JP2014030476A - かみそり器ならびにかみそり器のヘッドハウジング - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザのニーズに合わせて交換コストを安価にすることの可能なかみそり器ならびにかみそり器のヘッドハウジングを得る。
【解決手段】電気かみそり(かみそり器)1は、かみそり器本体5と、そのかみそり器本体5に着脱自在に装着されるヘッドハウジング32と、を備えており、ヘッドハウジング32に回転体ユニット14を設ける。
【選択図】図4
【解決手段】電気かみそり(かみそり器)1は、かみそり器本体5と、そのかみそり器本体5に着脱自在に装着されるヘッドハウジング32と、を備えており、ヘッドハウジング32に回転体ユニット14を設ける。
【選択図】図4
Description
本発明は、かみそり器ならびにかみそり器のヘッドハウジングに関する。
従来より、刃部で体毛を剃る際に肌表面に接触する回転体ユニットを設けることで、刃部が肌面上に沿って移動する際の摩擦力を低減し、肌へのダメージを抑制できるようにしたかみそり器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、体毛処理時における肌への優しさと剃り易さとはトレードオフの関係にあり、回転体ユニットの取り付け高さがその性能を支配することとなる。すなわち、刃部(頂部)の高さと回転体ユニットにおける回転体(頂部)の高さの相対的な位置関係によって肌への優しさと剃り易さとが決定される。
ここで、上記従来のかみそり器にあっては、回転体ユニットがかみそり器の中心ボス部(かみそり器本体)に設けられていた。そのため、例えば肌保護重視タイプのものを購入したユーザが深剃り重視タイプのものに変更したい場合などに、ユーザはかみそり器本体そのものを買い換えなければならず、交換コストが高くなってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、ユーザのニーズに合わせて交換コストを安価にすることの可能なかみそり器ならびにかみそり器のヘッドハウジングを得ることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の特徴は、回転体ユニットを備えたかみそり器であって、前記かみそり器は、かみそり器本体と、前記かみそり器本体に着脱自在に装着されるヘッドハウジングと、を備えており、前記回転体ユニットを、前記ヘッドハウジングに設けたことを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、前記回転体ユニットを、前記ヘッドハウジングに対して着脱自在としたことを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、前記回転体ユニットは、回転体と、前記回転体の孔部に挿通される軸部と、を備えており、前記回転体は、前記軸部に対して着脱自在であることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、前記ヘッドハウジングに、前記回転体ユニットの取り付け高さを可変とする高さ調節機構を設けたことを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、かみそり器本体に着脱自在に装着されるかみそり器のヘッドハウジングであって、回転体ユニットを備えることを要旨とする。
本発明によれば、回転体ユニットをかみそり器のヘッドハウジングに設けるようにしている。そのため、例えば肌保護重視タイプのものを購入したユーザが深剃り重視タイプのものに変更したい場合などに、ユーザはかみそり器のヘッドハウジングのみを買い換えればよく、交換コストを安価にすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下では、本発明を電気かみそりに適用した場合を例示するが、本発明のかみそり器はこれに限定されず、例えば電動式ではないかみそり器やその他の除毛器を含むものとする。
[第1実施形態]
図1〜図6に示すように、本実施形態の電気かみそり1は、使用者が把持するグリップ部2と、そのグリップ部2の先端部に連結されるヘッド部3とによって大略構成されている。
図1〜図6に示すように、本実施形態の電気かみそり1は、使用者が把持するグリップ部2と、そのグリップ部2の先端部に連結されるヘッド部3とによって大略構成されている。
グリップ部2には、電気かみそり1を動作させる(電源をオン・オフさせる)押圧式のスイッチ21が設けられている。このスイッチ21は、本実施形態では押圧式を例示したが、スライド式やその他のオン・オフできるスイッチであればよい。
ヘッド部3は、グリップ部2に取付固定されるヘッド部本体31と、そのヘッド部本体31に着脱自在に装着されるヘッドハウジング32とを備えている。すなわち、本実施形態では、グリップ部2とヘッド部本体31とによってかみそり器本体5が構成されており、そのかみそり器本体5に対してヘッドハウジング32が着脱自在となっている。
ヘッドハウジング32は、平面視で略矩形枠状に形成されている。ヘッドハウジング32の内側には、使用者の肌表面から延びる体毛を処理する刃部4が設けられているとともに、刃部4を動作させる駆動部(図示せぬ)が内蔵されている。
刃部4は、図2に示すように、ヘッド部3の上方に露出して使用者の肌表面に接触する複数の外刃41と、それぞれの外刃41の内方(外刃41の下側)に配置される図示省略した内刃とによって構成されている。
外刃41は、ヘッドハウジング32に固定されており、外刃41の延在方向Y(本実施形態では左右方向)と直交する直交方向(本実施形態では前後方向)に複数(5枚)並設されている。具体的には、外刃41としてX方向手前側から奥側に向かって、第1のネット刃41A、第2のネット刃41B、スリット刃42、第3のネット刃41Cおよび第4のネット刃41Dが順に並設されている。
これらの第1〜第4のネット刃41A〜41Dは、電気かみそり1をY方向(側面方向)から見た時に、上方が凸となるように直交方向Xに沿って逆U字状に湾曲形成されている。また、これら第1〜第4のネット刃41A〜41Dは、電気かみそり1のX方向(正面方向)から見た時にも、中央部が若干上方に凸となるようにY方向に沿って湾曲形成されている(図3参照)。また、これら第1〜第4のネット刃41A〜41Dには、体毛を取り込むための多数の刃穴(図示省略)が形成されている。
スリット刃42は、先端が略平坦面となるように略逆U字状に折曲形成されており、このスリット刃42にあっても平坦な上壁から側壁に亘って体毛を取り込むための多数のスリット(図示省略)が形成されている。
このような電気かみそり1にあっては、外刃41の刃穴やスリットに入り込ませた体毛を、図示省略した駆動部によって内刃を外刃41に対してY方向に往復動させることにより、外刃41と内刃との共働で切断するようになっている。つまり、この切断によって体毛が剃られることになる。
なお、本実施形態では、刃部4の外刃41が第1〜第4のネット刃41A〜41Dおよびスリット刃42の5枚刃で構成された場合を例示したが、外刃41の枚数は5枚に限ることなく、少なくとも1枚以上の外刃41を備えていればよい。
また、本実施形態の電気かみそり1は、刃部4で体毛を剃る際に肌表面に接触して肌へのダメージを抑制する回転体ユニット14を備えている。
ここで、本実施形態では、その回転体ユニット14を電気かみそり(かみそり器)1のヘッドハウジング32に設けている。
具体的には、図2および図4に示すように、本実施形態では、刃部4のX方向(前後方向)両外方近傍のヘッドハウジング32にそれぞれ回転体ユニット14を配設している。すなわち、本実施形態では、第4のネット刃41DのX方向外側に設けられた一方側の回転体ユニット14と、第1のネット刃41AのX方向外側に設けられた他方側の回転体ユニット14とを備えている。
回転体ユニット14は、回転体としてのローラ10と、その回転体としてのローラ10の中心孔(孔部)10hに挿通される軸部11と、を備えている。
ローラ10は、刃部4で体毛を剃る際に肌表面に接触しつつ回転して、肌表面との摩擦を低減するものである。ローラ10は、容易に変形しない材料、例えば、硬質プラスチックやセラミックス等で形成されることが好ましい。
本実施形態では、刃部4のX方向外側にそれぞれ設けられた回転体ユニット14のローラ10は、刃部4を挟んで略対称に配置されている。そして、刃部4を挟んで対となったローラ10は、図2および図3に示すように、それぞれY方向に直列して複数設けられている。
複数個のローラ10は、図4に示すように、各ローラ10の中心孔(孔部)10hに挿通された軸部11によって軸支持されている。中心孔10hは、軸部11の外径よりも僅かに大径に形成されており、これにより、各ローラ10が軸部11に対して回転自在となっている。
また、ヘッドハウジング32のX方向両側で対向する両辺32a、32bには、回転体ユニット14を配置するのに十分な深さをもって凹設部32cが設けられている。そして、この凹設部32cに回転体ユニット14のローラ10が中空状態で取付固定されている。
なお、図4は、本発明の要部である回転体ユニット14(ローラ10および軸部11)を便宜上誇張して示したものであり、そのためローラ10や後述する支持部20の数を図3よりも少なく図示してあるが、実際は図3と同様であるものとする。
ところで、電気かみそり1で体毛を剃る際には、まず、ヘッド部3の刃部4を肌表面にあてがった後、深剃りするために刃部4を肌表面に押し付けることになる。すると、回転体ユニット14のローラ10が肌表面に接触し、この状態で電気かみそり1を移動させるとローラ10は肌表面に沿って回転しつつ刃部4によって体毛が切断される。このときのローラ10の回転により、刃部4(図1参照)を移動させる際の摩擦力が低減されて移動抵抗を小さくできることになる。
このとき、ローラ10を回転させるにあたって、軸部11が細ければ細い程、回転方向と逆向きに作用する転がり抵抗を小さくすることができ、ローラ10をより円滑に回転させることができる。しかしながら、軸部11を単に細くした場合には、刃部4の押し付け(押付力)に対する反力が部分的に作用して軸部11が撓んでしまう。
そこで、本実施形態では、図3および図4に示すように、ローラ10を支持する軸部11とヘッドハウジング32との間に、軸部11の撓みを抑制する支持部(撓み防止部)20を設けている。この支持部20は、本実施形態ではヘッドハウジング32から一体に突設されている。
このとき、図4に示すように、支持部20はその先端部が軸部11に直接接触して突き当たることにより、ローラ10が肌表面に接触する側(図中上方)とは反対側(図中下側)から軸部11を支持するようになっている。
支持部20は、軸部11の軸方向(Y方向)に複数設けられている。なお、図4では、個々のローラ10間に支持部20が配置されているが、支持部20は、軸部11の撓みを効果的に抑制できる間隔をもって配置されていれば足りる。したがって、実際には図3に示すように、適宜数のローラ10間にのみ支持部20を配置するのが好適である。この場合、軸部11の軸方向略中央部を境として左右対称に配置するのが望ましい。
また、図2〜図4に示すように、ローラ10を軸部11の少なくとも軸方向略中央部に配置するとともに、そのローラ10の軸方向両側にそれぞれ支持部20を配置するのが好適である。こうすれば、肌表面に当たる部分がローラ10となり、刃部4の滑りをより良好にすることができる。
回転体ユニット14は、本実施形態では、ヘッドハウジング32に対して着脱自在となっている。
具体的には、図5(a)、(b)に示すように、本実施形態では、ヘッドハウジング32のY方向両端部に回転体ユニット14の軸部11を係止する長穴35を設けるとともに、その長穴35のY方向内側にラッチ機構15を配設している。
長穴35は、回転体ユニット14の着脱時に軸部11の両端部が挿入、抜去される部分であり、ヘッドハウジング32の凹設部32cに連通している。
ラッチ機構15は、本実施形態では、回転軸15bを有したV字状のラッチ部材15aと、ヘッドハウジング32に突設された固定部18と、固定部18とラッチ部材15aの長片側の先端部とに一端側と他端側が係止された弾性部材16と、により構成されている。
ラッチ機構15は、図1〜図4では便宜状図示省略したが、ヘッドハウジング32の凹設部32cに配置されるようになっており、ラッチ部材15aの短辺側の先端部が、軸部11の抜けを規制する規制部15cとして機能するようになっている。
かかる構成の本実施形態では、図5(a)に示すように、回転体ユニット14の保持時には、例えばバネなどの弾性部材16の圧縮力によってラッチ部材15aの規制部15cが、軸部11の抜け方向に対向して配置されることとなる。これにより、軸部11が抜け方向に移動した際には、規制部15cによってその移動を規制することができ、回転体ユニット14の保持状態を維持することができる。
そして、図5(b)に示すように、回転体ユニット14の着脱時には、弾性部材16が伸長する方向にラッチ部材15aの長辺側を持ち上げることにより、V字状のラッチ部材15aが回動して規制部15cが軸部11の抜け方向の対向位置から外れることとなる。これにより、軸部11の両端部をヘッドハウジング32の長穴35に挿入、抜去することができる。
このように、本実施形態では、回転体ユニット14をヘッドハウジング32に対して着脱自在としたので、例えばヘッドハウジング32の一方側の回転体ユニット14を取り外して、図6に示すように、他の回転体ユニット14Aに取り付け交換することができる。
なお、回転体ユニット14Aは回転体ユニット14に対して、回転体としてのローラ10Aの大きさ(本実施形態ではローラ10Aの外径と長さ)を小型化したものである。このとき、軸部11における少なくとも両端部の外径の大きさを回転体ユニット14と回転体ユニット14Aとで統一化させておくことが好ましい。こうすれば、異なるローラ10、10Aの外径(高さ)を持つ回転体ユニット14、14Aへの交換が自在となる。
したがって、本実施形態によれば、外径(高さ)の異なる回転体ユニット14、14Aを適宜に交換することによって、肌保護重視かあるいは深剃り重視かユーザのニーズに合わせて電気かみそり1をカスタマイズすることができるようになる。
以上、説明してきたように、本実施形態の電気かみそり1によれば、回転体ユニット14を電気かみそり(かみそり器)1のヘッドハウジング32に設けるようにしている。そのため、例えば肌保護重視タイプのものを購入したユーザが深剃り重視タイプのものに変更したい場合などに、ユーザは電気かみそり1のヘッドハウジング32のみを買い換えればよく、交換コストを安価にすることができる。
さらに、本実施形態では、回転体ユニット14をヘッドハウジング32に対して着脱自在としている。そのため、回転体ユニット14、14Aを交換することによって、肌保護重視かあるいは深剃り重視か好みの剃り性に電気かみそり1をカスタマイズすることができるという利点がある。そして、ユーザのニーズに合わせて電気かみそり1をカスタマイズする際に、回転体ユニット14、14Aのみの交換で済むため、交換コストをさらに安価にすることができる。
また、本実施形態では、軸部11の撓みを抑制する支持部(撓み防止部)20を設けている。そのため、刃部4で体毛を剃る際にローラ10が肌表面に押し付けられた時に、ローラ10を介して軸部11に入力される反力を支持部20によって効率良く受け止めることができる。よって、ローラ10の回転抵抗を低減するために軸部11を細くした場合にも、軸部11の撓みを効率良く抑制することができる。
したがって、このように軸部11の撓みを規制することにより、ローラ10が逃げるのを抑えて刃部4が移動する際の摩擦低減効果を維持できる上、軸部11とローラ10の中心孔(孔部)10h端部との間に応力が集中してしまうのを抑制できる。よって、ローラ10は肌表面にしっかりと接触しつつ円滑に回転するようになり、刃部4によってスムーズに体毛を剃ることができる。
また、本実施形態によれば、支持部20は、ローラ10が肌表面に接触する側とは反対側から軸部11を支持するようにしたので、ヘッド部3を肌表面に押し付けた際の反力を支持部20でよりしっかりと受け止めることができる。これにより、軸部11の撓みの抑制効果をより高めて、刃部4の剃り性を損なうことなく頑健な構造とすることができる。
さらに、本実施形態によれば、軸部11の少なくとも軸方向略中央部にローラ10を配置するとともに、そのローラ10の軸方向両側に支持部20を配置したので、肌表面に当たる部分がローラ10となり、刃部4の滑りをより良好にできる。
なお、本実施形態では、支持部20を軸部11に直接接触させるようにしたが、支持部20をローラ10に接触させて、ローラ10を介して軸部11を間接的に支持させるようにしてもよい。
[第2実施形態]
図7および図8は、本発明の第2実施形態を示した図であり、上記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
図7および図8は、本発明の第2実施形態を示した図であり、上記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
本実施形態の電気かみそり1が上記第1実施形態と主に異なる点は、回転体としてのローラ10自体の交換によって、肌保護重視かあるいは深剃り重視かユーザのニーズに合わせて電気かみそり1をカスタマイズすることができるようにした点にある。
すなわち、本実施形態にあっても、回転体ユニット14は、複数のローラ10と、そのローラ10の中心孔(孔部)10hに挿通される軸部11と、を備えており、各ローラ10が軸部11に対して回転自在となっている。そして、回転体ユニット14をヘッドハウジング32から取り外すことによって、ローラ10が軸部11に対して着脱自在となっている。
したがって、例えばヘッドハウジング32の一方側の回転体ユニット14の真ん中のローラ10を取り外して、図7(a)、(b)および図8に示すように、外径の異なる他のローラ10Bに取り付け交換することができる。このとき、ローラ10とローラ10Bの中心孔(孔部)10hの内径を統一化させておくことが好ましい。こうすれば、外径、長さ、材料、形状などが異なるローラ10、10Aの交換が自在となる。
以上の本実施形態にあっても、上記第1実施形態と同様の作用、効果を得ることができる。
また、本実施形態では、回転体ユニット14は、ローラ10と、そのローラ10の中心孔(孔部)10hに挿通される軸部11と、を備えており、ローラ10が軸部11に対して着脱自在となっている。そのため、ローラ10、10Bを交換することによって、肌保護重視かあるいは深剃り重視か自分好みの電気かみそり1をカスタマイズすることができるという利点がある。そして、ユーザのニーズに合わせて電気かみそり1をカスタマイズする際に、ローラ10、10Bのみの交換で済むため、交換コストをより一層安価にすることができる。
[第3実施形態]
図9および図10は、本発明の第3実施形態を示した図であり、上記第1および第2実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
図9および図10は、本発明の第3実施形態を示した図であり、上記第1および第2実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
本実施形態の電気かみそり1が上記第1および第2実施形態と主に異なる点は、ヘッドハウジング32に、回転体ユニット14の取り付け高さを可変とする高さ調節機構7を設けたことにある。
具体的には、図9に示すように、本実施形態では、回転体ユニット14の軸部11を係止する長穴35と連通させてヘッドハウジング32にねじ穴37を形成している。ねじ穴37は、ヘッドハウジング32の凹設部32cにY方向内側が連通しているとともに、一端側(下端側)が開口されており、その開口部から送りねじ26が螺合されている。そして、ねじ穴37の他端側(上端側)には、回転体ユニット14の軸部11を送りねじ26側に押さえつける与圧付与部材28が設けられており、その与圧付与部材28と送りねじ26とによって軸部11の両端部を挟持するようになっている。
かかる構成の本実施形態では、回転体ユニット14の軸部11を長穴35に挿入するとともに、例えばバネなどから成る与圧付与部材28を圧縮する方向に持ち上げて、軸部11の両端部を与圧付与部材28と送りねじ26との間にセットする。そして、送りねじ26を与圧付与部材28側へ送り込む。これにより、例えばヘッドハウジング32の一方側の回転体ユニット14の高さを調節して、図9(a)および図10(a)に示す低位置と、図9(b)および図10(b)に示す高位置とで回転体ユニット14を保持することができる。
以上の本実施形態にあっても、上記第1および第2実施形態と同様の作用、効果を得ることができる。
また、本実施形態では、ヘッドハウジング32に、回転体ユニット14の取り付け高さを可変とする高さ調節機構7を設けている。そのため、高さ調節機構7で回転体ユニット14(ローラ10)の高さを調節することにより、肌保護重視かあるいは深剃り重視か自分好みの電気かみそり1をカスタマイズすることができる。そして、ユーザのニーズに合わせて電気かみそり1をカスタマイズする際に、上記第1および第2実施形態のように交換部が不要となるため、交換コストを無くすことができるという利点がある。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、回転体ユニットをヘッドハウジングに対して着脱自在としたが、回転体ユニットをかみそり器本体に対して着脱自在に設けてもよい。
また、上記第2実施形態では、回転体ユニットをヘッドハウジングから取り外した状態で、ローラ(回転体)を軸部に対して着脱自在としたが、例えばローラを略C字状に設け、ヘッドハウジングに固定された軸部に対してそのローラを着脱自在とさせてもよい。
また、ヘッドハウジングや回転体ユニット、その他細部のスペック(形状、大きさ、レイアウト等)も適宜に変更可能である。
1 電気かみそり(かみそり器)
5 かみそり器本体
7 高さ調節機構
14、14A 回転体ユニット
32 ヘッドハウジング
10 ローラ(回転体)
10h 中心孔(孔部)
11 軸部
5 かみそり器本体
7 高さ調節機構
14、14A 回転体ユニット
32 ヘッドハウジング
10 ローラ(回転体)
10h 中心孔(孔部)
11 軸部
Claims (5)
- 回転体ユニットを備えたかみそり器であって、
前記かみそり器は、かみそり器本体と、前記かみそり器本体に着脱自在に装着されるヘッドハウジングと、を備えており、
前記回転体ユニットを、前記ヘッドハウジングに設けたことを特徴とするかみそり器。 - 前記回転体ユニットを、前記ヘッドハウジングに対して着脱自在としたことを特徴とする請求項1に記載のかみそり器。
- 前記回転体ユニットは、回転体と、前記回転体の孔部に挿通される軸部と、を備えており、
前記回転体は、前記軸部に対して着脱自在であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のかみそり器。 - 前記ヘッドハウジングに、前記回転体ユニットの取り付け高さを可変とする高さ調節機構を設けたことを特徴とする請求項1〜3のうち何れか1項に記載のかみそり器。
- かみそり器本体に着脱自在に装着されるかみそり器のヘッドハウジングであって、回転体ユニットを備えることを特徴とするかみそり器のヘッドハウジング。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012170784A JP2014030476A (ja) | 2012-08-01 | 2012-08-01 | かみそり器ならびにかみそり器のヘッドハウジング |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017536913A (ja) * | 2014-12-11 | 2017-12-14 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | スキントリートメントデバイス |
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2012
- 2012-08-01 JP JP2012170784A patent/JP2014030476A/ja active Pending
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US10932541B2 (en) | 2014-12-11 | 2021-03-02 | Koninklijke Philips N.V. | Skin treatment device |
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