JP2014026508A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】静止画に関連する動画を高速、且つ、正確に検索する画像処理装置を提供する。
【解決手段】静止画と動画とが記録された記録媒体141から所定の静止画に関連付けられた動画を検索するために、静止画に対する動画の関連付けを、静止画と動画に対してDCF規格に従って付加されるファイル名と、静止画と動画のそれぞれのファイルに対して付加される付属情報とによって行う。所定の静止画のファイル名からDCF規格に従う降順に、静止画と関連付けられた動画を動画のファイル名により検索し、動画のファイルに付加された付属情報と所定の静止画のファイルに付加された付属情報とを比較し、これらの付属情報とが一致したときに所定の静止画に関連付けられた動画が有ると判定し、所定の静止画に関連付けられた動画の有無に関する情報を表示部130に表示する。
【選択図】図7

Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理方法に関し、静止画と動画とが関連付けて記憶された記録媒体から静止画に関連する動画を検索する技術に関する。
画像処理装置の一例として、静止画と動画とを関連付けて撮影する撮像装置が提案されており、動画と静止画間に関連情報を付加する技術が提案されている(特許文献1,2参照)。特許文献1に記載された技術では、静止画と動画とを共通のファイル名又は管理領域により関連付けしている。また、特許文献2に記載された技術では、動画とその動画撮影中の静止画撮影による静止画とを管理情報により関連付けている。このような関連付けにより、静止画と動画との一方から他方への検索を行うことは可能となっている。
特開2004−297177号公報 特開2002−290908号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、複数の静止画に対して1つの動画が関連する場合の動作に関して検討されていないため、例えば、動画から複数の静止画を切り出した場合の関連付けはできず、特定の静止画から関連する元の動画を検索することができないおそれがある。
また、特許文献2に記載されているような管理情報による関連付けのみでは、静止画に関連付けられた動画を検索する際に全ての管理情報を解析する必要があるため、検索に時間を要するという問題がある。また、パーソナルコンピュータ(PC)等を用いて動画や静止画が記録された記録媒体を任意に操作した場合に、動画と静止画に付された管理情報に不一致が生じる可能性があり、この場合、静止画に関連する動画を検索することができなくなる。
本発明は、静止画に関連する動画を高速、且つ、正確に検索することができる画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、静止画と動画とが記録された記録手段から所定の静止画に関連付けられた動画を検索する画像処理装置であって、静止画に対する動画の関連付けは、静止画と動画に対して画像ファイル管理規格に従って付加されるファイル名と、前記静止画と前記動画のそれぞれのファイルに対して付加される付属情報とによって行われ、所定の静止画のファイル名から前記画像ファイル管理規格に従う降順に、動画のファイル名により、前記記録手段に記録された動画の中から動画を検索する検索手段と、前記検索手段により検索された前記動画のファイルに付加された付属情報と前記所定の静止画のファイルに付加された付属情報とを比較することにより、前記所定の静止画に関連付けられた動画の有無を判定する判定手段と、前記判定手段による判定にしたがって前記所定の静止画に関連付けられた動画の有無に関する情報を表示する表示手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、静止画に関連する動画を高速、且つ、正確に検索することができる。
本発明の実施形態に係るデジタルカメラの概略構造を示すブロック図である。 本実施形態に係るデジタルカメラでのダイジェストモードにおける撮影記録処理のフローチャートである。 本実施形態に係るデジタルカメラでのダイジェストモードにおける撮影操作と、撮影された静止画及び動画のファイル構造との関係を示す図である。 図2に示すステップS206の処理の詳細を示すフローチャートである。 本実施形態に係るデジタルカメラでの再生モードにおいて実行される処理のフローチャートである。 図5に示すステップS502の処理の詳細を示すフローチャートである。 図5に示すステップS507、図6に示すステップS603,S613の処理の詳細を示すフローチャートである。 図6に示すステップS602において画像と画像情報とを併せて表示した例と、ステップS605において画像と画像情報とを併せて表示した例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。本実施形態では、画像処理装置として、動画及び静止画を撮影し、撮影した動画及び静止画を記憶することができるデジタルカメラ(撮像装置)を取り上げることとする。
本実施形態に係るデジタルカメラは、静止画撮影モードにおける特定の記録モードでは、静止画撮影開始の指示信号の入力に応じて静止画の記録が行われると共に、指示信号が入力されるより前の所定秒数の動画(直前動画)が同時に記録される。以下、このような静止画と動画の記録を行う記録モードを「ダイジェストモード」と称呼する。ダイジェストモードでは、毎回、静止画記録の指示に従って静止画が記録されると同時に記録された所定秒数の動画を、ダイジェストモードにて記録された過去の動画に結合させた動画を生成する。以下、デジタルカメラの構造と制御について詳細に説明する。
<デジタルカメラの概略構成>
図1は、デジタルカメラ100の概略構造を示すブロック図である。デジタルカメラ100は、制御部101、操作部102、バス103、メモリ104、撮像部110、画像処理部111、音声入力部120及び音声処理部121を備える。また、デジタルカメラ100は、表示部130、表示制御部131、記録再生部140、記録媒体141、映像出力部150及び音声出力部151を備える。
制御部101は、CPU(MPU)、メモリ(DRAM、SRAM)等を備え、各種処理(プログラム)を実行してデジタルカメラ100の各ブロックを制御し、各ブロック間でのデータ転送を制御することでデジタルカメラ100の全体制御を行う。また、制御部101は、操作部102からの操作信号に応じてデジタルカメラ100の各ブロックを制御する。更に、制御部101は、画像処理部111によって得られた画像を解析し、解析結果に応じてデジタルカメラ100の各ブロックを制御する。
操作部102は、例えば、電源ボタン、静止画記録ボタン、動画記録開始ボタン、ズーム調整ボタン、オートフォーカスボタン等の撮影に関連する各種操作を入力するスイッチ類を備えている。また、操作部102は、メニュー表示ボタン、決定ボタン、カーソルキー、ポインティングデバイス、タッチパネル等を備えている。ユーザが操作部102のキーやボタンを操作すると、制御部101に操作信号が送信される。
バス103は、各種データ、制御信号、指示信号等をデジタルカメラ100の各ブロックに伝達するための汎用バスである。メモリ104は、画像処理部111及び音声処理部121で処理された画像信号及び音声信号を一時的に記憶する。
撮像部110は、レンズを通して取り込まれた被写体からの光の光量を絞りによって調節し、CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子の表面において被写体像(光学像)を結像させ、被写体像を電気的なアナログ画像信号に変換する。更に、撮像部110は、アナログ画像信号をデジタル画像信号へ変換して、画像処理部111に送信する。
画像処理部111は、撮像部110から入力されたデジタル画像信号に対して、所定の設定値に基づく画質調整処理、例えば、ホワイトバランスや色、明るさ等を調整する処理を施す。画像処理部111で処理された画像信号は、制御部101により、メモリ104や映像出力部150、表示制御部131に送信される。画像処理部111は、メモリ104に一時的に記憶された画像信号を読み出して画像信号の符号化を行い、圧縮画像信号等を生成する。制御部101は、こうして生成された圧縮画像信号を記録再生部140に送信する。
本実施形態では、撮像部110は、光学ズーム機能と光学防振機能を有し、画像処理部111は、電子ズーム機能と電子防振機能を有する。光学ズーム機能と電子ズーム機能は、ユーザの操作に応じて、得られる画像を拡大する機能である。また、光学防振機能と電子防振機能は、デジタルカメラ100の本体の振動による画像の揺れを防止する機能である。これらの機能は、制御部101の制御の下、同時に又は交互に或いは単独で使用される。これらの機能には周知の技術を用いることができ、よって、ここでの詳細な説明は省略する。
音声入力部120は、例えば、内蔵された無指向性マイク又は音声入力端子を介して接続された外部マイク等を通じてデジタルカメラ100の周囲の音声を集音し、集音したアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換して、音声処理部121に送信する。音声処理部121は、入力されたデジタル音声信号のレベルの適正化処理等の音声に関する処理を行う。音声処理部121で処理された音声信号は、制御部101によりメモリ104に送信される。音声処理部121は、メモリ104に一時的に記憶された音声信号を読み出して音声信号の符号化等を行い、圧縮音声信号等を生成する。制御部101は、生成された圧縮音声信号を記録再生部140に送信する。
記録再生部140は、画像処理部111及び音声処理部121で生成された圧縮画像信号及び圧縮音声信号、撮影に関する制御データ等を記録媒体141に対して記録する。音声信号を圧縮符号化しない場合には、制御部101は、音声処理部121により生成された音声信号と画像処理部111により生成された圧縮画像信号を記録再生部140に送信し、記録媒体141に記録させる。更に、記録再生部140は、記録媒体141に記録された圧縮画像信号、圧縮音声信号、音声信号、各種データ、プログラムを読み出す。
記録媒体141は、デジタルカメラ100に内蔵された記録媒体であるか着脱可能な記録媒体であるかを問わず、圧縮画像信号、圧縮音声信号、音声信号、各種データ等を記録することができるものであればよい。記録媒体141としては、公知の種々の記録媒体、例えば、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R、DVD−R、磁気テープ、不揮発性の半導体メモリ、フラッシュメモリ等を用いることができる。
制御部101は、記録媒体141から読み出した圧縮画像信号と圧縮音声信号をそれぞれ、画像処理部111と音声処理部121に送信する。画像処理部111は、圧縮画像信号を一時的にメモリ104に記憶させ、所定の手順で復号し、復号した画像信号を映像出力部150や表示制御部131に送信する。同様に、音声処理部121は、圧縮音声信号を一時的にメモリ104に記憶させ、所定の手順で復号し、復号した音声信号を音声出力部151に送信する。音声信号が記録媒体141に非圧縮記録されている場合には、制御部101は、音声信号を、直接、音声出力部151に送信する。
音声出力部151は、例えば、音声出力端子からなり、接続されたイヤホンやスピーカ等から音声を出力させるために音声信号を送信する。音声出力部151は、デジタルカメラ100に内蔵され、音声信号を音声として出力するスピーカであってもよい。映像出力部150は、例えば、映像出力端子からなり、接続された外部ディスプレイ等に映像として表示させる画像信号を送信する。なお、音声出力部151と映像出力部150は、統合された1つの端子、例えばHDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)端子のような端子であってもよい。
表示制御部131は、画像処理部111から送信された画像信号を映像として表示部130に表示させ、また、デジタルカメラ100を操作するための操作画面(メニュー画面)等を表示部130に表示させる。表示部130は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、電子ペーパー等の表示デバイスであれば何であってもよい。
<デジタルカメラ100の通常動作>
ユーザが、デジタルカメラ100の操作部102の電源ボタンを操作すると、操作部102から制御部101に起動指示が出される。この起動指示を受けて、制御部101は、電源供給部(不図示)を制御し、デジタルカメラ100の各ブロックに対して電源を供給する。各ブロックに電源が供給されると、制御部101は、操作部102のモード切り換えスイッチが、例えば、静止画撮影モード、動画撮影モード、再生モード等のうちのどのモードになっているかを操作部102からの信号により確認する。
静止画撮影モードでは、撮影待機状態でユーザが操作部102の静止画記録ボタンを操作することで撮影が行われ、圧縮画像信号が記録媒体141に記録された後、再び撮影待機状態になる。動画撮影モードでは、撮影待機状態でユーザが操作部102の動画記録開始ボタンを操作することで撮影を開始し、その間、圧縮画像信号と圧縮音声信号又は音声信号が記録媒体141に記録される。そして、ユーザが操作部102の動画記録終了ボタンを操作することで撮影を終了し、再び撮影待機状態になる。再生モードでは、ユーザが選択したファイルを構成する圧縮画像信号や圧縮音声信号、音声信号が記録媒体141から読み出されて再生され、音声出力部151から音声信号が出力され、表示部130に映像が表示される。
[静止画撮影モードでの動作の詳細]
操作部102により静止画撮影モードが設定されると、制御部101は、デジタルカメラ100の各ブロックを撮影待機状態に設定する。撮影待機状態では、画像処理部111は、画像信号を表示制御部131に送信し、表示制御部131は画像信号を映像として表示部130に表示する。ユーザは、表示部130に表示された映像を視認しながら撮影の準備を行う。
撮影待機状態にあるときにユーザが操作部102の静止画記録ボタンを操作すると、静止画撮影開始の指示信号が操作部102から制御部101に送信される。制御部101は、静止画撮影開始の指示信号をデジタルカメラ100の各ブロックに送信し、以下の動作が実行されるように制御を行う。即ち、撮像部110は、レンズを通して取り込まれた被写体の光学像を撮像素子によりアナログ画像信号に変換し、続いて、アナログ画像信号をデジタル画像信号に変換して画像処理部111に送信する。
画像処理部111は、入力されたデジタル画像信号の画質調整処理(ホワイトバランスや色、明るさ等)を設定値に基づいて行う。画像処理部111で処理された画像信号は、制御部101によりメモリ104や映像出力部150、表示制御部131に送信される。ここで、表示部130に表示された映像を見ることで、ユーザは撮影した静止画を確認することができる。
続いて、画像処理部111は、メモリ104に一時的に記憶された画像信号を読み出して所定の符号化を行い、圧縮画像信号を生成し、記録再生部140に出力する。記録再生部140は、UDF又はFAT等のファイルシステム管理の下に、圧縮画像信号を静止画ファイルとして記録媒体141に書き込む。なお、制御部101は、画像処理部111による符号化の動作が終了すると、撮影待機状態に移行させるように制御信号をデジタルカメラ100の各ブロックに送信する。これにより、デジタルカメラ100は、撮影待機状態に戻る。
[動画撮影モードでの動作の詳細]
操作部102により動画撮影モードが設定されると、制御部101は、デジタルカメラ100の各ブロックを撮影待機状態に設定する。撮影待機状態では、画像処理部111は画像信号を表示制御部131に送信し、表示制御部131は画像信号を映像として表示部130に表示する。ユーザは、表示部130に表示された映像を視認しながら撮影の準備を行う。
撮影待機状態にあるときにユーザが操作部102の動画記録開始ボタンを操作すると、動画撮影開始の指示信号が操作部102から制御部101に送信される。制御部101は、動画撮影開始の指示信号をデジタルカメラ100の各ブロックに送信し、以下の動作が実行されるように制御を行う。即ち、撮像部110は、レンズを通して取り込まれた被写体の光学像を撮像素子によりアナログ画像信号に変換し、続いて、アナログ画像信号をデジタル画像信号に変換して、画像処理部111に送信する。
画像処理部111は、入力されたデジタル画像信号の画質調整処理(ホワイトバランスや色、明るさ等)を設定値に基づいて行う。画像処理部111で処理された画像信号は、制御部101により、表示制御部131とメモリ104とに送信される。表示制御部131は、受信した画像信号に関する映像を表示部130に表示させる。
一方、音声入力部120は、マイクから得られたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換し、得られたデジタル音声信号を音声処理部121に送信する。音声処理部121は、入力されたデジタル音声信号に対してレベル適正化処理等を施して、音声信号をメモリ104に出力する。
画像処理部111及び音声処理部121はそれぞれ、メモリ104に一時的に記憶された画像信号及び音声信号を読み出して所定の符号化を行い、圧縮画像信号及び圧縮音声信号等を生成する。制御部101は、これらの圧縮画像信号と圧縮音声信号とを合成してデータストリームを形成し、記録再生部140に出力する。記録再生部140は、UDF(Universal Disk Format)又はFAT(File Allocation Table)等のファイルシステムで管理する情報の下に、データストリームを1つの動画ファイルとして記録媒体141に書き込む。なお、制御部101は、音声を圧縮しない場合には、音声処理部121で生成した音声信号を画像処理部111で生成された圧縮画像信号と共に記録再生部140に出力する。記録再生部140は、前述したように、UDF又はFAT等のファイルシステム管理の下に、データストリームを1つの動画ファイルとして記録媒体141に書き込む。以上の動作が、撮影中に継続される。
撮影の間、ユーザによる操作部102の操作に従って又は画像処理部111により生成された画像信号の解析結果に応じて、制御部101は、撮像部110や画像処理部111や音声処理部121等に各種の制御信号を送信している。例えば、レンズの移動や絞り調整等をさせるための制御信号が撮像部110に送信され、画像を調整するための制御信号が画像処理部111に、音声を調整するための制御信号が音声処理部121にそれぞれ送信される。また、撮影の間にユーザが操作部102のズームキーを操作すると、制御部101は、撮像部110の光学ズーム機能や、画像処理部111の電子ズーム機能を動作させる。更に、撮影の間には、制御部101は、振動検出部(不図示)により検出された加速度信号に基づいて、撮像部110の光学防振機能や画像処理部111の電子防振機能を動作させる。
ユーザが操作部102の動画記録終了ボタンを操作すると、動画撮影終了の指示信号が制御部101に送信される。制御部101が、動画撮影終了の指示信号をデジタルカメラ100の各ブロックに送信することにより、以下の動作が実行される。即ち、画像処理部111及び音声処理部121はそれぞれ、画像信号及び音声信号のメモリ104への送信を停止する。そして、画像処理部111及び音声処理部121はそれぞれ、メモリ104に記憶されている残りの画像信号及び音声信号を読み出して所定の符号化を行い、圧縮画像信号と圧縮音声信号等を生成する。
制御部101は、最後の圧縮画像信号と圧縮音声信号とを合成し、データストリームを形成し、記録再生部140に出力する。音声を圧縮しない場合には、制御部101は、音声処理部121により生成された音声信号と圧縮画像信号を記録再生部140に出力する。記録再生部140は、UDF或いはFAT等のファイルシステム管理の下に、データストリームを1つの動画ファイルとして記録媒体141に書き込む。
制御部101は、データストリームの供給が停止すると、サムネイルを生成するために、更に、以下の動作が行われるように、各ブロックを制御する。即ち、記録再生部140は、記録媒体141に記録した動画ファイルの先頭フレームの圧縮画像信号を読み出し、画像処理部111に送信する。画像処理部111は、圧縮画像信号を一時的にメモリ104に記憶させ、所定の手順で復号する。また、画像処理部111は、得られた画像信号に対してサムネイル用の所定の符号化を行い、サムネイル用圧縮画像信号を生成し、生成したサムネイル用圧縮画像信号を記録再生部140に出力する。
記録再生部140は、UDF又はFAT等のファイルシステム管理の下に、サムネイル用圧縮画像信号から生成したサムネイル用圧縮画像を、ベースとなる動画ファイルに結合させて記録媒体141に書き込み、動画ファイルを完成させる。これにより動画の記録動作が終了すると、制御部101は、撮影待機状態に移行させるための制御信号を各ブロックに送信する。これにより、デジタルカメラ100は撮影待機状態に戻る。
[再生モードでの動作の詳細]
操作部102により再生モードが設定されると、制御部101は、静止画/動画を再生可能な状態に移行させるための制御信号をデジタルカメラ100の各ブロックに送信し、これにより以下の動作が実行される。即ち、記録再生部140は、記録媒体141に記録された圧縮画像信号からなる静止画ファイル、又は、圧縮画像信号と圧縮音声信号又は音声信号とからなる動画ファイルを読み出す。制御部101は、読み出された圧縮画像信号及び圧縮音声信号をそれぞれ、画像処理部111及び音声処理部121に送る。なお、圧縮されていない音声信号を読み出した場合、制御部101は、その音声信号を音声出力部151に送信する。
画像処理部111及び音声処理部121はそれぞれ、圧縮画像信号及び圧縮音声を一時的にメモリ104に記憶させ、所定の手順で復号する。制御部101は、復号化した音声信号を音声出力部151へ送信し、復号化した画像信号を映像出力部150と表示制御部131に送信する。表示制御部131は、入力された画像信号を映像として表示部130に表示させる。また、音声出力部151は、入力された音声信号を音声として、デジタルカメラ100に内蔵されたスピーカや外部接続されたイヤホンやスピーカから出力する。
<ダイジェストモードでの動作>
[撮影処理]
以下に、前述したダイジェストモードにおけるデジタルカメラ100の動作、制御について説明する。図2は、ダイジェストモードにおける撮影記録処理のフローチャートである。図2の各処理は、制御部101のCPU(MPU)が、メモリに記憶されている各種プログラムを実行して、デジタルカメラ100の各ブロックの動作を制御することにより実現される。
操作部102からの指示信号によりダイジェストモードが確定すると、制御部101は、先述した動画撮影処理を開始する。最初に、制御部101は、画像処理部111及び音声処理部121にて動画データを符号化し、符号化された動画データをメモリ104に一時的に記憶する(ステップS201)。続いて、制御部101は、メモリ104に保存された動画データの秒数が、所定秒数以上か否かを判定する(ステップS202)。制御部101は、所定秒数以上の場合(S202でYES)、処理を後述するステップS203へ進め、所定秒数以上ではない場合(S202でNO)、処理を後述するステップS204へ進める。なお、「所定秒数」は、メモリ104に一時記憶可能な動画の秒数の上限以下の数値に設定される。
ステップS203において、制御部101は、メモリ104に保存された動画データの中で最も古い動画データを破棄し、その後、処理をステップS204へ進める。ステップS203において破棄する動画データの単位は、秒単位でもよいし、動画の圧縮形式によってはGOP(Group of Pictures)単位であってもよい。
ステップS204において、制御部101は、操作部102の静止画記録ボタンが押されたか否かを判定する。制御部101は、静止画記録ボタンが押された場合(S204でYES)には、処理をステップS205へ進め、静止画記録ボタンが押されていない場合(S204でNO)には、処理をステップS201に戻す。
ステップS205において、制御部101は、ステップS201においてメモリ104に保存された動画データが記録媒体141に書き込み可能か否かを判定する。この書き込み判定では、メモリ104に保存された動画データのデータサイズと、記録媒体141の空き容量から後述するステップS207において撮影される静止画の見積容量を差し引いた容量と、を比較する。そして、メモリ104に保存された動画データのデータサイズの方が小さい場合には、書き込み可能と判定され、動画データのデータサイズの方が小さくない場合には、書き込み不可と判定される。なお、メモリ104に保存された動画データが所定の秒数に満たない場合に書き込み不可と判定するようにしてもよい。
制御部101は、動画データをメモリ104に書き込み可能と判定した場合(S205でYES)、処理をステップS206へ進め、動画データをメモリ104に書き込み不可と判定した場合(S205でNO)、処理をステップS209へ進める。
ステップS206において、制御部101は、記録媒体141に保存されている追記対象の動画ファイルに対し、メモリ104に保存された動画データが追記可能か否かを判定する。この追記可能判定では、制御部101は、追記対象の動画ファイルが有する情報をチェックし、下記(1)〜(9)の条件に当て嵌まる場合に追記不可と判定する。
(1)保護属性である場合
(2)追記後の動画ファイルサイズが記録媒体141のファイルシステムの上限のデータサイズを越える場合
(3)GOP単位でない場合
(4)ダイジェストモードで撮影された動画ファイルではない場合
(5)撮影日がデジタルカメラ100に設定された日と異なる場合
(6)地域設定がデジタルカメラ100に設定された地域と異なる場合
(7)追記対象の動画ファイルを撮影したデジタルカメラの機種と追記を行うデジタルカメラの機種が異なる場合
(8)フレームレート、画素数、圧縮方法、音声のサンプリングレート、チャンネル数、ビット深度のいずれかがメモリ104に保存された動画データと異なる場合
(9)記録媒体141又は追記対象の動画ファイルが壊れている等の原因により、追記対象のファイルを正常にチェックすることができなかった場合
制御部101は、追記可能と判定した場合(S206でYES)、処理をステップS207へ進め、追記不可と判定した場合(S206でNO)、処理をステップS208へ進める。ステップS207において、制御部101は、記録媒体141に保存されている追記対象の動画ファイルに対し、メモリ104に保存された動画データを追記し、その後、処理をステップS209へ進める。これに対して、ステップS208では、制御部101は、メモリ104に保存された動画データを、新たに単独の動画ファイルとして記録媒体141に新規保存し、処理をステップS209へ進める。
ステップS209において、制御部101は、先述した静止画撮影処理を行う。なお、記録媒体141に追記対象の動画ファイルがない場合には、制御部101は、ステップS205で書き込み可能と判定した後に、ステップS208の新規保存処理を行い、その後、ステップS209の静止画撮影処理を行うフローで処理を進める。
[静止画、動画の撮影動作とファイル構造]
図3は、ダイジェストモードにおける撮影操作と、撮影された静止画及び動画のファイル構造との関係を示す図である。図3の上段には、デジタルカメラ100での撮影操作の内容が示されており、図3の下段には、撮影された静止画及び動画のデータ保存形態が模式的に示されている。
ダイジェストモードでは、ユーザが操作部102の静止画記録ボタンを操作することにより静止画の直前動画が撮影される。図3において、レリーズ1の撮影指示に応じて静止画P1が撮影され、静止画P1の直前動画(静止画P1に関連付けられる動画)として動画M1が撮影されている。同様に、レリーズ2〜4,7の撮影指示に応じて静止画P2〜P4,P7が撮影され、静止画P2〜P4,P7の直前動画(静止画P2〜P4,P7に関連付けられる動画)として、動画M2〜M4,M7が撮影される。なお、図3には、通常の動画撮影モードにおけるレリーズ5により動画M5が、通常の静止画撮影モードにおけるレリーズ6により静止画P6が撮影された状態が示されている。レリーズ1〜3に係る撮影は、本実施形態では、2010年9月15日に行われており、レリーズ4〜7に係る撮影は、その翌日の2010年9月16日に行われている。
最初に、レリーズ1〜4,7の撮影操作に従って撮影された静止画P1〜P4,P7及び動画M1〜M4,M7の記録媒体141上での保存形態について説明する。レリーズ1により撮影された動画M1は、記録媒体114内の撮影日を表すディレクトリ“100_0915”に、動画ファイル“MDG_0001.MOV”として保存される。一方、同時に撮影された静止画P1は静止画ファイル“IMG_0002.JPG”として同ディレクトリに保存される。
レリーズ2により撮影された動画M2は、動画ファイル“MDG_0001.MOV”に追記される。つまり、ダイジェストモードで撮影された直前動画は、本実施形態では撮影日が同じ場合に、逐次、追記されていく。これにより、この時点で、動画M1,M2が結合された結合動画が生成される。そして、レリーズ2により撮影された静止画P2は、静止画ファイル“IMG_0003.JPG”として同ディレクトリに保存される。続いて、レリーズ3により撮影された動画M3は、動画ファイル“MDG_0001.MOV”に追記される。これにより、動画M1,M2,M3が結合された結合動画が生成される。そして、レリーズ3により撮影された静止画P3は、静止画ファイル“IMG_0004.JPG”として同ディレクトリに保存される。このように、本実施形態では、同一日に撮影された静止画と動画は同一ディレクトリに保存され、静止画撮影の際に撮影される直前動画は1ファイルに結合される。
レリーズ4により撮影された動画M4は、記録媒体114内の撮影日を表す別のディレクトリ“100_0916”に動画ファイル“MDG_0005.MOV”として保存される。また、レリーズ4により撮影された静止画P4は、静止画ファイル“IMG_0006.JPG”として同ディレクトリに保存される。ここで、動画M4は、動画日付をまたいでいるが、関連する静止画P4と同一のディレクトリに保存されることによってディレクトリ単位での関連性を保っている。
ダイジェストモードを抜けて、通常の動画撮影モードにおいてレリーズ5で動画M5が撮影されると、動画M5は“MDG_0005.MOV”に追記されず、独立した新規ファイル“MVI_0007.MOV”として保存される。次に、通常の静止画撮影モードにおいてレリーズ6で静止画P6が撮影されると、その直前動画は撮影されないため、静止画P6だけが、新規ファイル“IMG_0008.JPG”として保存される。そして、再び、ダイジェストモードにおいてレリーズ7で静止画P7が撮影されると、直前動画である動画M7は動画M4に追記され、これにより、動画M4,M7が結合された結合動画が生成される。そして、レリーズ7で撮影された静止画P7は新規ファイル“IMG_0009.JPG”として保存される。
[ステップS206の処理の詳細]
図2のステップS206の処理の詳細について、図3及び図4を参照して説明する。図4は、ダイジェストモードにおけるステップS206の処理の詳細(動画の追記可否判定処理)を示すフローチャートである。
デジタルカメラ100では、一般的に使用される画像ファイル管理規格であるDCF(Design rule for Camera File system)規格に従ってディレクトリ及びファイルが作成されるものとする。DCF規格では、簡単にはファイルの構成を、連番を振られた最大900個のディレクトリと各ディレクトリ内の最大9999個のDCFオブジェクトで規定している。本実施形態では、画像ファイルは、撮影月単位又は撮影日単位で、撮影に対応して作成される撮影月又は撮影日に対応するディレクトリ内に保存されるものとする。また、各ディレクトリ内には最大2000のファイルが作成可能であるとする。これは、ディレクトリ内にDCF規格の最大のファイルを作成すると、FATファイルシステム上での管理情報(ディレクトリエントリ情報)が大きくなり、画像の検索時間が長くなってしまうのを回避するためである。また、通常のユーザユースケースでは、“9999”というオブジェクト数のファイルを作成しないであろうことを考慮したものである。
最初に、制御部101は、撮影日時を決定し、メモリ104に記憶する(ステップS401)。記憶された撮影日時は、図2を参照して説明した静止画撮影処理において撮影された静止画に付属情報として付加され、静止画ファイルとして保存され、また、同時に撮影された動画ファイルにも同様に付属情報として付加される。ここでの付属情報とは、FATファイルシステムに記載される作成日時や更新日時、ファイルのヘッダ等に記載されるメタデータ等である。また、本実施形態では、撮影日時を付加することとしているが、撮影日のみであってもよい。
なお、静止画と動画に同じ撮影日時情報を付加することにより、実際には動画の撮影開始時刻が静止画の撮影時刻と異なる場合のみならず、動画の撮影開始日が静止画の撮影日と異なる場合であっても、同一の付属情報を持つものとして、管理が容易になる。例えば、日付で画像を検索する場合、ダイジェストモードにおいて静止画に付随して撮影された動画は、静止画と同じ日付の検索でヒットすることになる。このことを、図3を用いて具体的に説明する。
例えば、動画M4の撮影は2010年9月15日に開始されているが、レリーズ4をトリガとして撮影される静止画P4の撮影日は2010年9月16日である。この場合、動画M4のファイルである“MDG_0005.MOV”と、動画M4に関連する静止画P4のファイルである“IMG_0006.JPG”とに、同じ付属情報(撮影日時情報)が付加される。よって、先に説明した再生モードにおいて、ユーザが操作部102を用いて2010年9月16日の画像のみを検索する指示を行った場合、制御部101は、付属情報である撮影日を検索キーと判断して、画像検索を行う。その結果、関連する“IMG_0006.JPG”と“IMG_0005.MOV”の両方を検索においてヒットさせることができる。
なお、本実施形態では、静止画とその直前動画とに同一の撮影日時を付加するとしたが、前例のように検索が日付単位である場合には、直前動画の撮影開始時間の属する日を付属情報として用いてもよい。即ち、静止画の撮影日の前日である直前動画の撮影開始時間の属する日を、静止画とその直前動画とに共通の付属情報としてもよい。
ステップS401の処理の後、制御部101は、記録ディレクトリを仮決定する(ステップS402)。先述したように、画像はDCF規格に従って記録される。DCF規格上の空きディレクトリ番号及びファイル番号を決定し、各番号を昇順へ進めるとすると、最大番号のディレクトリ内の最大ファイル番号に“1”を加算したファイル番号が決定される。
具体的には、図3において、記録媒体114内の構成が動画M1〜M3及び静止画P1〜P3の撮影直後の状態(レリーズ3の処理終了後の状態)であったとする。その場合、最大ディレクトリ番号は、ディレクトリ“100_0915”における“100”であり、最大ディレクトリにおける最大ファイルファイル番号は、“IMG_0004.JPG”における“0004”である。次のディレクトリ番号としては“101”が、次のファイル番号としては“0005”が決定される。
ステップS402の処理の後、制御部101は、記録先ディレクトリにダイジェストモードで作成した動画が有るか否かを判定する(ステップS403)。つまり、追記先となるダイジェストモードで作成した動画ファイルが有るか否かを判定する。先述したように、デジタルカメラ100では、撮影日でディレクトリを分けて画像を保存し、撮影日毎にダイジェストモードで撮影された動画(即ち、直前動画)を結合するため、ここでは、静止画記録予定のディレクトリを参照するだけでよい。具体的には、図3において、記録媒体114内の構成が動画M1〜M3及び静止画P1〜P3の撮影直後の状態であったとすると、“MDG_0001.MOV”を特定する。
また、ステップS403における動画の特定の方法として、本実施形態では、動画ファイルのプリフィックスを判定する。即ち、本実施形態では、ダイジェストモードで撮影された動画にのみ、他の動画との区別が可能となるプリフィックスを用いてファイル名を作成する。具体的には、本実施形態では、ダイジェストモードで作成された動画のプリフィックスを“MDG_”とし、その他の動画のプリフィックスを“MVI_”としている。
制御部101は、ダイジェストモードで撮影した動画がないと判定した場合(S403でNO)、処理をステップS408へ進める。一方、制御部101は、ダイジェストモードで撮影した動画があると判定した場合(S403でYES)、処理をステップS404へ進め、ステップS404において、その動画の付属情報から撮影日時を取得する。
ステップS404で取得した撮影日時は、先述したように、同時に撮影された静止画と共通の撮影日時情報から作成されている。そこで、制御部101は、現在の撮影日とステップS404で取得した撮影日とが同一であるか否かを判定する(ステップS405)。制御部101は、撮影日が異なる場合(S405でNO)、処理をステップs408へ進め、撮影日が同じ場合(S405でYES)、その他の追記可能条件を判定する(ステップS406)。
制御部101は、追記可能条件に該当すると判定した場合(S406でYES)、処理をステップS407へ進め、追記可能条件に該当しないと判定した場合(S406でNO)、処理をステップS408へ進める。追記可能条件に該当しない場合とは、先述したように、(1)保護属性である場合、(2)追記後の動画ファイルサイズが記録媒体141のファイルシステムの上限のデータサイズを越える場合、(3)GOP単位でない場合、(4)ダイジェストモードで撮影された動画ファイルでない場合、(5)地域設定がデジタルカメラに設定された地域と異なる場合、(6)追記対象の動画ファイルを撮影したデジタルカメラの機種と追記を行うデジタルカメラの機種が異なる場合、(7)フレームレート、画素数、圧縮方法、音声のサンプリングレートやチャンネル数、ビット深度のいずれかがメモリ104に保存された動画データと異なる場合、(8)記録媒体141又は追記対象の動画ファイルが壊れている場合等である。
ステップS407では、動画追記可能判定を行い、本処理を抜ける。この判定に基づいて、図2のステップS207にて動画の追記を行い、ステップS209で静止画を撮影し、保存する。例えば、図3において、記録媒体114内の構成が動画M1〜M3及び静止画P1〜P3の撮影直後の状態であったとする。その場合、不図示であるが、“MDG_0001.MOV”に新規の動画が追記される共に、ディレクトリ“100_0915”に“IMG_0005.JPG”の静止画が作成される。
ステップS408では、制御部101は、記録先ディレクトリにおける新規画像の保存可能枚数が所定枚数以上か否かを判定する。本実施形態では、保存可能枚数が900枚以上であるか否かを判定するものとする。これは、DCF規格上でファイル番号が発行できるか否かを確認する処理である。即ち、撮影ファイルをディレクトリ内で番号を昇順に追加していく場合、ファイル番号“9999”に至るまでに、或いは、ディレクトリ内のファイル数に上限を設けた場合(本実施形態では2000)に、その上限までに幾つの余裕があるかを確認する。
保存可能枚数が所定枚数以上の場合(S408でYES)、制御部101は、動画新規記録判定を行い(ステップS410)、本処理を抜ける。制御部101は、この動画新規記録判定に従って、図2のステップS208で動画の新規作成を行い、ステップS209で静止画を撮影し、保存する。一方、保存可能枚数が所定枚数未満の場合(S408でNO)、制御部101は、記録先を新規ディレクトリに設定し(ステップS409)、その後、処理をステップS410へ進める。この場合も、制御部101は、ステップS410の動画新規記録判定に従って、図2のステップS208で動画の新規作成を行い、ステップS209で静止画を撮影し、保存する。
以上の処理により、ダイジェストモードで新規に直前動画が撮影される際には、撮影画像を保存するディレクトリ内に、現在の撮影の動画と静止画とを差し引いた“所定枚数−2”の撮影が保証される。即ち、今後の撮影において、同一日であれば、現在のディレクトリに“所定枚数−2”が撮影可能であり、ダイジェストモードでの撮影であれば、新規作成と判定された動画に対して最大で“所定枚数−2”の動画が追記可能となる。これにより、同一日のダイジェストモードでの動画の分断を抑制することができる。
<画像検索処理>
操作部102からの指示信号により再生モードが確定すると、制御部101は、先述した再生モードでの処理を開始する。図5は、デジタルカメラ100での再生モードにおいて実行される処理のフローチャートである。デジタルカメラ100では、再生モードに移行すると、先ず、制御部101が、初期画像を設定する(ステップS501)。例えば、DCF規格のDCFディレクトリ番号が最大のディレクトリ内のDCFファイル番号が最大の画像が初期画像に設定される。即ち、撮影毎にDCFファイル番号をインクリメントしてファイル名を決定する場合や、新規ディレクトリに保存する際にDCFディレクトリ番号をインクリメントしディレクトリ名を決定する場合に、最後に撮影した画像となる。
続いて、制御部101は、画像再生処理を行って、表示部130に画像を表示する(ステップS502)。なお、ステップS502の処理の詳細については後述する。次いで、制御部101は、操作部102から再生モードの終了指示を受けたか否かを判定する(ステップS503)。制御部101は、再生モードの終了指示があった場合(S503でYES)、処理を終了させ、再生モードの終了指示がない場合(S503でNO)、操作部102から画像送りの指示があったか否かを判定する(ステップS504)。
次へ又は前への画像送り処理の指示があった場合(S504でYES)、制御部101は、画像送りを実行し(ステップS505)、その後、処理をステップ502に戻す。なお、ステップS505では、DCF規格に従う番号順で、次又は前の画像を再生画像として決定する。一方、画像送り処理の指示がない場合(S504でNO)、制御部101は、対応ダイジェスト動画の検索指示があったか否かを判定する(ステップS506)。
対応ダイジェスト動画の検索とは、現在再生されている静止画の撮影の際に撮影された直前動画(即ち、静止画と関連付けられた動画)を検索する処理である。図3を参照して説明すると、レリーズ1,2,3で撮影された静止画“IMG_0002.JPG”,“IMG_0003.JPG”,“IMG_0004.JPG”のいずれかが再生されているときに、それに対応する動画が格納された“MDG_0001.MOV”を検索する処理である。同様に、レリーズ4,7で撮影された静止画“IMG_0006.JPG”,“IMG_0009.JPG”のいずれかが再生されているときに、それに対応する動画が格納された“MDG_0005.MOV”を検索する処理である。
対応ダイジェスト動画の検索指示があった場合(S506でYES)、制御部101は、対応ダイジェスト動画の検索処理を行う(ステップS507)。なお、ステップS507の詳細については後述する。ステップS507の終了後、制御部101は、対応ダイジェスト動画が有るか否かを判定する(ステップS508)。対応ダイジェスト動画がある場合(S508でYES)、制御部101は、検索された動画を画像送り対象と設定し(ステップS509)、その後、処理をステップS502へ戻す。一方、対応ダイジェスト動画がない場合(S508でNO)、制御部101は、表示画像をそのままで維持し、処理をステップS503に戻す。なお、このとき、表示部130に、対応ダイジェスト動画がない旨の警告表示が行われる構成としてもよい。
ステップS506において対応ダイジェスト動画の検索指示がない場合(S506でNO)、制御部101は、その他の処理指示があるか否かを判定する(ステップS510)。その他の処理とは、例えば、画像消去、画像編集、画像送信等である。その他の処理指示があった場合(S510でYES)、制御部101は、指示に応じた処理を行い(ステップ511)、その後、処理をステップS503へ戻す。その他の指示がない場合(S510でNO)、制御部101は、処理をステップS503に戻す。
[ステップS502の処理の詳細]
図5のステップS502の処理の詳細について、図6を参照して説明する。図6は、再生モードにおける画像再生処理のフローチャートである。図6(a)のフローチャートは、画像再生処理の第1の例を示しており、図6(b)のフローチャートは、画像再生処理の第2の例を示している。
画像再生処理の第1の例では、先ず、制御部101は、表示部130に、現在選ばれている画像を表示し(ステップS601)、続いて、現在表示されている画像の画像情報を解析し、画像と併せて表示する(ステップS602)。ステップS602での表示部130における表示例を図8(a)に示す。図8(a)には、画像に重畳させて、画像情報として、右上にDCF画像番号802が、左下に画素数803が、右下に撮影年月日時間804が表示されており、左上の領域801は空白となっている。
次に、制御部101は、対応ダイジェスト動画の検索処理を行い(ステップS603)対応ダイジェスト動画が有るか否かを判定する(ステップS604)。対応ダイジェスト動画がない場合(S604でNO)、本処理を抜ける。したがって、表示部130の表示は、ステップS602で表示した状態のままとなる。
対応ダイジェスト動画がある場合(S604でYES)、制御部101は、ステップS602で表示部130に表示した画像及び画像情報に更に対応ダイジェスト動画があることを示すマークを付加表示し(ステップS605)、その後、本処理を抜ける。ステップS605での表示部130における表示例を図8(b)に示す。図8(b)には、画像に重畳させて、画像情報として、左上に対応ダイジェスト動画があることを示すビデオカメラをイラストしたマーク811が、右上にDCF画像番号802が、左下に画素数803が、右下に撮影年月日時間804がそれぞれ表示されている。
図8(a),(b)を比較すると明らかな通り、図8(a)において領域801が空白となっていることは、表示画像に対応する対応ダイジェスト動画がないことを示している。なお、マーク811に含まれる「SET」の表示は、操作部102に設けられた「SETボタン」を押下することにより、対応ダイジェスト動画が再生可能なことをユーザに示している。
画像再生処理の第2の例に示すステップS611〜S614は、第1の例として図6(a)を参照して説明したステップS601〜S601と同じであるため、ここでの詳細な説明を省略する。ステップS614において対応ダイジェスト動画がないと判定された場合(S614でNO)、本処理を抜ける。ステップS614において対応ダイジェスト動画があると判定された場合(S614でYES)、制御部101は、対応チャプタが有るか否かを判定する(ステップS615)。
ステップS615における対応チャプタの有無の判定とは、現在選ばれている静止画を撮影した際に同時に撮影された動画(直前動画)が、対応ダイジェスト動画ファイルに含まれているか否かの判定を指す。例えば、ダイジェスト動画の編集によりその一部が削除された場合や、ダイジェストモードでの撮影時に動画の撮影時間が短すぎて追記対象の動画ファイルに追記されなかった場合、静止画に対応するチャプタが無いことが考えられる。対応チャプタの有無の判定は、動画ファイルのヘッダ情報により、動画の各フレームの撮影時間を管理することで可能になる。例えば、動画の所定フレームから始まる所定フレーム数が、撮影された日時を記載管理することにより実現することができる。
対応チャプタがある場合(S615でYES)、制御部101は、対応チャプタがあることを示す表示を行い(ステップS616)、その後、本処理を抜ける。一方、対応チャプタがない場合(S615でNO)、制御部101は、対応チャプタがないことを示す表示を行い(ステップS617)、その後、本処理を抜ける。
なお、ステップS616での表示例は、図8(b)に示す表示と同じである。一方、ステップS617における表示では、例えば、図8(a),(b)の左上の領域に、マーク811が薄色で表示され、或いは、マーク811とは異なるマークが表示される。また、ステップS615で対応チャプタが無いと判定された場合には、対応ダイジェスト動画がある旨の表示を行わず、図8(a)の表示を行うようにしてもよい。
<ステップS507,S603,S613の処理の詳細>
図5のステップS507、図6のステップS603,S613の処理の詳細について、図7を参照して説明する。図7は、再生モードにおける検索処理のフローチャートである。制御部101は、先ず、起点画像(即ち、現在選ばれて再生表示されている画像)の撮影時刻範囲を取得する(ステップS701)。起点画像の撮影時刻範囲とは、例えば、「起点画像の撮影時刻」であり、起点画像に付加された付属情報から取得可能である。但し、これに限定されるものではなく、他に、「起点画像が連写撮影された画像である場合の、先頭画像の撮影時刻」、「起点画像が連写撮影された画像である場合の、先頭画像の撮影時刻から最終画像の撮影時刻までの時刻範囲」等が挙げられる。
次に、制御部101は、起点画像のDCFディレクトリ番号(DN)及びDCFファイル番号(FN)を特定し(ステップS702)、FNをデクリメントする(ステップS703)。そして、制御部101は、FNがゼロ(0)か否かを判定する(ステップS704)。FNがゼロである場合(S704でYES)、制御部101は、処理をステップS709へ進め、ステップS709において対応ダイジェスト動画が発見できない判定を行い、本処理を抜ける。一方、DCFファイル番号(FN)がゼロでない場合(S704でNO)、制御部101は、処理中の変数DN,FNに対応するファイルがダイジェスト動画であるか否かを判定する(ステップS705)。
即ち、ステップS705の判定は、FNの降順に、変数DNのDCFディレクトリ番号を持つディレクトリ内の変数FNのファイル番号を持つファイルのファイル名により行われる。これは、本実施形態では、ダイジェストモードの撮影された動画のプリフィックスを“MDG_”とし、それ以外の動画を“MVI_”としているため、ファイル名による判別が可能だからである。
ダイジェスト動画ではない場合(S705でNO)、制御部101は、処理をステップS703へ戻す。ダイジェスト動画である場合(S705でYES)、制御部101は、検索されたダイジェスト動画の撮影時刻範囲を取得する(ステップS706)。その後、制御部101は、ステップS706で取得したダイジェスト動画の撮影時刻範囲とステップS701で取得した起点画像の撮影時刻範囲とが合致するか否かを判定する(ステップS707)。
ステップS707の判定は、例えば、以下の(a)〜(d)等の方法により行うことができる。
(a)起点画像の撮影時刻範囲が、検索された動画ファイルのヘッダ情報に記載された撮影開始日と一致するか否か、
(b)起点画像の撮影時刻範囲が、検索された動画ファイルのヘッダ情報に記載されたチャプタ情報に含まれるか否か、
(c)起点画像の撮影時刻範囲が、検索された動画ファイルのヘッダ情報に記載された撮影開始時刻から最後に動画が追記された時刻の間に含まれるか否か、
(d)起点画像の撮影時刻範囲が、検索された動画のFAT等のファイルシステムに記載された作成時刻から更新時刻の間に含まれるか否か。
ダイジェスト動画と起点画像の撮影時刻範囲が合致しない場合(S707でNO)、制御部101は、処理をステップS709へ進め、対応ダイジェスト動画が発見できない判定を行い、本処理を抜ける。ダイジェスト動画と起点画像の撮影時刻範囲が合致する場合(S707でYES)、制御部101は、処理中の変数DN,FNに対応する動画を検索動画とする動画検索済み判定を行い(ステップS708)、その後、本処理を抜ける。
なお、ステップS707の判定に際して、動画ファイルの付属情報(ヘッダ情報)から抽出した時刻範囲情報を予めファイル名と関連付けて管理リストファイルとしてデジタルカメラ100内に保存しておいてもよい。これにより、時刻範囲の比較を、対象ファイルを解析することなく、管理リストファイルとの照合により実行することができる。また、管理リストファイルを用いることにより、管理リストファイルと実ファイルとに不整合が生じることが考えられるが、これについては、以下の通りの対処が可能である。例えば、デジタルカメラ100の起動時に管理リストファイルに記載のファイル名と記録媒体141内のファイル名とに不整合が無いかを確認する。そして、不整合を検知した場合には、管理リストファイルを作り直すようにする、これにより、通常のデジタルカメラ100の操作において、画像の撮影や編集を行うときに管理リストファイルを更新すれば整合性を保つことができ、画像検索の際に検索を高速で行うことが可能になる。
以上の説明の通り、本実施形態によれば、静止画に関連する動画を高速、且つ、正確に検索することが可能になり、動画が検出された場合の再生も容易に行うことができる。
<その他の実施形態>
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。例えば、上記の実施形態では、画像処理装置としてデジタルカメラを取り上げたが、これに限定されるものではなく、例えば、所謂スマートフォンや携帯電話、パーソナルコンピュータ、タブレットPC、撮像機能を備えたゲーム機等であってもよい。
本発明は以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
101 制御部
104 メモリ
111 画像処理部
130 表示部
131 表示制御部
140 記録再生部
141 記録媒体

Claims (16)

  1. 静止画と動画とが記録された記録手段から所定の静止画に関連付けられた動画を検索する画像処理装置であって、
    静止画に対する動画の関連付けは、静止画と動画に対して画像ファイル管理規格に従って付加されるファイル名と、前記静止画と前記動画のそれぞれのファイルに対して付加される付属情報とによって行われ、
    所定の静止画のファイル名から前記画像ファイル管理規格に従う降順に、動画のファイル名により、前記記録手段に記録された動画の中から動画を検索する検索手段と、
    前記検索手段により検索された前記動画のファイルに付加された付属情報と前記所定の静止画のファイルに付加された付属情報とを比較することにより、前記所定の静止画に関連付けられた動画の有無を判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定にしたがって前記所定の静止画に関連付けられた動画の有無に関する情報を表示する表示手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記所定の静止画は、前記表示手段に表示されている静止画であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記表示手段は、前記所定の静止画と関連付けられた動画がある場合とない場合とで、前記動画の有無を示す情報の表示を異なるものとして、前記表示手段に表示されている静止画に重畳させて表示することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記所定の静止画の付属情報とは、当該所定の静止画の撮影時刻であり、
    前記動画の前記付属情報とは、当該動画の撮影時刻範囲であることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像処理装置。
  5. 前記所定の静止画の撮影時刻が、前記検索手段により検索された動画の撮影時刻範囲に含まれる場合、前記判定手段は、前記検索手段により検索された動画が前記所定の静止画に関連付けられていると判定することを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 前記記録手段において、静止画に関連付けられた動画は、逐次、追記された結合動画として記憶され、
    前記検索手段により検索された動画が前記結合動画である場合、前記所定の静止画の撮影時刻が前記結合動画における最初の撮影開始時刻から最後に動画が追記された時刻の間に含まれるときに、前記判定手段は、前記結合動画に前記所定の静止画に関連付けられた動画があると判定することを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 前記所定の静止画の撮影時刻が、前記検索手段により検索された動画の所定のファイルシステムに基づく作成時刻から更新時刻の間に含まれる場合、前記判定手段は、前記検索手段により検索された動画が前記所定の静止画に関連付けられていると判定することを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  8. 前記所定の静止画が連写撮影によるものである場合、前記所定の静止画の撮影時刻とは、連写撮影における先頭画像の撮影時刻であることを特徴とする請求項4乃至請求項7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記所定の静止画が連写撮影によるものである場合、前記所定の静止画の撮影時刻とは、連写撮影における先頭画像の撮影時刻から最終画像の撮影時刻までの時刻範囲であることを特徴とする請求項4乃至請求項7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記画像ファイル管理規格は、DCF規格であることを特徴とする請求項2乃至9記載の画像処理装置。
  11. 前記記録手段に記録された動画のファイル名と前記動画の付属情報から抽出した撮影時刻範囲とを関連付けた管理リストファイルを備え、
    前記判定手段は、前記検索手段によって検索された動画のファイル名を前記管理リストファイルと照合することにより前記動画の撮影時刻範囲を取得することを特徴とする請求項10記載の画像処理装置。
  12. 前記記録手段における静止画に対する動画の関連付けは、前記記録手段に設けられるディレクトリ単位で行われ、
    前記検索手段は、前記所定の静止画が格納されているディレクトリにおいて前記所定の静止画と関連付けられた動画を検索し、
    前記検索手段により前記ディレクトリに前記動画が検索されなかった場合、前記判定手段は、前記所定の静止画と関連付けられた動画はないと判定することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  13. 前記ディレクトリは、前記記録手段に記録される静止画及び動画の撮影に対応して撮影月単位又は撮影日単位で作成されることを特徴とする請求項12記載の画像処理装置。
  14. 前記所定の静止画に関連付けられた動画とは、前記所定の静止画の撮影の際に前記所定の静止画の撮影の直前に撮影された動画であることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  15. 前記検索手段は、前記記録手段に記録された動画の中から静止画と関連付けられた動画を検索する際の動画のファイル名として、前記記録手段に記録された動画のファイルのプリフィックスを用いることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  16. 静止画と動画とが記録された記録手段から所定の静止画に関連付けられた動画を検索する画像処理方法であって、
    静止画に対する動画の関連付けは、静止画と動画に対して画像ファイル管理規格に従って付加されるファイル名と、前記静止画と前記動画のそれぞれのファイルに対して付加される付属情報とによって行われており、
    所定の静止画のファイル名から前記画像ファイル管理規格に従う降順に、動画のファイル名により、前記記録手段に記録された動画の中から静止画と関連付けられた動画を検索する検索ステップと、
    前記検索ステップで静止画と関連付けられた動画が検索された場合に、前記動画のファイルに付加された付属情報と前記所定の静止画のファイルに付加された付属情報とを比較する比較ステップと、
    前記比較ステップでの比較により前記動画のファイルに付加された付属情報と前記所定の静止画のファイルに付加された付属情報とが一致したときに、前記所定の静止画に関連付けられた動画が有ると判定する判定ステップと、
    前記判定ステップでの判定にしたがって前記所定の静止画に関連付けられた動画の有無に関する情報を表示手段に表示する表示ステップと、を有することを特徴とする画像処理方法。
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