JP2014034854A - 押え部材および押え部材の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】単純且つ製造容易な構造で、仕上げ材の剥落を防止することができる押え部材および押え部材の製造方法を提供する。
【解決手段】コンクリート躯体2に所定の目地割りで張り付けた複数のタイル5の表面における四周縁部5aを一括して押えると共に、コンクリート躯体2にアンカリングされるネット状の押え部材11であって、複数の縦目地6aに対応する短冊状の複数の縦格子部14と、複数の横目地6bに対応する短冊状の複数の横格子部15と、を相互の重なり部分である交差部17で溶着して、形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、コンクリート躯体に所定の目地割りで張り付けたタイルや石材等の仕上げ材に対し、その四周縁部を一括して押えると共に、コンクリート躯体にアンカリングされるネット状の押え部材および押え部材の製造方法に関するものである。
従来、既設建築物の外壁等のタイル壁において、コンクリート躯体に向って目地を切削し、タイルの木口を露出させ、コンクリート躯体に達する縦孔と、垂直方向または水平方向に延在した略半円形状の一文字溝とを刻設し、縦孔および一文字溝にエポキシ樹脂を注入して、ステンレス鋼を略T字形状に形成した連結材を差し込むことで、タイルをコンクリート躯体にアンカリングするものが知られている(特許文献1参照)。
特開2009−001991号公報
このような、従来のタイルの剥落を防止する工法では、連結材の形状に合わせて目地部分を切削する必要があった。このような目地の切削作業は、タイルを損傷しないように行う必要があり、非常に手間がかかると共に熟練を要するものとなっていた。また、各タイルは、その木口(端面)で接着されるため十分な付着(接着)強度をもって固定(アンカリング)することができないという問題があった。
本発明は、単純且つ製造容易な構造で、仕上げ材の剥落を防止することができる押え部材および押え部材の製造方法を提供することを課題としている。
本発明の押え部材は、コンクリート躯体に所定の目地割りで張り付けた複数の仕上げ材の表面における四周縁部を一括して押えると共に、コンクリート躯体にアンカリングされるネット状の押え部材であって、複数の縦目地に対応する短冊状の複数の縦格子部と、複数の横目地に対応する短冊状の複数の横格子部と、を相互の重なり部分である交差部で溶着して、形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、短冊状の複数の縦格子部と短冊状の複数の横格子部とを相互の交差部で溶着するだけで、複数の縦格子部と複数の横格子部とから成るネット状の押え部材を簡単に製造することができる。また、打抜き加工と異なり、残材(くず材)が発生することがない。さらに、素材は、短冊状或いはテープ状であればよく、素材自体も容易に製造することができる。そして、この複数の縦格子部と複数の横格子部とをコンクリート躯体にアンカリングするようにして、複数の仕上げ材の表面における四周縁部を一括して押えれば、仕上げ材がコンクリート躯体から剥がれ落ちるのを確実に防止することができる。
この場合、交差部での溶着が、スポット溶接であることが好ましい。
この構成によれば、各交差部における溶着を、はんだや溶接棒等の消耗資材を必要とすることなく、簡単且つ迅速に行うことができる。
本発明の他の押え部材は、コンクリート躯体に所定の目地割りで張り付けた複数の仕上げ材の表面における四周縁部を一括して押えると共に、コンクリート躯体にアンカリングされるネット状の押え部材であって、板材に対し、複数の縦目地に対応する複数の縦格子部および複数の横目地に対応する複数の横格子部が残るように、複数の孔目に相当する部分を打抜きにより除去して、形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、素材である板材を打抜き加工(プレス打抜き加工)することにより、複数の縦格子部と複数の横格子部とから成るネット状の押え部材を簡単に製造することができる。そして、この複数の縦格子部と複数の横格子部とをコンクリート躯体にアンカリングするようにして、複数の仕上げ材の表面における四周縁部を一括して押えれば、仕上げ材がコンクリート躯体から剥がれ落ちるのを確実に防止することができる。
本発明の他の押え部材は、コンクリート躯体に所定の目地割りで張り付けた複数の仕上げ材の表面における四周縁部を一括して押えると共に、コンクリート躯体にアンカリングされるネット状の押え部材であって、複数の縦目地に対応する複数の縦格子部および複数の横目地に対応する複数の横格子部が、成形型による成形により形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、例えば、射出成形等により、複数の縦格子部と複数の横格子部とから成るネット状の押え部材を簡単に製造することができる。そして、この複数の縦格子部と複数の横格子部とをコンクリート躯体にアンカリングするようにして、複数の仕上げ材の表面における四周縁部を一括して押えれば、仕上げ材がコンクリート躯体から剥がれ落ちるのを確実に防止することができる。
これらの場合、錫、錫合金、ニッケル、ニッケル合金、焼なまし処理したステンレス、耐候性樹脂、ガラス繊維強化プラスチックおよびカーボン繊維強化プラスチックのいずれかで構成されていることが好ましい。
この構成によれば、高い靱性(展延性)と高い耐食性とを併せ持つ押え部材を、簡単に形成することができる。そして、この靱性により押え部材を押圧することで、目地および仕上げ材に良好になじませることができる。また、錫および錫合金等は着色が容易であり、押え部材(目地)をタイル壁の意匠に積極的に取り入れることも可能である。さらに、錫、錫合金等は、溶接等で簡単に接合することができ、必要に応じて、押え部材同士を接合することも可能である。一方、錫、錫合金、ニッケル、ニッケル合金、焼なまし処理したステンレス、耐候性樹脂、ガラス繊維強化プラスチックおよびカーボン繊維強化プラスチックは、耐久性(耐候性)においても遜色はない。
また、板厚が0.1mmから1.0mmであることが好ましい。
この構成によれば、目地および仕上げ材の周縁部の表面形状に倣って、押え部材を良好になじませることができる。これにより、意匠性を向上させ得るだけでなく、仕上げ材の壁面の清掃等において、押え部材が邪魔になることがない。また、カッターやハサミにより、押え部材を簡単に切断することができ、施工性等を向上させることができる。
さらに、仕上げ材に接する各縦格子部および各横格子部の押え代の幅が、1mmから5mmであることが好ましい。
この構成によれば、仕上げ材の施工や押え部材の製造にムラがあっても、押え代により、仕上げ材の四周縁部を確実に押さえることができる。
本発明の押え部材の製造方法は、請求項2に記載の押え部材の製造方法であって、ワークテーブル上に、複数の縦格子部および複数の横格子部を位置決め状態で配置する配置工程と、位置決めした複数の縦格子部および複数の横格子部を、各交差部を外した位置でワークテーブルに押圧する押圧工程と、複数の縦格子部および複数の横格子部を押圧した状態で、各交差部において各縦格子部と各横格子部とを溶着する溶着工程と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、複数の縦格子部および複数の横格子部を位置決めし、押えておいて溶着するようにしているため、押え部材を精度良く且つ簡単に製造することができる。なお、縦格子部および横格子部の位置決めは、ワークテーブルの表面に設けた浅溝や突起等で行うことが好ましい。
この場合、溶着工程では、各縦格子部と各横格子部とスポット溶接することが好ましい。
この構成によれば、交差部は、縦格子部と横格子部とが重なった部分であり、重ね溶接に好適なスポット溶接とすることにより、交差部における溶着を簡単且つ迅速に行うことができる。
実施形態に係る押え部材を用いたタイルの剥落防止工法を表した分解斜視図である。 押え部材を施工した状態の外壁の拡大断面図である。 タイル押えにおけるアンカーピンの斜視図である。 第1実施形態に係る押え部材の斜視図である。 第1実施形態の第1変形例に係る押え部材の斜視図である。 第1実施形態の第2変形例に係る押え部材の斜視図である。 押え部材の製造方法を実施するスポット溶接装置の模式図である。 スポット溶接装置による押え部材の製造方法を、手順を追って表した説明図である。 溶接ガンによる溶接方法を示す説明図である。 第2実施形態に係る押え部材の斜視図である。 タイルの剥落防止工法の手順を示す説明図(1)である。 タイルの剥落防止工法の手順を示す説明図(2)である。 実施形態に係るPC板の斜視図である。 タイル押えにおけるアンカー廻りの拡大斜視図である。 PC板の製造方法を表した説明図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の一実施形態に係る押え部材および押え部材の製造方法について説明する。この押え部材は、タイルの剥落を防止するネット状のものであり、その構造および製造装置を用いた製造方法について説明する。また、押え部材の構造においては、その機能を明確にすべく、タイルの剥落防止工法やタイルのPC板先付け工法と共に説明する。この剥落防止工法は、既設・新設を問わず、タイル張りで構成された建物の外壁、吹き抜けやホールの内壁等において、タイル張りの持つ意匠性を損なうことなく、タイルの剥落を防止するものである。ここでは、コンクリート躯体を構造体とする既設の外壁に施工する場合を例に説明する。また、タイルのPC板先付け工法として、押え部材を組み込んだPC板の製造方法について説明する。
図1は、タイルの剥落防止工法を適用した既設建物の外壁部分の分解斜視図であり、図2は、タイルの剥落防止工法を実施した外壁部分の拡大断面図である。これらの図に示すように、外壁1は、コンクリート躯体2と、コンクリート躯体2の表面に塗着させた下地モルタル3と、下地モルタル3の表面に、張付けモルタル4を介して張り付けた複数のタイル5と、を備えている。複数のタイル5(仕上げ材)は、コンクリート躯体2に通し目地の目地割りで張り付けられており、タイル5の相互間に設けた目地6と共に外壁1の壁面1aを構成している。目地6は、縦通しで延びる複数の縦目地6aと、横通しで延びる複数の横目地6bと、がそれぞれ複数直交して格子状に形成されている。
なお、本発明は、タイル5の種類(ユニットタイルも含む。)を問わず、且つ仕上げ材が石材等であっても適用可能である。また、張付け材(モルタル)は、単層であっても3層以上の複層であっても適用可能であり、さらには張付け材として接着剤を用いたものにも適用可能である。
このような外壁1では、温度変化や経年劣化に起因して、コンクリート躯体2と下地モルタル3との間、下地モルタル3と張付けモルタル4との間、或いは張付けモルタル4とタイル5との間に、「浮き(空隙)」が生じ、タイル5が(これらモルタル3,4と共に)剥がれ落ちるおそれがある。
そこで、本実施形態では、複数のタイル5を一括して押えるべく、壁面1aにネット状の押え部材11を有するタイル押え10を設けることにより、タイル5の剥落を防止している。
図1および図2に示すように、タイル押え10は、定型サイズ(例えば、900mm×900mm)の押え部材11と、押え部材11をコンクリート躯体2にアンカリングする複数のアンカーピン12と、を備えている。押え部材11は、複数の縦格子14(縦格子部)と複数の横格子15(横格子部)とから成る目地6様の形態を有している。1の壁面1aに対し、目地6に倣って複数枚の押え部材11を貼り付けると共に、それぞれの押え部材11を複数のアンカーピン12で止め、1の壁面1aにおける全てのタイル5の剥落を防止するようにしている。
次に、図1ないし図3を参照して、アンカーピン12について説明する。詳細は後述するが、アンカーピン12は、縦目地6aおよび横目地6bの交わる部分(交差部分)に形成したアンカー穴41に、押え部材11を貫通して打ち込まれる。すなわち、各アンカーピン12は、押え部材11を貫通し、アンカー穴41の部分でコンクリート躯体2にアンカリングされる部材であり、押え部材11を突き破るべく、釘の基本形態を有している。
具体的には、アンカーピン12は、金属製の押え部材11に対し電蝕を考慮したステンレス等の金属材料で構成され、押え部材11を押える頭部21と、頭部21に連なる胴部22と、鋭利に形成された先端部23と、で一体に形成されている。頭部21は、十字状に交差する縦目地6aおよび横目地6b(縦格子14および横格子15)に合わせて、十字状に形成されている。また、胴部22には、周面にスクリュー、リング等の加工が施されている。このように構成された複数のアンカーピン12は、複数のアンカー穴41の位置に合わせて縦横に300mm以下(好ましくは、150mm〜250mm)のピッチで打ち込まれる(詳細は後述する)。
なお、アンカーピン12は、頭部がT字状に形成されているもの(馬踏み目地用)や円形に形成されているものであってもよい。また、アンカーピン12は、頭部および筒状の軸部を有するピン本体と、先端部分を鋭利に形成したコーン部とから成る、いわゆる打込みアンカーの形態を有しているものであってもよい。
<第1実施形態>
次に、図1および図4を参照して、第1実施形態の押え部材11について説明する。この押え部材11は、靱性の高い(展延性に富む)耐食性材料、例えば錫、錫合金、ニッケル、ニッケル合金および焼なまし処理したステンレス等の金属の帯材を、タイル5の目地割りに倣うように縦横に格子状に組んで構成されている。実施形態の壁面1aは、通し目地の目地割りとなっており、押え部材11は、複数の縦目地に対応する短冊状の複数の縦格子14と、複数の横目地に対応する短冊状の複数の横格子15と、を相互の重なり部分である交差部16で溶接(溶着)して、形成されている。
すなわち、押え部材11は、同長・同幅の複数の縦格子14と同長・同幅の複数の横格子15と、を目地に合わせて縦横に格子状(ネット状)に組んで形成されている。そして、押え部材11は、孔目を構成する各開口部分17がタイル5のサイズより僅かに小さいサイズに形成されている。これにより、各タイル5の表面の四周縁部5aを、タイル押え10により一括して押えるようにしている。なお、図示(図4)の押え部材11では、横格子15の上(表)に縦格子14を重ねているが、逆に縦格子14の上に横格子15を重ねるようにしてもよい。また、各交差部16の溶接は、スポット溶接とすることが好ましいが、プロジェクション溶接やろう接であってもよい。
各縦格子14および各横格子15は、各タイル5の四辺の縁部(四周縁部5a)に被る幅に形成され、且つ縦目地6aおよび横目地6bに対し、それぞれ同一中心線上に配置される(図2参照)。具体的には、縦格子14および横格子15の幅は、目地6の幅より2mmから10mm幅広に形成されている。縦格子14および横格子15は、その幅方向において、タイル5の表面縁部(四周縁部5a)を押える一対の押え部(押え代)11a,11aと、一対の押え部11a,11a間において目地6に対応する目地当接部11bとから成り、各押え部(押え代)11aが1mmから5mmの幅に、また目地当接部11bの幅が縦目地6aまたは横目地6bの幅に合致する幅に形成されている。
また、押え部材11は、0.1mmから1.0mm、好ましくは0.2mmから0.5mmの板厚に形成されている。上述のように押え部材11は、靱性の高い錫・錫合金等であり、弾性限界が低く容易に形状変形させ得ると共に、ハサミやカッター等でように簡単に切断し得るものとなっている。なお、縦目地6aの目地幅と横目地6bの目地幅とが異なる場合には、これに合わせて縦格子14の幅と横格子15の幅とを異なるものとすることが好ましい(基本的には、同一とする)。また、タイル5の色彩に合わせて、押え部材11を着色(塗装)するようにしてもよい。
そして、1の壁面1aに対し複数枚の押え部材11を、隙間を生ずることなく貼り付けるために、各押え部材11は、最外端に位置する縦格子14と最外端に位置する横格子15とで構成される外枠に相当する部分が、直交する2辺にのみ設けられている(図1および図4参照)。もっとも、図4の2点鎖線で示すように、押え部材11を、四周に外枠に相当する部分を有する形態とし、現場において(必要に応じて)直交する2辺(縦格子14および横格子15)を切り落とすようにしてもよい。
<第1変形例>
図5は、第1実施形態の第1変形例に係る押え部材11を表している。この変形例の押え部材11では、複数の縦格子14と複数の横格子15とを編み込むように、すなわち交差部16において交互に重ねるようにして、形成されている。そして、この場合も、各縦格子14と各横格子15とは、各交差部16で溶接されている。この場合には、溶接部分が剥離することがあっても、タイル5を押さえる機能を維持することができる。
<第2変形例>
図6は、第2変形例に係る押え部材11を表している。この場合、外壁1には馬踏み目地の目地割りでタイル5が施工されており、押え部材11は、縦目地6aおよび横目地6bに倣った千鳥のネット状に形成されている。この押え部材11Aでは、各縦格子14が、横格子15の配設ピッチ(タイル5の幅)に合わせて短く形成されている。そして、各縦格子14の上下両端部が、上下の横格子15と重なるように配置され、この重なり部分である交差部16で各縦格子14と各横格子15とが溶接されている。なお、横格子15の上(表)に縦格子14を重ねるようにしもよい。
次に,図7ないし図9を参照して、第1実施形態の押え部材11を例に、その製造方法について説明する。この製造方法は、ワークテーブル31上に、複数の縦格子14および複数の横格子15を位置決め状態で配置する配置工程(図8(a)参照)と、位置決めした複数の縦格子14および複数の横格子15を、各交差部16を外した位置でワークテーブル31に押圧する押圧工程(図8(b)参照)と、複数の縦格子14および複数の横格子15を押圧した状態で、各交差部16において各縦格子14と各横格子15とをスポット溶接する溶着工程(図8(c)参照)と、を備えている。
図7は、この製造方法を実施するためのスポット溶接装置30である。同図に示すように、スポット溶接装置30は、押え部材11となる複数の縦格子14および複数の横格子15をセットするワークテーブル31と、ワークテーブル31にセットした複数の縦格子14および複数の横格子15を押さえる押圧プレート32と、複数の溶接ガン34を有する溶接ユニット33と、を備えている。ワークテーブル31は、モーター駆動によりX軸方向(横方向)に移動自在に構成され、押圧プレート32は、ワークテーブル31にヒンジ35を介して回動自在に取り付けられている。
ワークテーブル31の表面には、複数の縦格子14および複数の横格子15を位置決め状態でセットするための格子状の浅溝36が設けられ、また押圧プレート32には、セットした複数の縦格子14および複数の横格子15を押さえるための格子状の突起37が設けられている。そして、ワークテーブル31および押圧プレート32には、セットした縦格子14および横格子15の複数の交差部16に相当する部分に、各溶接ガン34が臨む円形開口38が形成されている。
一方、複数の溶接ガン34(溶接ユニット33)は、横格子15の配設ピッチに合わせてY軸方向(縦方向)に横格子15の数分、列設されており、ホーム位置のワークテーブル31からX軸方向に外れた位置に配設されている。また、溶接ユニット33は、上電極アレイユニット33aと下電極アレイユニット33bとから成り、これら上電極アレイユニット33aおよび下電極アレイユニット33bは、それぞれモーターや油圧シリンダーにより同期して昇降(離接)する。
そして、上電極アレイユニット33aと下電極アレイユニット33bとにより、縦格子14および横格子15(の交差部16)を所定の圧力で挟み込み高電圧を印加することにより、スポットの抵抗溶接が複数個所において同時に行われる。すなわち、各交差部16は、各溶接ガン34の上電極34aと下電極34bとにより所定の圧力で挟み込まれ、上電極34aと下電極34bとの間に印加した高電圧により抵抗溶接(スポット溶接)される(図9参照)。
ところで、縦格子14および横格子15の素材は、目地より幾分広幅の帯状(テープ状)のものであり、図外のリールに巻回した状態で提供される。提供された素材は、特に図示しないが、前工程において、繰り出しながらそれぞれ縦格子14および横格子15の長さに裁断される。このようにして、短冊状の複数の縦格子14および短冊状の複数の横格子15が用意される。
図8(a)の配置工程では、先ず複数の横格子15をワークテーブル31の浅溝36にセットする。次に複数の縦格子14をワークテーブル31の浅溝36にセットする。これにより、複数の縦格子14と複数の横格子15とが、相互の交差部16で重なり位置決め状態でセットされる。なお、浅溝36は、縦の浅溝36(Y軸方向)と横の浅溝36(X軸方向)との間に、縦格子14および横格子15の厚みに相当する段差を設けることが好ましい。
図8(b)の押圧工程では、押圧プレート32を、ワークテーブル31上に引き倒すように回動させて、その突起37により複数の縦格子14および複数の横格子15を一括して押さえるようにする。押圧プレート32を引き倒したら、押圧プレート32をワークテーブル31に掛止めロックする(図示省略)。この状態では、押圧プレート32の円形開口38から各縦格子14と各横格子15との交差部16が視認可能であり、作業者は、円形開口38の中心位置に交差部16が位置しているか否か(位置ズレの有無)を確認する。なお、この場合も、浅溝36に対応して、押圧プレート32の縦の突起37(Y軸方向)と横の突起37(X軸方向)との間に、段差を設けることが好ましい。
図8(c)の溶着工程では、ワークテーブル31を駆動し、セットされた縦格子14および横格子15が複数の溶接ガン34(溶接ユニット33)に臨むように、X軸方向に間欠送りする。そして、間欠送りの停止毎に、上電極アレイユニット33aおよび下電極アレイユニット33bを駆動(離接および通電)し、スポット溶接を実施する。これにより、縦格子14と横格子15との交差部16が、Y列の単位でX軸方向に順次溶接されて、全ての交差部16の溶接が完了する。溶接が完了すると、ワークテーブル31が元の位置(ホーム位置)に戻る。ここで、押圧プレート32を引き上げて、完成した押え部材11を取り出すようにする。なお、押え部材11を着色する場合には、溶着工程の後の後工程で実施する。
このように、第1実施形態の押え部材11によれば、短冊状の複数の縦格子14と短冊状の複数の横格子15とを相互の交差部16で溶接するだけで、複数の縦格子14と複数の横格子15とから成るネット状の押え部材11を簡単に製造することができる。また、後述する打抜き加工のように残材(くず材)が発生することがない。さらに、素材は、短冊状或いはテープ状であればよく、素材自体も容易に製造することができる。
なお、押え部材11は、上記のような金属材料の他、樹脂系の材料であってもよい。樹脂系の材料としては、フッ素系やシリコン系の耐候性樹脂、これらを用いたガラス繊維強化プラスチックやカーボン繊維強化プラスチックが、好ましい。これら樹脂系の材料の場合には、その帯材を接着や超音波溶着して押え部材11を構成する。
<第2実施形態>
次に、図10を参照して、第2実施形態の押え部材11Aにつき、主に第1実施形態と異なる部分ついて説明する。この押え部材11Aは、靱性の高い(展延性に富む)耐食性材料、例えば錫、錫合金、ニッケル、ニッケル合金および焼なまし処理したステンレス等の金属の板材を、タイル5の目地割りに倣うように打ち抜いて形成されている。実施形態の壁面1aは、通し目地の目地割りとなっており、押え部材11Aは、縦目地6aおよび横目地6bに沿った格子のネット状に形成されている。すなわち、押え部材11Aは、複数の縦格子14と複数の横格子15とで格子状に一体に形成され、孔目を構成する各開口部分17がタイル5のサイズより僅かに小さいサイズに、打抜きにより形成されている。
このように形成された押え部材11Aは、例えばプレス加工装置により製造される。特に図示しないが、プレス加工装置は、例えば駆動部分となる装置本体と、装置本体に装着したダイセットとから成り、ダイセットは、押え部材11Aと同形状のダイスと、複数の開口部分17(孔目)に対応するポンチとを有している。素材である錫等の板材をダイスにセットし、これをポンチで打ち抜くことにより、押え部材11Aが形成される。なお、図示しないが、馬踏み目地に対応する押え部材11Aは、縦目地6aおよび横目地6bに倣った千鳥のネット状に形成される。
このように、第2実施形態の押え部材11Aによれば、素材である板材を打抜き加工(プレス打抜き加工)することにより、複数の縦格子14と複数の横格子15とから成るネット状の押え部材14Aを簡単に製造することができる。
また、この場合も、押え部材11は、樹脂系の材料であってもよい。樹脂系の材料としては、フッ素系やシリコン系の耐候性樹脂、これらを用いたガラス繊維強化プラスチックやカーボン繊維強化プラスチックが、好ましい。これら樹脂系の材料の場合には、射出成型等の金型を用いた成型により、複数の縦格子14と複数の横格子15とから成るネット状の押え部材14Aを形成する。もちろん、上記のように打抜き加工により、形成してもよい。
次に、図11および図12を参照して、タイル5の剥落防止工法につき、第1実施形態の押え部材11を用いた場合について説明する。
この剥落防止工法は、壁面1aの目地6の位置において(図11(a)参照)、張付けモルタル4および下地モルタル3を貫通してコンクリート躯体2に複数のアンカー穴41を穿孔する穿孔工程(図11(b)参照)と、各アンカー穴41に接着剤C1を注入する注入工程(図11(c)参照)と、押え部材11を目地6に接着する仮止め工程(図11(d)および図12(e)参照)と、押え部材11を押圧し、目地6および各タイル5の四周縁部5aになじませる押圧工程(図12(f)参照)と、押え部材11を貫通して各アンカー穴41に、アンカーピン12を打ち込む打込み工程(図12(g)および(h)参照)と、を備えている。
穿孔工程では、例えば電動ドリルにダイアモンドコアビット43を装着した穿孔装置42を用い、目地6における縦目地6aと横目地6bの交差部分に複数のアンカー穴41を穿孔する(図11(b)参照)。この場合、複数のアンカー穴41は、縦横に300mm以下のピッチとし、縦目地6aと横目地6bの交差部分に対し目見当(墨出し不要)で穿孔を行う。また、各アンカー穴41は、コンクリート躯体2への穿孔深さが30mm〜50mmとなるように穿孔する。
注入工程では、例えば注入ノズル46を装着した接着剤注入器45を用い、レバー操作のポンピングにより、各アンカー穴41にアンカリング用の接着剤C1を注入する(図11(c)参照)。接着剤C1は、エポキシ系やウレタン系のものや、シーリング剤として市販されているものを用いることが好ましい。
仮止め工程では、縦目地6aおよび横目地6bの表面に盛るように仮止め用の接着剤C2を塗着し(図11(d)参照)、これに押え部材11を張り付けるようにする(図12(e)参照)。この押え部材11の張付け作業では、押え部材11を、目地6に押し付けながら、目地6を挟んで両側のタイル5に掛かるように位置決めする。
押圧工程では、目地6に接着した押え部材11を押圧して、目地6および両側のタイル5の四周縁部5aになじませる(図12(f)参照)。錫等で構成された押え部材11は、シート等に匹敵する柔軟性を有しており、押え部材11を、目地6の表面およびタイル5の四周縁部5aの表面に倣って変形させると共に、接着剤C2になじませつつ密着させる。この作業は、例えば台木47aにゴムパッド47bを取り付けた押圧治具47や、作業者自身の指により、押え部材11を縦横になぞるように押圧してなじませる。これにより、押え部材11は、一見して目地6と視認される程度に壁面1aになじむことになり、壁面1aの意匠を損なうことがない。
打込み工程では、穿孔工程で形成したアンカー穴41に、押え部材11を突き破るようにしてアンカーピン12を打ち込む(図12(g)参照)。実際の打込みでは、木槌48等でアンカーピン12を叩き、押え部材11を突き破った後、指でアンカーピン12を水平に押し込みその頭部31を押え部材11に密着させる(図12(h)参照)。以降、接着剤C1およびC2が硬化するまで養生を行う。
このように、複数の縦格子14と複数の横格子15とをコンクリート躯体2にアンカリングするようにして、複数のタイル5の表面における四周縁部5aを一括して押えれば、タイル5がコンクリート躯体2から剥がれ落ちるのを確実に防止することができる。また、押え部材11が外観上目地として認識されるため、タイル5仕上げの持つ外壁1の意匠性を損なうことがない。
なお、本発明の剥落防止工法は、ひび割れや欠損の生じたタイル5の張替えも容易に行うことができる。この場合には、損傷したタイル5の周辺領域(モルタルを斫る領域)の押え部材をカットして撤去し、タイル5の張替えを行った後、周辺領域に合致するようにカットした押え部材11を、上記の要領で壁面1aに部分施工する。また、新設の建物に対しても、本発明のタイル5の剥落防止工法を適用することができる。新築の場合も、上記の要領でタイル押え10の施工を行う。
次に、図13ないし図15を参照して、第1実施形態と同様の押え部材55を組み込んだPC板50およびPC板50の製造方法(タイルのPC板先付け工法)について説明する。
図13に示すように、PC板50は、主体を為す矩形のPCコンクリート51と、PCコンクリート51の表面に通し目地の目地割りで直付けした複数のタイル52と、タイル52の各目地に沿って配置したタイル押え53、とを備えている。タイル押え53は、第1実施形態と同様の押え部材55と、押え部材55の裏面に設けた複数のアンカー56と、を有している。
そして、押え部材55は、各タイル52の四周縁部を押え、この状態で、アンカー56はPCコンクリート51に埋め込まれている。すなわち、各タイル52は、押え部材55およびアンカー56を介してPCコンクリート51にアンカリングされている。なお、この場合の押え部材55では、外枠となる最外端の縦格子14および横格子15を、他の縦格子14および横格子15の1/2の幅とすることが好ましい。また、押え部材55が、目地6様の仕上げ状態となるように、予め縦格子14および横格子15に反りを持たせておくことが好ましい。
図14に示すように、アンカー56は、押え部材55と同じ材質の短冊状の板片で構成され、基端部で押え部材55の裏面に溶接されている。また、アンカー56の先端部には、縦の割り線56aが形成されている。この場合、アンカー56は、縦格子14と横格子15の各交差部16において、横格子15の裏面に溶接し、或いは縦横300mm以下のピッチで、横格子15(交差部16)の裏面に溶接することが好ましい。
なお、アンカー56は、割り線56aを省略し、その先端部を単純に折り曲げる形態であってもよい。また、アンカー56は、丸棒状のものであってもよい(但し、軸部をスクリュー加工、リング加工する)。さらに、アンカー56は、交差部16から外れた位置(縦格子14または横格子15)に溶接してもよい。
図14(a)に示すように、アンカー56は、押え部材55の裏面に沿わせた状態でその基端部が溶接されて、製造される。例えば、上記の押え部材55の製造方法(スポット溶接装置30)において、縦格子14と横格子15の交差部16にアンカー56を位置決めセットし、これらを一体に溶接する。そして、タイル押え53を使用する場合には、アンカー56を引き起こすと共に(図14(b)参照)、割り線56aを境に先端部を相互に逆側に且つ「L」字状に屈曲或いは湾曲するように折り曲げるようにする(図14(c)参照)。なお、製造過程において、アンカー56を図14(c)の状態まで加工してもよい(図10参照)。
ここで、図15を参照して、上記のタイル押え53を用いたPC板50の製造方法について説明する。
この製造方法では、タイル52およびタイル押え53を位置決めセットするためのタイルセット部材61が用いられる。タイルセット部材61は、発砲スチロール製の目地ますを用いるものであり、上面には、複数のタイル52をセットするためのマトリクス状の複数のタイルセット部61aと、タイル押え53をセットする格子状の押えセット部61bと、が形成されている。また、タイル押え53の裏面には、タイル52を位置決めするための小ブロック63が貼着されている。
PC板50の製造方法は、タイルセット部材61をPC用型枠62に取り付けるセット部材取付け工程(図15(a)参照)と、タイルセット部材61にタイル押え53をセットするタイル押えセット工程(図15(b)参照)と、タイルセット部材61にタイル52をセットするタイルセット工程(図15(b)参照)と、PC用型枠62内にPCコンクリート51を打設するコンクリート打設工程(図15(c)参照)と、硬化したPCコンクリート51からPC用型枠62およびタイルセット部材61を取り外すセット部材除去工程(図15(d)参照)と、をこの工程順で備えている。
このようにして、PC用型枠62とタイルセット部材61との離型を行うと、PC板50の表面に複数のタイル52およびタイル押え53が直付けされた状態となり、且つタイル押え53により、複数のタイル52がPCコンクリート51にアンカリングされた状態となる。したがって、タイル52がコンクリート躯体2(PCコンクリート51)から剥がれ落ちるのを確実に防止することができる。なお、上記の要領でいわゆるALC板を製造することも可能である。また、タイルのPC板先付け工法として、現場打ちコンクリートに複数のタイル52およびタイル押え53を直付けすることも可能である。
1 外壁、2 コンクリート躯体、3 下地モルタル、4 張付けモルタル、5 タイル、5a 四周縁部、6 目地、6a 縦目地、6b 横目地、10 タイル押え、11,11A 押え部材、12 アンカーピン、14 縦格子、15 横格子、16 交差部、17 開口部分、30 スポット溶接装置、31 ワークテーブル、32 押圧プレート、33 溶接ユニット、34 溶接ガン、36 浅溝、37 突起、50 PC板、51 PCコンクリート、52 タイル、53 タイル押え、55 押え部材、56 アンカー

Claims (9)

  1. コンクリート躯体に所定の目地割りで張り付けた複数の仕上げ材の表面における四周縁部を一括して押えると共に、前記コンクリート躯体にアンカリングされるネット状の押え部材であって、
    複数の縦目地に対応する短冊状の複数の縦格子部と、複数の横目地に対応する短冊状の複数の横格子部と、を相互の重なり部分である交差部で溶着して、形成されていることを特徴とする押え部材。
  2. 前記交差部での溶着が、スポット溶接であることを特徴とする請求項1に記載の押え部材。
  3. コンクリート躯体に所定の目地割りで張り付けた複数の仕上げ材の表面における四周縁部を一括して押えると共に、前記コンクリート躯体にアンカリングされるネット状の押え部材であって、
    板材に対し、複数の縦目地に対応する複数の縦格子部および複数の横目地に対応する複数の横格子部が残るように、複数の孔目に相当する部分を打抜きにより除去して、形成されていることを特徴とする押え部材。
  4. コンクリート躯体に所定の目地割りで張り付けた複数の仕上げ材の表面における四周縁部を一括して押えると共に、前記コンクリート躯体にアンカリングされるネット状の押え部材であって、
    複数の縦目地に対応する複数の縦格子部および複数の横目地に対応する複数の横格子部が、成形型による成形により形成されていることを特徴とする押え部材。
  5. 錫、錫合金、ニッケル、ニッケル合金、焼なまし処理したステンレス、耐候性樹脂、ガラス繊維強化プラスチックおよびカーボン繊維強化プラスチックのいずれかで構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の押え部材。
  6. 板厚が0.1mmから1.0mmであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の押え部材。
  7. 前記仕上げ材に接する各縦格子部および各横格子部の押え代の幅が、1mmから5mmであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の押え部材。
  8. 請求項1に記載の押え部材の製造方法であって、
    ワークテーブル上に、前記複数の縦格子部および前記複数の横格子部を位置決め状態で配置する配置工程と、
    位置決めした前記複数の縦格子部および前記複数の横格子部を、前記各交差部を外した位置で前記ワークテーブルに押圧する押圧工程と、
    前記複数の縦格子部および前記複数の横格子部を押圧した状態で、前記各交差部において前記各縦格子部と前記各横格子部とを溶着する溶着工程と、を備えたことを特徴とする押え部材の製造方法。
  9. 前記溶着工程では、前記各縦格子部と前記各横格子部とスポット溶接することを特徴とする請求項8に記載の押え部材の製造方法。

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