JP2014028409A - マグネットセパレータおよび加工液浄化装置 - Google Patents

マグネットセパレータおよび加工液浄化装置 Download PDF

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正彦 岩崎
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Abstract

【課題】液貯留室にスラッジが沈殿しないマグネットセパレータおよび加工液浄化装置を提供する。
【解決手段】セパレータ本体210により回転可能に支持され内部に磁石を備えた磁気ドラム211と、磁気ドラム211の外周に接触して連れ回りする絞りロール214と、磁気ドラム211の外周にその一端が接触する掻板215を備えている。流入した加工液を貯留する液貯留室212と、液貯留室212の上部から磁気ドラム211の下面外周に接する排出流路216を備えている。さらに、液貯留室212の下部に、回転駆動される回転翼213により加工液を撹拌する撹拌装置を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、加工部に供給する加工液中に含まれる磁性切屑を除去する、マグネットセパレータおよび加工液浄化装置に関するものである。
機械加工においては、冷却や潤滑を目的として加工液が使用される。この加工液には切屑や研削屑のような磁性粒子が加工時に混入する。この混入した磁性粒子は加工液の中でスラッジ(汚泥)となる。加工液は、使用後にそのスラッジを分離除去することで繰り返し使用される。
スラッジを分離除去するにはマグネットセパレータが用いられる。図6に示すように、マグネットセパレータ本体600は、磁気ドラム601の外周に加工液の排出流路602を備え、排出流路602を加工液が通過するときに磁性粒子を含むスラッジが磁気ドラム601に吸着される。
マグネットセパレータに流入する流速の速い加工液が、磁気ドラム601に直接当ると磁気ドラム601に吸着したスラッジが脱落するのでそれを避けるために、液貯留室603を備えている。また、排出流路602をできるだけ長くして吸着の効率を良くするために、排出流路入口604は液貯留室503の上部に設けられている。(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−276926号公報
マグネットセパレータの停止時や加工液の流量が少ないときに、液貯留室603に流入した加工液に含まれるスラッジは比重が大きいため液貯留室603の底部に沈殿する。スラッジが沈殿し積層固化すると、液貯留室603が浅くなり流速の速い加工液が磁気ドラム601に直接当り、スラッジの吸着効率が低下する。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、液貯留室にスラッジが沈殿しないマグネットセパレータおよび加工液浄化装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の特徴は、磁性粒子が含まれた加工液を収容する液貯留室と、
前記液貯留室から前記加工液が流出する排出流路と、
前記排出流路に外周が接して回転駆動されるマグネットドラムを備えたマグネットセパレータにおいて、
前記液貯留室内の前記加工液を撹拌する撹拌装置を備えることである。
請求項2に係る発明の特徴は、請求項1に係る発明において前記液貯留室の前記加工液の流入部に、遮蔽板を前記加工液の流入方向と前記遮蔽板の厚み方向が平行になるように配置することである。
請求項3に係る発明の特徴は、請求項1または請求項2に記載のマグネットセパレータを備えることである。
本実施形態の加工液浄化装置を備えた研削盤の全体構成を示す概略図である。 本実施形態のマグネットセパレータの外観を示す図である。 図2のA−A断面矢視図である。 図3のB−B断面矢視図である。 沈殿槽の詳細を示す図である。 従来のマグネットセパレータの断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、研削盤に用いた加工液浄化装置の例で図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、研削盤1は、ベッド11上に、回転する砥石車12と工作物Wを相対移動可能に保持しており、砥石車12を工作物Wに切込むことで加工する。加工部の冷却や潤滑を行うため、加工作用部位にはノズル13から加工液が供給される。
ベッド11の上面に落下した加工液は、加工液浄化装置2に回収され、研削屑や砥粒粉で構成されるスラッジを分離除去された後に管路3を経由して再びノズル13へ供給される。
図1に基づき加工液浄化装置2の詳細を説明する。ベッド11の上面に落下した加工液は、マグネットセパレータ21に流入して、磁性のあるスラッジが分離除去されチップボックス22に回収された後に、ダーティタンク23に流入する。ダーティタンク23内の加工液はポンプ24により汲み上げられ管路25を経由して沈殿槽26に流入する。加工液は比重差により非磁性スラッジが沈殿槽の底部に沈殿することでさらに浄化された後に、管路27を経由してクリーンタンク28に流入する。クリーンタンク28内の浄化された加工液は、ポンプ29により汲み上げられ管路3を経由して再びノズル13に供給される。
次に、マグネットセパレータ21の詳細構造を図2、図3、図4に基づき説明する。
図2に示すように、マグネットセパレータ21の上部には、セパレータ本体210により回転可能に支持され駆動モータ219により回転駆動され、内部に磁石を備えた磁気ドラム211が配置され、磁気ドラム211の外周に接触して連れ回りする絞りロール214と、磁気ドラム211の外周にその一端が接触する掻板215を備えている。また図3に示すように、流入した加工液を貯留する液貯留室212と、液貯留室212の上部の流入口から磁気ドラム211の下面外周に接してセパレータ本体210の下方に開口する排出流路216を備えている。液貯留室212の加工液の流入部に遮蔽板220を備え、遮蔽板220の厚み方向が加工液の流入方向と平行になるように配置されている。さらに、図4に示すように、液貯留室212の下部に、モータ218により回転駆動される軸217の軸端に回転翼213が連結された撹拌装置を備えている。
以上の構造を備えたマグネットセパレータ21に加工液が流入すると、流入部に配置された遮蔽板220に当り遮蔽板220の側面に流れ方向が変わることによりその流速が減速される。また、底部の回転翼213の回転により加工液が撹拌されるので、スラッジが底部に沈殿することがない。このため、スラッジを含んだ加工液は液貯留室212の上部から静かに排出流路216に流入する。排出流路216は磁気ドラム211の半径方向の厚みが薄いため、効率的に磁性スラッジが磁力により磁気ドラム211に吸着される。吸着された磁性スラッジは磁気ドラム211の回転に伴い上部の絞りロール214の位置に至り、絞りロール214により加工液が分離され、磁性スラッジのみが掻板215により掻き取られチップボックス22に回収される。一方、加工液はマグネットセパレータ21から下部のダーティタンク23へと流入する。
次に、沈殿槽26の詳細を図5に基づき説明する。
沈殿槽26は底部に傾斜面を備えた本体260の対向する壁面内部に櫛刃状の整流板262が互いに嵌りあうように配置されている。また、整流板262の厚さ方向の外壁の一方に加工液の流入口261を備え、他方の外壁に流出口263を備えている。さらに、底部には閉止弁264により開平可能なスラッジ排出口265を備えている。
以上の構造を備えた沈殿槽26の流入口261に加工液が流入すると、加工液は櫛刃状の整流板262の間を蛇行しながら流出口263に向かって流れる。この間に比重の大きな非磁性スラッジが沈殿して本体260の底部に集積され集積スラッジbとなる。底部は傾斜面であるため集積スラッジbは最下部に集まるので、閉止弁264を開放することで容易にスラッジ排出口265から集積スラッジbを取り出すことができる。
以上のように、本実施事例のマグネットセパレータ21を用いた加工液浄化装置においては、マグネットセパレータ21にスラッジが沈殿して積層することを防止でき、磁性スラッジの除去性能の低下を防止できる。
また、本実施事例の沈殿槽26を用いることで、容易にスラッジの取出しができる。
上記事例では回転翼213の回転により液貯留室212内の加工液を撹拌したが、流体を液貯留室212内に噴射することや、液貯留室212部に振動を与えることで撹拌してもよい。
210:セパレータ本体 211:磁気ドラム 212:液貯留室 213:回転翼 214:絞りロール 215:掻板 220:遮蔽板

Claims (3)

  1. 磁性粒子が含まれた加工液を収容する液貯留室と、
    前記液貯留室から前記加工液が流出する排出流路と、
    前記排出流路に外周が接して回転駆動されるマグネットドラムを備えたマグネットセパレータにおいて、
    前記液貯留室内の前記加工液を撹拌する撹拌装置を備えるマグネットセパレータ。
  2. 前記液貯留室の前記加工液の流入部に、遮蔽板を前記加工液の流入方向と前記遮蔽板の厚み方向が平行になるように配置する請求項1に記載のマグネットセパレータ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のマグネットセパレータを備える加工液浄化装置。
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