JP2014029076A - アンカー部材及びアンカー部材の切断方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アンカー部材10において、前記第2の径部20は前記鋼線74を外周面に配置する拡径スペーサー34,80を備え、前記拡径スペーサー34は前記複数の鋼線74の前記第2の径部20を規定するアンカー部材10は、ケーソン立坑の構築において沈設される躯体106に反力を与えるアンカー部材10であって、前記躯体の沈設方向に延びる複数の鋼線を束ねて構成され、前記鋼線平成24年7月31日の長さ方向において、前記鋼線の束は、第1の径部と、該第1の径部より径が大きい第2の径部とを備える。アンカー部材において、前記第2の径部は前記鋼線を外周面に配置する拡径スペーサーを備え、前記拡径スペーサーは前記複数の鋼線の前記第2の径部を規定する。
【選択図】図1
Description
本態様によれば、第5の態様と同様の作用効果に加え、第4の態様と同様の作用効果を得ることができる。
本態様によれば、第5の態様と同様の作用効果に加え、前記規定部と前記漸減部とを別個の部材として構成することから、一体として形成するよりも製造コストを低減することができる。これにより、工費の低減を図ることができる。
本態様によれば、第10の態様と同様の作用効果を得ることができる。
本態様によれば、第1の態様と同様の作用効果を得ることができる。
本態様によれば、第12の態様と同様の作用効果に加え、第8または第9の態様と同様の作用効果を得ることができる。
図1を参照するに、第1の実施例に係るアンカー部材10が示されている。アンカー部材10は、地盤Gに削孔された孔11に配置されたストレート管のケーシング12内に孔11の深さ方向に沿って配置されている。アンカー部材10は、複数の鋼線14を束ねて構成されている。
次に、図7(A)、図7(B)及び図7(C)を参照して、第1の実施例に係るアンカー部材10の打設方法について説明する。第1の工程として、削孔機械64で地盤Gを削孔し、孔66を開孔させる。第2の工程として、孔66の地山が崩落することを防止するためケーシング12を孔66に残置した状態で、ケーシング12内にグラウト材68を充填させる。
図8ないし図12を参照して、本実施例に係るアンカー部材の切断方法について説明する。図8(A)を参照するに、アンカー部材の切断方法の第1の工程として、削孔機械64を使用して、アンカー部材10の周囲の固化したグラウト材68を切削除去する。
(1)本実施例において、ケーシング12はストレート管で構成したが、ケーシング12をアプセット管により構成しても良い。
(2)スペーサーバンド32は、第1の径部16において、標準径スペーサー24に対応する位置だけでなく、適宜間隔をおいて設ける構成としても良い。
(3)標準径スペーサー24に中空部28を設ける構成としたが、第1の径部16とケーシング12との間にはグラウト材68が流入・流出する空間が確保されていることから中空部28を設けない構成としても良い。
(4)中空部58は、本実施例において楕円状に形成されているが、楕円状に限定するものでなく、その他の形状例えば矩形、菱形等の形状に形成しても良い。
図13(A)を参照して、第2の実施例について説明する。図13(A)には第2の実施例に係る拡径スペーサー80が示されている。第1の実施例とは、漸減部が設けられている点で相違する。
拡径スペーサー80は、規定部82と漸減部84とを一体に構成する構成に代えて、図13(B)に示すように別個の部材として構成してもよい。このように構成することにより、各部材が単純化され、一体の部材として加工するよりも加工が容易となり、加工コストを低減することができる。
16 第1の径部、18 漸増径部、20 第2の径部、22 漸減径部、
24 標準径スペーサー、26,36,88,90 外周溝、
28,38,58,86,92 中空部、30,40,62 仮想円、
32,42 スペーサーバンド、34,80 拡径スペーサー、44 ロッド、
46 リングビット、48 リング部材、50 下面、52 切断ビット、
54 掘削ビット、56 排出溝、60 刃先円、64 削孔機械、68 グラウト材、
70 フレキシブルリングビット、72 センターリング、74 曲り部分、76 刃、
78 クレーン、79 砂、82 規定部、84 漸減部、104 ケーソン、106 躯体、
G 地盤
Claims (13)
- ケーソン立坑の構築において沈設される躯体に反力を与えるアンカー部材であって、
前記躯体の沈設方向に延びる複数の鋼線を束ねて構成され、
前記鋼線の長さ方向において、前記鋼線の束は、第1の径部と、該第1の径部より径が大きい第2の径部と、
を備える、
ことを特徴とするアンカー部材。 - 請求項1に記載のアンカー部材において、前記第2の径部は前記鋼線を外周面に配置する拡径スペーサーを備え、
前記拡径スペーサーは前記複数の鋼線の前記第2の径部を規定する、
ことを特徴とするアンカー部材。 - 請求項2に記載のアンカー部材において、前記拡径スペーサーは、円筒状に形成され、外周面に各鋼線の前記拡径スペーサーの周方向への変位を規制する外周溝が設けられている、
ことを特徴とするアンカー部材。 - 請求項2または3に記載のアンカー部材において、前記拡径スペーサーは単一部材として構成されている、
ことを特徴とするアンカー部材。 - 請求項2または3に記載のアンカー部材において、前記拡径スペーサーは、前記長さ方向に沿って前記第2の径部を規定する規定部と、前記第2の径部から前記第1の径部へと前記鋼線の束を変位させる漸減部と、
を備える、
ことを特徴とするアンカー部材。 - 請求項5に記載のアンカー部材において、前記拡径スペーサーは、前記規定部と前記漸減部とが一体の部材として形成されている、
ことを特徴とするアンカー部材。 - 請求項5に記載のアンカー部材において、前記拡径スペーサーは、前記規定部と前記漸減部とが別個の部材として形成されている、
ことを特徴とするアンカー部材。 - 円筒状に形成されたリング部材と、
前記リング部材の下面に配置されたビットと、
を備え、
前記リング部材が該リング部材の軸線周りに回動した際、前記ビットの刃先が作る刃先円の直径は、前記第1の径部における前記鋼線が外接する円の直径より大きく、前記第2の径部における前記複数の鋼線が内接する円の直径より小さい、
ことを特徴とするリングビット。 - 請求項8に記載のリングビットにおいて、前記リング部材の内周は楕円に形成されている、
ことを特徴とするリングビット。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載のアンカー部材を地盤に打設する方法であって、
前記地盤を掘削してケーシングを設置する工程と、
前記ケーシング内にグラウト材を注入する工程と、
前記ケーシング内に前記アンカー部材の第2の径部が所定の深さとなるように前記アンカー部材を設置する工程と、
前記アンカー部材を設置後に前記ケーシングを前記地盤から引き抜く工程と、
を備える、
ことを特徴とするアンカー部材の打設方法。 - 請求項10に記載のアンカー部材の打設方法において、前記ケーシングはストレート管である、
ことを特徴とするアンカー部材の打設方法。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載のアンカー部材を切断する方法であって、
地盤に打設されたアンカー部材において地表から前記第2の径部の手前まで前記アンカー部材の周囲の固化したグラウト材を除去する工程と、
前記アンカー部材の前記第2の径部において該アンカー部材を切断する工程と、
を備えるアンカー部材の切断方法。 - 請求項12に記載の前記アンカー部材を切断する方法において、
請求項8または9に記載のリングビットを用いて、前記アンカー部材を切断する、
ことを特徴とするアンカー部材の切断方法。
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