JP2014025208A - 排水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排水ボウル内で洗浄水流を生ぜしめて洗浄する羽根車を、従来の構造を特に大きく改変することなく脱着可能且つ容易に設置することのできる排水装置を提供する。
【解決手段】シンクの底部から下向きに凹んだ形態の排水ボウル32を構成するとともに、外筒36と内筒46とによって下部に封水48を保持する排水トラップ34を排水ボウル32に対し接続部材66,68にて接続して成る排水装置において、回転軸102周りに回転する回転羽根98を有し、排水ボウル32内で排水による洗浄水流を生ぜしめる羽根車96を、回転軸102を介し内筒46に組付状態とすることで、回転羽根98が排水ボウル32内に位置する状態に羽根車96を脱着可能に設置する。
【選択図】 図2

Description

この発明はシンクを備えた流し台等に適用して好適な排水装置に関する。
通常、流し台等の排水装置は、シンク等の水受槽の底部から凹んだ形態の排水用凹部を構成するとともに、排水用凹部の下側に外筒と内筒とによって下部に封水を保持する排水トラップを配置して、それら排水用凹部と排水トラップとを接続部材にて接続し、水受槽からの排水を排水用凹部に流入させた後、排水用凹部の底部の排水口から排水トラップを経て排出するようにしている。
図10は、従来公知の排水装置の一例を示している。
この例は、流し台のシンクの排水装置の例で、図中200はシンク、202はその底部である。
204は、シンク200の底部202から部分的に下向きに凹んだ形態の排水用凹部としての排水ボウルで、この排水ボウル204の下側に排水トラップ206が配置されている。
排水トラップ206は、外筒208と内筒210とを有していて、それら外筒208と内筒210とにより下部に封水212を保持し、その封水212によって排水管214からシンク200側への臭気の逆流を防止する。
尚、外筒208の下部には開口216が設けられており、この開口216がキャップ218にて閉鎖されている。
シンク200から誤って排水トラップ206内に指輪等の小物を落下させたときには、このキャップ218を取り外し開口216を開放することで、これを排水トラップ206の外へと取り出すことができる。
排水トラップ206は、一対の接続部材220と222とにより排水ボウル204に接続され、取り付けられている。
詳しくは、接続部材220の外周面には雄ねじが、また接続部材222の内周面には雌ねじが設けられていて、それらがねじ結合され、そしてそのねじ結合により、接続部材220,222のそれぞれに設けられた径方向外向きのフランジ部224,226にて、排水ボウル204下端の径方向内向きのフランジ部228を上下両側から挟み込む状態に、各接続部材220,222が排水ボウル204に取り付けられている。
そして一方の接続部材220の内側に内筒210が上方から下向きに挿入された上、上端の掛止部230を接続部材220の段付部に掛止させることで、内筒210が接続部材220に組み付けられている。即ち内筒210が接続部材220を介して排水ボウル204に接続されている。
また外筒208の上端部が、他方の接続部材222の嵌合部232に対して内嵌状態に嵌合された上、それぞれに形成された径方向外向きのフランジ部を重ね合せ状態に挟持するクリップ234にて、接続部材222に組み付けられている。即ち外筒208が接続部材222を介して排水ボウル204に接続されている。
この排水装置において、シンク200からの排水は排水ボウル204に流入した後、内筒210の上端の開口にて形成される、排水ボウル204底部の排水口236から排水トラップ206に流出し、更に外筒208に設けられた横向きの第2の排水口238を経て、排水管214を通じ外部に排出される。
排水ボウル204等の排水用凹部の内面には、増殖した菌類やその死骸またその代謝物等が堆積することによるヌメリが生じがちである。
このようなヌメリその他の油分等の汚れが付着した状態は非衛生的であり、また悪臭の元となる。
従って排水装置には、排水用凹部の内面を洗浄し、これを常に清浄に保つことのできる機能を持たせておくことが望ましい。
従来、洗浄機能を備えた排水装置として下記特許文献1に開示のものが公知である。
特許文献1には「渦巻き排水口」についての発明が示され、そこにおいてヘアキャッチャーを収容する排水用凹部の内部に、羽根車をヘアキャッチャーの下部と一体に回転する状態に設け、排水用凹部に流れ込んだ排水により羽根車を回転させることで渦巻き水流を発生させ、その渦巻き水流にて洗浄を行うようになした点が開示されている。
しかしながらこの特許文献1に開示のものは、ヘアキャッチャーに付着した石鹸かすを洗浄し除去するもので、ヘアキャッチャーを取付体としてそこに羽根車を一体回転状態に取り付けるものであり、この特許文献1では、ヘアキャッチャーを有しない場合の羽根車の取付構造については開示していない。
またこの特許文献1に開示のものは、排水用凹部内の排水の流れによって羽根車を回転させるものであるため、羽根車の回転力は弱く、従って洗浄力が弱い問題がある。
特開2007−198130号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、排水用凹部内で洗浄水流を生ぜしめて排水用凹部を洗浄する羽根車を、従来の構造を特に大きく改変することなく脱着可能且つ容易に設置することのできる、排水用凹部の下側に外筒及び内筒を備えた排水トラップを有する構造の排水装置を提供することを目的としてなされたものである。
また他の目的として、排水用凹部内で羽根車を強い回転力で回転させ得、排水用凹部を十分に洗浄することのできる排水装置を提供することを目的としてなされたものである。
而して請求項1のものは、水受槽の底部から下向きに凹んだ形態の排水用凹部を構成するとともに、該排水用凹部の下側に位置し、外筒と内筒とによって下部に封水を保持する排水トラップを該排水用凹部に対し接続部材にて接続して成り、前記水受槽からの排水を該排水用凹部に流入させた後、該排水用凹部の底部の排水口から該排水トラップを経て排出する排水装置において、回転軸周りに回転する回転羽根を有し、該回転羽根の回転により前記排水用凹部内で排水による洗浄水流を生ぜしめる羽根車を、該回転軸を介し前記内筒に組付状態とすることで、前記回転羽根が該排水用凹部内に位置する状態に該羽根車を脱着可能に設置したことを特徴とする。
請求項2のものは、請求項1において、前記羽根車は、前記排水用凹部内の排水の流れの力とは別の外部動力にて回転駆動されるものであることを特徴とする。
請求項3のものは、請求項2において、前記羽根車の側には被動側磁石が該羽根車と一体回転状態に設けてあって、該被動側磁石が駆動側磁石と磁気カップリングされており、該駆動側磁石の回転により該羽根車が回転駆動されるものとなしてあることを特徴とする。
請求項4のものは、請求項3において、前記被動側磁石が、前記排水トラップの上側において前記羽根車に一体回転状態に設けてあり、前記駆動側磁石が磁石ハウジング内に収容された状態で該被動側磁石と同じ高さ位置に配置してあることを特徴とする。
請求項5のものは、請求項4において、前記被動側磁石及び駆動側磁石がリング状をなしており、該駆動側磁石が該被動側磁石の外周を取り巻いて同心状の2重リングを形成する状態に配置してあることを特徴とする。
請求項6のものは、請求項4において、前記被動側磁石及び前記駆動側磁石がリング状をなしており、該駆動側磁石が、該駆動側磁石の外周面と該被動側磁石の外周面とを径方向に対向させる状態に、該被動側磁石の外周面よりも外側の横位置に配置してあることを特徴とする。
請求項7のものは、請求項4〜6の何れかにおいて、前記駆動側磁石が、流路の水の流れの力で回転する水車に一体回転状態で、前記磁石ハウジングを成す水車ハウジング内に設けてあることを特徴とする。
請求項8のものは、請求項6において、前記駆動側磁石が流路の水の流れの力で回転する水車に一体回転状態で、前記磁石ハウジングを成す水車ハウジング内に設けてあり、且つ該水車ハウジングと前記被動側磁石との間には、前記駆動側磁石から該被動側磁石への磁力の伝達を中継するリング状の中継磁石が、該被動側磁石の外周を取り巻いて同心状の2重リングを形成する状態に介装してあることを特徴とする。
発明の作用・効果
以上のように本発明は、回転軸周りに回転する回転羽根を有し、回転羽根の回転により排水用凹部内で排水による洗浄水流を生ぜしめる羽根車を、回転軸を介し内筒に組付状態とすることで、回転羽根が排水用凹部内に位置する状態に羽根車を脱着可能に設置するようにしたものである。
本発明では、排水トラップの内筒を組付部材として利用し、そこに羽根車を回転軸を介し組み付けることで、回転羽根が排水用凹部内に位置する状態に容易簡単に且つ脱着可能に羽根車を設置することができる。
この場合において、羽根車の側に回転軸を一体回転状態に設けておいて、その回転軸を内筒に回転可能に組み付けるようにしても良いし、また内筒の側に回転軸を設けておいて、その回転軸に対し羽根車を回転可能に組み付けるようにしても良い。
本発明によれば、例えば内筒の側から回転軸を延び出させて、羽根車に回転軸との組付部を設けておくだけで、若しくは羽根車の側から回転軸を延び出させて、内筒の側に回転軸との組付部を設けておくだけで、或いは羽根車と内筒との両方に、それらと別体をなす回転軸との組付部を設けておくだけで、羽根車を簡単な構造で容易に設置することができる。
しかも内筒は排水トラップに元々備えられているものであるため、その内筒の構造を僅かに変えるだけで、或いは内筒を新規のものと取り替えるだけで、周辺の他の構造を特に改変することなく羽根車を設置することができる。
本発明において、羽根車は、排水用凹部内の排水の流れの力とは別の外部動力にて回転駆動するようになしておくことができる(請求項2)。
このようにすることで、羽根車を強い回転力で回転させることができ、これにより洗浄水流を勢い良く生ぜしめて、その洗浄水流により効果高く排水用凹部内を洗浄することが可能となる。
この場合において、羽根車の側には被動側磁石を一体回転状態に設けておいて、その被動側磁石を駆動側磁石と磁気カップリングさせ、駆動側磁石の回転により羽根車を回転駆動するようになしておくことができる(請求項3)。
このようにすれば、羽根車とは非接触で外部動力からの駆動力を羽根車に加えることができ、外部動力として様々な動力を容易に用いることができる。
例えば駆動側磁石を電気的な力で回転させることもできるし、機械的な力で回転させることもでき、或いは流路を流れる水の流れの力で駆動側磁石を回転させるようになすこともできる。
この場合において、被動側磁石を排水トラップの上側において羽根車に一体回転状態に設けておき、そして駆動側磁石を磁石ハウジング内に収容した状態で、被動側磁石と同じ高さ位置に配置しておくことができる(請求項4)。
このようにすれば、駆動側磁石の回転による駆動力を、機械的な駆動力伝達機構を経由しないで直接的に羽根車に及ぼすことができ、羽根車を回転させるための機構を簡単化することができる。
また駆動側磁石の回転による駆動力を伝達するための機械的な伝達機構を設けなくても良いので、機械的な伝達機構を設けるために排水トラップの構造を大きく変えなければならないといった問題も回避できる。
この場合において、被動側磁石及び駆動側磁石をリング状となし、駆動側磁石が被動側磁石の外周を取り巻いて同心状の2重リングを形成する状態に配置しておくことができる(請求項5)。
このようにすれば、駆動側磁石と被動側磁石とを全周に亘り径方向に対向させることができ、駆動側磁石と被動側磁石との磁気的な結合力を高強度となし得て、駆動側磁石による駆動力を被動側磁石即ち羽根車に対して効果的に加えることができ、羽根車を強い回転力で回転させることができる。
一方において本発明では、被動側磁石及び駆動側磁石をリング状となし、駆動側磁石の外周面と被動側磁石の外周面とを径方向に対向させる状態に、駆動側磁石を被動側磁石の外周面よりも外側の横位置に配置しておくことができる(請求項6)。
このようにすれば、駆動側磁石及びこれを収容する磁石ハウジングの施工を容易に行うことができる。
例えば、請求項5に従って駆動側磁石を、被動側磁石の外周を取り巻いて同心状の2重リングを形成する状態に配置したとき、場合によって排水トラップを排水用凹部から取り外した上でなければ駆動側磁石及びこれを収容する磁石ハウジングの取付けができなかったり、或いは取外しができなかったりする問題を生じるが、請求項6によれば、そのような問題を回避して駆動側磁石及び磁石ハウジングを、排水トラップを取り外すことなく取付施工し、或いは取り外した上でメンテナンス作業することが可能となる。
請求項4〜6の何れかにおいて、駆動側磁石は、流路の水の流れの力で回転する水車に一体回転状態で、磁石ハウジングをなす水車ハウジング内に設けておくことができる(請求項7)。
但しこの場合、駆動側磁石は流路の水の流れに接触する状態となる。従って駆動側磁石として、水により錆を発生し難い磁石、代表的にはフェライト磁石等を用いざるを得ない。
一方被動側磁石もまた排水に接触する状態にあり、従って被動側磁石もまた、水により錆を生じ難い磁石、即ち駆動側磁石と同様にフェライト磁石等を用いざるを得ない。
ところがフェライト磁石は磁力の点で必ずしも十分ではなく、従って請求項6に従って、駆動側磁石を、駆動側磁石の外周面と被動側磁石の外周面とを径方向に対向させる状態に、被動側磁石の外周面よりも外側の横位置に配置した場合、駆動側磁石から被動側磁石への磁力の伝達は、互いに最も近接した位置にある外周部の周方向の一部を通じてのみ行われるに過ぎないため、駆動側磁石から被動側磁石に伝達される駆動力は弱くならざるを得ない。
この場合、駆動側磁石によって被動側磁石、即ち羽根車を十分強い力で回転させることが難しい場合も生ずる。
ここにおいて請求項8は、駆動側磁石と被動側磁石との間に、駆動側磁石から被動側磁石への磁力の伝達を中継するリング状の中継磁石を、被動側磁石の外周を取り巻いて同心状の2重リングを形成する状態に介装するようになしたものである。
この場合、中継磁石は水に接しない状態に配置できるため、中継磁石として、水により錆を発生し易いものの磁力の強いネオジウム磁石等の希土類磁石を用いることが可能となる。
そしてそのようにすることで、駆動側磁石と中継磁石とを磁気的に強い結合力で結合させることができ、また同様に中継磁石と被動側磁石とを磁気的に強い結合力で結合させることができる。
従って請求項6に従って駆動側磁石を被動側磁石の外周面よりも外側の横位置に配置した場合であっても、駆動側磁石による駆動力を十分に被動側磁石、即ち羽根車に加えることができ、羽根車を強い回転力で回転させることが可能となる。
また請求項8によれば、駆動側磁石を内部に収容する水車ハウジングを、排水トラップを排水用凹部から外さなくても良好に取付施工でき、また取外しできる利点が得られる。
尚本発明では、羽根車を回転駆動する、駆動側磁石を含む駆動側の部材をユニット化し、その駆動側ユニットを排水用凹部及び排水トラップの外側において、排水用凹部と排水トラップの外筒との間に介在させておくことができる。
またその駆動側ユニットを、排水用凹部と外筒との間に挟み込む状態に取付施工することができる。
このようにすることで、従来の排水装置の構造を利用して簡単に駆動側ユニットを取付施工でき、或いは取外しを行ってメンテナンス作業をすることができる。
本発明の一実施形態である排水装置を含むシンクと周辺部を示した図である。 図1の排水装置の断面図である。 図2の排水ボウル及びその周辺部を拡大して示した断面図である。 同実施形態の排水装置の要部を分解して示した図である。 本発明の他の実施形態の断面図である。 図5の排水ボウル及びその周辺部を拡大して示した断面図である。 同実施形態の水車ユニットの斜視図である。 本発明の更に他の実施形態の断面図である。 図8の排水ボウル及びその周辺部を拡大して示した断面図である。 従来公知の排水装置の一例を示した図である。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、10は流し台(図示省略)に備えられたシンク(水受槽)で、このシンク10に流し台水栓(以下単に水栓とする)12が設けられている。ここで水栓12はシングルレバー式の混合水栓である。
水栓12は、シンク10の頂面から起立する水栓本体14と、水栓本体14からシンク10の中央側に向かって延び出した吐水管16とを有している。吐水管16の先端には吐水口18が備えられている。
また水栓本体14の内部には、水と湯とを混合する混合部が備えられている。
20はレバーハンドルで、このレバーハンドル20の操作により吐水口18からの吐水と止水及び吐水の流量調節、更に吐水の温度調節が行われる。
水栓12には、水,湯をそれぞれ給水する給水管22が接続されている(図では一方の給水管22のみ示され、他方の給水管22は図示省略されている)。
24は水栓12の混合部からの水を吐水口18に導く給水流路を内側に形成する配管で、この配管24に後述の水車ユニット25が接続されている。
図中24Aは、混合弁から出た水を水車ユニット25に流入される入側の配管、24Bは水車ユニット25から流出した水を吐水口18側に導く出側の配管で、それぞれの一端部が水車ユニット25の後述の水車ハウジング26に接続されている。
図2において、32はシンク10の底部から下向きに部分的に凹んだ形態で構成された排水用凹部としての排水ボウルである。
この排水ボウル32の下側には排水トラップ34が設けられている。
排水トラップ34は、外筒36と、その内側に上側から下向きに挿入された内筒46とを有しており、それら外筒36と内筒46とによって下部に封水48を保持している。
排水トラップ34は、封水48を保持することによって排水管50の側からシンク10内への臭気の逆流を防止する。
尚、外筒36の底部には開口42が設けられており、この開口42がキャップ44にて閉鎖されている。
キャップ44は、開口42周りの円筒部に脱着可能に螺合されている。
外筒36には、その上部に排水口(第2の排水口)58が横向きに設けられており、この排水口58から円筒形状の接続管52が突き出している。
接続管52の内部には排水管50の端部が内嵌状態に嵌合されており、それら接続管52と排水管50とが、それぞれに形成されたフランジ部54を重ね合せ状態で挟持するクリップ56にて抜止状態に接続されている。
ここで内筒46は、上端と下端とが開口形状とされており、シンク10からの排水は、内筒46の上端の開口から内筒46内に流入して流下し、そしてその下端の開口から、内筒46と外筒36との間に流出して、外筒36の上記横向きの排水口58から排水管50へと流出し、外部に排出される。
図2及び図3に示すように、排水ボウル32は円形の周壁部59と、底部60とを有している。
底部60には、その中心部に開口が形成されている。
排水ボウル32には、その開口の縁部に径方向内向きの環状のフランジ部64が設けられている。
66,68は、排水ボウル32の下側に配置された上記の排水トラップ34を排水ボウル32に接続するための接続部材で、何れも円形のリング状をなしている。
これら接続部材66,68は、接続部材66の外周面の雄ねじ74と接続部材68の内周面の雌ねじ76とのねじ結合により、接続部材66の径方向外向きのフランジ部70と、接続部材68のフランジ部130から立上る円筒状の立上り部72の上端とで、排水ボウル32のフランジ部64を、断面L字状をなす挟持部材71を介して水車ユニット25の水車ハウジング26とともに上下両側から挟み込む状態に、排水ボウル32のフランジ部64に固定されている。
そして接続部材66に対して、内筒46の上端部が内嵌状態に嵌合された上で、内筒46の上端の掛止部78が接続部材66の内面の段付部80に掛止されることで、内筒46が接続部材66を介して排水ボウル32に取り付けられ、保持されている。
尚、内筒46は接続部材66に対して図中上側から下向きに差し込まれることで、接続部材66に取り付けられ、保持される。
一方外筒36は、その上端部が接続部材68の円筒状の嵌合部82に対して内嵌状態に嵌合された上、それぞれに設けられたフランジ部84が互いに重ね合せ状態でクリップ86により挟持されることで、接続部材68に取り付けられ、保持されている。
尚、内筒46の上端部からは径方向内方にアーム88が延び出しており、その内端部において、後述の回転軸102の下部を嵌め込んで支持する筒状の軸支持部90が、回転軸102の組付部として設けられている。
この実施形態において一方の接続部材68は、図10の対応する接続部材222に対して円筒状の立上り部72が付加された形状とされており、またもう一方の接続部材66は、図10の対応する接続部材224に対して、フランジ部70と雄ねじ部74との間に、軸方向に所定長さを有する円筒状の筒状部92が付加された形状をなしている。
この接続部材66は、その上端の内側の開口が排水ボウル32の底部の排水口62を成している。
また筒状部92の内側に、羽根車96の大部分を収容する収容部94を、排水口62に続いてその下側に形成している。
その大部分を収容部94に収容された羽根車96は、回転軸102周りに回転する回転羽根98をその上部に有しており、その回転羽根98を排水ボウル32の内部、詳しくは排水ボウル32の底部60における排水口62周りの縁部の上側に位置させている。
ここで回転羽根98は、図4に示しているように回転軸102を中心として放射方向に直線状に延びる形状とされている。
この羽根車96の下部且つ外周部には、円形のリング状をなす被動側磁石104が羽根車96と一体回転する状態に設けられている。
また羽根車96の中心部には、軸方向に貫通の嵌合孔(組付部)100が円筒部101の内側に設けられており、その嵌合孔100において羽根車96が、上記の軸支持部90から上向きに延び出した回転軸102に対して回転可能に嵌合状態に組み付けられている。尚円筒部101の外側には排水用の開口部103が設けられている。
ここで羽根車96は、回転軸102に嵌装された摺動リング106を介して、内筒46の上端部に設けられた軸支持部90により下側から回転可能に支持されている。
この実施形態において、水車ユニット25は上記の挟持部材71とともに駆動側ユニット35を構成している。
水車ユニット25の水車ハウジング26はドーナツ環状をなしており、図3に示しているように本体部108と、その上端及び内周端の開口を閉鎖する蓋110とを有している。蓋110はねじ具112にて本体部108に締結されている。
この水車ハウジング26の内部には、リング状の水車114が配置され、その水車114がリング状の摺動部材116を介して回転可能に本体部108にて支持されている。
水車114は外周部に羽根118を有しており、また内周側には円形のリング状をなす駆動側磁石120が一体回転状態に設けられている。
この駆動側磁石120は、羽根車96側の被動側磁石104の外周を取り巻いて同心状の2重リングを形成する状態に配置されている。
即ちここでは、被動側磁石104と駆動側磁石120とが、全周に亘り径方向に対向する位置関係でそれぞれ配置されている。
これら駆動側磁石120と被動側磁石104とは磁気カップリングされており、駆動側磁石120の回転による駆動力が被動側磁石104に、即ち羽根車96に加えられるようになっている。
尚この実施形態において、駆動側磁石120と被動側磁石104とは、共に水に接する状態に配置されていることから、錆を生じ難いフェライト磁石が用いられている。
この実施形態では、水車ハウジング26とその内部に配置された水車114,駆動側磁石120,摺動部材116等によって水車ユニット25が構成されている。
そしてこの水車ユニット25と挟持部材71を含む駆動側ユニット35が、排水ボウル32及び排水トラップ34の外側において、排水ボウル32と排水トラップ34の外筒36との間に介在せしめられている。具体的には、ここでは駆動側ユニット35が、排水ボウル32と排水トラップ34の外筒36との間に上下に挟み込まれる状態に取り付けられている。
尚、羽根車96,被動側磁石104,回転軸102,摺動リング106,軸支持部90は羽根車ユニット99を構成しており、この羽根車ユニット99と駆動側ユニット35とで洗浄ユニットの全体を構成する。
水車ハウジング26には、流入口122と流出口124とが設けられており、図1に示した入側配管24Aからの水は、この流入口122から水車ハウジング26内に流入して、その流れを水車114の羽根118に対して水車114を一定方向に回転させる向きに当て、これを回転させる。
そして水車114を通過した水が流出口124から流出する。
流出した水は、出側配管24Bにて水栓12の吐水口18へと導かれ、そして吐水口18からシンク10内に吐水される。即ちシンク10内に水栓12からの水として給水される。
本例では、水車114の回転により駆動側磁石120が回転し、そしてその回転による駆動力が、駆動側磁石120と磁気カップリングされた被動側磁石104に伝えられ、これにより羽根車96がその外部動力による駆動力によって強制回転せしめられる。
即ち、回転羽根98が排水ボウル32内部において強制回転せしめられる。
この実施形態では、使用者が水栓12のレバーハンドル20を操作して吐水口18から吐水し水作業を行うと、吐水口18から吐水された水即ち給水された水はシンク10にて受けられて、シンク10の底部から排水ボウル32の内部へと排水される。
このときシンク10の底部を流れた水(排水)は、排水ボウル32の周壁部59の内面を伝って流下し、排水ボウル32の底部60へと至る。
底部60に至った排水は、その底部60に沿って排水口62に向う流れとなり、その流れが排水口62周りの全周から排水口62に向って求心方向に流れ込もうとする(その際に排水の流れは排水口62周りの全周から排水口62に向う求心方向の流れとなるために、その流れは羽根車96を特定の一方向に回転させる力としては働かない)。
このとき羽根車96は、配管24内の給水流路の流れの力で回転する水車114により、詳しくは水車114とともに回転する駆動側磁石120からの駆動力を受けて既に強制的に回転駆動されている。
そのため排水ボウル32内の排水が底部60に沿って排水口62に流れ込もうとしたときに、強制駆動で回転する羽根車96の回転羽根98が、その排水の流れに対して回転方向に当り、排水口62に向う排水の流れの抵抗となって排水口62への流入を妨げ、抑制する。
羽根車96は、回転羽根98によってその流れの抵抗体となるのみならず、自身の回転による遠心力を排水の流れに作用させて、排水を排水口62から遠ざかる方向に押し返し、その作用によって排水口62周りに排水を滞留させる。
のみならず羽根車96は、回転羽根98によってその滞留水に対し遠心力を働かせることで、撹拌作用を及ぼしつつ渦流等の洗浄水流を生成せしめる。
生成した洗浄水流は排水ボウル32の内面に勢い良く当って、その内面に付着するヌメリに至る前の菌とその栄養分や油分その他の汚れを除去し、排水ボウル32の内面を洗浄し、その後排水用の開口部103を通じて下方に流出する。
本実施形態では、図4に示しているように羽根車96を回転軸102を介し排水トラップ34の内筒46に組み付けることで、回転羽根98を排水ボウル32内に位置させる状態に、簡単に羽根車96を設置することができる。
また必要が生じたときには、羽根車96を簡単に設置位置から取り外し又は交換することができる。
また一対の接続部材66,68による排水ボウル32への排水トラップ34の接続を外し、そして水車ユニット25を含む駆動側ユニット35を一方の接続部材66に対し外嵌状態に嵌め合わせ、その状態で接続部材66と68とをねじ結合し、排水トラップ34を排水ボウル32に接続するだけで、簡単に駆動側ユニット35を所定位置に組み付けることができ、施工性も良好である。
従って水車ユニット25のメンテナンスの必要が生じたときには、接続部材66,68による排水ボウル32への排水トラップ34の接続を外すことで、簡単に水車ユニット25を取り外し、メンテナンス作業をすることができる。
尚、水車ユニットを排水トラップ34の下側に取付施工するとともに、羽根車96の回転軸102を下向きに長く延ばして、その回転軸102の下端部に被動側磁石104を一体回転状態に設け、その被動側磁石104と水車ユニット内部の駆動側磁石とを磁気カップリングさせることで、駆動側磁石の回転、即ち水車の回転による駆動力を羽根車96に加えてこれを回転駆動するといったことも考えられるが、そのようにすると排水装置が上下に長いものとなってしまう。
排水装置がこのように上下に長いものとなってしまうと、キャビネットの下部の引き出しと干渉してしまう問題が生じる。
しかるに本実施形態によれば、水車ユニット25によって排水装置が縦に長くなってしまうのを防いで、排水装置を上下方向にコンパクトに構成できる。
加えて水車ユニットをキャップ44の下側にキャップ44と結合状態で取付施工すると、例えば排水トラップ36内に指輪等の小物を落下させてしまったとき、先ず水車ユニットをキャップ44から取り外した上でキャップ44を外し、外筒36の下端の開口42を開放するといった2つの作業が必要となってしまう。
尤も水車ユニットとキャップ44とを一体化しておけば、1つの作業でキャップ44を水車ユニットとともに取り外すことが可能であるが、そのようにすると水車ユニットを取り外してメンテナンス作業する際に、キャップ44も一緒に取り外さなければならず、その場合排水トラップ34内の封水48が開口42から一挙に排出されてしまい、作業者の手を汚水で濡らしてしまう等の面倒が生じる。
しかるに本実施形態によれば、水車ユニット25がキャップ44と分離して排水トラップ34の上側に取付施工されるため、そのような不具合を解消することができる。
本実施形態では、駆動側磁石120の回転による駆動力を、機械的な駆動力伝達機構を経由しないで直接的に羽根車96に及ぼすことができ、羽根車96を回転させるための機構を簡単化することができる。
また駆動側磁石120の回転による駆動力を伝達するための機械的な伝達機構を設けなくても良いので、機械的な伝達機構を設けるために排水トラップ34の構造を大きく変えなければならないといった問題も回避できる。
また本実施形態では、被動側磁石104及び駆動側磁石120をリング状となし、駆動側磁石120が被動側磁石104の外周を取り巻いて同心状の2重リングを形成する状態に配置しているため、駆動側磁石120と被動側磁石104とを全周に亘り径方向に対向させることができ、駆動側磁石120と被動側磁石104との磁気的な結合力を高強度となし得て、駆動側磁石120による駆動力を被動側磁石104、即ち羽根車96に対して効果的に加えることができ、羽根車96を強い回転力で回転させることができる。
以上の実施形態では、駆動側磁石120と被動側磁石104との磁気的な結合力を強くできる一方で、水車ユニット25の脱着のためには、一旦排水トラップ34を排水ボウル32から取り外さなくてはならないといった難点がある。
図5〜図7の例はその解決を図った例である。
図に示しているようにこの例では、排水ボウル32の底部を部分的に下向きに凹陥させて、その凹陥部126によって排水ボウル32の排水口62と収容部94を形成し、そしてその収容部94に羽根車96の大部分を収容するとともに、その上部の回転羽根98を排水ボウル32内に位置させるようにしている。
そしてこの凹陥部126の下端の内向きのフランジ部64を接続相手として、排水トラップ34を図10に示す接続部材220,222と同様の形状の接続部材66と68とを用いて接続するようにしている。
この実施形態では、水車114の外周部に水車114と一体回転する状態に設けた、円形のリング状の駆動側磁石120の外周面が、同じく円形のリング状をなす被動側磁石104の外周面に対して径方向に対向する状態に、駆動側磁石120及び水車ハウジング26が、被動側磁石104の外周面よりも外側の横位置に配置されている。
尚、駆動側磁石120が被動側磁石104と同じ高さに位置している点は、上記第1の実施形態と同様である。
この実施形態では、水車114が回転軸126周りに回転する状態に水車ハウジング26内に設けられている。
尚、水車ハウジング26が本体部108と、その開口を閉鎖する蓋110とで構成されている点は上記実施形態と同様である。但しここでは水車114及び水車ハウジング26がドーナツ環状をなしておらず、水車ハウジング26の本体部108及び蓋110の形態は上記実施形態とは異なっている。
この実施形態では水車ユニット25自体が駆動側ユニット35を成している。そして水車ハウジング26からは、図7に示しているように先端部が湾曲形状の、弾性を有するフック部128が延び出している。
この実施形態において、水車ハウジング26はこのフック部128を、排水ボウル32の上記の凹陥部126に弾性嵌合状態に掛止することで、排水ボウル32に脱着可能に取り付けられている。
尚、フック部128の湾曲形状の先端部に固定孔131を設けておくとともに、凹陥部126側に適宜の手段で厚肉部を設け、その厚肉部に対し、フック部128の先端部を固定孔131においてビス等により固定しておくといったことも可能である。
或いは図7(B)に示しているように、フック部128の図中下端に板状の被挟持部144を設けておき、この被挟持部144をフランジ部64とともに接続部材66と68とで挟み込んで固定するようになすことも可能である。
尚、水車ハウジング26の上下方向の支持は、ここでは一方の接続部材68のフランジ部130によって行われている。但しこれとは別の個所を支持部として、水車ハウジング26を下側から支持するようになすことも可能である。
上記説明から明らかなように、この実施形態では接続部材66,68による接続を解除して排水トラップ34を排水ボウル32から取り外さなくても、水車ユニット26を取付施工し、或いはまた取り外すことが可能である。従って水車ユニット25の取付施工をより簡単に行うことができ、また必要が生じたときに水車ユニット25のメンテナンス作業を簡単に行うことができる。
一方でこの実施形態の場合、被動側磁石104と駆動側磁石120とは、それぞれの外周面における周方向の特定の一部だけで、即ち最も近接した位置で部分的に磁気結合するに過ぎないため、磁気的な結合力が不十分となる可能性がある。
図8及び図9の例は、その解決を図った例である。
この例では、羽根車96側の被動側磁石104と、図5及び図6に示すのと同様の水車ユニット26との間に、水車ユニット25の駆動側磁石120から被動側磁石104への磁力(駆動力)の伝達を中継するリング状の中継磁石132を、被動側磁石104の外周を取り巻いて同心状の2重リングを形成する状態に介装している。
ここで中継磁石132は、磁石ハウジング134の内部に収容されている。
磁石ハウジング134は、本体部136と、その下端の開口を閉鎖する底蓋138とを有し、全体としてドーナツ環状をなしている。
この磁石ハウジング134の内部は空気室とされており、そこに中継磁石132が配置されている。
この実施形態では、中継磁石132として磁力の強いネオジウム磁石等の希土類磁石が用いられている。
この中継磁石132はリング状の回転体140にて保持されており、またそのリング状の回転体140は、リング状の摺動部材142を介して磁石ハウジング134により回転可能に支持されている。
この実施形態では、中継磁石132と回転体140,摺動部材142及びそれらを内部に収容する磁石ハウジング134にて、中継磁石ユニット135が構成されている。
そしてこの中継磁石ユニット135と、水車ユニット25と、挟持部材71とで駆動側ユニット35の全体が構成されている。
この実施形態では、この中継磁石132の磁石ハウジング134が、即ち中継磁石ユニット135が、図2及び図3に示したのと同様の取付構造で、一対の接続部材66及び68により、排水ボウル32のフランジ部64とともに上下両側から挟み込まれる状態に固定されており、そしてその磁石ハウジング134に対して、水車ハウジング26に設けた図7のフック部128が外嵌状態に弾性嵌合する状態に組み付けられることで、水車ハウジング26即ち水車ユニット25が、排水ボウル32と排水トラップ34との間に組付施工されている。
つまり駆動側ユニット35が、排水ボウル32と排水トラップ34の外筒36との間に取付施工されている。
この実施形態では、駆動側磁石120と被動側磁石104との間に中継磁石132を介在させているため、またその中継磁石132は被動側磁石104の外周を取り巻いて2重リングを形成する状態に、被動側磁石104と同心状に配置されているため、かかる中継磁石132を介在させることで、駆動側磁石120と被動側磁石104とを磁気的に強い結合力で磁気カップリングさせることができる。
従って駆動側磁石120と被動側磁石104とが、外周の一部で部分的に磁気カップリングするに過ぎなくても、駆動側磁石120の駆動力を良好に被動側磁石104に、更には羽根車96に伝達することができ、羽根車96を強い回転力で回転駆動することができる。
また水車ユニット25は、図2及び図3に示すのと同じ接続部材66,68によって排水トラップ34を排水ボウル32に接続した状態のままで、ワンタッチで脱着することができるため、水車ユニット25の取付施工を容易に行うことができ、また必要が生じた場合に、水車ユニット25を簡単に取り外してメンテナンス作業することができる。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれはあくまで一例示である。
例えば本発明は羽根車を排水トラップの内筒に直接的に回転軸にて組み付ける他、他部材を介して回転軸により組み付けることも可能であるし、また駆動側磁石をモータ等にて回転させることも可能である。更に本発明はシンク以外の様々な水受槽の排水装置に適用することが可能である等、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
10 シンク(水受槽)
25 水車ユニット
26 水車ハウジング
32 排水ボウル(排水用凹部)
34 排水トラップ
35 駆動側ユニット
36 外筒
46 内筒
62 排水口
66,68 接続部材
96 羽根車
98 回転羽根
102 回転軸
104 被動側磁石
114 水車
120 駆動側磁石
132 中継磁石
134 磁石ハウジング

Claims (8)

  1. 水受槽の底部から下向きに凹んだ形態の排水用凹部を構成するとともに、該排水用凹部の下側に位置し、外筒と内筒とによって下部に封水を保持する排水トラップを該排水用凹部に対し接続部材にて接続して成り、前記水受槽からの排水を該排水用凹部に流入させた後、該排水用凹部の底部の排水口から該排水トラップを経て排出する排水装置において、
    回転軸周りに回転する回転羽根を有し、該回転羽根の回転により前記排水用凹部内で排水による洗浄水流を生ぜしめる羽根車を、該回転軸を介し前記内筒に組付状態とすることで、前記回転羽根が該排水用凹部内に位置する状態に該羽根車を脱着可能に設置したことを特徴とする排水装置。
  2. 請求項1において、前記羽根車は、前記排水用凹部内の排水の流れの力とは別の外部動力にて回転駆動されるものであることを特徴とする排水装置。
  3. 請求項2において、前記羽根車の側には被動側磁石が該羽根車と一体回転状態に設けてあって、該被動側磁石が駆動側磁石と磁気カップリングされており、該駆動側磁石の回転により該羽根車が回転駆動されるものとなしてあることを特徴とする排水装置。
  4. 請求項3において、前記被動側磁石が、前記排水トラップの上側において前記羽根車に一体回転状態に設けてあり、前記駆動側磁石が磁石ハウジング内に収容された状態で該被動側磁石と同じ高さ位置に配置してあることを特徴とする排水装置。
  5. 請求項4において、前記被動側磁石及び駆動側磁石がリング状をなしており、該駆動側磁石が該被動側磁石の外周を取り巻いて同心状の2重リングを形成する状態に配置してあることを特徴とする排水装置。
  6. 請求項4において、前記被動側磁石及び前記駆動側磁石がリング状をなしており、該駆動側磁石が、該駆動側磁石の外周面と該被動側磁石の外周面とを径方向に対向させる状態に、該被動側磁石の外周面よりも外側の横位置に配置してあることを特徴とする排水装置。
  7. 請求項4〜6の何れかにおいて、前記駆動側磁石が、流路の水の流れの力で回転する水車に一体回転状態で、前記磁石ハウジングを成す水車ハウジング内に設けてあることを特徴とする排水装置。
  8. 請求項6において、前記駆動側磁石が流路の水の流れの力で回転する水車に一体回転状態で、前記磁石ハウジングを成す水車ハウジング内に設けてあり、
    且つ該水車ハウジングと前記被動側磁石との間には、前記駆動側磁石から該被動側磁石への磁力の伝達を中継するリング状の中継磁石が、該被動側磁石の外周を取り巻いて同心状の2重リングを形成する状態に介装してあることを特徴とする排水装置。
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