JP2014023428A - スイッチング電力変換器用のハイブリッド適応力率補正方式 - Google Patents

スイッチング電力変換器用のハイブリッド適応力率補正方式 Download PDF

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Abstract

【課題】力率補正を伴うスイッチング電力変換器およびスイッチング電力変換器のための設定可能な力率制御方法を提供すること。
【解決手段】本明細書に開示される実施形態は、スイッチング電力変換器のための設定可能な力率制御方法を提供するスイッチング電力変換器の制御方法を記載している。一実施形態において、コントローラは、一定オン時間制御と定電力制御の電力調整制御方法を組み合わせてスイッチング電力変換器の力率を調整する。
【選択図】図1

Description

本明細書に開示される実施形態は、力率補正を伴うスイッチング電力変換器に関する。
スイッチング電力変換器における力率は、電力源によって提供される皮相電力と負荷に供給される有効電力の比率として定義される。事業企業や政府機関は、スイッチング電力変換器の力率が調整により一定の最低レベルを超えることを要求している。したがって、スイッチング電力変換器は、高い力率と低い高調波歪みを伴う電力を電力源から負荷へ供給すべきである。
電流単相能動力率制御技術は、一般に2つのカテゴリー、2段階手法と1段階手法に分けられる。2段階手法では、力率制御フロントエンド段は、バルクエネルギー蓄積コンデンサ上で交流(AC)入力電圧を直流(DC)電圧に変換する。フライバックスイッチング電力変換器等のDC/DC変換器は、単離及び規制された低い出力電圧又は高い出力電流を負荷へ提供する第2出力段として用いられる。対照的に、1段階手法は、力率制御段とDC/DC段を単一の段階に組み合わせる。1段階手法では、単一のスイッチは、入力力率補正と出力電圧/電流調整の二重の機能を達成するように制御される。
一般に、2段階力率制御回路は、分かれた段階を利用して正弦波に近く入力線路電圧と同相であるように入力電流を整形して高い入力力率と低い全高調波歪み(THD)を達成している。しかし、2段階力率制御回路の効率は、1段階力率制御回路よりも一般的に低い。なぜなら、エネルギーが2段階力率制御回路の2段で2回処理されているからである。さらに、2段階の使用により、2段階力率制御回路は1段階力率制御回路と比較して、より複雑で高価である。よって、1段階力率制御回路は、通常、コストと効率を考慮すると低電力の用途のために好ましい。
本発明は、力率補正を伴うスイッチング電力変換器およびスイッチング電力変換器のための設定可能な力率制御方法を提供することを目的とする。
一実施形態において、スイッチング電力変換器のコントローラは、一定オン時間制御と定電力制御の電力調整制御方法を組み合わせてスイッチング電力変換器の力率を調整する。調整モードを組み合わせることによって、コントローラは、低電力用途用と出力リップル性能用の力率要件を満たすように各調整モードとの間のトレードオフのバランスをとる。
一実施形態において、電力変換器への入力電圧の各AC周期の間(すなわち、単一のAC周期)、コントローラは、瞬時入力線路電圧の大きさに基づいて定電力モード又は一定オン時間モードで電力変換器を動作させるかを判定する。特に、コントローラは、瞬時入力線路電圧が閾値電圧より低ければ、入力電圧のAC周期の間に一定オン時間モードで電力変換器を動作させ、瞬時線路電圧が入力電圧のAC周期の間に閾値電圧を上回れば、動作モードを定電力モードへ切り換える。
明細書に記載された特徴及び利点はすべての包括的なものではなく、特に、多くの追加の特徴及び利点は、図面及び明細書の観点から、当業者には明らかであろう。さらに、明細書で使用される言語は、主に読みやすさと説明のために選択され、本発明の主題を正確に概説又は範囲を定めるため選択されたものではないことに留意すべきである。
本明細書に開示された実施形態の教示は、添付の図面と併せて以下の詳細な説明を考慮することによって容易に理解することができる。
一実施形態による一定のターンオン制御及び定電力制御の組み合わせを使用するスイッチング電力変換器を示す図である。 従来のスイッチング電力変換器の入力電圧及び入力電流の波形を示す図である。 一実施形態によるスイッチング電力変換器のコントローラICの内部回路を示す図である。 スイッチング電力変換器のスイッチのオン時間を示す波形例を示す図である。 スイッチング電力変換器の例示的な入力電圧と入力電流の波形を示す図である。 一実施形態によるコントローラICのデジタル論理制御の回路図である。 オン時間整形を用いたスイッチング電力変換器のスイッチのオン時間を示す一例の波形を示す図である。
図面及び下記の説明は、単に例示のための好適な実施形態に関連している。以下の説明から、本明細書に開示された構造及び方法の代替的実施形態が、本明細書に記載の原理から逸脱することなく用いることができる実行可能な代替手段として容易に認識されることに留意すべきである。
さて、いくつかの実施形態が詳細に言及され、その例が添付の図面に示される。図面に使用されたいずれの実用的な類似又は同様の参照番号は類似又は同様の機能を示市得ることに留意されたい。図面は例示の目的のみのために実施形態を示す。当業者であれば、本明細書に示された構造及び方法の代替的実施形態が本明細書に記載の原理から逸脱することなく用いることができること以下の説明から理解されるであろう。
本明細書に開示される実施形態は、スイッチング電力変換器のための設定可能な力率制御を提供するAC/DCフライバックスイッチング電力変換器の制御方法を説明する。一実施形態において、コントローラは、一定オン時間制御と定電力制御(すなわち、定電圧モード及び/又は定電流モードの制御)の電力調整制御方法を組み合わせてスイッチング電力変換器の力率を調節する。特に、コントローラは、スイッチング電力変換器が一定オン時間制御モードで動作される入力電圧の各AC周期内の時間の割合に基づいて力率を調整する。調整モードを組み合わせることによって、コントローラは低電力用途用と出力リップル性能用の力率の要件を満たすように一定オン時間モードと定電力モードのトレードオフのバランスをとる。
図1は、一実施形態によるAC−DCフライバックスイッチング電力変換器を示す。電力変換器100は、3つの主要なセクション、すなわち、フロントエンド、パワー段階、及び第2の段階を含んでいる。フロントエンド103は、ノードL、NにてAC電圧源(図示せず)に接続され、インダクタLi、抵抗器R1、抵抗器Flの、ダイオードD1、ダイオードD2、ダイオードD3、ダイオードD4、及びバルクコンデンサC2から成るブリッジ整流器を含む。ノード105で整流された入力線路電圧は、抵抗R10及びR11を介してコントローラIC101の供給電圧ピンVcc(ピン1)に入力される。ノード105における線電圧はまた、電力トランスT1−Aの1次巻線107に結合される。コンデンサC5は、供給電圧ピンVccへの整流された供給電圧入力(ピン1)から高周波ノイズを除去する。ノード105におけるフロントエンドセクションの出力は調整されていないDC入力電圧である。
電力段階は電力トランスT1−A、バイポーラ接合トランジスタ(BJT)電力スイッチQ1及びコントローラIC101から構成される。電力トランスT1−Aは、1次巻線107、2次巻線109及び補助巻線111を含む。コントローラIC101は、コントローラIC101の出力ピン(ピン5)から出力された制御信号115を介してBJT電力スイッチQ1のオンとオフの状態の制御を介して出力調整を維持する。制御信号115はBJT電力スイッチQ1のベース(B)を駆動する。BJT電力スイッチQ1のコレクタ(C)は1次巻線107に接続されており、そして一方、BJT電力スイッチQ1のエミッタ(E)はコントローラIC101のISENSEピン(ピン4)に接続され、抵抗器R12を介して接地されている。ISENSEピン(ピン4)は、1次巻線107とBJTスイッチQ1を通る電流を検出抵抗器R12の両端の電圧の形態で感知する。コントローラIC101は、BJTスイッチQ1のオンとオフの状態とデューティ周期を制御するために、同様に、BJTスイッチQ1のベース電流の振幅を制御するために、パルス幅変調(PWM)若しくはパルス周波数変調(PFM)及び/又はそれらの組合せのような多くの変調技術うちのいずれかを使用することができる。一実施形態において、コントローラIC101は、スイッチング電力変換器100のための設定可能な力率制御方法を更に後述するように決定し、実践する。コントローラIC101のGNDピン(ピン2)はグランドに接続されている。
第2の段階は、出力整流器として機能するダイオードD6と出力フィルタとして機能するコンデンサC10で構成されている。ノード113で得られた調整された出力電圧Voutは負荷(図示せず)に供給される。抵抗器R14は、フライバックスイッチング電力変換器100の無負荷状態の場合に出力を安定化させるために典型的に使用されるプレ負荷である。また、ESD放電ギャップ(ESD1)は1次巻線107とダイオードD6のカソードとの間に結合される。
ノード113における出力電圧Voutは補助巻線111を渡って反射され、抵抗器R3、R4で構成される抵抗分圧器を介してコントローラ101のVSENSEピン(ピン3)に入力される。コンデンサC9は、起動時におけるノード105の線路電圧から又はスイッチング周期間の始動後の補助巻線111の両端間の電圧からの電力を保持するために使用される。
上述したように、単一のスイッチQ1は、1段階力率制御回路で使用され出力電力を調節する。しかし、スイッチQ1はまた、入力電流と出力電流の両方に影響を及ぼす。1段階力率制御回路におけるバルクコンデンサC2が小さい場合、入力電圧歪みは最小化され、こうして固定又は可変のスイッチング周波数動作を伴うスイッチQ1の一定オン時間制御方法を用いて高い力率が得られる。一定オン時間制御方法の間に、スイッチQ1は、電力変換器100の動作中の同じ時間長さの間、オンになされる。
図2は、一定オン時間制御を用いた従来の1段階力率制御回路における入力電流波形203の入力電流に対するバルクコンデンサC2の電圧の電圧波形201を示す。図2に示すように、一定オン時間制御方法によって、平均入力電流波形203はバルクコンデンサC2上で電圧波形201に従う。よって、バルクコンデンサC2上で電圧歪みがほとんどない場合、電力変換器100への入力電流は、電力変換器100への入力電圧に追従する。したがって、高い力率は、スイッチQ1のオン時間が一定制御による単一段階手法を用いて確保される。しかし、一定オン時間制御方法を使用する結果、電力変換器100の出力における大きな出力リップルが生じ、出力リップルをフィルタリングする大きな出力コンデンサが必要となる。
良好な出力リップル性能を得るには、定電圧モード又は定電流モードのいずれかで交流(AC)周期中の一定の電力供給が使用される。下記の式はスイッチング電力変換器100の電力(P)を表し、ここで、VinはバルクコンデンサC2の入力電圧であり、Lは1次巻線インダクタンスであり、TonはスイッチQ1のオン時間であり、Fはスイッチング電力変換器100のスイッチング周波数である。
上記の式によれば、負荷への一定の電力供給を維持するために、スイッチング電力変換器100への入力電圧とスイッチQ1のオン時間の積は一定でなければならない。したがって、入力電圧が増加するとき、スイッチQ1のオン時間は、負荷への一定の電力供給を維持するために減少しなければならない。しかし、定電力制御が使用されている場合、1段階力率制御手法のパワーバランスの要件(すなわち、負荷に供給される定電力)により、高い歪み(すなわち、正弦波であることから転向する入力電流)を有し得る、これにより、高い力率が実現不能の結果になる。
多くの低電力用途において力率要件は必ずしも非常に高いものではない。例えば、0.7以下の力率は10ワットの消費者用の発光ダイオード(LED)照明のために十分である。しかし、一定オン時間制御方法を使用することは、低電力用途に過大であり得るが、例えば、0.95の力率をもたらす可能性がある。よって、低電力用途のために、すべてのAC周期に亘る一定のターンオン制御方法は、力率要件を満たし同様にEN61000−3−2等の高調波調整要件を満たす必要はない。したがって、コントローラIC101は、一定オン時間制御及び定電力制御(すなわち、定電圧モード及び/又は定電流モード)の電力調整制御方法を組み合わせて、一定オン時間モードと定電力モードのトレードオフのバランスをとるようにスイッチング電力変換器100の力率を調整して、低電力用途用と出力リップル性能用の力率要件を充足する。
図3は、一実施形態によるコントローラ101の内部回路を示す。コントローラ101は、ピン3におけるVsense電圧やピン4におけるISENSE電圧等のアナログパラメータを受信するが、デジタル回路とデジタルステートマシン(図示せず)を用いてこれらのパラメータを適宜処理し、ピン5(出力)における適切なベース駆動信号を生成する。コントローラ101は、VSENSE信号調節ブロック301、ISENSE信号調節ブロック303及びデジタル論理制御ブロック305を含むいくつかの主回路ブロックを含む。コントローラIC101は、適応デジタル1次側フィードバック制御によってスイッチング電力供給源100の出力電圧Vout及び出力電流Ioutを調整する。
SENSE信号調節ブロック301は、アナログ電圧信号としてVSENSE電圧を受信し、ノード113における出力電圧(Vo)を反映する1つ以上の電圧フィードバック信号307を生成する。ISENSE信号調節ブロック303は、アナログ電圧信号としてISENSE電圧を受信し、スイッチQ1に流れる1次側電流を反映する1つ以上の電流フィードバック信号309を生成する。
SENSEの電圧を感知することは正確な出力電圧の調整を可能にし、ISENSE電圧を感知することは正確な周期バイ周期ピーク電流の制御を可能にし、定電圧及び定電流の両方モードで制限することは同様にトランスT1−Aの励磁インダクタンスLmに無感応な正確な定電流(出力電流Iout)制御を可能にする。
デジタル論理制御ブロック305は電圧フィードバック信号307と電流フィードバック信号309を処理して、出力電圧(Vo)と出力電流(lout)の調整のためのスイッチQ1の動作とオン/オフ状態を管理する制御信号311を生成する。図示しないが、デジタル論理制御ブロック305は、スイッチング電力変換器100が動作するべき適切な動作モードを判定するデジタル回路を含む。このデジタル回路は、スイッチング周波数の制御のためのパルス幅変調(PWM)又はパルス周波数変調(PFM)のいずれかを、出力調整のための定電力モード(すなわち、定電圧(CV)モード若しくは定電流(CC)モード)又は一定オン時間モードのいずれかを、適宜選択する。例えば、CCモードを利用した定電力モード間の電力変換器100の出力における負荷は発光ダイオードの一連(LED)とすることができ、ここでLEDに亘る電圧降下はLEDに亘り印加される定電流の関数である。よって、定電流がLEDに供給され一定の電力が負荷に供給されるので、LEDに亘る電圧降下は一定である。
一実施形態において、電力変換器100への入力電圧の各AC周期(すなわち、単一のAC周期)の間に、デジタル論理制御ブロック305は、スイッチング電力変換器100のスイッチング周波数のたびごとに瞬時入力線路電圧の大きさに基づいて定電力モード又は一定オン時間モードで電力変換器100を動作させるか否かを判定する。他の実施形態では、デジタル論理制御ブロック305は、スイッチング電力変換器100の特定のスイッチング周期のだけにおける瞬時入力線路電圧の大きさに基づいて定電力モード又は一定オン時間モードで電力変換器100を動作させるか否かを判定する。入力電圧の周波数は電力変換器100のスイッチング周波数とは異なることに留意されたい。入力電圧の周波数は、kHzの範囲(例えば、40kHzから200kHz)にある電力変換器100のスイッチQ1の高いスイッチング周波数と比較して50Hz又は60Hzである。
特に、デジタル論理制御ブロック305は、瞬時入力線路電圧が閾値電圧より低い場合、入力電圧のAC周期の間に一定オン時間モードで電力変換器100を動作させ、スイッチング電力変換器100のスイッチング周波数のたびごとに瞬時線路電圧が閾値電圧を超える場合、動作モードを定電力モードへ切り替える。あるいは、デジタル論理制御ブロック305は、瞬時線路電圧がスイッチング電力変換器100の特定のスイッチング周期のだけにおいて閾値電圧を上回る場合、一定オン時間モードから動作モードを定電力モードへ切り替える。よって、デジタル論理制御ブロック305は、瞬時入力線路電圧を監視し、瞬時入力線路電圧が閾値電圧より低いか又は高いかどうかを判定して、瞬時入力線路電圧の大きさに基づいて、電力変換器100への入力電圧のAC周期内の次のスイッチング周期において一定オン時間モード又は定電力モードで電力変換器100を作動させる。
電力変換器100への入力電圧のAC単一周期内で、入力線路電圧が正弦波であると仮定すると、デジタル論理制御ブロック305は、瞬時線路電圧が閾値を下回る電圧である間、一定オン時間モードでスイッチング電力変換器100を動作させる。AC周期の瞬時入力線路電圧が閾値電圧を一旦超えると、デジタル論理制御ブロック305は、定電力モードへのスイッチング電力変換器100の動作を切り替える。より具体的には、AC周期の瞬時入力線路電圧が閾値電圧を超えた後の電力変換器100の次のスイッチング周期において、デジタル論理制御ブロック305は、一定オン時間モードから定電力モードへ電力変換器100の動作を切り替える。
入力線路電圧が正弦波である故に、入力線路電圧はパワー変換器100への入力電圧のAC周期の間に閾値電圧以下に最終的に減少し、そして、デジタル論理制御ブロック305はスイッチング電力変換器100の動作を一定オン時間モードへ切り替え戻す。すなわち、AC周期の瞬時入力線路電圧が閾値電圧以下に低下した後の電力変換器100の次のスイッチング周期において、デジタル論理制御ブロック305は、定電力モードから一定オン時間モードへ電力変換器100の動作を切り替える。
一実施形態において、閾値電圧は、電力変換器100が入力電圧のAC周期内で一定オン時間モードで動作するように設定されている時間の割合に基づいている。例えば、北米で110ボルトの線路電圧を仮定すると、電力変換器100が、入力電圧のAC周期の50%の間に一定オン時間モードで動作するように設定されている場合は、閾値電圧は77.8ボルト(すなわち、110*sin(45°))である。
一定オン時間モードの間、デジタル論理制御ブロック305は、スイッチQ1がオンにされている間に一定オン時間でスイッチQ1をオンにする制御信号311を出力する。すなわち、一定オン時間モードの間、スイッチQ1のオン時間は、電力変換器100のスイッチング周期にわたって一定(すなわち、同一のまま)である。定電力モードの間、デジタル論理制御ブロック305は、一実施形態による一定オン時間モードの間にスイッチング周期ごとに変化しスイッチQ1の一定オン時間未満であるオン時間でスイッチQ1をオンにする制御信号311を出力する。定電力モードの間、電力変換器100は、負荷への一定の電力を提供するために用いられる制御方法に依存する一定の電流及び/又は電圧を出力することができる。よって、デジタル論理制御ブロック305は、閾値電圧に対する瞬時入力電圧の大きさに基づいて、単一のAC周期内での電力変換器100のスイッチング周期の間の任意の回数で、一定オン時間モードと定電力モードの間で動作を切り替える。電力変換器100の入力電圧のAC周期の間に一定オン時間モードと定電力モードの間で電力変換器の動作を切り替えることにより、良好な出力リップル性能を提供しながら、力率要件が満たされる。
一実施形態において、デジタル論理制御ブロック305は、コントローラ101のISENSEピンでの電圧を使用して、入力線路電圧を判定する。ISENSEピンでの電圧は入力線路電圧Vinの代理として機能する、なぜならば、スイッチQ1を通る1次電流I(ISENSE電圧によって表される)の増加の傾きが入力線路電圧にVin=Lm(dI/dt)関係を通して実質的に比例するからであり、ここで、LmはトランスT1−Aの1次巻線107の励磁インダクタンスである。特に、コントローラ101はCVモードで線路電圧Vinのためのプロキシ(proxy)としてISENSE電圧を使用しており、また、CCモードでのISENSE電圧(1次電流Iを表す)をも使用でき、スイッチング電力変換器100からの一定に調整された出力を維持する、これは、2008年10月28日にヤン等(Yan et al)に発行されiWatt社に譲渡された米国特許第7443700号に記載され、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
図4は、定電力モードと一定オン時間モードの組み合わせを用いた、時間に対する電力変換器100のオン時間(Ton)の波形を示す。図4において、一定オン時間モードでの電力変換器100の動作は、時刻t1から時刻t2の間に発生する。よって、時刻t1から時刻t2の間は電力変換器100の入力線路電圧が閾値電圧よりも小さいときに対応している。図4に示すように、時刻t1から時刻t2の間のオン時間波形のプラトー401は一定オン時間モードの間中の一定オン時間の利用率を表す。
図4において、定電力モードでの電力変換器100の動作は、時刻t2から時刻t3の間に発生する。よって、時刻t2から時刻t3の間は電力変換器100の入力線路電圧が閾値電圧よりも大きいときに相当する。図4に示すように、時刻t2から時刻t3の間、電力変換器100のオン時間は変化できる(403)。コントローラIC101は、時刻t1から時刻t2の間、スイッチング電力変換器のオン時間を変化させ(すなわち、増加又は減少)、負荷へ定電力を供給するために用いた制御方法に応じて一定の電流及び/又は電圧を出力する。入力電圧の周期内で一定オン時間モードと定電力モードの両方で電力変換器100を動作させることにより、コントローラ101は、低電力用途のための力率要件を少なくとも満たすに十分な力率を提供すると同時に、良好な出力リップル性能を提供する。
一般に、電力変換器100の力率は、スイッチQ1のオン時間が電力変換器100への入力電圧のAC周期内で一定である時間の割合に基づいている。すなわち、電力変換器100の力率は、電力変換器100が、電力変換器100への入力電圧のAC周期の間に定電力モードに対して一定オン時間モードで動作している時間の割合に基づいている。一実施形態において、スイッチQ1のオン時間がAC周期内で一定となっている時間の割合は、パラメータPF_lndexで表される。よって、PF_lndexは、電力変換器が電力変換器100への入力電圧のAC周期内にて一定オン時間モードで動作している時間の割合を表している。例えば、PF_lndexの25%は力率と出力リップル性能のバランスをとる。
一般的に、PF_lndexが高くなればなるほど力率が高くなり入力高調波歪みが低くなる結果になる。しかし、より高いPF_lndexは出力リップル性能を犠牲にする。より高いPF_lndexは、電力変換器100が定電力モードで動作している時間の割合と比較して、AC周期の間の一定オン時間モードで電力変換器100がより長い時間の割合で駆動されることを示す。対照的に、より低いPF_lndexは出力リップルを最小化することにより、出力リップル性能を増大させる。しかし、PF_lndexが低くなればなるほど力率が低くなり入力高調波歪みが高くなる。より低いPF_lndexは、電力変換器100が定電力モードで動作している時間の割合と比較して、AC周期の間の一定オン時間モードで電力変換器100がより短い時間の割合で駆動されることを示す。PF_lndexを設定することは、設計の柔軟性を可能にして、入力力率、入力高調波歪み及び出力リップル性能の間のトレードオフを解決する。一実施形態において、PF_lndexは、図4に示すように、下記のパラメータに基づいている。
・TON_MAXはスイッチQ1の最大オン時間を表し、
・T_on_constは、スイッチQ1のオン時間がTON_MAXで一定である時間期間を表し、
・Tp_acは入力線路電圧のAC周期の半分を表す。
一実施形態において、上記のパラメータとの関係は下記の式で記述される。
上記のように、PF_lndexは、スイッチQ1のオン時間がTON_MAXで一定である時間期間(すなわち、T_on_const)とAC周期の半分(すなわち、Tp_ac)との比率に基づいている。
図5は、一定オン時間制御と定電力制御の電力調整制御方法の両方を使用した、電力変換器100の入力電流の入力電流波形503に対するバルクコンデンサC2の電圧の電圧波形501の一例を示す。図5に示した例では定電流モードが定電力制御の間に使用されたことに注意されたい。
図5に示されるように、電力変換器100への入力電圧のAC周期内での一定オン時間(Ton)の動作中に、デジタル論理制御305はスイッチQ1のオン時間(Ton)をTON_MAXに固定する。よって、スイッチQ1のオン時間は一定オン時間制御の間に一定である。さらに、図5に示すように、入力電流波形503は、一定オン時間制御の間に電圧波形501に追従する。対照的に、入力電圧の周期の間の定電力制御動作の間に、オン時間は変化できTON_MAX未満であり、負荷に一定の電力供給を維持する。また、図5に示すように、入力電流波形503は、定電力モード制御の間に電圧波形501に追従しない。例えば、入力電流のピーク505は、定電力モード中に定電流制御の使用により定電力モードの間に一定を維持する。
図3に戻ると、一実施形態では、デジタル論理制御305は、オン時間演算ブロック313を有する。オン時間演算ブロック313は、所望の力率を満たす設定PF_INDEXになるようなTON_MAX値を決定する。一実施形態において、オン時間演算ブロック313は、オン時間のベースラインとして初期のTON_MAX(例えば、4マイクロ秒)を選択することができる。オン時間演算ブロック313は、初期のTON_MAXを使用してから結果のPF_INDEXを評価して、設定PF_INDEXに結果としてなるTON_MAXを決定する。すなわち、オン時間演算ブロック31は、設定PF_INDEXが到達されるまで初期のTON_MAXを調整する。
図6は、一実施形態によるコントローラICのデジタル論理制御の回路図である。一実施形態において、オン時間演算ブロック313は、設定PF_INDEXに結果としてなるTON_MAXを識別するために使用される図6に示される閉ループシステムを含む。閉ループシステムは、加算器601、フィルタ603、Ton_制御ブロック605、及び測定PF_indexブロック607を有する。一実施形態において、測定PF_indexブロック607は、オン時間演算ブロック313により設定された初期のTON_MAXから得られたPF_INDEXを測定する。測定PF_indexブロック607は、測定PF_INDEX609を加算器601に出力する。加算器601は、設定PF_INDEXからの測定PF_INDEXを減算する。設定PF_INDEXと測定PF_INDEXの間のエラー信号(すなわち、差分)611はフィルタ603へ出力される。一実施形態において、フィルタ603は、受信したエラー信号611からの高い周波数ノイズを除去するローパスフィルタである。フィルタ603はフィルタリングされたエラー信号613をTon_制御ブロック605に出力する。
一実施形態において、測定PF_INDEXが設定PF_INDEXより大きいことを示すフィルタリングされたエラー信号613の負の値である場合、Ton制御ブロック605はTON_MAXを増加させ、スイッチQ1のオン時間(Ton)615としてTON_MAXの増加された値を出力する。一実施形態において、Ton_制御ブロック605は、測定PF_INDEXが設定PF_INDEXとほぼ同一となる結果にTON_MAXの値が達成されるまで、TON_MAXの割合までTON_MAXを増加させる。結果として、電力変換器100がTON_MAXにて一定オン時間モードで動作している時間の割合は減少する。フィルタリングされたエラー信号613が、測定PF_INDEXが設定PF_INDEX未満であることを示す正の値である場合、Ton_制御ブロック605はTON_MAXを減少させ、スイッチQ1のオン時間(Ton)615としてTON_MAXの減少した値を出力する。一実施形態において、Ton_制御ブロック605は、測定PF_INDEXが設定PF_INDEXとほぼ同一となる結果にTON_MAXの値が達成されるまで、TON_MAXの割合までTON_MAXを減少させる。結果として、電力変換器100が一定オン時間モードで動作している時間の割合は減少する。
Ton_制御ブロック605によって出力された調整TON_MAXの値はまた、測定PF_indexブロック607に送信される。
測定PF_indexブロック607は再び、加算器601によって設定PF_indexと比較されたTon_制御ブロック605から受信した調整TON_MAXの値に基づいてPF_INDEXを測定する。よって、オン時間演算ブロック313は、測定PF_JNDEXが設定PF_INDEXに相当するまでTON_MAXの調整を繰り返す。あるいは、オン時間演算ブロック313は、測定PF_JNDEXが設定PF_INDEXの閾値又は閾値割合内になるまでTON_MAXの調整を繰り返す。
別の実施形態では、オン時間演算ブロック313は、TON_MAXを修正して、力率と出力リップルをさらに最適化することができる。すなわち、オン時間演算ブロック313は、オン時間が一定オン時間モード中であっても一定ではないように、スイッチQ1のオン時間を整形することができる。
図7は、TON_MAXの整形を使用した、時間に対する電力変換器100のオン時間(Ton)の波形700の一例を示す。プラトー401は、図7に示した整形されたオン時間700と比較される図4のスイッチQ1の一定オン時間を表している。一実施形態において、オン時間の波形700は、オン時間が減少開始前にピーク703(すなわち、TON_MAX_SHAPED)に到達されるまでスイッチQ1のオン時間が増加することを示している(701)。よって、整形されたオン時間は、プラトー401で表されるオン時間の値を超えている。
一実施形態において、オン時間演算ブロック313は、プラトー401と感知された電圧Vin_hitで表されたTON_MAXにおけるスイッチQ1の一定オン時間の間の一定の電力変換器100への瞬時入力AC電圧Vinに基づいて、TON_MAX_SHAPEDを計算する。一実施形態において、Vin_hitは、入力電圧のAC周期の間に、一定オン時間制御からの一定の電力制御への移行の間に検出されたAC入力電圧である(705)。一実施形態において、オン時間演算ブロック313は下記の式に従ってTON_MAX_SHAPEDを算出する。
上記のように、Vinがゼロに近づくと、TON_MAX_SHAPEDはTON_MAXの値の2倍の最大に固定される。しかし、他の実施形態では、TON_MAX_SHAPEDは他の値に固定されるかもしれないことに注意されたい。TON_MAXを整形することにより、出力リップル性能は一定TON_MAXを採用する場合に比べて改善される。例えば、一定TON_MAXを使用すると、0.7の力率及び35%の出力リップルを得ることができる。対照的に、TON_MAXを整形すると、0.7の力率だがたった30%の出力リップルを得ることができる。一定オン時間モードと定電力モードの間でスムーズに移行することによっても、入力電流に高調波成分を低減させる。
この開示を読んだとき、当業者は、スイッチング電力変換器のための更なる追加の代替的設計を理解するであろう。よって、特定の実施形態及び用途を例示して説明したが、それは実施形態が本明細書に記載ことが理解されるべきである正確な構成及び構成要素に限定されるものではなく、本明細書に開示し、当業者には明らかであろう様々な修正、変更及び変形すること当開示の精神及び範囲から逸脱することなく、本明細書に開示された方法及び装置の構成、動作及び詳細を行うことができる。
100 電力変換器
101 コントローラIC
103 フロントエンド
105、113 ノード
107 1次巻線
109 2次巻線
111、311 補助巻線
115 制御信号
201、501 電圧波形
203、503 入力電流波形
301 VSENSE信号調節ブロック
303 ISENSE信号調節ブロック
305 デジタル論理制御ブロック
307 電圧フィードバック信号
309 電流フィードバック信号
313 オン時間演算ブロック
401、403 プラトー
505 入力電流のピーク
601 加算器
603 フィルタ
605 Ton_制御ブロック
607 測定PF_indexブロック
609 測定PF_INDEX
611、613 エラー信号
615 オン時間(Ton)
700、701、705 オン時間の波形
703 ピーク

Claims (20)

  1. スイッチング電力変換器であって、
    入力電圧に結合された1次巻線及び前記スイッチング電力変換器の出力に結合された2次巻線を含むトランスと、
    前記トランスの前記1次巻線に結合されたスイッチであって、前記1次巻線を通る電流は、前記スイッチがオンにされる間に生成され且つ前記スイッチがオフにされる間に生成されない前記スイッチと、
    前記スイッチの各スイッチング周期で前記スイッチをオン又はオフにする制御信号を生成するように構成されたコントローラと、を含み、
    前記コントローラは、前記入力電圧の第1の状態に応じた前記入力電圧の前記AC周期の少なくとも1つの周期の第1の部分に対応する第1の期間の間、前記スイッチング周期の各々において第1のモードで前記スイッチをオンにする前記制御信号を生成するように更に構成され、
    前記コントローラは、前記入力電圧の第2の状態に応じた前記入力電圧の前記AC周期の少なくとも1つの周期の第2の部分に対応する第2の期間の間、前記スイッチング周期の各々において第2のモードで前記スイッチをオンにする前記制御信号を生成するように更に構成されたことを特徴とするスイッチング電力変換器。
  2. 前記コントローラは、前記AC周期の前記少なくとも1つの周期の前記スイッチの前記スイッチング周期の少なくともいくつかの周期の間にて前記入力電圧の前記第1の状態又は前記第2の状態を判定するように更に構成されたことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電力変換器。
  3. 前記第2の期間は前記第1の期間未満であることを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電力変換器。
  4. 前記コントローラは、前記入力電圧が閾値電圧未満であることを示す、前記入力電圧の第1の状態に応じた前記第1のモードで前記スイッチをオンにする前記制御信号を生成するように構成され、且つ、前記コントローラは、前記入力電圧が閾値電圧より大なることを示す、前記入力電圧の第2の状態に応じた前記第2のモードで前記スイッチをオンにする前記制御信号を生成するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電力変換器。
  5. 前記第1のモードは前記スイッチング電力変換器の一定オン時間モードを含み、前記一定オン時間モードにおいて前記第1の期間が前記入力電圧の前記AC周期の前記少なくとも1つの周期の前記第1の部分に対応する前記スイッチング周期の各々の間にて一定であり、前記第2のモードは前記スイッチング電力変換器の定電力モードを含み、前記定電力モードにおいて前記第2の期間が前記入力電圧の前記AC周期の前記少なくとも1つの周期の前記第2の部分に対応する前記スイッチング周期の少なくともいくつかの周期の間にて変化することを特徴とする請求項4に記載のスイッチング電力変換器。
  6. 前記コントローラは、前記スイッチング電力変換器への前記入力電圧の前記AC周期の前記少なくとも1つの周期内の前記第1の期間の間の前記スイッチがオンにされる時間の割合に基づいて前記第1の期間を判定するように更に構成されたことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電力変換器。
  7. 前記スイッチング電力変換器への前記入力電圧の前記AC周期の前記少なくとも1つの周期内の前記第1の期間の間、前記スイッチがオンにされる前記時間の割合は、前記スイッチング電力変換器の力率を示すことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電力変換器。
  8. 前記スイッチング電力変換器への前記入力電圧の前記AC周期の前記少なくとも1つの周期の前記第1の部分に対応する前記第1の期間の間の前記スイッチがオンにされる、設定された時間の割合を判定し、
    前記第1のモードの間にて前記スイッチがオンにされる初期の時間の期間を設定して、
    前記スイッチング電力変換器への前記入力電圧の前記AC周期の前記少なくとも1つの周期内の前記初期の時間の間、前記スイッチがオンにされる時間の割合を算出し、
    前記スイッチング電力変換器への前記入力電圧の前記AC周期の前記少なくとも1つの周期内に前記スイッチがオンにされる設定された時間の割合が到達されるまで、前記初期の時間の期間を調整することによって、
    前記コントローラは、前記第1の期間を判定するように構成されたことを特徴とする請求項6に記載のスイッチング電力変換器。
  9. 前記コントローラは前記出力電圧に基づく前記第1のモードの間にて前記スイッチがオンにされる第3の時間の期間を判定するように更に構成され、前記第3の期間が前記第1の期間より大であることを特徴とする請求項6に記載のスイッチング電力変換器。
  10. 前記コントローラは、前記入力電圧の前記第2の状態に応じた前記入力電圧の前記AC周期の前記少なくとも1つの周期の次のスイッチング周期にて、前記第2のモードで前記スイッチをオンにする前記制御信号を生成するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電力変換器。
  11. コントローラ内におけるスイッチング電力変換器の制御方法であって、
    前記スイッチング電力変換器は、
    入力電圧に結合された1次巻線及び前記スイッチング電力変換器の出力に結合された2次巻線を含むトランスと、
    前記トランスの前記1次巻線に結合されたスイッチであって、前記1次巻線を通る電流は、前記スイッチがオンにされる間に生成され且つ前記スイッチがオフにされる間に生成されない前記スイッチと、を含み、
    前記方法は、
    前記スイッチの各スイッチング周期で前記スイッチをオン又はオフにする制御信号を生成するステップを含み、
    前記制御信号は、前記入力電圧の第1の状態に応じた前記入力電圧の前記AC周期の少なくとも1つの周期の第1の部分に対応する第1の期間の間、前記スイッチング周期の各々において第1のモードで前記スイッチをオンにするために生成され、
    前記制御信号は、前記入力電圧の第2の状態に応じた前記入力電圧の前記AC周期の少なくとも1つの周期の第2の部分に対応する第2の期間の間、前記スイッチング周期の各々において第2のモードで前記スイッチをオンにするために生成されることを特徴とする方法。
  12. 前記AC周期の前記少なくとも1つの周期の前記スイッチの前記スイッチング周期の少なくともいくつかの周期の間にて前記入力電圧の前記第1の状態又は前記第2の状態を判定することを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記第2の期間は前記第1の期間未満であることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  14. 前記制御信号は、前記入力電圧が閾値電圧未満であることを示す前記入力電圧の第1の状態に応じた前記第1のモードで前記スイッチをオンにするために生成されることと、前記制御信号は、前記入力電圧が閾値電圧より大であることを示す前記入力電圧の第2の状態に応じた前記第2のモードで前記スイッチをオンにするために生成されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  15. 前記第1のモードは前記スイッチング電力変換器の一定オン時間モードを含み、前記一定オン時間モードにおいて前記第1の期間が前記入力電圧の前記AC周期の前記少なくとも1つの周期の前記第1の部分に対応する前記スイッチング周期の各々の間にて一定であり、前記第2のモードは前記スイッチング電力変換器の定電力モードを含み、前記定電力モードにおいて前記第2の期間が前記入力電圧の前記AC周期の前記少なくとも1つの周期の前記第2の部分に対応する前記スイッチング周期の少なくともいくつかの周期の間にて変化することを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記スイッチング電力変換器への前記入力電圧の前記AC周期の前記少なくとも1つの周期内の前記第1の期間の間の前記スイッチがオンにされる時間の割合に基づいて前記第1の期間を判定するステップを更に含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  17. 前記スイッチング電力変換器への前記入力電圧の前記AC周期の前記少なくとも1つの周期内の前記第1の期間の間、前記スイッチがオンにされる前記時間の割合は、前記スイッチング電力変換器の力率を示すことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  18. 前記第1の期間を判定するステップは、
    前記スイッチング電力変換器への前記入力電圧の前記AC周期の前記少なくとも1つの周期の前記第1の部分に対応する前記第1の期間の間の前記スイッチがオンにされる、設定された時間の割合を判定して、
    前記第1のモードの間にて前記スイッチがオンにされる初期の時間の期間を設定して、
    前記スイッチング電力変換器への前記入力電圧の前記AC周期の前記少なくとも1つの周期内の前記初期の時間の間、前記スイッチがオンにされる時間の割合を算出して、
    前記スイッチング電力変換器への前記入力電圧の前記AC周期の前記少なくとも1つの周期内に前記スイッチがオンにされる設定された時間の割合が到達されるまで、前記初期の時間の期間を調整することを特徴とする請求項16に記載の方法。
  19. 前記出力電圧に基づく前記第1のモードの間にて前記スイッチがオンにされる第3の時間の期間を判定するステップを更に含み、前記第3の期間は前記第1の期間より大であることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  20. 前記入力電圧の前記第2の状態に応じた前記入力電圧の前記AC周期の前記少なくとも1つの周期の次のスイッチング周期にて、前記第2のモードで前記スイッチをオンにする前記制御信号を生成するステップを更に含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
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