JP3133998U - 点灯促進用の環を有する蛍光管 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】蛍光管の長さの約1%程度の幅を持つ「点灯促進環」と称する導電性の「環」一個を電極間中央部の外周に密接して設け、接続ピンの一つから、なるべく目立たないBS#30程度の細いリード線で、電源電圧を直接印加することにより、近接導体効果によって蛍光管内の電場を刺激して、点灯させる。
【選択図】図1
Description
その明細書には本案と同様な点灯機能の実現可能性についての記述と、「図6」に、15ワット型蛍光管(FL15)の実施例の回路図があるが、小容量とは言えインダクターの助けを借りて点灯可能にしたものである。又、30ワット管(FL30)以上の蛍光管の点灯には、本案の「点灯促進環」に類似な「点弧誘引電極」を設け、別置きの倍電圧発生回路より直流高電圧を印加する構成となっている。20ワット型蛍光管(FL20)に於いては、エネルギー効率最高を考慮し、旧安定器の使用を暗に容認している。
故に、交流電圧を印加した「環」が、蛍光管の点弧の発生から点灯に至る過程に与える影響を徹底調査することにより、インダクタンス皆無で入力制限手段として白熱灯を用いた、いわゆる「ハイブリッド軽量蛍光灯」及びその専用蛍光管を開発する。
いずれも、蛍光管内の電場を管外に設けた「環」に電圧をかけて近接導体効果により刺激するものであるが、本案の場合、管内外共交番電圧であり、複雑に影響し合うから、点弧発生から点灯への移行過程を支配する因子とその影響度は、多岐に渡る為、実験的に試行錯誤した結果、次の通りその構成を決定した。
主たる「環」1個の取り付け位置は、全ての蛍光管に於いて電極間中央とし、その材質形状寸法は経験的に、耐蝕性金属の箔又は薄板を用い、その幅は取付ける蛍光管長の1%程度とし、管外周に密に「面接触」させ、外面は絶縁する。
環外周には、リード線を接続し得る接続部を1個所設ける。
FL20型以下の蛍光管は、一方の電極の一接続ピンと環をリード線で直接接続する。
FL30型以上の蛍光管は、環の両隣に15cm以上あけた各電極寄りの、対称の位置に、リード線を延長して蛍光管に簡単に巻き付けただけの「輪環」を形成することにより「環」の機能を補佐する。これら環及ば輪環は1本のリード線で電気的に接続され、その一端は蛍光管の一方の電極の特定の一接続ピンを発し、管外径の稜線に沿って、手前の輪環の位置に至り輪環を形成して管中央の環に接続された後、さらに先方の輪環の位置に於いて、輪環を形成した後、リード線の他端即ち終端は弛緩しない様に結び、必要により管に接着される。
この管の点灯は、FGlE型点灯管を両端のピンに接続し、100V.電源から、85W.白熱灯を直列にして残2本のピンに電圧を懸けるだけであり、総重量は何と250gr。
仕様:蛍光管(FL20)4、点灯管(FGlE)4、入力制限手段;クリプトン球(100V.75W.)4
性能:入力;38W.×4=152W.(100V.0.38A.力率1.0)×4、:即時点灯性;優
出力;29W.×4=116W.(蛍光管22W.+電球7W.)×4:照度(2m);200Lx
実施例はFL20型及びFL30型蛍光管への応用例であるが、更にFL32型蛍光管への応用も可能であることが、「特願2006−137076」の「図4」の、FL32蛍光管を用いた脈直流給電方式の蛍光灯の符号▲10▼倍電圧回路を取り外した上、蛍光管を本案による蛍光管に換装して、実験結果何の支障もなく点灯することを確認した。
従って、「点灯促進環付蛍光管」の適用可能範囲は低圧電灯線系で用いる全ての管種に渡り、点灯性が改善された。(FL40型管は省エネ上、200V.系で用いるべし。)
「点灯促進環」には通常電流は流れないので電力損失は無に等しい。
「点灯促進環付蛍光管」を用いる「ハイブリッド軽量蛍光灯」は実施例に見られる如く性能的にも、実用的にも十分な水準に有り、部品点数少なく、回路簡潔、抜群に軽量で、即時点灯性が改善され、ハイブリッド方式であるから演色性良く、また重要資源である鉄と銅を殆ど使用せず、蛍光管と電球が主な構成要素であるから、リサイクル性も良い。
旧式蛍光灯具にそのまま用いても何等差し支えないが、安定器を取り外し所定の白熱灯と交換すれば容易に「ハイブリッド軽量蛍光灯」に変更可能である。
「ハイブリッド軽量蛍光灯」はリアクタンス分が無いから、原則として、電源周波数の違いによる性能の違いが無く日本全国同一の仕様でよい。
D4;ブリッジダイオード(2A.200V.以上)
R7;極高抵抗(1.5メグオーム,1/4W.)
F;フューズ
Claims (1)
- 蛍光管の電極間中央部に、管長の1%程の幅を持ち管外周に密接した導電性の環1個を有し、その環と一方の電極の一接続ピンとの間を、リード線で直接、又はリード線の延長部分で形成した輪環を経由して、電気的に接続されていることを特徴とする蛍光管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007003725U JP3133998U (ja) | 2007-04-20 | 2007-04-20 | 点灯促進用の環を有する蛍光管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007003725U JP3133998U (ja) | 2007-04-20 | 2007-04-20 | 点灯促進用の環を有する蛍光管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3133998U true JP3133998U (ja) | 2007-08-02 |
Family
ID=43284618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007003725U Expired - Lifetime JP3133998U (ja) | 2007-04-20 | 2007-04-20 | 点灯促進用の環を有する蛍光管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3133998U (ja) |
-
2007
- 2007-04-20 JP JP2007003725U patent/JP3133998U/ja not_active Expired - Lifetime
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