JP2014036162A - Led用回路基板、ledモジュール、led発光装置、発光器具及び照明器具 - Google Patents

Led用回路基板、ledモジュール、led発光装置、発光器具及び照明器具 Download PDF

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Abstract

【課題】従来の放熱性の高い絶縁金属基板を用いたLEDモジュールにおいて、LEDチップと金属ワイヤ間での接続不良という課題があった。
【解決手段】LED用回路基板2は、金属基板21上に、絶縁層22及び銅バンプ23が形成されてなる絶縁金属基板20と、絶縁層22上に形成された銅回路(LED側銅回路26a、第1電極側銅回路26b、第2電極側銅回路26c)銅回路と、銅回路上に形成された導伝層(LED側無電解ニッケルメッキ層27a、第1電極側無電解ニッケルメッキ層27b、第2電極側無電解ニッケルメッキ層27c)と、無電解ニッケルメッキ層上に形成された無電解金メッキ層(LED側無電解金メッキ層28a、第1電極側無電解金メッキ層28b、第2電極側無電解金メッキ層28c)と、銅バンプ上に形成された、LED(発光ダイオード)チップを搭載するための電解銀メッキ層29とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、LED(Light Emitting Diode(発光ダイオード))用回路基板及びLEDモジュールに関し、さらには、LEDモジュールを用いたLED発光装置、発光器具及び照明器具に関する。
従来より、基板上に搭載されたLED(Light Emitting Diode(発光ダイオード))チップと、この基板上に形成された電極パターンとが金属ワイヤで接続されているLEDモジュールがある(例えば特許文献1−3参照)。
特開2009−278012号公報 特許第3009244号公報 特開平5−29371号公報
そして、このような従来のLEDモジュールにおいて、絶縁金属基板上に全面無電解銀メッキを行った銅回路と、搭載したLEDチップとを金属ワイヤで接続する場合、無電解銀メッキ層の表面が不均一となり、接続不良を起こすという課題があった。
また、LEDチップが放射する光のうち絶縁金属基板側に放射される光をより確実に反射させて、絶縁金属基板側とは反対側の方向に光を導光したいという課題もあった。さらにまた、LEDチップからの熱をより効率的に放熱したいという課題もあった。
本発明者らは、LEDモジュールにおいて、鋭意研究の結果、銅バンプを有する絶縁金属基板を用い、そのメッキ方法の最適化を行うことにより、放熱性が高く、LEDの寿命を伸ばすことが可能なLED用回路基板を提供する技術を見出した。そして、そのようなLED用回路基板のLEDチップの実装面にLED光を高反射率で反射させる電解銀メッキ層を形成するとともに、金属ワイヤの接続先となる電極としての銅回路に無電解金メッキ層を形成することにより、ワイヤボンディングにおいて高い信頼性を得る技術を見出した。本発明は、このようにして見出した技術に基づいて完成したものである。
すなわち、本発明のLED用回路基板は、金属基板上に、絶縁層及び銅バンプが形成されてなる絶縁金属基板と、前記絶縁層上に形成された銅回路と、前記銅回路上に形成された導伝層と、前記導伝層上に形成された無電解金メッキ層と、前記銅バンプ上に形成された、LED(発光ダイオード)チップを搭載するための電解銀メッキ層とを有する。
また、本発明のLEDモジュールは、本発明のLED用回路基板の前記電解銀メッキ層上にLED(発光ダイオード)チップが搭載され、前記LEDチップと前記無電解金メッキ層とが金属ワイヤで接続される。
また、本発明のLED発光装置は、本発明のLEDモジュールが複数個配列されたものである。
また、本発明の発光器具は、本発明のLED発光装置が搭載されたものである。
また、本発明の照明器具は、本発明のLED発光装置が搭載されたものである。
本発明によれば、LED光の反射率を上げることができるLED用回路基板を提供することができる。さらに、本発明によれば、このLED用回路基板に搭載したLEDチップの金属ワイヤの接続において信頼性の高いLEDモジュール、LED発光装置、発光器具及び照明器具を提供することができる。
第1の実施形態におけるLEDモジュールの側面の断面模式図である。 第2の実施形態におけるLEDモジュールの側面の断面模式図である。 第3の実施形態におけるLEDモジュールの側面の断面模式図である。 参考例1におけるLEDモジュールの側面の断面模式図である。 参考例2におけるLEDモジュールの側面の断面模式図である。
<第1の実施形態>
以下、本発明を適用した第1の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態におけるLED(Light Emitting Diode(発光ダイオード))モジュール1の側面の断面模式図である。
第1の実施形態におけるLEDモジュール1は、LED用回路基板2上にLEDチップ3が搭載されたモジュールである。
また、LEDモジュール1は、LED用回路基板2のLEDチップ3の搭載面がレンズ形状の封止樹脂(レンズ樹脂5)で封止されてなるものである。
なお、封止樹脂とレンズ樹脂5は別々に設けても良いし、1部材によってこの2つの機能を持たせることも可能である。
LED用回路基板2は、ベース基板としての金属基板21上に絶縁層22及び銅バンプ23が形成されてなる絶縁金属基板20を有する。
また、LED用回路基板2は、絶縁金属基板20上に形成されたLEDチップ3を載置するためのLED搭載部24を有する。
さらにまた、LED用回路基板2は、絶縁金属基板20上の任意の位置に形成された第1電極部25を有する。
また、第1電極部25は、絶縁層22上の任意の位置に形成された第1電極側銅回路26bを有する。
LED搭載部24は、銅バンプ23上に形成されたLEDチップ3を搭載するためのLED側銅回路26aを有している。
LED側銅回路26a上にはLED側無電解ニッケルメッキ層27aが形成されている。また、第1電極側銅回路26b上には、第1電極側無電解ニッケルメッキ層27bが形成されている。さらに、LED側無電解ニッケルメッキ層27a上には、LED側無電解金メッキ層28aが形成されている。また、第1電極側無電解ニッケルメッキ層27b上には、第1電極側無電解金メッキ層28bが形成されている。
LED側銅回路26a上にLEDチップ3を直接搭載してしまった場合、そのLEDチップ3を発光させると、光の反射率は下地であるLED側銅回路26aの影響が支配的である。しかしながら、このLED側銅回路26aは、光の反射率が低いため、そのままではLEDモジュール1の光放射量の低下をもたらしてしまう。
そこで、第1の実施形態では、LED用回路基板2は、LEDチップ3が搭載されるLED側銅回路26a上に、電解銀メッキ層29を形成させている。電解銀メッキは、無電解銀メッキよりも、LEDチップ3が発する光の反射光について、高い反射率を得ることができる。そのため、第1の実施形態では、LEDチップ3を搭載するための銀メッキ層として、電解銀メッキ層29を形成している。
LED側銅回路26a上には、LED側無電解ニッケルメッキ層27a、LED側無電解金メッキ層28a、電解銀メッキ層29が順に形成される。
これらの、電解銀メッキ層29、LED側無電解金メッキ層28a、LED側無電解ニッケルメッキ層27a、LED側銅回路26aは、LEDチップ3の搭載部(LED搭載部24)を形成する。
また、第1電極側銅回路26b上には、第1電極側無電解ニッケルメッキ層27b、第1電極側無電解金メッキ層28bが順に形成される。
第1電極側無電解金メッキ層28b、第1電極側無電解ニッケルメッキ層27b、第1電極側銅回路26bは、第1電極部25を形成する。この第1電極部25における第1電極側銅回路26bは、アノード又はカソードからなる第1電極を形成する。
そして、銅バンプ23は、第1電極とは反対の極の第2電極を形成する。例えば、第1電極側銅回路26bがカソードを形成した場合は、銅バンプ23がアノードを形成する。アノード又はカソードの関係は、この逆であってもよい。
電解銀メッキ層29、LED側無電解金メッキ層28a、LED側無電解ニッケルメッキ層27a及びLED側銅回路26aは、いずれも電気伝導性が高い材質で形成されている。その為、LED搭載部24全体としても、高い電気伝導性が高い。
同様に、第1電極側無電解金メッキ層28b、第1電極側無電解ニッケルメッキ層27b、第1電極側銅回路26bは、いずれも電気伝導性が高い材質で形成されている。その為、第1電極部25全体としても高い電気伝導性を有する。
さらに、同様の理由によって、LED搭載部24及び第1電極部25は、高い熱伝達性も有している。
銅バンプ23部分、及び、金属基板21も、電気伝導率及び熱伝導率が高い材質で形成されている。
このような構成を有することから、LED搭載部24上に搭載されたLEDチップ3の熱は、迅速に、LED搭載部24及び銅バンプ23を介して、金属基板21に伝達される。
そのため、LEDチップ3を有効に冷却して、LEDモジュール1の性能の劣化、寿命の消耗を抑制することができる。
また、LEDチップ3のアノード又はカソードが、LED搭載部24(電解銀メッキ層29)に電気的に接続されている第1の実施形態の場合、金属基板21を電極として機能させることが可能となる。
LED側無電解ニッケルメッキ層27a、第1電極側無電解ニッケルメッキ層27bの厚みが0.1μm未満であると、第1電極側銅回路26b上において第1金属ワイヤ4を接続固定させる下地として十分な硬さ及び厚みを確保できない。
また、LED側無電解ニッケルメッキ層27a,第1電極側無電解ニッケルメッキ層27bの厚みが20μmを超えると、製造時間が長くなり、材料コストが高くなるため、好ましくない。
そのため、LED側無電解ニッケルメッキ層27a、及び、第1電極側無電解ニッケルメッキ層27bの厚みは0.1μm〜20μmが好ましい。
LED側無電解金メッキ層28a、及び、第1電極側無電解金メッキ層28bの厚みが、0.01μm未満であると、第1金属ワイヤ4を第1電極側無電解金メッキ層28bに強固に接続することができないため、第1金属ワイヤ4によるLEDチップ3と第1電極側銅回路26bとの接続において信頼性が低下する。
また、LED側無電解金メッキ層28a、及び、第1電極側無電解金メッキ層28bの厚みが0.5μmを超えると、製造時間が長くなり、材料コストが高くなるため、好ましくない。
その結果、LED側無電解金メッキ層28a、及び、第1電極側無電解金メッキ層28bの厚みは0.01μm〜0.5μmが好ましい。
電解銀メッキ層29の厚みが、0.1μm未満であると、電解銀メッキ層29上に搭載されるLEDチップ3が発する光の反射光において高い反射率を得ることができない。また、電解銀メッキ層29の厚みが、10μmを超えると、製造時間が長くなり、材料コストが高くなるため、好ましくない。
その結果、電解銀メッキ層29の厚みは0.1μm〜10μmが好ましい。
絶縁金属基板20の厚みは特に限定されないが、通常は0.1mm〜5.0mmである。
金属基板21は、LEDチップ3の熱を放熱するために、熱伝導率が高い金属材料が選択される。
さらに、この実施形態においては、金属基板21は、LEDチップ3のアノード又はカソードとなるため、導電性も有する必要がある。
その結果、金属基板21は、任意の金属材料からなり、好ましくは、銅、アルミニウム、又は、銅及びアルミニウムを含有する合金からなる。
絶縁層22は、金属基板21上に形成される銅回路等の金属部材と金属基板21との間を絶縁させるものである。
絶縁層22を形成する絶縁材料は特に限定されないが、例えば、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂等、又はそれらの樹脂に無機フィラー、ガラスクロス等を含有した絶縁材料を挙げることができる。
絶縁層22の厚みは、十分な絶縁性を確保することが可能な厚みであれば特に限定されず、例えば0.05mm〜1.0mmとすることができる。
銅バンプ23の幅方向サイズは、特に限定されず、例えばLEDチップ3の幅方向サイズと同じ又はそれ以下でもよい。しかしながら、銅バンプ23は、上述のように、LEDチップ3が発する熱を金属基板21に逃がすものであるため、LEDチップ3の幅方向サイズよりも大きい方が、放熱効果がより大きいことから好ましい。
電解銀メッキ層29上にLEDチップ3を1個又は複数個搭載し、金線等の第1金属ワイヤ4の一端をLEDチップ3と接続するとともに、他端を第1電極側無電解金メッキ層28bと接続する。このLEDチップ3としては、適宜、青色、紫外線等を発光するLEDチップを選択して採用することができる。
第1電極側無電解金メッキ層28bによって、第1金属ワイヤ4が強固に第1電極側無電解金メッキ層28bと接続するため、この第1金属ワイヤ4を介してLEDチップ3と第1電極側銅回路26bとを高い信頼性で接続させることができる。
さらに、LEDモジュール1は、輝度を向上させるため、LED用回路基板2のLEDチップ3の搭載面がレンズ形状の封止樹脂(レンズ樹脂5)で封止されている。
レンズ樹脂5は、LEDチップ3が発光する光を透過するとともに、LEDチップ3の発熱に対する耐熱性を有する透明な合成樹脂であることが好ましい。レンズ樹脂5としては、例えば熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂等を挙げることができる。
より具体的には、レンズ樹脂5としては、例えばメタアクリル樹脂、スチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、フェノキシ樹脂、ブチラール樹脂、セルロース樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂等の単体又は混合体を挙げることができる。
セルロース樹脂としては、例えばエチルセルロース、セルロースアセテート、セルロースアセテートブチレート等を挙げることができる。
また、レンズ樹脂5には、発光強度を向上させるとともに実用上の発光色を確立させるため、蛍光体を含有させることが好ましい。蛍光体としては、黄色発光蛍光体、赤色発光蛍光体、緑色発光蛍光体、それらの間の色を発光する蛍光体を挙げることができる。
このような蛍光体は、無機物、有機物の何れの蛍光体であってもよい。無機物の蛍光体としては、例えば、酸化物蛍光体、窒化物蛍光体、酸窒化物蛍光体、シリケート蛍光体等を挙げることができる。
黄色発光蛍光体としては、例えば、Yを含み、Ce又はPrで賦活されたイットリウム・アルミニウムガーネット酸化物蛍光体、(Ba,Ca,Sr)SiO:Euで表わされるユーロピウム賦活アルカリ土類金属シリケート蛍光体、Si12−(m+n)Al(m+n)16−nで表されるαサイアロン蛍光体等を挙げることができる。
赤色発光蛍光体としては、例えば、(Ba,Ca,Sr)SiO:Euで表されるユーロピウム賦活アルカリ土類金属シリケート蛍光体、(Mg、Ca、Sr、Ba)Si:Euで表されるユーロピウム賦活アルカリ土類シリコンナイトライド蛍光体、(Y、La、Gd、Lu)S:Euで表されるユーロピウム賦活希土類オキシカルコゲナイト蛍光体等を挙げることができる。
緑色発光蛍光体としては、例えば、(Mg、Ca、Sr、Ba)Si:Euで表されるユーロピウム賦活アルカリ土類シリコンオキシナイトライド蛍光体、(Ba、Ca、Sr)SiO:Euで表されるユーロピウム賦活アルカリ土類マグネシウムシリケート蛍光体、Si6−ZAl8−Zで表されるβサイアロン蛍光体等を挙げることができる。
このようなLEDモジュール1は、例えば以下の手順で作製することができる。
まず、ベース基板となる金属基板21上に銅バンプ23を形成する。この銅バンプ23は、金属基板に対してエッチング等を行うことにより形成される。そして、金属基板21上の銅バンプ23が形成されていない位置に絶縁層22を形成する。
次に、銅バンプ23上にLED側銅回路26aを形成するとともに、絶縁層22上の任意の位置に第1電極側銅回路26bを形成する。
LED側銅回路26a上に、LED側無電解ニッケルメッキ層27aを形成するとともに、第1電極側銅回路26b上に第1電極側無電解ニッケルメッキ層27bを形成する。そして、LED側無電解ニッケルメッキ層27a上にLED側無電解金メッキ層28aを形成するとともに、第1電極側無電解ニッケルメッキ層27b上に第1電極側無電解金メッキ層28bを形成する。
次に、金属基板21の裏面側にある外部電極(図示せず)によって銅バンプ23を通電し、LED側無電解金メッキ層28a上に電解銀メッキ層29を形成する。すなわち、銅バンプ23と接続していない第1電極側無電解金メッキ層28b上には、電解銀メッキ層を形成しない。
続いて、電解銀メッキ層29上にLEDチップ3を搭載する。第1金属ワイヤ4の一端をLEDチップ3の上面と接続させるとともに、第1金属ワイヤ4の他端を第1電極側無電解金メッキ層28bの上面と接続させる。そして、蛍光体を含有するレンズ形状のシリコーン樹脂(レンズ樹脂5)によって絶縁金属基板20上のLEDチップ3が搭載される側の面を封止する。これにより、LEDモジュール1が作製される。
このように構成されるLEDモジュール1は、放熱性の高い絶縁金属基板を用いたLEDモジュールにおいて、金属基板21とメッキが施された第1電極側銅回路26bとの間で十分な絶縁を図ることができる。そして、第1金属ワイヤ4によってLEDチップ3と第1電極側銅回路26bとを高い信頼性で接続させ、接続不良を解消することができる。
すなわち、第1の実施形態では、金属基板21とメッキが施された第1電極側銅回路26bとの間で十分な絶縁を図り、銅バンプ23を介して金属基板21に熱を効率良く逃がすことにより、LEDチップ3の温度を低下させることができる。
また、第1電極側無電解金メッキ層28bを形成することにより、第1金属ワイヤ4を介してLEDチップ3と第1電極側銅回路26bとを高い信頼性で接続させることができる。第1の実施形態では、このような高品質なLEDモジュール1を提供することができる。
さらにまた、電解銀メッキ層29は、無電解銀メッキを使用した場合(図5の参考例2も参照のこと)よりも反射率を有しかつ乱反射の率が低いため、LEDモジュール1の性能を向上させることができる。
また、LED側無電解金メッキ層28a及び第1電極側無電解金メッキ層28bと、LED側銅回路26a及び第1電極側銅回路26bとの間に、LED側無電解ニッケルメッキ層27a及び第1電極側無電解ニッケルメッキ層27bを設けたことから、経済性及び製造の容易性を得ることができる。
つまり、LED側無電解ニッケルメッキ層27a及び第1電極側無電解ニッケルメッキ層27bがあることから、LED側無電解金メッキ層28a及び第1電極側無電解金メッキ層28bの厚さを薄くしつつも、第1金属ワイヤ4を溶接するための溶接部としての厚みを製造の際に容易に形成することができる。また、LED側無電解金メッキ層28a及び第1電極側無電解金メッキ層28bの厚さを薄くすることができることから、高価な金材料の使用量を削減できるため、経済性も向上させることができる。
また、第1の実施形態では、LEDモジュール1が搭載された発光器具を提供する。発光器具としては、例えば、屋内或いは屋外に設置される電灯、広告用ネオンライト、トンネル内に設置されるライト、懐中電灯等の照明器具、パーソナルコンピュータやテレビジョンで用いられる液晶パネルのバックライト、自動車や自動二輪に設置されるヘッドライトやウインカー、画像を映し出すプロジェクターの光源等を挙げることができる。
<第2の実施形態>
図2は、第2の実施形態におけるLEDモジュール1の側面の断面模式図である。
LEDモジュール1の構成は、第1の実施形態に限定されない。
例えば図2の断面模式図に示すLEDモジュール1のように、LED搭載部24に対して第1電極部25とは反対の側に第2電極部30を配置するようにしてもよい。この第2電極部30は、第1電極部25と同一構成であり、第2電極側銅回路26c上に第2電極側無電解ニッケルメッキ層27cが形成され、その上に第2電極側無電解金メッキ層28cが形成されてなる。
そして、この第2電極部30とLEDチップ3とは、第2金属ワイヤ4aを介して接続される。この第2金属ワイヤ4aは、第1金属ワイヤ4と、構成及び接続方法が何れも同一である。
このLEDモジュール1は、銅バンプ23ではなく、第2電極部30における第2電極側銅回路26cが、第1電極とは反対の極である第2電極を形成する。例えば、第1電極側銅回路26bがカソードを形成し、第2電極側銅回路26cがアノードを形成する。このように、LEDモジュール1は、第1電極部25、第2電極部30がそれぞれ第1金属ワイヤ4、第2金属ワイヤ4aを介してLEDチップ3と接続されたLED用回路基板2を備える。
<第3の実施形態>
図3は、第3の実施形態におけるLEDモジュール1の側面の断面模式図である。
LED側銅回路26a、第1電極側銅回路26b上に、それぞれLED側無電解ニッケルメッキ層27a、第1電極側無電解ニッケルメッキ層27bを形成後、第1金属ワイヤ4によるLEDチップ3の接続処理の下地処理として、LED側無電解ニッケルメッキ層27a、第1電極側無電解ニッケルメッキ層27b上に、それぞれLED側無電解パラジウムメッキ層31a、第1電極側無電解パラジウムメッキ層31bを形成する処理を行ってもよい。
この場合、第1の実施形態におけるLEDモジュールは、図3の断面模式図に示す構成とすることができる。図3に示すLEDモジュール1は、LED側無電解ニッケルメッキ層27a上にLED側無電解パラジウムメッキ層31aが形成されたLED搭載部24を備えるとともに、第1電極側無電解ニッケルメッキ層27b上に第1電極側無電解パラジウムメッキ層31bが形成された電極部25とを備えたLED用回路基板2を適用する。
以下、本発明の具体的な実施例について説明する。
<実施例1〜14、比較例1〜12>
実施例1〜14、比較例1〜12のLEDモジュールは、図1に示す構造(LEDモジュール1)からなるものである。
実施例1〜14、比較例1〜12では、図1のLEDモジュール1において、金属基板21として、厚み1.0mmの銅板を用いた。この銅板の一方の表面に対してエッチングを行い、高さ0.08μm、直径1mmの銅バンプ23を形成した。そして、厚み0.06mmのプリプレグを使用して厚み0.018mmの銅箔を張り合わせた後、研磨により銅バンプ23を露出させた。
銅バンプ23及び絶縁層22の上面に無電解銅メッキ、電解銅メッキを順に施すことにより、絶縁金属基板20上面の全領域に、銅メッキ層を形成した。
そして、この銅メッキ層に対してエッチングを行い、レジスト(白レジスト)を形成することにより、LED側銅回路26a、第1電極側銅回路26bを形成した。これにLED側無電解ニッケルメッキ層27a、第1電極側無電解ニッケルメッキ層27bを形成した。
そして、LED側無電解ニッケルメッキ層27a上、第1電極側無電解ニッケルメッキ層27b上にLED側無電解金メッキ層28a、第1電極側無電解金メッキ層28bを形成した。
そして、金属基板21の裏面より電極をとり、銅バンプ23を通電して、LED側無電解金メッキ層28a上に電解銀メッキ層29を形成した。
銅バンプ23と接続されていない第1電極側無電解金メッキ層28bには、電解銀メッキ層は形成しなかった。電解銀メッキ層29上にLEDチップ3を搭載し、直径25μmの第1金属ワイヤ4の一端をLEDチップ3と接続するとともに、第1金属ワイヤ4の他端を第1電極側無電解金メッキ層28bと接続した(ワイヤボンディング)。LED用回路基板2のLEDチップ3の搭載面を、シリコーン樹脂に蛍光体を含有させたレンズ形状の封止樹脂(レンズ樹脂5)で封止した。
作製した実施例1〜7、比較例1〜6のLEDモジュールについて、LED側銅回路26a面における可視光に対する反射率の測定試験を、反射率測定器を用いて行った。反射率が95%以上であるものを◎(優良)、90%以上95%未満であるものを○(良)、90%未満であるものを×(不良)とした。
また、作製した実施例8〜14、比較例7〜12のLEDモジュールの製品検査において、第1金属ワイヤ4の引張強度の測定試験を行った。具体的には、実施例8〜14、比較例7〜12のLEDモジュールに対し、プルテスタを用いて第1金属ワイヤ4の引張強度を測定し、測定10点の平均強度を得た。引張強度が0.009kgf以上でワイヤ切れのあるものを◎、0.004kgf以上0.009kgf未満でワイヤ切れのあるものを○、0.004kgf未満及び界面解離のあるものを×とした。
実施例1〜14、比較例1〜12のLEDモジュールにおける、反射率の測定試験、及び、引張強度の測定試験の結果を[表1]に示す。
<実施例15>
実施例15のLEDモジュールは、図3に示す構造(LEDモジュール1)からなるものである。
すなわち、実施例15では、実施例7におけるLED側無電解金メッキ層28a、第1電極側無電解金メッキ層28bを施す前に、LED側無電解ニッケルメッキ層27a、第1電極側無電解ニッケルメッキ層27b上にそれぞれ厚さ1μmのLED側無電解パラジウムメッキ層31a、第1電極側無電解パラジウムメッキ層31bを形成した以外は、実施例7と同様にしてLEDモジュールを作製した。
この実施例15のLEDモジュールについて、実施例8〜14、比較例7〜12と同じように、引張強度の測定試験を行った。その結果、測定10点の平均強度は0.10kgfであった。なお、この実施例15おける反射率は◎であった。
<参考例1>
図4は、参考例1のLEDモジュール1の側面の断面模式図である。参考例1では、実施例1〜14、比較例1〜12で形成した無電解ニッケルメッキ層、無電解金メッキ層、銅バンプ23を通電しての電解銀メッキ層は形成せず、LED側銅回路26a、第1電極側銅回路26b上にそれぞれ厚み1μmのLED側電解ニッケルメッキ層127a、第1電極側電解ニッケルメッキ層127bを形成した後、それぞれ厚み1μmのLED側電解銀メッキ層29a、第1電極側電解銀メッキ層29bを形成した。このLED側電解ニッケルメッキ層127a、第1電極側電解ニッケルメッキ層127b、LED側電解銀メッキ層29a、第1電極側電解銀メッキ層29bの形成に際しては、LED側銅回路をメッキ処理するための電極を製品外部の抜きしろまで引き延ばして電極を取り、メッキ層を形成した。その後、金型で打ち抜いた。具体的には、250mm×250mm板で、30mm×50mm製品を面付け、4個抜き金型で打ち抜いた。
この参考例1では、LED側銅回路26a、LED側電解ニッケルメッキ層127a、LED側電解銀メッキ層29aが順に形成されたLED搭載部24と、第1電極側銅回路26b、第1電極側電解ニッケルメッキ層127b、第1電極側電解銀メッキ層29bが順に形成された第1電極部25とを形成した。
実施例1〜15、比較例1〜12、参考例1のLEDモジュール1について、絶縁金属基板20のベース板である金属基板21と第1金属ワイヤ4との間の絶縁状態を測定した。具体的には、菊水電子工業株式会社製耐電圧試験機を用い、実施例1〜15、比較例1〜12、参考例1のLEDモジュール1の金属基板21と第1電極(第1電極側銅回路26b)との間において、制限電圧0.5Aにおいて、DC100V/5秒昇圧、印加し、絶縁破壊試験を行った。
その結果、実施例1〜15、比較例1〜12のLEDモジュール1については、DC1000Vまでの絶縁状態を確認した。一方、参考例1のLEDモジュール1については、DC10Vで放電が開始された。
参考例1と第1の実施形態とで比較した結果、参考例1では、第1金属ワイヤ4が第1電極側電解銀メッキ層29bに溶接されてしまうため、第1の実施形態に比べ溶接性が劣った。
<参考例2>
図5は、参考例2のLEDモジュール1の側面断面模式図である。参考例2では、実施例1〜14、比較例1〜12で形成した無電解ニッケルメッキ層、無電解金メッキ層、銅バンプ23を通電しての電解銀メッキ層は形成せず、LED側銅回路26a、第1電極側銅回路26b上にそれぞれ厚み4μmのLED側無電解ニッケルメッキ層27a、第1電極側無電解ニッケルメッキ層27bを形成した後、1μmのLED側無電解銀メッキ層129a、第1電極側無電解銀メッキ層129bを形成した。
この参考例2では、LED側銅回路26a、LED側無電解ニッケルメッキ層27a、LED側無電解銀メッキ層129aが順に形成されたLED搭載部24と、第1電極側銅回路26b、第1電極側無電解ニッケルメッキ層27b、第1電極側無電解銀メッキ層129bが順に形成された第1電極部25とを形成した。
参考例2のLEDモジュールについて、実施例8〜15、比較例7〜12と同様にして、第1金属ワイヤ4の引張強度の測定試験を行った。その結果、測定10点の平均強度は0.002kgfであった。
この参考例2と第1の実施形態とで比較した結果、参考例2では無電解銀メッキ層を形成しているため、電解銀メッキ層を用いている第1の実施形態に比べて、反射率が低い結果となった。
(他の実施例)
図示は省略したが、実施例1〜15のレンズ形状の封止樹脂(レンズ樹脂5)に代え、シリコーン樹脂等の封止樹脂で単に封止したもの、レンズの下に蛍光体を塗布したものであっても、実施例1〜15と同様の結果を得ることができた。
<実施形態の構成及び効果>
LED用回路基板2は、金属基板21上に、絶縁層22及び銅バンプ23が形成されてなる絶縁金属基板20と、絶縁層22上に形成された銅回路(LED側銅回路26a、第1電極側銅回路26b、第2電極側銅回路26c)銅回路と、銅回路上に形成された導伝層(LED側無電解ニッケルメッキ層27a、第1電極側無電解ニッケルメッキ層27b、第2電極側無電解ニッケルメッキ層27c)と、無電解ニッケルメッキ層上に形成された無電解金メッキ層(LED側無電解金メッキ層28a、第1電極側無電解金メッキ層28b、第2電極側無電解金メッキ層28c)と、銅バンプ上に形成された、LED(発光ダイオード)チップを搭載するための電解銀メッキ層29とを有する。
このような構成を有することから、LED用回路基板2は、放熱性が高く、LED光の反射率を上げることができる。
また、第1金属ワイヤ4、第2金属ワイヤ4aの溶接性(接続性)を向上することができる。
導伝層は、無電解ニッケルメッキ層である。
このような構成を有することから、接続性を向上させつつ無電解金メッキ層を薄く形成することが可能となる。
銅回路は第1の電極を形成し、金属基板21は第2の電極を形成する。
このような構成を有することから、金属基板21を電極として利用することができる。それによって、LED用回路基板2を小型化することも可能となる。
電解銀メッキ層は、銅バンプ23を介して金属基板21と通電される。
このような構成を有することから、金属基板21を電極として利用することができ第2金属ワイヤ4a及び第2電極部30を省略することができる。それによって、LED用回路基板2を小型化することも可能となる。また、製造の容易化、コストの削減を図ることも可能となる。
銅回路は第1の電極を形成し、絶縁層22上の第1の電極を形成する銅回路とは別の位置に、第2の電極を形成する他の銅回路(第2電極側銅回路26c)が形成されている。
このような構成を有することから、銅回路によって、第1の電極及び第2の電極に電力を低級する形式の、LEDチップ3にも対応可能なLED用回路基板2を提供することが可能となる。
無電解ニッケルメッキ層と無電解金メッキ層との間に無電解パラジウムメッキ層が形成されている。
このような構成を有することから、より金属ワイヤの接続性を向上させることができる。
金属基板21は、銅、アルミニウム、又は、銅及びアルミニウムを含有する合金からなる。
このような構成を有することから、金属基板に高い導電性と導熱性を有させることが可能となる。
無電解ニッケルメッキ層の厚さは0.1μm〜20μmであり、無電解金メッキ層の厚さは0.01μm〜0.5μmであり、電解銀メッキ層の厚さは0.1μm〜10μmである。
このような構成を有することから、好適に本発明の効果を発揮させることが可能となる。
LED用回路基板2の電解銀メッキ層上にLEDチップ3が搭載され、LEDチップ3と無電解金メッキ層とが金属ワイヤで接続されてなる。
このような構成を有することから、放熱性が高く、LED光の反射率が高く、溶接性(接続性)の高いLEDモジュール1を提供することができる。
LEDチップ3は、蛍光体を含有する封止樹脂で封止されている。
このような構成を有することから、蛍光色の光を発生するLEDモジュール1を提供することができる。
LEDモジュール1が複数個配列されてなるLED発光装置を提供する。
LEDモジュール1が以上のような構成を有することから、適切な発光量を有するLED発光装置を提供することができる。
本発明のLEDモジュールは、照明器具を含む発光器具等に広く用いられるものである。発光器具としては、屋内或いは屋外に設置される電灯、広告用ネオンライト、トンネル内に設置されるライト、懐中電灯等の照明器具、パーソナルコンピュータやテレビジョンで用いられる液晶パネルのバックライト、自動車や自動二輪に設置されるヘッドライトやウインカー、画像を映し出すプロジェクターの光源等を挙げることができる。
以上の実施形態は、あくまで一例であり、配置位置、材料等は任意に変更することが可能である。
1 LEDモジュール
2 LED用回路基板
3 LEDチップ
20 絶縁金属基板
21 金属基板(第2の電極)
22 絶縁層
23 銅パンプ
26a LED側銅回路(銅回路)
26b 第1電極側銅回路(銅回路)(第1の電極)
26c 第2電極側銅回路(銅回路)(他の銅回路)(第2の電極)
27a LED側無電解ニッケルメッキ層(無電解ニッケルメッキ層)
27b 第1電極側無電解ニッケルメッキ層(無電解ニッケルメッキ層)
27c 第2電極側無電解ニッケルメッキ層(無電解ニッケルメッキ層)
29 電解銀メッキ層

Claims (13)

  1. 金属基板上に、絶縁層及び銅バンプが形成されてなる絶縁金属基板と、
    前記絶縁層上に形成された銅回路と、
    前記銅回路上に形成された導伝層と、
    前記導伝層上に形成された無電解金メッキ層と、
    前記銅バンプ上に形成された、LED(発光ダイオード)チップを搭載するための電解銀メッキ層とを有する
    LED用回路基板。
  2. 前記導伝層は、無電解ニッケルメッキ層である
    請求項1に記載のLED用回路基板。
  3. 前記銅回路は第1の電極を形成し、前記金属基板は第2の電極を形成する
    請求項2に記載のLED用回路基板。
  4. 前記電解銀メッキ層は、前記銅バンプを介して前記金属基板と通電される
    請求項3に記載のLED用回路基板。
  5. 前記銅回路は第1の電極を形成し、
    前記絶縁層上の前記第1の電極を形成する銅回路とは別の位置に、第2の電極を形成する他の銅回路が形成されている
    請求項2に記載のLED用回路基板。
  6. 前記無電解ニッケルメッキ層と前記無電解金メッキ層との間に無電解パラジウムメッキ層が形成されている
    請求項2〜請求項5の何れか1項記載のLED用回路基板。
  7. 前記金属基板は、
    銅、
    アルミニウム、又は、
    銅及びアルミニウムを含有する合金
    からなる
    請求項2〜請求項5の何れか1項記載のLED用回路基板。
  8. 前記無電解ニッケルメッキ層の厚さは0.1μm〜20μmであり、
    前記無電解金メッキ層の厚さは0.01μm〜0.5μmであり、
    前記電解銀メッキ層の厚さは0.1μm〜10μmである
    請求項2〜請求項6の何れか1項記載のLED用回路基板。
  9. 請求項1〜8の何れか1項に記載のLED用回路基板の前記電解銀メッキ層上にLED(発光ダイオード)チップが搭載され、
    前記LEDチップと前記無電解金メッキ層とが金属ワイヤで接続されてなる
    LEDモジュール。
  10. 前記LEDチップは、蛍光体を含有する封止樹脂で封止されている
    請求項9記載のLEDモジュール。
  11. 請求項9又は請求項10のLEDモジュールが複数個配列されてなるLED発光装置。
  12. 請求項11に記載のLED発光装置が搭載された発光器具。
  13. 請求項11記載のLED発光装置が搭載された照明器具。
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