JP2014034088A - ワイヤソー、ワイヤソーにより製造された半導体基板 - Google Patents

ワイヤソー、ワイヤソーにより製造された半導体基板 Download PDF

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Abstract

【課題】ローラの溝間隔を狭めることなく、ウェハの薄型化が可能なワイヤソーを提供する。
【解決手段】一定間隔で外周に溝104〜117が形成された2つのローラ101a、101b、102a、102bからなるローラ対101、102と、前記ローラ対101、102に張り渡されたワイヤ103を備えたワイヤソー100であって、前記ワイヤソー100は、前記ローラ対101、102を2組以上備えており、前記2組以上のローラ対101、102は、一つの前記ローラ対101,102が、他の前記ローラ対101,102に張り渡されたワイヤ103に接触しないように、配置される。
【選択図】図1

Description

本発明はワイヤソー、及びワイヤソーにより製造された半導体基板に関するものである。
半導体用基板や太陽電池用基板は、シリコンのインゴッドをワイヤソーでスライスして製造されている。図6は、従来のワイヤソー600の概略構成を示しており、図6(a)は上面図、図6(b)は正面図である。図6(a)に示すように、ワイヤソー600は、通常2つのローラ601a、601bからなるローラ対601を備えている。2つのローラの各々は、外周に一定の間隔Lで溝(斜線部)が形成されており、2つのローラ601a、601bの溝603〜618に亘ってワイヤ602が張り渡され、一定の張力で保持される。尚、図中のSはワイヤ602の巻き始めを示しており、Eは巻き終わりを示している。又、破線は各ローラの裏側に巻き付けられたワイヤを示している。
そして、図6(b)に示すように、ワイヤ602をローラの回転方向(矢印)に合わせて走行させ、インゴッド604をワイヤ602に押しつけて切断する。以上により、2つのローラ601a、601bの溝に亘って張り渡されたワイヤ602の間隔Pでウェハが切り出される。尚、ワイヤソー600によって切り出されるウェハの厚みは、ワイヤ602の直径を0.12mm、溝602の間隔Lを0.33mmとしたとき、計算上で210μmである。
近年、1つのインゴッドから多数のウェハを切り出すために、ウェハの薄型化が進んでいる。ウェハの薄型化には、ワイヤソーのローラに設けられた溝の間隔を狭くする、或いは、ワイヤを細径にする等の対応が必要であるが、ワイヤが溝から脱線し易くなる、或いは、ワイヤが断線し易くなる等の弊害が発生する。
図7は、特許文献1のローラの溝加工を示している。特許文献1では、図6におけるローラ601aの溝を間隔Pで形成する際に、図7(a)示すように、1回目の加工において、ローラ601aの軸方向に間隔3Pに設定した切削用ワイヤ619を用いて溝603、609、615を加工する。次に、同図(b)に示すように、2回目の加工において、ローラ601aを矢示方向に2Pだけ移動させ、溝607、613を加工し、更に、同図(c)に示すように、3回目の加工において、ローラ601aを矢示方向に2Pだけ移動させ、溝605、611、617を加工する。かくして、ローラ601aの円周方向に施される溝の軸方向間隔はPとなる。又、このように加工される溝の断面形状をU字形状とすることで、ワイヤの脱線、断線が発生し難いようにしている。
特開2008−126341号
しかしながら、一般的にローラの溝が形成される部分にはラバー材や樹脂材が使用されるため、隣接する溝と溝との間隔を狭くしていくと、溝と溝の間の壁となる部分のラバー材や樹脂材が薄くなり強度が低下するので、ワイヤの走行によって溝が潰れ易くなる。つまり、一層高まるであろう、ウェハの薄型化への要求を満たすことは困難となる。
本発明は、係る課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ローラの溝間隔を狭めることなく、ウェハの薄型化が可能なワイヤソーを提供することにある。
本発明は、一定間隔で外周に溝が形成された2つのローラからなるローラ対と、前記ローラ対に張り渡されたワイヤを備えたワイヤソーであって、前記ワイヤソーは、前記ローラ対を2組以上備えており、前記2組以上のローラ対は、一つの前記ローラ対が、他の前記ローラ対に張り渡されたワイヤに接触しないように、配置される。
又、各々の前記ローラ対の前記溝は、前記一定間隔を等分した間隔で、互いに前記ローラ対の軸方向にずれて配置される。
又、前記ローラ対の各々は、同じ直径を有する2つのローラからなり、一つの前記ローラ対の前記ローラの直径は、他の前記ローラ対の前記ローラの直径よりも小さく、直径の小さい前記ローラ対の回転軸は、直径の大きい前記ローラ対の回転軸よりも高い位置に配置される。
又、前記ローラ対の各々は、直径の異なる2つのローラからなり、直径が同じ複数の前記ローラの回転軸は、同じ高さに配置されており、直径が小さい前記ローラの回転軸は、直径が大きい前記ローラの回転軸よりも低い位置に配置される。
又、前記2組以上のローラ対の前記ローラの直径は全て同じであって、前記ワイヤソーは、更に補助ローラを備えており、一つの前記ローラ対の回転軸は、他の前記ローラ対の回転軸よりも低い位置に配置され、前記補助ローラの回転軸は、前記ローラ対を構成する前記ローラの回転軸よりも低い位置に配置される。
又、前記ローラ対の各々は、直径の異なる2つのローラからなり、
前記ローラ対毎に異なるワイヤを張り渡している。
又、前記ワイヤソーを用いて製造された半導体基板は、前記ワイヤソーによる切断痕が両面で非対象であることを特徴とする。
本発明のワイヤソーによれば、ウェハの薄型化を促進することができる。
本発明の実施形態1を示す概略構成図である。 本発明の実施形態2を示す概略構成図である。 実施形態2の変形例としての実施形態3を示す概略構成図である。 本発明の実施形態4を示す概略構成図である。 実施形態4の変形例としての実施形態5を示す概略構成図である。 従来のワイヤソーを示す概略構成図である。 従来のワイヤソー用溝付きローラの溝加工を示す図である。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態について図1を参照して説明する。図1は、本発明のワイヤソー100の概略構成図であり、図1(a)は上面図、図1(b)は正面図を示している。
先ず、図1を参照して、ワイヤソー100の全体構成を説明する。
図1(a)に示すように、ワイヤソー100は、大径のローラ101a、101bからなるローラ対101と、小径のローラ102a、102bからなるローラ対102の2組のローラ対と、各々のローラの外周に設けられた溝104〜117(斜線部)に亘って張り渡されたワイヤ103を備えている。又、ローラ101a、101b及びローラ102a、102bは、軸方向に平行に配置される。
溝104〜117の断面形状は特に図示はしないが、U字形状でもV字形状でも良い。又、図中のS及びEは、それぞれワイヤ103の巻始めと巻終わりの向きを示している。又、溝の数は例示であり、上記の限りではない。又、図中の破線は、紙面から見た各ローラの裏側に巻き付けられたワイヤを示している。
又、図1(b)に示すように、ローラ102a、102bをローラ101a、101bよりも小径とすることで、ローラ101a−101b間に張り渡されたワイヤ103が、ローラ102a、102bの外周に接触しないようにしている。又、ローラ102a、102bの回転軸の高さ方向の位置は、ローラ101a−101b間に張り渡されたワイヤ103に、ローラ102a、102bの外周が接触しない範囲で、ローラ101a、101bの回転軸の高さよりもできるだけ高い位置に設定する。
又、全てのローラの回転方向を同じにする。図1(b)では、矢印で示すように全てのローラを反時計方向に回転させているが、全てのローラを時計方向に回転させても良い。又、ワイヤ103はローラの回転方向に沿って走行させる。
ウェハの切り出しにあたっては、ローラ102aと102bの軸方向内側の領域で、間隔Pで保持されたワイヤ103にインゴッド118を押しつけることで複数のウェハが切り出される。
次に、各ローラへのワイヤ103の巻き付けについて具体的に説明する。各ローラの溝104〜117は、各ローラの軸方向へ一定間隔Lで設けられており、ローラ101a、101bの溝と、ローラ102a、102bの溝は、間隔Lの等分間隔、ここでは間隔L/2で互いにローラの軸方向にずれて設けられている。
図1(a)で、ワイヤ103は、先ず、ローラ101aのSから巻き始められ、次の順で各ローラの溝に巻き付けられる。
(1)ローラ101aの溝104
(2)ローラ101bの溝105
(3)ローラ102aの溝106
(4)ローラ102bの溝107
その後、ローラ101aの溝への巻き付けに戻り、溝108〜117への巻き付けを上記(1)〜(4)の順と同様に繰り返し、ローラ101bのEでワイヤ103が巻き終えられる。
ここで、ローラ101aの溝104と、ローラ101bの溝105は、溝の中心が直線上で一致しており、ローラ102aの溝106と、ローラ102bの溝107も同様に、溝の中心が直線上で一致している。これにより、(1)と(2)の巻き付けの間及び、(3)と(4)の巻き付けの間でワイヤ103が各ローラの軸に対して直交して張られることで、ワイヤ103は、間隔Pで保持される。この間隔Pはウェハの切り出し幅となる。
つまり、本実施形態では、各々のローラに設けられた溝の間隔Lよりも狭い間隔Pでウェハの切り出しが可能となる。換言すると、切り出そうとするウェハの厚みを間隔Pの寸法に設定したとき、間隔Pよりも広い間隔Lで各々のローラに溝を設けることができる。
更に、具体的な数値を用いて説明すると、例えば、ワイヤ103の直径を0.12mm、溝104の間隔Lを従来の0.33mmから、1.5倍の0.495mmとしても、切り出されるウェハの厚みは計算上で130μmとなり、従来の約60%に薄型化が可能となる。
実施形態1によれば、ローラの溝の間隔を狭くすることなく、張り渡されるワイヤの間隔を狭くすることができるので、ローラの溝の強度を低下させることなくウェハの薄型化が可能となる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について図2を参照して説明する。図2は、本発明のワイヤソー200の概略構成図であり、図2(a)は上面図、図2(b)は正面図、図2(c)は、本実施形態の一部拡大斜視図を示している。
先ず、図2を参照して、ワイヤソー200の構成を説明する。
図2(a)に示すように、ワイヤソー200は、大径のローラ201a、小径のローラ201bからなるローラ対201と、小径のローラ202a、大径のローラ202bからなるローラ対202と、各々のローラに設けられた溝204〜219(斜線部)に亘って張り渡されたワイヤ203を備えている。又、ローラ201a、201b及びローラ202a、202bは、軸方向に平行に配置される。
又、溝204〜219の断面形状は特に図示はしないが、U字形状でもV字形状でも良い。又、図中のS及びEは、それぞれワイヤ203の巻き始めと巻き終わりを示している。又、溝の数は例示であり、上記の限りではない。又、図中の破線は、紙面から見た各ローラの裏側に巻き付けられたワイヤを示している。
又、図2(b)に示すように、ローラ202a、201bをローラ201a、202bよりも小径とすることで、ローラ201a−201b間に張り渡されたワイヤ203が、ローラ202aの外周に接触しないように、又、ローラ202a−202b間に張り渡されたワイヤ203が、ローラ201bの外周に接触しないようにしている。又、ローラ202a、201bの回転軸の高さ方向の位置は、ローラ202b−201a間に張り渡されたワイヤ203が、ローラ202a、201bの外周に接触しないように、ローラ201a、202bの回転軸の高さよりもできるだけ低い位置に設定する。
又、全てのローラの回転方向を同じにする。図では、矢印で示すように全てのローラを反時計方向に回転させているが、全てのローラを時計方向に回転させても良い。又、ワイヤ203はローラの回転方向に沿って走行させる。
又、ウェハの切り出しにあたっては、ローラ202aと201bの軸方向内側の領域に間隔Pで保持されたワイヤ203にインゴッド220を押しつけることで複数のウェハが切り出される。
本実施形態が、実施形態1と異なるのは、大径のローラと小径のローラを1組のローラ対として2組用い、大径のローラから小径のローラ、小径のローラから大径のローラの順にワイヤを張り渡した点である。
次に、各ローラへのワイヤ203の巻き付けについて具体的に説明する。各ローラの溝204〜217は、各ローラの軸方向へ一定間隔Lで設けられており、ローラ201a、201bの溝と、ローラ202a、202bの溝は、間隔Lの等分間隔、ここでは間隔L/2で互いにローラの軸方向にずれて設けられている。
図2(a)で、ワイヤ203は、先ず、ローラ201aのSから巻き始められ、以降、次の順で各ローラの溝に巻き付けられる。
(1)ローラ201aの溝204
(2)ローラ201bの溝205
(3)ローラ202aの溝206
(4)ローラ202bの溝207
その後、ローラ201aの巻き付けに戻り、溝208〜219への巻き付けを上記(1)〜(4)の順と同様に繰り返し、ローラ202bのEでワイヤ203が巻き終えられる。
ここで、ローラ201aの溝204と、ローラ201bの溝205は、溝の中心が直線上で一致しており、ローラ202aの溝206と、ローラ202bの溝207も同様に、溝の中心が直線上で一致している。これにより、(1)と(2)の巻き付けの間及び、(3)と(4)の巻き付けの間でワイヤ203が各ローラの軸に対して直交して張られることで、ワイヤ203は、間隔Pで保持される。この間隔Pはウェハの切り出し幅となる。つまり、切り出そうとするウェハの厚みを間隔Pの寸法に設定したとき、間隔Pよりも広い間隔Lで各々のローラに溝を設けることができる。尚、具体的な数値による説明は実施形態1と同じであり省略する。
又、本実施形態では前述したとおり、大径のローラ201aから小径のローラ201bへ、又、小径のローラ202aから大径のローラ202bへとワイヤを巻き付けるので、ローラ202aと201bの間に張り渡されたワイヤ203が、水平面に対して斜めに張り渡される。これにより、インゴッド220は、水平面に対して斜めに切断され、ウェハが切り出される。
図2(c)は、図2(a)における間隔Pで示した部分のワイヤ203と、切り出されるウェハ220’の関係を示している。ウェハ220’は、矢印で示した押しつけ方向に対して斜めに張り渡されたワイヤ203の間で切断されるが、このとき、ワイヤ203は、切り出されるウェハ220’の両面を互いに逆の傾きで切断していく。
これにより、切り出されるウェハ220’の両面に対するワイヤの応力は非対称となり、ウェハ220’に対する切り出し時のストレスが軽減される。又、切り出された後のウェハ220’の切断痕は両面で非対象となるため、薄型化によるウェハの強度低下を軽減できる。
実施形態2によれば、ローラの溝の間隔を狭くすることなく、張り渡されるワイヤの間隔を狭くするとともに、ワイヤが、水平面に対して斜めに張り渡されるように、ローラに巻き付けられる。したがって、ローラの溝の強度を低下させることなくウェハの薄型化が可能となる。又、薄型化したウェハの強度を向上できる。
〔実施形態3〕
本発明の別の実施形態について図3を参照して説明する。図3は、実施形態2の変形例としてのワイヤソー300を示す概略構成図であり、図3(a)は上面図、図3(b)は正面図を示している。
本実施形態が実施形態2と異なるのは、補助ローラ320を追加し、この補助ローラ320も含め、使用するローラの全てを同一径とした点である。先ず、図3を参照して、ワイヤソー300の構成を説明する。
図3(a)に示すように、ワイヤソー300は、ローラ301aとローラ301bからなるローラ対301と、ローラ302aとローラ302bからなるローラ対302と、補助ローラ320と、各々のローラに設けられた溝304〜319(斜線部)に亘って張り渡されたワイヤ303を備えている。又、ローラ301a、301b及びローラ302a、302bは、軸方向に平行に配置される。
又、溝304〜319の断面形状は特に図示はしないが、U字形状でもV字形状でも良い。又、図中のS及びEは、それぞれワイヤ303の巻き始めと巻き終わりを示している。又、溝の数は例示であり、上記の限りではない。又、図中の破線は、紙面から見た各ローラの裏側に巻き付けられたワイヤを示している。
又、図3(b)に示すように、ローラ302a、301bの回転軸の高さ方向の位置は、ローラ301a−301b間に張り渡されたワイヤ303が、ローラ302aの外周に接触しないように、又、ローラ302a−302b間に張り渡されたワイヤ303が、ローラ301bの外周に接触しないように、ローラ301a、302bの回転軸の高さよりもできるだけ低い位置に設定する。又、補助ローラ320の回転軸の高さ方向の位置は、ローラ301b−302a間に張り渡されたワイヤ303が補助ローラ320の外周に接触しないように、ローラ302a、301bの回転軸の高さよりもできるだけ低い位置に設定する。
又、全てのローラの回転方向を同じにする。図では、矢印で示すように全てのローラを反時計方向に回転させているが、全てのローラを時計方向に回転させても良い。又、ワイヤ303はローラの回転方向に沿って走行させる。
又、ウェハの切り出しにあたっては、ローラ302aと301bの軸方向内側の領域に間隔Pで保持されたワイヤ303にインゴッド321を押しつけることで複数のウェハが切り出される。
次に、各ローラへのワイヤ303の巻き付けについて具体的に説明する。各ローラの溝304〜319は、各ローラの軸方向へ一定間隔Lで設けられており、ローラ301a、301bの溝と、ローラ302a、302bの溝は、間隔Lの等分間隔、ここでは間隔L/2で互いにローラの軸方向にずれて設けられている。
図3(a)で、ワイヤ303は、先ず、ローラ301aのSから巻き始められ、次の順で各ローラの溝に巻き付けられる。
(1)ローラ301aの溝304
(2)ローラ301bの溝305
(3)ローラ302aの溝306
(4)ローラ302bの溝307
その後、ローラ301aの溝への巻き付けに戻り、溝308〜319への巻き付けを上記(1)〜(4)の順と同様に繰り返し、ローラ302bのEでワイヤ303が巻き終えられる。
ここで、ローラ301aの溝304と、ローラ301bの溝305は、溝の中心が直線上で一致しており、ローラ302aの溝306と、302bの溝307も同様に、溝の中心が直線上で一致している。これにより、(1)と(2)の巻き付けの間及び、(3)と(4)の巻き付けの間でワイヤ303が各ローラの軸に対して直交して張られることで、ワイヤ303は、間隔Pで保持される。この間隔Pはウェハの切り出し幅となる。つまり、本実施形態においても、切り出そうとするウェハの厚みを間隔Pの寸法に設定したとき、間隔Pよりも広い間隔Lで各々のローラに溝を設けることができる。
又、ローラ301aからローラ301bへ、ローラ302aからローラ302bへとワイヤを巻き付けるので、ローラ302aと301bの間に張り渡されたワイヤ303が、水平面に対して斜めに張り渡される。これにより、インゴッド321は、水平面に対して斜めに切断され、ウェハが切り出される。
又、実施形態2の図2(c)の説明と同様に、インゴッド321は、矢印で示した押しつけ方向に対して斜めに張り渡されたワイヤ303の間で切断されるが、このとき、ワイヤ303は、切り出されるウェハの両面を互いに逆の傾きで切断していく。
これにより、切り出されるウェハの両面に対するワイヤの応力は非対称となり、切り出し時のストレスが軽減される。又、切り出された後のウェハの切断痕は両面で非対象となるため、薄型化によるウェハの強度低下を軽減できる。
更に、本実施形態では前述したとおり、補助ローラ320を追加し、この補助ローラ320も含め、全てのローラを同一径としたので、全てのローラの回転速度を同一にできる。これにより、ワイヤ303の走行速度に対する全てのローラの回転速度が同じになり、ローラ回転速度に起因するワイヤの局所的なスリップ等の防止効果も向上できる。
実施形態3によれば、ローラの溝の間隔を狭くすることなく、張り渡されるワイヤの間隔を狭くするとともに、ワイヤが、水平面に対して斜めに張り渡されるように、ローラに巻き付けられる。したがって、ローラの溝の強度を低下させることなくウェハの薄型化が可能となり、又、薄型化したウェハの強度を改善できる。
〔実施形態4〕
本発明の更に他の実施形態について図4を参照して説明する。図4は、本発明のワイヤソー400の概略構成図であり、図4(a)は上面図、図4(b)は正面図を示している。本実施形態が他の実施形態と異なる点は、ローラ対毎に個別のワイヤを張り渡す点である。
先ず、図4を参照して、ワイヤソー400の全体構成を説明する。
図4(a)に示すように、ワイヤソー400は、大径のローラ401a、小径のローラ401bからなるローラ対401と、大径のローラ402a、小径のローラ402bからなるローラ対402の2組のローラ対と、各々のローラに設けられた溝404〜419(斜線部)に亘って張り渡されたワイヤ403とワイヤ406を備えている。又、ローラ401a、401b及びローラ402a、402bは、軸方向に平行に配置される。
又、溝404〜419の断面形状は特に図示はしないが、U字形状でもV字形状でも良い。又、図中のS及びEは、それぞれワイヤ403、406の巻き始めと巻き終わりを示している。又、溝の数は例示であり、上記の限りではない。又、図中の破線は、紙面から見た各ローラの裏側に巻き付けられたワイヤを示している。
又、図4(b)に示すように、ローラ402a、401bをローラ401a、402bよりも小径とすることで、各々のローラに張り渡されたワイヤ403、406が、ローラ402a、401bの外周に接触しないようにしている。又、ローラ402a、401bの回転軸の高さ方向の位置は、ローラ401a−401b間に張り渡されたワイヤ403が、ローラ402aの外周に接触しないように、又、ローラ402a−402b間に張り渡されたワイヤ406が、ローラ401bの外周に接触しない位置に設定する。
又、全てのローラの回転方向を同じにする。図では、矢印で示すように全てのローラを反時計方向に回転させているが、全てのローラを時計方向に回転させても良い。又、ワイヤ403、406はローラの回転方向に沿って走行させる。
ウェハの切り出しにあたっては、ローラ402aと401bの軸方向内側の領域に間隔Pで保持されたワイヤ403、406に、インゴッド420を押しつけることで複数のウェハが切り出される。
次に、各ローラへのワイヤ403、406の巻き付けについて具体的に説明する。各ローラの溝404〜419は、各ローラの軸方向へ一定間隔Lで設けられており、ローラ401a、401bの溝と、ローラ402a、402bの溝は、間隔Lの等分間隔、ここでは間隔L/2で互いにローラの軸方向にずれて設けられている。
図4(a)で、ワイヤ403は、先ず、ローラ401aのS1から巻き始められ、次の順で各ローラの溝に巻き付けられる。
(1)ローラ401aの溝404
(2)ローラ401bの溝405
その後、ローラ401aの溝への巻き付けに戻り、溝406〜411への巻き付けを上記(1)〜(2)の順と同様に繰り返し、ローラ401bのEでワイヤ403が巻き終えられる。
又、ワイヤ406は、先ず、ローラ402aのS2から巻き始められ、次の順で各ローラの溝に巻き付けられる。
(1)ローラ402aの溝412
(2)ローラ402bの溝413
その後、ローラ402aの溝への巻き付けに戻り、溝414〜419への巻き付けを上記(1)〜(2)の順と同様に繰り返し、ローラ402bのEでワイヤ406が巻き終えられる。
ここで、ローラ401aの溝404と、ローラ401bの溝405は、溝の中心が直線上で一致しており、ローラ402aの溝412と、ローラ402bの溝413も同様に、溝の中心が直線上で一致している。これにより、各々のローラへのワイヤ巻き付けに際し、(1)〜(2)の巻き付けの間でワイヤ403及び406が、各ローラの軸に対して直交して張られることで、ワイヤ403と406は、間隔Pで保持される。この間隔Pはウェハの切り出し幅となる。これにより、切り出そうとするウェハの厚みを間隔Pの寸法に設定したとき、間隔Pよりも広い間隔Lで各々のローラに溝を設けることができる。
又、大径のローラ401aから小径のローラ401bへ、小径のローラ402aから大径のローラ402bへとワイヤを張り渡すので、ローラ402aと401bの軸方向内側の領域に張り渡されたワイヤ403及び406が、水平面に対して斜めに張り渡される。これにより、インゴッド420は、水平面に対して斜めに切断される。
又、実施形態2の図2(c)の説明と同様に、インゴッド420は、矢印で示した押しつけ方向に対して斜めに張り渡されたワイヤ403と406の間で切断され、ワイヤ403及び406は、切り出されるウェハの両面を互いに逆の傾きで切断していく。これにより、切り出されるウェハの両面に対するワイヤの応力は非対称となり、ウェハに対する切り出し時のストレスが軽減される。又、切り出された後のウェハの切断痕は両面で非対象となるため、薄型化によるウェハの強度低下を軽減できる。更に、本実施形態では、ローラ対毎に個別のワイヤを張り渡すので、例えば、一方のローラ対に張り渡されたワイヤが何らかの原因で断線したとしても、他方のローラ対及び張り渡されたワイヤに影響を与えることが無い。
実施形態4によれば、ローラの溝の間隔を狭くすることなく、張り渡されるワイヤの間隔を狭くするとともに、ワイヤが、水平面に対して、斜めに張り渡されるように、ワイヤをローラに巻き付けられる。したがって、ローラの溝の強度を低下させることなくウェハの薄型化が可能となり、又、薄型化したウェハの強度を改善できる。又、ローラ対毎に個別のワイヤを張り渡すので、メンテナンス性が向上する。
〔実施形態5〕
本発明の更に別の実施形態について図5を参照して説明する。図5は、実施形態4の変形例としてのワイヤソー500を示す概略構成図であり、図5(a)は上面図、図5(b)は正面図を示している。本実施形態が実施形態4と異なるのは、ローラ対を1組追加した点である。
先ず、図5を参照して、ワイヤソー500の全体構成を説明する。
図5(a)に示すように、ワイヤソー500は、大径のローラ501a、小径のローラ501bからなるローラ対501と、小径のローラ502a、大径のローラ502bからなるローラ対502と、中径のローラ503a、503bからなるローラ対503と、各々のローラに設けられた溝504〜527(斜線部)に亘って張り渡されたワイヤ528、529、530を備えている。又、ローラ501a、501b、ローラ502a、502b及びローラ503a、503bは、ローラの軸方向に平行に配置される。
又、溝504〜527の断面形状は特に図示はしないが、U字形状でもV字形状でも良い。又、図中のS及びEは、それぞれワイヤ528、529、530の巻始めと巻終わりを示している。又、溝の数は例示であり、上記の限りではない。又、本実施形態では図面が煩雑となるので、紙面から見た各々のローラの裏側に巻き付けられたワイヤの図示を省略している。
又、図5(b)に示すように、ローラ502a、501bをローラ501a、502bよりも小径とすることで、各々のローラ対に張り渡されたワイヤ528、529が、ローラ502a、501bの外周に接触しないようにしている。又、ローラ503a、503bの径を、ローラ502aより大きくローラ501aより小さくし、ワイヤ530を張り渡すことで、他のローラ及び他のワイヤと接触しないようにしている。
ウェハの切り出しにあたっては、ローラ502aと501bの軸方向内側の領域に間隔Pで保持されたワイヤ528、529、530に、インゴッド531を押しつけることで複数のウェハが切り出される。その他は、実施形態4と同様であり、説明を省略する。
次に、各ローラへのワイヤの巻き付けについて具体的に説明する。各ローラの溝504〜527は、各ローラの軸方向へ一定間隔Lで設けられており、ローラ501a、501bの溝と、ローラ502a、502bの溝と、ローラ503a、503bの溝は、それぞれ、間隔Lの等分間隔、ここでは間隔L/3で互いにローラの軸方向にずれて設けられている。
図5(a)で、ワイヤ528は、先ず、ローラ501aのS1から巻き始められ、次の順で各ローラの溝に巻き付けられる。
(1)ローラ501aの溝504
(2)ローラ501bの溝505
その後、ローラ501aの溝への巻き付けに戻り、溝506〜511への巻き付けを上記(1)〜(2)の順と同様に繰り返し、ローラ501bのE1でワイヤ528が巻き終えられる。
又、ワイヤ529は、先ず、ローラ502aのS2から巻き始められ、次の順で各ローラの溝に巻き付けられる。
(1)ローラ502aの溝512
(2)ローラ502bの溝513
その後、ローラ502aの溝への巻き付けに戻り、溝514〜519への巻き付けを上記(1)〜(2)の順と同様に繰り返し、ローラ502bのE2でワイヤ529が巻き終えられる。
又、ワイヤ530は、先ず、ローラ503aのS3から巻き始められ、次の順で各ローラの溝に巻き付けられる。
(1)ローラ503aの溝520
(2)ローラ503bの溝521
その後、ローラ503aの溝への巻き付けに戻り、溝522〜527への巻き付けを上記(1)〜(2)の順と同様に繰り返し、ローラ503bのE3でワイヤ530が巻き終えられる。
又、ローラ501aと501bの溝、ローラ502aと502bの溝、ローラ503aと503bの溝のそれぞれは、溝の中心が直線上で一致している。これにより、各々のローラへのワイヤ巻き付けに際し、(1)〜(2)の巻き付けの間でワイヤ528、529及び530が、各ローラの軸に対して直交して張られることで、ワイヤ528と529と530は、それぞれ間隔Pで保持される。この間隔Pはウェハの切り出し幅となる。
以上より、切り出そうとするウェハの厚みを間隔Pの寸法に設定したとき、間隔Pよりも広い間隔Lで各々のローラに溝を設けることができる。実施形態1での説明と同様に具体的な数値を用いて説明すると、ワイヤ528、529及び530の直径を0.12mm、溝の間隔Lを従来の0.33mmから、1.5倍の0.495mmとしても、切り出されるウェハの厚みは計算上45μmとなり、従来の約20%に薄型化が可能となる。
実施形態5によれば、ローラの溝の間隔を狭くすることなく、張り渡されるワイヤの間隔を更に狭くすることができる。
今回開示された実施形態は全ての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図されるものである。
100、200、300、400、500 ワイヤソー
101、102、201、202、301、302、401、402、501、502、503 ローラ対
101a、101b、102a、102b、201a、201b、202a、202b、301a、301b、302a、302b、401a、401b、402a、402b、501a、501b、502a、502b、503a、503b ローラ
320 補助ローラ
103、203、303、403、406、528、529、530 ワイヤ
104〜117、204〜219、304〜319、404〜419、504〜527 溝
118、220、321、420、531 インゴッド
220’ ウェハ(半導体基板)

Claims (7)

  1. 一定間隔で外周に溝が形成された2つのローラからなるローラ対と、前記ローラ対に張り渡されたワイヤを備えたワイヤソーであって、
    前記ワイヤソーは、前記ローラ対を2組以上備えており、
    前記2組以上のローラ対は、一つの前記ローラ対が、他の前記ローラ対に張り渡されたワイヤに接触しないように、配置されるワイヤソー。
  2. 各々の前記ローラ対の前記溝は、前記一定間隔を等分した間隔で、互いに前記ローラ対の軸方向にずれて配置される請求項1記載のワイヤソー。
  3. 前記ローラ対の各々は、同じ直径を有する2つのローラからなり、
    一つの前記ローラ対の前記ローラの直径は、他の前記ローラ対の前記ローラの直径よりも小さく、
    直径の小さい前記ローラ対の回転軸は、直径の大きい前記ローラ対の回転軸よりも高い位置に配置される請求項1又は2に記載のワイヤソー。
  4. 前記ローラ対の各々は、直径の異なる2つのローラからなり、
    直径が同じ複数の前記ローラの回転軸は、同じ高さに配置されており、
    直径が小さい前記ローラの回転軸は、直径が大きい前記ローラの回転軸よりも低い位置に配置される請求項1又は2に記載のワイヤソー。
  5. 前記2組以上のローラ対の前記ローラの直径は全て同じであって、
    前記ワイヤソーは、更に補助ローラを備えており、
    一つの前記ローラ対の回転軸は、他の前記ローラ対の回転軸よりも低い位置に配置され、
    前記補助ローラの回転軸は、前記ローラ対を構成する前記ローラの回転軸よりも低い位置に配置される請求項1又は2に記載のワイヤソー。
  6. 前記ローラ対の各々は、直径の異なる2つのローラからなり、
    前記ローラ対毎に異なるワイヤを張り渡している請求項1又は2に記載のワイヤソー。
  7. 請求項4〜6のいずれか1項記載のワイヤソーを用いて製造され、前記ワイヤソーによる切断痕が両面で非対象であることを特徴とする半導体基板。
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