JP2014024422A - 車両のランプ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ランプや車両へのランプECUの組み付けを簡易化するとともに誤った組み付けを防止することが可能な車両のランプ制御装置を提供する。
【解決手段】少なくとも2つのランプLHL,RHLにそれぞれ対応して設けられたランプECU100L,100Rを備え、1つのランプECUをマスターランプ制御手段として構成し、他のランプECUをマスターランプ制御手段に接続するスレーブランプ制御手段として構成する。各ランプECUは同一構成であり、各ランプECUは自身がマスター側であるかスレーブ側であるかを識別し、かつ識別結果に基づいて自身をマスターランプECUとして、あるいはスレーブECUとして機能するための設定を行うマイコン130を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は自動車等の車両に配設される複数のランプの点灯・消灯や配光等の各種ランプ制御を行うためのランプ制御装置に関し、特に各ランプに設けられるランプ制御手段の同一規格化を図ったランプ制御装置に関するものである。
近年の車両、特に自動車では、ヘッドランプの点消灯、配光、ランプ照射方向等の各種ランプ制御を行うためのランプ制御手段として専用の電子回路ユニット(以下、ランプECUと称する)が設けられている。このランプECUは、車両の走行に伴って順次車両に設けた各センサやスイッチから出力されてくる車速や操舵角等の各種検出信号に基づいてランプ制御を実行し、当該走行の状況に適した点灯状態に制御する。このランプECUは個々のランプにそれぞれ対応して設けられるが、例えば左右のヘッドランプに設けた各ランプECUがそれぞれ独立して動作すると、左右のヘッドランプのランプ制御に食い違いが生じることがあり好ましくない。そのため、特許文献1では自動車の左右に設けられたヘッドランプの一方に配設したランプECUをマスターECUとして構成し、他方のヘッドランプに配設したランプECUをスレーブECUとして構成し、マスターECUにおいて所要の制御信号で自身側の一方のランプを制御すると同時に、当該制御信号をスレーブECUに伝送し、その伝送した制御信号に基づいて他方のランプを制御する技術が提案されている。このように一方のヘッドランプに設けたマスターECUからスレーブECUに同じ制御を伝送することによって左右のヘッドランプを統一してランプ制御することが可能になる。
特開2000−247178号公報
この特許文献1のようなマスター・スレーブ方式を採用したランプ制御装置では、マスターECUとスレーブECU間での制御信号の伝送をLIN(Local Interconnect Network)通信で行う構成がとられており、そのための構成が必要とされているが、さらにマスターECUは車両全体の制御を行う車両ECUに対してCAN(Controller
Area Network)通信での接続を行う構成が必要とされている。そのため、マスターECUにはCANインターフェースとCAN通信処理部が設けられており、この点でスレーブECUとは内部回路構成が相違している。一方、マスターECUとスレーブECUは、例えばそれぞれがほぼ同じ構成をしている左右のヘッドランプに配設されるため、各ランプECUのケーシング(筐体)は殆ど同じ形状、サイズに形成されている。そのため、自動車やランプの組立工場においてランプにランプECUを組み込む際や、ランプとランプECUを車体に組み込む際に、マスターECUとスレーブECUを混同して誤って組み立ててしまうことがある。
このような問題に対し、これまではマスターECUとスレーブECUのケーシングに両ランプECUを識別するための表記を付し、あるいは識別用のラベルを貼付する等の対策を施しているが、表記やラベルを見落とすことを完全に防ぐことは難しく、問題を確実に解消することはできない。また、ランプECUについてみると、これら表記やラベル貼付の作業が増えることになるとともに、コスト高を生じる要因になっている。さらに、マスターECUとスレーブECUをそれぞれ別の工程で製造し、かつこれらを区別して管理する必要もあり、これらに要する工数の増加も無視できないものである。
一方、他の対策として、マスターECUとスレーブECUの区別を無くして両者を同じ内部回路の構成とし、ランプECUをランプに組み付けた後に各ランプECUの内部回路にマスター用とスレーブ用の各ソフト(プログラム)をインストールする方法が考えられる。このようにすればランプECUを一元的に製造、管理することが可能になるが、この場合でもランプECUをランプに組み付ける前、あるいは組み付けた状態でランプECUに対する電気接続を行ってインストールを行う必要があり、工数を削減する上では有効ではない。また、作業者はマスター用とスレーブ用のプログラムを識別した上でそれぞれのランプECUにインストールする必要があり、この際に誤ってインストールしてしまうことを確実に防止することも難しい。
本発明の目的はランプや車両へのランプECUの組み付けを簡易化するとともに誤った組み付けを防止することが可能な車両のランプ制御装置を提供するものである。
本発明は、少なくとも2つのランプと、各ランプにそれぞれ対応して設けられたランプ制御手段とを備えており、1つのランプ制御手段をマスターランプ制御手段として構成し、他のランプ制御手段をマスターランプ制御手段に接続するスレーブランプ制御手段として構成したマスター・スレーブ方式の車両用ランプ制御装置であって、各ランプ制御手段は同一構成であり、各ランプ制御手段は自身がマスター側であるかスレーブ側であるかを識別する識別手段と、その識別結果に基づいて自身をマスターランプ制御手段として、あるいはスレーブ制御手段として機能するための設定を行う設定手段を備えることを特徴とする。ここで、ランプ制御手段は、外形状等の外部構成および内部回路等の内部構成を同一とする。すなわち、マスター側とスレーブ側の違いにかかわらず同一のランプ制御手段として構成される。
本発明において、少なくとも2つのランプに設けられるランプ制御手段のうち、1つのランプ制御手段には第1の信号ラインが接続され、他のランプ制御手段は当該1つのランプ制御手段に第2の信号ラインを介して接続されており、識別手段は入力される信号が第1の信号または第2の信号であるかを識別し、設定手段は第1の信号が識別されたときに自身をマスターランプ制御手段に設定し、第2の信号が識別されたときに自身をスレーブランプ制御手段に設定する構成とする。この場合において、識別手段および設定手段はランプ制御手段に最初に通電されたときに動作するように構成することが好ましい。
本発明の好ましい形態として、ランプ制御手段は、マスターランプ制御手段として動作するためのプログラム等のソフト手段と、スレーブランプ制御手段として動作するためのプログラム等のソフト手段を備えており、設定手段は前記識別結果に基づいていずれか一方のソフト手段を選択する構成とする。
本発明によれば、複数のランプ制御手段は同一構成であるので、マスター側とスレーブ側とを区別することなくランプや車両に組み付けることができ、ランプ制御手段の組み付けを簡易化することができる。また、組み付けられたランプ制御手段は、自身がマスター側であるかスレーブ側であるかを識別し、この識別結果に基づいて自身をマスターランプ制御手段として、あるいはスレーブ制御手段として機能するための設定を行うので、結果としてマスターとスレーブの正しいランプ制御手段を組み付けることになり、誤った組み付けを防止することができる。
また、本発明によれば、1つのランプ制御手段には第1の信号ラインが接続され、他のランプ制御手段は当該1つのランプ制御手段に第2の信号ラインを介して接続される場合に、各ランプ制御手段の識別手段は入力される信号が第1の信号または第2の信号であるかを識別し、設定手段は第1の信号が識別されたときに自身をマスターランプ制御手段に設定し、第2の信号が識別されたときに自身をスレーブランプ制御手段に設定する構成とする。そして、識別手段および設定手段がランプ制御手段に最初に通電されたときに動作するように構成することにより、複数のランプ制御手段をランプや車両に組み付けたときに、識別手段および設定手段は自動的に自身をマスターまたはスレーブのランプ制御手段に設定し、結果としてランプ制御手段を正しい状態に組み付けることが可能になる。
本発明の実施形態の概念構成図。 ヘッドランプの概略構成を示す縦断面図。 ランプECUのマイコンのブロック構成図。 マスター・スレーブ設定動作を示すフローチャート。 識別手法の他の例を説明するためのランプECUの一部の概略斜視図。 識別手法のさらに他の例を説明するためのランプECUの組付構成の概略斜視図。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明を自動車の左右のヘッドランプについてのランプ制御、すなわち点灯・消灯を行う点灯制御と、配光パターンを制御する配光制御と、ランプ光軸を水平左右に偏向制御するスイブル制御と、ランプ光軸を鉛直上下方向に偏向制御するレベリング制御を行うランプ制御装置に適用した実施形態の概念構成図である。図1には示されていない自動車の前部の左右に右ヘッドランプRHLと左ヘッドランプLHLが配設されており、各ヘッドランプLHL,RHLにそれぞれランプECU100が配設されている。ここでは、左ヘッドランプLHLには左ランプECU100Lが配設され、右ヘッドランプRHLには右ランプECU100Rが配設されている。これら左右の各ランプECU100L,100Rは後述するように各ヘッドランプLHL,RHLに設けたランプユニット2の光源、可変シェード3、レベリング機構4、およびスイブル機構5を制御することが可能とされている。
そして、左ヘッドランプLHLに配設した左ランプECU100Lは自動車に設けた各種スイッチSWや各種センサSS,並びに図には表れない自動車の総合的な制御を行う車両ECUが接続されているCANラインL(C)に接続されている。また、右ヘッドランプRHLに配設した前記右ランプECU100RはLINラインL(L)によって前記左ランプECU100Lに接続され、両ランプECU100L,100Rの間で制御信号を伝送することが可能とされている。ここで、CANラインL(C)は本発明におけるランプ制御のための第1の信号としてのCAN信号を伝送するための第1の信号ラインであり、LINラインL(L)は本発明におけるランプ制御のための第2の信号としてのLIN信号を伝送するための第2の信号ラインである。
この実施形態では、個々についての図示は省略するが、CANラインL(C)に接続されている各種スイッチSWとしては、ヘッドランプLHL,RHLを点灯・消灯するためのランプ点灯スイッチと、ヘッドランプの配光をロービーム配光とハイビーム配光に切り替えるためのディマースイッチが設けられる。また、各種センサSSとしては、撮像カメラCAMで撮像した映像に基づいて他車等を検出する他車両検出センサと、自車両の車速を検出する車速センサと、自車両の操舵方向を検出する操舵角センサと、自車両の前後の車高を検出して自車両の傾き角、すなわちピッチ角を検出するための車高センサが設けられる。これらスイッチSWの切替信号やセンサSSの検出信号はそれぞれCANラインL(C)を通して車両ECUに入力され、ここで所定の処理が行われてCAN信号、すなわち第1次のランプ制御信号とされた上で当該CANラインL(C)を通して前記左ランプECU100Lに入力される。
前記左右のヘッドランプLHL,RHLは左右が対称であることを除けば同じ構成である。図2は左ヘッドランプLHLの概略構成を示す図であり、前面を開口した容器状のランプボディ11と、このランプボディ11の前面開口に取着される前面カバー12とでランプハウジング1が構成されており、このランプハウジング1内にプロジェクタ型ランプユニット2が内装されている。このランプユニット2は、ランプベース21上に光源としてのLED22が搭載されるとともに、このLED22を覆うように回転楕円面の一部で構成されたリフレクタ23が配設されている。また、ランプベース21の前端部には照射レンズ24が支持されるとともに、この照射レンズ24と前記リフレクタ23との間に可変シェード3が配設されている。
このランプユニット2では、LED22が発光したときに出射された光をリフレクタ23により前方に向けて反射し、当該リフレクタ23で反射された反射光ないしLED22から直接出射された光を照射レンズ24によりランプユニット2の前方に向けて照射する。また、可変シェード3を制御することによりLED22から出射した光の一部を遮光し、あるいは遮光することなく照射レンズ24に入射する光束を制御し、ハイビーム配光とロービーム配光を切り替えることができる。
前記可変シェード3は支点31を中心にして上下方向に傾動されるシェード体32と、このシェード体32を駆動するソレノイドアクチュエータ等のシェードアクチュエータ33で構成されており、シェードアクチュエータ33によってシェード体32はLED22から出射される光の光路に対して進退され、進出したときに遮光を行ってロービーム配光とし、後退したときに遮光することなくハイビーム配光とする。
また、前記ランプユニット2はランプハウジング1内において支点61においてランプ前後方向に傾動可能に軸支された傾動フレーム6に搭載されている。この傾動フレーム6の一部にはレベリング機構4が連結されており、このレベリング機構4が駆動されたときに傾動フレーム6をランプ前後方向に傾動してランプユニット2のランプ光軸Lxを上下方向に偏向制御することが可能とされている。レベリング機構4は、ここでは軸転するスクリューロッド42を有するモータ41を有しており、スクリューロッド42に螺合されたナット43を前記傾動フレーム6に取着することで、スクリューロッド42の軸転に伴ってナット43を螺進させ、これと共に傾動フレーム6を傾動させる公知の構成を採用している。
さらに、前記ランプユニット2は水平方向に回動するスイブル機構5に連結されており、このスイブル機構5が駆動されたときにランプユニット2のランプ光軸Lxを左右方向に偏向制御することが可能とされている。スイブル機構5は前記傾動フレーム6の下面部に支持されたスイブル駆動ユニット51を有しており、このスイブル駆動ユニット51の回転出力軸52を前記ランプユニット2のベース21に連結したものである。回転出力軸52の回転により、これと一体的にランプユニット2は傾動フレーム6の下面部上において左右方向に偏向動作される。
そして、前記左ランプECU100Lは左ヘッドランプLHLのランプハウジング1内に配設されており、当該左ランプECU100Lによって前記LED22の点灯・消灯の点灯制御、前記可変シェード3による配光制御、前記レベリング機構4によるレベリング制御、前記スイブル機構5によるスイブル制御を実行するようになっている。このことは右ヘッドランプRHLについても同じであり、図1に示した右ヘッドランプRHLのランプハウジング1内に右ランプECU100Rが配設され、この右ランプECU100Rによって右ヘッドランプRHL内のランプユニット2に対してLED22の点灯制御、可変シェード3による配光制御、レベリング機構4によるレベリング制御、スイブル機構5によるスイブル制御を実行するようになっている。
前記左ランプECU100Lと前記右ランプECU100Rは、図1に模式的に示すようにケーシング101内に構築されているが、このケーシング101は左右のランプECU100L,100Rにおいて同じ構成である。すなわち、ケーシング101は特に左右のランプECUとして区別しておらず、したがって左右を区別するための表記やラベルの貼り付けもない。また、各ランプECU100L,100Rの各ケーシング101に配設された内部回路としては、CANラインL(C)に接続してCAN信号を入出力するためのCANインターフェース111と、LINラインL(L)によって相互に接続されてLIN信号を入出力するためのLINインターフェース112と、前記LED22、可変シェード3、レベリング機構4、スイブル機構5をそれぞれ制御するための点灯制御部121、配光制御部122、レベリング制御部123、スイブル制御部124を備えており、これらも全て同じである。
さらに、各ランプECU100L,100Rはランプ制御のための所定の処理を行うためのマイコン130を備えている。図3は前記マイコン130のブロック構成図であり、所定の演算処理を行うCPU等からなる演算部140と、読み書きが可能なEEPROM等で構成されたメモリ150を備えている。前記メモリ150には当該ランプECUがマスターECUとして動作するときに必要とされるプログラム151と、スレーブECUとして動作するときに必要とされるプログラム152がそれぞれ記憶されている。例えば、マスターECUとしてのプログラム151は、CANラインL(C)を介して入力されたCAN信号としての第1次のランプ制御信号に基づいて第2次のランプ制御信号を生成し、この生成した第2次のランプ制御信号に基づいてヘッドランプをランプ制御するとともに、当該第2次のランプ制御信号をLIN信号として他のランプECUに送出する処理を実行するためのプログラムである。また、スレーブECUとしてのプログラム152は、マスターECUから伝送されて来たLIN信号、すなわち第2次のランプ制御信号を受信したことを報知する信号を返送するとともに、当該第2次のランプ制御信号に基づいて自身のヘッドランプをランプ制御する処理を実行するためのプログラムである。
前記演算部140は、電源がオンされたときに自身の起動シーケンスを実行するとともに、前記マスターまたはスレーブの各プログラム151,152に基づいて前記した各ランプ制御を実行するための処理部143を備えている。また、当該演算部140には、自身のランプECUに入力されてきた信号がCANラインL(C)からのCAN信号、またはLINラインL(L)からのLIN信号のいずれであるかを識別する識別部141と、当該識別部141での識別結果に基づいて前記メモリ150に記憶されている前記マスターとスレーブのいずれかのプログラム151,152を選択し、これを現行プログラムに設定する設定部142を有している。
以上の構成のランプ制御装置では、左右のヘッドランプLHL,RHLの組み立てるとき、ないしは当該組み立てたヘッドランプを自動車に組み付けるときには、ランプECU100は左右を区別することなく同じ構成のランプECUを左ヘッドランプLHLと右ヘッドランプRHLに対応して組み付ければよい。そして、ランプECU100を組み付けた左右のヘッドランプを自動車に組み付ける前、あるいは組み付けた上で、一方のヘッドランプ、ここでは左ヘッドランプLHLの左ランプECU100LにCANラインL(C)を接続する。また、他方の右ヘッドランプRHLの右ランプECU100Rを左ランプECU100Lに対してLINラインL(L)で接続する。
このように左右のヘッドランプLHL,RHLに対する組み付けを行った上での左右の各ランプECU100L,100Rにおけるマスター設定とスレーブ設定を図4のフローチャートを参照して説明する。左右のヘッドランプLHL,RHLを組み付け、あるいは仮組み付けした自動車のイグニッションスイッチをオンすると(S11)、左右の各ヘッドランプLHL,RHLの各ランプECU100L,100Rはそれぞれマイコン130の処理部143においてランプECUの起動シーケンスを実行する(S12)。そして、起動が完了すると各ランプECU100L,100Rは識別部141においてランプECUに入力されてくる信号を識別する。すなわち、左ヘッドランプLHLの左ランプECU100Lには、起動後の2秒以内にCANラインL(C)を介して車両ECUからの第1次のランプ制御信号が入力されてくる(S13)。そのため、左ランプECU100Lでは識別部141がCANインターフェース111に入力されてきた第1次のランプ制御信号を検出してこれがCAN信号であることを識別する(S14)。そして、設定部142はこの識別結果に基づいてメモリ150に記憶されているプログラムのうち、マスターECUとしてのプログラム151を選択し、これを現行プログラムとして設定する(S16)。これにより、左ランプECU100LはマスターECUとして設定されるため、左ランプECU100Lでは直ちにマスターECUとしての動作が実行される。すなわち、以降のフローチャートの図示は省略するが、CANラインL(C)を介して伝送されてくる第1次のランプ制御信号に基づいて処理部143は第2次のランプ制御信号を生成し、生成した第2次のランプ制御信号をLINインターフェース112からLINラインL()を介して右ヘッドランプRHLの右ランプECU100Rに送出する。また、右ランプECU100Rでのランプ制御との同期をとるための所要の時間を待って、当該第2次のランプ制御信号に基づいて自身のヘッドランプ、すなわち左ヘッドランプLHLのランプ制御を開始する。
一方、右ランプECU100Rにおいても、前記したイグニッションスイッチのオンと同時に自身の起動シーケンスを行っているが(S12)、識別部141はCAN信号の入力を判定し(S13,S14)、CAN信号が入力されないときにはLIN信号の入力を判定する(S15)。識別部141がLINラインL(L)を介して左ランプECU100Lから伝送されてきた第2次のランプ制御信号を受信してこれがLIN信号であることを識別すると、この識別結果に基づいて設定部142はメモリ150に記憶されているプログラムのうち、スレーブECUとしてのプログラム152を選択し、これを現行プログラムとして設定する(S17)。これにより、右ランプECU100RはスレーブECUとして設定されることになり、直ちにスレーブECUとしての動作が実行される。すなわち、LINラインL(L)を介して伝送されてきた第2次のランプ制御信号を受信すると、これを当該LINラインL(L)を介して左ランプECU100Lに返送するとともに、当該第2次のランプ制御信号に基づいて自身のヘッドランプ、すなわち右ヘッドランプRHLのランプ制御を開始する。
これにより、左右のヘッドランプLHL,RHLにおいては同じ第2次のランプ制御信号に基づいて同一のタイミングでランプ制御が実行されることになり、マスター・スレーブ方式でのランプ制御が実現されることになる。この実施形態では、左右の各ランプECU100L,100Rにより点灯制御、配光制御、レベリング制御、スイブル制御が可能に構成されているので、これらの制御がマスター・スレーブ方式によって実行されることになる。なお、スレーブECUとしての右ランプECU100RからマスターECUとしての左ランプECU100Lへのランプ制御信号の返送は、マスター・スレーブ方式におけるフェールセーフを実行するためのライン監視に利用される。
このように、本発明ではランプECU100をマスターECUとスレーブECUとに特化した構成のものを製造する必要はなく、また製造したランプECUに識別のための表記を付し、あるいは識別用のラベルを貼付する必要もなくマスター・スレーブ方式のランプ制御装置が構成できるため、ランプユニットの低コスト化が可能になる。また、左右のランプECUを区別してヘッドランプに組み付ける必要もなくヘッドランプの組立作業が簡略化でき、しかも誤ったランプECUを組み立てること自体が解消されることになる。
なお、前記左右の各ランプECU100L,100Rにおけるランプ制御について図1を参照して簡単に説明すると次のとおりである。なお、以降の説明では前記したように左ランプECU100LがマスターECUとなり、右ランプECU100RがスレーブECUとなるので、これらの名称を用いて説明する。
点灯制御については、ランプスイッチのオン・オフ信号に基づく第1次の点灯制御信号がCANラインL(C)を通してマスターECU100Lに入力されると点灯制御部121は点灯又は消灯するための第2次の点灯制御信号を生成し、この第2次の点灯制御信号に基づいて左ヘッドランプLHLのLED22を点灯又は消灯する。また、これと同時にLINラインL(L)を介して当該第2次の点灯制御信号をスレーブECU100Rに伝送する。スレーブECU100Rの点灯制御部121はこの点灯制御信号に基づいて右ヘッドランプRHLのLED22を点灯又は消灯する。
配光制御については、ディマースイッチのオン・オフ信号に基づく第1次の配光制御信号がCANラインL(C)を通してマスターECU100Lに入力されると、配光制御部122が第2次の配光制御信号を生成し、この配光制御信号に基づいて左ヘッドランプLHLの可変シェード3を制御してロービーム配光又はハイビーム配光に制御する。これと同時にLINラインL(L)を介して第2次の配光制御信号をスレーブECU100Rに伝送することで、スレーブECU100Rの配光制御部122は右ヘッドランプRHLの可変シェード3を制御して配光制御を実行する。
レベリング制御については、車高センサから検出されるピッチ角に基づいて得られる第1次のレベリング制御信号がCANラインL(C)を通して入力されると、マスターECUのレベリング制御部が第2次のレベリング制御信号を生成し、このレベリング制御信号に基づいて左ヘッドランプLHLのレベリング機構4を制御してランプ光軸Lxを上下方向に偏向制御してレベリング制御を実行する。これと同時にLINラインL(L)を介して第2次のレベリング制御信号をスレーブECU100Rに伝送することで、スレーブECU100Rのレベリング制御部123が右ヘッドランプRHLのレベリング機構4を制御してレベリング制御を実行する。
スイブル制御は、操舵角センサから検出される操舵角に基づいて得られる第1次のスイブル制御信号がCANラインL(C)を通して入力されると、マスターECU100Lのスイブル制御部124が第2次のスイブル制御信号を作成し、左ヘッドランプLHLのスイブル機構5を制御してランプ光軸Lxを左右方向に偏向制御してスイブル制御を実行する。これと同時にLINラインL(L)を介して第2次のスイブル制御信号をスレーブECU100Rに伝送することで、スレーブECU100Rのスイブル制御部124が右ヘッドランプRHLのスイブル機構5を制御してスイブル制御を実行する。
なお、スイブル制御はもとより、前記した配光制御やレベリング制御に際しては、各ランプECU100L,100Rは各ヘッドランプLHL,RHLに設けた可変シェード3、レベリング機構4、スイブル機構5から出力されてくる状態検出信号に基づいてこれらをフィードバック制御する構成とすることが可能であることは言うまでもない。
この実施形態では、マイコン130の識別部141は入力される信号の特性や特質に基づいてCAN信号とLIN信号を識別しているが、単純に信号が入力されてくるインターフェースがCANインターフェース111であるかLINインターフェース112であるかを判別することによって自身がマスターECUであるかスレーブECUであるかを識別するようにしてもよい。例えば、図5はランプECU100(100L,100R)に入力される信号を信号入力用のソケットの接続状態に基づいて判別するように構成したものである。ランプECU100にはCANソケット71とLINソケット72が設けられてそれぞれにCANコネクタ81とLINコネクタ(図示せず)が接続可能とされている。そして、ここではCANソケット71に、CANラインL(C)に接続されているCANコネクタ8が嵌合されたことを検出してランプECUに入力される信号を判別するように構成されている。
すなわち、CANソケット71の一部にはCANコネクタ81が嵌合されたときにオンする接触スイッチ91が内蔵されている。この接触スイッチ91は別体のものを装着してもよい。そして、ランプECU100に設けた前記マイコン130、すなわち識別部141はこの接触スイッチ91のオン・オフを検出した上でCANソケット71へのCANコネクタ82の嵌合の識別を行うようになっている。したがって、識別部141は起動された後に接触スイッチ91のオン・オフ状態を検出することにより、CANソケット71にCANコネクタ81が接続されているか否かを判別でき、CANコネクタ81が接続されたときには自身がマスターECUであるとして識別することが可能になる。なお、接触スイッチは接触センサで構成してもよく、あるいはコネクタを構成している一部のコンタクトにおける電気的な接続状態を検出するようにしてもよい。
前記識別部142は、CANコネクタ81が接続されていないときには自身がスレーブECUであると識別することも可能であるが、確実な識別を行うためには図示のようにLINソケット72にも同様の接触スイッチ92を設けておくことにより、CANソケット71とLINソケット72にそれぞれ同時にコネクタが嵌合されているときにマスターECUとして識別し、LINソケット72のみにコネクタが嵌合されているときにスレーブECUとして識別するようにしてもよい。
また、図6の構成例は、マスター・スレーブ方式のランプ制御装置を構築する際に、例えば左ヘッドランプLHLをマスター側、右ヘッドランプRHLをスレーブ側のようにそれぞれマスターとスレーブを固定的に設定している車両用ランプの場合に有効である。ランプECU100にはケーシング101の底面の1箇所に切欠き73が設けられており、この切欠き73に臨む箇所に接触スイッチ93が内装されている。また、ランプECU100の識別部141は自身の起動シーケンスが実行された後にこの接触スイッチ93のオン・オフを検出するように構成しておく。一方、左右のヘッドランプLHL,RHLでは、一方のランプについてのみランプECU100を配設するランプボディ11(図2参照)の底面に前記切欠き73に対応する部位に当該各切欠き73に嵌合可能な突起74を形成している。この例では図6のように左ヘッドランプLHLのランプボディ11には突起74が形成されており、図示は省略するが右ヘッドランプRHLには切欠き73に対応する位置に突起74は形成されていない。この突起74は、前記したように左右のヘッドランプLHL,RHLについてマスター側とスレーブ側が予め設定されていれば、各ヘッドランプLHL,RHLのランプボディ11を樹脂成形する際にこれと同時に形成し、あるいは形成しないようにすることが可能である。
したがって、左右のヘッドランプLHL,RHLにそれぞれ図6に示したような同じ構成のランプECU100を組み付けると、左ヘッドランプLHLでは突起74が切欠き73に嵌合されて接触スイッチ93がオンされる。識別部141はこの接触スイッチ93のオンによって自身がマスターECUであると識別することができる。右ヘッドランプRHLでは突起74が形成されておらず、切欠き73に嵌合されることがなく接触スイッチ93はオフであるので、識別部141は自身がスレーブECUであると識別することができる。
これら図5および図6の構成を備えたランプ制御装置でも、同一構成のランプECU100を左右のヘッドランプLHL,RHLにそれぞれ組み付けたとき、あるいはCANラインL(C)およびLINラインL(L)に接続したときに、各ランプECU100は自動的に自身がマスターECUであるかスレーブECUであるかを識別して自身を識別したECUとして設定することが可能になる。したがって、ランプECUをマスターECUとスレーブECUとに特化した構成のものを製造する必要はなく、また製造したランプECUに識別のための表記を付し、あるいは識別用のラベルを貼付する必要もなく、ランプECUの低コスト化が可能になる。また、左右のランプECUを区別してヘッドランプに組み付ける必要もなくヘッドランプの組立作業が簡略化でき、かつランプECUを誤って組み付けることが回避される。
実施形態では、マイコン130のメモリ150にマスターECUまたはスレーブECUとして機能する各プログラム151,152を記憶しておき、設定部142においてこれらのプログラムを選択して現行プログラムとして設定するように構成した例を示したが、マスターECUとスレーブECUとで共通するプログラムステップが多い場合には、異なるプログラムステップのみをサブルーチンとして構成した上でこれらを選択するようにしてもよい。また、この場合、プログラムを選択して設定するのではなく、設定部142は自身がマスターECUまたはスレーブECUとして認識するための情報のみをメモリ150に記録し、以降は処理部143においてランプ制御を実行する際に、当該処理部143は記録した情報を参照して必要とされるプログラムを選択ないしは組み立てながら処理を実行するように構成してもよい。
実施形態ではランプECUを組み付けたヘッドランプを自動車に組み付けた上で両ランプECUに通電を行って各ランプECUのマスター・スレーブ設定を行っているが、CANラインとLINラインを仮接続することができる環境にあれば、左右のヘッドランプを自動車に組み付ける前の段階においても各ヘッドランプにCANラインとLINラインを仮接続した状態で各ランプECUのマスター・スレーブ設定を行うことが可能である。あるいは、必ずしもランプECUをランプに組み付けるのではなく、ランプとは別体に構成されてランプとは独立して車両に組み付ける構成のランプECUについても適用することができる。
本発明における第1の信号と第2の信号は必ずしも実施形態で示したCAN信号、LIN信号と称されるものに限られるものではなく、マスターランプ制御手段にのみ入力される信号を第1の信号とし、マスターランプ制御手段を介して入力される信号を第2の信号とするものであればこれらの名称の信号に限定されるものではない。
実施形態ではランプ制御として左右のヘッドランプに対する点灯制御、配光制御、レベリング制御、スイブル制御を行う例について説明したが、ランプECUについて行うランプ制御はこれらのランプ制御に限定されるものではない。また、本発明のランプ制御の対象となるランプはヘッドランプに限られるものではなく複数個のランプを同じ点灯状態となるようにランプ制御することが要求される車両用のランプであれば適用可能である。
本発明のランプ制御装置は複数のランプのそれぞれにランプECUを備え、いずれかのランプECUをマスターECUとして構成し、他のランプECUをスレーブECUとして構成してマスター・スレーブ方式でのランプ制御を行う構成の車両用のランプに採用することが可能である。
LHL,RHL 左右のヘッドランプ
L(C) CANライン
L(L) LINライン
1 ランプハウジング
2 ランプユニット
3 可変シェード
4 レベリング機構
5 スイブル機構
91〜93 接触スイッチ
100 ランプECU
100L 左ランプECU(マスターECU)
100R 右ランプECU(スレーブECU)
101 ケーシング
111 CANインターフェース
112 LINインターフェース
121 点灯制御部
122 配光制御部
123 レベリング制御部
124 スイブル制御部
130 マイコン
140 演算部
141 識別部
142 設定部
143 処理部
150 メモリ
151 マスタープログラム
152 スレーブプログラム


Claims (6)

  1. 少なくとも2つのランプと、各ランプにそれぞれ対応して設けられるランプ制御手段とを備え、1つのランプ制御手段をマスターランプ制御手段として構成し、他のランプ制御手段を前記マスターランプ制御手段に接続するスレーブランプ制御手段として構成したマスター・スレーブ方式の車両用ランプ制御装置であって、前記各ランプ制御手段は同一構成であり、各ランプ制御手段は自身がマスター側であるかスレーブ側であるかを識別する識別手段と、その識別結果に基づいて自身をマスターランプ制御手段として、あるいはスレーブ制御手段として機能するための設定を行う設定手段を備えることを特徴とする車両用ランプ制御装置。
  2. 前記複数のランプ制御手段は、外形状等の外部構成および内部回路等の内部構成が同一であることを特徴とする請求項1に記載の車両のランプ制御装置。
  3. 前記1つのランプ制御手段には第1の信号ラインが接続され、他のランプ制御手段は当該1つのランプ制御手段に第2の信号ラインを介して接続されており、前記識別手段は入力される信号が第1の信号または第2の信号であるかを識別し、前記設定手段は第1の信号が識別されたときに自身をマスターランプ制御手段に設定し、第2の信号が識別されたときに自身をスレーブランプ制御手段に設定することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ランプ制御装置。
  4. 前記識別手段および前記設定手段はランプ制御手段に最初に通電されたときに動作するように構成されている請求項3に記載の車両用ランプ制御装置。
  5. 前記ランプ制御手段は、マスターランプ制御手段として動作するためのプログラム等のソフト手段と、スレーブランプ制御手段として動作するためのプログラム等のソフト手段を備えており、前記設定手段は前記識別結果に基づいていずれか一方のソフト手段を選択することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の車両のランプ制御装置。
  6. 前記複数のランプは車両の左右のヘッドランプであり、前記ランプ制御手段はこれらヘッドランプの点灯制御、配光制御、レベリング制御、スイブル制御の少なくとも1つを制御する手段を備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の車両用ランプ制御装置。



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