JP2014023917A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】大当たり状態が終了してから所定時間にわたり、図柄表示部6に注意喚起メッセージを表示したり、スピーカ14、14から特定の音声を出力する、ランプ部材15や発光部材62、62・・を特定の態様で点滅/点灯させる等することにより、プリペイド媒体の返却忘れについて遊技者に注意喚起するようにした。したがって、遊技者がプリペイド媒体の返却を忘れたまま席を離れてしまうといった事態を効果的に防止することができる。
【選択図】図3
Description
また、所定の図柄を変動/確定表示する図柄表示部を備えており、前記図柄が所定の態様で確定表示されると前記特別遊技状態が生起するとともに、前記図柄表示部が前記注意喚起手段であり、前記図柄表示部に所定の注意喚起メッセージを表示することにより、遊技者に前記プリペイド媒体の返却忘れについて注意喚起するような構成も考えられる。
さらに、音声を出力するスピーカを備えているとともに、前記スピーカが前記注意喚起手段であり、前記スピーカから特定の音声を出力することにより、遊技者に前記プリペイド媒体の返却忘れについて注意喚起するような構成も考えられる。
加えて、点灯/点滅する発光手段を備えているとともに、前記発光手段が前記注意喚起手段であり、前記発光手段を特定の態様で点灯/点滅させることにより、遊技者に前記プリペイド媒体の返却忘れについて注意喚起するような構成も考えられる。
また、注意喚起するための手段として専用の部材を別途設けたりしないため、部材の増加に伴い遊技として使用可能なスペースが狭くなる等といった事態が生じない。
図1は、パチンコ機1及び球貸機71を前面側から模式的に示した説明図である。また、図2は、パチンコ機1を前面側から示した説明図である。さらに、図2は、遊技盤2を前面側から示した説明図である。加えて、図3は、パチンコ機1を後面側から示した説明図である。
球貸機71は、パチンコ機1(特に後述する払出制御装置28)と電気的に接続され、パチンコ機1における貸球の払い出しの可否を制御するものであって、パチンコ機1毎に隣設されている。そして、球貸機71の前面には、紙幣や硬貨を投入するための投入口72、残額を記憶したプリペイド媒体を挿入/排出するための出入口73、残額等を表示する球貸機表示部74、各種操作を行う操作部75等が設けられている。
さらに、前扉4の上部には、効果音や各種メッセージ等を報音する一対のスピーカ14、14が設けられており、前扉4の側部には、パチンコ機1の遊技状態等に応じて点灯・点滅する複数のLEDを備えたランプ部材15、15が設けられている。
メイン制御装置30には、「大当たり抽選」の実行とともに下記部材の動作を制御するメインCPU32、ROMやRAM等といった記憶手段33、タイマ34、及びインターフェイス35等が搭載されたメイン制御基板31が内蔵されている。そして、該メイン制御基板31は、インターフェイス35を介して、始動入賞口19やチューリップ式電動役物17、大入賞装置18、払出制御装置28、電源装置29、及び特別図柄表示部61等と接続されている。また、メイン制御基板31は、サブ制御装置40内に内蔵されたサブ統合基板41とも電気的に接続されている。
遊技者によってハンドル9が回動操作されると、発射装置10が作動し、発射通路13を介して遊技球が遊技領域16内へ打ち込まれる。そして、遊技領域16内を流下する遊技球が始動入賞口19又はチューリップ式電動役物17へ入賞すると、当該入賞がメインCPU32により検出される。すると、メインCPU32は、入賞検出のタイミングでcカウンタ及びdカウンタから1つの数値を取得するとともに、特別図柄表示部61において特別図柄を変動表示中であるか否か、及び保留情報の有無を確認する。そして、特別図柄表示部61において特別図柄が変動中でなく、且つ、保留情報が1つも存在しない場合、予め記憶手段33に設定されている大当たり判定用テーブルを参照し、今回取得したcカウンタの数値が所定の「大当たり数値(たとえば“0”又は“300”)」であるか否か、すなわち今回の「大当たり抽選」の結果が「大当たり」であるか否かを判定する。そして、「大当たり抽選」の結果、「大当たり」である(すなわち、大当たり判定用乱数から取得した数値が「大当たり数値」である)と、図6(b)に示す基本変動パターン決定テーブルを用い、dカウンタの取得数値に対応する基本変動パターンを読み出す(変動時間決定用乱数から取得した数値をもとに図柄変動時間を決定する)。一方、「大当たり抽選」の結果、「外れ」である(すなわち、大当たり判定用乱数から取得した数値が「大当たり数値」以外の数値である)と、図6(a)に示す基本変動パターン決定テーブルを用い、dカウンタの取得数値に対応する基本変動パターンを読み出す。その後、メインCPU32は、「大当たり抽選」の結果(「大当たり」であるか「外れ」であるか)、及び読み出した基本変動パターン(特に変動時間)の種類を示す情報を含んだ開始コマンドを作成するとともに、当該開始コマンドをサブ統合CPU42へと送信する。また、特別図柄表示部61において特別図柄を所定の態様で変動させるとともに、タイマ34による計時を開始する。そして、読み出した基本変動パターンの変動時間が経過すると、「大当たり抽選」の結果に対応する特別図柄を確定表示させる(「大当たり」の場合には大当たり特別図柄表示態様である“3”又は“7”で、「外れ」の場合には“−”で夫々確定表示させる)とともに、停止信号を含んだ停止コマンドをサブ統合CPU42へと送信する。
なお、チューリップ式電動役物17の開閉動作に関しては、ゲート部材60への遊技球の通過をもって、「大当たり抽選」同様の乱数からの数値の取得による「抽選」を実行し、当選した場合にのみチューリップ式電動役物17の翼片を所定の設定時間だけ開動作させるようになっている。
また、大入賞装置18の最後の開成が終了し、図柄表示部6での終了デモの表示を終えた後、保留情報が存在していると、最も古い保留情報について、特別図柄の変動を開始する直前に「大当たり抽選」の結果が「大当たり」であるか否かを判定するとともに図柄変動時間を決定し、特別図柄の変動を開始したり開始コマンドを送信する等の上記同様の制御を実行するとともに、当該最も古い保留情報を保留情報記憶領域から削除する。さらに、保留情報が存在しない場合には、次の始動入賞口19又はチューリップ式電動役物17への遊技球の入賞をもって「大当たり抽選」及びその結果の判定等を実行する。
次に、パチンコ機1と球貸機71との間での球貸しに係る制御について、図5及び図8をもとに説明する。図8は、供給皿7を上側から示した説明図である。
パチンコ機1の供給皿7の上面右側には、プリペイド媒体の残額を所定の態様で表示するための残度表示部55が設けられているとともに、該残度表示部55を挟んで貸し球の払い出しを要求するための球貸しボタン56、及びプリペイド媒体の返却を要求するための返却ボタン57が設けられている。そして、残度表示部55、球貸しボタン56、及び返却ボタン57は、パチンコ機1に内蔵された操作基板53に接続されており、該操作基板53により、残度表示部55における表示制御、及び両ボタン56、57の操作の検出に伴う動作制御は行われる。また、操作基板53は、中継基板54を介して払出制御装置28及び球貸機71と電気的に接続されている。なお、58は、供給皿7に溜まっている遊技球を貯留皿8へと排出するための球抜きレバーである。
ここで、本発明の要部となるプリペイド媒体の返却忘れの防止に係る制御について、詳細に説明する。
遊技者によるプリペイド媒体の返却忘れがどのような状況で起こりやすいかを考えると、まず大当たり状態が生起したことにより、貸し球を使わずとも賞球のみによって遊技を継続することが可能になったという状況が考えられる。そこで、パチンコ機1では、サブ統合CPU42による制御のもと、大当たり状態における大入賞装置18の最後の開成が終了してから、大当たり状態の終了に伴い装飾図柄の変動を開始するまでの間に、タイマ44によって計時しながら所定時間(たとえば3秒間)にわたり図柄表示部6に注意喚起メッセージ表示領域6aを設けるとともに、図9(A)に示す如く注意喚起メッセージ表示領域6aに所定の注意喚起メッセージ表示(たとえば「カードの取り忘れにご注意下さい」等)65を表示する。すなわち、図柄表示部6を注意喚起手段として作動させ、遊技者に対してプリペイド媒体の返却忘れについて注意喚起する。
なお、注意喚起メッセージ表示65を表示するタイミングの具体例としては、たとえば終了デモの表示の一部として注意喚起メッセージ65を表示したり、終了デモの表示の直前に注意喚起メッセージ65を表示したりすることが考えられる。さらに、終了デモの表示の直後(当然ながら、装飾図柄の変動を開始するよりは前)に注意喚起メッセージ65の表示を差し込むようにしてもよい。
以上のような構成を有するパチンコ機1によれば、大当たり状態における大入賞装置18の最後の開成が終了してから、大当たり状態の終了に伴い装飾図柄の変動を開始するまでの間に、所定時間にわたり図柄表示部6に注意喚起メッセージ表示領域6aを設け、該注意喚起メッセージ表示領域6aに注意喚起メッセージ表示65を表示することにより、プリペイド媒体の返却忘れについて遊技者に注意喚起する。したがって、遊技者がプリペイド媒体の返却を忘れたまま席を離れてしまうといった事態を効果的に防止することができる。
また、大当たり状態が終了してからも、所定時間にわたり図柄表示部6に注意喚起メッセージ表示領域6bを設け、該注意喚起メッセージ表示領域6bに注意喚起メッセージ表示66を表示して、プリペイド媒体の返却忘れについて遊技者に注意喚起する。さらに、図柄表示部6のみならず、スピーカ14、14から特定の音声を出力する、ランプ部材15や発光部材62、62・・を特定の態様で点滅/点灯させる等して、プリペイド媒体の返却忘れについて遊技者に注意喚起する。したがって、遊技者がプリペイド媒体の返却を忘れたまま席を離れてしまうといった事態を極めて効果的に防止することができる。
加えて、注意喚起手段として別途専用の部材を設けていないため、部材の増加に伴う遊技として使用可能なスペースの低減等といった事態も生じない。
なお、本発明の遊技機に係る構成は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、遊技機全体の構成は勿論、プリペイド媒体の返却忘れの注意喚起に係る構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更可能である。
また、図柄表示部6やスピーカ14、14、ランプ部材15等を注意喚起手段として兼用するのではなく、別途専用の注意喚起手段(注意喚起メッセージ表示用の表示手段等)を設けることも可能である。加えて、大当たり状態の生起/終了に係る信号をサブ制御装置40のみならず、払出制御装置28へも送信することにより、残度表示部55において注意喚起メッセージを表示することも可能である。
またさらに、大当たり状態の終了後に高確率状態や時短状態といった特定遊技状態が特定期間(たとえば図柄変動回数が100回に達するまで)だけ生起するような遊技機も多々ある。そこで、大当たり状態の終了後すぐに注意喚起手段を作動させるのではなく、特定遊技状態の終了に応じて注意喚起手段を作動させるように構成しても何ら問題はない。
加えて、本発明は、パチンコ機に限らず、封入式パチンコ機等の他の遊技機であっても何ら問題はない。
なお、特許請求の範囲、明細書および図面に記載される全ての要素(例えば、制御装置や図柄表示部、大入賞装置、始動入賞口等)は、個数を意識的に限定する明確な記載がない限り、物理的に単一であっても複数であっても構わないし、適宜配置の変更が行われても構わない。また、特許請求の範囲や明細書等で使用している要素名(要素につけた名称)は、単に本件の記載のために便宜上付与したにすぎないものであり、それによって特別な意味が生じることを特に意識したものではない。すなわち、要素名のみによって要素が何であるかが限定解釈されるものではない。例えば、「制御装置」は、ハード単体でも、ソフトを含んだものであっても構わない。さらには、全ての要素のうちの複数の要素を適宜一体的に構成するか、もしくはひとつの要素を複数の要素に分けて構成するかは、敢えて特許請求の範囲等において特定していない限り、何れも当業者であれば容易に考えられる事項である。したがって、その程度の範囲内での構成上の差異を有する遊技機を、本実施例に記載がなされていないことを理由に採用することのみでは、本発明に係る権利を回避したことにはならない。
Claims (1)
- 残額を記憶したプリペイド媒体を挿入/排出可能で、遊技者により挿入された前記プリペイド媒体の残額にもとづき貸し球の払い出しに係る制御を実行する一方、所定の操作に応じて前記プリペイド媒体を排出して遊技者に返却する球貸機と電気的に接続されているとともに、
所定の図柄を変動/確定表示する図柄表示部と、開閉可能な扉部材を備えた特別入賞手段と、前記図柄表示部における表示動作及び前記扉部材の開閉動作を制御する制御手段とを備えており、
前記制御手段は、前記図柄を変動/確定表示する図柄変動遊技状態において所定の条件が充足されると前記図柄を所定の態様で確定表示し、その後、前記特別入賞手段における前記扉部材を所定回数にわたり断続的に開成させる特別遊技状態へ移行させるとともに、前記特別遊技状態が終了すると、再び前記図柄変動遊技状態へ移行させる遊技機であって、
前記制御手段は、前記特別入賞手段の最後の開成が終了してから前記図柄の変動を開始するまでの間に、前記図柄表示部に前記プリペイド媒体の返却忘れについて遊技者に注意喚起するための所定の注意喚起メッセージ表示を表示することを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
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JP2013114455A JP2014023917A (ja) | 2012-06-20 | 2013-05-30 | 遊技機 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014138751A (ja) * | 2013-12-17 | 2014-07-31 | Fujishoji Co Ltd | 遊技機 |
JP2015126919A (ja) * | 2015-03-05 | 2015-07-09 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP2016165552A (ja) * | 2016-06-16 | 2016-09-15 | 株式会社藤商事 | 遊技機 |
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2013
- 2013-05-30 JP JP2013114455A patent/JP2014023917A/ja active Pending
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