JP2014023239A - 回転電機の固定子 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つのコイルに相当する固定子巻線を用い、上記成形工程を不要とする回転電機の固定子を提供する。
【解決手段】ステータコア22(固定子鉄心)に形成される複数のスロット23に対して、複数のコイルが巻き回されて電気的に接続されるステータコイル21(固定子巻線)を有する回転電機10の固定子20において、ステータコイル21(コイル)は、スロット23に収容される複数のスロット部21sと、スロット23に収容されずに突出する複数のコイルエンド部21eとを有するとともに、両端部を除く所定部位を折り返し部位21aとして巻き回されることを特徴とする。ステータコイル21は折り返し部位21aで折り返されるので、当該ステータコイル21については接続を行う必要がない。コイルエンド部21eを跨がせたり、コイルエンド部21eに近接するような成形工程も不要になる。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数のスロットと固定子巻線とを有する回転電機の固定子に関する。
従来では、コイルエンドの寸法を小さくすることを目的とする回転電機に関する技術の一例が開示されている(例えば特許文献1を参照)。この回転電機において、固定子巻線の互いに接続された2つのコイルは、スロットの内周側から固定子巻線のコイルエンド方向に引き出された先端側コイル端末を有する第1のコイルと、スロットの底側から固定子巻線のコイルエンド方向に引き出され、先端側コイル端末に接続される底側コイル端末を有する第2のコイルとから成り、先端側コイル端末と底側コイル端末とをコイルエンドを跨ぐように接続し、その接続部分をコイルエンドに近接するように折り曲げる。
特開2009−219343号公報
しかし、特許文献1に開示された第1のコイルおよび第2のコイルは、いずれもα巻線であるとともに重ね巻である。α巻線や重ね巻のいずれの巻き方にせよ、2つのコイルを溶接等で電気的な接続を行う必要がある。また、先端側コイル端末と底側コイル端末とをコイルエンドを跨がせ、接続部分をコイルエンドに近接するように折り曲げるための成形工程が別途必要となる。
本発明はこのような点に鑑みてなしたものであり、2つのコイルに相当する固定子巻線を用い、上記成形工程を不要とする回転電機の固定子を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、固定子鉄心に成形される複数のスロットに対して、複数のコイルが巻き回されて電気的に接続される固定子巻線を有する回転電機の固定子において、前記コイルは、前記スロットに収容される複数のスロット部と、前記スロットに収容されずに突出する複数のコイルエンド部とを有するとともに、両端部を除く所定部位を折り返し部位として巻き回されることを特徴とする。
この構成によれば、コイルは折り返し部位を起点に折り返されるので、特許文献1に開示された2つのコイルに相当する。よって、当該コイルについては電気的な接続を行う必要がない。また、コイルエンドを跨がせたりコイルエンドに近接するような成形工程も不要になる。したがって、回転電機の固定子を簡単かつ容易に製造することができる。
第2の発明は、前記所定部位は、前記コイルの中央部に位置する前記スロット部または前記コイルエンド部であることを特徴とする。この構成によれば、コイルは2つ折りのような形状になるので、巻き回した後に当該コイルの端部を揃え易くなる。
回転電機の構成例を示す模式図である。 ステータコアの第1構成例を示す模式図である。 コイルの巻き回し例を示す模式図である。 巻き回した後の固定子を示す模式図である。 巻き回した後の固定子を示す模式図である。 コイルの結線例を示す図である。 コイルの成形例を示す模式図である。 コイルの成形例を示す模式図である。 ステータコアの第2構成例を示す模式図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面に基づいて説明する。なお、特に明示しない限り、「接続する」という場合には電気的に接続することを意味する。各図は、本発明を説明するために必要な要素を図示し、実際の全要素を図示しているとは限らない。上下左右等の方向を言う場合には、図面の記載を基準とする。
〔実施の形態1〕
実施の形態1は図1〜図6を参照しながら説明する。本形態では、回転電機10として電動機(いわゆるモータ)を適用する。
図1に示す回転電機10は、固定子20(ステータ),回転子30(ロータ),ハウジング40(フレーム),電力源50,駆動部60,制御部70などを有する。制御部70から伝達される制御信号S*に基づいて駆動部60から出力されるステータ電流(図1の例では相電流Iu,Iv,Iw)が出力され、ステータコイル21を流れる。ステータコイル21に流れる電流の向きや大きさ等に応じて、回転電機10(特にロータシャフト31)の回転駆動が制御される。
固定子20は、ステータコイル21(固定子巻線)やステータコア22(固定子鉄心)などを有する。ステータコイル21は、ステータコア22に巻かれた複数相(例えば三相)のコイル(巻線)として用いる。ステータコア22には電磁石(あるいは永久磁石等)が用いられる。ステータコア22の具体的な構成例や、ステータコア22に備えるスロット23に対するステータコイル21の巻き回しについては後述する。
回転子30は固定子20に対向して回転するように構成され、本形態ではアウタロータ型で構成する。この回転子30は、ロータシャフト31,ロータフレーム32,ロータコア33などを有する。ロータシャフト31は、回転電機10の主軸(あるいは回転軸)として用いられ、外周面の一部に被検出部(例えば磁気突極や印刷模様等)を備える。ロータフレーム32はロータシャフト31に対して固定されている。ロータフレーム32の形状は任意であるが、本形態ではL字状に成形する。ロータフレーム32の端部に設けられるロータコア33は磁性体(特に軟磁性体)である。
ハウジング40はいわゆる筐体であり、上述した固定子20や回転子30(ロータ)などを収容する。具体的には、固定子20を固定する突起部や、回転子30を回転可能に支持するベアリング、被検出部を検出する回転センサ45など等を有する。
回転センサ45は、回転子30(具体的にはロータシャフト31)の回転情報を検出できれば任意のセンサ(例えばレゾルバや光検出器等)を用いてよい。レゾルバは、被検出部(磁気突極)を検出するごとに信号(アナログ信号またはデジタル信号)を制御部70に伝達する。回転情報は、例えば回転(回転速度や回転加速度等)や位置(固定子20に対するロータシャフト31の相対的位置等)などが該当する。
電力E(電圧や電流)を供給する電力源50は、例えばバッテリ(主に二次電池)や燃料電池等が該当する。駆動部60は、制御部70から伝達される制御信号S*に基づいて、電力源50から供給される電力Eを上記ステータ電流として出力する。通常は、回転センサ45によって検出される回転情報に基づいて、目的とする回転状態になるようにステータ電流を制御する。
図2に示すステータコア22は、多数のスロット23や貫通穴24などを有する。多数のスロット23は外周に沿って配置される。各スロット23は突起状(凸状)に成形されるティースの相互間部位であるとともに、ステータコイル21を巻き回す部位である。貫通穴24は、ロータシャフト31を通すための穴である。
次に、スロット23にステータコイル21を巻き回す例について図3〜図5を参照しながら説明する。本形態では未成形の丸線であるステータコイル21を、手作業や巻き回し機によって巻き回す例を示す。
図3において、始めにステータコイル21の折り返し部位21aをスロット23に入れる。スロット23に収容された部分のステータコイル21は、スロット部21sである。そして、スロット23から突出した部分のステータコイル21をそれぞれ180度曲げて近隣のスロット23に巻き回す作業を、所定方向Dr(図3では右方向)に沿って繰り返し行う。スロット23から突出した部分のステータコイル21は、コイルエンド部21eである。巻き回しの対象となる近隣のスロット23は任意である。本形態では、ステータコイル21を入れたスロット23を基準として1から3の範囲内で離れたスロット23を適用する。
ステータコイル21は、折り返し部位21a(所定部位)を折り返し点として、ステータコイル21を一方側部位21bと他方側部位21cとに分ける。一方側部位21bと他方側部位21cが対向するように巻き回す。言い換えると、一方側部位21bと他方側部位21cとは、スロット23ごとに交互に位置が入れ替わるように巻き回す。ステータコイル21の両端部はスロット23から突出させて引き出す。この巻き回しによれば、ステータコイル21は折り返し部位21aから巻き始められて両端部まで一本の電線で連続する。巻き回し後の状態を図4と図5に示す。
図4には、三相(例えばU相,V相,W相)について複数のステータコイル21を接続して巻き回した固定子巻線U1,V1,W1を示す。図5には、スロット23から引き出される固定子巻線U1,V1,W1と固定子巻線U2,V2,W2との位置関係を示す。
図4に示す固定子巻線U1,V1,W1の一端側は、1つおきのスロット23からそれぞれ引き出され、先端には駆動部60との接続を行う端子(すなわち図6に示す端子Tu,Tv,Tw)が取り付けられる。端子に代えて、他の導電部材(例えば電極、ピン、リード、バスバー等)を用いてもよい。図3に示す折り返し部位21aで折り返された固定子巻線U1,V1,W1の他端側もまた、1つおきのスロット23からそれぞれ引き出され、適宜に曲げられて中性点Tmとして接続される。なお図4では、固定子巻線U1,V1,W1の一端側と他端側をステータコア22の同一面から引き出しているが、異なる面(例えば反対面や側面等)から引き出してもよい。
図5に示す固定子巻線U1および固定子巻線U2にかかる一端側は、3つおきのスロット23からそれぞれ引き出され、適宜に曲げられて接続される。固定子巻線V1および固定子巻線V2にかかる一端側や、固定子巻線W1および固定子巻線W2にかかる一端側についても同様に接続が行われる。よって本形態における結線状態(接続状態)は、図6のようになる。すなわち中性点Tmと端子Tuとの間に固定子巻線U1および固定子巻線U2が接続され、中性点Tmと端子Tvとの間に固定子巻線V1および固定子巻線V2が接続され、中性点Tmと端子Twとの間に固定子巻線W1および固定子巻線W2が接続される。なお、中性点Tmと端子との間に接続するステータコイル21の本数は、回転電機10の定格や構成等に応じて任意に設定してよい。
上述した実施の形態では、固定子巻線U1,V1,W1の両端部は、それぞれ1つおきのスロット23からそれぞれ引き出した。また各相の固定子巻線にかかるの両端部は、それぞれ3つおきのスロット23からそれぞれ引き出した。これらの形態に代えて、どれだけ離れたスロット23から引き出すのかは、固定子巻線やステータコイル21の長さを調整することで任意に設定することができる。ステータコイル21を曲げ加工を不要とするには、複数相にかかるステータコイル21を同一のスロット23から引き出すとよい。
上述した実施の形態1によれば、以下に示す各効果を得ることができる。
(1)回転電機10の固定子20において、ステータコイル21(コイル)は、スロット23に収容される複数のスロット部21sと、スロット23に収容されずに突出する複数のコイルエンド部21eとを有するとともに、両端部を除く所定部位を折り返し部位21aとして巻き回される構成とした(図3〜図5を参照)。この構成によれば、ステータコイル21は折り返し部位21aを起点に折り返されるので、当該ステータコイル21については接続を行う必要がない。また、コイルエンド部21eを跨がせたり、コイルエンド部21eに近接するような成形工程も不要になる。したがって、回転電機10の固定子20を簡単かつ容易に製造することができる。
(2)巻き回された複数のステータコイル21(すなわち固定子巻線)の端部は、1から3の範囲内で離れたスロット23から引き出される構成とした(図4,図5を参照)。この構成によれば、ステータコイル21の端部どうしは近隣のスロット23から引き出されるので、端子の取り付けが容易に行え、中性点Tmの接続も容易に行える。
(3)複数相にかかるステータコイル21は、同一のスロット23から引き出される構成とした(図4,図5を参照)。この構成によれば、ステータコイル21を曲げずに接続したり、端子を取り付けたりすることができる。
(4)所定部位は、ステータコイル21の中央部に位置するスロット部21sである構成とした(図3を参照)。図示しないが、ステータコイル21の中央部にコイルエンド部21eを位置させてもよい。これらの構成によれば、ステータコイル21を2つ折りのような形状になるので、巻き回した後に当該ステータコイル21の端部を揃え易くなる。したがって、端部に端子を取り付け易くなったり、端部との接続が容易になる。
(5)ステータコイル21は、所定部位を折り返し部位21a(折り返し点)として一方側部位21bと他方側部位21cとに分かれ、一方側部位21bと他方側部位21cが対向するように成形される構成とした(図3を参照)。この構成によれば、ステータコイル21を簡単に波巻することができる。
(6)一方側部位21bと他方側部位21cとは、スロット23ごとに交互に位置が入れ替わる構成とした(図3を参照)。この構成によれば、ステータコイル21を簡単に波巻することができる。
(8)ステータコイル21は、折り返し部位21a(所定部位)から巻き始められ、両端部まで一本の電線で連続している構成とした(図3〜図5を参照)。この構成によれば、ステータコイル21自体が折り返し部位21aを含めて一本の電線で連続するので、途中で接続等を行わなくてもよく、巻き回りを容易に行うことができる。
〔実施の形態2〕
実施の形態2は図7〜図9を参照しながら説明する。なお、回転電機10の構成等は実施の形態1と同様であり、図示および説明を簡単にするために実施の形態1で用いた要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。
実施の形態1では成形されていないステータコイル21を用いて巻き回しを行うのに対し、実施の形態2では予め所定形状に成形したステータコイル21を巻き回しを行う点で相違する。図7には、予め成形する所定形状の一例を示す。上段の平面図には一方側部位21bを示し、中段の平面図には一方側部位21bを示す。下段の側面図にはステータコイル21(一方側部位21bと他方側部位21c)の全体を示す。
図7に示す成形例は、成形機によって成形され、実施の形態1と同様に波巻できる形状である。ただし、本形態では平角線のステータコイル21を用いる。ステータコイル21は、折り返し部位21aで折り返され、一方側部位21bと他方側部位21cが対向するように成形され、スロット23ごとに交互に位置が入れ替わるように成形される。三相すなわち固定子巻線U1,V1,W1および固定子巻線U2,V2,W2に対応するように成形して並べた状態を図8に示す。
図8に示すように予め成形したステータコイル21(固定子巻線U1,V1,W1,U2,V2,W2等)は、スロット23の一端側が開口していないと収容し難い。そこで、図8に示すステータコイル21を収容するには、例えば図2または図9に示すステータコア22を用いるとよい。図9に示すステータコア22は、内径側に開口するスロット23を有する。スロット23の開口側から図8に示す固定子巻線U1,V1,W1,U2,V2,W2のスロット部21sを順番に収容することで巻き回しを行う。巻き回し後は実施の形態1と同様になる(図4,図5を参照)。
スロット23の内径側先端部と二点鎖線で示す部位との間には、ステータコイル21に電流を流すことで生じる磁束を通すための磁性体を介在させてもよい。図示しないが、外径側に開口するスロット23を有するステータコア22でもよい。
上述した実施の形態2によれば、以下に示す各効果を得ることができる。なお、回転電機10の構成については実施の形態1と同様であるので、実施の形態1と同様の作用効果を得ることができる。
(7)ステータコイル21は、成形機によって成形された後に、複数のスロット23に対して巻き回される構成とした(図7,図8を参照)。この構成によれば、ステータコイル21は予め所定形状に成形されるので、スロット23への巻き回しは容易に行える。
〔他の実施の形態〕
以上では本発明を実施するための形態について実施の形態1,2に従って説明したが、本発明は当該形態に何ら限定されるものではない。言い換えれば、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施することもできる。例えば、次に示す各形態を実現してもよい。
上述した実施の形態1,2では、ステータコイル21の中央部に位置するスロット部21sを折り返し部位21aとして折り返す構成とした(図3,図7,図8を参照)。この形態に代えて、中央部以外の部位(ただし引き出しを行う端部を除く)を折り返し部位21aとして折り返す構成としてもよい。また、折り返し部位21aは2以上あってもよい(すなわち三つ折りや四つ折り等になる)。折り返す位置や数が相違するに過ぎないので、実施の形態1,2と同様の作用効果が得られる。なお、折り返し部位21aの数が増えるにつれてスロット23に収容する回数(巻き回し回数)が減るので、巻き回し工程に要する時間を短縮することができる。
上述した実施の形態1,2では、回転電機10としてアウタロータ型の電動機に適用する構成とした(図1を参照)。この形態に代えて、インナロータ型の電動機に適用する構成としてもよい。さらに、アウタロータ型やインナロータ型に限らず、他の回転電機に適用する構成としてもよい。他の回転電機は、例えば発電機や電動発電機などが該当する。インナロータ型の電動機や他の回転電機でも、固定子巻線としてステータコイル21を適用できるので、実施の形態1,2と同様の作用効果が得られる。
上述した実施の形態1では丸線のステータコイル21を用いて巻き回す構成とし(図3〜図5を参照)、実施の形態2では平角線のステータコイル21を成形機で予め成形したうえでスロット23に収容して巻き回す構成とした(図7〜図9を参照)。この形態に代えて、平角線のステータコイル21を用いて実施の形態1と同様に巻き回す構成としてもよい。丸線のステータコイル21を用いて実施の形態2と同様に成形機で予め成形したうえでスロット23に収容して巻き回す構成としてもよい。丸線や平角線以外の電線(導電線)を用いて巻き回す構成としてもよい。いずれの構成にせよ、固定子巻線としてステータコイル21を適用できるので、実施の形態1,2と同様の作用効果が得られる。
上述した実施の形態1,2では、回転電機10の固定子20に巻き回すコイル(巻線)としてステータコイル21を適用する構成とした(図3〜図5,図7〜図9を参照)。この形態に代えて、回転電機10の回転子30に巻き回すコイルとしてステータコイル21を適用する構成としてもよい。回転電機10が発電機や電動発電機である場合には、発電や回生によって得られる電力を取得することができる。適用する対象が異なるに過ぎないので、実施の形態1,2と同様の作用効果が得られる。
上述した実施の形態1,2では、三相について複数のステータコイル21を接続して固定子巻線U1,V1,W1,U2,V2,W2として巻き回す構成とした(図3〜図5,図7〜図9を参照)。この形態に代えて、三相以外の相数で構成される回転電機10について複数のステータコイル21を接続して固定子巻線として巻き回す構成としてもよい。単に相数が相違するに過ぎないので、実施の形態1,2と同様の作用効果が得られる。
10 回転電機
20 固定子
21 ステータコイル(固定子巻線)
21a 折り返し部位
21e コイルエンド部
21s スロット部
22 ステータコア(固定子鉄心)
23 スロット

Claims (8)

  1. 固定子鉄心に形成される複数のスロットに対して、複数のコイルが巻き回されて電気的に接続される固定子巻線を有する回転電機の固定子において、
    前記コイルは、前記スロットに収容される複数のスロット部と、前記スロットに収容されずに突出する複数のコイルエンド部とを有するとともに、両端部を除く所定部位を折り返し部位として巻き回されることを特徴とする回転電機の固定子。
  2. 巻き回された複数の前記コイルの端部は、1から3の範囲内で離れた前記スロットから引き出されることを特徴とする請求項1に記載の回転電機の固定子。
  3. 複数相にかかる前記コイルは、同一の前記スロットから引き出されることを特徴とする請求項2に記載の回転電機の固定子。
  4. 前記所定部位は、前記コイルの中央部に位置する前記スロット部または前記コイルエンド部であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の回転電機の固定子。
  5. 前記コイルは、前記所定部位を折り返し点として一方側部位と他方側部位とに分かれ、前記一方側部位と前記他方側部位が対向するように形成されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の回転電機の固定子。
  6. 前記一方側部位と前記他方側部位とは、前記スロットごとに交互に位置が入れ替わることを特徴とする請求項5に記載の回転電機の固定子。
  7. 前記コイルは、成形機によって成形された後に、複数の前記スロットに対して巻き回されることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の回転電機の固定子。
  8. 前記コイルは、前記所定部位から巻き始められ、両端部まで一本の電線で連続していることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の回転電機の固定子。
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