JP2014030739A - 遊技機 - Google Patents

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Masahiro Takeuchi
正博 竹内
Yoshio Wakana
芳生 若菜
Makoto Tayui
誠 田結
Hidekatsu Takeuchi
英勝 竹内
Seiichi Yanagawa
誠市 梁川
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Abstract

【課題】 図柄の停止表示時における組み合わせを確実に把握することが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】 MPU411は、リーチの態様を決定すると、各特別図柄に対応するキャラクタがディスプレイ21の上方から下方へ落下する画像を表示する。尚、MPU411は、これらキャラクタの各々がディスプレイ21から消えた時点から対応する特別図柄が停止表示されるまでの所要時間を各キャラクタに時間表示すると共に、リーチの態様に応じて、落下してくるキャラクタの組み合わせを変化させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像を表示する表示装置に、遊技に連動して図柄を変動表示させたのち、予め設定された時間が経過すると図柄を停止表示させる図柄表示手段を備えた遊技機と、これに関わる技術とに関する。
従来より、様々な形態の遊技機が開発されている。そして、近年では、液晶ディスプレイなどの表示装置を備え、この表示装置に、遊技に連動して図柄を変動表示する形態のものが主流となっている。
ここで、この種の遊技機は、一般的に、遊技盤上の始動入賞口に遊技球が投入されると、同一の表示装置に並列表示した複数の図柄を変動表示させ、一定時間が経過すると、図柄を順に停止表示していき、同一の図柄が揃ったか否かで大当たりやはずれを遊技者に示すようにされている。
又、リーチの発生時には、図柄の変動時間を長く設定して、同一の図柄が揃うか否かを長時間に亘って演出し、同一の図柄が揃うことを遊技者に大きく期待させるようにされている。
ここで、上述したように、このような遊技機は一般的であり、公知・公用の技術に該当するため、ここでは特に先行技術文献を開示しない。
しかしながら、上述した従来の遊技機では、リーチの発生時における図柄の変動時間が長いため、図柄がいつ停止表示されるのかを遊技者が予測することは困難であった。このため、遊技者が瞬きや余所見をしている間に図柄が停止表示されてしまい、遊技者が停止表示時の図柄を見逃してしまうことがあった。つまり、従来の遊技機では、リーチを長時間に亘って演出することに起因して、遊技の興趣が損なわれることがあったのである。
そこで、本発明は、停止表示時の図柄を確実に把握することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1記載の発明は、画像を表示する表示装置に、遊技に連動して図柄を変動表示させたのち、予め設定された時間が経過すると図柄を停止表示させる図柄表示手段を備えた遊技機であって、図柄の変動表示中に、該図柄が停止表示される停止タイミングと同一もしくは関連性のある停止タイミング情報を表示装置に表示する停止タイミング表示手段を備えることを特徴とする。
このように構成された遊技機では、図柄表示手段が、遊技に連動して図柄を変動表示させたのち、予め設定された時間が経過すると図柄を停止表示させ、停止タイミング表示手段が、図柄の変動表示中に、該図柄が停止表示される停止タイミングと同一もしくは関連性のある停止タイミング情報を表示装置に表示する。
即ち、本発明の遊技機によれば、遊技者は、図柄の変動表示中に表示される停止タイミング情報に基づいて、図柄が停止表示される停止タイミングを把握することができるため
、その停止タイミングにて図柄を確認しさえすれば、停止表示時の図柄を確実に把握できる。
尚、図柄表示手段が複数の図柄を変動表示する場合には、停止タイミング表示手段は、例えば、請求項2記載のように、全ての図柄が停止表示されるまでの所要時間を停止タイミング情報としても良いし、又、請求項3記載のように、各図柄が停止表示されるまでの所要時間をそれぞれ停止タイミング情報としても良い。
これにより、遊技者は、全ての図柄が停止表示されるまでの所要時間や、各図柄がそれぞれ停止表示されるまでの所要時間を把握することができる。
そして、この場合、遊技機は、請求項4記載のように、図柄表示手段がリーチを発生する際に、停止タイミング表示手段を作動させる第1の作動手段を備えると良い。
即ち、リーチが発生する際に停止タイミング情報が表示される旨を予め遊技者に知らせておけば、停止タイミング情報を表示する度に遊技者に期待感を与えることができる。
ここで、上記したいずれの遊技機においても、停止タイミング表示手段は、請求項5記載のように、停止タイミング情報を表示装置に表示される他の表示に遮られないように表示することが望ましい。
この場合、例えば、停止タイミング情報を他の表示よりも手前に表示したり、又、他の表示を透過するように停止タイミング情報を表示すれば良い。
又、上記した遊技機はいずれも、請求項6記載のように、図柄の変動表示中に、停止表示時の図柄を示唆する停止図柄情報を表示装置に表示する停止図柄予告表示手段を備えると良い。
これにより、遊技者は、たとえ、図柄が停止表示されるのを見逃してしまっても、停止図柄情報さえ確認しておけば、停止表示時の図柄を把握することができる。
尚、この場合、遊技機は、請求項7記載のように、図柄表示手段がリーチを発生する際に、停止図柄予告表示手段を作動させる第2の作動手段を備えると良い。
即ち、請求項4記載の遊技機と同様、リーチが発生する際に、停止図柄情報が表示される旨を予め遊技者に知らせておけば、停止図柄情報を表示する度に遊技者に期待感を与えることができる。
ところで、請求項8記載の発明は、コンピュータを請求項1乃至請求項7いずれか記載の遊技機における各手段のうちの少なくとも1つとして機能させるプログラムである。
即ち、このプログラムを実行するコンピュータは、請求項1乃至請求項7いずれか記載の遊技機の一部として機能する。つまり、遊技機は、このプログラムを実行するコンピュータを構成の一部とすることで、請求項1乃至請求項7いずれか記載の遊技機と同様の効果を得ることができる。
又、請求項9記載の発明は、コンピュータを請求項1乃至請求項7いずれか記載の遊技機として機能させるプログラムである。
即ち、このプログラムを実行するコンピュータは、請求項1乃至請求項7いずれか記載の遊技機として機能するため、請求項1乃至請求項7いずれか記載の遊技機と同様の効果を得ることができる。
尚、これらプログラムは、例えば、フレキシブルディスク(FD)や光ディスク(MO)、DVD、CD−ROM、ハードディスク、メモリカードなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、これら記録媒体からコンピュータにロードされて用いられ
ても良い。又、この他、コンピュータに組み込まれるROMやバックアップRAMに記録され、これらROMやバックアップRAMからコンピュータにロードされて用いられても良いし、ネットワークを介してコンピュータにロードされて用いられても良い。
遊技機1における制御系統の一部を示すブロック図である。 MPU411が行う大当たり抽選処理の流れを示すフローチャートである。 MPU411が行う結果表示処理の流れを示すフローチャートである。 リーチが発生した際に、MPU411がディスプレイ21に表示するキャラクタの概要を示す説明図である。 ダブルリーチの概要を示す説明図である。 シングルリーチの概要を示す説明図である。 所要時間の表示方法の変形例を示す説明図である。 全ての特別図柄が停止表示されるまでの所要時間を表示する一例を示す説明図である。 本発明に係る遊技機1の正面図である。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
まず、図9は、本発明に係る遊技機1の正面図である。尚、遊技機1は、本発明に係る部分を除いて、周知の第1種パチンコ遊技機(例えば、特開2001−300065号公報を参照。)と同様に構成されている。従って、ここでは、本発明に係る部分についてのみ詳述し、周知のものと共通する部分については略述する。
図9に示すように、遊技機1は、当該遊技機1の筐体である外枠7と、開閉自在に外枠7に取り付けられた内枠9とを備えている。
そして、内枠9には、遊技者に遊技を提供する遊技盤11と、遊技盤11上に遊技球を発射するためのハンドル15と、遊技盤11における遊技の結果として当該遊技機1から賞品として払い出される遊技球(賞品球)を貯留する上受け皿17と、上受け皿17が遊技球を貯留しきれなくなるなどして、上受け皿17から排出される遊技球を受ける下受け皿19とが設けられている。
ここで、遊技盤11には、CRT(Cathode-Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)からなり、数字や模様を要素とした3つの特別図柄(図5の3)を参照)などの
画像を表示するディスプレイ21と、特別図柄の変動表示が保留されていることを遊技者に示す4つの特別図柄保留ランプ23と、特別図柄の変動表示を開始させるために、遊技者が遊技球を投入する始動入賞装置25と、大当たり遊技時に開放され、大量の賞品球を獲得可能な可動入賞装置27とが設けられている。尚、4つの特別図柄保留ランプ23は、特別図柄の変動表示の保留数(本実施形態では、最大4つまで)と同じ数だけ点灯される。又、始動入賞装置25は、所謂、チューリップ式からなり、図中左右方向に開閉動作する1対の可動片251を備えている。そして、可動入賞装置27は、図中手前方向に傾倒動作して当該可動入賞装置27の入賞口を開放する開閉板271を備えている。
又、遊技盤11には、7セグメントLEDを備えた数字表示器からなり、1桁の数字からなる普通図柄(本実施形態では、0〜9の数字)を変動表示する普通図柄表示部29と、普通図柄の変動表示が保留されていることを遊技者に示す4つの普通図柄保留ランプ31と、遊技球の通過を検出する1対の始動ゲート33とが設けられている。尚、4つの普通図柄保留ランプ31は、特別図柄保留ランプ23と同じように、普通図柄の変動表示の保留数(本実施形態では、最大4つまで)と同じ数だけ点灯される。又、普通図柄表示部29は、遊技球が始動ゲート33を通過すると、普通図柄(本実施形態では、0〜9の数
字)の変動表示を開始する。ここで、遊技機1は、上述した始動入賞装置25の可動片251を通常閉じている。そして、普通図柄表示部29に表示される普通図柄が予め指定された普通図柄(本実施形態では「7」)で停止表示されたときに可動片251を開く一方、始動入賞装置25に遊技球が投入されたり、予め設定された時間が経過すると再び閉じるようにされている。
ところで、遊技機1は、遊技によって同一の特別図柄が揃い、大当たりが発生すると、入賞期間(所謂ラウンド)と非入賞期間(所謂インターバル)とが予め設定された回数だけ交互に繰り返されてなる大当たり遊技を実行する。そして、遊技機1は、ラウンドが到来する度に可動入賞装置27の開閉板271を傾動して入賞口を開放する一方、インターバルが到来する度に開閉板271を直立させて入賞口を閉鎖する。
又、遊技機1は、大当たり遊技時に可動入賞装置27へ遊技球が投入されると、所定数(例えば、13個)の賞品球を遊技者に払い出す一方、通常の遊技時や大当たり遊技時に始動入賞装置25へ遊技球が投入された場合においても、所定数(例えば、7個)の遊技球を遊技者に払い出すようにされている。
ここで、図1は、遊技機1における制御系統の一部を示すブロック図である。
図1に示すように、遊技機1には、本発明に係り、遊技に連動して大当たりやはずれを引き当てる大当たり抽選を行うと共に、特別図柄や大当たり遊技の演出などの画像をディスプレイ21に表示する抽選処理部41と、抽選処理部41からの指令に従って、BGMや効果音を音声出力する音声出力部45とが具備されている。
尚、遊技機1において、上述の始動入賞装置25には、遊技球の投入を検出するための検出センサ252が設置されており、この検出センサ252は、遊技球の投入を検出した際に、その検出信号を抽選処理部41に出力する。又、始動入賞装置25や可動入賞装置27にはそれぞれ、可動片251を開閉したり、開閉板271を傾動させるためのソレノイド253,273が設置されており、これらソレノイド253,273は、抽選処理部41から供給される駆動信号によって駆動し、可動片251を開閉したり、開閉板271を傾動させる。
又、音声出力部45には、抽選処理部41から送信される音声出力指令に対応付けられた様々なBGMや効果音が予め記憶されており、音声出力部45は、抽選処理部41から音声出力指令を受けると、これに対応したBGMや効果音を音声出力する。
以下、抽選処理部41について詳述する(引き続き図1を参照)。
まず、抽選処理部41は、マイクロプロセッシングユニット(以下、「MPU」という。)411やRAM412、ROM413を備え、MPU411が、RAM412やROM413に格納されたデータやプログラムに従って大当たり抽選を実行する。
又、抽選処理部41は、互いに独立した2基のリングカウンタ414,415,416を備え、これらリングカウンタ414,415,416が、予め順序付けられたN通り(但し、Nは整数)のカウント値を順序通りに繰り返し発生する。そして、MPU411は、これらリングカウンタ414,415,416のカウント値を用いて、大当たり抽選を行う。尚、本実施形態において、これらリングカウンタ414,415,416はそれぞれ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable
Logic Device)からなり、リングカウンタ414は、例えば、0〜255のカウント
値を昇順に発生する256進リングカウンタとして構成されている。又、リングカウンタ415は、例えば、0〜14のカウント値を昇順に発生する15進リングカウンタとして構成され、リングカウンタ416は、例えば、0〜127のカウント値を昇順に発生する
128進リングカウンタとして構成されている。
ここで、RAM412の記憶領域内には、検出センサ252からの検出信号の受信回数を示す受信回数値を格納する受信回数格納領域が確保されている。そして、MPU411は、検出センサ252から検出信号を受信する度に、受信回数格納領域内の受信回数値を1つアップカウントする。但し、MPU411は、受信回数値をアップカウントをする毎に、消灯している特別図柄保留ランプ23のうちの1つを点灯する。又、受信回数格納領域内の受信回数値には、予め上限値(本実施形態では上限値=4)が設定されており、受信回数値が上限値に達している場合には、MPU411は、検出信号を受信しても、それ以上のアップカウントを行わないように設定されている。
更に、RAM412の記憶領域内には、MPU411がリングカウンタ414,415,416からそれぞれ取得した3つのカウント値を最大4組格納するカウント値格納領域や、遊技の状態が通常時よりも大当たりの発生率が高い確変状態であることを示す確変フラグFを格納するフラグ格納領域も確保されている。尚、抽選処理部41は、遊技機1の起動時に、RAM412を初期化して、受信回数格納領域やカウント値格納領域、フラグ格納領域内をクリアする。又、MPU411は、カウント値格納領域に格納した順序にて、カウント値格納領域に格納された1乃至4組のカウント値を読み出すように設定されている。
又、ROM413には、MPU411が実行する大当たり抽選の処理(以下、「大当たり抽選処理」という。)などのプログラムや画像データの他、リングカウンタ414,415,416が発生するカウント値の各々と大当たり抽選の結果とを対応付けた4つの参照テーブル420,421,422,423が記憶されている。
ここで、参照テーブル420,421では、リングカウンタ414のカウント値の各々に対して、「通常当たり」や「確変当たり」、「はずれ」がそれぞれ対応付けられている。但し、参照テーブル421では、「通常当たり」や「確変当たり」が発生する確率が参照テーブル420よりも高く設定されている。
又、参照テーブル422では、リングカウンタ415のカウント値の各々に対して、リーチを演出するか否かがそれぞれ対応付けられている。
そして、参照テーブル423では、リングカウンタ416のカウント値の各々に対して、様々なリーチの態様が対応付けられている。
以下、MPU411が行う大当たり抽選処理の流れについて説明する。
まず、図2は、MPU411が行う大当たり抽選処理の流れを示すフローチャートである。尚、MPU411は、この大当たり抽選処理をほぼ一定の周期にて繰り返し実行するようにされている。
図2に示すように、本処理が起動されると、MPU411は、RAM412の受信回数格納領域内の受信回数値を参照し、受信回数値が0であるか否かを確認する(S10)。ここで、受信回数値が0である場合には、本処理を直ちに終了する。一方、受信回数値が0でない場合には、RAM412のカウント値格納領域から1組のカウント値を取得し(S20)、受信回数格納領域内の受信回数値を1つダウンカウントすると共に、点灯している特別図柄保留ランプ23のうちの1つを消灯する(S30)。
そして、RAM412のフラグ格納領域内における確変フラグFが0であるか否かを確認し(S40)、確変フラグFが0(つまり、遊技が通常の状態)である場合には、参照テーブル420を参照して(S50)、リングカウンタ414から取得したカウント値が
「はずれ」に該当するか否かを確認する(S70)。一方、S40において、確変フラグFが1(つまり、遊技が確変状態)である場合には、「通常当たり」や「確変当たり」の発生率を参照テーブル420よりも高く設定された参照テーブル421を参照したのち(S60)、本処理をS70に移行する。
ここで、S70において、リングカウンタ414から取得したカウント値が「はずれ」に該当する場合には、特別図柄の変動表示を開始して(S200)、後述する結果表示処理に移行したのち(S210)、本処理を終了する。尚、抽選処理部41は、特別図柄を変動表示する際、ディスプレイ21の縦方向に特別図柄をスクロール表示する。
一方、S70において、リングカウンタ414から取得したカウント値が「確変当たり」や「通常当たり」に該当する場合には、特別図柄の変動表示を開始したのち(S80)、後述する結果表示処理に移行する(S90)。そして、大当たり抽選処理とは別に設けられた大当たり遊技の処理を行う遊技処理を起動し(S100)、この遊技処理が終了するまで本処理を待機させる(S110)。尚、この遊技処理では、MPU411は、ディスプレイ21に大当たり遊技の演出を表示したり、大当たり遊技のラウンドが到来する度に、ソレノイド273に駆動信号を出力し、可動入賞装置27の開閉板271を開放する。更に、音声出力部45に対して、大当たり遊技用のBGMを音声出力させる。
遊技処理が終了すると、MPU411は、確変フラグFを大当たりの種類に応じて設定(つまり、「通常当たり」であれば、確変フラグFを0に設定し、「確変当たり」であれば、確変フラグFを1に設定)したのち(S120)、本処理を終了する。
次に、図3は、結果表示処理の流れを示すフローチャートである。
図3に示すように、本処理が起動されると、MPU411は、参照テーブル422を参照し(S300)、リングカウンタ415から取得したカウンタ値がリーチを演出する方に該当しているか否かを確認する(S310)。
ここで、リーチを演出しない方に該当する場合には、直ちに大当たり抽選の結果を表示したのち(S340)、本処理を終了する。尚、ここで、MPU411は、「通常当たり」の場合には、「通常図柄」が揃った状態で特別図柄を停止表示し、「確変当たり」の場合には、「確変図柄」が揃った状態で特別図柄を停止表示する。又、「はずれ」の場合には、不揃いな状態で特別図柄を停止表示する。
一方、S310において、リーチを演出する方に該当する場合には、参照テーブル423を参照し(S320)、リングカウンタ416から取得したカウント値に対応するリーチの態様(ここでは、ダブルリーチやシングルリーチ、特別図柄を停止表示するまでの所要時間)を決定する。そして、このリーチの態様を伴って大当たり抽選の結果を表示したのち(S330)、本処理を終了する。
ここで、S330においてMPU411が行う処理について詳述する。
図4,5,6に示すように、MPU411は、リーチの態様を決定すると、各特別図柄
に対応するキャラクタがディスプレイ21の上方から下方へ落下する画像を表示する。尚、MPU411は、これらキャラクタの各々がディスプレイ21から消えた時点から対応する特別図柄が停止表示されるまでの所要時間を、各キャラクタに付帯させた状態でディスプレイ21に表示した他の表示よりも手前側に数値で表示すると共に、リーチの態様に応じて、落下してくるキャラクタの組み合わせを変化させている。尚、落下してくるキャラクタには、序数が割り当てられており、本実施形態では、対角線上に同一の特別図柄を揃える形態のダブルリーチを演出する際には、2つの同一のキャラクタに対して、これらキャラクタに隣り合う序数のキャラクタを落下させる(図5参照)。一方、横一直線に同
一の特別図柄を揃えるシングルリーチを演出する際には、2つの同一のキャラクタに対して、これらキャラクタと隣り合っていない序数のキャラクタを落下させる(図6参照)。
ところで、図4〜図6に示すように、抽選処理部41は、ディスプレイ21の右下に、水色、黄緑色、紫色、青色、緑色の色パターンを有したA〜Fのアルファベットを2つ表示し、アルファベット及び色パターンの組み合わせによって、大当たりの種類を示すようにされている(尚、詳細ついては、本出願人が出願した特願2003−051240を参照のこと)。
以上のように構成された遊技機1では、リーチを発生させる際、特別図柄の変動表示中に、各特別図柄が停止表示されるまでの所要時間を表示したキャラクタをリーチの態様に対応付けられた組み合わせでディスプレイ21上を落下させる。そして、これらキャラクタがディスプレイ21から消えた時点からキャラクタに表示されていた所要時間が経過すると、対応する特別図柄をそれぞれ停止表示すると共に、キャラクタの組み合わせに対応するリーチの演出を表示する。
即ち、本実施形態の遊技機1によれば、遊技者は、特別図柄の変動表示中に、ディスプレイ21に表示される所要時間によって、特別図柄が停止表示される停止タイミングを把握できるため、その停止タイミングにて特別図柄を確認さえすれば、停止表示時の特別図柄を確実に把握することができる。
更に、キャラクタの組み合わせによってリーチの態様を把握できるため、遊技者は、たとえ、特別図柄が停止表示されるのを見逃してしまっても、キャラクタがどのような組み合わせで落下してきたのかを確認さえしておけば、発生するリーチの態様を把握することができる。
又、リーチを発生する場合にのみキャラクタや所要時間を表示するため、これらを表示する度に遊技者に期待感を与えることができる。
尚、本実施形態において、抽選処理部41のMPU411が行う大当たり抽選処理のS80やS90、S200、S210が本発明の図柄表示手段に相当し、又、抽選処理部41のMPU411が行う結果表示処理のS330が、本発明の停止タイミング表示手段と、停止図柄予告表示手段、第1の作動手段、第2の作動手段に相当する。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、大当たりやはずれの抽選結果を示す特別図柄を停止表示するまでの所要時間をディスプレイ21に表示したが、普通電動役物である始動入賞装置25を開放するか否かを決定する普通図柄を停止表示するまでの所要時間をディスプレイ21に表示しても良い。
この場合、遊技者は始動入賞装置25の開放タイミングを把握することができるため、開放タイミングに合わせて止め打ちを行うことにより、効率良く遊技球を始動入賞装置25へ投入できる。尚、普通図柄を停止表示するまでの所要時間を表示するか否かは、特別図柄の組み合わせによって決定しても良いし、乱数を用いて抽選によって決定しても良い。
又、上記実施形態では、特別図柄が停止表示されるまでの所要時間を数値で表示したが、これに代えて、例えば、図7に示すように、斑点Aの数に対応させて表示しても良い。
このように間接的なシンボルを用いて特別図柄が停止表示されるまでの所要時間を表示すると、遊技者は停止するまでの時間がはっきりとは判断できなくなるが、数値による直接的な表示方法に比べ、色々な表示方法があるため、遊技の興趣を向上できる。
又、上記実施形態では、特別図柄の各々が停止表示されるまでの所要時間を表示していたが、全ての特別図柄が停止表示されるまでの時間をディスプレイ21に表示しても良い(図8参照)。
このように最終的に停止表示されるまでの所要時間だけを表示すれば、遊技者は特別図柄毎に所要時間を注意する必要がなく、最終的に停止表示される所要時間のみを注意すれば良いため、その分だけ気楽に遊技に興じることができる。
又、上記実施形態では、特別図柄が停止表示されるまでの所要時間を表示していたが、特別図柄を所要時間どおりに停止表示しない場合を抽選処理部41に設定しても良い。そして、この場合が発生したときに高確率で大当たりが発生するように抽選処理部41を設定しておけば、遊技者は表示された時間どおりに特別図柄が停止表示されないことを期待させることができる。即ち、大当たり抽選の興趣を向上させることができる。
又、上記実施形態では、所要時間をディスプレイ21に表示された他の表示よりも手前側に表示していたが、他の表示を透過するように所要時間を表示しても良い。
又、上記実施形態では、抽選処理部41のリングカウンタ414,415がASICやPLDといったハードウェアで構成されていたが、MPU411がこれらリングカウンタ414,415が行っていたカウントを行うようにプログラムされていても良い。
又、上記実施形態では、本発明を遊技機に適用したが、コンピュータを遊技機1と同様に機能させるプログラムに適用されていても良い。
尚、これらプログラムは、例えば、フレキシブルディスク(FD)や光ディスク(MO)、DVD、CD−ROM、ハードディスク、メモリカードなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、これら記録媒体からコンピュータにロードされて用いられても良い。又、この他、コンピュータに組み込まれるROMやバックアップRAMに記録され、これらROMやバックアップRAMからコンピュータにロードされて用いられても良いし、ネットワークを介してコンピュータにロードされて用いられても良い。
又、上記実施形態では、大当たり抽選処理を定期的に行うようにされていたが、遊技球が投入された際に起動する割り込み処理の1つとして、遊技機の制御を司るプログラムに組み込んでも良い。
又、上記実施形態では、抽選処理部41は、リーチを発生するときにのみ、各特別図柄を停止表示するまでの所要時間を付帯させたキャラクタがディスプレイ21の上方から下方へ落下する画像を表示していたが、リーチの発生に関わらず全ての場合にこの画像を表示しても良いし、特定の場合にのみ表示しても良い(例えば、特定の組み合わせで特別図柄を停止表示する場合や、遊技が確変状態や時間短縮状態などのような特別な状態でない場合)。
又、上記実施形態では、リングカウンタ414から取得したカウント値がどの値であっても、特別図柄をディスプレイ21の縦方向にスクロール表示するように抽選処理部41を設定していたが、特定のカウント値(例えば、特定の大当たりに対応するカウント値)に対しては、特別図柄をディスプレイ21の横方向にスクロール表示するように抽選処理部41を設定しても良い。
尚、これに伴って、落下するキャラクタの落下方向も変化させる(例えば、斜め方向)ことで、特定の大当たりが発生する旨を遊技者に予告することができる。
1…遊技機、7…外枠、9…内枠、11…遊技盤、15…ハンドル、17…上受け皿、19…下受け皿、21…ディスプレイ、23…特別図柄保留ランプ、25…始動入賞装置、27…可動入賞装置、29…普通図柄表示部、31…普通図柄保留ランプ、33…始動ゲート、41…抽選処理部、45…音声出力部、251…可動片、252…検出センサ、253,273…ソレノイド、271…開閉板、414,415,416…リングカウンタ、420,421,422,423…参照テーブル。
上記目的を達成するためになされた請求項1記載の発明は、画像を表示する表示装置に、遊技に連動して図柄を変動表示させたのち、予め設定された時間が経過すると図柄を停止表示させる図柄表示手段を備えた遊技機であって、遊技が時間短縮状態でない場合のみ、図柄の変動表示中に、該図柄が停止表示される停止タイミングと同一もしくは関連性のある停止タイミング情報を表示装置に表示する停止タイミング表示手段を備えることを特徴とする。
このように構成された遊技機では、図柄表示手段が、遊技に連動して図柄を変動表示させたのち、予め設定された時間が経過すると図柄を停止表示させ、停止タイミング表示手段が、遊技が時間短縮状態でない場合のみ、図柄の変動表示中に、該図柄が停止表示される停止タイミングと同一もしくは関連性のある停止タイミング情報を表示装置に表示する。
又、上記実施形態では、抽選処理部41は、リーチを発生するときにのみ、各特別図柄を停止表示するまでの所要時間を付帯させたキャラクタがディスプレイ21の上方から下方へ落下する画像を表示していたが、リーチの発生に関わらず全ての場合にこの画像を表示しても良いし、特定の場合にのみ表示しても良い(例えば、特定の組み合わせで特別図柄を停止表示する場合や、遊技が時間短縮状態などのような特別な状態でない場合)。

Claims (9)

  1. 画像を表示する表示装置に、遊技に連動して図柄を変動表示させたのち、予め設定された時間が経過すると前記図柄を停止表示させる図柄表示手段を備えた遊技機であって、
    図柄の変動表示中に、該図柄が停止表示される停止タイミングと同一もしくは関連性のある停止タイミング情報を前記表示装置に表示する停止タイミング表示手段を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記図柄表示手段は、複数の図柄を変動表示し、
    前記停止タイミング表示手段は、全ての図柄が停止表示されるまでの所要時間を前記停止タイミング情報とすることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記図柄表示手段は、複数の図柄を変動表示し、
    前記停止タイミング表示手段は、各図柄が停止表示されるまでの所要時間をそれぞれ前記停止タイミング情報とすることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  4. 前記図柄表示手段がリーチを発生する際に、前記停止タイミング表示手段を作動させる第1の作動手段を備えることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の遊技機。
  5. 前記停止タイミング表示手段は、前記停止タイミング情報を前記表示装置に表示される他の表示に遮られないように表示することを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれか記載の遊技機。
  6. 図柄の変動表示中に、停止表示時の図柄を示唆する停止図柄情報を前記表示装置に表示する停止図柄予告表示手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5いずれか記載の遊技機。
  7. 前記図柄表示手段がリーチを発生する際に、前記停止図柄予告表示手段を作動させる第2の作動手段を備えることを特徴とする請求項6記載の遊技機。
  8. コンピュータを請求項1乃至請求項7いずれか記載の遊技機における各手段のうちの少なくとも1つとして機能させるプログラム。
  9. コンピュータを請求項1乃至請求項7いずれか記載の遊技機として機能させるプログラム。
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