JP2014022213A - 操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 落下させてしまった場合等の衝撃で意図せず分解してしまう恐れのないボタンを有した操作装置を提供する。
【解決手段】 プッシュボタン10を有した操作装置1において、第一のボタン組み付け操作により、プッシュボタン10が上ケース部20に嵌め込まれて係合してその嵌め込み方向への抜け防止状態となり、続く第二のボタン組み付け操作により、抜け防止状態のプッシュボタン10が上ケース部20に対し上記嵌め込み方向とは異なる方向へと相対移動して互いに係合し、その相対移動方向への戻り防止状態かつ上記嵌め込み方向への完全抜け防止状態となるとともに、その状態でプッシュボタン10のプッシュストロークPSが所定長さ確保される。
【選択図】図3

Description

本発明は、プッシュボタンを有した操作装置に関する。
プッシュボタンを有した電子機器としては、例えば特許文献1に示すようなスマートエントリーやキーレスエントリーといった車両用携帯キーのような携帯型の電子機器等がある。
こうした電子機器では、プッシュボタンがケース(筐体)に組み付けられている。ボタンの裏側にはケースに引っかかる嵌合組み付け用の爪が設けられており、ボタンをケースの開口部に嵌合組み付けする際には、ボタンはその爪部分をたわませながら開口部内へと押し込まれる。押し込まれたボタンは、その爪がケースに対し引っかかった状態となり、ケースから脱落しない状態となる。逆に言えば、この引っかかり状態が解除されてしまったとき、プッシュボタンはケースから脱落してしまう。
特許第4110167号公報
しかしながら、こうした携帯型の電子機器の場合、想定される状況として、ユーザーがその電子機器を落下させてしまうことが考えられる。この場合、落下した電子機器には大きな衝撃が加わり、瞬間的にボタンの爪がたわんでケースに対する引っかかりが解除され、ボタンが分解・脱落してしまう可能性もある。
本発明の課題は、落下させてしまった場合等の衝撃で意図せず分解してしまう恐れのないボタンを有した操作装置を提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記課題を解決するために本発明の操作装置は、プッシュボタンと、該プッシュボタンが組み付けられるケースと有した操作装置であって、
第一のボタン組み付け操作によって、プッシュボタンがケースに嵌め込まれ、それらプッシュボタンとケースとが互いの係合によってその嵌め込み方向への抜け防止状態となり、
続く第二のボタン組み付け操作によって、抜け防止状態のプッシュボタンがケースに対し嵌め込み方向とは異なる方向へと相対移動され、それらプッシュボタンとケースとが互いに係合して、その相対移動方向への戻り防止状態となり、かつ嵌め込み方向への完全抜け防止状態となるとともに、それら戻り防止状態かつ完全抜け防止状態においてプッシュボタンのプッシュストロークが所定長さ確保されたプッシュ操作可能状態となっていることを特徴とする。
上記本発明の構成によれば、プッシュボタンとしての機能を確保しつつも、第二のボタン組み付け操作によって、ボタンとケースを完全抜け防止状態とすることが可能となる。つまり、従来のような嵌合組み付け用の爪を有するものの、その嵌合爪のケースへの引っ掛かりが、衝撃等があっても物理的に外れてしまうことのないように構成されるから、落下などで分解するようなことが無い。また、第二のボタン組み付け操作完了後、第一のボタン組み付け操作の操作方向(プッシュボタン10の挿入方向)の運動に自由度を持たせており、これによりプッシュ操作のストロークも確保されている。
本発明の一実施形態である操作装置の外観図。 図1の操作装置の分解斜視図。 プッシュボタンの裏面図と、上ケース部の裏面図と、第一のボタン組み付け操作完了状態のプッシュボタン及び上ケース部の裏面図と、第二のボタン組み付け操作完了状態のプッシュボタン及び上ケース部の裏面図。 図3のA−A断面図の一部。 図3のB−B断面図。 図3のC−C断面図。 図5と同じ切断面を用いて第一のボタン組み付け操作を説明する図。 図3のD視図であり、第二のボタン組み付け操作による変化を説明するために、プッシュボタンの移動方向を直線方向とした簡略図。 図3のE視図であり、第二のボタン組み付け操作による変化を説明するために、プッシュボタンの移動方向を直線方向とした簡略図。 図1の実施形態の第一変形例であり、第二のボタン組み付け操作の前後のプッシュボタン及び上ケース部の裏面図。 図1の実施形態の第二変形例であり、第二のボタン組み付け操作の前後のプッシュボタン及び上ケース部の表面図。 図11Aの第二変形例を示す図であり、第二のボタン組み付け操作によってプッシュボタンが組み付けられたケースの斜視図。 図1の実施形態の第二変形例である操作装置の分解斜視図。 図12の操作装置におけるプッシュボタンの裏面図と、上ケース部の裏面図と、第一のボタン組み付け操作完了状態のプッシュボタン及び上ケース部の裏面図と、第二のボタン組み付け操作完了状態のプッシュボタン及び上ケース部の裏面図。 図12の実施形態の変形例であり、第二のボタン組み付け操作の前後のプッシュボタン及び上ケース部の表面図。 図6と同じ切断面を用いて本発明の実施形態におけるプッシュ操作検出を説明する図。 図1及び図12の実施形態とは異なる実施形態の操作装置の断面を示す図。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態をなす操作装置1について説明する。
図1に示すように、操作装置1は、プッシュボタン10と、プッシュボタン10が組み付けられたケース(筐体)100とを有しており、本実施形態では携帯型操作装置であり、ここでは特に、スマートエントリーやキーレスエントリー等の無線送信機をなす車両用携帯キーとして構成されている。
ケース100は、上下のケース部20,70が組み付けられて構成され、内部に空間を形成する。上下のケース部20,70は、ここでは樹脂射出成形体からなる樹脂製部材であり、両者はネジ等の締結部材で固定されてもよいが、ここではスナップフィット等による係合固定とされている。
図2に示すように、ケース100内には、各種素子が実装される回路基板60と、防水性や気密性を保つゴム製の内部カバー30と、電池40,40と、電池40,40を収容する電池ホルダ50とを有する。内部カバー30は、電池40,40と電池ホルダ50と回路基板60とを上方から覆う形で配置される。回路基板60は、その上に配置される電池ホルダ50の電池収容部54,54に収容された電池40,40と接続する接続部64,64と、プッシュボタン10へのプッシュ操作を検出するタクトスイッチ等のプッシュ操作検出部61が実装されている。電池ホルダ50は、プッシュ操作検出部61の操作検出面(上面)を、プッシュボタン10側(上方)に露出させる開口51を有する。
図15に示すように、プッシュボタン10は、上ケース部20の表面側に組み付けられるものであり、プッシュストロークが少なくとも所定長さPS確保されており、このストロークPS分のプッシュ操作が可能となっている(プッシュ操作可能状態)。なお、このプッシュストロークPSは、第一のボタン組み付け操作によるプッシュボタン10の嵌め込み方向と一致した方向に所定長さ確保されている。上ケース部20は、プッシュボタン10を配置するための凹部としてスイッチ配置部24を有するとともに、そのスイッチ配置部24の中央には、プッシュボタン10において下方に突出する押圧力伝達部13を貫通配置させる開口23を有する。プッシュボタン10は、下方にプッシュされると、その押圧力伝達部13が、その直下に位置するゴム製の内部カバー30のボタン対向部31を介して、開口51から露出するプッシュ操作検出部61の操作検出面(上面)を押圧し、これによりプッシュ操作検出部61がプッシュ操作を検出する。
ここで、上ケース部20へのプッシュボタン10の組み付けについて説明する。
図3に示すように、まずは第一のボタン組み付け操作として、プッシュボタン10が上ケース部20(ケース100)に嵌め込まれ、それらプッシュボタン10と上ケース部20とが互いの係合によってその嵌め込み方向T1への抜け防止状態となる(図5及び図7参照)。次に第二のボタン組み付け操作として、その抜け防止状態のプッシュボタン10が上ケース部20に対しその嵌め込み方向T1とは異なる方向T2へと相対移動され、それらプッシュボタン10と上ケース部20とが互いの係合によって、その相対移動方向T2への戻り防止状態と嵌め込み方向T1への完全抜け防止状態となる(図6及び図8参照)。また、このとき(第二のボタン組み付け操作後)、プッシュボタン10は、プッシュストロークPSが所定長さ確保されたプッシュ操作可能状態となる。
本実施形態のプッシュボタン10は、裏面10b側から突出する第一の裏側突出部11を複数有する。それら第一の裏側突出部11(ここでは第一の裏側突出部11の先端11a)には第一のボタン組み付け操作による嵌め込み方向T1に対し垂直な方向側(ここでは外向き)に突出する第一爪部11aが設けられる。他方、上ケース部20(ケース100)は、プッシュボタン10の第一のボタン組み付け操作によって第一の裏側突出部11を第一爪部11a側から迎え入れる第一のケース開口21Hを有する。その第一のケース開口21Hには、第一のボタン組み付け操作による嵌め込み方向T1の逆向きへの抜けを阻止する形で第一爪部11aと係合する第一係合受け部20lが設けられる。
上記第一のケース開口21Hは、プッシュボタン10の第二のボタン組み付け操作による移動方向T2の手前側に設けられ、第一のボタン組み付け操作に際して第一の裏側突出部11を第一爪部11a側から迎え入れる第一側開口21xと、その移動方向T2の奥側に設けられ、迎え入れた第一爪部11aに対しその爪突出方向側で第一のボタン組み付け操作による嵌め込み方向T1とは逆向きに当接する係合受け面(爪係合面)21l1を有する内壁部21lを第一係合受け部として有するとともにその第一爪部11aの当接状態によって嵌め込み方向T1とは逆向きの抜けが阻止される隙間kyを有した第二側開口21yと、を有する。
上記第一のケース開口21Hにおける第一側開口21xは、第一爪部11aの爪突出方向側に第一側内壁部21lに隣接する。この第一側内壁部21lは、第一のボタン組み付け操作によってプッシュボタン10を上ケース部20(ケース100)に嵌め込む際に、第一爪部11aをその爪突出方向逆向きに押し込んで第一の裏側突出部(弾性変形片)11を弾性変形させるとともに、第一爪部11aが嵌め込み方向T1の所定位置まで進入した際には第一爪部11aをその弾性変形から復帰させて爪突出方向に迎え入れるよう途切れる内壁面21l2と、その途切れた位置において、迎え入れられた該第一爪部11aに対し第一のボタン組み付け操作による嵌め込み方向T1とは逆向きに当接する係合受け面21l1と、を有する。他方、第一爪部11aの爪突出方向逆側には、第一のボタン組み付け操作によってプッシュボタン10を上ケース部20(ケース100)に嵌め込む際に裏側突出部11に生じる弾性変形が許容される弾性変形許容隙間kxを有する。
上記第一のケース開口21Hにおける第二側開口21yは、プッシュボタン10の第二のボタン組み付け操作によって第一側開口21xから移動してくる第一爪部11aを、妨げることなく迎え入れる。さらに、第二側開口21yは、第一爪部11aが移動してきてこれを迎え入れたときに、第一側開口21xでの第一爪部11aの上記当接状態を継続するように該第一爪部11aの爪突出方向側に設けられた第二側内壁部21lに隣接する。他方、第一爪部11aの爪突出方向逆側には、第一のボタン組み付け操作において第一爪部11a第一のボタン組み付け操作によってプッシュボタン10を上ケース部20(ケース100)に嵌め込む際に裏側突出部11に生じる弾性変形が許容されない、即ち当該弾性変形を不可とする弾性変形不可隙間kyを有する。
また、本実施形態のプッシュボタン10は、裏面10b側から突出する第二の裏側突出部12を複数有する。他方、ケース20は、第一のボタン組み付け操作においてその第二の裏側突出部12を迎え入れる第二のケース開口22Hを、それら第二の裏側突出部12に対応して複数有する。その第二のケース開口22Hの開口内には、プッシュボタン10の第二のボタン組み付け操作による移動方向T2側からその逆向きに突出する移動方向突出部22が設けられている。
上記移動方向突出部22には、第二のボタン組み付け操作によるプッシュボタン10の移動方向T2に対し垂直な方向側(ここでは外向き)に突出する第二爪部22aが設けられる。ここでの第二爪部22aは第二の裏側突出部22の先端に設けられている。他方、第二の裏側突出部12には、プッシュボタン10の第二のボタン組み付け操作による移動方向T2の逆向きへの抜けを阻止する形で第二爪部22aと係合する第二係合受け部12が設けられる。
上記第二係合受け部12は第二の裏側突出部12であり、第二の裏側突出部12における移動方向T2の後端面12cを、第二爪部22aと係合する係合受け面(爪係合面)12cとして有する。その係合受け面12cは、第二爪部22aに対し、その爪突出方向側で第二のボタン組み付け操作によるプッシュボタンの移動方向T2とは逆向きに当接する。
上記第二のケース開口22Hは、第一のボタン組み付け操作においてプッシュボタン10の第二の裏側突出部12を、妨げることなく迎え入れるよう、プッシュボタン10の第二のボタン組み付け操作による移動方向T2の手前側に設けられる第一側開口22xと、開口内に移動方向突出部22を有する形でプッシュボタン10の第二のボタン組み付け操作による移動方向T2の奥側に設けられ、第二のボタン組み付け操作によってプッシュボタン10を移動方向T2に移動させる際に、第二爪部22aをその爪突出方向逆向きに押し込んで移動方向突出部22を弾性変形させるとともに、第二の裏側突出部12が移動方向T2の所定位置まで進入した際には第二爪部22aをその弾性変形から復帰させて、第二の裏側突出部12の後方に迎え入れ、迎え入れられた該第二爪部22aに対し第二の裏側突出部12の後端面12cを第二のボタン組み付け操作による移動方向T2とは逆向きに当接させる第二側開口22yと、を有する。ここでの第二側開口22yは、第二のボタン組み付け操作において、第一側開口22x内に位置する第二の裏側突出部12を第二爪部22a側から迎え入れるよう、該第二爪部の爪突出方向側に位置する収容隙間hy1と、第二の裏側突出部12を迎え入れるに際して該第二爪部22aをその爪突出方向逆向きに押し込むために生じる、移動方向突出部(弾性変形片)22の弾性変形を許容する、該第二爪部の爪突出方向逆側に位置する弾性変形許容隙間hy2と、を有する。
以下、本実施形態における上ケース部20へのプッシュボタン10の組み付けを、さらに詳細に説明する。
本実施形態においては、プッシュボタン10と上ケース部20(ケース100)のいずれか一方に、上記抜け防止状態をなす係合状態を形成するための第一爪部11aが設けられ、他方に、その爪部11aと係合する第一爪受け部21lが設けられる。ここでは、図3に示すように、プッシュボタン10に第一爪部11aが設けられ、上ケース部20(ケース100)に第一爪受け部21lが設けられる。他方、プッシュボタン10と上ケース部20(ケース100)のいずれか一方には、上記戻り防止状態をなす係合状態を形成するための第二爪部22aが設けられ、他方に、その爪部22aと係合する第二爪受け部12が設けられる。ここでは、上ケース部20(ケース100)に第二爪部22aが設けられ、プッシュボタン10に第二爪受け部12が設けられる。それら爪部11a,22a及び爪受け部21l、12は、それぞれが異なる部位として別々に設けられている。
プッシュボタン10には、図3及び図4に示すように、円形状のボタン本体14の外周側に裏面10b側へと突出する裏側突出部11,12が所定間隔おき(ここでは等間隔)に交互に複数(ここでは3個ずつ)設けられる。上ケース部20(ケース100)には、それら各裏側突出部11,12が挿通される開口21H,22Hが設けられている。
裏側突出部(図中の上下方向嵌合爪)11は、ボタン本体14からボタン裏面10b側に延出する延出部11bと、その先端で延出方向に対し垂直方向側に突出してその延出方向とは逆向きに臨む係合面11a2を形成する第一爪部11aとを有する爪係合用突出部11である。
本実施形態における第一のボタン組み付け操作は、上ケース部20(ケース100)の各開口21x,22xに対しプッシュボタン10の裏側突出部11,12が挿入されるよう位置を合わせて、プッシュボタン10を上ケース部20の上面凹部24に対し嵌め込んでいく嵌合操作である。
この第一のボタン組み付け操作において、第一爪部11aは、図7に示すように、上ケース部20に設けられた開口21Hのうちの第一側開口21xに挿入され、裏側突出部11を第一爪部11aの爪突出方向(上記垂直方向)とは逆向きに弾性変形させつつ奥へと押し込まれていく。ここでは、開口全体21Hを取り囲む一方の側(ここでは外側)の壁部21lの壁面21l2と、その壁部21lの上面とにより形成されるケース側の角部に、第一爪部11aにおいて爪突出方向側で下方を臨む傾斜面(ここでは下方外向きに臨む傾斜面)11a1を押し当てて滑らせる形で延出部11bを、爪突出方向とは逆側(ここではボタン中心側)に弾性変形させていきながら、開口21x内に第一爪部11aを滑り込ませていく。
その後、第一爪部11aは、爪突出方向側の面(ここでは外周側の面)を壁面21l2上で滑らせる形で下方へと押し込まれていき、その押し込み方向において壁面21l2が途切れる位置に達したときに、上記弾性変形から復帰して、第一爪部11aが第一爪受け部をなす壁部21lの下方へと滑り込む。これにより、第一爪部11aの係合面11a2と、壁部21lの下端面をなす係合受け面21l1とが組み付け方向(押し込み方向:ここでは上下方向)に面接触する形で係合状態、つまりは上記抜け防止状態となる。
図8に示すように、開口21Hは、第一のボタン組み付け操作において、幅k(図4のa+b)を有する第一爪部11aの挿入が裏側突出部11の弾性変形を伴う形で可能となる開口幅kxを有する第一側開口21xと、その開口幅kxよりも小幅の開口幅kyを有する第二側開口21yと、を有する。第一側開口21xに挿入されて上記係合状態となった第一爪部11aは、第二のボタン組み付け操作によってプッシュボタン10と上ケース部20との間で相対移動が生じるに伴い、その係合状態を保持したまま、第二側開口21yへと移動する。ここでは、開口21Hにおいて、一方の側の内壁面21l2を形成する壁部21lは、その内壁面21l2が第一側開口21x側から第二側開口21yへと連続的に続く形で形成されており、その下端面をなす係合受け面21l1も第一側開口21x側から第二側開口21yへと連続的に続く形で形成されている。これにより、第一爪部11aの係合面11a2は、壁部21lの下端面をなす係合受け面21l1との面接触による係合状態を保持したまま、第一側開口21x側から第二側開口21yへと移動することができる。
なお、本実施形態における第二のボタン組み付け操作は、第一のボタン組み付け操作の操作方向(嵌め込み方向)T1に対し直交する平面内で、プッシュボタン10を所定方向に移動させる操作である。ここでは、上ケース部20(ケース100)に対し、プッシュボタン10をその中心軸線2の周りに回転させる回転操作である。
一方、開口21Hの第一側開口21xは、係合受け面21l1を形成する壁部21lとは逆側において、裏側突出部11の弾性変形に伴う変位を許容する変位許容幅の隙間が確保される位置に、対向する壁部21mを有する。ところが、この壁部21mは第一側開口21xにおいてのみ形成されており、第二側開口21yにおいては、壁部21lとは逆側の、上記変位許容幅よりも小幅の隙間が確保される位置に、壁部21nを有する。つまり、係合受け面21l1を形成する壁部21lと対向する壁部は、段差を介して互いが連続する壁部21m、21nとして形成されている。このため、第二のボタン組み付け操作によって、第一爪部11aが、第一側開口21x側から第二側開口21yに移動すると、上記変位許容幅が確保されなくなるため、プッシュボタン10は、第一のボタン組み付け操作のときの押し込み方向とは逆向きに抜ける可能性が完全に無くなった上記完全抜け防止状態となる。
つまり、図5及び図6に示すように、開口21Hの第一側開口21xは、第一のボタン組み付け操作におけるプッシュボタン10側の第一爪部11aの組み付け経路となる隙間をなすために、少なくとも第一爪部11aの爪突出高さ(厚み)aと、延出部11bの幅(厚み)bの和よりも広い開口幅xを有する。
(開口幅x)>(爪突出高さa)+(延出部厚みb)
一方で、第二側開口21yは、第一のボタン組み付け操作におけるプッシュボタン10側の第一爪部11aの組み付け方向への逆戻りを阻止する隙間をなすために、最大でも第一爪部11aの爪突出高さ(厚み)aと延出部11bの幅(厚み)bの和よりも狭い開口幅yを有する。
(開口幅y)<(爪突出高さa)+(延出部厚みb)
また、図8に示すように、第一爪部11a(裏側突出部11)は開口21H内を一定範囲の移動量だけ変位する。開口21Hの第一側開口21xの開口長さlxは、第一爪部11a(裏側突出部11)の爪部長さlよりも長く、実際の開口長さlxには、長さi+jの余裕を持たせてある。第二側開口21yの開口長さlyも同様、第一爪部11a(裏側突出部11)の爪部長さlよりも長く、実際の開口長さlyには、長さn+mの余裕を持たせてある。
(開口長さlx) =(爪部長さl)+i+j>(爪部長さl)
(開口長さly) =(爪部長さl)+n+m>(爪部長さl)
上記移動量の範囲は、その移動量をsとすると以下のようになる。
(爪部長さl)<(移動量s)<(開口長さlx+ly)−(爪部長さl)
他方、裏側突出部12は、ボタン本体14からボタン裏面10b側に延出する延出部として形成され、図9に示すように、第一のボタン組み付け操作の際、上ケース部20に設けられた開口22Hのうちの第一側開口22xに挿入される。そして、第二のボタン組み付け操作がなされる際、裏側突出部12は、上ケース部20に設けられた開口22H内において、第一側開口22x側)から第二側開口22y側へと移動する。
ただし、上ケース部20には、裏側突出部12の第一側開口22x側から第二側開口22y側への裏側突出部12への移動を妨げるよう、先端に第二爪部22aが設けられた爪係合用突出部(図中の回転方向嵌合爪)22を有する。第二のボタン組み付け操作がなされる際、裏側突出部12は、この爪係合用突出部22を弾性変形させて押し退けつつ第二側開口22y側へと押し込まれていきれ、所定位置まで押し込まれて第二側開口22y内に達すると、爪係合用突出部22が弾性復帰し、その先端の第二爪部22aが、裏側突出部12の第二側開口22y側から第一側開口22x側への逆戻り・逆移動を阻止する形となり、上記戻り防止状態となる。
本実施形態においては、上ケース部20に、開口22Hの第二側(第二側開口22y側)の内壁部22zから第一側(第一側開口22x側)へと延出する延出部22bと、その先端に設けられ、第一側開口22xから第二側開口22yへ進入する裏側突出部12の進入口を狭めるよう突出(ここでは外側に突出)してその進入を阻止するように位置する第二爪部22aと、を有した爪係合用突出部22が設けられている。具体的に言えば、開口22Hは、対向する壁部22l、22m(ここでは外側の壁部22lと内側の壁部22m)に挟まれ、第一のボタン組み付け操作において裏側突出部12の挿入が余裕をもって可能となる開口幅hxを有する第一側開口22xと、その第一側開口22x側から連続的に続く壁部22lと、壁部22mから段差を介して連続する壁部(ここでは内側の壁部)21nとに挟まれて開口幅hxよりも大きい幅の開口幅hyを有する第二側開口21yと、を有する。ただし、第二側開口21yは、その幅方向中間位置に爪係合用突出部22が設けられて分断されており、第二のボタン組み付け操作によって裏側突出部12が進入可能となる実質の幅は開口幅hx以下(ここでは開口幅hx未満)とされている。このとき裏側突出部12が進入不可となる逆側の隙間(ここでは内側の隙間:図9では下側の開口22y)は、裏側突出部12が第二側開口21y側に進入する際に弾性変形する爪係合用突出部22を迎え入れるために設けられている。
裏側突出部12は、第二のボタン組み付け操作の際の移動方向前端面12aに、爪係合用突出部22側が切り欠かれた形で移動方向後方に傾斜した傾斜面12bを有する。この傾斜面12bは、第二のボタン組み付け操作の際に、爪係合用突出部22の第二爪部22aに当接し、第二爪部22aの爪突出方向とは逆向きへの弾性変形を促すよう機能する。また、第二爪部22aも第一側開口22x側の面が、第一側開口22x側とは逆側ほど爪突出方向に突出するような傾斜面22a1をなす。この傾斜面22a1も、第二のボタン組み付け操作の際に、移動してくる裏側突出部12に当接し、第二爪部22aの爪突出方向とは逆向きへの弾性変形を促すよう機能する。なお、これら傾斜面12b,22a1はいずれかであってもよいが、双方に設けることで上記機能の効果が増し、第二のボタン組み付け操作がより容易に可能となる。
裏側突出部12は、第二のボタン組み付け操作がなされると、第二爪部22aを爪突出方向逆側に押し込む形で爪係合用突出部22が爪突出方向逆側へと弾性変形させつつ第二側開口22y側へと移動し、第二爪部22aを乗り越えきったところで、上記弾性変形が解除されて、第二爪部22aが、第二爪受け部をなす裏側突出部12の移動方向後方へと入り込む。これにより、裏側突出部12の移動方向において、第二爪部22aの該移動方向側(第一側開口22xとは逆側)を臨む面22a2が係合面、裏側突出部12の移動方向後端面12cが係合受け面となる形で、それら双方の面22a2,12cが組み付け方向(ここでは回転方向:図中では左右方向)に面接触する形で係合する係合状態、つまりは上記戻り防止状態となる。
図9に示すように、裏側突出部12は開口22H内を一定範囲の移動量だけ変位する。開口22Hの第一側開口22xの開口長さl1は、裏側突出部12の突出部長さpよりも長く、実際の開口長さl1には、長さo+uの余裕を持たせてある。第二側開口22yの開口長さl2も同様、裏側突出部12の突出部長さpよりも長く、実際の開口長さlyには、長さw+vの余裕を持たせてある。
(開口長さl1) =(突出部長さp)+o+u>(突出部長さp)
(開口長さl2) =(突出部長さp)+w+v>(突出部長さp)
上記移動量の範囲は、その移動量をtとすると以下のようになる。
(突出部長さp)<(移動量t)<(開口長さl1+l2)−(突出部長さp)
なお、本実施形態においては、上記抜け防止状態と上記戻り防止状態(上記完全抜け防止状態)との双方において、プッシュボタン10の下端側には、上ケース部20との間に予め定められた幅のプッシュストロークPSが確保され、プッシュストロークPS分のプッシュ操作(押し込み操作)が可能となっている。ここでは、プッシュボタン10の裏側突出部11,12の下方(ケース内)側は、ケース100の内部空間となっているため、下方への変位がプッシュストロークPS以上の長さ確保される一方、プッシュボタン10のボタン本体14の下方側には、上ケース部20のボタン配置部24が位置しており、ボタン配置部24の上面までの長さがプッシュストロークPSとなっており、長さPS分のプッシュ操作を確実に可能にしている。
また、図15に示すように、プッシュボタン10は、ボタン本体14の中央部において下方に延出する押圧力伝達部13が、ゴム製の内部カバー30のボタン対向部31の上面に当接する形で下方から支持されており、上記プッシュ操作によって、そのボタン対向部31ごと所定のプッシュストロークPSだけ押圧変位し、プッシュ操作検出部61の操作検出面(上面)がプッシュされて、そのプッシュ操作が検出される。
このように、本実施形態の操作装置(電子機器)1の構成をなすことで、落下等で衝撃を受けた際に外側のプッシュボタン10が分解してケース100から脱落することを防ぐことができる。つまり、第二のボタン組み付け操作完了後、第一爪部11aは周囲の隙間が狭められて、プッシュボタン10の嵌合方向への抜けが完全に不可の状態となるから、落下などで操作装置1が外部から衝撃を受けて、プッシュボタン10に嵌合方向の衝撃力が作用したとしても、第一爪部11aの爪係合が解除されてしまうことはない。一方で、その衝撃力は回転方向には作用し難いため、第二爪部22aの爪係合が解除されて、プッシュボタン10が回転してしまうことも生じ難い。つまり、プッシュボタン10は、第二のボタン組み付け操作がなされると、その後、その操作による移動方向とは逆方向への移動が事実上不可能となる。その結果、プッシュボタンがケース100から脱落するようなことがほとんど生じ得ない構造となる。また、第二の組み付け操作完了後、プッシュボタン10とケース100(上ケース部20)とが完全に固定させるのではなく、第一の組み付け操作の操作方向(プッシュボタン10の挿入方向)の運動に自由度を持たせており、これによりプッシュ操作のストロークを確保している。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、これはあくまでも例示にすぎず、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
上記実施形態においては、プッシュボタン10に対し第一と第二のボタン組み付け操作の双方がなされるが、そのプッシュボタン10には、第二のボタン組み付け操作をするための持ち手部(レバー)19が設けられていてもよい。例えば、第二のボタン組み付け操作が上記実施形態のように回転操作である場合には、図10に示すように、回転方向に率面を有して手が引っかかるように構成されるレバー19を設けることができる。なお、このレバー19は、プッシュボタン10の裏面10b側に設けられることで、ボタン10の意匠性を損ねることが無くなる。
また、上記実施形態においては、プッシュボタン10に対し第一と第二のボタン組み付け操作の双方がなされることではじめて、プッシュボタン10のケース100側(ここでは上ケース部20)に固定されるが、図10や、図11A及び図11Bに示すように、ケース100(ここでは上ケース部20)に対するプッシュボタン10の上記抜け防止状態と上記完全抜け防止状態とが目視確認可能となるようにしてもよい。第二のボタン組み付け操作がなされたか否かを視認できるようになれば、組み付けミスを防ぐことが可能となる。例えば、図10の場合は、レバー19の向きが、ケース100(上ケース部20)の長手方向に一致した向きであれば第二のボタン組み付け操作完了と視認できるし、不一致であれば第二のボタン組み付け操作されていないと視認できる。図11A及び図11B場合は模様18であり、十字模様18がケース100(上ケース部20)の長辺と短辺の方向に一致した向きであれば第二のボタン組み付け操作完了と視認できるし、不一致であれば第二のボタン組み付け操作されていないと視認できる。
なお、これらレバー19や模様18といった、第二のボタン組み付け操作完了を視認できる操作完了判定部は、プッシュボタン10の表裏いずれにも設けることができるが、裏面10b側に設けられることで、ボタン10の意匠性を損ねることが無くなる。図11A及び図11Bのように一定の意匠性が得られる模様であれば、表面10a側に設けられてもよい。ただし、図11A及び図11Bの模様は、第二のボタン組み付け操作をするための持ち手部(レバー)としても機能するよう、ボタン表面12aの凹凸形状によって形成されている。
また、ケース100(ここでは上ケース部20)に対するプッシュボタン10の上記抜け防止状態と上記完全抜け防止状態との目視確認は、プッシュボタン10の嵌合方向(第一のボタン組み付け操作の操作方向)におけるプッシュボタン10の位置の違いによって可能に構成されていてもよい。
また、上記実施形態においては、プッシュボタン10に対する第二のボタン組み付け操作が回転操作とされているが、第二のボタン組み付け操作は、第一のボタン組み付け操作とは操作方向(ケース100に対するプッシュボタン10の相対移動方向)が異なっていればよい。例えば、図12及び図13に示すように、第二のボタン組み付け操作を、プッシュボタン10を上ケース部20の長手方向に直線的にスライドさせる操作としてよい。プッシュボタンが円形状ではない形状、例えば星形状や四角形状などの多角形状であるときに特に有効となる。
ただし、この場合、第一のボタン組み付け操作によってプッシュボタン10が上ケース部20の上面凹部24に対し嵌合されたときに、図14に示すように、上面凹部24の長手方向の一端側に隙間17Hが形成される必要があり、第二のボタン組み付け操作をなすスライド操作がなされると、その隙間を埋めるようにプッシュボタン10を長手方向にスライドさせることになる。その結果、スライド後も、上面凹部24の長手方向の他端側に隙間17H’が生じてしまう。このため、ここでは第二のボタン組み付け操作後、その隙間17H’に隙間充填部材17を充填して隙間17H’を無くしている。そして、この隙間充填部材17が上記操作完了判定部をなし、第二のボタン組み付け操作完了を目視確認可能となる。なお、隙間充填部材17は、隙間17H’に配置可能で、隙間17Hには配置不可能となるように構成されるものとする。ここでは、隙間充填部材17と隙間17H’,17の凹凸形状によって実現するものとする。また、隙間充填部材17は、例えばガラス細工のような光の特徴的な反射を生じさせたり金属光沢等を有するような加飾プレートとすることで、デザイン性の向上に貢献させることも可能である。
また、上記実施形態において、図16に示すように、裏側突出部12を、裏側突出部11と同機能を有するように第一爪部11aを有した形状で形成し,開口22Hを、開口21Hと同機能を有するように第一爪受け部21lを有した形状で形成してもよい。
1 操作装置
10 プッシュボタン
11 裏側突出部
11a 第一爪部
12 裏側突出部(第二爪受け部)
20 上ケース部
21l 壁部(第一爪受け部)
21H 開口
22 爪係合用突出部
22a 第二爪部
22H 開口
30 内部カバー
70 下ケース部
PS プッシュストローク

Claims (10)

  1. プッシュボタンと、該プッシュボタンが組み付けられるケースと有した操作装置であって、
    第一のボタン組み付け操作によって、プッシュボタンがケースに嵌め込まれ、それらプッシュボタンとケースとが互いの係合によってその嵌め込み方向への抜け防止状態となり、
    続く第二のボタン組み付け操作によって、前記抜け防止状態のプッシュボタンが前記ケースに対し前記嵌め込み方向とは異なる方向へと相対移動され、それらプッシュボタンとケースとが互いに係合して、その相対移動方向への戻り防止状態となり、かつ前記嵌め込み方向への完全抜け防止状態となるとともに、それら戻り防止状態かつ完全抜け防止状態において前記プッシュボタンのプッシュストロークが所定長さ確保されたプッシュ操作可能状態となっていることを特徴とする操作装置。
  2. 前記プッシュボタンと前記ケースのいずれか一方に第一爪部が設けられ、他方にその爪部と係合することにより前記抜け防止状態が形成される第一爪受け部が設けられるとともに、前記プッシュボタンと前記ケースのいずれか一方に第二爪部が設けられ、他方にその爪部と係合することにより前記戻り防止状態が形成される第二爪受け部が設けられる請求項1に記載の操作装置。
  3. 前記プッシュボタンに第一爪部と第二爪受け部が設けられ、前記ケースに第一爪受け部と第二爪部が設けられる請求項2に記載の操作装置。
  4. 前記プッシュボタンのプッシュストロークは前記抜け防止状態においても確保されている請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の操作装置。
  5. 前記プッシュボタンには、前記第二のボタン組み付け操作をするための持ち手部が設けられている請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の操作装置。
  6. 前記ケースは、その内部に空間が形成されるよう第一側ケース部材と第二側ケース部材とを組み付ける形で構成されるものであり、前記プッシュボタンは、前記第一側ケース部材に対し組み付けられるものであり、前記持ち手部は当該プッシュボタンのプッシュ面とは逆側の裏面に形成されている請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の操作装置。
  7. 前記ケースに対する前記プッシュボタンの前記抜け防止状態と前記完全抜け防止状態とが目視確認可能となっている請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の操作装置。
  8. 前記プッシュストロークは、前記第一のボタン組み付け操作による前記プッシュボタンの嵌め込み方向と一致した方向に所定長さ確保される請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の操作装置。
  9. 前記第二のボタン組み付け操作は、前記第一のボタン組み付け操作による前記プッシュボタンの嵌め込み方向に対し垂直な平面内に前記プッシュボタンを移動させる操作である請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の操作装置。
  10. 前記第二のボタン組み付け操作は回転操作である請求項9に記載の操作装置。
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