JP2014035980A - フロントライトガイド - Google Patents

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敏彦 江川
Takeshi Imai
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Abstract

【課題】短い製造時間で、安価に製造でき、多品種小ロットにも対応可能な、フロントライトガイドを提供する。
【解決手段】表示物4を表面から照らすフロントライトガイド2であって、端部に光源3を有し、表示物4に対向する表面側の面の領域にドット印刷パターンからなる第1光拡散部22が設けられた導光シート21と、導光シート21の裏側面に積層された、空気層、又は導光シートの屈折率より低い屈折率を有する透明樹脂のクリア層からなる光反射・透過層23、を備え、ドット印刷パターンを形成する印刷インクの透過率が40〜90%であり、ドット印刷パターンを構成するドットの大きさがφ50〜300μmであるフロントライトガイド2。
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチパネル、反射型液晶表示、電子ペーパー、時計、携帯電話などの表示装置の表示部を照明するフロントライトガイドに関する。
各種表示装置においては、暗所においてフロント側よりライトを照らして視認性を高める方法が取られている。例えば、端部に配置したLED光源から出射された光を、一方向からのみ導光板を通して伝播させる方法があるが、この場合、光ムラが発生し、表示が見にくくなるという問題があった。これに対し、導光板の表面に柱状、リブ状、凸状、凹状等の点状の光取り出し構造体を形成することにより、高機能の照明表示装置が得られることが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−50100号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたような、導光板の表面に微細な点状の光取り出し構造体を形成する方法では、イニシャル費用が掛かり、生産設備も高価な設備を使用しなければならず、長い製造時間が必要となるので、多品種小ロット生産には向かないという問題があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みなされたものであって、短い製造時間で、安価に製造でき、多品種小ロットにも対応可能な、フロントライトガイドを提供することを目的とする。
このような目的は、以下に説明する本発明により達成される。
本発明のフロントライトガイドの特徴は、表示物を表面から照らすフロントライトガイドであって、端部に光源を有し、表示物に対向する表面側の面の領域にドット印刷パターンからなる第1光拡散部が設けられた導光シートと、その導光シートの裏側面に積層された、空気層、又は導光シートの屈折率より低い屈折率を有する透明樹脂のクリア層からなる光反射・透過層と、を備え、ドット印刷パターンを形成する印刷インクの透過率が40〜90%であり、ドット印刷パターンを構成するドットの大きさがφ50〜300μmであることを要旨とする。
ドット印刷パターンを構成するドットの大きさはφ100〜150μmとするのが、視認性の観点で、より好ましい。
表示物に対向する導光シートの表側の面の領域の周縁部に、印刷パターンからなる、模様、風景及びイラストからなる群から選択される少なくとも1つの額縁を設けると、装飾性の付加とともに、周縁部の明るさを増すことが可能となる。
表示物に対向する導光シートの表側の面の領域に、印刷パターンからなる、ロゴ及び/又はキャラクターを設けると、コマーシャル性を高めることが可能となる。
導光シートの表面側の面の、第1光拡散部が設けられていない領域に対向する導光シートの裏面に、印刷パターンからなる第2光拡散部を設けると、1枚の導光シートでフロントライトとバックライトを同時に照光することが可能となる。
本発明によれば、短い製造時間で、安価に製造でき、多品種小ロットにも対応可能な、フロントライトガイドを提供することができる。
本発明の実施形態に係るフロントライトガイドを用いた表示装置の構成を示す模式的断面図である。 本発明の実施形態に係るフロントライトガイドにおいて、額縁の印刷パターンを設けた例を示す、導光シートの(a)模式的側面図、及び(b)模式的上面図である。 本発明の実施形態に係るフロントライトガイドにおいて、ロゴの印刷パターンを設けた例を示す、導光シートの(a)模式的側面図、及び(b)模式的上面図である。 本発明の実施形態に係るフロントライトガイドを用いた表示装置の構成を示す模式的断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態という。)について詳細に説明する。なお、図面の寸法は、構成を明瞭に示すために、実寸を表してはいない。
(第1実施形態)
まず、本発明のフロントライトガイドの構成について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るフロントライトガイドを用いた表示装置の構成を示す模式的断面図である。
図1に示したように、フロントライトガイド2は、端部に光源としてのLED3を有し、表示物4に対向する表面側の面の領域にドット印刷パターンからなる第1の光拡散部22が設けられた導光シート21と、導光シート21の裏側面に積層された、光反射・透過層23とを備える。なお、ここでは光源としてLEDの場合を記載したが、LEDに限定される必要はなく、例えば、冷陰極管、ネオン管、蛍光灯、エレクトロルミネッセンスなどを採用してもよい。
LED3から出射された光は、導光シート21を伝播し、第1光拡散部22によって図の下方に反射されて、フロントライトガイド2は、反射型液晶、電子ペーパー、印刷物等の表示物4を照らす。
導光シート21は、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ポリスチレン樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ABS樹脂、アクリロニトリルスチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ナイロン、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリイミド樹脂、シリコーン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、トリアセチルセルロース樹脂、ポリオレフィン系樹脂、シクロオレフィン系樹脂等から選択したいずれかの透明樹脂、又はガラスから構成する。
LED3から出射されて、導光シート21の内部を伝播し、光反射・透過層23に入射する光が導光シート21と光反射・透過層23の界面で全反射を起こす領域を広げるため、光反射・透過層23を構成する材料は、導光シート21を構成する材料の屈折率より低い屈折率を有する材料を用いる。例えば、入手の容易な屈折率1.59のポリカーボネート樹脂を用いて導光シート21を構成した場合、光反射・透過層23は、屈折率が1.59未満の材料を用いて構成する。空気の屈折率は1.0003である。シリコーン樹脂の屈折率は1.43、ウレタン樹脂の屈折率は1.49、ナイロンの屈折率は1.53、塩化ビニルの屈折率は1.54である。
屈折率のみから選択すると、光反射・透過層23は空気層とするのが良いことになるが、空気層と接する層との屈折率の差が大きく界面反射によるギラツキも大きくなる傾向にある。従って、明るさを選択するのであれば空気層の構成になり、ギラツキを抑えた構造を考えると光反射・透過層23はできるだけ屈折率の小さい透明樹脂から構成するのが好ましい。ここで、光反射・透過層23を空気層とする場合は、スペーサーを設けるという観点から、例えば導光シート21と空気層の間の外周部に両面テープを配置することにより空気層を形成する。一方、屈折率の小さい透明樹脂から構成する場合は、例えば導光シート21がポリカーボネート(屈折率1.58)の場合にアクリル系透明両面テープ(屈折率1.49)を全面に貼り付け一体化する。
第1光拡散部22は、拡散インクをスクリーン印刷やオフセット印刷、凸版印刷、インクジェット印刷等の方法でドットパターンを印刷して形成される。光源からの距離に応じて、ドットパターンの密度を大きくすることで、表示物を均一な明るさで照光することができる。
拡散反射特性を含有する拡散印刷は、拡散インクをスクリーン印刷やオフセット印刷、凸版印刷、インクジェット印刷等の方法でパターンを印刷して形成される。拡散インクとしては、シリカ、シリカにコーティングしたもの、ポーラスシリカ、中空シリカ、ガラス等、又は酸化チタン、チタン酸バリウム、硫酸バリウム、酸化セリウム等の金属酸化物、又はアクリル、スチレン、ベンゾグアナミンなどの樹脂ビーズ、又は方解石などの微細粒子の拡散材を、バインダーに分散させたものを用いることができる。拡散材の微細粒子の形状は球状、立方体形状、不定形形状でも良いが、分散性を良くすることが重要である。分散性を良くするために分散剤やカップリング剤、微小有機物などを拡散材の周囲に付けても良い。
拡散材のバインダーとしては、アクリル樹脂、エマルジョンアクリル樹脂、アクリルウレタン樹脂、ポリカーボネート樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリエステル樹脂やこれらの混合物等を用いることができる。印刷パターンの場所によって色を変えたい場合、これらのバインダーと拡散材の他に有機顔料等を混ぜてカラフルな色にすることもできる。
ドット印刷パターンを形成する印刷インクの反射率は10〜60%、透過率は40〜90%とし、ドット印刷パターンを構成するドットの大きさはφ50〜300μmとし、ドット印刷パターンの面積が表示物の面積に対して5〜35%とするのが好ましい。
バインダーと拡散材は製品の大きさによって反射率や透過率を調整し、印刷インクの反射率が10〜60%で、透過率が40〜90%であることで、半透明の拡散インクとし、表示の見易さと明るさをコントロールする。反射率が60%を上回ると、フロントライトの効果よりもドットのパターンが目立ち、表示を読み取り難いという支障が生じ、10%を下回ると、フロントライトの効果が弱く表示が暗く読み取り難いという支障が生じる。また、透過率が90%を上回ると、フロントライトの効果が弱く暗いという支障が生じ、40%を下回ると、ドットパターンが目立ち読み取り難いという支障が生じる。
表1は、厚さ0.2mmのポリカーボネートフィルム「パンライトPC−2151」(帝人化成社製商品名)からなる基板に表中に示したインクを厚さ15μmに印刷した場合の、波長550nmの光に対する反射率と透過率を測定した結果を示したものである。透過率及び反射率測定は、SD-5000(日本電色工業社製、製品名 分光色彩計)を用いた。
表1に示した結果から、透過率40%を超える印刷インク(レイキュアーGA4100 白を除く)は、反射率60%を下回っていることがわかる。
ドット印刷パターンからなる第1光拡散部22から反射された光で表示物4を照光する場合、ドットサイズをφ50〜300μm、表示面積に対するドットパターンの面積比率を5〜35%に設けると明るさ、視認性を適切に保ち、光ムラを抑えることができる。
表2は、図1の導光シート21として厚さ0.2mmのポリカーボネートフィルム「パンライトPC−2151」(帝人化成社製商品名)の表面に、印刷インク「LDA/LD」(ケムリッチ社製商品名)を用いて、表中に示した面積比、ドットサイズで第1光拡散部22としてのドット印刷パターンを形成し、光反射・透過層23として空気層を設けて表示物4を照光した場合の、外観、視認性、及び光ムラを比較したものである。ドットサイズは光源近傍が最も小さく距離に応じ順次大きくしたことにより、ドット印刷パターンの密度を距離に応じて大きく形成した。また、第一光拡散部の面積比もドットサイズと同様に距離に応じて大きくすることで表示物を均一に照明する。
視認性(光源非照光時):外光時において表示物をクリアに視認できるか否か。
視認性(光源照光時):ドットを視認せず表示物をクリアに視認できるか否か。
試作品Aにおいては非照光時および照光時に表示物が見え難い問題が生じた。
試作品Eにおいては照光時やや暗さが認められたが、許容範囲である。
また試作品Fにおいては照光時の暗さが顕著であり表示物が見えなかった。
表2の結果から、表示面積に対するドットパターンの面積比率は、5〜35%に設けるのが好ましいことがわかる。面積比率が35%を上回ると、フロントライト下部の表示が一部隠れることになり、表示が見難くなるという支障が生じ、5%を下回ると、フロントライトの明るさが暗くなり表示が見難くなるという支障が生じる。
表3は、図1の導光シート21として厚さ0.2mmのポリカーボネートフィルム「パンライトPC−2151」(帝人化成社製商品名)の表面に、印刷インク「LDA/LD」(ケムリッチ社製商品名)を用いて、表中のドットサイズで第1光拡散部22としてのドット印刷パターンを同一の面積率で形成し、光反射・透過層23として空気層を設けて表示物4を照光した場合の、外観と明るさを比較したものである。
表3の結果から、ドットサイズはφ0.05〜0.3mm(φ50〜300μm)の範囲が好ましいことがわかる。0.3mmを上回ると、ドットの大きさが目立つという支障が生じ、0.05mmを下回ると、スクリーン版が目詰まりして印刷できなくなるという支障が生じやすく、また拡散印刷が形成できても効率よく拡散効果が得られにくく表示物が暗い。さらに、ドットサイズが大きすぎても表示物の視認の妨げになるので、φ0.1〜0.15mm(φ100〜150μm)の範囲のドットサイズがより好ましい。
図2(a)、(b)に示したように、図1の表示物4に対向する導光シート21の表側の面のドット印刷領域24の周縁部に、額縁25として、印刷パターンからなる、模様、風景及びイラストからなる群から選択される少なくとも1つを設けると、装飾性の付加とともに、周縁部の明るさを増すことが可能となる。ドット印刷パターンにより、図1のような構成で表示物4を照光する場合、図2のドット印刷パターンを設けたドット印刷領域24の周縁部が暗くなる傾向があるが、額縁25を設けると均一な明るさが得られるという効果がある。額縁25の印刷パターンは、ドット印刷、全面印刷のいずれで形成してもよい。額縁25の印刷パターンは、ドット印刷領域24の輪郭部分の密度よりも額縁25の印刷パターンの密度を大きくすることにより、より均一な明るさが得られる。
図3(a)、(b)に示したように、図1の表示物4に対向する導光シートの表側の面のドット印刷領域24に、印刷パターンからなる、キャラクター等からなるロゴ26を設けると、表示物4の照光時にロゴ26が常時現れるので、コマーシャル性を高めることが可能となる。
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態に係る表示装置1’の模式的断面図である。
表示装置1’は、第1実施形態に係るフロントライトガイド2にさらにバックライト機能を付加したものである。導光シート21の表面側の面の、第1光拡散部22が設けられていない領域に対向する導光シートの裏面に、印刷パターンからなる第2光拡散部22’が設けられており、1枚の導光シートでフロントライトとバックライトを同時に照光することが可能となる。
例えば、図4に示したように、押釦スイッチ28を有するフレキシブルプリント回路基板27を、図のように第2光拡散部22’、及び最表面に配した加飾パネル29に設けた半透過性の抜き文字30に重なる位置に配置されている。このような配置でLED光源3を発光させると、図中矢印で示したように、液晶パネル等の表示物4は第1光拡散部22で反射された光でフロントライトによって照光されるとともに、抜き文字30は第2光拡散部22’で反射された光でバックライトによって照光されて、押釦スイッチ28の位置を容易に視認可能となる。
以下、図1の構成に基いて、実施例1〜3、比較例1〜5を説明する。
(実施例1)
導光シート21としての厚さ0.2mmポリカーボネートフィルム「パンライトPC−2151」(帝人化成社製商品名)の表面に第1光拡散部22のパターン設計をしたスクリーン印刷を行った。印刷インクは「CRI―OVER001」(ケムリッチ社製商品名)で厚さ15μmの時、反射率15.0%、透過率83.4%のインクを用い、面積比率15%、ドットサイズφ0.1〜0.17mmのドット印刷を行った。表示物4としてのTNT液晶ディスプレイの上に光反射・透過層23としての空気層を挟むようなスペーサーとして厚さ0.05mmの両面テープを外周に設け、その上にドット印刷面を上側にして導光シート21を設けた。導光シート21の側面には基板上のLED3がセットされ、側面からの光が導光シートを通してディスプレイ側に照らされ、均一な照明により視認性の良いフロントライトガイド2が得られた。
(実施例2)
導光シート21としての厚さ0.2mmポリカーボネートフィルム「パンライトPC−2151」(帝人化成社製商品名)の表面に第1光拡散部22のパターン設計をしたスクリーン印刷を行った。印刷インクは「LDA/LD」(ケムリッチ社製商品名)で厚さ15μmの時、反射率24.0%、透過率68.4%のインクを用い、面積比率34%、ドットサイズφ0.18〜0.3mmのドット印刷を行った。表示物4としてのTNT液晶ディスプレイの上に光反射・透過層23としての空気層を挟むようなスペーサーとして厚さ0.05mmの両面テープを外周に設け、その上にドット印刷面を上側にして導光シート21を設けた。導光シート21の側面には基板上のLED3がセットされ、側面からの光が導光シートを通してディスプレイ側に照らされ、均一な照明により視認性の良いフロントライトガイド2が得られた。
(実施例3)
導光シート21としての厚さ0.2mmポリカーボネートフィルム「パンライトPC−2151」(帝人化成社製商品名)の表面に第1光拡散部22のパターン設計をしたスクリーン印刷を行った。印刷インクは「LDA/LD」(ケムリッチ社製商品名)で厚さ15μmの時、反射率24.0%、透過率68.4%のインクを用い、面積比率15%、ドットサイズφ0.1〜0.17mmのドット印刷を行った。表示物4としてのTNTディスプレイの上に屈折率1.49のアクリル系透明両面テープを全面に貼り付け、導光シート21と一体化した。導光シート21の側面には基板上のLED3がセットされ、側面からの光が導光シート21を通してディスプレイ側に照らされ、空気層による界面反射も少なくなり、視認性の良いフロントライトガイド2が得られた。
(実施例4)
実施例3と同一条件で、印刷インクのみレイキュアーGA4100 白および同インクの透明メジウムを混合して、反射率52.7%、透過率45.3%に調整して印刷を行った。また、表示物4としてのTNTディスプレイの上に屈折率1.49のアクリル系透明両面テープを全面に貼り付け、導光シート21と一体化した。その結果、実施例3と同じく視認性の良いフロントライトガイド2が得られた。
(比較例1)
導光シート21としての厚さ0.2mmポリカーボネートフィルム「パンライトPC−2151」(帝人化成社製商品名)の表面に第1光拡散部22のパターン設計をしたスクリーン印刷を行った。印刷インクは「CRI―OVER001」(ケムリッチ社製商品名)で、厚さ15μmの時、反射率15.0%、透過率83.4%のインクを用い、面積比率15%、ドットサイズφ0.1〜0.17mmのドット印刷を行った。表示物4としてのTNT液晶ディスプレイの上にスペーサーなしでドット印刷面を上側にして導光シート21を設けた。導光シート21の側面には基板上のLED3がセットされ、側面からの光が導光シート21を通してディスプレイ側に照らされるが、ディスプレイと導光シート21との密着面には虹が発生し、空気が入り込む場所との光ムラが発生し、均一な照光にはならず見にくい製品となった。
(比較例2)
導光シート21としての厚さ0.2mmポリカーボネートフィルム「パンライトPC−2151」(帝人化成社製商品名)の表面に第1光拡散部22のパターン設計をしたスクリーン印刷を行った。印刷インクは「レイキュアー4100白」(十条ケミカル社製商品名)で、厚さ15μmの時、反射率60.6%、透過率37.0%のインクを用い、面積比率15%、ドットサイズφ0.1〜0.17mmのドット印刷を行った。表示物4としてのTNT液晶ディスプレイの上に光反射・透過層23としての空気層を挟むようなスペーサーとして厚さ0.05mmの両面テープを外周に設け、その上にドット印刷面を上側にして導光シート21を設けた。導光シート21の側面には基板上のLED光源3がセットされ、側面からの光が導光シート21を通してディスプレイ側に照らされたが、白色インクの反射率が高いため、ディスプレイ表示が見にくい結果となった。
(比較例3)
導光シート21としての厚さ0.2mmポリカーボネートフィルム「パンライトPC−2151」(帝人化成社製商品名)の表面に第1光拡散部22のパターン設計をしたスクリーン印刷を行った。印刷インクは「LDA/LD」(ケムリッチ社製商品名)で、厚さ15μmの時、反射率24.0%、透過率68.4%のインクを用い、面積比率34%、ドットサイズφ0.3〜0.45mmのドット印刷を行った。表示物4としてのTNT液晶ディスプレイの上に空気層を挟むようなスペーサーとして厚さ0.05mmの両面テープを外周に設け、その上にドット印刷面を上側にして導光シート21を設けた。導光シートの側面には基板上のLED3がセットされ、側面からの光が導光シート21を通してディスプレイ側に照らされたが、ドットサイズが大きくディスプレイ表示が見にくい結果となった。
(比較例4)
導光シート21としての厚さ0.2mmポリカーボネートフィルム「パンライトPC−2151」(帝人化成社製商品名)の表面に第1光拡散部22のパターン設計をしたスクリーン印刷を行った。印刷インクは「CRI−OVER001」(ケムリッチ社製商品名)で、厚さ15μmの時、反射率15.0%、透過率83.4%のインクを用い、面積比率40%、ドットサイズφ0.1〜0.24mmのドット印刷を行った。表示物4としてのTNT液晶ディスプレイの上に、光反射・透過層23としての空気層を挟むようなスペーサーとして厚さ0.05mmの両面テープを外周に設け、その上にドット印刷面を上側にして導光シート21を設けた。導光シート21の側面には基板上のLED3がセットされ、側面からの光が導光シート21を通してディスプレイ側に照らされたが、ドット面積比率が大きくディスプレイ表示が見にくい結果となった。
(比較例5)
比較例2と同条件で印刷インクのみ「LDA/LT」(ケムリッチ社製商品名)厚さ15μmの時、反射率5.1%、透過率90.0%のインクを使用した。白色インクの反射率が低いため、ディスプレイ表示が暗く見にくい結果となった。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本発明は、本質的に外部からの照光を必要とする液晶表示装置に有用であるが、液晶表示装置に限らず、家具、自動車、医療機器、展示用品等に使用される表示装置一般に広範な用途を有する。
1、1’ 照光表示装置
2 フロントライトガイド
3 光源(LED)
4 表示物
21 導光シート
22 第1光拡散部
22’ 第2光拡散部
23 光反射・透過層
24 ドット印刷領域
25 額縁
26 ロゴ
27 フレキシブルプリント回路基板
28 押釦スイッチ
29 加飾パネル
30 抜き文字

Claims (5)

  1. 表示物を表面から照らすフロントライトガイドであって、
    端部に光源を有し、前記表示物に対向する表面側の面の領域にドット印刷パターンからなる第1光拡散部が設けられた導光シートと、
    該導光シートの裏側面に積層された、空気層、又は前記導光シートの屈折率より低い屈折率を有する透明樹脂のクリア層からなる光反射・透過層と、
    を備え、
    前記ドット印刷パターンを形成する印刷インクの透過率が40〜90%であり、
    前記ドット印刷パターンを構成するドットの大きさがφ50〜300μmであることを特徴とするフロントライトガイド。
  2. 前記ドット印刷パターンを構成するドットの大きさがφ100〜150μmであることを特徴とする請求項1に記載のフロントライトガイド。
  3. 前記表示物に対向する前記導光シートの表側の面の領域の周縁部に、印刷パターンからなる、模様、風景及びイラストからなる群から選択される少なくとも1つの額縁を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のフロントライトガイド。
  4. 前記表示物に対向する前記導光シートの表側の面の領域に、印刷パターンからなる、ロゴ及び/又はキャラクターを設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のフロントライトガイド。
  5. 前記導光シートの表面側の面の、前記第1光拡散部が設けられていない領域に対向する前記導光シートの裏面に、印刷パターンからなる第2光拡散部を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のフロントライトガイド。
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