JP2014033064A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】チップ面積が小さな半導体装置を提供する。
【解決手段】この半導体チップ1では、半導体基板2の外周に沿うように環状のシールリングSR1を形成し、シールリングSR1の内側に沿うように環状のシールリングSR2を形成する。また、シールリングSR1,SR2をそれぞれ内部回路3用の電源線VL1およびグランド線GL1として使用する。したがって、シールリングSRと別に電源線VL1およびグランド線GL1を設けていた従来に比べ、チップ面積を縮小化できる。
【選択図】図2
【解決手段】この半導体チップ1では、半導体基板2の外周に沿うように環状のシールリングSR1を形成し、シールリングSR1の内側に沿うように環状のシールリングSR2を形成する。また、シールリングSR1,SR2をそれぞれ内部回路3用の電源線VL1およびグランド線GL1として使用する。したがって、シールリングSRと別に電源線VL1およびグランド線GL1を設けていた従来に比べ、チップ面積を縮小化できる。
【選択図】図2
Description
本発明は半導体装置に関し、たとえば半導体基板の表面に形成された半導体装置に好適に利用できるものである。
特許文献1には、半導体基板の外周に沿って環状に形成された電源線と、電源線の内側に沿って環状に配列された複数のパッドと、複数のパッドの内側に設けられた内部回路とを備えた半導体チップが開示されている。
また、特許文献2,3には、半導体基板の外周に沿って環状に配列された複数のパッドと、複数のパッドの内側に沿って環状に形成された電源線と、電源線の内側に設けられた内部回路とを備えた半導体チップが開示されている。
また、特許文献4には、半導体基板の外周に沿って環状に形成された電源線と、電源線の上に環状に配列された複数のパッドと、複数のパッドの内側に設けられた内部回路とを備えた半導体チップが開示されている。
しかし、従来の半導体チップでは、環状の電源線のレイアウト面積が大きいので、チップ面積が大きくなるという問題があった。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態によれば、本願の半導体装置では、電源線がシールリングを兼ねている。このシールリングは、半導体基板の周囲のダイシング領域を切削して半導体ウェハから半導体基板を切り離すときに、ダイシング領域に生じた欠けが半導体基板の内部に及ぶのを防止するものである。
一実施の形態によれば、電源線がシールリングを兼ねるので、チップ面積を小さくすることができる。
[実施の形態1]
本願の実施の形態1による半導体チップ1は、図1に示すように、四角形の半導体基板2を備える。半導体基板2の中央部の四角形の領域には、内部回路3が設けられている。四角形の内部回路3の四辺に沿って、それぞれ4つの信号入出力回路(I/O)4が設けられている。
本願の実施の形態1による半導体チップ1は、図1に示すように、四角形の半導体基板2を備える。半導体基板2の中央部の四角形の領域には、内部回路3が設けられている。四角形の内部回路3の四辺に沿って、それぞれ4つの信号入出力回路(I/O)4が設けられている。
内部回路3は、外部電源電圧VDD1および外部グランド電圧VSS1によって駆動され、外部から信号入出力回路4を介して与えられた信号に従って所定の動作を行なう。信号入出力回路4は、外部電源電圧VDD2および外部グランド電圧VSS2によって駆動され、外部信号を内部回路3に伝達するとともに、内部回路3の出力信号を外部に伝達する。
図2は、半導体チップ1のうちの外部電源電圧VDD1,VDD2および外部グランド電圧VSS1,VSS2の供給に関連する部分を示す図である。図2において、四角形の半導体基板2の外周に沿って四角形で環状のシールリングSR1が形成され、シールリングSR1の内側に沿って四角形で環状のシールリングSR2が形成されている。
半導体チップ1の製造工程においては、半導体ウェハに複数の半導体チップ1が形成され、隣接する2つの半導体チップ1間には帯状のダイシング領域が設けられる。次に、円形回転刃(ダイシングブレード)によってダイシング領域が切削され、半導体チップ1同士が切り離される。シールリングSR1,SR2は、ダイシング領域を切削するときに、ダイシング領域で発生する半導体ウェハの欠けが半導体チップ1の内部に伝搬するのを防止するために設けられている。
本実施の形態1では、シールリングSR1を内部回路3用の電源線VL1として使用するとともに、シールリングSR2を内部回路3用のグランド線GL1として使用する。換言すると、シールリングSR1が電源線VL1を兼ね、シールリングSR2がグランド線GL1を兼ねている。したがって、シールリングSRとは別に電源線VL1およびグランド線GL1を設ける後述の比較例に比べ、レイアウト面積を小さくすることができ、チップ面積を小さくすることができる。
図2では、四角形のグランド線GL1の各辺の内側の中央部に沿って、帯状の信号入出力回路4が設けられる。4つの信号入出力回路4に囲まれた四角形の領域に内部回路3が設けられる。内部回路3用のグランド線GL1の内側に、信号入出力回路4用の四角形で環状の電源線VL2が配置されている。グランド線GL1と電源線VL2の間には所定の間隔が設けられている。また、電源線VL2の内側には、信号入出力回路4用の四角形で環状のグランド線GL2が配置されている。
また、四角形のグランド線GL2の内側には、内部回路3用のメッシュ状の電源線VL3と、内部回路3用のメッシュ状のグランド線GL3とが設けられている。メッシュ状の電源線VL3は、図2中の横方向に延びる複数(図2では7本)の副電源線5と、図2中の縦方向に延びる複数(図2では7本)の副電源線6とを含む。副電源線5と6は、交差部において互いに接続されている。
同様に、メッシュ状のグランド線GL3は、図2中の横方向に延びる複数(図2では7本)の副グランド線7と、図2中の縦方向に延びる複数(図2では7本)の副グランド線8とを含む。副グランド線7と8は、交差部において互いに接続されている。
複数の副電源線5と複数の副グランド線7は、等間隔で交互に配置されている。複数の副電源線6と複数の副グランド線8は、等間隔で交互に配置されている。副電源線5,6と副グランド線7,8とは、互いに絶縁されている。
また、各信号入出力回路4の上においてグランド線GL1および電源線VL2に沿って、複数(図1では14個)のパッドが配列されている。隣接する2つのパッドの中心の間隔は、隣接する副電源線5および副グランド線7の間隔、すなわち隣接する副電源線6および副グランド線8の間隔と同じである。
4つのパッド群のうちの上下の2つのパッド群では左から右に向かって各パッドに番号を付け、左右の2つのパッド群では上から下に向かって番号を付ける。各パッド群において、1、7、および13番目のパッドが内部回路3用の電源パッドVP1として使用され、2、8、および14番目のパッドが内部回路3用のグランドパッドGP1として使用される。
また、上側および右側のパッド群において、3および11番目のパッドが信号入出力回路4用のグランドパッドGP2として使用され、4および12番目のパッドが信号入出力回路4用の電源パッドVP2として使用される。また、下側および左側のパッド群において、3および11番目のパッドが信号入出力回路4用の電源パッドVP2として使用され、4および12番目のパッドが信号入出力回路4用のグランドパッドGP2として使用される。また、各パッド群において、5、6、9、および10番目のパッドが信号入出力回路4用の信号パッドSPとして使用される。
各電源パッドVP1は、外部から内部回路3用の電源電圧VDD1を受ける。また、各電源パッドVP1は、電源線VL1に接続されるとともに、対応の副電源線5または6の一方端または他方端に接続されている。外部電源電圧VDD1は、複数の電源パッドVP1およびメッシュ状の電源線VL3を介して内部回路3に供給される。環状の電源線VL1は、半導体チップ1内における外部電源電圧VDD1の変動を抑制したり、ノイズを軽減するために設けられている。
また、各グランドパッドGP1は、外部から内部回路3用のグランド電圧VSS1を受ける。また、各グランドパッドGP1は、グランド線GL1に接続されるとともに、対応の副グランド線7または8の一方端または他方端に接続されている。外部グランド電圧VSS1は、複数のグランドパッドGP1およびメッシュ状のグランド線GL3を介して内部回路3に供給される。環状のグランド線GL1は、半導体チップ1内における外部グランド電圧VSS1の変動を抑制したり、ノイズを軽減するために設けられている。
また、各電源パッドVP2は、外部から信号入出力回路4用の電源電圧VDD2を受けるとともに、近傍の電源線VL2に接続される。外部電源電圧VDD2は、複数の電源パッドVP2および電源線VL2を介して各信号入出力回路4に供給される。また、各グランドパッドGP2は、外部から信号入出力回路4用のグランド電圧VSS2を受けるとともに、近傍のグランド線GL2に接続される。外部グランド電圧VSS2は、複数のグランドパッドGP2およびグランド線GL2を介して信号入出力回路4に供給される。
また、各信号パッドSPは、下方の信号入出力回路4に接続される。外部信号は、信号パッドSPおよび信号入出力回路4を介して内部回路3に与えられる。また、内部回路3の出力信号は、信号入出力回路4および信号パッドSPを介して外部に出力される。
本実施の形態1では、シールリングSR1を内部回路3用の電源線VL1として使用するとともに、シールリングSR2を内部回路3用のグランド線GL1として使用するので、チップ面積の低減化を図ることができる。
[実施の形態2]
図3は、本願の実施の形態2による半導体チップ10のうちの電源供給に関連する部分を示す図であって、図2と対比される図である。図3を参照して、この半導体チップ10が半導体チップ1と異なる主な点は、信号入出力回路4用の各電源パッドVP2が電源線VL2上に配置され、各グランドパッドGP2がグランド線GL2上に配置されている点である。
図3は、本願の実施の形態2による半導体チップ10のうちの電源供給に関連する部分を示す図であって、図2と対比される図である。図3を参照して、この半導体チップ10が半導体チップ1と異なる主な点は、信号入出力回路4用の各電源パッドVP2が電源線VL2上に配置され、各グランドパッドGP2がグランド線GL2上に配置されている点である。
これに伴い、信号入出力回路4内においては、電源パッドVP2用のセルとグランドパッドGP2用のセルが除去される。また、電源パッドVP2およびグランドパッドGP2で使用されるESD(Electro-Static Discharge:静電気放電)保護回路11が、半導体基板2の四隅の各々に配置される。各ESD保護回路11は、静電気放電によって電源パッドVP2(またはグランドパッドGP2)に流入したサージ電流をグランド線GL2(または電源線VL2)に流して信号入出力回路4を保護する。他の構成および動作は、実施の形態1と同じであるので、その説明は繰り返さない。
この実施の形態2では、実施の形態1と同じ効果が得られる他、電源パッドVP2用のセルとグランドパッドGP2用のセルの分だけ信号入出力回路4の面積を小さくすることができる。また、電源パッドVP2およびグランドパッドGP2を半導体チップ10の内側に移動するので、半導体チップ10の外周のパッドの数を減らすことができる。したがって、チップ面積を小さくすることができる。
[実施の形態3]
図4は、本願の実施の形態3による半導体チップ20のうちの電源供給に関連する部分を示す図であって、図2と対比される図である。図4を参照して、この半導体チップ20が半導体チップ1と異なる主な点は、内部回路3用の各電源パッドVP1が電源線VL3上に配置され、各グランドパッドGP1がグランド線GL3上に配置されている点である。図4では、各電源パッドVP1は副電源線5,6の交差部の上に配置され、各グランドパッドGP1は副グランド線7,8の交差部の上に配置されている。
図4は、本願の実施の形態3による半導体チップ20のうちの電源供給に関連する部分を示す図であって、図2と対比される図である。図4を参照して、この半導体チップ20が半導体チップ1と異なる主な点は、内部回路3用の各電源パッドVP1が電源線VL3上に配置され、各グランドパッドGP1がグランド線GL3上に配置されている点である。図4では、各電源パッドVP1は副電源線5,6の交差部の上に配置され、各グランドパッドGP1は副グランド線7,8の交差部の上に配置されている。
また、メッシュ状の電源線VL3において、図4中の下端に1本の副電源線5が追加されるとともに右端に1本の副電源線6が追加されている。追加された副電源線5,6の各々の両端は環状の電源線VL1に接続されている。追加された下端の副電源線5と1、3、6、および8番目の副電源線6との交差部の各々の上に電源パッドVP1が配置されている。また、追加された右端の副電源線6と1、3、6、および8番目の副電源線5との交差部の各々の上に電源パッドVP1が配置されている。
また、メッシュ状のグランド線GL3において、図4中の上端に1本の副グランド線7が追加されるとともに左端に1本の副グランド線8が追加されている。追加された上端の副グランド線7と1、3、6、および8番目の副グランド線8との交差部の各々の上にグランドパッドGP1が配置されている。また、追加された左端の副グランド線8と1、3、6、および8番目の副グランド線7との交差部の各々の上にグランドパッドGP1が配置されている。
これに伴い、信号入出力回路4内においては、電源パッドVP1用のセルとグランドパッドGP1用のセルが除去される。また、電源パッドVP1およびグランドパッドGP1で使用されるESD保護回路21が、半導体基板2の四隅の各々に配置される。各ESD保護回路21は、静電気放電によって電源パッドVP1またはグランドパッドGP1)に流入したサージ電流をグランド線GL1,GL3(または電源線VL1,VL3)に流して内部回路3を保護する。
内部回路3は、複数のハードマクロモジュール22を含む。各ハードマクロモジュール22の近傍に、1または2以上の電源パッドVP1と1または2以上のグランドパッドGP1が配置される。各電源パッドVP1は、副電源線5,6の交差部の上に配置される。各グランドパッドGP1は、副グランド線7,8の交差部の上に配置される。複数のパッドVP1,GP1のうちの選択されたパッドの下には、簡単な構成のESD保護素子23が配置される。各ESD保護素子23は、静電気放電によって電源パッドVP1(またはグランドパッドGP1)に流入したサージ電流をグランド線GL1,GL3(または電源線VL1,VL3)に流して内部回路3を保護する。他の構成および動作は、実施の形態1と同じであるので、その説明は繰り返さない。
この実施の形態3では、実施の形態1と同じ効果が得られる他、電源パッドVP1用のセルとグランドパッドGP1用のセルの分だけ信号入出力回路4の面積を小さくすることができる。また、電源パッドVP1およびグランドパッドGP1を半導体チップ20の内側に移動するので、半導体チップ20の外周のパッドの数を減らすことができる。したがって、チップ面積を小さくすることができる。
[比較例]
図5は、本願の比較例となる半導体チップ30のうちの電源供給に関連する部分を示す図であって、図2と対比される図である。図5において、この半導体チップ30では、四角形の半導体基板2の外周に沿って四角形の環状のシールリングSRが形成されている。シールリングSRは、半導体チップ30の製造工程において、半導体チップ30の周囲のダイシング領域を切削するときに、ダイシング領域で発生する半導体ウェハの欠けが半導体チップ30の内部に伝搬するのを防止するために設けられている。
図5は、本願の比較例となる半導体チップ30のうちの電源供給に関連する部分を示す図であって、図2と対比される図である。図5において、この半導体チップ30では、四角形の半導体基板2の外周に沿って四角形の環状のシールリングSRが形成されている。シールリングSRは、半導体チップ30の製造工程において、半導体チップ30の周囲のダイシング領域を切削するときに、ダイシング領域で発生する半導体ウェハの欠けが半導体チップ30の内部に伝搬するのを防止するために設けられている。
四角形のシールリングSRの各辺の内側の中央部に沿って、帯状の信号入出力回路4が設けられる。4つの信号入出力回路4に囲まれた四角形の領域に内部回路3が設けられる。
四角形のシールリングSRの内側に、信号入出力回路4用の四角形で環状の電源線VL2が配置されている。シールリングSRと電源線VL2の間には所定の間隔が設けられている。また、電源線VL2の内側には、信号入出力回路4用の四角形で環状のグランド線GL2が配置されている。また、グランド線GL2の内側に、内部回路3用の四角形で環状の電源線VL1が配置されている。また、電源線VL1の内側には、内部回路3用の四角形で環状のグランド線GL1が配置されている。
また、四角形のグランド線GL1の内側には、内部回路3用のメッシュ状の電源線VL3と、内部回路3用のメッシュ状のグランド線GL3とが設けられている。メッシュ状の電源線VL3は、図5中の横方向に延びる複数(図5では8本)の副電源線5と、図5中の縦方向に延びる複数(図5では8本)の副電源線6とを含む。副電源線5と6は、交差部において互いに接続されている。
同様に、メッシュ状のグランド線GL3は、図5中の横方向に延びる複数(図5では7本)の副グランド線7と、図5中の縦方向に延びる複数(図5では7本)の副グランド線8とを含む。副グランド線7と8は、交差部において互いに接続されている。
複数の副電源線5と複数の副グランド線7は、等間隔で交互に配置されている。複数の副電源線6と複数の副グランド線8は、等間隔で交互に配置されている。副電源線5,6と副グランド線7,8とは、互いに絶縁されている。
また、各信号入出力回路4の上においてシールリングSRおよび電源線VL2に沿って、複数(図5では15個)のパッドが配列されている。隣接する2つのパッドの中心の間隔は、隣接する副電源線5および副グランド線7の間隔、すなわち隣接する副電源線6および副グランド線8の間隔と同じである。
4つのパッド群の各々において、時計針の回転方向に向かって各パッドに番号を付ける。1、7、9、および15番目のパッドが内部回路3用の電源パッドVP1として使用され、2、8、および14番目のパッドが内部回路3用のグランドパッドGP1として使用される。また、3および12番目のパッドが信号入出力回路4用のグランドパッドGP2として使用され、4および13番目のパッドが信号入出力回路4用の電源パッドVP2として使用される。また、5、6、10、および11番目のパッドが信号入出力回路4用の信号パッドSPとして使用される。
各電源パッドVP1は、外部から内部回路3用の電源電圧VDD1を受ける。また、各電源パッドVP1は、電源線VL1に接続されるとともに、対応の副電源線5または6の一方端または他方端に接続されている。外部電源電圧VDD1は、複数の電源パッドVP1およびメッシュ状の電源線VL3を介して内部回路3に供給される。環状の電源線VL1は、半導体チップ1内における外部電源電圧VDD1の変動を抑制したり、ノイズを軽減するために設けられている。
また、各グランドパッドGP1は、外部から内部回路3用のグランド電圧VSS1を受ける。また、各グランドパッドGP1は、グランド線GL1に接続されるとともに、対応の副グランド線7または8の一方端または他方端に接続されている。外部グランド電圧VSS1は、複数のグランドパッドGP1およびメッシュ状のグランド線GL3を介して内部回路3に供給される。環状のグランド線GL1は、半導体チップ1内における外部グランド電圧VSS1の変動を抑制したり、ノイズを軽減するために設けられている。
また、各電源パッドVP2は、外部から信号入出力回路4用の電源電圧VDD2を受けるとともに、近傍の電源線VL2に接続される。外部電源電圧VDD2は、複数の電源パッドVP2および電源線VL2を介して各信号入出力回路4に供給される。また、各グランドパッドGP2は、外部から信号入出力回路4用のグランド電圧VSS2を受けるとともに、近傍のグランド線GL2に接続される。外部グランド電圧VSS2は、複数のグランドパッドGP2およびグランド線GL2を介して信号入出力回路4に供給される。
また、各信号パッドSPは、下方の信号入出力回路4に接続される。外部信号は、信号パッドSPおよび信号入出力回路4を介して内部回路3に与えられる。また、内部回路3の出力信号は、信号入出力回路4および信号パッドSPを介して外部に出力される。
本比較例では、シールリングSRと内部回路3用の電源線VL1およびグランド線GL1とを別々に設けるので、実施の形態1〜3よりもチップ面積が大きくなる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1,10,20,30 半導体チップ、2 半導体基板、3 内部回路、4 信号入出力回路、5,6 副電源線、7,8 副グランド線、SR シールリング、VL 電源線、GL グランド線、VP 電源パッド、GP グランドパッド、11,21 ESD保護回路、22 ハードマクロモジュール、23 ESD素子。
Claims (7)
- 半導体基板の表面に形成された半導体装置であって、
前記半導体基板の外周に沿うように設けられた環状の第1の電源線と、
前記第1の電源線の内側に設けられて前記第1の電源線に接続され、各々が外部から第1の電源電圧を受ける複数の第1の電源パッドと、
外部から前記複数の第1の電源パッドを介して与えられる前記第1の電源電圧によって駆動される内部回路とを備え、
前記第1の電源線は、前記半導体基板の周囲のダイシング領域を切削して半導体ウェハから前記半導体基板を切り離すときに、前記ダイシング領域に生じた欠けが前記半導体基板の内部に及ぶのを防止するシールリングを兼ねている、半導体装置。 - 前記複数の第1の電源パッドは、前記第1の電源線の内側に沿うように環状に配列されており、
前記半導体装置は、
さらに、前記複数の第1の電源パッドとともに前記第1の電源線の内側に沿うように環状に配列され、各々が外部から第2の電源電圧を受ける複数の第2の電源パッドと、
前記複数の第1の電源パッドおよび前記複数の第2の電源パッドの内側に沿うように設けられ、前記複数の第2の電源パッドの各々に接続された環状の第2の電源線と、
外部から前記複数の第2の電源パッドおよび前記第2の電源線を介して与えられる前記第2の電源電圧によって駆動され、外部と前記内部回路との間で信号の授受を行なう信号入出力回路とを備える、請求項1に記載の半導体装置。 - 前記複数の第1の電源パッドは、前記第1の電源線の内側に沿うように環状に配列されており、
前記半導体装置は、
さらに、前記複数の第1の電源パッドの内側に沿うように設けられた環状の第2の電源線と、
前記第2の電源線の上に分散配置され、各々が、前記第2の電源線に接続されるとともに外部から第2の電源電圧を受ける複数の第2の電源パッドと、
外部から前記複数の第2の電源パッドおよび前記第2の電源線を介して与えられる前記第2の電源電圧によって駆動され、外部と前記内部回路との間で信号の授受を行なう信号入出力回路とを備える、請求項1に記載の半導体装置。 - さらに、前記半導体基板の表面の四隅のうちの少なくとも1つの隅に設けられて前記第2の電源線に接続され、前記複数の第2の電源パッドのうちの少なくとも1つの第2の電源パッドに流入したサージ電流から前記信号入出力回路を保護する保護回路を備える、請求項3に記載の半導体装置。
- 前記複数の第1の電源パッドは、前記第1の電源線の内側に沿うように環状に配列されており、
前記半導体装置は、さらに、前記複数の第1の電源パッドの内側に設けられ、前記複数の第1の電源パッドに接続されたメッシュ状の第2の電源線を備え、
前記内部回路は、外部から前記複数の第1の電源パッドおよび前記第2の電源線を介して与えられる前記第1の電源電圧によって駆動される、請求項1に記載の半導体装置。 - さらに、前記第1の電源線の内側に設けられ、前記第1の電源線に接続されたメッシュ状の第2の電源線を備え、
前記複数の第1の電源パッドは前記第2の電源線の上に分散配置され、各第1の電源パッドは前記第2の電源線に接続されており、
前記内部回路は、外部から前記複数の第1の電源パッドおよび前記第2の電源線を介して与えられる前記第1の電源電圧によって駆動される、請求項1に記載の半導体装置。 - さらに、前記複数の第1の電源パッドのうちのいずれかの第1の電源パッドに接続され、その第1の電源パッドに流入したサージ電流から前記内部回路を保護する保護回路を備える、請求項6に記載の半導体装置。
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---|---|---|---|---|
JP2016149528A (ja) * | 2015-02-05 | 2016-08-18 | エスアイアイ・セミコンダクタ株式会社 | 半導体装置 |
CN106030768A (zh) * | 2014-02-25 | 2016-10-12 | 夏普株式会社 | 半导体器件 |
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2012
- 2012-08-03 JP JP2012172545A patent/JP2014033064A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106030768A (zh) * | 2014-02-25 | 2016-10-12 | 夏普株式会社 | 半导体器件 |
JP2016149528A (ja) * | 2015-02-05 | 2016-08-18 | エスアイアイ・セミコンダクタ株式会社 | 半導体装置 |
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