JP2014027411A - データ転送制御装置、その制御方法およびプログラム - Google Patents

データ転送制御装置、その制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】送信先が変更された場合にユーザの意図しない転送先にデータが転送されることを防止することを目的とする。
【解決手段】外部装置に対して無線通信機能を介してデータを転送する外部記録媒体を装着可能なデータ転送制御装置であって、前記外部記録媒体に記録されたデータの転送先を変更する転送先変更手段と、前記外部記録媒体に記録されたデータのうち未転送データの有無を判定する判定手段と、前記判定手段により未転送データがあると判定された場合に、前記転送先変更手段により変更された転送先に前記未転送データを転送しないように制御する転送制御手段と、を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、データ転送制御装置、その制御方法およびプログラムに関するものである。
近年、デジタルカメラで撮影した画像データを無線LANやBlueTooth(登録商標)などを用いて、自宅サーバや画像共有サーバへアップロードして、撮影後の画像データを閲覧・管理する新しいアプローチが提案されている。
無線LANでの画像転送の手段としては、デジタルカメラに無線LAN転送モジュールを接続して画像データの転送を行なったり、デジタルカメラに無線LANのチップを組み込んでいるものもある。また、撮影された画像データを記録する記録媒体が無線LAN転送機能を内蔵し、無線LAN転送を提供しているものもある。
このような無線通信機能を有するメモリカードでは、デジタルカメラ等のホスト機器からデータが記録されると、デジタルカメラの動作とは関係なく自動的に内部の無線通信機能を使用してデータの転送を行う。
このような無線通信機能を有するメモリカードをデジタルカメラで使用した場合においても、画像データをユーザの指示する転送先に適切に転送するよう制御することが求められる。特許文献1には、転送を制御する手法として、画像データの属性に設定されている属性に基づき画像データを転送したか否かを管理する技術が開示されている。
特開平11−27627号公報
無線通信機能を有するメモリカードの利用形態として、場合に応じて画像データを転送する転送先の変更を行うことが考えられる。しかしながら、転送先の変更前からメモリカードに保存されており、まだ未転送の画像データが残っている場合に転送先を変更すると、変更後の転送先に画像データが転送されることになり、ユーザの意図しない転送先に画像データが転送される可能性がある。
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、転送先が変更された場合にユーザの意図しない転送先にデータが転送されることを防止することを目的とする。
本発明のデータ転送制御装置は、外部装置に対して無線通信機能を介してデータを転送する外部記録媒体を装着可能なデータ転送制御装置であって、前記外部記録媒体に記録されたデータの転送先を変更する転送先変更手段と、前記外部記録媒体に記録されたデータのうち未転送データの有無を判定する判定手段と、前記判定手段により未転送データがあると判定された場合に、前記転送先変更手段により変更された転送先に前記未転送データを転送しないように制御する転送制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、送信先が変更された場合にユーザの意図しない転送先にデータが転送されることを防止することができる。
デジタルカメラの構成を示す図である。 外部記録媒体の構成を示す図である。 第1の実施形態の再生モードでの処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態の転送先変更処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態の再生モードでの処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態の転送先変更処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態について説明する。本実施形態では、データ転送制御装置として、外部記録媒体を装着可能なデジタルカメラ(撮像装置)を例にして説明する。
(第1の実施形態)
図1は、デジタルカメラ100の構成を示す図である。
10は撮影レンズである。11は保護部(バリア)であり、撮影レンズ10を覆うことにより汚れや破損を防止する。12は絞り機能を備えるシャッターである。14は光学像を電気信号に変換する撮像素子である。16は撮像素子14から出力されるアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換器である。
18は撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路である。タイミング発生回路18は、メモリ制御回路22およびシステム制御回路50により制御される。
20は画像処理回路である。画像処理回路20は、A/D変換器16またはメモリ制御回路22からのデータに対して画素補間処理や色変換処理などの画像処理を行う。また、画像処理回路20は撮像素子14で撮像された画像データを用いて所定の演算処理を行い、その演算結果をシステム制御回路50に供給する。システム制御回路50は演算結果に基づいて露光制御部40、測距制御部42を制御し、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光による自動調光)処理を行う。また、画像処理回路20は、撮像素子14で撮像された画像データに基づいて所定の演算処理を行い、その演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行う。
22はメモリ制御回路である。メモリ制御回路22は、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。A/D変換器16から出力される画像データは、画像処理回路20およびメモリ制御回路22を介してまたはメモリ制御回路22のみを介して、画像表示メモリ24またはメモリ30に書き込まれる。
24は画像表示メモリである。26はD/A変換器である。28はTFT LCDなどの画像表示部である。画像表示メモリ24に書き込まれた画像データは、D/A変換器26によって表示用のアナログ画像信号に変換され、画像表示部28により表示される。画像表示部28に撮像した画像データを連続的に表示することにより、電子ファインダ機能が実現される。また、画像表示部28に対する表示動作は、システム制御回路50の指示によって任意にオン/オフすることができる。これによりデジタルカメラ100の電力消費を大幅に低減することができる。
30は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリである。メモリ30は所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。したがって、複数枚の静止画像を連続して撮影する連射撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことができる。また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することができる。
32は圧縮・伸長回路である。圧縮・伸長回路32は、適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する。すなわち、圧縮・伸長回路32は、メモリ30に格納された画像データを読み込んで圧縮処理または伸長処理を行い、これらの処理が行われた画像データをメモリ30に書き込む。
40は露光制御部である。露光制御部40は絞り機能を備えるシャッター12を制御する。露光制御部40は、フラッシュ48と連携したフラッシュ調光機能も有している。
42は測距制御部である。測距制御部42は撮影レンズ10のフォーカシングを制御する。44はズーム制御部である。ズーム制御部44は撮影レンズ10のズーミングを制御する。46はバリア制御部である。バリア制御部46は撮影レンズ10を保護するバリア11の動作を制御する。48はフラッシュである。フラッシュ48はフラッシュ調光機能およびAF補助光の投光機能を有する。
50はデジタルカメラ100全体を制御するシステム制御回路である。52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。
54は液晶表示装置、スピーカ等の表示部である。表示部54はシステム制御回路50におけるプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等により動作状態やメッセージ等を表示する。表示部54は、デジタルカメラ100の操作部60近辺の視認し易い位置に単数または複数、配置される。表示部54は、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成される。表示部54の一部の機能は図示しない光学ファインダ内に配置される。表示部54に表示される情報のうち、LCD等に表示する情報としては、例えば、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタスピード表示などがある。この他にも、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示等がある。更には、外部記録媒体90の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付・時刻表示等がある。また、表示部54に表示される情報のうち、光学ファインダ内に表示される情報としては、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタスピード表示、絞り値表示、露出補正表示等がある。
56は例えばEEPROM等の電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリである。
60は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作部である。操作部60は、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数または複数の組み合わせで構成される。具体的には、操作部60は、モードダイアルスイッチ、画像表示オン/オフスイッチ、クイックレビューオン/オフスイッチ等を有している。この他にも、電源ボタン、メニューボタン、撮影モード/再生モード切替スイッチ、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン等を有している。更には、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン等も有している。
例えば、モードダイアルスイッチは、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを設定することができる。また、画像表示オン/オフスイッチは、画像表示部28のオンとオフとを設定することができる。この機能により、光学ファインダを用いて撮影を行う際に、画像表示部28への電流供給を遮断することにより、省電力を図ることができる。クイックレビューオン/オフスイッチは、撮影直後に撮影された画像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定することができる。本実施形態では、画像表示部28をオフした場合でもクイックレビュー機能を設定できる機能を備えている。
62は第1シャッタスイッチ(SW1)である。第1シャッタスイッチ62は不図示のシャッターボタンの操作途中でオンとなり、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作開始を指示する。
64は第2シャッタスイッチ(SW2)である。第2シャッタスイッチ64は不図示のシャッターボタンの操作完了でオンとなり、一連の撮像処理が実行される。この一連の撮像処理では、撮像素子14からの画像信号の読出し、A/D変換器16でのA/D変換処理、画像処理回路20での画像処理、メモリ30への書込み処理等が行われる。また、メモリ30から画像データを読み出して圧縮・伸長回路32で圧縮し、その圧縮された画像データを外部記録媒体90に書き込む処理を含む一連の処理(撮像処理)の開始をシステム制御回路50に指示する。
66は電源制御部である。電源制御部66は電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成される。電源制御部66は電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果とシステム制御回路50の指示とに基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、外部記録媒体90を含む各部に供給する。68は電源部である。電源部68はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等である。
70はカードコントローラである。カードコントローラ70はメモリカード等の外部記録媒体90とデータの送受信を行う。72は外部記録媒体90がデジタルカメラ100の図示しないコネクタに装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知部である。
なお、外部記録媒体90を取り付けるインタフェースおよびコネクタは、単数または複数の系統数であってもよい。複数の系統数の場合には、それぞれが互いに異なる規格であってもよい。インタフェースおよびコネクタとしては、例えば、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等、SD(Secure Digital)カード等の規格に準拠したものを用いることができる。この場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カード等の各種通信カードを接続することができる。そして他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を相互に転送することができる。
80は、無線通信機能を有する外部記録媒体90の転送制御を行う転送制御部である。転送制御部80は、無線通信機能を有する外部記録媒体90に対してカードコントローラ70を介して外部記録媒体90の転送制御プロトコルに対応して、転送先の設定、転送の許可、転送の禁止、任意の画像データが転送済みか否かの転送情報の取得などを制御する。
なお、無線通信機能を有する外部記録媒体90は、外部記録媒体90に内蔵されるコントローラが記録済みの画像データを抽出し外部記録媒体90に内蔵される無線通信を利用して自律的に転送するものである。すなわち、無線通信機能を有する外部記録媒体90は、デジタルカメラ100がユーザの指示等によって転送する画像データを指示して転送を行う必要がないものである。転送制御部80は、外部記録媒体90の自律的な無線通信の許可、禁止、再開などを制御する。
82は通信部である。通信部82はRS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信等の各種通信機能を有する。
84は通信部82によりデジタルカメラ100を他の機器と接続するコネクタまたは無線通信の場合はアンテナである。
本実施形態では外部記録媒体90として、無線通信機能を有するメモリカード(以下、無線メモリカード)を用いることが可能である。図2は、無線メモリカードの構成を示す図である。無線メモリカード90aは、コネクタ91、マイコン92、無線通信回路部93、メモリ回路部94を有している。
コネクタ91は、無線メモリカード90aとデジタルカメラ100またはその他の情報処理装置等との接続を行い、データの受け渡しを行う接続インタフェースである。コネクタ91によって、無線メモリカード90aとデジタルカメラ100とが機械的に結合されると共に電気的にも接続される。
無線メモリカード90aがコネクタ91によってデジタルカメラ100に接続されると、無線メモリカード90aは電源ラインを介してデジタルカメラ100から電力が供給される。無線メモリカード90aは図示しないリセット回路により初期化されて、動作を開始し、バスラインを介してデジタルカメラ100と通信を行う。
無線通信回路部93は、無線によって同等の無線通信機能を有する電子機器またはその他の情報処理装置等(以下、外部装置という)と、データの送信を行う機能を備えている。すなわち、無線通信回路部93は、外部装置との間でデータの送受信を行う。無線通信回路部93は、例えば無線LANなど電波による無線通信を行う。なお、無線通信は、赤外線を用いてもよい。
メモリ回路部94は、EEPROMやフラッシュ型EEPROMなどの書き換え可能な不揮発性メモリ素子で構成され、コネクタ91によって接続された電子機器から供給されるデータを記憶する。
マイコン92は、内部にメモリ95を備え、メモリ95に予め格納された制御手順(プログラム)により、コネクタ91を介して接続された電子機器との通信の制御、無線通信回路部93の制御、メモリ回路部94の制御を行う。
次に、第1の実施形態に係るデジタルカメラ100の再生モードの動作について図3に示すフローチャートを参照して説明する。図3に示すフローチャートは、システム制御回路50が例えばメモリ52に格納されたプログラムを実行することにより実現する。
まず、ステップS301では、システム制御回路50はユーザにより撮影モード/再生モード切替スイッチが再生モードに設定され、電源ボタンがオンにされることで、デジタルカメラ100を電源オンして、各制御部やモジュールを起動する。
ステップS302では、システム制御回路50はデジタルカメラ100に装着されている外部記録媒体90から画像データ情報と、外部記録媒体90のデバイス情報とを取得する。ここでは、システム制御回路50は、外部記録媒体90に記録されている全ての画像データについて、ファイル名や撮影時間、撮影時の情報、属性などの画像データ情報を取得する。また、システム制御回路50は、外部記録媒体90の機能として、デジタルカメラ100が対応している無線通信機能を有しているかを判定する。例えば、システム制御回路50は、取得したデバイス情報から外部記録媒体90の機能やモデル名を確認し、デジタルカメラ100が対応している無線通信機能を有するデバイスか否かを確認することで判定する。
ここで、本実施形態でいう無線通信機能を有する外部記録媒体90とは、例えば上述した無線メモリカード90aをいい、デジタルカメラ100がユーザの指示等によって転送する画像データを指示して転送を行うものではない。すなわち、無線メモリカード内のコントローラがすでに記録されている画像データから転送可能となる条件を満たす画像データの中で転送されていない画像データを検索し、無線メモリカードが有する無線通信を利用して画像データを自律的に転送するものである。なお、上記はデジタルカメラ100からの制御を全く受け付けないというわけではない。例えばデジタルカメラ100から送信ステータスを要求したり、無線機能そのもののオン/オフを要求することを可能としてもよい。
ステップS303では、システム制御回路50は再生する画像データの選択を行う。システム制御回路50はステップS302で取得した画像データ情報から、例えば最後に撮影された画像データなどを検索し、再生すべき画像データとして選択する。
ステップS304では、システム制御回路50はステップS303で選択した画像データを画像処理回路20などを用いて復号して画像表示部28に表示する。
ステップS305では、システム制御回路50はユーザにより十字キーなどが操作され、画像送りが指示されたか否かを判定する。画像送りが指示されなかった場合にはステップS306に進む。画像送りが指示された場合にはステップS317に進み、システム制御回路50は次に再生すべき画像データを全ての画像データ情報から検索し、選択した後、ステップS304に戻る。
ステップS306では、システム制御回路50はユーザにより撮影モード/再生モード切替スイッチを介して撮影モードへの切替が指示されたか否かを判定する。撮影モードが指示されなかった場合にはステップS307に進む。撮影モードが指示された場合にはシステム制御回路50は再生モードを終了し、撮影モードへと移行する。
ステップS307では、システム制御回路50はユーザにより電源ボタンを介して電源オフが指示されたか否かを判定する。電源オフが指示されなかった場合にはステップS309に進む。電源オフが指示された場合にはステップS308に進み、システム制御回路50はデジタルカメラ100の電源オフ処理を行い、動作を終了する。
ステップS309では、システム制御回路50はユーザによりメニューボタンが押下され、メニュー選択が指示されたか否かを判定する。メニュー選択が指示されなかった場合にはステップS304に戻り、メニュー選択が指示された場合にはステップS310に進む。
ステップS310では、システム制御回路50は外部記録媒体90が無線通信機能を有しているか否かを判定する。デジタルカメラ100が対応する無線通信機能を有している場合にはシステム制御回路50はデジタルカメラ100の無線通信用の設定をユーザに許可し、ステップS311に進む。外部記録媒体90が無線通信機能を有していない場合にはステップS313に進み、システム制御回路50は無線通信用メニュー以外のメニュー処理を行う。
ステップS311では、システム制御回路50はユーザにより通信設定メニューが選択されたか否かを判定し、選択された場合にはステップS312に進み、選択されていない場合にはステップS313に進む。
ステップS312では、システム制御回路50は転送制御部80を介して外部記録媒体90の無線通信を停止させている状態であれば、ユーザにより通信開始が指示されたか否かを判定する。通信開始が指示された場合にはステップS314に進み、指示されていない場合にステップS315に進む。一方、システム制御回路50は転送制御部80を介して外部記録媒体90の無線通信をすでに許可している状態であれば、ユーザにより通信停止が指示されたか否かを判定する。通信停止が指示された場合にはステップS314に進み、指示されていない場合にステップS315に進む。
ステップS314では、システム制御回路50はユーザの指示に応じて外部記録媒体90の通信を開始または停止するように転送制御部80を介して制御する。
ステップS315では、システム制御回路50は外部記録媒体90の無線通信が停止状態か否かを判定する。停止状態の場合にはステップS304に戻り、停止状態ではない場合にはステップS316に進む。
ステップS316では、システム制御回路50は外部記録媒体90の無線通信が許可されている状態であるか否かを判定する。許可されていない状態の場合にはステップS304に戻り、許可されている状態の場合にはステップS317に進む。
ステップS317では、システム制御回路50は現在、外部記録媒体90が画像データを転送している転送先の変更がユーザにより選択されたか否かを判定する。転送先の変更が選択されていない場合にはステップS304に戻り、転送先の変更が選択された場合にはステップS317に進み、転送先変更処理に移行する。
次に、デジタルカメラ100において、無線通信機能を有する外部記録媒体90の画像データ転送先を変更する処理について図4のフローチャートを参照して説明する。図4のフローチャートは、図3のフローチャートに示すステップS318の転送先変更処理に対応する。
ステップS401では、システム制御回路50は転送先変更処理の間に誤って画像データが転送されてしまうことを防ぐために転送制御部80を介して通信を停止する。
ステップS402では、システム制御回路50は外部記録媒体90の無線通信機能によって転送する転送先が外部記録媒体90に登録されているか否かを判定する。転送先が登録されていない場合にはステップS403に進み、システム制御回路50は転送先登録処理を行う。この処理は、転送先登録手段による処理の一例に対応する。
転送先登録処理では、ユーザから新しい転送先となるアクセスポイントのSSID(Service Set Identifier)やネットワークアドレスなどの入力を受付、転送制御部80を介して、外部記録媒体90に新しい転送先が設定される。転送先の設定後、ステップS411においてシステム制御回路50は転送を再開させて、新しく設定された転送先へ転送を行わせる。このように、初めて転送先を設定するような場合は、システム制御回路50は新たに転送先を設定する処理のみを行い、それまでに撮影された画像データに対して処理を行わない。したがって、それまでに撮影されていた画像データは、新しく設定された転送先に転送される。
ステップS402で転送先が既に登録済みであった場合にはステップS404に進み、システム制御回路50は外部記録媒体90から転送済みである画像データ情報を取得する。転送済みであるか否かは、例えば、システム制御回路50が転送制御部80を介して、外部記録媒体90に画像データごとに転送の有無を問い合わせることで確認することができる。あるいは、外部記録媒体90が転送済み画像データの属性に転送済みフラグを付加していれば、システム制御回路50は画像データの属性に基づいて確認することができる。
ステップS405では、システム制御回路50はステップS302で取得した全ての画像データ情報と、ステップS404で取得した転送済みの画像データ情報とから未転送画像データ(未転送データ)を取得する。
ステップS406では、システム制御回路50はユーザにより変更された、アクセスポイントのSSIDやネットワークアドレスなどの転送先を外部記録媒体90から取得し、取得した転送先を外部記録媒体90に設定することで、転送先変更処理を行う。
ステップS407では、システム制御回路50はステップS405で取得した未転送画像データがあるか否かを判定し、未転送画像データがあればステップS408に進み、未転送画像データがなければステップS411に進む。ステップS411ではシステム制御回路50は転送を再開させて、以降に撮影された画像データを変更後の転送先に転送できるようにする。
ステップS408では、システム制御回路50は転送先の変更に伴い、未転送画像データが存在することを画像表示部28などを介してユーザに通知する。この処理は、通知手段による処理の一例に対応する。また、システム制御回路50は、変更した転送先に未転送画像データの転送を禁止するか否かを、操作部60を介してユーザに選択させる。この処理は、選択手段による所定の一例に対応する。
ステップS409では、システム制御回路50はユーザから変更した転送先への未転送画像データの転送禁止が指示されたか否かを判定し、転送禁止が指示された場合にはステップS410に進み、転送禁止が指示されていない場合にはステップS411に進む。ステップS411では、システム制御回路50は未転送画像データに対して処理は行わず、未転送画像データを変更した転送先へ転送させる。
ステップS410では、システム制御回路50は未転送画像データの転送禁止処理を行う。この処理は、転送制御手段による処理の一例に対応する。未転送画像データの転送禁止処理では、システム制御回路50は転送制御部80を介して以下のような処理を行うことで実現できる。例えば、システム制御回路50は未転送画像データを、転送させない画像データとして外部記録媒体90に通知する。また、例えば、外部記録媒体90が自律的に画像データを転送する条件として、画像データを記録するディレクトリが決められている場合には、システム制御回路50は、その条件から外れるディレクトリに画像データを移動する。例えば、ファイル名が所定のファイル名であることが転送する条件である場合は、システム制御回路50は、その条件から外れるファイル名に名前を変更する。例えば、外部記録媒体90が転送を禁止する画像データを登録できるような制御が可能であれば、システム制御回路50は、未転送画像データを、転送を禁止する画像データとして登録する。なお、上述した画像データを移動する処理またはファイル名を変更する処理は、システム制御回路50による転送制御部80を介した指示に応じて外部記録媒体90のマイコン92が行ってもよい。
ステップS411では、システム制御回路50は転送制御部80を介して外部記録媒体90の通信を再開するように制御する。
以上のように、本実施形態では、自律的に画像データを転送する無線通信機能を有する外部記録媒体90に対して、画像データの転送先を変更する際に、転送されていなかった未転送画像データが誤って転送されるのを防止することができる。また、未転送画像データをユーザの指示に応じて、変更した転送先にも転送することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係るデジタルカメラ100の再生モードの動作について図5に示すフローチャートを参照して説明する。図5に示すフローチャートは、システム制御回路50が例えばメモリ52に格納されたプログラムを実行することにより実現する。
まず、ステップS501では、システム制御回路50はユーザにより撮影モード/再生モード切替スイッチを再生モードに設定され、電源ボタンがオンにされることで、デジタルカメラ100を電源オンして、各制御部やモジュールを起動する。
ステップS502では、システム制御回路50はデジタルカメラ100に装着されている外部記録媒体90から情報を取得する。ここでは、システム制御回路50は、外部記録媒体90に記録されている全ての画像データについて、ファイル名や撮影時間、撮影時の情報、属性などの画像データ情報を取得する。また、システム制御回路50は、外部記録媒体90の機能として、デジタルカメラ100が対応している無線通信機能を有しているかを判定する。例えば、システム制御回路50は、外部記録媒体90のデバイス情報を取得し、デバイス情報から外部記録媒体90の機能を取得したり、デジタルカメラ100が対応している製品か否かを確認したりすることで判定する。無線通信機能を有する外部記録媒体90とは、第1の実施形態と同様であり、その説明を省略する。
ステップS503では、システム制御回路50は再生する画像データの選択を行う。システム制御回路50はステップS502で取得した画像データ情報から、例えば最後に撮影された画像データなどを検索し、再生すべき画像データとして選択する。
ステップS504では、システム制御回路50はステップS503で選択した画像データを画像表示部28に表示する。
ステップS505では、システム制御回路50はユーザにより十字キーなどが操作され、画像送りが指示されたか否かを判定する。画像送りが指示されなかった場合にはステップS306に進む。画像送りが指示された場合にはステップS513に進み、システム制御回路50は次に再生すべき画像データを全ての画像データ情報から検索し、選択した後、ステップS504に戻る。
ステップS506では、システム制御回路50はユーザにより撮影モード/再生モード切替スイッチを介して撮影モードへの切替が指示されたか否かを判定する。撮影モードが指示されなかった場合にはステップS507に進む。撮影モードが指示された場合にはシステム制御回路50は再生モードを終了し、撮影モードへと移行する。
ステップS507では、システム制御回路50はユーザにより電源ボタンを介して電源オフが指示されたか否かを判定する。電源オフが指示されなかった場合にはステップS509に進む。電源オフが指示された場合にはステップS508に進み、システム制御回路50はデジタルカメラ100の電源オフ処理を行い、動作を終了する。
ステップS509では、システム制御回路50はユーザによりメニューボタンが押下され、メニュー選択が指示されたか否かを判定する。メニュー選択が指示されなかった場合にはステップS504に戻り、メニュー選択が指示された場合にはステップS510に進む。
ステップS510では、システム制御回路50はユーザによりユーザ切り替え処理が選択されたか否かを判定する。ユーザ切り替え処理が選択されなかった場合にはステップS514に進み、ユーザ切り替え処理が選択された場合にはステップS511に進む。
ステップS511では、システム制御回路50はユーザ切り替え処理を行う。デジタルカメラ100では、後述するユーザ情報登録処理により複数のユーザごとに個別の設定を登録することができる。したがって、使用するユーザは自分の設定をデジタルカメラ100にその都度自ら設定することなく、ユーザ切り替え処理によって、予め登録されているユーザ情報に設定を切り替えるだけで自動的に個別の設定を反映させることができる。ユーザ情報に登録される情報としては、自分の登録情報であることを示すユーザID、ユーザの撮影時のカスタマイズされた撮影パラメータ情報や色パラメータ情報がある。また、撮影した画像データを転送する転送先を示す転送先情報、図1に図示しない顔検出部や特徴検出部を用いたユーザの顔情報や特徴情報などがある。システム制御回路50は、ユーザ切り替え処理により、デジタルカメラ100の設定をユーザ情報に登録されている情報に順次設定していくが、転送先情報の設定は、ステップS512の転送先変更処理で行う。転送先変更処理については、後述する。
一方、ステップS514では、システム制御回路50はユーザによりユーザ情報登録処理が選択されたか否かを判定する。ユーザ情報登録処理が選択されなかった場合にはステップS519に進み、システム制御回路50はその他のメニュー処理を行う。ユーザ情報登録処理が選択された場合にはステップS515に進み、システム制御回路50はユーザ情報登録処理を行う。この処理は、ユーザ登録手段により処理の一例に対応する。
ユーザ情報登録処理では、ユーザが個別に設定できる上述したユーザID、撮影パラメータ情報、色パラメータ情報、転送先情報、顔情報、特徴情報の登録を行う。登録された情報は、不揮発性メモリ56等に記録され、管理される。システム制御回路50はユーザ情報登録処理により登録した情報を、デジタルカメラ100の設定に反映する。
ステップS516では、システム制御回路50はユーザ情報登録処理において、転送先情報が登録されたか否かを判定する。転送先情報が登録されている場合にはステップS517に進み、システム制御回路50は後述する転送先変更処理を行う。転送先情報が登録されていない場合にはステップS518に進み、システム制御回路50は転送制御部80を介して画像データの転送が行われないよう外部記録媒体90を制御する、通信停止処理を行う。
次に、デジタルカメラ100において、無線通信機能を有する外部記録媒体90の画像データ転送先を変更する処理について図6のフローチャートを参照して説明する。図6のフローチャートは、図5のフローチャートに示すステップS512およびステップS517の転送先変更処理に対応する。
ステップS601では、システム制御回路50は転送先変更処理の間に誤って画像データが転送されてしまうことを防ぐために転送制御部80を介して通信を停止する。
ステップS602では、システム制御回路50は転送済みである画像データ情報を取得する。転送済みであるか否かは、例えば、システム制御回路50が転送制御部80を介して、外部記録媒体90に画像データごとに転送の有無を問い合わせることで確認することができる。あるいは、外部記録媒体90が転送済み画像データの属性に転送済みフラグを付加していれば、システム制御回路50は画像データの属性に基づいて確認することができる。
ステップS603では、システム制御回路50はステップS502で取得した全ての画像データ情報と、ステップS602で取得した転送済み画像データ情報と、現在設定されている転送先以外の転送先と関連付けられている未転送画像データ情報とから、現在設定されている転送先へ転送される予定でありながら、転送されていない未転送画像データ(未転送データ)を取得する。現在設定されている転送先以外の転送先と関連付けられている未転送画像データ情報については、後述する。
ステップS604では、システム制御回路50はユーザにより変更あるいは登録されたユーザ情報に含まれる、アクセスポイントのSSIDやネットワークアドレスなどの転送先を不揮発性メモリ56等から取得する。システム制御回路50は、取得した転送先を外部記録媒体90に設定することで、転送先変更処理を行う。
ステップS605では、システム制御回路50はステップS603で取得した変更前の転送先に転送されていなかった未転送画像データがあるか否かを判定する。未転送画像データがある場合にはステップS606に進み、未転送画像データがない場合にはステップS609に進む。
ステップS606では、システム制御回路50はユーザ切り替え処理に伴う転送先の変更により、未転送画像データが存在することを画像表示部28などを介してユーザに通知する。この処理は、通知手段による処理の一例に対応する。
ステップS607では、システム制御回路50は未転送画像データの転送禁止処理を行う。この処理は、転送制御手段による処理の一例に対応する。未転送画像データの転送禁止処理では、システム制御回路50は転送制御部80を介して以下のような処理を行うことで実現できる。例えば、システム制御回路50は未転送画像データを、転送させない画像データとして外部記録媒体90に通知する。また、例えば、外部記録媒体90が自律的に画像データを転送する条件として、画像データを記録するディレクトリが決められている場合には、システム制御回路50は、その条件から外れるディレクトリに画像データを移動する。例えば、ファイル名が所定のファイル名であることが転送する条件である場合は、システム制御回路50は、その条件から外れるファイル名に名前を変更する。例えば、外部記録媒体90が転送を禁止する画像データを登録できるような制御が可能であれば、システム制御回路50は、未転送画像データを、転送を禁止する画像データとして登録する。なお、上述した画像データを移動する処理またはファイル名を変更する処理は、システム制御回路50による転送制御部80を介した指示に応じて外部記録媒体90のマイコン92が行ってもよい。
ステップS608では、システム制御回路50は変更前の転送先と未転送画像データとを関連付けて不揮発性メモリ56等に記憶する。この処理は、関連付け手段による処理の一例に対応する。
ステップS609では、システム制御回路50は変更された転送先に関連付けられた未転送画像データがあるか否かを判定する。予め登録されている転送先には、ステップS608により未転送画像データが関連付けて記憶されている場合がある。関連付けられている未転送画像データがない場合にはステップS611に進み、関連付けられている未転送画像データがある場合にはステップS610に進む。
ステップS610では、システム制御回路50は関連付けられた未転送画像データを転送可能にする処理を行う。未転送画像データは、ステップS607により、システム制御回路50からの通知に応じて転送が禁止されたり、外部記録媒体90の無線通信機能により転送されない形式で記録されたりしている。したがって、システム制御回路50は外部記録媒体90による画像データの転送を許可したり、外部記録媒体90の無線通信機能で転送される形式に変更したりする。これにより、変更された転送先に対して以前に記録されていた未転送画像データの転送が可能となる。
ステップS611では、システム制御回路50は転送制御部80を介して外部記録媒体90の通信を再開するように制御する。
以上のように、本実施形態では、ユーザ切り替え処理に伴って、画像データの転送先を変更する場合に、転送先ごとに未転送画像データを関連付けて管理することによって、未転送画像データを誤った転送先に転送することを防止することができる。また、それ以前に未転送画像データがあった転送先が再度選択された場合には、未転送画像データの転送を行うことができ、実際にユーザが望む転送先に画像データを転送することができる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。例えば、上述した第1の実施形態および第2の実施形態では、画像データを転送する場合についてのみ説明したが、この場合に限られず、画像データ以外のデータを転送する場合でも適用できる。
また、ステップS405およびステップS603では、システム制御回路50が未転送画像データを取得する場合について説明したが、未転送画像データ情報を取得してもよい。
また、上述の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いてプログラムを実行可能なコンピュータを有するデータ制御装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含む。したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのプログラム自体も本発明に含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリでもよい。また、プログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するプログラムを記憶し、接続のあったクライアントコンピュータがプログラムをダウンロードしてプログラムするような方法も考えられる。

Claims (16)

  1. 外部装置に対して無線通信機能を介してデータを転送する外部記録媒体を装着可能なデータ転送制御装置であって、
    前記外部記録媒体に記録されたデータの転送先を変更する転送先変更手段と、
    前記外部記録媒体に記録されたデータのうち未転送データの有無を判定する判定手段と、
    前記判定手段により未転送データがあると判定された場合に、前記転送先変更手段により変更された転送先に前記未転送データを転送しないように制御する転送制御手段と、を有することを特徴とするデータ転送制御装置。
  2. 前記転送制御手段は、前記転送先変更手段により転送先が変更された後に前記外部記録媒体に記録されたデータを変更された転送先に転送するように制御することを特徴とする請求項1に記載のデータ転送制御装置。
  3. 前記判定手段は、前記外部記録媒体に記録された全てのデータと、前記外部記録媒体に記録されたデータが転送済か否かの情報とに基づいて、未転送データの有無を判定することを特徴とする請求項1または2に記載のデータ転送制御装置。
  4. 前記転送制御手段は、前記未転送データを、転送させないデータとして前記外部記録媒体に通知することにより前記未転送データを転送しないように制御することを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のデータ転送制御装置。
  5. 前記転送制御手段は、前記未転送データを前記外部記録媒体の異なるディレクトリに移動することにより前記未転送データを転送しないように制御することを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のデータ転送制御装置。
  6. 前記転送制御手段は、前記未転送データのファイル名を変更することにより前記未転送データを転送しないように制御することを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のデータ転送制御装置。
  7. 前記転送制御手段は、前記転送先変更手段によりデータの転送先が変更される前に、前記外部記録媒体に記録されたデータの転送を停止することを特徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記載のデータ転送制御装置。
  8. 前記判定手段により未転送データがあると判定された場合に、ユーザに対して未転送データがあることを通知する通知手段を有することを特徴とする請求項1ないし7の何れか1項に記載のデータ転送制御装置。
  9. 前記未転送データを前記転送先変更手段により変更された転送先に転送するか否かをユーザに選択させる選択手段を有することを特徴とする請求項1ないし8の何れか1項に記載のデータ転送制御装置。
  10. 前記転送先変更手段により変更される前の転送先と前記外部記録媒体に記録されたデータのうち未転送データとを関連付ける関連付手段を有することを特徴とする請求項1ないし9の何れか1項に記載のデータ転送制御装置。
  11. 前記転送先変更手段によって転送先が、前記関連付手段により関連付けられた転送先に変更された場合に、前記転送制御手段は前記転送先に関連付けられた未転送データを転送するように制御することを特徴とする請求項10に記載のデータ転送制御装置。
  12. 前記外部記録媒体に記録されているデータを転送する転送先を複数、登録する転送先登録手段を有し、
    前記転送先変更手段は、ユーザにより前記転送先登録手段により登録された転送先を変更する指示に応じて、前記外部記録媒体に記録されたデータの転送先を変更することを特徴とする請求項1ないし11の何れか1項に記載のデータ転送制御装置。
  13. 前記転送先変更手段により、前記登録手段によって新たに登録された転送先に転送先が変更された場合には、
    前記転送制御手段は、前記転送先変更手段により変更された転送先に前記未転送データ
    を転送するように制御することを特徴とする請求項12に記載のデータ転送制御装置。
  14. ユーザ情報を複数、登録するユーザ登録手段を有し、
    前記転送先変更手段は、ユーザにより前記ユーザ登録手段により登録されたユーザ情報を変更する指示に応じて、前記外部記録媒体に記録されたデータの転送先をユーザ情報に含まれる転送先に変更することを特徴とする請求項1ないし11の何れか1項に記載のデータ転送制御装置。
  15. 外部装置に対して無線通信機能を介してデータを転送する外部記録媒体を装着可能なデータ転送制御装置の制御方法であって、
    前記外部記録媒体に記録されたデータの転送先を変更する転送先変更ステップと、
    前記外部記録媒体に記録されたデータのうち未転送データの有無を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより未転送データがあると判定された場合に、前記転送先変更ステップにより変更された転送先に前記未転送データを転送しないように制御する転送制御ステップと、を有することを特徴とする制御方法。
  16. 外部装置に対して無線通信機能を介してデータを転送する外部記録媒体を装着可能なデータ転送制御装置を制御するためのプログラムであって、
    前記外部記録媒体に記録されたデータの転送先を変更する転送先変更ステップと、
    前記外部記録媒体に記録されたデータのうち未転送データの有無を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより未転送データがあると判定された場合に、前記転送先変更ステップにより変更された転送先に前記未転送データを転送しないように制御する転送制御ステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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