダーを一定比率で混合して攪拌させ、混合された粉末を圧縮して直六面体状に成形した後、これを高温及び高振動下で焼結させて製作することができる。
この際、タンタルワイヤ11は上記混合粉末を圧縮する前に中心から偏心されるように挿入して装着することができる。
具体的には、キャパシタ本体10はバインダーを混合したタンタル粉末にタンタルワイヤ11を挿入し所望のサイズのタンタル素子を成形した後、上記タンタル素子を約1000から2000℃の高真空(10−5torr以下)雰囲気で30分程度焼結して製作することができる。
また、キャパシタ本体10の表面にはカーボン及び銀(Ag)が塗布されている。上記カーボンはキャパシタ本体10の表面の接触抵抗を減少させるためのものであり、銀(Ag)は陰極を引き出すためのものである。
陽極リードフレーム20は導電性金属からなり、モールディング部40に内蔵されてタンタルワイヤ11と接触されるように上向きに折れ曲がる後方側の端部のタンタルワイヤ接続部21と、モールディング部40の前方側の端面に密着されるように上向きに折れ曲がる陽極端子部22と、上向きに折れ曲がったタンタルワイヤ接続部21及び陽極端子部22を連結する連結部24と、を含むことができる。
このタンタルワイヤ接続部21は、例えば、電気溶接によって付着することができ、特に、溶接は、電気スポット溶接方式を用いて行われることができるが、本発明がこれに限定されるものではない。
この際、タンタルワイヤ接続部21は、タンタルワイヤ11の下側のみに接触されるため、従来のモールディング部の側面から伸びて接触される構造に比べて不要な溶接距離を減らすことができる。
また、陽極端子部22は、他の電子製品との電気的連結のための端子として用いられることができる。陽極端子部22がモールディング部40の端面に形成されるため、従来の製品の上下部にリード端子があるキャパシタに比べてキャパシタ本体10の体積効率を向上させることができる。
陽極端子部22はモールディング部40の一端面に対して少なくとも30%以上の面積を覆うように形成することができる。
また、陽極リードフレーム20の陽極端子部22とモールディング部40の端面の間には接着層23が形成されることができる。この接着層23は、陰極端子部32に形成された接着層33と同じ物質の接着剤からなることができる。
陰極リードフレーム30は、導電性金属からなり、例えば、マンガン及びポリマー等を含むことができるが、本発明がこれに限定されるものではない。
この陰極リードフレーム30の実装部31の下面に形成された段差31aは、モールディング部40のモールド結合部41と嵌合方式により結合されて固着強度を向上させることができる。
また、陰極端子部32は、他の電子製品との電気的連結のための端子として用いられることができる。陰極端子部32がモールディング部40の端面に形成されるため、従来の製品の上下部にリード端子があるキャパシタに比べてキャパシタ本体10の体積効率を向上させることができる。
陰極端子部32はモールディング部40の一端面に対して少なくとも30%以上の面積を覆うように形成することができる。
一方、陰極リードフレーム30の実装部31の上面とキャパシタ本体10の実装される下面の間に導電性接着層50がさらに形成されることができる。この導電性接着層50は、陰極端子部32に形成された接着層33に導電性金属粉末等をさらに含めた接着剤からなることができるが、本発明がこれに限定されるものではない。この際、上記導電性金属粉末として銀(Ag)を用いることができるが、本発明がこれに限定されるものではない。
一般に、タンタルキャパシタの構造において、キャパシタ本体10の体積を大きくすればするほどキャパシタの静電容量は向上するが、物理的な体積が増加するため素子の小型化には限界がある。
本実施形態では、陽極及び陰極リードフレームの端子を側面に形成することにより従来の陽極及び陰極リードフレームが上部又は下部に位置するタンタルキャパシタに比べて内部容積率を高めてキャパシタ本体のサイズを最大化することにより、製品のサイズをそのまま維持し且つ静電容量を向上させることができる効果がある。
以下、本発明の一実施形態によるタンタルキャパシタ1の製造方法を説明する。
まず、図4aに示すように平板型からなる陽極及び陰極リードフレーム20、30を設ける。
この際、図4bに示すように陽極リードフレーム20は後方側の端部を垂直に上向きに折り曲げてタンタルワイヤ11に電気的に連結されるタンタルワイヤ接続部21で形成する。また、陰極リードフレーム30はエッチング又はプレス金型等の方法により下面に段差31aを形成する。
次に、陽極及び陰極リードフレーム20、30を水平に対向するように並べて配置する。
この際、図4cに示すように陽極及び陰極リードフレーム20、30の下面に耐熱性テープ60を互いに連結されるように付着することができる。耐熱性テープ60は、以後進行されるモールディング工程で陽極及び陰極リードフレーム20、30の表面が汚染されることを防止するためのものである。
次に、図4dに示すように陰極リードフレーム30の前方側の端部の上面にキャパシタ本体10を実装する。このようにキャパシタ本体10が実装される部分を上記で実装部31と称した。
これと共に、キャパシタ本体10のタンタルワイヤ11を陽極リードフレーム20のタンタルワイヤ接続部21に接触させた状態で、タンタルワイヤ11とタンタルワイヤ接続部21をスポット溶接(spot welding)又はレーザー溶接(laser welding)するか又は導電性接着剤を塗布して電気的に付着する。
この際、陰極リードフレーム30の実装部31にはキャパシタ本体10を実装する前に導電性接着剤を予め塗布して所定厚さの導電性接着層50を形成することにより、陰極リードフレーム30とキャパシタ本体10間の固着強度を向上させることができる。このような導電性接着層50の硬化のために、以後、約100から200℃の温度で硬化する工程を行うことができる。
次に、図4eに示すように陰極リードフレーム30の陰極端子部32及び陽極リードフレーム20の陽極端子部22が外部に露出されるようにこのような部分を除き、タンタルワイヤ11及びキャパシタ本体10を囲むように樹脂等をモールディングしてモールディング部40を形成する。モールディング部40は、外部からタンタルワイヤ11及びキャパシタ本体10を保護する役割を行う。
このようなモールディング部40形成作業が完了したら、陽極及び陰極リードフレーム20、30の下面に付着されている耐熱性テープ60を除去する。
次に、図4fに示すようにモールディング部40の外部に露出された陰極リードフレーム30の陰極端子部32に導電性接着剤を塗布し、垂直に上向きに折り曲げてモールディング部40の後方側の端面に付着させる。
これと共に、モールディング部40の外部に露出された陽極リードフレーム20の陽極端子部22を垂直に上向きに折り曲げて図4gに示すようにモールディング部40の前方側の端面に付着させてタンタルキャパシタ1を完成する。この際、陽極端子部22を折り曲げる前に陽極端子部22の一面に接着剤を塗布してモールディング部40との固着強度を高めることができる。
一方、陽極及び陰極端子部22、32は折り曲げる前にキャパシタ本体10のサイズ等を考慮して適宜の長さに切断することができる。
図5を参照すると、平板型の陽極リードフレーム20'は、タンタルワイヤ11に連結されるタンタルワイヤ接続部21と、モールディング部40の端面に付着される陽極端子部22と、タンタルワイヤ接続部21及び陽極端子部22を支持する連結部24を構成するために折れ曲がることが容易となるように、その上面に二つの折曲用溝20a、20bを形成することができる。
即ち、二つの折曲用溝20a、20bがタンタルワイヤ接続部21及び陽極端子部22の折曲時の衝撃を緩和させて陽極リードフレーム20'が反るか又は変形される現象を防止することができる。
図6を参照すると、平板型の陰極リードフレーム30'の上面に折曲用溝30aを形成することができる。折曲用溝30aは陰極端子部32を折り曲げるときの衝撃を緩和させて陰極リードフレーム30'が反るか又は変形される現象を防止することができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の権利範囲はこれに限定されず、特許請求の範囲に記載された本発明の技術的思想から外れない範囲内で多様な修正及び変形が可能であるということは、当技術分野の通常の知識を有するものには明らかである。
1 タンタルキャパシタ
10 キャパシタ本体
11 タンタルワイヤ
20 陽極リードフレーム
21 タンタルワイヤ接続部
22 陽極端子部
23、33、50 接着層
24 連結部
30 陰極リードフレーム
31 実装部
32 陰極端子部
40 モールディング部
41 モールド結合部
60 耐熱性テープ

Claims (12)

  1. タンタル粉末を含み、タンタルワイヤを有するキャパシタ本体と、
    前記タンタルワイヤ及び前記キャパシタ本体を囲むように形成されたモールディング部と、
    前記タンタルワイヤと電気的に連結された陽極リードフレームと、
    前記キャパシタ本体が実装されるとともに、前記キャパシタ本体の実装面の反対面に段差が形成された実装部、及び前記実装部から折れ曲がって前記モールディング部の一端面に密着される陰極端子部を有する陰極リードフレームと、
    前記モールディング部の一端面と前記陰極端子部との間に形成された接着層と
    を含む、タンタルキャパシタ。
  2. 前記陽極リードフレームは前記モールディング部の他端面に密着される陽極端子部を有し、前記モールディング部の他端面と前記陽極端子部の間に接着層が形成される、請求項1に記載のタンタルキャパシタ。
  3. 前記キャパシタ本体と前記陰極リードフレームの実装部との間に導電性接着層がさらに形成される、請求項1または2に記載のタンタルキャパシタ。
  4. 前記接着層はエポキシ系の熱硬化性樹脂を含む、請求項1から3の何れか1項に記載のタンタルキャパシタ。
  5. 前記陽極端子部及び前記陰極端子部の面積は前記モールディング部の一端面の面積に対して30%以上の大きさである、請求項2に記載のタンタルキャパシタ。
  6. 平板型の陽極リードフレーム及び平板型の陰極リードフレームを設ける段階と、
    前記陽極リードフレームの一端部を垂直に折り曲げてタンタルワイヤ接続部を形成するとともに、前記陰極リードフレームの一面に段差を形成する段階と、
    前記タンタルワイヤ接続部と前記陰極リードフレームの一端部とが対向するように配置する段階と、
    前記陰極リードフレームの一端部の他面にキャパシタ本体を実装して、前記キャパシタ本体のタンタルワイヤを前記陽極リードフレームの前記タンタルワイヤ接続部に付着する段階と、
    前記陽極リードフレーム及び前記陰極リードフレームの端部がそれぞれ露出された状態で前記タンタルワイヤ及び前記キャパシタ本体を囲むように樹脂をモールディングしてモールディング部を形成する段階と、
    前記陰極リードフレームの露出された端部に接着剤を塗布し折り曲げて前記モールディング部の一端面に付着させるステップ、及び前記陽極リードフレームの露出された端部を折り曲げて前記モールディング部の他端面に付着させるステップを有する段階と
    を含む、タンタルキャパシタの製造方法。
  7. 前記陽極リードフレームの露出された端部を折り曲げる前に、前記陽極リードフレームの露出された端部に接着剤を塗布する、請求項6に記載のタンタルキャパシタの製造方法。
  8. 前記キャパシタ本体を実装する前に、前記陰極リードフレームの一端部の他面に導電性接着剤を塗布する、請求項6または7に記載のタンタルキャパシタの製造方法。
  9. 前記キャパシタ本体を実装する前に、前記陽極リードフレーム及び前記陰極リードフレームの一面に耐熱性テープを付着し、
    前記耐熱性テープは前記モールディング部を形成した後に除去する、請求項6から8の何れか1項に記載のタンタルキャパシタの製造方法。
  10. 前記陰極リードフレームの露出された端部に接着剤を塗布し折り曲げて前記モールディング部の一端面に付着させるステップにおいて、前記接着剤はエポキシ系列の熱硬化性樹脂を含む、請求項6から9の何れか1項に記載のタンタルキャパシタの製造方法。
  11. 前記平板型の陽極リードフレームを設ける段階において、前記陽極リードフレームは、前記タンタルワイヤに連結されるタンタルワイヤ接続部と、前記モールディング部の他端面に付着される陽極端子部と、前記タンタルワイヤ接続部及び前記陽極端子部を支持する連結部を折れ曲げることにより構成するための他面に設けられる二つの折曲用溝とが形成される、請求項6から10の何れか1項に記載のタンタルキャパシタの製造方法。
  12. 前記平板型の陰極リードフレームを設ける段階において、前記陰極リードフレームは、前記モールディング部の一端面に付着される陰極端子部を折れ曲げることにより構成するために他面に折曲用溝が形成される、請求項6から11の何れか1項に記載のタンタルキャパシタの製造方法。
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