JP2014023778A - ベルト式ロールアイロナー - Google Patents

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Abstract

【課題】洗濯物の皺を伸ばすベルト式ロールアイロナーに関し、品質の高い皺伸ばしが可能にした上記装置の設置床面積を小さくする。
【解決手段】4本以上の回転加熱シリンダと搬送ベルトとを備える。洗濯物通路の上流側の第1番目と第2番目及び第3番目と第4番目の回転加熱シリンダの対における回転加熱シリンダ相互の位置関係が、前者が洗濯物の投入口側から見て奥側上方に位置し後者が手前側下方に位置する。第1番目と第2番目の回転加熱シリンダの対が第3番目と第4番目の回転加熱シリンダの対の上方に配置され、第2番目の回転加熱シリンダの下端と第3番目の回転加熱シリンダの上端とは、近接して略同一高さで配置される。
【選択図】図1

Description

この発明は、洗濯・脱水後の洗濯物にアイロンをかけて皺を伸ばすベルト式ロールアイロナー(以下、単に「ロールアイロナー」とも言う。)に関するもので、特にホテルなどの宿泊施設で用いるシーツ、ホウフ、枕カバーなどの主としてリネン類と呼ばれる洗濯物の洗濯ラインに設けられる業務用のロールアイロナーに関するものである。
図3は、本願出願人が特許文献1で提案したロールアイロナーを示した側面図である。装置の筐体21内には、6本の加熱シリンダ1(1a〜1f)と搬送ベルト4(4a〜4f)が配置されており、投入口22から投入された洗濯物(リネン類)は、搬送ベルト4で搬送されながらシリンダ1の表面に押接されてアイロンがけされ、排出口23から装置外へと搬出される。洗濯物の投入口22には、投入ベルト2と押えベルト3とが設けられている。各シリンダ1はすべて同一径で、洗濯物通路の上流側にある第1シリンダ1aと第2シリンダ1bは、第1シリンダ1aが洗濯物投入口22側から見て奥側上方に位置し、第2シリンダ1bが手前側下方に位置するように配置されており、第1シリンダ1aの下部と第2シリンダ1bの上部は、略同一高さである。
第3シリンダ1cと第4シリンダ1dは、第1及び第2シリンダの対の後方に第1シリンダと第2シリンダの位置関係と同様な位置関係で、すなわち第3シリンダを洗濯物投入口22側から見て奥側上方に第4シリンダ1dを手前側下方に配置し、第3シリンダ1cの下部と第4シリンダ1dの上部とがほぼ同一高さとなるように配置してある。第3シリンダと第4シリンダの対の背後に設けられた第5シリンダ1eと第6シリンダ1fの配置も同様な位置関係にしてある。
上方のシリンダ1a、1c、1eの搬送ベルト4a、4c、4eは、各シリンダの上部に位置する入口ローラ5a、5c、5eと各シリンダの図で左下部に位置する出口ローラ6a、6c、6eとの間で各シリンダの周面に添設され、張力調整ローラ24を含む複数のローラ(符号無し)で案内されて出口ローラ6a、6c、6eから入口ローラ5a、5c、5eへと戻っている。第1シリンダ1aの入口には、3個のプレスロール9が配置されており、第1搬送ベルトの入口ローラ5aは、図で右側に寄った位置に設けられている。これに対して第3シリンダ及び第5シリンダの入口ローラ5c、5eは、前段のシリンダ1b、1dの下部から斜め上方に送られてくる洗濯物を受け入れるように、各シリンダ1c、1eの上部左側に配置されている。
下方のシリンダ1b、1d、1fの搬送ベルト4b、4d、4fは、各シリンダの上部に位置する入口ローラ5b、5d、5fと下部右側に位置する出口ローラ6b、6d、6fとの間で各シリンダに添設されており、出口ローラ6b、6d、6fから次段のシリンダの入口ローラ5c、5eに対向する位置又は洗濯物の排出口23へと斜めに上昇した後、張力調整ローラ24を含む複数のローラによって入口ローラ5b、5d、5fへと戻されている。第1搬送ベルト4a及び第3搬送ベルト4cは、それらの右上部に設けた駆動ローラ25とその斜め左下の押えローラ26との間で第2搬送ベルト4b及び第4搬送ベルト4dの斜め上に伸びる部分に押接されており、当該駆動ローラ25と押えローラ26との間で洗濯物は2つの搬送ベルトの間に挟持された状態で搬送されるようになっている。
第1シリンダに設けたプレスロール9には、洗濯物の貼り付きを防止するテープ10が設けられている。第2シリンダ1bの入口には、第2プレスロール27とテープガイド28が設けられ、第2搬送ベルトの入口ローラ5bは、図の左方に退避した位置に設けられている。第2プレスロール27とテープガイド28との間には、第2テープ29が巻回されている。各シリンダ1とそれに対応する搬送ベルト4の間に、貼り付き防止用のテープは設けられていない。貼り付き防止用のテープを設けることなく、シリンダへの洗濯物の貼り付きを防止したことが特許文献1記載のロールアイロナーの特徴である。
投入口22から機械に投入された洗濯物は、投入ベルト2と押えベルト3で挟持された状態で第1シリンダ1aの入口に送り込まれ、表面(下面)がプレスロール9で第1シリンダ1aに押接され、入口ローラ5aと出口ローラ6aとの間で搬送ベルト4aにより第1シリンダ1aに押接されて表面がアイロンがけされ、搬送ベルト4aにより第2シリンダ1bの上部へと搬送される。次に洗濯物の裏面が、プレスロール27で第2シリンダ1bに押接され、入口ローラ5bと出口ローラ6bとの間で搬送ベルト4bにより第2シリンダ1bに押接されて裏面がアイロンがけされる。そして搬送ベルト4bに載せられ、更に搬送ベルト4bと4aで挟まれた状態で持ち上げられて、第3シリンダ1cの上部へと搬送される。そして、入口ローラ5c、5dと出口ローラ6c、6dの間で表裏面がそれぞれ第3シリンダ1cと第4シリンダ1dに押接されて、2回目のアイロンがけがされ、同様にして入口ローラ5e、5fと出口ローラ6e、6fの間で表裏面がそれぞれ第5シリンダ1eと第6シリンダ1fに押接されて、3回目のアイロンがけがされて排出口23から機外に搬出される。すなわち、装置内を通過する洗濯物は、各シリンダ1の上部よりシリンダ1と搬送ベルト4との間に挿入され、各シリンダの下部において、シリンダ周面から離れて次段のシリンダの上部へと送られている。
上記構造のロールアイロナーでは、6個のシリンダの周面に洗濯物の表裏面が交互に押接されてアイロンがけが行われることとなる。そして、各シリンダ1に押接された洗濯物がシリンダの下部で当該シリンダの周面から離れる。シリンダの下部においては、洗濯物にシリンダ周面から離れる方向の重力が作用しており、この重力によってシリンダ周面からの洗濯物の円滑な剥離が促される。
更に、シリンダ1の直径を600〜700mmとし、洗濯物の搬送速度をシリンダ径が1000mm程度である従来のロールアイロナーと同程度の速度とすることで、シリンダ周面の洗濯物に作用する遠心力が大きくなり、各シリンダの下部ではこの遠心力が重力に加算されるため、シリンダ出口における洗濯物のシリンダ周面への貼り付きが防止でき、シリンダ1と洗濯物との間にシリンダ出口で洗濯物をシリンダ周面から強制的に剥離するためのテープを挿入する必要がなくなるので、シリンダを通過した後の洗濯物にテープ跡が残らず、洗濯物の仕上げ品質を向上させることができる。
特許第4822797号公報 特許第4886732号公報
図3に示したロールアイロナーは、従来最も一般的であった直径1000mmのシリンダを4本備えたロールアイロナーに比較して、シリンダ径が600〜700mmと小径であり、シリンダを小径にしたことによるシリンダ表面への洗濯物の押接長さの減少を避けるために、シリンダを6本としている。装置の設置床面積は、1000mm径のシリンダを4本配置した従来装置とほぼ等しく、かつ機械高さが低くなっている。
この発明は、上記構造のロールアイロナーを更に改良することを課題として為されたもので、ロールアイロナーの設置床面積をより小さくすることを課題としている。
この発明のベルト式ロールアイロナーは、4本以上の偶数本の回転加熱シリンダ1(1a〜1d)と、これらのシリンダに掛け回されてそのシリンダ面に洗濯物を押し付けながら回転したあと当該洗濯物を次段のシリンダないし洗濯物の排出口23に搬送する搬送ベルト4(4a〜4d)とを備えている。
上記の課題を解決したこの発明のベルト式ロールアイロナーは、洗濯物通路の上流側から数えて第1番目と第2番目の回転加熱シリンダ1a、1bの対及び第3番目と第4番目の回転加熱シリンダ1c、1dの対における回転加熱シリンダ相互の位置関係が、それぞれの対の前者1a、1cが洗濯物の投入口22側から見て奥側上方に位置し後者1b、1dが手前側下方に位置するようにして、かつ、第1番目と第2番目の回転加熱シリンダ1a、1bの対が第3番目と第4番目の回転加熱シリンダ1c、1dの対の上方となる位置関係で配置されている。この配置に伴い、第2番目の回転加熱シリンダ1bの下端と第3番目の回転加熱シリンダ1cの上端とは、近接して略同一高さで配置される。
洗濯物は、各回転加熱シリンダ1(1a〜1f)の周面に上部より送入されて下部より送出されてその両面がこれらの回転加熱シリンダに交互に押接されてアイロンがけされる。
洗濯物を適切に皺伸ばしするためには、ある程度の長さで洗濯物を回転加熱シリンダ1の周面に押し付ける必要がある。回転加熱シリンダ1の本数を多くすると、例えばシリンダ本数を6本又は8本にすると、シリンダ数が少ない装置よりシリンダ径を小径にでき、この発明のロールアイロナーの装置高さや洗濯物の投入口22の高さが過大になるのを防止できる。この場合、第5番目以降の回転加熱シリンダの各対における前側の回転加熱シリンダ1eと後側の回転加熱シリンダ1f相互の位置関係は、第3番目と第4番目の回転加熱シリンダ1c、1dの相互の位置関係と同一として、第3番目と第4番目の回転加熱シリンダ1c、1dの対に対して洗濯物の投入口22から見て奥側に同一高さで配置する。
この発明により、図3に示した従来装置に比べて、ロールアイロナーの設置床面積を大幅に低減することができる。
ロールアイロナーの機内は、シリンダ1が加熱されている関係で、加熱される。加熱された空気は、機械上部の開口から機外へと流れ、工場内に又はダクトを通って工場外へと排気されている。この発明のロールアイロナーでは、第3及び第4シリンダで加熱された機内空気は、上方に流れて第1及び第2シリンダの配置空間が加熱される。そのため、第1シリンダと第2シリンダからの空気中への放熱が低減され、シリンダの加熱に要するエネルギー消費を低減できる。
また、第1搬送ベルトと第2搬送ベルトのベルト長さを短くでき、これらの搬送ベルトを案内するローラの数も少なくなるという効果もある。
実施例の回転加熱シリンダ及び搬送ベルトの配置を示す側面図 図1の装置の回転加熱シリンダの回転駆動系を示す側面図 従来構造における回転加熱シリンダ及び搬送ベルトの配置を示す側面図
図1は、6本の加熱シリンダ1(1a〜1f)を備えたこの発明のロールアイロナーの実施例を示した図で、図3に示した従来構造のロールアイロナーの部材と対応する部材には同一の符号を付してある。図3のロールアイロナーと異なる点は、第1シリンダ1aと第2シリンダ1bとの対が、第3シリンダ1cと第4シリンダ1dとの対の上方に配置されており、これらの配置の相違に伴って、第1搬送ベルト4aと第2搬送ベルト4b及びこれらのベルトを案内するローラの配置が異なっている点である。以下、図3に示した装置と異なる点を中心にして説明する。
装置の筐体21は、第1ないし第4シリンダ1a〜1d及びこれらと協動する第1ないし第4搬送ベルト4a〜4dを装備する第1ユニットの筐体21aと、第5、第6シリンダ1e、1f及びこれらと協動する第5、第6搬送ベルト4e、4fを装備する第2ユニットの筐体21bとを結合した、全体としてL形になっており、洗濯物の投入口22は、図3の装置より高い位置に設けられている。第3、第4シリンダ1c、1dと第5、第6シリンダ1e、1fの位置関係及びこれらと協動する搬送ベルト4c、4d、4e、4fの配置ないし周回路は、図3の装置と略同一であり、従って洗濯物の排出口23は、図3の装置と同一高さである。
3対6個の加熱シリンダ1は、全て同一径で、これらに固定したスプロケットに巻回されたチェーンを介して、周速が排出口23側の対ほど早くなるようにして、一個の減速機付きモータ50(図2参照)で同期駆動されている。第1搬送ベルト4aと第2搬送ベルト4bとは、駆動ローラ25を含むローラ群に掛け回されており、シリンダ1a、1bの周速と異なる速度で駆動できるようになっている。第3ないし第6搬送ベルト4c〜4fを掛け回したローラ群には駆動ローラは含まれておらず、それぞれの搬送ベルトが押接されている加熱シリンダ1c〜1fからの摩擦駆動で従動駆動されている。図3の装置と同様に、各シリンダ1とそれに対応する搬送ベルト4の間には、貼り付き防止用のテープは設けられていない。
第1シリンダ1a及び第2シリンダ1bの入口には、図3の装置と同様に、プレスロール9、27とそれらに巻架されたテープ10、29が設けられている。プレスロールの数やテープを案内するテープガイド28の配置等が異なっているが、処理される洗濯物の違いやメンテナンスの作業性などによる相違であり、本質的な相違ではない。
機械への洗濯物の投入口22には、図3の装置と同様に、投入ベルト2と押えベルト3とが設けられている。第1シリンダ1aと第2シリンダ1bとの相対位置関係は、図3の装置と同様に、第1シリンダ1aが洗濯物の投入口22側から見て奥側上方に位置し、第2シリンダ1bが手前側下方に位置し、第1シリンダ1aの下端と第2シリンダ1bの上端は、略同一高さである。
第3〜第6シリンダ1c〜1fは、図3の装置と同じ相対位置関係及び高さで配置されており、第1シリンダ1aは、第3シリンダ1cの直上部に配置され、第2シリンダ1bは、第4シリンダ1dの直上部に配置されている。第3シリンダ1cの上端は、第2シリンダ1bの下端と略同一高さである。なお、第3シリンダ1cの上端を第2シリンダ1bの下端より高くするか、更に、第1シリンダと第2シリンダとの対を、その相対位置関係を変えないで、第3シリンダと第4シリンダの対の直上より投入口22側に偏倚させて配置することにより、装置高さ及び投入口の高さを低くすることができる。
各搬送ベルト4は、張力調整ローラ24で付与されている張力により、入口ローラ5(5a〜5f)を通過した直後の位置でそれぞれの加熱シリンダ1の周面に押接され、洗濯物を次のシリンダの入口又は排出口23へと導く終端ローラ8(8a〜8f)からの張力により、各シリンダ1から離れる。各搬送ベルト4は、シリンダ1から離れた後、次段のシリンダ上部に配置した終端ローラ8へと案内され、終端ローラ8で折り返されて、張力調整ローラ24を含む案内ローラ群(符号なし)を経由して、入口ローラ5へと戻っている。図で、二重丸で示したローラは、搬送ベルトの蛇行を防止する鍔を備えた鍔付きローラである。終端ローラ8は、ブラケット81に固定した支持板の先端辺に設けられた小径のローラで、ナイフエッジと呼ばれている。
第1、2シリンダ1a、1bの対を第3、4シリンダ1c、1dの対の上方に配置し、第2シリンダ1bの下部を第3シリンダ1cの上部とを近接して配置した関係上、第1搬送ベルト4aと第2搬送ベルト4bの周回路は、図3の装置の周回路より短くなっている。第3から第6搬送ベルト4c〜4fの周回路は、図3の装置と略同一である。入口ローラ5、張力調整ローラ24、駆動ローラ25の位置など、これらの周回路を規定するローラ群の数や位置の図3の装置との相違は、プレスロール9、27の位置や構造、主として処理される洗濯物の種類、装置内に設けた他の機器や駆動系との位置関係などによるもので、本質的な相違ではない。
上記のシリンダ1及び搬送ベルト4の配置により、装置内を通過する洗濯物は、各シリンダ1の上部よりシリンダ1と搬送ベルト4との間に挿入され、各シリンダの下部においてシリンダ周面から離れて次段のシリンダの上部へと送られている。シリンダ下部では、洗濯物にシリンダから離隔する方向に重力と遠心力が作用しているので、各シリンダの出口で洗濯物がシリンダ表面から離隔しやすい状態となる。そのため、シリンダ表面から洗濯物を離隔させるテープやスクレーパなどが不要になり、皺伸ばしの品質が向上する。
そして、第1シリンダ1aと第2シリンダ1bの対を第3シリンダ1cと第4シリンダ1dの対の上方に配置したので、装置の設置床面積を小さくすることができ、搬送ベルトの長さも短くできる。更に必要な場合には、図示実施例のように、シリンダ数を6本や8本とすることにより、必要なアイロンがけ面積を確保しながらシリンダ径を小径にできるため、第1シリンダと第2シリンダを第3シリンダと第4シリンダの上方に配置したときに装置の高さや洗濯物投入口22の高さが過大になることも回避することができる。
図2は、図1の装置における加熱シリンダ1の駆動系を示した図である。この駆動系では、減速機付きモータ50の回転をチェーン12で第3及び第4シリンダに固定したスプロケット11c、11dに伝達し、第3シリンダに固定したスプロケット11cの回転をチェーン13で第1及び第2シリンダに固定したスプロケット11a、11bに伝達している。そして、第4シリンダに固定したスプロケット11dの回転をチェーン15で第6シリンダに固定したスプロケット11fに伝達して、チェーン14で第5シリンダに固定したスプロケット11eに伝達している。チェーン12、13、14の周回路には、それぞれ2個のアイドルスプロケット16が設けられて、それぞれのチェーンの周回路を規定している。
第3シリンダのスプロケット11cと第4シリンダのスプロケット11dは、歯数の違うスプロケットを2枚重ねにした二重構造となっており、チェーン12と13及びチェーン12と14をそれぞれ2枚重ねの一方と他方とに掛け回すことにより、第3、4シリンダの回転速度に対する第1、2シリンダの回転速度及び第5、6シリンダの回転速度を変更できる。また、第3と第4、第1と第2、及び第5と第6のそれぞれ2個ずつのシリンダの対をそれぞれのチェーン12、13、14で同期駆動する構造としたので、シリンダ対の数を増減するときの駆動系の変更が容易である。また、車両による装置の搬送時など、チェーン15を取り外すことにより、第1ユニット側と第2ユニット側の筐体21a、21bを分離して搬送することができる。
1(1a〜1f) 回転加熱シリンダ
4(4a〜4f) 搬送ベルト
5(5a〜5f) 入口ローラ
8(8a〜8f) 終端ローラ
22 投入口
23 排出口
24 張力調整ローラ
25 駆動ローラ

Claims (2)

  1. 少なくとも4本の回転加熱シリンダと、これらのシリンダに掛け回されてそのシリンダ面に洗濯物を押し付けながら回転して当該洗濯物を搬送する搬送ベルトとを備えたベルト式ロールアイロナーにおいて、
    洗濯物通路上流の第1番目と第2番目の回転加熱シリンダの対及び第3番目と第4番目の回転加熱シリンダの対は、それぞれの対の前者が洗濯物の投入口側から見て奥側上方に位置し後者が手前側下方に位置するようにして、かつ、第1番目と第2番目の回転加熱シリンダの対が第3番目と第4番目の回転加熱シリンダの対の上方となる位置関係で、第2番目の回転加熱シリンダの下端と第3番目の回転加熱シリンダの上端とを近接して配置され、
    各回転加熱シリンダの周面に上部より送入された洗濯物が当該各回転加熱シリンダの下部より送出されて当該洗濯物の両面がこれらの回転加熱シリンダに交互に押し付けられることを特徴とする、ベルト式ロールアイロナー。
  2. 少なくとも6本の回転加熱シリンダを備え、前記第3番目と第4番目の回転加熱シリンダの相対位置関係と同一の相対位置関係にした第5番目と第6番目の回転加熱シリンダの対が、前記第3番目と第4番目の回転加熱シリンダの対の前記洗濯物の投入口から見て奥側に同一高さで配置されていることを特徴とする、請求項1記載のベルト式ロールアイロナー。
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