JP2014020960A - 物理量センサおよびその製造方法 - Google Patents

物理量センサおよびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ターミナルとコンデンサとの電気的な接続不良が発生することを抑制する。
【解決手段】リード61a〜61cを用意し、リード61a〜61cにコンデンサ62a、62bを搭載する。そして、リード61a〜61cのうちコンデンサ62a、62bを搭載している部分およびコンデンサ62a、62bを封止し、第1嵌合手段63aが形成された封止部63を形成してコンデンサモールド60を形成する。また、ターミナル30a〜30cを用意し、このターミナル30a〜30cに、一面を有し、この一面に第2嵌合手段70cが形成された搭載部70aを備える台座70を形成する。そして、第1、第2嵌合手段63a、70cを嵌合させて封止部63を台座70に固定したまま樹脂を導入してコネクタケース10を形成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、物理量に応じたセンサ信号を出力するセンサ部とコネクタケースに保持されているターミナルとが電気的に接続され、このターミナルにコンデンサが備えられて成る物理量センサおよびその製造方法に関するものである。
従来より、ターミナルにコンデンサを備え、ターミナルから入力されるノイズの低減を図った物理量センサとして、例えば、特許文献1に圧力センサが提案されている。
具体的には、このような圧力センサでは、コンデンサが備えられたターミナルがコネクタケースと一体成型されており、このコネクタケースがメタルダイヤフラムを介してハウジングに組み付けられている。そして、コネクタケースとメタルダイヤフラムとの間で圧力検出室が構成され、この圧力検出室内に測定媒体の圧力に応じたセンサ信号を出力するセンサ部が配置されている。また、ターミナルは、圧力検出室内に一端部が露出しており、ワイヤを介してセンサ部と電気的に接続されている。
なお、圧力検出室は、フッ素オイル等の圧力伝達媒体が封入されており、メタルダイヤフラムに圧力が印加されると、圧力伝達媒体を介して圧力がセンサ部に伝達されるようになっている。
このような圧力センサは、次のように製造される。すなわち、まず、ターミナルを用意し、ターミナルにコンデンサを搭載する。その後、ターミナルのうちコンデンサを搭載している部分およびコンデンサを封止する封止部を形成する。続いて、コンデンサを搭載したターミナルを型に配置し、ハウジングに組み付けられる側から樹脂を導入してコネクタケースを形成する。
その後は、コネクタケースにセンサ部を配置し、メタルダイヤフラムを介してコネクタケースにハウジングを組み付けることにより、上記圧力センサが製造される。
特開2005−265667号公報
しかしながら、上記圧力センサでは、コネクタケースを形成する際、コネクタケースを構成する樹脂が封止部と衝突することによって封止部に応力が印加され、封止部が移動してしまうことがある。この場合、封止部の移動に伴ってコンデンサも移動(剥離)してしまうことがあり、コンデンサが移動(剥離)してしまうと、ターミナルとコンデンサとの電気的な接続不良が発生してしまう。つまり、ターミナルから入力されるノイズを効率的に低減することができなくなる。
なお、このような問題は圧力センサに限定されるものではなく、ターミナルにコンデンサが備えられて成る回転センサ、電流センサ、慣性センサ、流量センサ等においても同様に発生する問題である。
本発明は上記点に鑑みて、ターミナルとコンデンサとの電気的な接続不良が発生することを抑制することができる物理量センサおよびその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、コネクタケースを形成する工程では、リード(61a〜61c)を用意してリードにコンデンサ(62a、62b)を搭載した後、リードのうちコンデンサを搭載している部分およびコンデンサを封止する封止部(63)を形成してコンデンサモールド(60)を形成する工程と、棒状のターミナルを用意する工程と、ターミナルに、一面を有する搭載部(70a)を備える台座(70)を形成する工程と、封止部から露出しているリードとターミナルとが接触する状態で、封止部を搭載部の一面に搭載する搭載工程と、リードとターミナルとを接続することにより、コンデンサとターミナルとをリードを介して電気的に接続する工程と、ターミナルを型に接置する工程と、ターミナルのうち一端部側から樹脂を導入し、ターミナルの両端を露出させつつコンデンサモールドを樹脂封止することにより、コネクタケースを形成する工程と、を行う。そして、コンデンサモールドを形成する工程では、封止部のうち搭載部の一面と接触する一面に第1嵌合手段(63a)を形成し、台座を形成する工程では、搭載部の一面に第1嵌合手段と嵌合される第2嵌合手段(70c)を形成し、搭載工程では、第1、第2嵌合手段を嵌合させることにより、封止部を台座に固定し、コネクタケースを形成する工程では、封止部を台座に固定したまま行うことを特徴としている。
これによれば、第1、第2嵌合手段を嵌合させて封止部を台座に固定しているため、樹脂を導入してコネクタケースを形成する際、樹脂によって封止部が移動することを抑制することができ、コンデンサが移動(剥離)することを抑制することができる。したがって、コンデンサとリードとの電気的な接続不良が発生することを抑制することができ、コンデンサとターミナルとの電気的な接続不良が発生することを抑制することができる。
また、第1、第2嵌合手段を嵌合させて封止部を台座に固定するため、封止部(コンデンサモールド)を搭載する際の位置決めを容易に行うことができ、製造工程を簡略化することができる。また、封止部に封止されるコンデンサの種類(性能)によって第1、第2嵌合手段の形状や形成場所を適宜変更することにより、コンデンサモールドの誤組付を防止することができる
また、請求項3に記載の発明のように、コンデンサモールドを形成する工程では、リードに窪み部(66a〜66c)が形成されていると共にリードがタイバーで連結されたリードフレームを用意し、窪み部の少なくとも一部が露出するように封止部を形成した後、窪み部にてリードフレームをカットすることにより、リードを分離することができる。
これによれば、窪み部が形成されていない部分をカットする場合と比較して、リードフレームをカットする際に発生する応力を低減することができ、コンデンサがリードから剥離することを抑制することができる。
そして、請求項4に記載の発明のように、コンデンサモールドを形成する工程では、窪み部の一部を露出させると共に残部を封止する封止部を形成することができる。
これによれば、封止部を形成する際に発生する応力を窪み部にて緩和(開放)することができ、コンデンサがリードから剥離することを抑制することができる。
また、請求項5に記載の発明では、物理量に応じたセンサ信号を出力するセンサ部(20)と、センサ部を搭載する凹部(11)が形成されていると共に、センサ部と電気的に接続されるターミナル(30a〜30c)を保持しているコネクタケース(10)と、ターミナルに備えられ、一面を有する搭載部(70a)が形成された台座(70)と、リード(61a〜61c)にコンデンサ(62a、62b)が搭載され、リードのうちコンデンサが搭載されている部分およびコンデンサが封止部(63)にて封止されたコンデンサモールドと、を備え、封止部には第1嵌合手段(63a)が形成されていると共に搭載部の一面には第2嵌合手段(70c)が形成されており、コンデンサモールドは、第1、第2嵌合手段が嵌合されることによって封止部が台座に固定されていると共に、リードとターミナルとが電気的に接続されることでコンデンサとターミナルとが電気的に接続されていることを特徴としている。
これによれば、第1、第2嵌合手段が嵌合されて封止部が台座に固定されているため、樹脂を導入してコネクタケースを形成する際、樹脂によって封止部が移動することを抑制することができ、コンデンサが移動(剥離)することを抑制することができる。したがって、コンデンサとリードとの電気的な接続不良が発生することを抑制することができ、コンデンサとターミナルとの電気的な接続不良が発生することを抑制することができる。
この場合、請求項7に記載の発明のように、コネクタケースは、ハウジングにかしめられるボディ部(10a)と、ハウジング側と反対側に突出するコネクタ部(10b)とを有し、コンデンサモールドは、コネクタ部内に配置されているものとすることができる。
これによれば、ハウジングの端部をコネクタケースにかしめるときや、物理量検出時、全体が共振したときに発生する応力によってコンデンサがリードから剥離することを抑制することができる(図7参照)。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態における圧力センサの断面模式図である。 (a)はコンデンサモールドの斜視図、(b)は(a)に示すコンデンサモールドから封止部を省略した斜視図、(c)は封止部の搭載部側から視た平面図である。 (a)は台座を備えるターミナルの斜視図、(b)は(a)に示すターミナルにコンデンサモールドが搭載された斜視図である。 コンデンサモールドの製造工程を示す平面模式図である。 コンデンサモールドの製造工程を示す断面模式図である。 コネクタケースを製造する際の樹脂の流れ方向を示す図である。 コネクタケースの応力分布を示す図であり、(a)はハウジングの端部をかしめたときの応力分布、(b)は圧力検出時の応力分布、(c)は圧力センサが共振したときの圧力分布である。 本発明の他の実施形態におけるコンデンサモールドの斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、本実施形態では、本発明の物理量センサを圧力センサに適用した例を説明し、この圧力センサは、例えば、燃料供給パイプ内の圧力の検出に用いられると好適である。
図1に示されるように、圧力センサにはコネクタケース10が備えられており、このコネクタケース10は、例えば、耐熱樹脂材料であるPPS(ポリフェニレンサルファイド)等の樹脂を型成形することにより作られている。
コネクタケース10は、円柱状のボディ部10aと、ボディ部10aから上方に延びると共にボディ部10aとの連結部分においてボディ部10aよりも径が小さくされた円柱状のコネクタ部10bとにより構成されている。そして、このコネクタケース10には、一端部に凹部11が形成され、他端部に開口部12が形成されている。
なお、コネクタケース10の一端部とはボディ部10aのうちコネクタ部10b側と反対側の端部のことであり、コネクタケース10の他端部とはコネクタ部10bのうちボディ部10aと反対側の端部のことである。
凹部11には、図示しないシリコーン系接着剤等を介してセンサ部20が搭載されている。このセンサ部20は、センサチップ20aとガラス等で構成される台座20bとを有し、これらセンサチップ20aと台座20bとが陽極接合されて構成されている。
センサチップ20aは、例えば、ダイヤフラムを有し、ダイヤフラムに図示しないブリッジ回路を構成するようにゲージ抵抗が形成された周知ものが用いられる。すなわち、センサチップ20aは、ダイヤフラムに圧力が印加されるとゲージ抵抗の抵抗値が変化してブリッジ回路の電圧が変化し、この電圧の変化に応じてセンサ信号を出力する半導体ダイヤフラム式のものが用いられる。
また、コネクタケース10には、本実施形態では、センサ部20(センサチップ20a)と外部回路等とを電気的に接続するための3本の金属製棒状のターミナル30a〜30cが備えられており、各ターミナル30a〜30cはインサートモールドによりコネクタケース10と一体に成形されることによってコネクタケース10内に保持されている。
具体的には、各ターミナル30a〜30cはコネクタケース10を貫通するように保持されており、各ターミナル30a〜30cのうち一端部はコネクタケース10から凹部11内に突出し、他端部はコネクタケース10から開口部12内に突出している。そして、凹部11には、凹部11に突出しているターミナル30a〜30cとコネクタケース10との隙間を封止するシール剤40が配置されている。
凹部11内に突出する各ターミナル30a〜30cの一端部は、ボンディングワイヤ50を介してセンサ部20(センサチップ20a)と電気的に接続されている。また、開口部12内に突出している各ターミナル30a〜30cの他端部は、図示しないワイヤハーネス等の外部配線部材を介して外部回路と電気的に接続されるようになっている。
なお、本実施形態では、3本のターミナル30a〜30cのうち1本のターミナル30aが電源用ターミナルとされ、3本のターミナル30a〜30cのうち1本のターミナル30bが信号出力用ターミナルとされ、3本のターミナル30a〜30cのうち1本のターミナル30cがグランド用ターミナルとされている。また、本実施形態のターミナル30a〜30cは、実際には図3に示されるような形状であるが、図1では簡略化して示している。
そして、コネクタケース10におけるコネクタ部10bのうち略中央部において、ターミナル30a〜30cにノイズを除去するコンデンサモールド60が備えられている。以下に、本実施形態におけるコンデンサモールド60の構成について図2を参照しつつ説明する。
コンデンサモールド60は、図2(a)および図2(b)に示されるように、3本のリード61a〜61cが並べて配置され、各リード61a〜61cの間を接続するようにセラミックチップコンデンサ等から成るコンデンサ62a、62bが搭載されている。
具体的には、3本のリード61a〜61cのうち1本のリード61aが電源用リードとされ、3本のリード61a〜61cのうち1本のリード61bが信号出力用リードとされ、3本のリード61a〜61cのうち1本のリード61cがグランド用リードとされている。
そして、リード61aの一端側とリード61bの一端側とが接続されるように図示しない導電性接着剤を介してコンデンサ62aが搭載され、リード61bの一端側とリード61cの一端側とが接続されるように図示しない導電性接着剤を介してコンデンサ62bが搭載されている。
そして、リード61a〜61cのうちコンデンサ62a、62bを搭載している部分およびコンデンサ62a、62bは、エポキシ樹脂等から成る封止部63にて封止されている。本実施形態では、封止部63のうちリード61a〜61c側に位置する一面(後述する搭載部と接触する一面)は、平坦とされ、図2(c)に示されるように、リード61a〜61cの配置方向(図2(c)中紙面左右方向)を長手方向とする矩形状とされている。そして、長手方向の両端部には本発明の第1嵌合手段に相当する凹部63aが形成されている。
また、各リード61a〜61cには、コンデンサ62a、62bが配置されている部分を挟むように、それぞれ各リード61a〜61cを貫通する貫通孔64a〜64bが形成されている。この貫通孔64a〜64bは、封止部63とリード61a〜61bとの接触面積を向上させて密着力(接着力)を向上させるためのものである。さらに、各リード61a〜61cは、他端部が他の部分と比べて幅が広くされた溶接部65a〜65cとされている。以上が本実施形態におけるコンデンサモールド60の構成である。
そして、図3(a)に示されるように、ターミナル30a〜30cには、コンデンサモールド60における封止部63を搭載して固定する台座70が形成されている。具体的には、この台座70は、PPS(ポリフェニレンサルファイド)等を型成形することによって構成され、各ターミナル30a〜30cに渡って形成された平坦な一面を有する搭載部70aと、搭載部70aにおけるターミナル30a〜30cの配置方向(図3中紙面左上から右下方向)の両端に備えられた支持部70bとを備えている。
そして、搭載部70aには、ターミナル30a〜30cの配置方向における両端部に封止部63に形成された凹部63aと嵌合される本発明の第2嵌合手段に相当する凸部70cが形成されている。
また、各ターミナル30a〜30cには、台座70が備えられている部分よりも一端部側に突起部31a〜31cが設けられている。
そして、コンデンサモールド60は、図3(b)に示されるように、封止部63における凹部63aが搭載部70aにおける凸部70cと嵌合する状態で配置され、封止部63が台座70に固定されている。また、リード61a〜61cは、溶接部65a〜65cが各ターミナル30a〜30cにおける突起部31a〜31cと電気的、機械的に接続されている。つまり、コンデンサ62aがターミナル30a、30bと電気的に接続され、コンデンサ62bがターミナル30b、30cと電気的に接続される。
そして、図1に示されるように、このようなコネクタケース10にはハウジング80が組みつけられている。具体的には、ハウジング80には収容凹部81が形成されており、この収容凹部81内にコネクタケース10のボディ部10aが挿入され、ハウジング80の端部82がボディ部10aにかしめられることでコネクタケース10とハウジング80とが組みつけられている。
これにより、コネクタケース10とハウジング80とが一体に組みつけられて成るケーシング90が構成され、このケーシング90内にセンサ部20が備えられる構造となる。
なお、上記コンデンサモールド60は、コネクタ部10bに備えられているため、言い換えると、コネクタケース10のうちハウジング80にかしめられる部分よりも開口部12側に備えられているともいえる。
そして、ハウジング80の端部82とコネクタケース10(ボディ部10a)との間には、異物が端部82とコネクタケース10(ボディ部10a)との間の隙間に導入されることを抑制する封止部材100が備えられている。
ハウジング80は、例えば、SUS等の金属材料より成るものであり、測定媒体を導入するための圧力導入孔83が形成されている。また、ハウジング80には、圧力センサを測定対象物に固定するためのネジ部84が圧力導入孔83の外周壁面に形成されている。
また、コネクタケース10のボディ部10aと、ハウジング80のうちボディ部10aと対向する部分(収容凹部81の底面)との間には、SUS等から成る円形のメタルダイヤフラム110とメタルダイヤフラム110の外縁部分に配置されるSUS等から成る環状のリングウェルド111とが備えられている。
具体的には、メタルダイヤフラム110およびリングウェルド111は、ハウジング80に対してレーザ溶接等されて固定されている。そして、ハウジング80には、ハウジング80、メタルダイヤフラム110、リングウェルド111が溶け合った溶接部85が形成されている。
なお、メタルダイヤフラム110のうち外縁部分はリングウェルド111と共にハウジング80に対して固定される部分であり、メタルダイヤフラム110のうち凹部11を閉塞する部分は測定媒体の圧力に応じて変位するダイヤフラム部として機能する部分である。
このように一体化されたケーシング90では、凹部11、メタルダイヤフラム110、リングウェルド111にて囲まれる空間にて圧力検出室120が構成されており、この圧力検出室120には、フッ素オイル等の圧力伝達媒体130が充填されている。
また、コネクタケース10の一端部には、凹部11を囲むように環状の溝13が形成されており、この環状の溝13には、例えば、シリコーンゴム等から成るOリング140が備えられている。このOリング140は、コネクタケース10とハウジング80とのかしめによるかしめ圧で押し潰されることで圧力検出室120を封止するものである。
以上が本実施形態における圧力センサの構成である。次に、上記圧力センサの製造方法について説明する。まず、コンデンサモールド60の製造方法について図4および図5を参照しつつ説明する。なお、図5は、図4中の電源用のリード61aに沿った断面図である。
まず、図4(a)および図5(a)に示されるように、42アロイ、銅合金、鉄合金等から成る金属板をプレス加工し、3本のリード61a〜61cが図示しないタイバーによって連結されているリードフレーム61dを用意する。
なお、図4のリードフレーム61dは、一端部側(図4中紙面下側)においてタイバーにて連結されており、他端部側(図4中紙面上側)には上記溶接部65a〜65cが形成されている。
また、リードフレーム61dには、各リード61a〜61cのうちコンデンサ62a、62bを搭載する部分を挟むように、それぞれ貫通孔64a〜64cが形成されていると共に一端部側に形成された貫通孔64a〜64cとタイバーとの間に窪み部66a〜66cが形成されている。本実施形態では、この窪み部66a〜66cは、断面がV字型とされている。
その後、図4(b)および図5(b)に示されるように、リード61aとリード61bとの間、リード61bとリード61cとの間の所定の位置に、導電性接着剤を介してコンデンサ62a、62bを搭載する。これにより、リード61aおよびリード61bとコンデンサ62aとが電気的に接続され、リード61bおよびリード61cとコンデンサ62bとが電気的に接続される。
続いて、図4(c)および図5(c)に示されるように、コンデンサ62a、62bを搭載したリードフレーム61dを型に設置する。そして、この型に溶融した樹脂を流し込み、リード61a〜61cのうちコンデンサ62a、62bを搭載する部分およびコンデンサ62a、62bを封止し、上記凹部63aが形成された封止部63を形成する。
このとき、本実施形態では、封止部63のうちリード61a〜61cの一端部側の端部が窪み部66a〜66c内に位置するように形成する。つまり、窪み部66a〜66cの一部が封止部63に封止され、残部が封止部63から露出されるようにする。
これにより、樹脂を型締めして封止部63を形成する際の応力が窪み部66a〜66cにて緩和(開放)され、この応力によってコンデンサ62a、62bがリード61a〜61cから剥離することが抑制される。
その後、図4(d)および図5(d)に示されるように、各リード61a〜61cを固定しているタイバーをカットして除去する。具体的には、各リード61a〜61cのうち窪み部66a〜66cをカットすることにより、各リード61a〜61cを分離する。これにより、図2(a)に示すコンデンサモールド60が製造される。
なお、窪み部66a〜66cをカットするとは、言い換えると、封止部63で封止されている部分と封止されていない部分との境界にてリード61a〜61cをカットすることである。
このように、リード61a〜61cを窪み部66a〜66cでカットすることにより、他の部分でリード61a〜61cをカットする場合と比較して、厚みが薄い部分をカットすることになるため、カット時に発生する応力を低減することができる。したがって、リード61a〜61cをカットする際に、コンデンサ62a、62bがリード61a〜61cから剥離することを抑制することができる。
次に、上記コンデンサモールド60を用いたコネクタケース10の製造方法について説明する。
まず、銅合金である金属板をプレス加工し、3本のターミナル30a〜30cが図示しないタイバーによって連結されたターミナル部品を用意する。
次に、ターミナル部品のうちコネクタケース10が形成された際にボディ部10a内に位置する部分に上記構成の台座70を形成し、上記図3(a)に示す台座70を備えるターミナル部品を用意する。具体的には、ターミナル部品を型に設置し、その型に溶融した樹脂を流し込んで固め、ターミナル30a〜30cの所定の位置に台座70を形成する。その後、図示しないタイバーをカットして取り除く。これにより、各ターミナル30a〜30cが電気的に絶縁された状態となる。
次に、台座70を備えたターミナル30a〜30cにコンデンサモールド60を搭載し、上記図3(b)に示すコンデンサモールド60を備えるターミナル30a〜30cを形成する。具体的には、封止部63における凹部63aを搭載部70aにおける凸部70cに嵌合するように配置すると共に、溶接部65a〜65cが各ターミナル30a〜30cにおける突起部31a〜31cと接触する状態で配置する。そして、溶接部65a〜65cと突起部31a〜31cとをプロジェクション溶接する。これにより、封止部63が台座70に固定された状態でターミナル30a〜30cにコンデンサモールド60が備えられ、ターミナル30a〜30cとコンデンサ62a、62bとがリード61a〜61cを介して電気的に接続される。
続いて、コンデンサモールド60を備えるターミナル30a〜30cを型に接置する。そして、図6に示されるように、ターミナル30a〜30cの一端部側に位置する図示しない型の樹脂導入孔から溶融した樹脂を流し込むことにより、コネクタケース10を形成する。
このとき、コネクタケース10を構成する樹脂は、ターミナル30a〜30cの一端部側から他端部側に向かって流れ込み、封止部63には樹脂の流れに伴って応力が印加される。しかしながら、本実施形態では、封止部63は、台座70に形成された凸部70cと嵌合されて固定されており、封止部63が移動することが抑制されるようになっている。このため、コネクタケース10を形成する際に、封止部63が移動することを抑制することができ、封止部63に封止されているコンデンサ62a、62bも移動(剥離)することが抑制される。
その後は、従来の圧力センサの製造方法と同様の工程を行うことにより、上記圧力センサが製造される。簡単に説明すると、まず、コネクタケース10の凹部11に接着剤を介してセンサ部20を搭載する。続いて、凹部11内へシール剤40を注入し、シール剤40を各ターミナル30a〜30cの周囲へ行き渡らせた後に硬化する。次に、ワイヤボンディングを行って、各ターミナル30a〜30cの突出部の先端面とセンサ部20とをボンディングワイヤ50で結線し、電気的に接続する。その後、ボディ部10aに形成されている溝13にOリング140を配置する。
そして、センサ部20側を上方に向けてコネクタケース10を配置し、コネクタケース10の上方から、ディスペンサ等を用いてフッ素オイル等より成る圧力伝達媒体130を凹部11内へ一定量注入する。次に、この状態のものを真空室にいれて、凹部11内の余分な空気を除去する。
続いて、メタルダイヤフラム110およびリングウェルド111をハウジング80における収容凹部81の底面に配置した後、リングウェルド111の上方から溶接等を行うことにより、ハウジング80、メタルダイヤフラム110、リングウェルド111を接合する。
その後、真空室内でハウジング80を上から水平に保ったままハウジング80の収容凹部81にコネクタケース10が嵌合するように降ろす。このとき、コネクタケース10とリングウェルド111とが十分接するまで押さえる。これにより、凹部11、メタルダイヤフラム110、リングウェルド111にて圧力検出室120が構成され、圧力検出室120に圧力伝達媒体130が充填された構造となる。
その後、ハウジング80の端部82をコネクタケース10にかしめることにより、ハウジング80とコネクタケース10とを一体化することにより、図1に示す圧力センサが製造される。
次に、上記圧力センサの検出作動について簡単に説明する。
上記圧力センサは、例えば、ハウジング80に形成されたネジ部84を介して、上述のように車両における燃料供給パイプ等に取り付けられる。そして、燃料供給パイプ内の圧力がハウジング80の圧力導入孔83から圧力センサ内に導入される。
これにより、導入された圧力がメタルダイヤフラム110から圧力検出室120内の圧力伝達媒体130を介して、センサ部20に印加され、センサ部20から圧力に応じたセンサ信号が出力される。そして、このセンサ信号がボンディングワイヤ50、ターミナル30bを介して、外部回路へ伝達されることにより、圧力の検出が行われる。
続いて、上記圧力センサに対するノイズの入出力経路について説明する。ノイズは、圧力センサのコネクタケース10に接続された配線を伝わって圧力センサの各ターミナル30a〜30cに入力される。すなわち、ノイズは、電源用のターミナル30a、信号出力用のターミナル30b、そしてグランド用のターミナル30cのいずれからも入力される可能性がある。
しかしながら、電源用のターミナル30aからノイズが入力された場合、このノイズは電源用のターミナル30aと信号出力用のターミナル30bとの間、そして信号出力用のターミナル30bとグランド用のターミナル30cとの間に設置されたコンデンサ62a、62bを介してグランド用のターミナル30cに流れ、圧力センサの外部に出力される。
また、信号出力用のターミナル30bからノイズが入力された場合、このノイズは信号出力用のターミナル30bとグランド用のターミナル30cとの間に設置されたコンデンサ62bを介してグランド用のターミナル30cから圧力センサの外部に出力される。
なお、グランド用のターミナル30cから入力されるノイズは、圧力センサに対してほとんど影響がない。
つまり、上記のようにコンデンサモールド60を備えることにより、圧力センサに対するノイズの影響を低減することができる。したがって、センサ部20が誤作動等することを抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態では、ターミナル30a〜30cに凸部70cを有する台座70を備え、この凸部70cと封止部63に形成された凹部63aを嵌合させて封止部63を台座70に固定している。このため、コネクタケース10を形成する際、コネクタケース10を構成する樹脂によって封止部63が移動することを抑制することができ、コンデンサ62a、62bが移動(剥離)することを抑制することができる。したがって、コンデンサ62a、62bとリード61a〜61cとの電気的な接続不良が発生することを抑制することができ、コンデンサ62a、62bとターミナル30a〜30cとの電気的な接続不良が発生することを抑制することができる。
また、凸部70cと封止部63に形成された凹部63aとが嵌合するように封止部63を台座70に搭載するため、封止部63(コンデンサモールド60)を搭載する際の位置決めを容易に行うことができ、製造工程を簡略化することができる。
さらに、凸部70cと封止部63に形成された凹部63aとが嵌合するように封止部63を台座70に搭載するため、圧力センサに備えるコンデンサ62a、62bの種類(性能)によって凹部63aと凸部70cの形成場所を適宜変更することにより、コンデンサモールド60の誤組付を防止することができる。つまり、用途に応じたコンデンサ62a、62bを有するコンデンサモールド60を確実にターミナル30a〜30cに備えることができる。
また、本実施形態では、コンデンサモールド60を形成する際、窪み部66a〜66cが形成されたリードフレーム61dを用意している。そして、封止部63を形成する際、封止部63のうちリード61a〜61cの一端部側の端部が窪み部66a〜66c内に位置するように形成している。このため、樹脂を型締めして封止部63を形成する際の応力を窪み部66a〜66cにて緩和(開放)することができる。
さらに、各リード61a〜61cを連結するタイバーをカットして分離する際、窪み部66a〜66cにてカットしている。このため、リード61a〜61cをカットする際に発生する応力を低減することができ、この応力によってコンデンサ62a、62bがリード61a〜61cから剥離することを抑制することができる。
そして、本実施形態では、コネクタケース10のうちコネクタ部10bの略中央部にコンデンサモールド60が備えられている。このため、さらにコンデンサ62a、62bがリード61a〜61cから剥離することを抑制することができる。
すなわち、図7(a)および(b)に示されるように、ハウジング80の端部82をコネクタケース10にかしめるときや、圧力検出時にはボディ部10aに大きな応力が発生する。また、図7(c)に示されるように、圧力センサが共振した場合には、ボディ部10aとコネクタ部10bの連結部分のうち外周壁面側に応力が発生する。このため、本実施形態のように、コネクタ部10bの略中央部にコンデンサモールド60を備えることにより、ハウジング80の端部82をコネクタケース10にかしめるときや、圧力検出時等、圧力センサが共振等したときに発生する応力によってコンデンサ62a、62bがリード61a〜61cから剥離することを抑制することができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、本発明の物理量センサを圧力センサに適用した例を説明したが、例えば、本発明の物理量センサを回転センサ、電流センサ、慣性センサ、流量センサ等に適用することも可能である。
また、上記第1実施形態では、ターミナル30a〜30cが3本のものを説明したが、ターミナルの本数はこれに限定されるものではない。
さらに、上記第1実施形態において、封止部63に第1嵌合手段として凸部を形成すると共に搭載部70aに第2嵌合手段として凹部を形成し、これらの凹凸を嵌合させて封止部63を台座70に固定するようにしてもよい。
そして、上記第1実施形態では、電源用のターミナル30aと信号出力用のターミナル30bとの間、信号出力用のターミナル30bとグランド用のターミナル30cとの間にコンデンサ62a、62bを搭載しているが、コンデンサ62a、62bの数およびその接続はこれに限定されるものではない。例えば、電源用のターミナル30aとグランド用のターミナル30cとの間にのみコンデンサ62aを搭載するようにしてもよい。このような場合、電源用のターミナル30aから入力されるノイズは、コンデンサ62aを介してグランド用のターミナル30cに流れ、圧力センサから出力される。
また、上記第1実施形態において、封止部63を形成する際、窪み部66a〜66cが封止部63から完全に露出するようにしてもよい。このように封止部63を形成しても、窪み部66a〜66cをカットしてリード61a〜61cを分離することにより、リード61a〜61cをカットする際に発生する応力を低減することができ、コンデンサ62a、62bがリード61a〜61cから剥離することを抑制することができる。
さらに、上記第1実施形態において、ターミナル30a〜30cのうち台座70より他端部側に突起部31a〜31cを形成してもよい。つまり、ターミナル30a〜30cのうち台座70よりも他端部側でリード61a〜61cの溶接部65a〜65cと突起部31a〜31cとを接続するようにしてもよい。なお、図7に示されるように、かしめ時や圧力検出時にはボディ部10aに大きな応力が発生するため、好ましくは上記第1実施形態のように台座70よりも一端部側でリード61a〜61cの溶接部65a〜65cと突起部31a〜31cとを接続し、封止部63とボディ部10aとの間の距離が長くなるようにすることが好ましい。
また、上記第1実施形態において、図8に示されるように、封止部63のうちターミナル30a〜30cの一端部側の端面を搭載部70a側の一面から反対側の一面に向かってターミナル30a〜30cの一端部側までの距離が長くなるテーパ形状としてもよい。これによれば、コネクタケース10を形成する際、コネクタケース10を構成する樹脂は封止部63の端面に沿って流れるため、封止部63に印加される応力自体を低減することができ、さらにコンデンサ62a、62bが移動(剥離)することを抑制することができる。
10 コネクタケース
20 センサ部
30a〜30c ターミナル
60 コンデンサモールド
61a〜61c リード
62a、62b コンデンサ
63 封止部
63a 凹部(第1嵌合手段)
70 台座
70a 搭載部
70c 凸部(第2嵌合手段)
80 ハウジング

Claims (7)

  1. 物理量に応じたセンサ信号を出力するセンサ部(20)と、
    一端部に形成された凹部(11)に前記センサ部が搭載されると共に、前記センサ部と電気的に接続されるターミナル(30a〜30c)を保持しているコネクタケース(10)と、を備える物理量センサの製造方法において、
    前記コネクタケースを形成する工程では、
    リード(61a〜61c)を用意して前記リードにコンデンサ(62a、62b)を搭載した後、前記リードのうち前記コンデンサを搭載している部分および前記コンデンサを封止する封止部(63)を形成してコンデンサモールド(60)を形成する工程と、
    棒状の前記ターミナルを用意する工程と、
    前記ターミナルに、一面を有する搭載部(70a)を備える台座(70)を形成する工程と、
    前記封止部から露出している前記リードと前記ターミナルとが接触する状態で、前記封止部を前記搭載部の前記一面に搭載する搭載工程と、
    前記リードと前記ターミナルとを接続することにより、前記コンデンサと前記ターミナルとを前記リードを介して電気的に接続する工程と、
    前記ターミナルを型に設置する工程と、
    前記ターミナルのうち一端部側から樹脂を導入し、前記ターミナルの両端を露出させつつ前記コンデンサモールドを樹脂封止することにより、前記コネクタケースを形成する工程と、を行い、
    前記コンデンサモールドを形成する工程では、前記封止部のうち前記搭載部の一面と接触する一面に第1嵌合手段(63a)を形成し、
    前記台座を形成する工程では、前記搭載部の一面に前記第1嵌合手段と嵌合される第2嵌合手段(70c)を形成し、
    前記搭載工程では、前記第1、第2嵌合手段を嵌合させることにより、前記封止部を前記台座に固定し、
    前記コネクタケースを形成する工程では、前記封止部を前記台座に固定したまま行うことを特徴とする物理量センサの製造方法。
  2. 前記コンデンサモールドを形成する工程では、前記第1嵌合手段として凹部を形成し、
    前記台座を形成する工程では、前記第2嵌合手段として凸部を形成し、
    前記搭載工程では、前記封止部の凹部と前記搭載部の凸部とを嵌合させることを特徴とする請求項1に記載の物理量センサの製造方法。
  3. 前記コンデンサモールドを形成する工程では、前記リードに窪み部(66a〜66c)が形成されていると共に前記リードがタイバーで連結されたリードフレームを用意し、前記窪み部の少なくとも一部が露出するように前記封止部を形成した後、前記窪み部にて前記リードフレームをカットすることにより、前記リードを分離することを特徴とする請求項1または2に記載の物理量センサの製造方法。
  4. 前記コンデンサモールドを形成する工程では、前記窪み部の一部を露出させると共に残部を封止する前記封止部を形成することを特徴とする請求項3に記載の物理量センサの製造方法。
  5. 物理量に応じたセンサ信号を出力するセンサ部(20)と、
    前記センサ部を搭載する凹部(11)が形成されていると共に、前記センサ部と電気的に接続されるターミナル(30a〜30c)を保持しているコネクタケース(10)と、
    前記ターミナルに備えられ、一面を有する搭載部(70a)が形成された台座(70)と、
    リード(61a〜61c)にコンデンサ(62a、62b)が搭載され、前記リードのうち前記コンデンサが搭載されている部分および前記コンデンサが封止部(63)にて封止されたコンデンサモールドと、を備え、
    前記封止部には第1嵌合手段(63a)が形成されていると共に前記搭載部の一面には第2嵌合手段(70c)が形成されており、
    前記コンデンサモールドは、第1、第2嵌合手段が嵌合されることによって前記封止部が前記台座に固定されていると共に、前記リードと前記ターミナルとが電気的に接続されることで前記コンデンサと前記ターミナルとが電気的に接続されていることを特徴とする物理量センサ。
  6. 前記コネクタケースは、ハウジング(80)にかしめられて一体化されることでケーシング(90)を構成しており、
    前記コンデンサモールドは、前記コネクタケースのうち前記ハウジングにかしめられる部分よりも前記ハウジング側と反対側に位置していることを特徴とする請求項5に記載の物理量センサ。
  7. 前記コネクタケースは、前記ハウジングにかしめられるボディ部(10a)と、前記ハウジング側と反対側に突出するコネクタ部(10b)とを有し、
    前記コンデンサモールドは、前記コネクタ部内に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の物理量センサ。
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