JP2014022087A - 光源および、これを用いた照明器具 - Google Patents

光源および、これを用いた照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2014022087A
JP2014022087A JP2012157145A JP2012157145A JP2014022087A JP 2014022087 A JP2014022087 A JP 2014022087A JP 2012157145 A JP2012157145 A JP 2012157145A JP 2012157145 A JP2012157145 A JP 2012157145A JP 2014022087 A JP2014022087 A JP 2014022087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
light source
leakage current
light
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012157145A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5988203B2 (ja
Inventor
Hisaya Takikita
久也 滝北
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2012157145A priority Critical patent/JP5988203B2/ja
Publication of JP2014022087A publication Critical patent/JP2014022087A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5988203B2 publication Critical patent/JP5988203B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

【課題】漏れ電流による発光素子の点灯を防止することができる光源および、これを用いた照明器具を提供する。
【解決手段】交流電力を直流電力に変換するLED駆動装置2の出力に接続される接続部33と、配線パターンが形成された基板に実装され、接続部33と電気的に接続される複数の発光ダイオードLd31からなる発光部31と、LED駆動装置2から発光部31に供給される直流電流の方向が、発光ダイオードLd31の順方向のみとなるように整流するダイオードD31〜D34を有する整流部32とを備え、電気的に接地される非充電金属部34と配線パターンとの間に浮遊容量C35が形成され、整流部32は、ダイオードD31〜D34に並列接続されるコンデンサC31〜C34を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源および、これを用いた照明器具に関するものである。
交流電源を入力電源として、LED(発光ダイオード)を備える光源を点灯させる照明器具がある。このような照明器具は、光源の調光制御方法として、白熱電球を調光制御する場合と同様に、位相制御式調光器を用いる場合がある。この場合、調光制御によって光源を消灯した場合であっても、交流電源からの電源供給経路を介して光源に不要な電流が流れて点灯してしまう問題がある。このような不要な点灯を防止するために、光源に流れる電流をバイパスさせる照明器具がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の照明器具では、電流供給ラインから引き抜いた電流を流すためのバイパスラインと、バイパスライン上に設けられる能動素子と、能動素子を制御する制御部とを備えている。そして、LED駆動回路の入力電流が不要であるときは、能動素子をオンし、電流供給ラインから電流を引き抜くことによって、交流電源からの電源供給経路を介して光源に流れる不要電流を低減し、光源の不要な点灯を防止する。
また、光源と、この光源に直流電力を供給するLED駆動装置とを電気的に分離自在に接続するコネクタやソケットを有する照明器具がある。また、光源は、発光ダイオードの破壊を防止するために、LED駆動装置から直流電流の方向が、LEDの順方向のみとなるように整流する整流部を備えるものがある。
図8に示す光源103は、複数の発光ダイオードLd131が直列接続された発光部131と、ダイオードD131〜D134からなる整流部132と、入力端子Ti131,Ti132からなる接続部133とを備える。そして、光源103は、入力端子Ti131,Ti132が、LED駆動装置102の出力端子To131,To132に接続されることで、LED駆動装置102から直流電力が供給されて、各発光ダイオードLd131が点灯する。ここで、整流部132は、ダイオードD131〜D134でダイオードブリッジを構成している。そして、正極性の出力端子To121に対して、入力端子Ti131,Ti132のうちいずれの端子が接続された場合であっても、発光部131に順方向電圧が印加され、発光ダイオードLd131に順方向電流のみが流れるように整流する。
また、図9に示す光源103の整流部132aは、ダイオードD135,D136で構成される。ダイオードD136は、入力端子Ti131と発光部131のアノード側との間に順方向に介挿されている。そして、ダイオードD136は、入力端子Ti132が正極性の出力端子To131に接続(入力端子Ti131が負極性の出力端子To132に接続)された場合、発光ダイオードLd131に逆方向電流が流れるのを防止する。また、ダイオードD135は、発光部131に対して逆方向に並列接続されており、発光ダイオードLd131に逆方向の過電圧が印加されることを防止する。
特開2010−92776号公報
光源または、光源が取り付けられる照明器具の器具本体において、例えばLED実装基板に密着する金属製の構造材を有する場合や、光源や器具本体の外郭部分が金属製の構造材である場合がある。このような場合、金属製の構造材と、LED実装基板に形成された導体(配線パターン)との間には浮遊容量が存在することとなる。そして、この浮遊容量を介する漏れ電流が発生し、発光ダイオードが不要に点灯してしまうおそれがある。
図8に示した光源103を用いた照明器具101の回路構成図を図10に示す。この照明器具101は、中点を接地した単相三線で構成された交流電源E101を入力電源としており、交流電源E101の出力端にLED駆動装置102の入力端子Ti121,Ti122が接続されている。また、入力端子Ti121と交流電源E101との間にスイッチ104が介挿されている。このスイッチ104は、いわゆる片切りスイッチであり、交流電源E101からLED駆動装置102への電力供給をオン・オフする。そして、LED駆動装置102は、交流電源E101から供給される交流電力を、所定の直流電力に変換して光源103に出力する。
また、光源103は、上述した金属製の構造材134を備えており、発光ダイオードLd131が実装されるLED実装基板の配線パターンとの間に浮遊容量C131が形成されている。
ここで、スイッチ104は、交流電源E101とLED駆動装置102とを接続する一対の電力供給経路のうち、一方のみを導通・遮断する。したがって、スイッチ104をオフしている場合であっても、入力端子Ti122には接地電位に対して交流電圧が常時印加されている状態となる。すなわち、発光部131のアノード側にも、対地間に電位差が発生する。そして、構造材134が電気的に接地されると、浮遊容量C131を介した漏れ電流が生じる。
例えば、入力端子Ti122が接地電位に対して負電位である場合、構造材134,浮遊容量C131を介して、発光部131のアノード側またはカソード側に漏れ電流が流入する。このとき、発光部131のアノード側に漏れ電流が流入した場合、漏れ電流の経路K101は、発光ダイオードLd131および整流部132,LED駆動装置102を介して交流電源E101に流れる経路となる。すなわち、この経路K101を漏れ電流が流れると、発光ダイオードLd131に漏れ電流が流れることとなるので、発光ダイオードLd131が不要に点灯するおそれがある。
また、上述した能動素子を用いてLED駆動装置2の出力端子To121,To122間の電位差を0Vとした場合であっても、発光部131のアノード側に、接地電位に対する電位差が発生する。したがって、経路K101に漏れ電流が流れた場合、発光ダイオードLd131が不要に点灯するおそれがある。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、漏れ電流による発光素子の点灯を防止することができる光源および、これを用いた照明器具を提供することにある。
本発明の光源は、交流電力を直流電力に変換する直流電源装置の出力に接続される接続部と、配線パターンが形成された基板に実装され、前記接続部と電気的に接続される1乃至複数の発光素子からなる発光部と、前記直流電源装置から前記発光部に供給される直流電流の方向が、前記発光素子の順方向のみとなるように整流する1乃至複数のダイオードを有する整流部とを備え、電気的に接地される金属製の構造部と前記配線パターンとの間に浮遊容量が形成され、前記整流部は、前記ダイオードに並列接続されるコンデンサを有することを特徴とする。
この光源において、前記構造部を備えることが好ましい。
本発明の照明器具は、交流電力を直流電力に変換する直流電源装置の出力に接続される接続部と、配線パターンが形成された基板に実装され、前記接続部と電気的に接続される1乃至複数の発光素子からなる発光部と、前記直流電源装置から前記発光部に供給される直流電流の方向が、前記発光素子の順方向のみとなるように整流する1乃至複数のダイオードを有する整流部とを備え、電気的に接地される金属製の構造部と前記配線パターンとの間に浮遊容量が形成され、前記整流部は、前記ダイオードに並列接続されるコンデンサを有する光源と、交流電力を直流電力に変換し、前記光源の前記接続部に出力する直流電源装置と、前記光源および前記直流電源装置が設けられる器具本体とを備えることを特徴とする。
この照明器具において、前記光源の前記基板に形成される前記配線パターンとの間に前記浮遊容量を形成する前記構造部を備えることが好ましい。
以上説明したように、本発明では、発光素子が含まれない漏れ電流の経路を形成することで、発光素子に流れる漏れ電流を低減し、漏れ電流による発光素子の点灯を防止することができるという効果がある。
本発明の実施形態の照明器具の回路構成図である。 漏れ電流の経路を示した照明器具の回路構成図である。 漏れ電流の経路を示した照明器具の回路構成図である。 (a)〜(c)整流部の他の構成を示す回路構成図である。 照明器具の外観図である。 (a)(b)光源の外観図である。 (a)(b)光源の一部拡大した外観図である。 従来の光源の回路構成図である。 従来の光源の回路構成図である。 漏れ電流の経路を示した従来の照明器具の回路構成図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
本実施形態の光源3が取り付けられる照明器具1の回路構成図を図1に示す。
照明器具1は、LED駆動装置2(直流電源装置)と光源3とスイッチ4とを備えており、交流電源E1を入力電源として光源3を点灯させるものである。
交流電源E1は、中点を接地した単相三線で構成されており、照明器具1のLED駆動装置2に交流電力を供給する。なお、交流電源E1の構成は、単相三線に限定するものではなく、例えば単相二線などの他の構成であってもよい。
LED駆動装置2は、一対の入力端子Ti21,Ti22を備えており、入力端子Ti21はスイッチ4を介して交流電源E1の一方の極に接続され、入力端子Ti22は交流電源E1の他方の極に接続されている。すなわち、スイッチ4は、いわゆる片切りスイッチとして機能し、交流電源E1とLED駆動装置2とを接続する一対の電力供給経路のうち、一方の電力供給経路を導通・遮断することで、LED駆動装置2に供給される交流電力をオン・オフするものである。そして、スイッチ4をオンしている場合、交流電源E1からLED駆動装置2に交流電力が供給される。
LED駆動装置2は、整流回路DB1と、スイッチング回路21と、コンデンサC21〜C23とで構成されており、交流電源E1から供給される交流電力を直流電力に変換して光源3に供給する。
整流回路DB1は、交流電源E1から印加される交流電圧を全波整流する。コンデンサC21は、整流回路DB1の出力端間に接続されており、整流回路DB1の出力電圧を平滑する平滑用コンデンサまたは、ノイズを除去するフィルタコンデンサとして機能する。コンデンサC22は、一端が整流回路DB1の負極性の出力端子に接続され、他端が接地されている。
また、スイッチング回路21とコンデンサC23とで、電力変換手段を構成しており、整流回路DB1の出力電圧(コンデンサC21の両端電圧)を入力として、所定の直流電圧を生成する。スイッチング回路21は、図示しないスイッチング素子,インダクタ素子および、スイッチング素子を駆動する駆動回路を備える降圧チョッパ回路で構成されている。そして、スイッチング回路21は、スイッチング素子がオン・オフ駆動されることで、平滑用のコンデンサC23の両端間に所定の直流電圧を生成する。
また、LED駆動装置2は、一対の出力端子To21,To22を備えており、出力端子To21はコンデンサC23の正極(高電位側)に接続され、出力端子To22はコンデンサC23の負極(低電位側)に接続される。
なお、スイッチング回路21は、少なくとも一つのスイッチング素子と、少なくとも一つのインダクタ素子と、スイッチング素子を駆動する駆動回路とを備え、所定の直流電圧を生成する構成であればよい。例えば、スイッチング回路21は、昇圧チョッパ回路と降圧チョッパ回路とを組み合わせた構成でもよい。
光源3は、発光部31と整流部32と接続部33と非充電金属部34(構造部)とを備え、LED駆動装置2の出力に接続されることで直流電力が供給され点灯する。
接続部33は、一対の入力端子Ti31,Ti32で構成されており、入力端子Ti31は出力端子To21に接続され、入力端子Ti32は出力端子To22に接続される。すなわち、入力端子Ti31,Ti32間に、LED駆動装置2が出力する直流電圧が印加される。
発光部31,整流部32は、配線パターンが形成された基板(図示なし)に、回路素子が実装されることで構成されている。
発光部31は、複数の発光ダイオードLd31(発光素子)が基板に実装されることで構成されており、各発光ダイオードLd31は直列接続されている。そして、発光部31は、整流部32を介して接続部33(入力端子Ti31,Ti32)に電気的に接続されている。以降、直列接続された複数の発光ダイオードLd31のうち、アノードが整流部32に接続される一端の発光ダイオードLd31のアノードを、発光部31のアノードと称す。また、直列接続された複数の発光ダイオードLd31のうち、カソードが整流部32に接続される他端の発光ダイオードLd31のカソードを、発光部31のカソードと称す。なお、発光部31の構成は、上記に限定するものではなく、単数の発光ダイオードLd31または、複数の発光ダイオードLd31が並列接続された構成であってもよい。
整流部32は、ダイオードD31〜D34と、コンデンサC31〜C34とで構成されている。
ダイオードD31〜D34でダイオードブリッジを形成している。具体的には、ダイオードD31は、アノードが入力端子Ti31に接続され、カソードが発光部31のアノードに接続されている。ダイオードD32は、アノードが入力端子Ti32に接続され、カソードが発光部31のアノードに接続されている。ダイオードD33は、アノードが発光部31のカソードに接続され、カソードが入力端子Ti31に接続されている。ダイオードD34は、アノードが発光部31のカソードに接続され、カソードが入力端子Ti32に接続されている。
このように構成された整流部32によって、LED駆動装置2の正極の出力端子To21に対して、入力端子Ti31,Ti32のうちいずれが接続された場合であっても、発光部31(発光ダイオードLd31)に順方向電圧が印加される。すなわち、LED駆動装置2から発光部31に供給される直流電流の方向が、発光ダイオードLd31の順方向となるように整流されるので、発光部31(発光ダイオードLd31)の破壊を防止することができる。
コンデンサC31はダイオードD31に並列接続され、コンデンサC32はダイオードD32に並列接続され、コンデンサC33はダイオードD33に並列接続され、コンデンサC34はダイオードD34に並列接続されている。
また、光源3は、発光部31(発光ダイオードLd31)の強度や放熱性を確保するために金属製の構造材である非充電金属部34を備えている。この非充電金属部34は、各発光ダイオードLd31が実装される基板に密着するように設けられており、直接、電気的に接地されている。すなわち、非充電金属部34は、接地電位と略同電位となる。そして、この非充電金属部34と基板の配線パターンと間には、浮遊容量C35が形成される。
なお、非充電金属部34は、接地部に対して電気的に接続されていればよく、光源3が取り付けられる照明器具1の器具本体を介して接地部に電気的に接続される構成でもよい。また、非充電金属部34は、基板の配線パターンとの間に浮遊容量C35が形成される構成であればよく、光源3が取り付けられる器具本体が非充電金属部34を有する構成でもよい。
上述したように、交流電源E1は、単相三線で構成され、スイッチ4は、一方の電力供給経路に介挿されている。そのため、スイッチ4をオフした場合であっても、入力端子Ti22には接地電位に対する交流電圧が常時印加される状態となる。そして、従来では、スイッチ104のオフ時に浮遊容量C131を介して流入する漏れ電流によって、発光ダイオードLd131が不要に点灯するという問題があった(図10参照)。しかし、本実施形態では、整流部32の各ダイオードD31〜D34に対してコンデンサC31〜C34が並列接続されており、このコンデンサC31〜C34が含まれる漏れ電流の経路が形成されることで、発光ダイオードLd31の不要な点灯を防止することができる。以下、漏れ電流の経路について図2,3を用いて説明する。
入力端子Ti22の電位が接地電位に対して負電位である場合、接地部から非充電金属部34および浮遊容量C35を介して漏れ電流が流入する。このときの漏れ電流の経路K11〜K14を図2に示す。
まず、接地部から非充電金属部34,浮遊容量C35を介して発光部31のアノード側に漏れ電流が流入した場合、以降の漏れ電流の経路としてK11,K12が存在する。
漏れ電流が経路K11を流れる場合、漏れ電流は、発光部31のアノード側からコンデンサC31,入力端子Ti31を介してLED駆動装置2に流入し、コンデンサC23,整流回路DB1を介して交流電源E1に流れる。また、漏れ電流が経路K12を流れる場合、漏れ電流は、発光部31のアノード側からコンデンサC32,入力端子Ti32を介してLED駆動装置2に流入し、整流回路DB1を介して交流電源E1に流れる。
また、接地部から非充電金属部34,浮遊容量C35を介して発光部31のカソード側に漏れ電流が流入した場合、以降の漏れ電流の経路としてK13,K14が存在する。
漏れ電流が経路K13を流れる場合、漏れ電流は、発光部31のカソード側からコンデンサC33,入力端子Ti31を介してLED駆動装置2に流入し、コンデンサC23,整流回路DB1を介して交流電源E1に流れる。また、漏れ電流が経路K14を流れる場合、漏れ電流は、発光部31のカソード側からコンデンサC34,入力端子Ti32を介してLED駆動装置2に流入し、整流回路DB1を介して交流電源E1に流れる。
このように、発光部31のアノード側に漏れ電流が流入した場合であっても、コンデンサC31,C32が含まれる経路K11,K12が存在することによって、発光ダイオードLd31に流れる漏れ電流が大幅に低減される。これにより、漏れ電流による発光ダイオードLd31の不要な点灯を防止することができる。
次に、入力端子Ti22の電位が接地電位に対して正電位である場合、LED駆動装置2から浮遊容量C35および非充電金属部34を介して接地部に漏れ電流が流出する。このときの漏れ電流の経路K21〜K24を図3に示す。
まず、整流回路DB1からコンデンサC21,C23,出力端子To21を介して光源3に漏れ電流が流出する場合、以降の漏れ電流の経路としてK21,K23が存在する。
漏れ電流が経路K21を流れる場合、漏れ電流は、コンデンサC31および浮遊容量C35,非充電金属部34を介して接地部に流れる。また、漏れ電流がK23を流れる場合、漏れ電流は、コンデンサC33および浮遊容量C35,非充電金属部34を介して接地部に流れる。
また、整流回路DB1からコンデンサC21,出力端子To22を介して光源3に漏れ電流が流出した場合、以降の漏れ電流の経路としてK22,K24が存在する。
漏れ電流が経路K22を流れる場合、漏れ電流は、コンデンサC32,浮遊容量C35,非充電金属部34を介して接地部に流れる。また、漏れ電流がK24を流れる場合、漏れ電流は、コンデンサC34および浮遊容量C35,非充電金属部34を介して接地部に流れる。
このように、LED駆動装置2から漏れ電流が流出する場合であっても、コンデンサC31〜C34が含まれる経路K21〜K24によって、発光ダイオードLd31に流れる漏れ電流が大幅に低減される。これにより、漏れ電流による発光ダイオードLd31の不要な点灯を防止することができる。
すなわち、本実施形態では、光源3の整流部32が、各ダイオードD31〜D34に並列接続されたコンデンサC31〜C34を備えることで、発光ダイオードLd31が含まれない漏れ電流の経路K11〜K14,K21〜K24が形成される。この経路K11〜K14,K21〜K24によって、発光ダイオードLd31に流れる漏れ電流が大幅に低減され、漏れ電流による発光ダイオードLd31の不要な点灯を防止することができる。
また、コンデンサC23が含まれる漏れ電流の経路における交流インピーダンスを低減するために、コンデンサC23を、コンデンサC31〜C34の各々に対して大容量に設定することが望ましい。
なお、本実施形態では、LED駆動装置2のスイッチング回路21は、降圧チョッパ回路を用いた非絶縁型の電源回路構成としているが、絶縁トランスを用いて入力側と出力側とを絶縁した電源回路構成としてもよい。この場合、絶縁トランスによって漏れ電流の経路が遮断されるため、漏れ電流による発光ダイオードLd31の不要な点灯は起こりにくくなる。しかし、絶縁トランスの一次側と二次側との間にコンデンサが接続されている場合、一次側と二次側との間に交流インピーダンスを有することとなり、漏れ電流の経路が形成され、漏れ電流が発生する。しかし、上述したように、コンデンサC31〜C34を有する本実施形態の整流部32を備えることで、発光ダイオードLd31を含まない漏れ電流の経路が形成され、漏れ電流による発光ダイオードLd31の不要な点灯を防止することができる。
また、本実施形態では、光源3の整流部32は、ダイオードD31〜D34を用いてダイオードブリッジを構成している。そして、正極性の出力端子To21に対していずれの入力端子Ti31,Ti32が接続された場合であっても、発光ダイオードLd31に順方向電圧が印加されるように構成することで、発光部31の破壊を防止している。しかし、整流部32の構成は、これに限定するものではなく、図4(a)〜(c)に示すように、正極性の出力端子To21に対して入力端子Ti31が接続された場合にのみ、発光ダイオードLd31に順方向電流が流れるように構成してもよい。
図4(a)に示す整流部32aは、ダイオードD35〜D37とコンデンサC36,C37で構成されている。
ダイオードD36は、アノードが入力端子Ti31に接続され、カソードが発光部31のアノードに接続されている。そして、ダイオードD36に対して、コンデンサC36が並列接続されている。また、ダイオードD37は、アノードが発光部31のカソードに接続され、カソードが入力端子Ti32に接続されている。そして、ダイオードD37に対して、コンデンサC37が並列接続されている。そして、ダイオードD36,D37によって、正極性の出力端子To21に対して入力端子Ti31が接続された場合にのみ、LED駆動装置2から発光部31に供給される直流電流の方向が、発光ダイオードLd31の順方向となるように整流する。すなわち、正極性の出力端子To21に対して入力端子Ti32が接続された場合、発光ダイオードLd31に逆方向の電流が供給されないように制限することで、発光部31の破壊を防止することができる。
また、ダイオードD35は、発光部31に逆方向の過電圧が印加されることを防止するダイオードであり、アノードが発光部31のカソードに接続され、カソードが発光部31のアノードに接続されている。
整流部32aをこのように構成した場合であっても、コンデンサC36,C37を含む漏れ電流の経路が形成されるので、発光ダイオードLd31に流れる漏れ電流を低減し、漏れ電流による発光ダイオードLd31の不要な点灯を防止することができる。
また、図4(b)に示す整流部32bのように、整流部32aからダイオードD37,コンデンサC37を省略した構成または、図4(c)に示す整流部32cのように、整流部32aからダイオードD36,コンデンサC36を省略した構成でもよい。このような構成であっても、正極性の出力端子To21に対して入力端子Ti32が接続された場合、発光ダイオードLd31に逆方向の電流が供給されないように制限することで、発光部31の破壊を防止することができる。また、コンデンサC36またはコンデンサC37を含む漏れ電流の経路が形成されるので、発光ダイオードLd31に流れる漏れ電流を低減し、漏れ電流による発光ダイオードLd31の不要な点灯を防止することができる。
次に、本実施形態の光源3が取り付けられる照明器具1の外観図を図5、光源3の外観図を図6(a)(b),図7(a)(b)に示す。
照明器具1は、天井面に埋込配設されて使用されるものである。細長い直方体状の器具本体11の内部にLED駆動装置2を収納しており、器具本体11の長手方向両端部の下側面には、ランプソケット12,13が向かい合わせに取り付けられている。そして、ランプソケット12,13に、直管状に形成された光源3が取り付けられ、LED駆動装置2からランプソケット12を介して直流電力が供給されることで、光源3が点灯する。
光源3は、直管形蛍光ランプと略同形状に形成され透光性を有する筐体35を備えている。そして、筐体35内に、発光部31を構成する複数の発光ダイオードLd31および、整流部32を構成するダイオードD31〜D34,コンデンサC31〜C34が実装された基板を収納している。また、筐体35の軸方向一端側には、給電用の入力端子Ti31,Ti32が設けられ、筐体35の軸方向他端側には、接地用の接地端子Ts31が設けられている。この接地端子Ts31は、上述した非充電金属部34に電気的に接続されている。そして、接地端子Ts31が器具本体11のランプソケット13に取り付けられることで、接地端子Ts31と照明器具1の接地部とが電気的に接続され、非充電金属部34が接地される。
1 照明器具
2 LED駆動装置(直流電源装置)
3 光源
31 発光部
32 整流部
33 接続部
34 非充電金属部(構造部)
4 スイッチ
D31〜D34 ダイオード
C31〜C34 コンデンサ
C35 浮遊容量
Ld31 発光ダイオード(発光素子)
E1 交流電源

Claims (4)

  1. 交流電力を直流電力に変換する直流電源装置の出力に接続される接続部と、
    配線パターンが形成された基板に実装され、前記接続部と電気的に接続される1乃至複数の発光素子からなる発光部と、
    前記直流電源装置から前記発光部に供給される直流電流の方向が、前記発光素子の順方向のみとなるように整流する1乃至複数のダイオードを有する整流部とを備え、
    電気的に接地される金属製の構造部と前記配線パターンとの間に浮遊容量が形成され、
    前記整流部は、前記ダイオードに並列接続されるコンデンサを有することを特徴とする光源。
  2. 前記構造部を備えることを特徴とする請求項1記載の光源。
  3. 請求項1または2記載の光源と、
    交流電力を直流電力に変換し、前記光源の前記接続部に出力する直流電源装置と、
    前記光源および前記直流電源装置が設けられる器具本体とを備えることを特徴とする照明器具。
  4. 前記光源の前記基板に形成される前記配線パターンとの間に前記浮遊容量を形成する前記構造部を備えることを特徴とする請求項3記載の照明器具。
JP2012157145A 2012-07-13 2012-07-13 光源および、これを用いた照明器具 Expired - Fee Related JP5988203B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012157145A JP5988203B2 (ja) 2012-07-13 2012-07-13 光源および、これを用いた照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012157145A JP5988203B2 (ja) 2012-07-13 2012-07-13 光源および、これを用いた照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014022087A true JP2014022087A (ja) 2014-02-03
JP5988203B2 JP5988203B2 (ja) 2016-09-07

Family

ID=50196770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012157145A Expired - Fee Related JP5988203B2 (ja) 2012-07-13 2012-07-13 光源および、これを用いた照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5988203B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150124088A (ko) * 2014-04-25 2015-11-05 강신중 주파수 추적 엘이디 램프 구동장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010021433A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Showa Denko Kk 電源装置及びそれを備えた照明システム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010021433A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Showa Denko Kk 電源装置及びそれを備えた照明システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150124088A (ko) * 2014-04-25 2015-11-05 강신중 주파수 추적 엘이디 램프 구동장치
KR101680342B1 (ko) * 2014-04-25 2016-12-07 (주)탑룩스 주파수 추적 엘이디 램프 구동장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP5988203B2 (ja) 2016-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11073250B2 (en) LED tube lamp comprising a thyristor device and a noise suppressing circuit
US9426849B2 (en) Connection circuit for connecting a driver to an external power supply for driving an LED unit
US20100309652A1 (en) Led light bar with a replaceable power source
US20110043127A1 (en) Led assembly and circuit for use in fluorescent lamp fixtures
JPWO2012011288A1 (ja) 点灯回路、ランプ及び照明装置
JP2012049273A (ja) 直流電源装置およびledランプシステム
JP2014026985A (ja) Led照明装置
US20090289561A1 (en) Flicker-free led lamp and led string lamp
JP5988203B2 (ja) 光源および、これを用いた照明器具
JP6614315B2 (ja) 照明灯及び照明装置
JP6070049B2 (ja) Led点灯装置及びled照明器具
JP5979535B2 (ja) 照明用非接触給電システムおよびそれを用いた照明器具
JP6202419B2 (ja) 照明器具
US20110316445A1 (en) Led lamp system
KR20140049841A (ko) Led 조명등용 전원 공급 장치 및 그 방법과 그를 이용한 led 조명 장치
EP3364724B1 (en) Universal retrofit led lighting tube and lighting system
JP2011113834A (ja) 照明装置
TWM505142U (zh) 安全開關裝置、具有該安全開關裝置之通用式發光二極體燈管以及該燈管之電源系統
JP2014056729A (ja) 照明灯
TW201310879A (zh) 電源轉換器及應用該電源轉換器之可調光固態照明裝置
TWM539022U (zh) 能用於燈座不取離啓動器之發光二極體日光燈管
CN204005603U (zh) 强节电环保灯
JP3133998U (ja) 点灯促進用の環を有する蛍光管
JP3167515U (ja) Led式発光ユニット及び照明装置
JP3138830U (ja) 「陽連環」付蛍光管を用いた「ハイブリッド軽量蛍光灯」

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150210

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160705

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160729

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5988203

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees