JP2014022950A - 車両用コミュニケーションシステム、車載装置、および端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 運転者と同乗者とのコミュニケーションをより適切に活性化する。
【解決手段】 端末装置(2)が、車内において乗員が操作し且つその操作に応じて乗員にコンテンツ(ゲーム)を提示する。また、車載装置(1)が、車両(C)の運転状態と目標運転状態との乖離度を判定する。続いて、車載装置(1)が、判定した乖離度を表す乖離度情報を端末装置(2)に送信する。そして、端末装置(2)が、車載装置(1)が送信した乖離度に基づいて、提示しているコンテンツ(ゲーム)の内容を決定するパラメータ(ゲーム進行用パラメータ)を変更する。
【選択図】図1
【解決手段】 端末装置(2)が、車内において乗員が操作し且つその操作に応じて乗員にコンテンツ(ゲーム)を提示する。また、車載装置(1)が、車両(C)の運転状態と目標運転状態との乖離度を判定する。続いて、車載装置(1)が、判定した乖離度を表す乖離度情報を端末装置(2)に送信する。そして、端末装置(2)が、車載装置(1)が送信した乖離度に基づいて、提示しているコンテンツ(ゲーム)の内容を決定するパラメータ(ゲーム進行用パラメータ)を変更する。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両用コミュニケーションシステム、車載装置、および端末装置に関する。
従来、この種の技術としては、例えば、特許文献1に記載の従来技術がある。
この従来技術では、車両の運転席側と後部座席側とにモニタを備え、後部座席側のモニタが映画を再生するとともに、再生している映画に関連する情報を運転席側のモニタに提供する。これにより、この従来技術では、再生している映画を話題として、運転者と後部座席の乗員とのコミュニケーションを活性化するようになっている。
この従来技術では、車両の運転席側と後部座席側とにモニタを備え、後部座席側のモニタが映画を再生するとともに、再生している映画に関連する情報を運転席側のモニタに提供する。これにより、この従来技術では、再生している映画を話題として、運転者と後部座席の乗員とのコミュニケーションを活性化するようになっている。
しかしながら、上記従来技術では、後部座席側のモニタに映画を再生するようになっている。そのため、上記従来技術では、後部座席側の乗員の興味が映画の鑑賞に向いてしまい、運転者と後部座席の乗員とのコミュニケーションが乏しくなる可能性があった。
本発明は、上記のような点に着目し、運転者と同乗者とのコミュニケーションをより適切に活性化可能とすることを目的とする。
本発明は、上記のような点に着目し、運転者と同乗者とのコミュニケーションをより適切に活性化可能とすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様では、端末装置が、車内において乗員が操作し且つその操作に応じてコンテンツを提示する。また、本発明の一態様では、車載装置が、車両の運転状態と予め設定した目標運転状態との乖離度を判定する。続いて、本発明の一態様では、車載装置が、判定した乖離度を表す乖離度情報を端末装置に送信する。そして、本発明の一態様では、端末装置が、車載装置が送信した乖離度情報に基づいて、コンテンツの内容を決定するパラメータを変更する。
本発明の一態様では、例えば、同乗者が端末装置を操作すると、その操作に応じて端末装置が同乗者にコンテンツを提供する。また、本発明の一態様では、車両の運転状態に応じて、端末装置によるコンテンツの内容が変化する。それゆえ、本発明の一態様では、コンテンツの内容が変化することで、同乗者に車両の運転状態に興味を持たせることができる。これにより、本発明の一態様では、車両の運転状態を話題として、運転者と同乗者とのコミュニケーションをより適切に活性化することができる。
次に、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態は、本発明を、運転者と、同乗者とのコミュニケーションを活性化するための車両用コミュニケーションシステムSに適用したものである。
(構成)
図1は、車両用コミュニケーションシステムSの概略構成を示す図である。
図1に示すように、車両用コミュニケーションシステムSは、車両Cが搭載する車載装置1、および車内において同乗者が操作し且つその操作に応じてゲームを実行(提示)する端末装置2を備える。ゲームとしては、例えば、弾丸やレーザ等を自機から発射して敵機を破壊するシューティングゲーム、自キャラクターと敵キャラクターとが格闘技等で戦う対戦ゲーム、自キャラクターが冒険等を行うロールプレイングゲーム等がある。車載装置1と端末装置2とは、有線または無線の通信路3を介して情報の送受信を行う。
なお、本実施形態では、端末装置2が、端末装置2で実行可能なゲーム(コンテンツ)を提示する例を示したが、他の構成を採用することもできる。例えば、ゲーム以外のコンテンツ(例えば、車両Cが走行している地域の観光情報)を提示する構成としてもよい。
本実施形態は、本発明を、運転者と、同乗者とのコミュニケーションを活性化するための車両用コミュニケーションシステムSに適用したものである。
(構成)
図1は、車両用コミュニケーションシステムSの概略構成を示す図である。
図1に示すように、車両用コミュニケーションシステムSは、車両Cが搭載する車載装置1、および車内において同乗者が操作し且つその操作に応じてゲームを実行(提示)する端末装置2を備える。ゲームとしては、例えば、弾丸やレーザ等を自機から発射して敵機を破壊するシューティングゲーム、自キャラクターと敵キャラクターとが格闘技等で戦う対戦ゲーム、自キャラクターが冒険等を行うロールプレイングゲーム等がある。車載装置1と端末装置2とは、有線または無線の通信路3を介して情報の送受信を行う。
なお、本実施形態では、端末装置2が、端末装置2で実行可能なゲーム(コンテンツ)を提示する例を示したが、他の構成を採用することもできる。例えば、ゲーム以外のコンテンツ(例えば、車両Cが走行している地域の観光情報)を提示する構成としてもよい。
(車載装置1の構成)
図1に示すように、車載装置1は、車速検出部4、加速度検出部5、角加速度検出部6、エネルギー消費率検出部7、運転時間計測部8、道路情報検出部9、右左折検出部10、車線変更検出部11、および点灯状態検出部12を備える。
車速検出部4は、車両Cの車速を検出する。そして、車速検出部4は、検出結果を表す情報を後述する車両状態推定部13に出力する。
加速度検出部5は、車両Cの加減速度を検出する。そして、加速度検出部5は、検出結果を表す情報を車両状態推定部13に出力する。
角加速度検出部6は、車両Cの操舵角の角加速度を検出する。そして、角加速度検出部6は、検出結果を表す情報を車両状態推定部13に出力する。
図1に示すように、車載装置1は、車速検出部4、加速度検出部5、角加速度検出部6、エネルギー消費率検出部7、運転時間計測部8、道路情報検出部9、右左折検出部10、車線変更検出部11、および点灯状態検出部12を備える。
車速検出部4は、車両Cの車速を検出する。そして、車速検出部4は、検出結果を表す情報を後述する車両状態推定部13に出力する。
加速度検出部5は、車両Cの加減速度を検出する。そして、加速度検出部5は、検出結果を表す情報を車両状態推定部13に出力する。
角加速度検出部6は、車両Cの操舵角の角加速度を検出する。そして、角加速度検出部6は、検出結果を表す情報を車両状態推定部13に出力する。
エネルギー消費率検出部7は、単位エネルギー当たりの車両Cの走行距離(以下、エネルギー消費率とも呼ぶ)を検出する。エネルギー消費率としては、例えば、車両Cが内燃機関(エンジン)を動力源とする車両である場合には、内燃機関の単位容量の燃料当たりの車両Cの走行距離を表す燃料消費率がある。また、エネルギー消費率としては、例えば、車両Cが電動機(モータ)を動力源とする車両である場合には、電動機の単位容量の電力当たりの車両Cの走行距離を表す電力消費率がある。エネルギー消費率の検出は予め設定した設定距離(例えば、10km)走行する毎に行う。そして、エネルギー消費率検出部7は、検出結果を表す情報を車両状態推定部13に出力する。
運転時間計測部8は、図示しないイグニッションスイッチがオン状態となってからの経過時間(以下、連続運転時間とも呼ぶ)を計測(検出)する。イグニッションスイッチとしては、例えば、運転者が操作するイグニッションキーがある。そして、運転時間計測部8は、検出結果を表す情報を車両状態推定部13に出力する。
道路情報検出部9は、車両Cの現在位置の道路情報を検出する。道路情報としては、例えば、現在位置が高速道路であるか、一般道であるか、交差点であるか、制限速度は何km/hであるか等の情報を含むものを採用する。具体的には、道路情報検出部9は、車両Cの現在位置をGPS(Global Positioning System)受信部で検出し、道路情報を記憶する記憶部を参照して、検出した現在位置の道路情報を取得する。そして、道路情報検出部9は、検出結果を表す情報を車両状態推定部13に出力する。
道路情報検出部9は、車両Cの現在位置の道路情報を検出する。道路情報としては、例えば、現在位置が高速道路であるか、一般道であるか、交差点であるか、制限速度は何km/hであるか等の情報を含むものを採用する。具体的には、道路情報検出部9は、車両Cの現在位置をGPS(Global Positioning System)受信部で検出し、道路情報を記憶する記憶部を参照して、検出した現在位置の道路情報を取得する。そして、道路情報検出部9は、検出結果を表す情報を車両状態推定部13に出力する。
右左折検出部10は、車両Cの交差点右左折を検出する。具体的には、右左折検出部10は、車両Cの現在位置をGPS受信部で検出し、道路情報を記憶する記憶部を参照して、検出した現在位置に交差点があるか否かを判定する。続いて、右左折検出部10は、交差点があると判定した場合には、交差点通過の前後で車両Cの進行方向が変化したか否かを判定する。続いて、右左折検出部10は、交差点通過の前後で車両Cの進行方向が変化したと判定した場合には、車両Cが交差点右左折をしたと判定する。一方、右左折検出部10は、交差点通過の前後で車両Cの進行方向が変化していないと判定した場合には、車両Cが交差点右左折をしていないと判定する。そして、右左折検出部10は、判定結果(検出結果)を表す情報を車両状態推定部13に出力する。
車線変更検出部11は、車両Cの車線変更を検出する。具体的には、車線変更検出部11は、車両C前方の道路をカメラで撮影し、撮影結果を基に道路白線を検出する。続いて、車線変更検出部11は、検出した道路白線を車両Cが跨いだか否かを判定する。続いて、車線変更検出部11は、車両Cが道路白線を跨いだと判定した場合には、車両Cが車線変更したと判定する。一方、車線変更検出部11は、車両Cが道路白線を跨いでいないと判定した場合には、車両Cが車線変更していないと判定する。そして、車線変更検出部11は、判定結果(検出結果)を表す情報を車両状態推定部13に出力する。
点灯状態検出部12は、車両Cのウインカーの点灯状態を検出する。点灯状態としては、例えば、断続的に点灯している点滅状態と点灯しない消灯状態とがある。そして、点灯状態検出部12は、検出結果を表す情報を車両状態推定部13に出力する。
車両状態推定部13は、A/D(Analog to Digital)変換回路、D/A(Digital to Analog)変換回路、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)等から構成した集積回路を備える。ROMは、各種処理を実現する1または2以上のプログラムを記憶している。CPUは、ROMが記憶している1または2以上のプログラムに従って各種処理を実行する。
車両状態推定部13は、A/D(Analog to Digital)変換回路、D/A(Digital to Analog)変換回路、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)等から構成した集積回路を備える。ROMは、各種処理を実現する1または2以上のプログラムを記憶している。CPUは、ROMが記憶している1または2以上のプログラムに従って各種処理を実行する。
具体的には、車両状態推定部13は、車両Cの発進時、停止時における車速変化の滑らかさを判定する発進停止滑らかさ判定処理を実行する。発進停止滑らかさ判定処理では、車両状態推定部13は、車速検出部4、加速度検出部5が出力した情報(車速、加減速度)に基づき、車両Cの加減速度に基づいて車両Cの発進時の加速状態または停止時の減速状態(例えば、車両Cの発進時、停止時の最大加減速度)を車両Cの運転状態として検出する。続いて、車両状態推定部13は、検出した運転状態と予め設定した目標運転状態(例えば、車両Cの発進時、停止時の最大加減速度を目標加減速度範囲(例えば、0〜0.5G)に収める)との乖離度を判定する。そして、車両状態推定部13は、判定した乖離度を含む情報(以下、乖離度情報とも呼ぶ)を端末装置2に送信する。
また、車両状態推定部13は、車両Cの走行時における急ブレーキの発生状態を判定する急ブレーキ判定処理を実行する。急ブレーキ判定処理では、車両状態推定部13は、車速検出部4、加速度検出部5が出力した情報(車速、加減速度)に基づき、車両Cの減速度に基づいて車両Cの減速状態(例えば、車両Cの最大減速度)を車両Cの運転状態として検出する。続いて、車両状態推定部13は、検出した運転状態と予め設定した目標運転状態(例えば、車両Cの最大限速度を目標減速度範囲(例えば、0〜0.5G)に収める)との乖離度を判定する。そして、車両状態推定部13は、判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信する。
また、車両状態推定部13は、車両Cの走行時における操舵の滑らかさを判定する操舵滑らかさ判定処理を実行する。操舵滑らかさ判定処理では、車両状態推定部13は、車速検出部4、角加速度検出部6が出力した情報(車速、角加減速度)に基づき、車両Cの操舵角の角加減速度に基づいて車両Cの操舵状態(例えば、車両Cの操舵角の角加減速度の変動幅)を車両Cの運転状態として検出する。続いて、車両状態推定部13は、検出した運転状態と予め設定した目標運転状態(例えば、車両Cの操舵角の角加減速度の変動幅を目標変動幅(0〜0.5rad/sec2)に収める)との乖離度を判定する。そして、車両状態推定部13は、判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信する。
また、車両状態推定部13は、省エネルギー消費率運転の実現状態を判定するエコ運転判定処理を実行する。エコ運転判定処理では、車両状態推定部13は、エネルギー消費率検出部7が出力した情報(エネルギー消費率)に基づき、エネルギー消費率を車両Cの運転状態として検出する。続いて、車両状態推定部13は、検出した運転状態と予め設定した目標運転状態(例えば、エネルギー消費率を目標エネルギー消費率以上とする)との乖離度を判定する。そして、車両状態推定部13は、判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信する。
また、車両状態推定部13は、長時間に亘る連続運転の発生状態を判定する長時間連続運転判定処理を実行する。長時間連続運転判定処理では、車両状態推定部13は、運転時間計測部8が出力した情報(連続運転時間)に基づき、連続運転時間を車両Cの運転状態として検出するを車両Cの運転状態を検出する。続いて、車両状態推定部13は、検出した運転状態と予め設定した目標運転状態(例えば、連続運転時間を目標連続運転時間範囲(例えば、0〜2時間)に収める)との乖離度を判定する。そして、車両状態推定部13は、判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信する。
また、車両状態推定部13は、高速道路走行時における車速安定度を判定する車速安定度判定処理を実行する。車速安定度判定処理では、道路情報検出部9、車速検出部4が出力した情報(道路情報、車速)に基づき、車速に基づいて高速道路走行時の車速状態(例えば、高速道路走行時の車速の変動幅)を車両Cの運転状態として検出する。続いて、車両状態推定部13は、検出した運転状態と予め設定した目標運転状態(例えば、高速道路走行時の車速の変動幅を目標変動幅(例えば、0〜5km/h)に収める)との乖離度を判定する。そして、車両状態推定部13は、判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信する。
また、車両状態推定部13は、高速道路走行時における速度超過を判定する速度超過判定処理を実行する。速度超過判定処理では、道路情報検出部9、車速検出部4が出力した情報(道路情報、車速)に基づき、車速に基づいて高速道路走行時の車速状態(例えば、高速道路走行時の車速)を車両Cの運転状態として検出する。続いて、車両状態推定部13は、検出した運転状態と予め設定した目標運転状態(例えば、高速道路走行時の車速を目標変動幅(例えば、0km/h〜制限速度)に収める)との乖離度を判定する。そして、車両状態推定部13は、判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信する。
また、車両状態推定部13は、車両Cの右左折時におけるウインカーの点灯状態を判定する右左折時ウインカー判定処理を実行する。右左折時ウインカー判定処理では、右左折検出部10、点灯状態検出部12が出力した情報(交差点右左折、点灯状態)に基づき、ウインカーの点灯状態に基づいて交差点右左折時のウインカーの点灯状態を車両Cの運転状態として検出する。続いて、車両状態推定部13は、検出した運転状態と予め設定した目標運転状態(例えば、交差点30m手前からウインカーを断続的に点灯する)との乖離度を判定する。そして、車両状態推定部13は、判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信する。
また、車両状態推定部13は、車両Cの車線変更時におけるウインカーの点灯状態を判定する車線変更時ウインカー判定処理を実行する。車線変更時ウインカー判定処理では、車線変更検出部11、点灯状態検出部12が出力した情報(車線変更、点灯状態)に基づき、ウインカーの点灯状態に基づいて車線変更時のウインカーの点灯状態を車両Cの運転状態を検出する。続いて、車両状態推定部13は、検出した運転状態と予め設定した目標運転状態(例えば、車両Cが道路白線を跨ぐ3秒前からウインカーを断続的に点灯する)との乖離度を判定する。そして、車両状態推定部13は、判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信する。
(端末装置2の構成)
端末装置2は、入力受付部14、表示部15、および演算部16を備える。端末装置2としては、例えば、スマートフォンやゲーム機を採用することができる。
入力受付部14は、操作者(同乗者)の操作入力を受け付ける。そして、入力受付部14は、受け付けた操作入力を表す情報を演算部16に出力する。
表示部15は、演算部16が出力する後述する表示制御指令に従って、演算部16が実行するゲーム処理におけるゲーム(例えば、シューティングゲーム)の映像を表示する。
端末装置2は、入力受付部14、表示部15、および演算部16を備える。端末装置2としては、例えば、スマートフォンやゲーム機を採用することができる。
入力受付部14は、操作者(同乗者)の操作入力を受け付ける。そして、入力受付部14は、受け付けた操作入力を表す情報を演算部16に出力する。
表示部15は、演算部16が出力する後述する表示制御指令に従って、演算部16が実行するゲーム処理におけるゲーム(例えば、シューティングゲーム)の映像を表示する。
演算部16は、A/D変換回路、D/A変換回路、CPU、ROM、およびRAM等から構成した集積回路を備える。ROMは、各種処理を実現する1または2以上のプログラムを記憶している。CPUは、ROMが記憶している1または2以上のプログラムに従って各種処理を実行する。また、CPUは、ROMが記憶している1または2以上のプログラムを基に、パラメータ変更部16a、およびコンテンツ生成部16bを実現する。
パラメータ変更部16aは、車載装置1が送信した情報(乖離度情報)を受信する。そして、パラメータ変更部16aは、受信した乖離度情報に基づいて、ゲーム状態を決定するパラメータ(以下、ゲーム進行用パラメータとも呼ぶ)を設定するパラメータ変更処理を実行する。ゲーム進行用パラメータとしては、例えば、操作者(同乗者)がプレイ中のゲームが参照するパラメータのうち、該ゲームを操作者に有利なゲーム状態、または操作者に不利なゲーム状態に変更可能なパラメータを採用する。
操作者に有利なゲーム状態としては、例えば、シューティングゲームでは、自機の攻撃力アップ、防御力アップ、パワーアップアイテムの取得、敵機の攻撃力ダウン、防御力ダウン、弱い敵機に変更、敵機の数を低減、敵機のスピードダウン等がある。一方、操作者に不利なゲーム状態としては、例えば、シューティングゲームでは、自機の攻撃力ダウン、防御力ダウン、パワーアップアイテムの没収、敵機の攻撃力アップ、防御力アップ、強い敵機に変更、敵機の数を増大、敵機のスピードアップ等がある。
また、操作者に有利なゲーム状態としては、例えば、対戦ゲームでは、自キャラクタの体力回復、攻撃力アップ、防御力のアップ、敵キャラクタの攻撃力ダウン、防御力ダウン、自キャラクタへの攻撃不可時間、敵キャラクタの一時自動停止等がある。一方、操作者に不利なゲーム状態としては、例えば、対戦ゲームでは、敵キャラクタの体力回復、攻撃力アップ、防御力のアップ、自キャラクタの攻撃力ダウン、防御力ダウン、敵キャラクタへの攻撃不可時間、自キャラクタの一時自動停止等がある。
さらに、操作者に有利なゲーム状態としては、例えば、ロールプレイングゲームでは、自キャラクタの攻撃力アップ、防御力アップ、パワーアップアイテムの取得、弱い敵キャラクタに変更、敵キャラクタの出現確率を低減等がある。一方、操作者に不利なゲーム状態としては、例えば、ロールプレイングゲームでは、敵キャラクタの攻撃力アップ、防御力アップ、パワーアップアイテムの没収、強い敵キャラクタに変更、敵キャラクタの出現確率を増大等がある。
コンテンツ生成部16bは、入力受付部14が出力した情報(操作情報)に基づき、ゲーム処理を実行する。ゲーム処理では、コンテンツ生成部16bは、パラメータ変更部16aが設定したゲーム進行用パラメータを参照して、操作者(同乗者)がプレイ中のゲームのゲーム状態を変化させる。また、ゲーム処理では、コンテンツ生成部16bは、ゲームの画像を表示させる表示制御指令を表示部15に出力する。
(演算処理)
次に、車載装置1の車両状態推定部13が実行する発進停止滑らかさ判定処理について説明する。車両状態推定部13は、発進停止滑らかさ判定処理を、予め設定した設定時間(例えば、10msec.)が経過するたびに実行する。
図2は、発進停止滑らかさ判定処理を表すフローチャートである。
図2に示すように、ステップS101では、車両状態推定部13は、車速検出部4が出力した情報(車速)に基づき、車両Cの発進時または停止時であるか否かを判定する。具体的には、車両状態推定部13は、車速が0km/hとなった後0km/hより大きな数値に変動したか、或いは車速が0km/h以外の数値から0km/hに変動したか(以下、発進停止車速変動を行ったとも呼ぶ)を判定する。そして、車両状態推定部13は、車両Cが発進停止車速変動を行ったと判定した場合には(Yes)、車両Cの発進時または停止時であると判定し、ステップS102に移行する。一方、車両状態推定部13は、車両Cが発進停止車速変動を行っていないと判定した場合には(No)、車両Cの発進時または停止時ではないと判定し、この演算処理を終了する。
次に、車載装置1の車両状態推定部13が実行する発進停止滑らかさ判定処理について説明する。車両状態推定部13は、発進停止滑らかさ判定処理を、予め設定した設定時間(例えば、10msec.)が経過するたびに実行する。
図2は、発進停止滑らかさ判定処理を表すフローチャートである。
図2に示すように、ステップS101では、車両状態推定部13は、車速検出部4が出力した情報(車速)に基づき、車両Cの発進時または停止時であるか否かを判定する。具体的には、車両状態推定部13は、車速が0km/hとなった後0km/hより大きな数値に変動したか、或いは車速が0km/h以外の数値から0km/hに変動したか(以下、発進停止車速変動を行ったとも呼ぶ)を判定する。そして、車両状態推定部13は、車両Cが発進停止車速変動を行ったと判定した場合には(Yes)、車両Cの発進時または停止時であると判定し、ステップS102に移行する。一方、車両状態推定部13は、車両Cが発進停止車速変動を行っていないと判定した場合には(No)、車両Cの発進時または停止時ではないと判定し、この演算処理を終了する。
前記ステップS102では、車両状態推定部13は、加速度検出部5が出力した情報(加減速度)に基づき、車両Cの加減速度に基づいて車両Cの発進時の加速状態または停止時の減速状態(車両Cの発進時、停止時の最大加減速度)を車両Cの運転状態として検出する。続いて、車両状態推定部13は、検出した運転状態と予め設定した目標運転状態(車両Cの発進時、停止時の最大加減速度を目標加減速度範囲(0〜0.5G)に収める)との乖離度を判定する。具体的には、車両状態推定部13は、車両Cの発進時の最大加速度または停止時の最大減速度の絶対値が予め設定した第1設定閾値(例えば、1.0G)以上であるか否かを判定する。車両Cの発進時の最大加速度としては、例えば、車速が0km/hより大きくなった後予め設定した設定時間(例えば、30秒)が経過するまでの間、または車速が20km/hに到達するまでの間の加減速度の最大値がある。また、車両Cの停止時の最大減速度としては、例えば、車速が30km/hから0km/hとなるまでの間の減速度度の最大値がある。なお、車速が0km/hとなるまでの間に車両Cが加速した場合には、車速が加速するまでの間の減速度の最大値を車両Cの停止時の最大減速度として採用する。そして、車両状態推定部13は、該絶対値が第1設定閾値(1.0G)以上であると判定した場合には(Yes)、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が大きいと判定し、ステップS104に移行する。一方、車両状態推定部13は、該絶対値が第1設定閾値(1.0G)未満であると判定した場合には(No)、ステップS103に移行する。
前記ステップS103では、車両状態推定部13は、加速度検出部5が出力した情報(加減速度)に基づき、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が小さいか否かを判定する。具体的には、車両状態推定部13は、車両Cの発進時の最大加速度または停止時の最大減速度の絶対値が予め設定した第2設定閾値(<第1設定値。例えば、0.5G)未満であるか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、該絶対値が第2設定閾値未満であると判定した場合には(Yes)、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が小さいと判定し、前記ステップS104に移行する。一方、車両状態推定部13は、該絶対値が第2設定閾値(0.5G)以上であると判定した場合には(No)、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が中程度であると判定し、この演算処理を終了する。
前記ステップS104では、車両状態推定部13は、前記ステップS102またはS103で判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信した後、この演算処理を終了する。
このように、発進停止滑らかさ判定処理では、車両状態推定部13は、車両Cの発進時または停止時であると判定(検出)した場合に、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度を判定する(ステップS101〜S103)。目標運転状態としては、例えば、車両Cの発進時、停止時の最大加減速度を目標加減速度範囲に収めるがある。続いて、車両状態推定部13は、判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信する(ステップS104)。これにより、車両状態推定部13は、端末装置2に対し、送信した乖離度情報を基に、ゲームの実行状態(内容)を変化させることができる。
このように、発進停止滑らかさ判定処理では、車両状態推定部13は、車両Cの発進時または停止時であると判定(検出)した場合に、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度を判定する(ステップS101〜S103)。目標運転状態としては、例えば、車両Cの発進時、停止時の最大加減速度を目標加減速度範囲に収めるがある。続いて、車両状態推定部13は、判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信する(ステップS104)。これにより、車両状態推定部13は、端末装置2に対し、送信した乖離度情報を基に、ゲームの実行状態(内容)を変化させることができる。
次に、車載装置1の車両状態推定部13が実行する急ブレーキ判定処理について説明する。車両状態推定部13は、急ブレーキ判定処理を、予め設定した設定時間(例えば、10msec.)が経過するたびに実行する。
図3は、急ブレーキ判定処理を表すフローチャートである。
図3に示すように、ステップS201では、車両状態推定部13は、車速検出部4が出力した情報(車速)に基づき、車速が設定車速(30km/h)以上であるか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、車速が設定車速(30km/h)以上であると判定した場合には(Yes)、ステップS202に移行する。一方、車両状態推定部13は、車速が設定車速(30km/h)未満であると判定した場合には(No)この演算処理を終了する。
図3は、急ブレーキ判定処理を表すフローチャートである。
図3に示すように、ステップS201では、車両状態推定部13は、車速検出部4が出力した情報(車速)に基づき、車速が設定車速(30km/h)以上であるか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、車速が設定車速(30km/h)以上であると判定した場合には(Yes)、ステップS202に移行する。一方、車両状態推定部13は、車速が設定車速(30km/h)未満であると判定した場合には(No)この演算処理を終了する。
前記ステップS202では、車両状態推定部13は、加速度検出部5が出力した情報(加減速度)に基づき、車両Cの減速度に基づいて車両Cの減速状態を車両Cの運転状態(車両Cの最大減速度)を検出する。続いて、車両状態推定部13は、検出した運転状態と予め設定した目標運転状態(車両Cの最大限速度を目標減速度範囲(0〜0.5G)に収める)との乖離度を判定する。具体的には、車両状態推定部13は、車両Cの減速度の絶対値が予め設定した設定閾値(例えば、1.0G)以上であるか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、該絶対値が設定閾値(1.0G)以上であると判定した場合には(Yes)、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が大きいと判定し、ステップS204に移行する。一方、車両状態推定部13は、該絶対値が設定閾値(1.0G)未満であると判定した場合には(No)、ステップS203に移行する。
前記ステップS203では、車両状態推定部13は、加速度検出部5が出力した情報(加減速度)に基づき、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が小さいか否かを判定する。具体的には、車両状態推定部13は、車両Cの減速度が予め設定した設定時間(例えば、30分)の間継続して設定閾値(1.0G)未満であったか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、該減速度が設定時間(30分)の間継続して設定閾値(1.0G)未満であったと判定した場合には(Yes)、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が小さいと判定し、ステップS204に移行する。一方、車両状態推定部13は、30分前〜現在までの間に該減速度が設定閾値(1.0G)以上になったことがあると判定した場合には(No)、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が中程度であると判定し、この演算処理を終了する。
前記ステップS204では、車両状態推定部13は、前記ステップS202またはS203で判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信した後、この演算処理を終了する。
このように、急ブレーキ判定処理では、車両状態推定部13は、車速が設定車速以上であると判定(検出)した場合に、車両Cの運転状態と目標運転状態(車両Cの最大限速度を目標減速度範囲に収める)との乖離度を判定する(ステップS201〜S203)。続いて、車両状態推定部13は、判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信する(ステップS204)。これにより、車両状態推定部13は、端末装置2に対し、送信した乖離度情報を基に、ゲームの実行状態(内容)を変化させることができる。
このように、急ブレーキ判定処理では、車両状態推定部13は、車速が設定車速以上であると判定(検出)した場合に、車両Cの運転状態と目標運転状態(車両Cの最大限速度を目標減速度範囲に収める)との乖離度を判定する(ステップS201〜S203)。続いて、車両状態推定部13は、判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信する(ステップS204)。これにより、車両状態推定部13は、端末装置2に対し、送信した乖離度情報を基に、ゲームの実行状態(内容)を変化させることができる。
次に、車載装置1の車両状態推定部13が実行する操舵滑らかさ判定処理について説明する。車両状態推定部13は、操舵滑らかさ判定処理を、予め設定した設定時間(例えば、10msec.)が経過するたびに実行する。
図4は、操舵滑らかさ判定処理を表すフローチャートである。
図4に示すように、ステップS301では、車両状態推定部13は、車速検出部4が出力した情報(車速)に基づき、車速が設定車速(30km/h)以上であるか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、車速が設定車速(30km/h)以上であると判定した場合には(Yes)、ステップS302に移行する。一方、車両状態推定部13は、車速が設定車速(30km/h)未満であると判定した場合には(No)この演算処理を終了する。
図4は、操舵滑らかさ判定処理を表すフローチャートである。
図4に示すように、ステップS301では、車両状態推定部13は、車速検出部4が出力した情報(車速)に基づき、車速が設定車速(30km/h)以上であるか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、車速が設定車速(30km/h)以上であると判定した場合には(Yes)、ステップS302に移行する。一方、車両状態推定部13は、車速が設定車速(30km/h)未満であると判定した場合には(No)この演算処理を終了する。
前記ステップS302では、車両状態推定部13は、角加速度検出部6が出力した情報(操舵角の角加減速度)に基づき、車両Cの操舵角の角加減速度に基づいて車両Cの操舵状態(車両Cの操舵角の角加減速度の変動幅)を車両Cの運転状態として検出する。続いて、車両状態推定部13は、検出した運転状態と予め設定した目標運転状態(車両Cの操舵角の角加減速度の変動幅を目標変動幅(0〜0.5rad/sec2)に収める)との乖離度を判定する。具体的には、車両状態推定部13は、操舵角の角加速度の絶対値が予め設定した設定閾値(例えば、1.0rad/sec2)以上であるか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、該絶対値が設定閾値(1.0rad/sec2)以上であると判定した場合には(Yes)、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が大きいと判定し、ステップS304に移行する。一方、車両状態推定部13は、該絶対値が設定閾値(1.0rad/sec2)未満であると判定した場合には(No)、ステップS303に移行する。
前記ステップS303では、車両状態推定部13は、角加速度検出部6が出力した情報(角加速度)に基づき、操舵角の角加減速度と目標角加速度(0〜0.5rad/sec2)との乖離度が小さいか否かを判定する。具体的には、車両状態推定部13は、操舵角の角加速度の絶対値が予め設定した設定時間(例えば、30分)の間継続して設定閾値(1.0rad/sec2)未満であったか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、該絶対値が設定時間(30分)の間継続して設定閾値(1.0rad/sec2)未満であったと判定した場合には(Yes)、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が小さいと判定し、ステップS304に移行する。一方、車両状態推定部13は、30分前〜現在までの間に該絶対値が設定閾値(1.0rad/sec2)以上になったことがあると判定した場合には(No)、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が中程度であると判定し、この演算処理を終了する。
前記ステップS304では、車両状態推定部13は、前記ステップS302またはS303で判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信した後、この演算処理を終了する。
このように、操舵滑らかさ判定処理では、車両状態推定部13は、車速が設定車速以上であると判定(検出)した場合に、運転状態と目標運転状態(車両Cの操舵角の角加減速度の変動幅を目標変動幅に収める)との乖離度を判定する(ステップS301〜S303)。続いて、車両状態推定部13は、判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信する(ステップS304)。これにより、車両状態推定部13は、端末装置2に対し、送信した乖離度情報を基に、ゲームの実行状態(内容)を変化させることができる。
このように、操舵滑らかさ判定処理では、車両状態推定部13は、車速が設定車速以上であると判定(検出)した場合に、運転状態と目標運転状態(車両Cの操舵角の角加減速度の変動幅を目標変動幅に収める)との乖離度を判定する(ステップS301〜S303)。続いて、車両状態推定部13は、判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信する(ステップS304)。これにより、車両状態推定部13は、端末装置2に対し、送信した乖離度情報を基に、ゲームの実行状態(内容)を変化させることができる。
次に、車載装置1の車両状態推定部13が実行するエコ運転判定処理について説明する。車両状態推定部13は、エコ運転判定処理を、予め設定した設定距離(例えば、10km)走行するたびに実行する。
図5は、エコ運転判定処理を表すフローチャートである。
図5に示すように、ステップS401では、車両状態推定部13は、エネルギー消費率検出部7が出力した情報(エネルギー消費率)に基づき、エネルギー消費率を車両Cの運転状態として検出する。続いて、車両状態推定部13は、検出した運転状態と予め設定した目標運転状態(エネルギー消費率の大きさを目標エネルギー消費率以上とする)との乖離度を判定する。目標エネルギー消費率としては、例えば、複数ユーザの平均エネルギー消費率FAVE×0.9未満を採用できる。具体的には、車両状態推定部13は、エネルギー消費率が予め設定した第1設定閾値(例えば、FAVE×1.1)以上であるか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、該エネルギー消費率が第1設定閾値(FAVE×1.1)以上であると判定した場合には(Yes)、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が大きいと判定し、ステップS403に移行する。一方、車両状態推定部13は、該エネルギー消費率が第1設定閾値(FAVE×1.1)未満であると判定した場合には(No)、ステップS402に移行する。
図5は、エコ運転判定処理を表すフローチャートである。
図5に示すように、ステップS401では、車両状態推定部13は、エネルギー消費率検出部7が出力した情報(エネルギー消費率)に基づき、エネルギー消費率を車両Cの運転状態として検出する。続いて、車両状態推定部13は、検出した運転状態と予め設定した目標運転状態(エネルギー消費率の大きさを目標エネルギー消費率以上とする)との乖離度を判定する。目標エネルギー消費率としては、例えば、複数ユーザの平均エネルギー消費率FAVE×0.9未満を採用できる。具体的には、車両状態推定部13は、エネルギー消費率が予め設定した第1設定閾値(例えば、FAVE×1.1)以上であるか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、該エネルギー消費率が第1設定閾値(FAVE×1.1)以上であると判定した場合には(Yes)、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が大きいと判定し、ステップS403に移行する。一方、車両状態推定部13は、該エネルギー消費率が第1設定閾値(FAVE×1.1)未満であると判定した場合には(No)、ステップS402に移行する。
前記ステップS402では、車両状態推定部13は、エネルギー消費率検出部7が出力した情報(エネルギー消費率)に基づき、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が小さいか否かを判定する。具体的には、車両状態推定部13は、エネルギー消費率が予め設定した第2設定閾値(<第1設定値。例えば、FAVE×0.9)未満であるか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、エネルギー消費率が第2設定閾値(FAVE×0.9)未満であると判定した場合には(Yes)、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が小さいと判定し、前記ステップS403に移行する。一方、車両状態推定部13は、エネルギー消費率が第2設定閾値(FAVE×0.9)以上であると判定した場合には(No)、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が中程度であると判定し、この演算処理を終了する。
前記ステップS403では、車両状態推定部13は、前記ステップS401またはS402で判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信した後、この演算処理を終了する。
このように、エコ運転判定処理では、車両状態推定部13は、エネルギー消費率に基づき、運転状態と目標運転状態(エネルギー消費率の大きさを目標エネルギー消費率以上とする)との乖離度を判定する(ステップS401、S402)。続いて、車両状態推定部13は、判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信する(ステップS403)。これにより、車両状態推定部13は、端末装置2に対し、送信した乖離度情報を基に、ゲームの実行状態(内容)を変化させることができる。
このように、エコ運転判定処理では、車両状態推定部13は、エネルギー消費率に基づき、運転状態と目標運転状態(エネルギー消費率の大きさを目標エネルギー消費率以上とする)との乖離度を判定する(ステップS401、S402)。続いて、車両状態推定部13は、判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信する(ステップS403)。これにより、車両状態推定部13は、端末装置2に対し、送信した乖離度情報を基に、ゲームの実行状態(内容)を変化させることができる。
次に、車載装置1の車両状態推定部13が実行する長時間連続運転判定処理について説明する。車両状態推定部13は、長時間連続運転判定処理を、イグニッションスイッチがオン状態になると実行する。
図6は、長時間連続運転判定処理を表すフローチャートである。
図6に示すように、ステップS501では、車両状態推定部13は、運転時間計測部8が出力した情報(連続運転時間)に基づき、連続運転時間を車両Cの運転状態として検出するを車両Cの運転状態を検出する。続いて、車両状態推定部13は、検出した運転状態と予め設定した目標運転状態(例えば、連続運転時間の長さを目標連続運転時間範囲(例えば、0〜2時間)に収める)との乖離度を判定する。具体的には、車両状態推定部13は、連続運転時間が予め設定した設定閾値(例えば、2時間)以上であるか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、該連続運転時間が設定閾値(2時間)以上であると判定した場合には(Yes)、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が大きいと判定し、ステップS503に移行する。一方、車両状態推定部13は、該連続運転時間が設定閾値(2時間)未満であると判定した場合には(No)、ステップS502に移行する。
図6は、長時間連続運転判定処理を表すフローチャートである。
図6に示すように、ステップS501では、車両状態推定部13は、運転時間計測部8が出力した情報(連続運転時間)に基づき、連続運転時間を車両Cの運転状態として検出するを車両Cの運転状態を検出する。続いて、車両状態推定部13は、検出した運転状態と予め設定した目標運転状態(例えば、連続運転時間の長さを目標連続運転時間範囲(例えば、0〜2時間)に収める)との乖離度を判定する。具体的には、車両状態推定部13は、連続運転時間が予め設定した設定閾値(例えば、2時間)以上であるか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、該連続運転時間が設定閾値(2時間)以上であると判定した場合には(Yes)、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が大きいと判定し、ステップS503に移行する。一方、車両状態推定部13は、該連続運転時間が設定閾値(2時間)未満であると判定した場合には(No)、ステップS502に移行する。
前記ステップS502では、車両状態推定部13は、運転時間計測部8が出力した情報(連続運転時間)に基づき、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が小さいか否かを判定する。具体的には、車両状態推定部13は、車両Cの運転者が、連続運転時間が1〜2時間の範囲にあるときにイグニッションスイッチをオフ状態とした後、15分〜25分経過後に再度イグニッションスイッチをオン状態とする操作(以下、休憩操作とも呼ぶ)を行ったか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、車両Cの運転者が休憩操作を行ったと判定した場合には(Yes)、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が小さいと判定し、前記ステップS503に移行する。一方、車両状態推定部13は、車両Cの運転者が休憩操作を行っていないと判定した場合には(No)、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が中程度であると判定し、この演算処理を終了する。
前記ステップS503では、車両状態推定部13は、前記ステップS501またはS502で判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信した後、この演算処理を終了する。
このように、長時間連続運転判定処理では、連続運転時間に基づき、運転状態と目標運転状態(連続運転時間の長さを目標連続運転時間範囲(例えば、0〜2時間)に収める)との乖離度を判定する(ステップS501、S502)。続いて、車両状態推定部13は、判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信する(ステップS503)。これにより、車両状態推定部13は、端末装置2に対し、送信した乖離度情報を基に、ゲームの実行状態(内容)を変化させることができる。
このように、長時間連続運転判定処理では、連続運転時間に基づき、運転状態と目標運転状態(連続運転時間の長さを目標連続運転時間範囲(例えば、0〜2時間)に収める)との乖離度を判定する(ステップS501、S502)。続いて、車両状態推定部13は、判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信する(ステップS503)。これにより、車両状態推定部13は、端末装置2に対し、送信した乖離度情報を基に、ゲームの実行状態(内容)を変化させることができる。
次に、車載装置1の車両状態推定部13が実行する車速安定度判定処理について説明する。車両状態推定部13は、車速安定度判定処理を、予め設定した設定時間(例えば、10msec.)が経過するたびに実行する。
図7は、車速安定度判定処理を表すフローチャートである。
図7に示すように、ステップS601では、車両状態推定部13は、道路情報検出部9が出力した情報(道路情報)に基づき、車両Cが高速道路を走行しているか否かを判定する。具体的には、車両状態推定部13は、道路情報検出部9が出力した道路情報が現在位置が高速道路であることを表す情報(以下、高速道路情報とも呼ぶ)を含むか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、該道路情報が高速道路情報を含むと判定した場合には(Yes)、車両Cが高速道路を走行していると判定し、ステップS602に移行する。一方、車両状態推定部13は、該道路情報が高速道路情報を含まないと判定した場合には(No)、車両Cが高速道路を走行していないと判定し、この演算処理を終了する。
図7は、車速安定度判定処理を表すフローチャートである。
図7に示すように、ステップS601では、車両状態推定部13は、道路情報検出部9が出力した情報(道路情報)に基づき、車両Cが高速道路を走行しているか否かを判定する。具体的には、車両状態推定部13は、道路情報検出部9が出力した道路情報が現在位置が高速道路であることを表す情報(以下、高速道路情報とも呼ぶ)を含むか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、該道路情報が高速道路情報を含むと判定した場合には(Yes)、車両Cが高速道路を走行していると判定し、ステップS602に移行する。一方、車両状態推定部13は、該道路情報が高速道路情報を含まないと判定した場合には(No)、車両Cが高速道路を走行していないと判定し、この演算処理を終了する。
前記ステップS602では、車両状態推定部13は、車速検出部4が出力した情報(車速)に基づき、車速に基づいて高速道路走行時の車速状態(例えば、高速道路走行時の車速の変動幅)を車両Cの運転状態として検出する。続いて、車両状態推定部13は、検出した運転状態と予め設定した目標運転状態(例えば、高速道路走行時の車速の変動幅を目標変動幅(例えば、0〜5km/h)に収める)との乖離度を判定する。具体的には、車両状態推定部13は、5秒前〜現在までの間の車速の変動幅が予め設定した第1設定閾値(例えば、10km/h)以上であるか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、該変動幅が第1設定閾値(10km/h)以上であると判定した場合には(Yes)、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が大きいと判定し、ステップS604に移行する。一方、車両状態推定部13は、該変動幅が第1設定閾値(10km/h)未満であると判定した場合には(No)、ステップS603に移行する。
前記ステップS603では、車両状態推定部13は、車速検出部4が出力した情報(車速)に基づき、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が小さいか否かを判定する。具体的には、車両状態推定部13は、5秒前〜現在までの間の車速の変動幅が予め設定した第2設定閾値(例えば、5km/h)未満であるか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、該変動幅が第2設定閾値(5km/h)未満であると判定した場合には(Yes)、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が小さいと判定し、前記ステップS604に移行する。一方、車両状態推定部13は、該変動幅が第2設定閾値(5km/h)以上であると判定した場合には(No)、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が中程度であると判定し、この演算処理を終了する。
前記ステップS604では、車両状態推定部13は、前記ステップS602またはS603で判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信した後、この演算処理を終了する。
このように、車速安定度判定処理では、車両状態推定部13は、車両Cが高速道路を走行していると判定(検出)した場合に、運転状態と目標運転状態(高速道路走行時の車速の変動幅を目標変動幅に収める)との乖離度を判定する(ステップS601〜S603)。続いて、車両状態推定部13は、判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信する(ステップS604)。これにより、車両状態推定部13は、端末装置2に対し、送信した乖離度情報を基に、ゲームの実行状態(内容)を変化させることができる。
このように、車速安定度判定処理では、車両状態推定部13は、車両Cが高速道路を走行していると判定(検出)した場合に、運転状態と目標運転状態(高速道路走行時の車速の変動幅を目標変動幅に収める)との乖離度を判定する(ステップS601〜S603)。続いて、車両状態推定部13は、判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信する(ステップS604)。これにより、車両状態推定部13は、端末装置2に対し、送信した乖離度情報を基に、ゲームの実行状態(内容)を変化させることができる。
次に、車載装置1の車両状態推定部13が実行する速度超過判定処理について説明する。車両状態推定部13は、速度超過判定処理を、予め設定した設定時間(例えば、10msec.)が経過するたびに実行する。
図8は、速度超過判定処理を表すフローチャートである。
図8に示すように、ステップS701では、車両状態推定部13は、道路情報検出部9が出力した情報(道路情報)に基づき、車両Cが高速道路を走行しているか否かを判定する。具体的には、車両状態推定部13は、道路情報検出部9が出力した道路情報が現在位置が高速道路であることを表す情報(高速道路情報)を含むか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、該道路情報が高速道路情報を含むと判定した場合には(Yes)、車両Cが高速道路を走行していると判定し、ステップS702に移行する。一方、車両状態推定部13は、該道路情報が高速道路情報を含まないと判定した場合には(No)、車両Cが高速道路を走行していないと判定し、この演算処理を終了する。
図8は、速度超過判定処理を表すフローチャートである。
図8に示すように、ステップS701では、車両状態推定部13は、道路情報検出部9が出力した情報(道路情報)に基づき、車両Cが高速道路を走行しているか否かを判定する。具体的には、車両状態推定部13は、道路情報検出部9が出力した道路情報が現在位置が高速道路であることを表す情報(高速道路情報)を含むか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、該道路情報が高速道路情報を含むと判定した場合には(Yes)、車両Cが高速道路を走行していると判定し、ステップS702に移行する。一方、車両状態推定部13は、該道路情報が高速道路情報を含まないと判定した場合には(No)、車両Cが高速道路を走行していないと判定し、この演算処理を終了する。
前記ステップS702では、車両状態推定部13は、車速検出部4、道路情報検出部9が出力した情報(車速、制限速度)に基づき、車速に基づいて高速道路走行時の車速状態(例えば、高速道路走行時の車速)を車両Cの運転状態として検出する。続いて、車両状態推定部13は、検出した運転状態と予め設定した目標運転状態(例えば、高速道路走行時の車速を目標変動幅(例えば、0km/h〜制限速度)に収める)との乖離度を判定する。具体的には、車両状態推定部13は、車速が制限速度以上であるか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、車速が制限速度以上であると判定した場合には(Yes)、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が大きいと判定し、ステップS704に移行する。一方、車両状態推定部13は、車速が制限速度未満であると判定した場合には(No)、ステップS703に移行する。
前記ステップS703では、車両状態推定部13は、車速検出部4、道路情報検出部9が出力した情報(車速、制限速度)に基づき、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が小さいか否かを判定する。具体的には、車両状態推定部13は、車速が予め設定した設定時間(例えば、30分)の間継続して制限速度未満であったか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、車速が設定時間(30分)の間継続して制限速度未満であったと判定した場合には(Yes)、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が小さいと判定し、ステップS704に移行する。一方、車両状態推定部13は、30分前〜現在までの間に車速が制限速度以上になったことがあると判定した場合には(No)、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が中程度であると判定し、この演算処理を終了する。
前記ステップS704では、車両状態推定部13は、前記ステップS702またはS703で判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信した後、この演算処理を終了する。
このように、速度超過判定処理では、車両状態推定部13は、車両Cが高速道路を走行していると判定(検出)した場合に、運転状態と目標運転状態(高速道路走行時の車速を目標変動幅に収める)との乖離度を判定する(ステップS701〜S703)。続いて、車両状態推定部13は、判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信する(ステップS704)。これにより、車両状態推定部13は、端末装置2に対し、送信した乖離度情報を基に、ゲームの実行状態(内容)を変化させることができる。
このように、速度超過判定処理では、車両状態推定部13は、車両Cが高速道路を走行していると判定(検出)した場合に、運転状態と目標運転状態(高速道路走行時の車速を目標変動幅に収める)との乖離度を判定する(ステップS701〜S703)。続いて、車両状態推定部13は、判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信する(ステップS704)。これにより、車両状態推定部13は、端末装置2に対し、送信した乖離度情報を基に、ゲームの実行状態(内容)を変化させることができる。
次に、車載装置1の車両状態推定部13が実行する右左折時ウインカー判定処理について説明する。車両状態推定部13は、右左折時ウインカー判定処理を、予め設定した設定時間(例えば、10msec.)が経過するたびに実行する。
図9は、右左折時ウインカー判定処理を表すフローチャートである。
図9に示すように、ステップS801では、車両状態推定部13は、右左折検出部10が出力した情報(交差点右左折の検出結果)に基づき、車両Cが交差点右左折を行ったか否かを判定する。具体的には、車両状態推定部13は、右左折検出部10が出力した情報が交差点右左折を表す情報(以下、交差点右左折情報とも呼ぶ)を含むか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、該情報が交差点右左折情報を含むと判定した場合には(Yes)、車両Cが交差点右左折を行ったと判定し、ステップS802に移行する。一方、車両状態推定部13は、該情報が交差点右左折情報を含まないと判定した場合には(No)、車両Cが交差点右左折を行っていないと判定し、この演算処理を終了する。
図9は、右左折時ウインカー判定処理を表すフローチャートである。
図9に示すように、ステップS801では、車両状態推定部13は、右左折検出部10が出力した情報(交差点右左折の検出結果)に基づき、車両Cが交差点右左折を行ったか否かを判定する。具体的には、車両状態推定部13は、右左折検出部10が出力した情報が交差点右左折を表す情報(以下、交差点右左折情報とも呼ぶ)を含むか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、該情報が交差点右左折情報を含むと判定した場合には(Yes)、車両Cが交差点右左折を行ったと判定し、ステップS802に移行する。一方、車両状態推定部13は、該情報が交差点右左折情報を含まないと判定した場合には(No)、車両Cが交差点右左折を行っていないと判定し、この演算処理を終了する。
続いてステップS802に移行して、車両状態推定部13は、点灯状態検出部12が出力した情報(点灯状態)に基づき、ウインカーの点灯状態に基づいて交差点右左折時のウインカーの点灯状態を車両Cの運転状態として検出する。続いて、車両状態推定部13は、検出した運転状態と予め設定した目標運転状態(交差点30m手前からウインカーを断続的に点灯する)との乖離度を判定する。具体的には、車両状態推定部13は、交差点右左折のための操舵の開始〜該操舵の終了までの間にウインカーが点滅状態になっていないか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、ウインカーが点滅状態になっていないと判定した場合には(Yes)、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が大きいと判定し、ステップS804に移行する。一方、車両状態推定部13は、ウインカーが点滅状態になっていたと判定した場合には(Yes)、ステップS803に移行する。
前記ステップS803では、車両状態推定部13は、点灯状態検出部12が出力した情報(点灯状態)に基づき、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が小さいか否かを判定する。具体的には、車両状態推定部13は、交差点30m手前からウインカーが点滅状態になっていたか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、ウインカーが点滅状態になっていたと判定した場合には(Yes)、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が小さいと判定し、ステップS804に移行する。一方、車両状態推定部13は、ウインカーが点滅状態になっていないと判定した場合には(Yes)、この演算処理を終了する。
前記ステップS804では、車両状態推定部13は、前記ステップS801またはS802で判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信した後、この演算処理を終了する。
このように、右左折時ウインカー判定処理では、車両状態推定部13は、交差点右左折をしていると判定(検出)した場合に、運転状態と目標運転状態(交差点30m手前からウインカーを断続的に点灯する)との乖離度を判定する(ステップS801〜S803)。続いて、車両状態推定部13は、判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信する(ステップS804)。これにより、車両状態推定部13は、端末装置2に対し、送信した乖離度情報を基に、ゲームの実行状態(内容)を変化させることができる。
このように、右左折時ウインカー判定処理では、車両状態推定部13は、交差点右左折をしていると判定(検出)した場合に、運転状態と目標運転状態(交差点30m手前からウインカーを断続的に点灯する)との乖離度を判定する(ステップS801〜S803)。続いて、車両状態推定部13は、判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信する(ステップS804)。これにより、車両状態推定部13は、端末装置2に対し、送信した乖離度情報を基に、ゲームの実行状態(内容)を変化させることができる。
次に、車載装置1の車両状態推定部13が実行する車線変更時ウインカー判定処理について説明する。車両状態推定部13は、車線変更時ウインカー判定処理を、予め設定した設定時間(例えば、10msec.)が経過するたびに実行する。
図10は、車線変更時ウインカー判定処理を表すフローチャートである。
図10に示すように、ステップS901では、車両状態推定部13は、車線変更検出部11が出力した情報(車線変更の検出結果)に基づき、車両Cが車線変更を行ったか否かを判定する。具体的には、車両状態推定部13は、車線変更検出部11が出力した情報が車線変更を表す情報(以下、車線変更情報とも呼ぶ)を含むか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、該情報が車線変更情報を含むと判定した場合には(Yes)、車両Cが車線変更を行ったと判定し、ステップS902に移行する。一方、車両状態推定部13は、該情報が車線変更情報を含まないと判定した場合には(No)、車両Cが車線変更を行っていないと判定し、この演算処理を終了する。
図10は、車線変更時ウインカー判定処理を表すフローチャートである。
図10に示すように、ステップS901では、車両状態推定部13は、車線変更検出部11が出力した情報(車線変更の検出結果)に基づき、車両Cが車線変更を行ったか否かを判定する。具体的には、車両状態推定部13は、車線変更検出部11が出力した情報が車線変更を表す情報(以下、車線変更情報とも呼ぶ)を含むか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、該情報が車線変更情報を含むと判定した場合には(Yes)、車両Cが車線変更を行ったと判定し、ステップS902に移行する。一方、車両状態推定部13は、該情報が車線変更情報を含まないと判定した場合には(No)、車両Cが車線変更を行っていないと判定し、この演算処理を終了する。
続いてステップS902に移行して、車両状態推定部13は、点灯状態検出部12が出力した情報(点灯状態)に基づき、ウインカーの点灯状態に基づいて車線変更時のウインカーの点灯状態を車両Cの運転状態として検出する。続いて、車両状態推定部13は、検出した運転状態と予め設定した目標運転状態(車両Cが道路白線を跨ぐ3秒前からウインカーを断続的に点灯する)との乖離度を判定する。具体的には、車両状態推定部13は、車線変更のための操舵の開始〜車両Cが道路白線を跨ぐまでの間にウインカーが点滅状態になっていないか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、ウインカーが点滅状態になっていないと判定した場合には(Yes)、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が大きいと判定し、ステップS904に移行する。一方、車両状態推定部13は、ウインカーが点滅状態になっていたと判定した場合には(Yes)、ステップS903に移行する。
前記ステップS903では、車両状態推定部13は、点灯状態検出部12が出力した情報(点灯状態)に基づき、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が小さいか否かを判定する。具体的には、車両状態推定部13は、車両Cが道路白線を跨ぐ3秒前からウインカーが点滅状態になっていたか否かを判定する。そして、車両状態推定部13は、ウインカーが点滅状態になっていたと判定した場合には(Yes)、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が小さいと判定し、ステップS904に移行する。一方、車両状態推定部13は、ウインカーが点滅状態になっていないと判定した場合には(Yes)、この演算処理を終了する。
前記ステップS904では、車両状態推定部13は、前記ステップS902またはS903で判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信した後、この演算処理を終了する。
このように、車線変更時ウインカー判定処理では、車両Cの車線変更を検出した場合に、運転状態と目標運転状態(車両Cが道路白線を跨ぐ3秒前からウインカーを断続的に点灯する)との乖離度を判定する(ステップS901〜S903)。続いて、車両状態推定部13は、判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信する(ステップS904)。これにより、車両状態推定部13は、端末装置2に対し、送信した乖離度情報を基に、ゲームの実行状態(内容)を変化させることができる。
このように、車線変更時ウインカー判定処理では、車両Cの車線変更を検出した場合に、運転状態と目標運転状態(車両Cが道路白線を跨ぐ3秒前からウインカーを断続的に点灯する)との乖離度を判定する(ステップS901〜S903)。続いて、車両状態推定部13は、判定した乖離度を含む情報(乖離度情報)を端末装置2に送信する(ステップS904)。これにより、車両状態推定部13は、端末装置2に対し、送信した乖離度情報を基に、ゲームの実行状態(内容)を変化させることができる。
次に、端末装置2のパラメータ変更部16aが実行するパラメータ変更処理について説明する。パラメータ変更部16aは、速度超過判定処理を、車両状態推定部13が送信した乖離度情報を受信するたびに実行する。
図11は、パラメータ変更処理を表すフローチャートである。
図11に示すように、ステップS1001では、パラメータ変更部16aは、受信した乖離度情報が乖離度が小さいことを表す情報(以下、プラス情報とも呼ぶ)であるか否かを判定する。そして、パラメータ変更部16aは、プラス情報であると判定した場合には(Yes)ステップS1002に移行する。一方、パラメータ変更部16aは、乖離度情報がプラス情報ではない、つまり、乖離度が大きいことを表す情報(以下、マイナス情報とも呼ぶ)であると判定した場合には(No)ステップS1003に移行する。
図11は、パラメータ変更処理を表すフローチャートである。
図11に示すように、ステップS1001では、パラメータ変更部16aは、受信した乖離度情報が乖離度が小さいことを表す情報(以下、プラス情報とも呼ぶ)であるか否かを判定する。そして、パラメータ変更部16aは、プラス情報であると判定した場合には(Yes)ステップS1002に移行する。一方、パラメータ変更部16aは、乖離度情報がプラス情報ではない、つまり、乖離度が大きいことを表す情報(以下、マイナス情報とも呼ぶ)であると判定した場合には(No)ステップS1003に移行する。
前記ステップS1002では、パラメータ変更部16aは、操作者(同乗者)に有利なゲーム状態となるように、ゲーム処理におけるゲーム状態を決定するパラメータ(ゲーム進行用パラメータ)を設定した後、この演算処理を終了する。
一方、前記ステップS1003では、パラメータ変更部16aは、操作者(同乗者)に不利なゲーム状態となるように、ゲーム処理におけるゲーム状態を決定するパラメータ(ゲーム進行用パラメータ)を変更した後、この演算処理を終了する。
一方、前記ステップS1003では、パラメータ変更部16aは、操作者(同乗者)に不利なゲーム状態となるように、ゲーム処理におけるゲーム状態を決定するパラメータ(ゲーム進行用パラメータ)を変更した後、この演算処理を終了する。
このように、パラメータ変更処理では、端末装置2が、車載装置1から送信される乖離度情報が表す乖離度に基づいて、ゲーム進行用パラメータを変更する(図11のステップS1002、S1003)。それゆえ、車両Cの運転状態に応じて、端末装置2によるゲームの実行状態(内容)が変化する。そのため、ゲームの実行状態(内容)が変化することで、同乗者に車両Cの運転状態に興味を持たせることができる。これにより、車両Cの運転状態を話題として、運転者と同乗者とのコミュニケーションをより適切に活性化することができる。
また、パラメータ変更処理では、端末装置2が、乖離度情報が表す乖離度が大きいほど、操作者に不利なゲーム状態となるようにゲーム進行用パラメータを変更する(図11のステップS1002、S1003)。それゆえ、乖離度が大きくなると、同乗者がプレイしているゲームが操作者に不利なゲーム状態となる。また、乖離度が小さくなると、同乗者がプレイしているゲームが操作者に有利なゲーム状態となる。それゆえ、同乗者に車両Cの運転状態に興味をより持たせることができる。
なお、本実施形態では、乖離度の大きさを「大きい」「中程度」「小さい」の三段階で判定する例を示したが、乖離度の大きさをより多段階で判定する構成としてもよい。この場合、例えば、乖離度の大きさが最大である場合には、操作者に不利なゲーム状態とするとともに、予め設定した設定時間(例えば、10秒)の間入力受付部14が操作者の操作入力を受け付けず、ゲームを操作不可な状態とする構成としてもよい。
(動作その他)
次に、車両用コミュニケーションシステムSの動作について説明する。
まず、車両走行中、同乗者が端末装置2でゲームをしていたとする。そして、運転者が、走行していた車両Cを停止線等で一時停止させたとする。すると、車両Cの車両状態推定部13が、車速検出部4が出力した情報(車速)に基づき、車両Cの停止時であると判定(検出)する(図2のステップS101「Yes」)。ここで、車両Cの最大減速度が0.5Gより小さかったとする。すると、車両状態推定部13が、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が小さいと判定する(図2のステップS102「No」、ステップS103「Yes」)。続いて、車両状態推定部13が、判定した乖離度を表す情報(乖離度情報、プラス情報)を端末装置2に送信する(図2のステップS104)。
次に、車両用コミュニケーションシステムSの動作について説明する。
まず、車両走行中、同乗者が端末装置2でゲームをしていたとする。そして、運転者が、走行していた車両Cを停止線等で一時停止させたとする。すると、車両Cの車両状態推定部13が、車速検出部4が出力した情報(車速)に基づき、車両Cの停止時であると判定(検出)する(図2のステップS101「Yes」)。ここで、車両Cの最大減速度が0.5Gより小さかったとする。すると、車両状態推定部13が、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が小さいと判定する(図2のステップS102「No」、ステップS103「Yes」)。続いて、車両状態推定部13が、判定した乖離度を表す情報(乖離度情報、プラス情報)を端末装置2に送信する(図2のステップS104)。
すると、端末装置2が、車両状態推定部13が送信した乖離度情報を受信する。続いて、端末装置2が、受信した乖離度情報がプラス情報であると判定する(図11のステップS1001「Yes」)。続いて、端末装置2が、操作者に有利なゲーム状態となるようにゲーム進行用パラメータを変更する(図11のステップS1002)。これにより、端末装置2は、同乗者がプレイしているゲームの実行状態(内容)が変化し、操作者に有利なゲーム状態(例えば、自機の攻撃力アップ、防御力アップ等)となる。
一方、車両Cの最大減速度が1.0G以上であったとする。すると、車両状態推定部13が、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が大きいと判定する(図2のステップS102「Yes」)。続いて、車両状態推定部13が、判定した乖離度を表す情報(乖離度情報、マイナス情報)を端末装置2に送信する(図2のステップS104)。
すると、端末装置2が、車両状態推定部13が送信した乖離度情報を受信する。続いて、端末装置2が、受信した乖離度情報がマイナス情報であると判定する(図11のステップS1001「No」)。続いて、端末装置2が、操作者に不利なゲーム状態となるようにゲーム進行用パラメータを変更する(図11のステップS1002)。これにより、端末装置2は、同乗者がプレイしているゲームの実行状態(内容)が変化し、操作者に不利なゲーム状態(例えば、自機の攻撃力ダウン、防御力ダウン等)となる。
すると、端末装置2が、車両状態推定部13が送信した乖離度情報を受信する。続いて、端末装置2が、受信した乖離度情報がマイナス情報であると判定する(図11のステップS1001「No」)。続いて、端末装置2が、操作者に不利なゲーム状態となるようにゲーム進行用パラメータを変更する(図11のステップS1002)。これにより、端末装置2は、同乗者がプレイしているゲームの実行状態(内容)が変化し、操作者に不利なゲーム状態(例えば、自機の攻撃力ダウン、防御力ダウン等)となる。
このように、本実施形態では、車載装置1が、車両Cの停止時に、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度を判定する(図2のステップS102、S103)。続いて、車載装置1が、判定した乖離度を表す情報(乖離度情報)を端末装置2に送信する(図2のステップS104)。そして、端末装置2が、車載装置1が送信した乖離度情報に基づいて、提示しているコンテンツ(ゲーム)の内容を決定するパラメータ(ゲーム進行用パラメータ)を設定する(図11のステップS1002、S1003)。それゆえ、本実施形態では、車両Cの運転状態に応じて、端末装置2によるゲームの実行状態(内容)が変化する。そのため、ゲームの実行状態(内容)が変化することで、同乗者に車両Cの運転状態に興味を持たせることができる。そして、同乗者は、ゲームの実行状態(内容)が変化した理由(運転状態が乖離した理由)を運転者に尋ねることになる。そのため、本実施形態では、車両Cの運転状態を話題として、運転者と同乗者とのコミュニケーションを活性化することができる。
また、本実施形態では、車載装置1が、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が大きいほど、操作者に不利なゲーム状態となるようにゲーム進行用パラメータを変更する(図11のステップS1002、S1003)。これにより、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が大きくなると、同乗者がプレイしているゲームが操作者に不利なゲーム状態となる。また、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が小さくなると、同乗者がプレイしているゲームが操作者に有利なゲーム状態となる。また、ここで、操作者に有利なゲーム状態(例えば、自機の攻撃力アップ、防御力アップ等)となることで、同乗者がゲームを長く楽しむことができる。そのため、例えば、同乗者がプレイしているゲームが操作者に不利なゲーム状態に変化すると、同乗者は、運転者に運転操作への不満の言葉(例えば、「停止時に自機の攻撃力がダウンしたよ。もっと滑らかに停止をしてよ。」)を発することになる。また、例えば、プレイしているゲームが操作者に有利なゲーム状態に変化すると、同乗者は、運転者に運転操作への賞賛の言葉(例えば、「停止時に自機の攻撃力がアップしたよ。運転操作がうまかった!また、滑らかに停止してね。」)を発することになる。そのため、本実施形態では、車両Cの運転状態を話題として、運転者と同乗者とのコミュニケーションをより活性化することができる。
さらに、本実施形態の方法では、例えば、単に車載装置1等の機械が運転者に車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度の低減、つまり、運転操作の改善を促す方法と比べ、運転者に運転操作の改善をより適切に促すことができる。
なおここでは、車両用コミュニケーションシステムSの動作として、車載装置1が図2の処理を実施した場合の動作を例として示したが、車載装置1が実行する他の処理(図3〜図10の処理)を実行した場合にも、同様の効果を奏することができる。
なおここでは、車両用コミュニケーションシステムSの動作として、車載装置1が図2の処理を実施した場合の動作を例として示したが、車載装置1が実行する他の処理(図3〜図10の処理)を実行した場合にも、同様の効果を奏することができる。
本実施形態では、図1の車載装置1が車載装置を構成する。以下同様に、図1の端末装置2が端末装置を構成する。また、図1のエネルギー消費率検出部7および運転時間計測部8が運転状態検出部を構成する。さらに、図1の車両状態推定部13、図2のステップS102、S103、S202、S203、S302、S303、S401、S402、S501、S502、S602、S603、S702、S703、S802、S803、S902、S903が運転状態検出部および乖離度判定部を構成する。また、図1の車両状態推定部13、図2のステップS104、S204、S304、S403、S503、S604、S704、S804、S904が乖離度情報送信部を構成する。また、図1の演算部16が乖離度情報受信部を構成する。さらに、図1の演算部16、図11のステップS1002、S1003がパラメータ変更部を構成する。また、図1の車両状態推定部13、図2のステップS101が発進停止検出部を構成する。さらに、加速度検出部5が加減速度検出部および減速度検出部を構成する。また、図1の車速検出部4が車速検出部を構成する。また、図1の道路情報検出部9、図7のステップS601、S701が高速道路走行検出部を構成する。さらに、図1の右左折検出部10が右左折検出部を構成する。また、図1の点灯状態検出部12が点灯状態検出部を構成する。さらに、図1の車線変更検出部11が車線変更検出部を構成する。
(本実施形態の効果)
本実施形態は、次のような効果を奏する。
(1)端末装置2が、車内において乗員が操作し且つその操作に応じて乗員にコンテンツ(ゲーム)を提示する。また、車載装置1が、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度を判定する(図2〜図10)。続いて、車載装置1が、判定した乖離度を表す乖離度情報を端末装置2に送信する(図2〜図10)。そして、端末装置2が、車載装置1が送信した乖離度に基づいて、提示しているコンテンツ(ゲーム)の内容を決定するパラメータ(ゲーム進行用パラメータ)を変更する(図11のステップS1002、S1003)。
本実施形態は、次のような効果を奏する。
(1)端末装置2が、車内において乗員が操作し且つその操作に応じて乗員にコンテンツ(ゲーム)を提示する。また、車載装置1が、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度を判定する(図2〜図10)。続いて、車載装置1が、判定した乖離度を表す乖離度情報を端末装置2に送信する(図2〜図10)。そして、端末装置2が、車載装置1が送信した乖離度に基づいて、提示しているコンテンツ(ゲーム)の内容を決定するパラメータ(ゲーム進行用パラメータ)を変更する(図11のステップS1002、S1003)。
このような構成によれば、例えば、同乗者が端末装置2を操作すると、その操作に応じて端末装置2が同乗者にコンテンツ(ゲーム)を提供する。また、車両Cの運転状態に応じて、端末装置2によるコンテンツの内容(ゲームの実行状態)が変化する。それゆえ、コンテンツの内容(ゲームの実行状態)が変化することで、同乗者に車両Cの運転状態に興味を持たせることができる。そのため、車両Cの運転状態を話題として、運転者と同乗者とのコミュニケーションをより適切に活性化することができる。
(2)端末装置2が、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が大きいほど、操作者に不利なゲーム状態となるようにパラメータ(ゲーム進行用パラメータ)を変更する(図11のステップS1002、S1003)。
このような構成によれば、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が大きくなると、同乗者がプレイしているゲームが操作者に不利なゲーム状態となる。また、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が小さくなると、同乗者がプレイしているゲームが操作者に有利なゲーム状態となる。それゆえ、同乗者に車両Cの運転状態に興味をより持たせることができる。
このような構成によれば、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が大きくなると、同乗者がプレイしているゲームが操作者に不利なゲーム状態となる。また、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度が小さくなると、同乗者がプレイしているゲームが操作者に有利なゲーム状態となる。それゆえ、同乗者に車両Cの運転状態に興味をより持たせることができる。
(3)車載装置1が、車両Cの発進または停止を検出した場合に、車両Cの加減速度に基づいて車両Cの発進時の加速状態または停止時の減速状態を運転状態として検出する(図2のステップS101〜S103)。
このような構成によれば、車両Cの発進時の加速状態または停止時の減速状態と目標運動状態との乖離度に応じて、端末装置2によるコンテンツ(ゲーム)の内容が変化する。それゆえ、同乗者に車両Cの発進時の加速状態または停止時の減速状態に興味を持たせることができる。
このような構成によれば、車両Cの発進時の加速状態または停止時の減速状態と目標運動状態との乖離度に応じて、端末装置2によるコンテンツ(ゲーム)の内容が変化する。それゆえ、同乗者に車両Cの発進時の加速状態または停止時の減速状態に興味を持たせることができる。
(4)車載装置1が、車速が設定車速(例えば、30km/h)以上である場合に、車両Cの減速度に基づいて車両Cの減速状態を運転状態として検出する(図3のステップS201〜S203)。
このような構成によれば、車両Cの減速状態と目標運動状態との乖離度に応じて、端末装置2によるコンテンツ(ゲーム)の内容が変化する。それゆえ、同乗者に車両Cの減速状態に興味を持たせることができる。
このような構成によれば、車両Cの減速状態と目標運動状態との乖離度に応じて、端末装置2によるコンテンツ(ゲーム)の内容が変化する。それゆえ、同乗者に車両Cの減速状態に興味を持たせることができる。
(5)車載装置1が、車両Cの操舵角の角加速度に基づいて車両Cの操舵状態を運転状態として検出する(図4のステップS301〜S303)。
このような構成によれば、車両Cの操舵状態と目標運転状態との乖離度に応じて、端末装置2によるコンテンツ(ゲーム)の内容が変化する。それゆえ、同乗者に車両Cの操舵状態に興味を持たせることができる。
このような構成によれば、車両Cの操舵状態と目標運転状態との乖離度に応じて、端末装置2によるコンテンツ(ゲーム)の内容が変化する。それゆえ、同乗者に車両Cの操舵状態に興味を持たせることができる。
(6)車載装置1が、単位エネルギー当たりの車両Cの走行距離であるエネルギー消費率を運転状態として検出する(図5のステップS401、S402)。
このような構成によれば、エネルギー消費率と目標運転状態との乖離度に応じて、端末装置2によるコンテンツ(ゲーム)の内容が変化する。それゆえ、同乗者にエネルギー消費率に興味を持たせることができる。
このような構成によれば、エネルギー消費率と目標運転状態との乖離度に応じて、端末装置2によるコンテンツ(ゲーム)の内容が変化する。それゆえ、同乗者にエネルギー消費率に興味を持たせることができる。
(7)車載装置1が、イグニッションスイッチがオン状態となってからの経過時間である連続運転時間を運転状態として検出する(図6のステップS501、S502)。
このような構成によれば、連続運転時間と目標運転状態との乖離度に応じて、端末装置2によるコンテンツ(ゲーム)の内容が変化する。それゆえ、同乗者に連続運転時間に興味を持たせることができる。
このような構成によれば、連続運転時間と目標運転状態との乖離度に応じて、端末装置2によるコンテンツ(ゲーム)の内容が変化する。それゆえ、同乗者に連続運転時間に興味を持たせることができる。
(8)車載装置1が、車両Cの高速道路走行を検出した場合に、車速に基づいて高速道路走行時の車速状態を運転状態として検出する(図7のステップS601〜S603)。
このような構成によれば、高速道路走行時の車速状態と目標運転状態との乖離度に応じて、端末装置2によるコンテンツ(ゲーム)の内容が変化する。それゆえ、同乗者に高速道路走行時の車速状態に興味を持たせることができる。
このような構成によれば、高速道路走行時の車速状態と目標運転状態との乖離度に応じて、端末装置2によるコンテンツ(ゲーム)の内容が変化する。それゆえ、同乗者に高速道路走行時の車速状態に興味を持たせることができる。
(9)車載装置1が、車両Cの交差点右左折を検出した場合に、ウインカーの点灯状態に基づいて交差点右左折時のウインカーの点灯状態を運転状態として検出する(図9のステップS801〜S803)。
このような構成によれば、交差点右左折時のウインカーの点灯状態と目標運転状態との乖離度に応じて、端末装置2によるコンテンツ(ゲーム)の内容が変化する。それゆえ、同乗者に交差点右左折時のウインカーの点灯状態に興味を持たせることができる。
このような構成によれば、交差点右左折時のウインカーの点灯状態と目標運転状態との乖離度に応じて、端末装置2によるコンテンツ(ゲーム)の内容が変化する。それゆえ、同乗者に交差点右左折時のウインカーの点灯状態に興味を持たせることができる。
(10)車載装置1が、車両Cの車線変更を検出した場合に、ウインカーの点灯状態に基づいて車線変更時のウインカーの点灯状態を運転状態として検出する(図10のステップS901〜S903)。
このような構成によれば、車線変更時のウインカーの点灯状態と目標運転状態との乖離度に応じて、端末装置2によるコンテンツ(ゲーム)の内容が変化する。それゆえ、同乗者に車線変更時のウインカーの点灯状態に興味を持たせることができる。
このような構成によれば、車線変更時のウインカーの点灯状態と目標運転状態との乖離度に応じて、端末装置2によるコンテンツ(ゲーム)の内容が変化する。それゆえ、同乗者に車線変更時のウインカーの点灯状態に興味を持たせることができる。
(11)端末装置2が、スマートフォン、またはゲーム機である。
このような構成によれば、端末装置2を容易に実現することができる。
(12)車載装置1が、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度を判定する(図2〜図10)。続いて、車載装置1が、判定した乖離度を表す乖離度情報を端末装置2に送信する(図2〜図10)。
このような構成によれば、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度を表す乖離度情報を端末装置2に送信できる。
このような構成によれば、端末装置2を容易に実現することができる。
(12)車載装置1が、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度を判定する(図2〜図10)。続いて、車載装置1が、判定した乖離度を表す乖離度情報を端末装置2に送信する(図2〜図10)。
このような構成によれば、車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度を表す乖離度情報を端末装置2に送信できる。
(13)端末装置2が、車載装置1から送信される車両Cの運転状態と目標運転状態との乖離度に基づいて、提示しているコンテンツ(ゲーム)の内容を決定するパラメータ(ゲーム進行用パラメータ)を変更する(図11のステップS1002、S1003)。
このような構成によれば、例えば、同乗者が端末装置2を操作すると、その操作に応じて端末装置2が同乗者にコンテンツ(ゲーム)を提供する。また、車両Cの運転状態に応じて、端末装置2によるコンテンツの内容(ゲームの実行状態)が変化する。それゆえ、コンテンツの内容(ゲームの実行状態)が変化することで、同乗者に車両Cの運転状態に興味を持たせることができる。そのため、車両Cの運転状態を話題として、運転者と同乗者とのコミュニケーションをより適切に活性化することができる。
このような構成によれば、例えば、同乗者が端末装置2を操作すると、その操作に応じて端末装置2が同乗者にコンテンツ(ゲーム)を提供する。また、車両Cの運転状態に応じて、端末装置2によるコンテンツの内容(ゲームの実行状態)が変化する。それゆえ、コンテンツの内容(ゲームの実行状態)が変化することで、同乗者に車両Cの運転状態に興味を持たせることができる。そのため、車両Cの運転状態を話題として、運転者と同乗者とのコミュニケーションをより適切に活性化することができる。
(変形例1)
(1)上記実施形態の構成に加え、端末装置2が、ゲーム進行用パラメータを変更した場合に、ゲーム進行用パラメータの変更理由を報知する構成としてもよい。
具体的には、車載装置1が、マイナス情報(乖離度情報)を送信する際に、そのマイナス情報を送信した処理(車載装置1が実行する各種処理)を特定するための情報(以下、処理特定情報とも呼ぶ)も併せて端末装置2に送信する。続いて、端末装置2が、車載装置1が送信したマイナス情報および処理特定情報を受信する。続いて、端末装置2が、受信した処理特定情報に対する説明文を説明文登録テーブルから読み出す。ここで、説明文登録テーブルとは、車載装置1が実行する処理(例えば、発進停止滑らかさ判定処理)と該処理で乖離度が大きいと判定したことを記載した説明文とを対応付けて登録するテーブルである。そして、端末装置2が、受信したマイナス情報に基づいてゲーム進行用パラメータを変更する際に、またはゲーム進行用パラメータを変更した後図示しない操作ボタンを操作者が操作した際に、読み出した説明文を表示部15の一部に表示する。
なお、本変形例では、ゲーム進行用パラメータの変更理由を表示する例を示したが、他の構成を採用することもできる。例えば、音声で通知する構成としてもよい。
本実施形態では、図1の表示部15が報知部を構成する。
(1)上記実施形態の構成に加え、端末装置2が、ゲーム進行用パラメータを変更した場合に、ゲーム進行用パラメータの変更理由を報知する構成としてもよい。
具体的には、車載装置1が、マイナス情報(乖離度情報)を送信する際に、そのマイナス情報を送信した処理(車載装置1が実行する各種処理)を特定するための情報(以下、処理特定情報とも呼ぶ)も併せて端末装置2に送信する。続いて、端末装置2が、車載装置1が送信したマイナス情報および処理特定情報を受信する。続いて、端末装置2が、受信した処理特定情報に対する説明文を説明文登録テーブルから読み出す。ここで、説明文登録テーブルとは、車載装置1が実行する処理(例えば、発進停止滑らかさ判定処理)と該処理で乖離度が大きいと判定したことを記載した説明文とを対応付けて登録するテーブルである。そして、端末装置2が、受信したマイナス情報に基づいてゲーム進行用パラメータを変更する際に、またはゲーム進行用パラメータを変更した後図示しない操作ボタンを操作者が操作した際に、読み出した説明文を表示部15の一部に表示する。
なお、本変形例では、ゲーム進行用パラメータの変更理由を表示する例を示したが、他の構成を採用することもできる。例えば、音声で通知する構成としてもよい。
本実施形態では、図1の表示部15が報知部を構成する。
(変形例1の効果)
本変形例は、次のような効果を奏する。
(1)端末装置2が、ゲーム進行用パラメータを変更すると、ゲーム進行用パラメータの変更理由を表示部15に表示する。
このような構成によれば、ゲーム進行用パラメータの変更理由を同乗者に報知できる。そのため、同乗者に、該変更理由に興味を持たせることができる。
本変形例は、次のような効果を奏する。
(1)端末装置2が、ゲーム進行用パラメータを変更すると、ゲーム進行用パラメータの変更理由を表示部15に表示する。
このような構成によれば、ゲーム進行用パラメータの変更理由を同乗者に報知できる。そのため、同乗者に、該変更理由に興味を持たせることができる。
(変形例2)
上記実施形態の構成に加え、端末装置2が、ゲームが予め設定した設定段階まで進んだと判定した場合、または車両Cが停止したと判定した場合、パラメータ変更処理によるゲーム進行用パラメータの変更内容を表示部15に表示する構成としてもよい。
(変形例3)
図12、図13は、変形例を表すフローチャートである。
上記実施形態の構成に加え、運転者がイグニッションスイッチをオフ状態とし、エンジンを停止させた場合に、端末装置2が、ゲーム処理を終了する構成を採用してもよい。
上記実施形態の構成に加え、端末装置2が、ゲームが予め設定した設定段階まで進んだと判定した場合、または車両Cが停止したと判定した場合、パラメータ変更処理によるゲーム進行用パラメータの変更内容を表示部15に表示する構成としてもよい。
(変形例3)
図12、図13は、変形例を表すフローチャートである。
上記実施形態の構成に加え、運転者がイグニッションスイッチをオフ状態とし、エンジンを停止させた場合に、端末装置2が、ゲーム処理を終了する構成を採用してもよい。
具体的には、図12に示すように、車載装置1が、イグニッションスイッチのスイッチ状態がオン状態からオフ状態に変化(以下、オンオフ変化とも呼ぶ)したか否かを判定する(ステップS1101)。そして、車載装置1が、オンオフ変化したと判定した場合には(Yes)、ゲーム処理を終了させる指令(以下、終了指令とも呼ぶ)を端末装置2に送信する(ステップS1102)。一方、車載装置1が、オンオフ変化していないと判定した場合には(ステップS1101「No」)、この判定を再度実行する。
また、図13に示すように、端末装置2が、車載装置1が送信した終了指令を受信したか否かを判定する(ステップS1201)。そして、端末装置2が、終了指令を受信したと判定した場合には(Yes)、端末装置2が実行しているゲーム処理(ゲーム)を終了する(ステップS1202)。一方、端末装置2が、終了指令を受信していないと判定した場合には(ステップS1201「No」)、この判定を再度実行する。
1 車載装置(車載装置)
2 端末装置(端末装置)
3 通信路
4 車速検出部(車速検出部)
5 加速度検出部(加減速度検出部、減速度検出部)
6 角加速度検出部
7 消費率検出部(運転状態検出部)
8 運転時間計測部(運転状態検出部)
9 道路情報検出部(高速道路走行検出部)
10 右左折検出部(右左折検出部)
11 車線変更検出部(車線変更検出部)
12 点灯状態検出部(点灯状態検出部)
13 車両状態推定部(乖離度情報送信部、発進停止検出部)
14 入力受付部
15 表示部
16 演算部(乖離度情報受信部、パラメータ変更部)
16a パラメータ変更部
16b コンテンツ生成部
ステップS101(発進停止検出部)
ステップS104、S204、S304、S403、S503、S604、S704、S804、S904(乖離度情報送信部)
ステップS102、S103、S202、S203、S302、S303、S401、S402、S501、S502、S602、S603、S702、S703、S802、S803、S902、S903(運転状態検出部、乖離度判定部)
ステップS601、S701(高速道路走行検出部)
ステップS1002、S1003(パラメータ変更部)
2 端末装置(端末装置)
3 通信路
4 車速検出部(車速検出部)
5 加速度検出部(加減速度検出部、減速度検出部)
6 角加速度検出部
7 消費率検出部(運転状態検出部)
8 運転時間計測部(運転状態検出部)
9 道路情報検出部(高速道路走行検出部)
10 右左折検出部(右左折検出部)
11 車線変更検出部(車線変更検出部)
12 点灯状態検出部(点灯状態検出部)
13 車両状態推定部(乖離度情報送信部、発進停止検出部)
14 入力受付部
15 表示部
16 演算部(乖離度情報受信部、パラメータ変更部)
16a パラメータ変更部
16b コンテンツ生成部
ステップS101(発進停止検出部)
ステップS104、S204、S304、S403、S503、S604、S704、S804、S904(乖離度情報送信部)
ステップS102、S103、S202、S203、S302、S303、S401、S402、S501、S502、S602、S603、S702、S703、S802、S803、S902、S903(運転状態検出部、乖離度判定部)
ステップS601、S701(高速道路走行検出部)
ステップS1002、S1003(パラメータ変更部)
Claims (14)
- 車両に搭載された車載装置と、車内において乗員が操作し且つその操作に応じてコンテンツを提示する端末装置と、を備え、
前記車載装置は、
車両の運転状態を検出する運転状態検出部と、
前記運転状態検出部が検出した前記運転状態と予め設定した目標運転状態との乖離度を判定する乖離度判定部と、
前記乖離度判定部が判定した乖離度を表す乖離度情報を端末装置に送信する乖離度情報送信部と、を備え、
前記端末装置は、
前記車載装置が送信した乖離度情報を受信する乖離度情報受信部と、
前記乖離度情報受信部が受信した乖離度情報に基づいて、コンテンツの内容を決定するパラメータを変更するパラメータ変更部と、を備えたことを特徴とする車両用コミュニケーションシステム。 - 前記コンテンツは、前記端末装置で実行可能なゲームであり、
前記パラメータ変更部は、前記乖離度情報受信部が受信した乖離度情報に基づいて、前記乖離度が大きいほど、操作者に不利なゲーム状態となるように前記パラメータを変更することを特徴とする請求項1に記載の車両用コミュニケーションシステム。 - 前記車載装置は、
車両の発進または停止を検出する発進停止検出部と、
車両の加減速度を検出する加減速度検出部と、を備え、
前記運転状態検出部は、前記発進停止検出部が車両の発進または停止を検出した場合に、前記加減速度検出部が検出した前記加減速度に基づいて車両の発進時の加速状態または停止時の減速状態を前記運転状態として検出することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用コミュニケーションシステム。 - 前記車載装置は、
車速を検出する車速検出部と、
車両の減速度を検出する減速度検出部と、を備え、
前記運転状態検出部は、前記車速検出部が検出した車速が設定車速以上である場合に、前記減速度検出部が検出した前記減速度に基づいて車両の減速状態を前記運転状態として検出することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用コミュニケーションシステム。 - 前記車載装置は、車両の操舵角の角加速度を検出する角加速度検出部を備え、
前記運転状態検出部は、前記角加速度検出部が検出した前記角加速度に基づいて車両の操舵状態を前記運転状態として検出することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の車両用コミュニケーションシステム。 - 前記運転状態検出部は、単位エネルギー当たりの車両の走行距離であるエネルギー消費率を前記運転状態として検出することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の車両用コミュニケーションシステム。
- 前記運転状態検出部は、イグニッションスイッチがオン状態となってからの経過時間である連続運転時間を前記運転状態として検出することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の車両用コミュニケーションシステム。
- 前記車載装置は、
車両の高速道路走行を検出する高速道路走行検出部と、
車速を検出する車速検出部と、を備え、
前記運転状態検出部は、前記高速道路走行検出部が車両の高速道路走行を検出した場合に、前記車速検出部が検出した前記車速に基づいて高速道路走行時の車速状態を前記運転状態として検出することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の車両用コミュニケーションシステム。 - 前記車載装置は、
車両の交差点右左折を検出する右左折検出部と、
ウインカーの点灯状態を検出する点灯状態検出部と、を備え、
前記運転状態検出部は、前記右左折検出部が車両の交差点右左折を検出した場合に、前記点灯状態検出部が検出した前記点灯状態に基づいて交差点右左折時のウインカーの点灯状態を前記運転状態として検出することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の車両用コミュニケーションシステム。 - 前記車載装置は、
車両の車線変更を検出する車線変更検出部と、
ウインカーの点灯状態を検出する点灯状態検出部と、を備え、
前記乖離度判定部は、前記車線変更検出部が車両の車線変更を検出した場合に、前記点灯状態検出部が検出した前記点灯状態に基づいて車線変更時のウインカーの点灯状態を前記運転状態として検出することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の車両用コミュニケーションシステム。 - 前記端末装置は、前記パラメータ変更部が前記パラメータを変更すると、前記パラメータの変更理由を操作者に報知する報知部を備えたことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の車両用コミュニケーションシステム。
- 前記端末装置は、スマートフォン、またはゲーム機であることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の車両用コミュニケーションシステム。
- 車両に搭載され、車内において乗員が操作し且つその操作に応じてコンテンツを提示する端末装置と通信可能な車載装置であって、
車両の運転状態を検出する運転状態検出部と、
前記運転状態検出部が検出した運転状態と予め設定した目標運転状態との乖離度を判定する乖離度判定部と、
前記乖離度判定部が判定した乖離度を表す乖離度情報を端末装置に送信する乖離度情報送信部と、を備えたことを特徴とする車載装置。 - 車両に搭載された車載装置と通信可能であり、車内において乗員が操作し且つその操作に応じてコンテンツを提示する端末装置であって、
前記車載装置から送信されてくる車両の運転状態と予め設定した目標運転状態との乖離度を表す乖離度情報を受信する乖離度情報受信部と、
前記乖離度情報受信部が受信した乖離度情報に基づいて、コンテンツの内容を決定するパラメータを変更するパラメータ変更部と、を備えたことを特徴とする端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012159894A JP2014022950A (ja) | 2012-07-18 | 2012-07-18 | 車両用コミュニケーションシステム、車載装置、および端末装置 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=50197388
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012159894A Pending JP2014022950A (ja) | 2012-07-18 | 2012-07-18 | 車両用コミュニケーションシステム、車載装置、および端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014022950A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105654557A (zh) * | 2014-09-05 | 2016-06-08 | 张志强 | 一种计算乘车费用的方法及装置 |
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-
2012
- 2012-07-18 JP JP2012159894A patent/JP2014022950A/ja active Pending
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