JP2014027499A - 半導体論理回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】動作中に論理の種類を変更することができ、消費電力が少なく、端子数および配線数が少ない回路を提供する。
【解決手段】論理回路は、第1、第2のゲート10,11がそれぞれ第1、第2の入力端子3,4に接続され、ドレイン12が出力端子5に接続され、ソース13がグランド端子7に接続されたインプレーンダブルゲートトランジスター1と、第1、第2のゲートのうち第2のゲート29とソース23とが一体構造で形成され、第1のゲート20,21が制御端子8,9に接続され、第2のゲート29およびソース23がインプレーンダブルゲートトランジスター1のドレイン12に接続され、ドレイン22がバイアス端子6に接続された自己バイアス型インプレーントランジスター2aとを備える。
【選択図】 図6

Description

本発明は、半導体論理回路素子において、外部からの信号によってNORからNANDへと論理の再構成を行う回路を利用することで、加算器などの集積回路を従来技術に比べて少ない素子数、端子数、配線数によって実現するものである。
半導体論理回路の基本要素は、NAND回路、NOR回路およびNOT回路(インバータ)等である。これらの回路の組み合わせによりLSIの設計が行われる。従来一般に用いられてきた論理回路は、CMOSの組み合わせによるものである。たとえば最も単純なNOT回路(インバータ)は、1個のCMOSによる構成、すなわちn−MOSトランジスターとp−MOSトランジスターの組み合わせで構成される。NOT回路の構成例を図16に示す。
NOT回路は、p−MOSトランジスター100と、n−MOSトランジスター101とによって構成される。このNOT回路は、p−MOSトランジスター100およびn−MOSトランジスター101のゲートを入力端子102とし、p−MOSトランジスター100およびn−MOSトランジスター101のドレインを出力端子103とすることにより、インバータ動作が可能である。
一方、CMOSの組み合わせで実現したNAND回路の構成例を図17に示す。このNAND回路は、p−MOSトランジスター200とn−MOSトランジスター201とからなる1組のCMOSと、p−MOSトランジスター202とn−MOSトランジスター203とからなる他の1組のCMOSとによって構成されている。このような構成のため、入力端子204,205に入力信号(A,B)として(1,1)が入力された場合には、出力端子206から出力信号OUTとして0が出力される。一方、入力信号(A,B)として(1,0),(0,1),(0,0)のいずれかが入力された場合には、出力信号OUTとして1が出力される。
CMOSの組み合わせで実現したNOR回路の構成例を図18に示す。このNOR回路は、p−MOSトランジスター300とn−MOSトランジスター301とからなる1組のCMOSと、p−MOSトランジスター302とn−MOSトランジスター303とからなる他の1組のCMOSとによって構成されている。このような構成のため、入力端子304,305に入力信号(A,B)として(1,0),(0,1),(1,1)のいずれかが入力された場合には、出力端子306から出力信号OUTとして0が出力される。一方、入力信号(A,B)として(0,0)が入力された場合には、出力信号OUTとして1が出力される。
また、NAND回路等を集積化して、たとえば図19(A)に示す全加算器などが形成される。図19(A)において、600〜608はNAND回路である。A,Bは入力信号、Xは前段からの桁上げ信号、Sは出力信号、Cは桁上げ出力信号である。図19(B)はこの全加算器の真理値表である。
従来の論理回路では、NAND、NORなどの論理の種類は製作時に決定され、動作中に論理の変更はできない。また、NAND回路、NOR回路のいずれの回路においても2組のCMOS、すなわち4個のトランジスターが最低限必要な構成となる。さらに、CMOSの製作行程は複数回のイオン注入プロセスが不可欠であり、製作コストは大きい。
このように従来技術における論理回路は、素子数が多く、かつプロセスに多くのステップと費用がかかるという問題があった。
このような問題を解決することができる論理回路素子として、二次元に広がる極めて薄い活性領域(電気伝導領域)を有するインプレーンゲート型素子が知られている(例えば非特許文献1参照)。インプレーンゲート型素子の構造は、GaAs/AlGaAs系、InGaAs/InAlAs系、InSb/InAlGaSb系、InAs/AlGaSb系、SiGe/Si系、Si/SiO2など多くのIII−V族化合物半導体、IV族半導体などさまざまな半導体での実現が可能である。
ここでは、InGaAs/InAlAs系を用いた説明を行う。図20はインプレーンゲート型素子の半導体ウエハ構造を示す断面図である。このウエハは、InP基板400と、InP基板400上に形成されたInAlAsバッファ層401と、InAlAsバッファ層401上に形成されたInGaAs層402と、InGaAs層402上に形成されたInAlAs層403と、InAlAs層403上に形成されたSiドープInAlAs層404と、SiドープInAlAs層404上に形成されたInAlAs層405と、InAlAs層405上に形成されたInP層406と、InP層406上に形成されたInGaAs層407とからなる。InAlAsバッファ層401、InGaAs層402、InAlAs層403、SiドープInAlAs層404、InAlAs層405、InP層406、InGaAs層407の厚さは、それぞれ200nm、20nm、3nm、5nm、4nm、5nm、2nmである。
この半導体ウエハ構造では、InGaAs層402とInAlAs層403との界面のInGaAs層402に電子移動度の高い二次元電子の伝導層408が発生している。伝導層408の厚さは極めて薄く、約数nmである。表面からイオンエッチングによって半導体ウエハに細い溝を形成し、チャネル構造を形成して、インプレーンダブルゲートトランジスターを製作する。イオンエッチングの精度を上げることにより、エッチング損傷が少なくかつエッチング幅40nm以下のきわめて細い、アスペクト比の大きな溝を作ることができる。
図21は図20の半導体ウエハ上に形成されたインプレーンダブルゲートトランジスターを上から見た平面図であり、図22は図21のインプレーンダブルゲートトランジスターをI−I線で切断した断面図である。図21、図22における501はエッチング溝、502,503はゲート、504はチャネル、505はドレイン、506はソースである。ゲート502,503は、エッチング溝501によってチャネル504、ドレイン505およびソース506と隔てられている。チャネル504の一端はドレイン505と接続され、チャネル504の他端はソース506と接続されている。エッチング溝501の幅W1は40nm、エッチング溝501の深さは33nmである。チャネル504の幅W2は120nm、チャネル504の長さL1は1.1μmである。このインプレーンダブルゲートトランジスター500では、チャネル504を挟んで両側にゲート502,503が配置されるダブルゲート構造が形成されている。
図21、図22に示したインプレーンダブルゲートトランジスター500を利用したNAND回路としては、たとえば図23に示すような構成が知られている(例えば非特許文献2参照)。このNAND回路は、インプレーンダブルゲートトランジスター500と、インプレーンダブルゲートトランジスター500と直列に接続された固定負荷抵抗507によって構成されている。
2つの入力端子508,509に入力電圧VIn1,VIn2として1Vを印加した場合には、インプレーンダブルゲートトランジスター500のチャネルがON状態となり、チャネルが低抵抗化するため、出力端子510には0Vが現れる。一方、2つの入力端子508,509のうち一方の入力端子に1Vを印加し、他方の入力端子に0Vを印加した場合、あるいは2つの入力端子508,509に0Vを印加した場合には、インプレーンダブルゲートトランジスター500のチャネルがOFF状態となり、チャネルが高抵抗化するため、出力端子510には1Vが現れる。このようなチャネルのON/OFFは、チャネル幅を調整することによって実現することができる。
A.D.Wieck and K.Ploog,"In-plane-gated quantum wire transistor fabricated with directly written focused ion beams",Appl.Phys.Lett.,Vol.56,No.10,p.928-930,March 1990 S.Reitzenstein,L.Worschech,C.R.Muller and A.Forchel,"Compact Logic NAND-Gate Based on a Single In-Plane Quantum-Wire Transistor",IEEE ELECTRON DEVICE LETTERS,VOL.26,NO.3,p.142-144,March 2005
図23に示した論理回路では、図17、図18に示した回路に比べて素子数を著しく減らすことができ、製造プロセスの単純化および製造コストの低減が実現できる反面、固定負荷抵抗を用いているために、ON状態とOFF状態のコントラスト(High/Low比)を十分に大きくとることができないという問題点があった。また、図23に示した論理回路では、インプレーンダブルゲートトランジスターのチャネルがON状態の場合、常に回路に電流が流れるので、消費電力が大きくなるという問題点があった。また、図23に示した論理回路では、動作中に論理の種類を変更することができないという問題点があった。さらに、従来の全加算器等の回路においては、端子数および配線数が多いという問題点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、ON状態とOFF状態のコントラスト(High/Low比)が高く、消費電力が少なく、動作中に論理の種類を変更することができ、かつ端子数および配線数が少ない半導体論理回路を提供することを目的とする。
本発明の半導体論理回路は、第1、第2のゲートがそれぞれ第1、第2の入力端子に接続され、ドレインが出力端子に接続され、ソースがグランド端子に接続されたインプレーンダブルゲートトランジスターと、第1、第2のゲートのうち第2のゲートとソースとが一体構造で形成され、第1のゲートが制御端子に接続され、第2のゲートおよびソースが前記インプレーンダブルゲートトランジスターのドレインに接続され、ドレインがバイアス端子に接続された自己バイアス型インプレーントランジスターとを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の半導体論理回路は、複数の論理回路からなり、各論理回路は、第1、第2のゲートがそれぞれ第1、第2の入力端子に接続され、ドレインが出力端子に接続され、ソースがグランド端子に接続されたインプレーンダブルゲートトランジスターと、第1、第2のゲートのうち第2のゲートとソースとが一体構造で形成され、第1のゲートが制御端子に接続され、第2のゲートおよびソースが前記インプレーンダブルゲートトランジスターのドレインに接続され、ドレインがバイアス端子に接続された自己バイアス型インプレーントランジスターとを備え、前段の論理回路の出力信号を次段の論理回路の制御信号として利用することを特徴とするものである。
また、本発明の半導体論理回路の1構成例は、2つの入力信号を第1、第2の入力端子に入力される信号とし、前段からの桁上げ信号を制御端子に入力される制御信号とする第1の論理回路と、2つの入力信号を第1、第2の入力端子に入力される信号とする第2の論理回路と、前段からの桁上げ信号を反転して前記第2の論理回路の制御端子に入力する第1のNOT回路と、前記第1の論理回路の出力信号と前記第1のNOT回路の出力信号とを第1、第2の入力端子に入力される信号とし、前記第2の論理回路の出力信号を制御信号として全加算器の出力信号を出力する第3の論理回路と、前記第2の論理回路の出力信号を反転して桁上げ出力信号を出力する第2のNOT回路とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の半導体論理回路の1構成例において、前記自己バイアス型インプレーントランジスターは、2個の第1のゲートと、2個のチャネルと、この2個のチャネルの一端に接続された1個のドレインと、一体構造で形成され、前記2個のチャネルの他端に接続された1個の第2のゲートおよびソースとを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の半導体論理回路の1構成例において、前記自己バイアス型インプレーントランジスターは、1個の第1のゲートと、2個のチャネルと、この2個のチャネルの一端にそれぞれ接続された2個のドレインと、一体構造で形成され、前記2個のチャネルの他端に接続された1個の第2のゲートおよびソースとを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の半導体論理回路の1構成例において、前記自己バイアス型インプレーントランジスターは、1個の第1のゲートと、1個のチャネルと、このチャネルの一端に接続された1個のドレインと、一体構造で形成され、前記チャネルの他端に接続された1個の第2のゲートおよびソースとを備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、論理回路として二次元に広がる薄い伝導層(活性領域)をもつインプレーンダブルゲートトランジスターと自己バイアス型インプレーントランジスターとを用いることにより、CMOSを用いる場合と比較して製造プロセスを単純化することができ、かつ素子間の配線を少なくすることができる。また、本発明では、論理回路をインプレーンダブルゲートトランジスターと自己バイアス型インプレーントランジスターとを直列に接続した構成とすることにより、インプレーンダブルゲートトランジスターと固定負荷抵抗とを直列に接続した従来の論理回路と比較してON状態とOFF状態のコントラスト(High/Low比)を十分に大きくとることができ、かつ消費電力を低減することができる。また、本発明では、動作中に論理の種類を制御信号によって変更できるので、従来の集積回路と比較して素子数の削減、それに伴う端子数および配線数の低減と、製造プロセスの単純化および低コスト化を実現することができる。さらに、ゲート段数の削減により、回路動作時の消費電力の低減および高速化を実現することができる。
インプレーンダブルゲートトランジスターを上から撮影した写真である。 インプレーンダブルゲートトランジスターの出力特性を示す図である。 インプレーンダブルゲートトランジスターを利用した論理回路の構成例を示す回路図である。 自己バイアス型インプレーントランジスターの平面図である。 図3の論理回路の入出力特性を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る論理回路の構成を示す回路図である。 本発明の第1の実施の形態に係る論理回路の入出力特性を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る論理回路の入出力特性を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る2並列チャネル自己バイアス型インプレーントランジスターの別の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る自己バイアス型インプレーントランジスターの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る論理回路の論理素子記号を示す図である。 桁上げ器の真理値表を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る桁上げ器の構成例を示す回路図である。 全加算器の真理値表を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る全加算器の構成例を示す回路図である。 従来のNOT回路の構成例を示す回路図である。 従来のNAND回路の構成例を示す回路図である。 従来のNOR回路の構成例を示す回路図である。 従来の全加算器の構成例を示す回路図および真理値表を示す図である。 従来のインプレーンゲート型素子の半導体ウエハ構造を示す断面図である。 従来のインプレーンダブルゲートトランジスターの平面図である。 図21のインプレーンダブルゲートトランジスターの断面図である。 インプレーンダブルゲートトランジスターを利用したNAND回路の構成例を示す回路図である。
[発明の原理]
本発明では、従来の課題を解決するため、インプレーンゲート型素子を用いる。このインプレーンゲート型素子の半導体ウエハ構造は図20に示したとおりである。図1は図20のウエハ上に形成したインプレーンダブルゲートトランジスターを上から撮影した写真である。図1における501はエッチング溝、502,503はゲート、504はチャネル、505はドレイン、506はソースである。エッチング溝501の幅は40nm、エッチング溝501の深さは33nmである。チャネル504の幅W2は120nm、チャネル504の長さL1は1.1μmである。このインプレーンダブルゲートトランジスター500では、チャネル504を挟んで両側にゲート502,503が配置されるダブルゲート構造が形成されている。
図1に示したインプレーンダブルゲートトランジスター500の構造ではゲート効率(gm)が低いことが心配されるが、二次元電子を利用する場合、十分な制御性が得られる。図2は、図1に示したインプレーンダブルゲートトランジスター500の出力特性を示す図である。図2は、両方のゲート502,503に0V、0.2V、0.4V、0.6V、0.8V、1.0Vのゲート電圧を印加したときの出力特性を示している。
図3はインプレーンダブルゲートトランジスターを利用した論理回路の構成例を示す回路図である。この論理回路は、インプレーンダブルゲートトランジスター1と、インプレーンダブルゲートトランジスター1と直列に接続された自己バイアス型インプレーントランジスター2とによって構成されている。インプレーンダブルゲートトランジスター1の構造は、図21、図22に示したトランジスターと同様であり、チャネル幅は約120nm、チャネル長は約1.1μmである。
インプレーンダブルゲートトランジスター1のゲート10は入力端子3に接続され、ゲート11は入力端子4に接続され、ドレイン12は出力端子5に接続され、ソース13はグランド端子7に接続されている。入力端子3とゲート10との間、入力端子4とゲート11との間、グランド端子7とソース13との間は、金配線によって接続されている。
自己バイアス型インプレーントランジスター2のゲート20,21およびソース23は出力端子5およびインプレーンダブルゲートトランジスター1のドレイン12に接続され、ドレイン22はバイアス端子6に接続されている。出力端子5とゲート20,21およびソース23との間、ゲート20,21およびソース23とインプレーンダブルゲートトランジスター1のドレイン12との間は、金配線によって接続されている。
図4は自己バイアス型インプレーントランジスター2を上から見た平面図である。この自己バイアス型インプレーントランジスター2を図4のI−I線で切断した断面は図22と同様の状態になるので、断面の記載は省略する。図4における24はエッチング溝、25はチャネルである。チャネル25の一端はドレイン22と接続されている。一方、ゲート20,21とチャネル25とはエッチング溝24によって隔てられておらず、チャネル25の他端がそのままゲート20,21およびソース23と接続される構造となっている。エッチング溝24の幅W3は40nm、エッチング溝24の深さは33nmである。チャネル25の幅W4は100nm、チャネル25の長さL2は1.1μmである。
図5は図3の論理回路の入出力特性を示す図である。この図5に示す入出力特性は、インプレーンダブルゲートトランジスター1と自己バイアス型インプレーントランジスター2とを金配線で直列に接続した構成における測定結果である。バイアス端子6に印加されるバイアス電圧VDDは1Vである。
2つの入力端子3,4に入力電圧VIn1,VIn2として0Vを印加すると、インプレーンダブルゲートトランジスター1のチャネルがOFF状態となり、チャネルが高抵抗化するため、インプレーンダブルゲートトランジスター1のドレイン12の電圧が上昇する。このドレイン電圧が自己バイアス型インプレーントランジスター2の2つのゲート20,21に入力されるため、自己バイアス型インプレーントランジスター2のチャネルがON状態となり、チャネルが低抵抗化する。その結果、出力端子5の電圧Voutは1Vに近いHighレベルに上昇する。
一方、2つの入力端子3,4のうち一方の入力端子に1Vを印加し、他方の入力端子に0Vを印加した場合、あるいは2つの入力端子3,4に1Vを印加した場合には、インプレーンダブルゲートトランジスター1のチャネルがON状態となり、チャネルが低抵抗化するため、インプレーンダブルゲートトランジスター1のドレイン12の電圧が低下する。このドレイン電圧が自己バイアス型インプレーントランジスター2の2つのゲート20,21に入力されるため、自己バイアス型インプレーントランジスター2のチャネルがOFF状態となり、チャネルが高抵抗化する。その結果、バイアス電圧のほとんどは自己バイアス型インプレーントランジスター2にかかるため、出力端子5の電圧Voutは0Vに近いLowレベルとなる。このように、自己バイアス型インプレーントランジスター2のチャネル幅を100nm、チャネル長を1.1μmとすると、図3の論理回路はNOR回路として動作する。
図5から分かるように図3の論理回路はNOR回路としての特性を示すが、2つのトランジスターのチャネル幅を調整することにより、インプレーンダブルゲートトランジスターの一方のゲートのみに1Vを印加してもチャネルがON状態にならない条件にすれば、図3の論理回路はNAND回路として動作する。このように2つのトランジスターの製作時にチャネル幅を調整すれば、論理の種類を変更することができるが、動作中に論理の変更をすることはできない。
これに対して、本発明では、自己バイアス型インプレーントランジスターにゲートを設置し、このゲートに印加する信号によって2つのトランジスター間の抵抗値の比を制御することで、NOR、NAND間の論理の変更が可能になる。
本発明では、動作中に論理の種類を制御信号によって変更できる回路を用いることで、素子数の削減、およびそれに伴う端子数および配線数の低減と、製造プロセスの単純化、低コスト化を実現することができる。さらに、複数個の論理回路を組み合わせることで、ゲート段数の削減も可能となり、回路動作時の消費電力の低減および高速化が実現できる。このため、特に加算器などの集積回路の形成に有効であり、集積回路の製造プロセスのコストダウン、および高速化に大きく貢献すると考えられる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図6は本発明の第1の実施の形態に係る論理回路の構成を示す回路図である。
本実施の形態の論理回路は、インプレーンダブルゲートトランジスター1と、インプレーンダブルゲートトランジスター1と直列に接続された2並列チャネル自己バイアス型インプレーントランジスター2aとによって構成されている。インプレーンダブルゲートトランジスター1の構造は、図21、図22に示したトランジスターと同様である。本実施の形態では、インプレーンダブルゲートトランジスター1のチャネル幅を90nm、チャネル長を600nmとしている。
インプレーンダブルゲートトランジスター1のゲート10は入力端子3に接続され、ゲート11は入力端子4に接続され、ドレイン12は出力端子5に接続され、ソース13はグランド端子7に接続されている。入力端子3とゲート10との間、入力端子4とゲート11との間、グランド端子7とソース13との間は、金配線によって接続されている。
2並列チャネル自己バイアス型インプレーントランジスター2aの第1のゲート20,11はそれぞれ制御端子8,9に接続され、ソース23は出力端子5およびインプレーンダブルゲートトランジスター1のドレイン12に接続され、ドレイン22はバイアス端子6に接続されている。ゲート20と制御端子8との間、ゲート21と制御端子9との間、ソース23と出力端子5との間、ドレイン22とバイアス端子6との間、ソース23とインプレーンダブルゲートトランジスター1のドレイン12との間は、金配線によって接続されている。
図6における26はエッチング溝、27,28はチャネルである。第1のゲート20,21は、エッチング溝26によってドレイン22およびソース23と隔てられている。チャネル27,28の一端はドレイン22と接続されている。一方、第2のゲート29とチャネル27,28とはエッチング溝26によって隔てられておらず、チャネル27,28の他端がそのまま第2のゲート29およびソース23と接続される構造となっている。エッチング溝26の幅は40nm、エッチング溝26の深さは33nmである。本実施の形態では、2並列チャネル自己バイアス型インプレーントランジスター2aのチャネル27,28の幅を120nm、チャネル27,28の長さを1.1μmとしている。
図7、図8は本実施の形態の論理回路の入出力特性を示す図である。図7は制御端子8,9に制御信号電圧VCGとして0Vを印加した場合の論理回路の入出力特性を示す図、図8は制御端子8,9に制御信号電圧VCGとして1Vを印加した場合の論理回路の入出力特性を示す図である。ここでは、バイアス端子6に印加されるバイアス電圧VDDを1Vとしている。
図6に示した本実施の形態の論理回路において、制御端子8,9に制御信号電圧VCGとして0Vを印加すると、2並列チャネル自己バイアス型インプレーントランジスター2aのチャネル27,28が高抵抗化する。この状態で、2つの入力端子3,4のうち一方の入力端子に1Vを印加し、他方の入力端子に0Vを印加した場合、あるいは2つの入力端子3,4に1Vを印加した場合には、インプレーンダブルゲートトランジスター1のチャネルは2並列チャネル自己バイアス型インプレーントランジスター2aに対して低抵抗状態になるため、インプレーンダブルゲートトランジスター1のドレイン12の電圧が低下する。このドレイン電圧が2並列チャネル自己バイアス型インプレーントランジスター2aのゲート29に入力されるため、2並列チャネル自己バイアス型インプレーントランジスター2aがOFF状態となる。その結果、出力端子5の電圧Voutは0Vに近いLowレベルとなる。
また、制御端子8,9に制御信号電圧VCGとして0Vを印加した状態で、2つの入力端子3,4に入力電圧VIn1,VIn2として0Vを印加すると、インプレーンダブルゲートトランジスター1のチャネルが高抵抗化するため、インプレーンダブルゲートトランジスター1のドレイン12の電圧が上昇する。このドレイン電圧が2並列チャネル自己バイアス型インプレーントランジスター2aのゲート29に入力されるため、2並列チャネル自己バイアス型インプレーントランジスター2aがON状態となる。その結果、出力端子5の電圧VoutはHighレベルに上昇する。このように、制御端子8,9に制御信号電圧VCGとして0Vを印加すると、本実施の形態の論理回路はNOR回路として動作する。
一方、本実施の形態の論理回路において、制御端子8,9に制御信号電圧VCGとして1Vを印加すると、2並列チャネル自己バイアス型インプレーントランジスター2aのチャネル27,28が低抵抗化する。この状態で、2つの入力端子3,4に入力電圧VIn1,VIn2として0Vを印加した場合、あるいは2つの入力端子3,4のうち一方の入力端子に1Vを印加し、他方の入力端子に0Vを印加した場合には、インプレーンダブルゲートトランジスター1のチャネルは2並列チャネル自己バイアス型インプレーントランジスター2aに対して高抵抗状態になるため、インプレーンダブルゲートトランジスター1のドレイン12の電圧が上昇する。このドレイン電圧が2並列チャネル自己バイアス型インプレーントランジスター2aのゲート29に入力されるため、2並列チャネル自己バイアス型インプレーントランジスター2aがON状態となる。その結果、出力端子5の電圧Voutは1Vに近いHighレベルに上昇する。
また、制御端子8,9に制御信号電圧VCGとして1Vを印加した状態で、2つの入力端子3,4に入力電圧VIn1,VIn2として1Vを印加すると、インプレーンダブルゲートトランジスター1のチャネルが低抵抗化するため、インプレーンダブルゲートトランジスター1のドレイン12の電圧が低下する。このドレイン電圧が2並列チャネル自己バイアス型インプレーントランジスター2aのゲート29に入力されるため、2並列チャネル自己バイアス型インプレーントランジスター2aがOFF状態となる。その結果、出力端子5の電圧VoutはLowレベルとなる。このように、制御端子8,9に制御信号電圧VCGとして1Vを印加すると、本実施の形態の論理回路はNAND回路として動作する。
本実施の形態では、インプレーンダブルゲートトランジスター1と2並列チャネル自己バイアス型インプレーントランジスター2aとを直列に接続した構成とすることにより、図23に示した論理回路と比較してON状態とOFF状態のコントラスト(High/Low比)を十分に大きくとることができる。また、本実施の形態では、いずれの入力状態においても、インプレーンダブルゲートトランジスター1と2並列チャネル自己バイアス型インプレーントランジスター2aのいずれか一方のトランジスターが高抵抗状態となり、他方のトランジスターが低抵抗状態となるので、図23に示した論理回路と比較して低消費電力な動作を保ちながら、論理の種類の変更を実現することができる。
図9は2並列チャネル自己バイアス型インプレーントランジスター2aの別の構成例を示す図である。図9の例では、第1のゲート20は、エッチング溝26によってドレイン22およびソース23と隔てられている。また、この例では、ドレイン22が2つあり、チャネル27の一端は一方のドレイン22と接続され、チャネル28の一端は他方のドレイン22と接続されている。また、図9の例では、第2のゲート29が2つあり、これら第2のゲート29とチャネル27,28とはエッチング溝26によって隔てられておらず、チャネル27,28の他端がそのまま第2のゲート29およびソース23と接続される構造となっている。
図10は2並列チャネル自己バイアス型インプレーントランジスター2aの代わりに用いることが可能な自己バイアス型インプレーントランジスター2bの構成例を示す図である。図10の例では、第1のゲート20は、エッチング溝26によってドレイン22およびソース23と隔てられている。また、この例では、チャネルが1つであり、チャネル27の一端はドレイン22と接続されている。第2のゲート29とチャネル27とはエッチング溝26によって隔てられておらず、チャネル27の他端がそのまま第2のゲート29およびソース23と接続される構造となっている。
図9、図10のいずれの自己バイアス型インプレーントランジスターを用いる場合においても、上記と同様に動作させることができる。
[第2の実施の形態]
次に、第1の実施の形態で示した論理回路を積極的に利用した場合の全加算器の構成例を示す。まず、図11に図6の論理回路を表す論理素子記号を示す。図11の論理素子記号で表される論理回路は、制御信号Tが0の場合、入力信号A,Bに対してNOR回路として動作し、制御信号Tが1の場合、入力信号A,Bに対してNAND回路として動作する。図6の例で説明すると、VCGが制御信号Tに相当し、VIn1が入力信号Aに相当し、VIn2が入力信号Bに相当する。
まず、全加算器の桁上げ部分について考える。図12(A)に桁上げの真理値表を示す。入力信号A,B、前段からの桁上げ信号Xを用いて、桁上げ出力信号Cを作り出す必要がある。入力信号Xに注目して真理値を抜き出すと、Xが0の場合、図12(B)に示すように入力信号A,Bに対する出力信号Cの関係がANDの関係になっている。また、Xが1の場合、図12(C)に示すように入力信号A,Bに対する出力信号Cの関係がORの関係になっている。
入力信号Xを論理の再構成のための制御信号とし、第1の実施の形態の論理回路を利用することで、桁上げ回路が構成できる。具体的には、入力信号Xを反転した信号を、論理の再構成のための制御信号として利用し、入力信号A,Bに対する論理回路の出力を反転させることで出力信号Cが得られる。このような構成を利用した桁上げ器の回路を図13に示す。桁上げ器は、入力信号A,Bを入力とする図6の論理回路30と、前段からの桁上げ信号Xを反転して論理回路30の制御端子に入力するNOT回路(インバータ)31と、論理回路30の出力信号を反転するNOT回路32とから構成される。
桁上げ器と同様の考え方で、第1の実施の形態の論理回路を利用して図19(A)に示した全加算器の出力Sを作り出す。ここで、前段からの桁上げ信号Xの反転信号を−X、桁上げ出力信号Cの反転信号を−Cで表現する。これまでのところ、入力信号A,B、前段からの桁上げ信号X、反転信号−X、桁上げ出力信号C、反転信号−Cの値が用意されている。また、前段からの桁上げ信号Xを論理の再構成のための制御信号にして、入力信号A,Bを入力した場合の図6の論理回路の出力信号をZとする。これまでの値をまとめた真理値表を図14(A)に示す。
桁上げ出力信号の反転信号−Cに注目して真理値を抜き出すと、−Cが1の場合、図14(B)に示すように信号Z,−Xに対する出力Sの関係がNANDの関係になっている。また、−Cが0の場合、図14(C)に示すように信号Z,−Xに対する出力Sの関係がNORの関係になっている。したがって、図14(B)、図14(C)から、反転信号−Cを論理の再構成のための制御信号にして、Z,−Xを入力した場合の論理回路の出力は、目標とする出力Sに一致することが確認できる。このような構成を利用した全加算器の回路を図15に示す。
全加算器は、入力信号A,Bを入力とし、前段からの桁上げ信号Xを制御信号とする論理回路40と、入力信号A,Bを入力とする論理回路41と、前段からの桁上げ信号Xを反転して論理回路41の制御端子に入力するNOT回路42と、論理回路40の出力信号とNOT回路42の出力信号とを入力とし、論理回路41の出力信号を制御信号として全加算器の出力信号Sを出力する論理回路43と、論理回路41の出力信号を反転して桁上げ出力信号Cを出力するNOT回路44とから構成される。
図15を確認すると、各素子を単素子と考えた場合、5素子で全加算器を構成できることが確認できる。これは、図19(A)の全加算器と比較して、素子数、段数ともに非常に少ない全加算器である。また、実際に多ビットで全加算器を利用する場合は、前段の全加算器の桁上げ出力信号Cが、次段の全加算器の桁上げ信号Xとして入力されるため、NOT回路をさらに1つ削減することができる。
本実施の形態の重要な点は、従来の集積回路と比較して素子数、段数の大幅な削減が可能になる点である。これにより、本実施の形態では、製造プロセスの単純化および低コスト化を実現することができ、また回路動作時の消費電力の低減および高速化を実現することができる。
本発明は、半導体論理回路に適用することができる。
1…インプレーンダブルゲートトランジスター、2a…2並列チャネル自己バイアス型インプレーントランジスター、2b…自己バイアス型インプレーントランジスター、3,4…入力端子、5…出力端子、6…バイアス端子、7…グランド端子、10,11,20,21,29…ゲート、12,22…ドレイン、13,23…ソース、30,40,41,43…論理回路、31,32,42,44…NOT回路。

Claims (6)

  1. 第1、第2のゲートがそれぞれ第1、第2の入力端子に接続され、ドレインが出力端子に接続され、ソースがグランド端子に接続されたインプレーンダブルゲートトランジスターと、
    第1、第2のゲートのうち第2のゲートとソースとが一体構造で形成され、第1のゲートが制御端子に接続され、第2のゲートおよびソースが前記インプレーンダブルゲートトランジスターのドレインに接続され、ドレインがバイアス端子に接続された自己バイアス型インプレーントランジスターとを備えることを特徴とする半導体論理回路。
  2. 複数の論理回路からなり、
    各論理回路は、
    第1、第2のゲートがそれぞれ第1、第2の入力端子に接続され、ドレインが出力端子に接続され、ソースがグランド端子に接続されたインプレーンダブルゲートトランジスターと、
    第1、第2のゲートのうち第2のゲートとソースとが一体構造で形成され、第1のゲートが制御端子に接続され、第2のゲートおよびソースが前記インプレーンダブルゲートトランジスターのドレインに接続され、ドレインがバイアス端子に接続された自己バイアス型インプレーントランジスターとを備え、
    前段の論理回路の出力信号を次段の論理回路の制御信号として利用することを特徴とする半導体論理回路。
  3. 請求項2記載の半導体論理回路において、
    2つの入力信号を第1、第2の入力端子に入力される信号とし、前段からの桁上げ信号を制御端子に入力される制御信号とする第1の論理回路と、
    2つの入力信号を第1、第2の入力端子に入力される信号とする第2の論理回路と、
    前段からの桁上げ信号を反転して前記第2の論理回路の制御端子に入力する第1のNOT回路と、
    前記第1の論理回路の出力信号と前記第1のNOT回路の出力信号とを第1、第2の入力端子に入力される信号とし、前記第2の論理回路の出力信号を制御信号として全加算器の出力信号を出力する第3の論理回路と、
    前記第2の論理回路の出力信号を反転して桁上げ出力信号を出力する第2のNOT回路とを備えることを特徴とする半導体論理回路。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体論理回路において、
    前記自己バイアス型インプレーントランジスターは、
    2個の第1のゲートと、
    2個のチャネルと、
    この2個のチャネルの一端に接続された1個のドレインと、
    一体構造で形成され、前記2個のチャネルの他端に接続された1個の第2のゲートおよびソースとを備えることを特徴とする半導体論理回路。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体論理回路において、
    前記自己バイアス型インプレーントランジスターは、
    1個の第1のゲートと、
    2個のチャネルと、
    この2個のチャネルの一端にそれぞれ接続された2個のドレインと、
    一体構造で形成され、前記2個のチャネルの他端に接続された1個の第2のゲートおよびソースとを備えることを特徴とする半導体論理回路。
  6. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体論理回路において、
    前記自己バイアス型インプレーントランジスターは、
    1個の第1のゲートと、
    1個のチャネルと、
    このチャネルの一端に接続された1個のドレインと、
    一体構造で形成され、前記チャネルの他端に接続された1個の第2のゲートおよびソースとを備えることを特徴とする半導体論理回路。
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