JP2014033536A - 巻線形電動機の集電装置取付構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フレーム16と、フレーム16内に回転自在に配設され巻線形電動機20のシャフト21に連結されるツナギシャフト11と、ツナギシャフト11に一体的に固定されるスリップリング12と、ツナギシャフト11の中空部11aに固定された集電装置側二次配線17と、フレーム16とツナギシャフト11とを着脱自在に固定するツナギシャフト固定ジャッキボルト19とにより集電装置10を構成する。一方、巻線形電動機20のシャフト21の中空部21aに電動機側二次配線29を固定し、集電装置側二次配線17と電動機側二次配線29とを電気的に接続する連結手段を設けた。
【選択図】図2
Description
巻線形電動機が大型の立形電動機である場合には、輸送限界や、建屋の搬入口高さの制限があるため、集電装置を全て分解した状態で現地へ運び、現地で組み立てを行う場合がある。このような場合、電動機側のシャフトと集電装置側のシャフトとを別体として形成する、ツナギシャフト構造が採用される(例えば、特許文献1,2等参照)。
また、電動機と集電装置との分解、再組立に、多くの費用と時間を費やしてしまうという問題があった。
また、集電装置の分解時に、二次配線(内部リードコイル)が損傷することを防ぐことができる。
さらに、分解組立作業費用を低減でき、集電装置部品の交換も容易になる。
これら集電装置側二次配線17の一端は、集電装置側フランジ11bの開口部側の表面(図1では、集電装置側フランジ11bの開口部側の表面に設けられた凹部)に、該フランジ11bに沿って径方向外側へ向かって延びるように固定され、他端はツナギシャフト11の上部に固定されている。
ブラシ13は集電装置側フレーム16に配置された非回転の部材であり、ツナギシャフト11と一体的に回転するスリップリング12に摺接するように配置されている。
例えば、集電端子31から二次ダクト30、端子14,15を介して供給される電気エネルギー等は、スリップリング12とブラシ13とが摺接することにより巻線形電動機20に供給される。なお端子14,15以外に図示していない端子がある。つまり三相に対応して合計で3個の端子が備えられている。
ツナギシャフト固定部16aに対してジャッキボルト(以下、ツナギシャフト固定ジャッキボルトという)19が進退移動することにより、ツナギシャフト11の集電装置側フランジ11bが着脱可能に固定される。
つまり、集電装置側フランジ11bの外周面には挿通穴11cが径方向に沿い形成されており、ツナギシャフト固定ジャッキボルト19が、集電装置側フランジ11bの挿通穴11cに挿入されることにより、ツナギシャフト11が、集電装置側フレーム16のツナギシャフト固定部16aに固定される。ツナギシャフト固定ジャッキボルト19を、集電装置側フランジ11bの挿通穴11cから引き抜くと、ツナギシャフト11は、集電装置側フレーム16のツナギシャフト固定部16aによる固定から解放される。
これら電動機側二次配線29の一端は、電動機側フランジ21bの開口部側の表面(図2では、電動機側フランジ21bの開口部側の表面に設けられた凹部)に、該電動機側フランジ21bに沿って径方向外側へ延びるように固定され、他端はシャフト21の中空部から引き出されて回転子25に固定されている。
なお、集電装置側二次配線17の一端と電動機側二次配線29の一端とは、集電装置10と巻線形電動機20とを連結する際に相互に重なり合うようにその周方向の位置を設定するものとする。
その後、ツナギシャフト固定ジャッキボルト19による集電装置側フレーム16とツナギシャフト11との固定状態を解除することで、組立が完了する。
本実施例は、上述した実施形態において集電装置側二次配線17と電動機側二次配線29とが重なり合うように、集電装置側フランジ11bと電動機側フランジ21bとを連結する連結手段として、図3に示す絶縁ボルト32を用いる例である。
その他の構成は上述した実施形態と同様であるため、以下では、図1及び図2に示した部材と同一の部材については、重複する説明は適宜省略し、異なる点を中心に説明する。
なお、集電装置側二次配線17及び電動機側二次配線29の周囲には絶縁材33を設けるものとする。
その他の構成は上述した実施形態と同様であるため、以下では、図1及び図2に示した部材と同一の部材については、重複する説明を適宜省略し、異なる点を中心に説明する。
そして、電動機側二次配線29の凹部(スイッチ)29aに、矩形状の集電装置側二次配線(ナイフ)17をはめ込むことで、集電装置側二次配線17と電動機側二次配線29とを電気的に接続・固定し、更に、集電装置側フランジ11bと電動機側フランジ21bとを絶縁ボルト32によって固定している。なお、集電装置側二次配線17と電動機側二次配線29とのつなぎ部分には絶縁材33を設けるものとする。
更に、フランジ11b,21bを固定・締め付けしている絶縁ボルト32の締め込みが、仮に若干緩んだとしても、電動機側二次配線29の凹部(スイッチ)29aに矩形状の集電装置側二次配線(ナイフ)17がはめ込まれているため、電動機側二次配線29と集電装置側二次配線17との電気的な接続を確保し続けることができ、信頼性が向上する。
11 ツナギシャフト
11a 中空部
11b 集電装置側フランジ
11c 挿通穴
12 スリップリング
13 ブラシ
14,15 端子
16 集電装置側フレーム
17 集電装置側二次配線
18 スリーブ
19 ツナギシャフト固定ジャッキボルト
20 巻線形電動機
21 シャフト
21a 中空部
21b 電動機側フランジ
22 電動機側フレーム
23,24 軸受
25 回転子
26 固定子
27,28 ブラケット
29 電動機側二次配線
30 二次ダクト
31 集電端子
32 絶縁ボルト
33 絶縁材
Claims (4)
- 巻線形電動機のシャフトの一端に集電装置のツナギシャフトの一端を着脱可能に連結するとともに、前記シャフトの中空部に挿通される電動機側二次配線に前記ツナギシャフトの中空部に挿通される集電装置側二次配線を着脱可能に接続してなる巻線形電動機の集電装置取付構造であって、
前記シャフトの一端に径方向外側に向かって延びる電動機側フランジを設けるとともに前記電動機側二次配線の一端を前記電動機側フランジ表面に固定し、
前記ツナギシャフトの一端に径方向外側に向かって延びる集電装置側フランジを設けるとともに前記集電装置側二次配線の一端を前記集電装置側フランジ表面に固定し、
前記電動機側二次配線の一端と前記集電装置側二次配線の一端とを電気的に接続した状態で前記電動機側フランジと前記集電装置側フランジとを着脱可能に連結する連結手段を設けたことを特徴とする巻線形電動機の集電装置取付構造。 - 前記連結手段が、前記集電装置側二次配線と前記電動機側二次配線との電気的な接続とともに前記電動機側フランジと前記集電装置側フランジとの固定を行う絶縁ボルトであることを特徴とする請求項1に記載の巻線形電動機の集電装置取付構造。
- 前記連結手段が、前記集電装置側二次配線と前記電動機側二次配線との電気的な接続を行うように設けられた前記電動機側二次配線又は前記集電装置側二次配線の一端を断面視矩形状に成形してなるナイフ部、及び、前記ナイフ部に嵌合するように前記集電装置側二次配線又は前記電動機側二次配線の一端を断面視コ字状に成形してなるスイッチ部と、前記電動機側フランジと前記集電装置側フランジとを固定する絶縁ボルトとからなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の巻線形電動機の集電装置取付構造。
- 前記集電装置が、前記ツナギシャフトを前記集電装置側フレームに着脱可能に固定するツナギシャフト固定手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の巻線形電動機の集電装置取付構造。
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