JP2014020228A - 多段遠心圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】
多段遠心円圧縮機において、圧縮機で圧縮されたガスの圧縮熱により吸込みガスが加熱されるのを防止または低減する。
【解決手段】
多段遠心圧縮機は、平行歯車減速機部を挟んで複数段の圧縮機部が形成された上部と、各段圧縮機部に設けられ各段圧縮機部で圧縮され高温になった吐出ガスを冷却するクーラが配置された下部とを鋳物一体化した一体ケーシングを有する。各段圧縮機部に設けたクーラは、その長手方向を同一方向にして初段側から最終段側の順に並べて配置されており、同一のクーラにおける各段圧縮機からの吐出ガスの入口と冷却後の圧縮ガスの出口の配置は、クーラの並び方向において異なっている。隣接するクーラにおける各段圧縮機からの吐出ガスの入口と冷却後の圧縮ガスの出口の配置は、クーラの並び方向において、入口同士または出口同士を隣り合わせた。
【選択図】図6

Description

本発明は多段遠心圧縮機に係り、特に各段の羽根車の下流側に各羽根車で圧縮された作動ガスを冷却する冷却手段を備えた多段遠心圧縮機に関する。
従来の多段遠心圧縮機の例が、特許文献1に記載されている。この公報に記載の一体鋳造したボリュート型スクロールとギアボックスでは、ボリュートが羽根車ハウジングと一体鋳造されている。そして多段圧縮機は、インタークーラと組み合わせて組み立てられており、一体型ボリュートは、羽根車ハウジング、ギアボックスハウジング、下部インタークーラと一体で鋳造されている。
従来の多段遠心圧縮機の他の例が、特許文献2、3に記載されている。特許文献2に記載の3段のターボ圧縮機では、コンパクト化とともに組立てや分解を容易にするために、平行に配置された2本の回転軸の一方の回転軸の両端に、羽根車が取り付けられており、第1、第2段圧縮機を形成している。他方の回転軸の一端側に羽根車が取り付けられて、第3段圧縮機を形成している。各圧縮機の下側には、各段で圧縮された作動ガスを冷却するインタークーラ、アフタークーラが並んで配置されている。
特許文献3に記載の3段式圧縮機では、鋳物で圧縮機圧縮部分(スクロール)、圧縮空気通路を一体に製作した鋳物一体ケーシングに、第1、第2インタークーラ、アフタークーラを内蔵するための収納部を形成している。この収納部に、第1、第2インタークーラ、アフタークーラの順で配置収納している。
米国特許第6488467号明細書 特開2003−97489号公報 特開2004−308477号公報
上記特許文献1に記載の多段遠心圧縮機では鋳物の一体化ケーシングを採用したことにより、平行に配置された3本の回転軸の中で中間の回転軸にブルギアを配置して駆動機に接続し、両側の回転軸にピニオン歯車を配置した構成となっている。そして、ピニオンが配置された一方の被動軸の端部に初段羽根車を、ピニオンが配置された他方の被動軸の両端部には、2段、3段羽根車が配置されている。さらに、回転軸とほぼ同方向に長手方向を揃えた初段及び2段インタークーラが、上記一体化したケーシングと一体化されて歯車装置の下方に並べて配置されている。
しかしながらこの特許文献1に記載の多段遠心圧縮機では、各段羽根車により圧縮されて温度上昇した作動ガスが、圧縮段下方に配置したインタークーラをどのように流れるかについては開示がない。したがってもし、圧縮された高温のガスがインタークーラへと流入する入口部と、インタークーラで冷却された低温のガスが流通する出口部が近接すれば、各段の圧縮機では性能低下を引き起こす恐れがある。各段の圧縮機をコンパクトに配置することに重点を置くと、一体化した羽根車ケーシングを採用した場合に、性能低下を生じない圧縮ガスの流路を必ずしも確保できない恐れがある。
特許文献2では、初段インタークーラ及び2段インタークーラ、アフタークーラをそれぞれ並べて配置している。そして、これら冷却器が並べられた方向に順に、初段吐出ガス、2段吸込みガス、2段吐出ガス、3段吸込みガス、3段吐出ガス、及び3段冷却ガスが形成さるように各クーラおよび冷却室を構成している。その結果、各クーラを収容するケーシング壁を間に介在させるものの、熱いガスと各クーラで冷却された冷たいガスとが隣り合っている。
特許文献3では、初段インタークーラ及び2段インタークーラ、アフタークーラをそれぞれ並べて配置している。そして、各クーラの長手方向端部は、仕切り壁を介して高温部、低温部、高温部、または低温部、高温部、低温部となっており、圧縮機で圧縮された高温のガスとクーラで冷却された低温のガスが流通する出口部が隣り合って配置されている。
従って、特許文献2及び特許文献3においても、高温のガスと低温のガスが仕切り壁等は介在するものの隣り合って流通することにより、多段遠心圧縮機における性能の低下が懸念される。
本発明は、上記従来技術の不具合に鑑みなされたものであり、その目的は、多段遠心圧縮機において、圧縮機で圧縮された作動ガスの圧縮熱により吸込みガスが加熱されるのを防止または低減することにある。本発明の他の目的は、前記目的に加え、冷却装置を備えた多段遠心圧縮機の効率を向上させることにある。
上記目的を達成する本発明の特徴は、多段遠心圧縮機が、平行歯車減速機部を挟んで複数段の圧縮機部が形成された上部と、各段圧縮機部に設けられ各段圧縮機部で圧縮され高温になった吐出ガスを冷却するクーラが配置された下部とを鋳物一体化した一体ケーシングを有し、前記各段圧縮機部に設けたクーラは、その長手方向を同一方向にして初段側から最終段側の順に並べて配置されており、同一のクーラにおける各段圧縮機からの吐出ガスの入口と冷却後の圧縮ガスの出口の配置は、前記クーラの並び方向において異なっており、隣接するクーラにおける各段圧縮機からの吐出ガスの入口と冷却後の圧縮ガスの出口の配置は、前記クーラの並び方向において、入口同士または出口同士を隣り合わせていることにある。
そしてこの特徴において、前記多段遠心圧縮機は3段の圧縮機から構成されており、複数の前記クーラは初段圧縮機の下流に配置される第1のインタークーラと、2段目圧縮機の下流に配置される第2インタークーラと、3段目圧縮機の下流に配置されるアフタークーラとを有しており、第1のインタークーラ、第2のインタークーラ、アフタークーラの順に長手方向を合わせて並べて配置されていることが望ましく、各前記クーラは、クーラネストとこのクーラネストを前記一体ケーシングに保持するための保持手段とを有し、前記保持手段は前記一体ケーシング内部のクーラネスト保持空間を仕切って吐出ガスの入口側と冷却ガスの出口側とを区画されているのがよい。
また上記特徴において、前記平行歯車増速機部が有する2本のピニオン軸の一方の軸の一端側に初段羽根車を、この同じ軸の他端側に2段目羽根車を、前記ピニオン軸の他方の軸の一端部に3段目羽根車を取り付け、前記初段羽根車と前記3段羽根車を前記平行歯車増速機部の反駆動機側に、前記2段目羽根車を前記平行歯車増速機部の駆動機側に配置するのが望ましく、前記第1のインタークーラを形成する前記一体ケーシングの側部壁面に複数の貫通穴を設け、この複数の貫通穴を潤滑油を冷却するオイルクーラへの冷却水流路としてもよい。
本発明によれば、多段遠心圧縮機において、各段圧縮機で圧縮され高温になった作動ガスを冷却するクーラの圧縮ガス入口部を、クーラで冷却され低温になった次段圧縮機の吸込みガスから離したので、圧縮機で圧縮されたガスの圧縮熱により吸込みガスが加熱されるのを防止または低減できる。これにより、冷却装置を備えた多段遠心圧縮機の効率を向上させることが可能になる。
本発明に係る多段遠心圧縮機の一実施例の平面図である。 図1に示した多段遠心圧縮機の増速機部周りの水平断面図である。 図1におけるA矢視図である。 図1におけるB矢視図である。 図1におけるC矢視図である。 図1におけるE−E断面図である。 図1におけるF−F断面図である。 図1に示した多段遠心圧縮機の各クーラが備えるクーラネストの斜視図及び断面図である。 本発明に係る多段遠心圧縮機の他の実施例の横断面図である。 図9に示した多段遠心圧縮機の横断面図である。 図6に示した多段遠心圧縮機のJ−J断面図である。
以下、本発明に係る多段遠心圧縮機の一実施例を、図面を用いて説明する。図1は多段遠心圧縮機100の平面図であり、作動流体は空気である。図2は図1に示した多段遠心圧縮機100が備える増速機部周りの水平断面図である。図3ないし図5は、それぞれ図1におけるAないしC矢視図である。図6は図1におけるE−E断面図である。図7は図1におけるF−F断面図である。図8は、図1に示した多段遠心圧縮機の各クーラが備えるクーラネストの斜視図及び水平断面図、G−G断面図、H−H断面図である。
(駆動部の構成)
初めに、図1及び図2を用いて、多段遠心圧縮機100の駆動部周りを説明する。多段遠心圧縮機100は、原動機であるモータ3により駆動され、図示しない制御盤に格納された制御部で制御される。モータ3の出力軸には、カップリング5を介して増速機部2の入力軸6が接続されている。入力軸6には、ブルギア20が取り付けられている。ブルギア20に、2個のピニオン21、22が噛み合っている。各ピニオン21、22は、出力軸7、8と一体に形成されている。入力軸6と2本の出力軸7、8はそれぞれ平行軸となっている。なお、各ピニオン21、22を出力軸7、8と別体に作成し、それらを出力軸7、8に固定するようにしてもよい。
入力軸6および出力軸7、8、ブルギア20、ピニオン21、22を収容するように、鋳物で製作された増速機部2が配設されている。増速機部2は、詳細を後述する各段圧縮機のケーシングを一体化した一体ケーシング10の一部を構成する。増速機部2は、水平面分割構造であり、入力軸6および出力軸7、8の中心軸を含む水平面にほぼ等しい面で、上ケーシング10aと下ケーシング10bとに分かれる構造である。上ケーシング10aと下ケーシング10bとは、図示を省略したボルトで結合されている。
入力軸6およびブルギア20に加わるラジアル荷重およびスラスト荷重を支持するために、複合軸受60、61が一体ケーシング10の増速機部2に保持され、入力軸6を回転可能に支持している。また、出力軸7を回転可能に支持するラジアル軸受62、63が、一体ケーシング10の増速機部2に保持されている。同様に、出力軸8を回転可能に支持するラジアル軸受64、65も、一体ケーシング10の増速機部2に保持されている。各出力軸7、8で発生したスラスト力は、ピニオン21、22の近傍に配置したスラストカラー66〜69で支持されている。
上記各軸受60〜69およびブルギア20、ピニオン21、22を潤滑するために、入力軸6のブルギア20を挟んで反モータ側に、主潤滑油ポンプ24が取り付けられている。主潤滑油ポンプ24から供給された潤滑油は、各軸受60〜69やブルギア20、ピニオン21、22等を潤滑した後、モータ3の下部に配置されたオイルタンク36に戻される。オイルタンク36に戻された潤滑油は、オイルタンク36の側面に沿って配置したオイルクーラ35で冷却される。この潤滑油の系統については、詳細を後述する。
(圧縮機部の構成)
図2に示すように、出力軸7の両軸端には、遠心羽根車1a、1bが取り付けられており、それぞれ多段遠心圧縮機100の初段圧縮機71及び2段圧縮機72を構成する。他方の出力軸の一方端にも遠心羽根車1cが取り付けられており、多段遠心圧縮機100の3段圧縮機73を構成する。初段羽根車1aの吸込側には、吸込ガス配管14が設けられており、図示しない吸込みフィルタを経た外気を多段遠心圧縮機100内に導いている。
次に、図1、および図5を用いて、一体ケーシング10およびその空気および冷却配管系統について説明する。一体ケーシング10の下部は下ケーシングを構成しており、主としてクーラ部15となっている。クーラ部15の上面には、増速機部2を挟んで、一方側に初段羽根車1aのケーシング16aと3段目羽根車1cのケーシング16cが、他方側に2段目羽根車1bのケーシング16bが配置されている。
図5に示すように、クーラ部15は、直方体状の3個のクーラ・ケーシングを並べて配置した一体化ケーシングである。3個のクーラ・ケーシング内の流れが入力軸6に平行になるように、長手方向を合わせて配置している。直方体状のクーラ・ケーシングの各々には、フィンチューブ型の熱交換器ネストが収容されており、それぞれインタークーラ13a、13b及びアフタークーラ13cを構成している。各段の羽根車1a〜1cと各クーラ13a〜13cとを接続する接続配管は、クーラ部15の上面に接続部を有している。
このように構成したクーラ部15では、吸込ガス配管14から導かれた外部空気は、初段羽根車1aで圧縮されて温度上昇した後、インタークーラ13aに導かれる。インタークーラ13aで冷却された加圧空気は、接続ガス配管17から2段目羽根車1bに導かれ、さらに圧力を増すとともに温度上昇する。温度上昇した加圧空気は、第2のインタークーラ13bに導かれて冷却され、接続ガス配管18から3段目羽根車1cに導かれる。3段目羽根車1cで圧縮され高温になった加圧空気は、アフタークーラ13cで冷却されて、吐出ガス配管19から需要元に送られる。
各クーラ13a〜13cの反モータ側面(前面)には、これらクーラ13a〜13cに冷却水を供給する際にヘッダとして作用する冷却水給水配管30と、クーラ13a〜13c内で圧縮空気と熱交換して高温になった冷却水を戻す冷却水排水配管31が配置されている。すなわち、インタークーラ13a、13bへは冷却水給水配管30から分岐したインタークーラ冷却水給水配管30a、30bから、アフタークーラ13cへはこれも冷却水給水配管30から分岐したアフタークーラ冷却水給水配管30cから、工業用水またはクーリングタワー等で冷却された冷水が供給される。
一方、各段羽根車1a〜1cで圧縮されて高温となった流体(空気)は、各クーラ13a〜13c内で各クーラ13a〜13cの冷却水給水配管30a〜30cから導かれた冷却水と熱交換して、40℃程度の低温のガスになる。この高温のガスと熱交換して温度上昇した冷却水は、インタークーラ冷却水排水配管31a、31bおよびアフタークーラ冷却水排水配管31cから冷却水排水配管31へ導かれる。
(潤滑系統の構成)
次に潤滑油配管および潤滑油の冷却配管系統について、図1及び図3〜図5を用いて説明する。図4に示すように、インタークーラ13aの側部に、鋳物で一体化ケーシング10と一体化されて、オイルクーラ用一体化冷却水給水流路32aとオイルクーラ用一体化冷却水排水流路32bが設けられている。これらの冷却水給排水流路32a、32bは、詳細を後述するように、インタークーラ13aのケーシング壁を利用して形成されている。
オイルクーラ用一体化冷却水給水流路32aの一端側は、オイルクーラ冷却水給水配管30dを介して冷却水供給配管30に接続されており、他端側はオイルクーラ冷却水給水配管35aを介してオイルクーラ35に接続されている。また、オイルクーラ用一体化冷却水排水流路32bの一端側は、オイルクーラ冷却水排水配管31dを介して冷却水排水配管31に接続されており、他端側はオイルクーラ冷却水排水配管35bを介してオイルクーラ35に接続されている。
潤滑油配管系統については、一体化ケーシング10の両側、すなわちインタークーラ13aおよびアフタークーラ13cの側部に、各クーラ13a、13cに沿って一体化潤滑油流路33、34を、一体化ケーシング10と鋳物一体で形成している(図1参照)。なお、インタークーラ13aの側面にはすでにオイルクーラ用一体化冷却水流路32a、32bが設けられているので、一体化潤滑油配管34をオイルクーラ用一体化冷却水給水流路32aおよび同排水流路32bの上方に配置する(図4参照)。
図3に示すように、アフタークーラ13c側に設けた一体化潤滑油流路33では、冷却水配管30、31に接続される側の上面に潤滑油出口部33bが、モータ3側の端面に潤滑油入口部33aが形成されている。一体化潤滑油流路33の潤滑油入口部33aは、分岐部42を有するオイルタンク取付け配管41に接続されている。オイルタンク取付け配管41の他端側は、オイルタンク36に取り付けた補助潤滑油ポンプ38に接続されている。潤滑油出口部33bには、主潤滑油ポンプ供給配管44を介して、主潤滑油ポンプ24の入口部24aに接続されている。主潤滑油ポンプ24の出口部24bは主潤滑油ポンプ吐出配管45を介して、一体化潤滑油配管34の入口部34aに接続されている。
図4に示すように、インタークーラ13a側に設けた一体化潤滑油配管34では、冷却水配管30、31側の上面に入口部34aが形成されており、モータ3側端部に出口部34bが形成されている。出口部34bは、オイルクーラ用潤滑油給油配管49を介してオイルクーラ35の入口部50に接続されている。
オイルクーラ用潤滑油供給配管49は、途中の2箇所に分岐部を有しており、一方には補助潤滑油ポンプ40に接続する補助潤滑油ポンプ用配管43が接続されている(図1参照)。他方の分岐部では、下方に分岐管が延びており、この分岐管に温度調整弁48が取り付けられている。温度調整弁48は2入力、1出力となっており、オイルクーラ用潤滑給油配管49からは高温の潤滑油が入力される。温度調整弁48の下方に配置され、オイルクーラ35の出口部51に接続される配管からは、低温の潤滑油が入力される。これら2入力に基づいて、途中にオイルフィルタ47を備えた増速機潤滑用配管46に温度調整された潤滑油を出力する。
増速機潤滑用配管46を流通する温度調整された潤滑油は、一体ケーシング10の増速機部2に導かれ、軸受やピニオン21、22、ブルギア20を潤滑する。増速機部2内の各潤滑部位を潤滑した潤滑油は、増速機部2の下部に形成されるギヤケース油溜り2aから排油配管37を介してオイルタンク36に戻される。その他、モータ3の潤滑部にも潤滑油が潤滑油供給管から供給され、排油管を介してオイルタンク36に戻される。これらについては、図示を省略する。
このように構成した本実施例に係る多段圧縮機100では、以下のように潤滑部位を潤滑する。通常の運転時には、主潤滑油ポンプ24が、オイルタンク36から潤滑油を吸込み、オイルクーラ35へと潤滑油を導く。そして、オイルクーラ35で冷却された潤滑油を、主潤滑油ポンプ24が潤滑部位に供給する。ただし、本実施例に記載の多段遠心圧縮機100では、主潤滑油ポンプ24をモータ3に連結された増速機部2の入力軸6に接続しているので、多段遠心圧縮機100の起動時や何らかの原因でモータ3が停止すると、主潤滑油ポンプ24も停止し、潤滑油の供給も停止する。そこで、起動時やモータ3の停止時等には、補助潤滑油ポンプ38を駆動する。補助潤滑油ポンプ38は、モータ3とは別系統で電気駆動される。
(作動ガスの流れ)
図6ないし図8を用いて、作動ガスの流れを説明する。図6(a)は、図1のE−E矢視断面図であり、図6(b)は図6(a)のK部詳細図、図6(c)は、図6(a)のL部断面図である。図7は、図1のF−F矢視断面図である。初めに、各クーラ13a〜13cの構成の詳細を、図6および図8を用いて説明する。図8は、下ケーシングに収容されるクーラネストの詳細を示す図であり、同図(a)はその斜視図、同図(b)はその水平断面図、同図(c)は、図8(b)のG−G断面図、同図(d)はH−H断面図である。
各クーラ13a〜13cは、下ケーシング10bのケーシング外壁及び隔壁10b1、10b2により矩形状の空間として仕切られており、この空間内にクーラネスト80が配置されている。クーラネスト80は、図8に示すようにフィンチューブ型のネストで、フィン79間を高温の圧縮空気が、チューブ(銅管)94内を冷却水が流れる構造となっている。つまり、図8(a)の斜視図に示すように、複数枚の積層された矩形状のフィン79を、図8(c)に示すように、多数の銅管94が貫通している。銅管の前側端部は前側ヘッダ86に、銅管94の後ろ側端部は後ろ側ヘッダ87に接続されている。前側ヘッダ86の前面側には、フランジプレート81が設けられている。
フランジプレート81の周囲部には、このクーラネスト80を下ケーシング10bに取り付けるために、複数のボルト穴89が形成されている。フランジプレート81の前面側であって、前側ヘッダ86の後述する吐出部92aおよび吸込み部92bに対応する位置には、フランジ接続部88が設けられている。
図8(b)に示したクーラネスト80の水平断面図および同図(d)に示したH−H断面図から明らかなように、前側ヘッダ86は、隔壁95a、95bにより幅方向に、吐出部92a、ターン部93、吸込み部92bの3つの部分に分割されている。同様に、後ろ側ヘッダも隔壁95cにより、ターン部91a、91bの2つの部分に分割されている。
これにより、吸込み用のフランジ接続部88から流入した冷却水は、前側ヘッダ93の吸込み部92bに流入し、その後複数の銅管94に分配されて後ろ側ヘッダ87のターン部91bに流入する。冷却水は、ターン部91bで流れ方向を180°変えられ、幅方向隣り列の複数の銅管94に分配されて流入し、前側ヘッダ86のターン部93に流入する。冷却水はターン部93でまた流れ方向を180°変えられ、隣列の銅管94に流入し、後ろ側ヘッダ87のターン部91aに流入し、隣り列の銅管94に流入するよう流れ方向をまた180°変えられる。その後、前側ヘッダ86の吐出部92aに流入し、フランジプレート81に取り付けたフランジ接続部88から吐出される。このように冷却水は、クーラネスト80内で2往復のパスを流通する間に、各段圧縮機71〜73で発生した高温の圧縮ガスと熱交換する。
ここで、クーラネスト80の上面側及び下面側であって、積層された複数のフィン79が配置されている部分には、これらフィン79を保持するため及びこのクーラネスト80を下ケーシング10b内に容易に収容できるようにするために、幅方向中央部にガイド部85が形成された押え板84が設けられている。図6(c)に示すように、ガイド部85には断面Y字状であって前後方向に延びるゴム製の封止部材82が取り付けられている。一方。下ケーシング10bの上側の外壁部分および下側の外壁部分であって、クーラネスト80を収納する空間内面の幅方向中間部には、前後方向に延びる2つの突起部83a間に位置する溝部83bが形成されている。上記Y字状の封止部材82を、この突起部83a間の溝部83bに保持して、各クーラ13a〜13cの封止手段13a1、13a2、13b1、13b2、13c1、13c2として作用させる。
下ケーシング10bに各クーラネスト80を収容した状態では、図6に示すように、第1のインタークーラ13aでは、クーラネスト80を挟んで上下に配置した封止手段13a1、13a2および隔壁10b1により、インタークーラ入口流路61aとインタークーラ出口流路61bに区画される。これにより、初段圧縮機71の吐出管12aを経過した高圧ガスは、インタークーラ入口流路61aからクーラネスト82を経てインタークーラ出口流路61bまで、一方向に流れることができる。
同様に、第2のインタークーラ13bでは、クーラネスト80を挟んで上下に配置した封止手段13b1、13b2および隔壁10b1、10b2により、インタークーラ入口流路62aとインタークーラ出口流路62bに、アフタークーラ13cでは、クーラネスト80を挟んで上下に配置した封止手段13c1、13c2および隔壁10b2により、アフタークーラ入口流路63aとアフタークーラ出口流路63bに区画される。
すなわち、吸込ガス配管14から吸込まれたガスは、初段圧縮機71の羽根車1aで昇圧されて高温になる。初段圧縮機71の羽根車1aから吐出された高温のガスは、その後第1のインタークーラ13aの入口流路61aに導かれる。そして、クーラネスト80の銅管94内を流れる冷却水と熱交換して冷却され、低温のガスになる。冷却され低温になったガスは、第1のインタークーラ13aの出口流路61bから接続ガス配管17を経て、2段圧縮機72の羽根車1bに吸込まれる。
2段圧縮機72の羽根車1bで圧縮された高温のガスは、2段圧縮機72から吐出され、第2のインタークーラ13bの入口流路62aに導かれる。そして、第2のインタークーラ13b内に収容されたクーラネスト80の銅管94内を流れる冷却水と熱交換して冷却され、低温になる。低温になったガスは、第2のインタークーラ13bの出口流路62bから接続ガス配管18を経て、3段圧縮機73の羽根車1cに吸込まれる。
3段圧縮機73の羽根車1cで圧縮され高温となったガスは3段圧縮機73から吐出され、アフタークーラ13cの入口流路63aに導かれる。アフタークーラ13c内に収容されたクーラネスト80の銅管94内を流れる冷却水で冷却され低温になる。低温になったガスは、アフタークーラ13cの出口流路63bから吐出ガス配管19を経て、需要元へ供給される。
なお、図6および図7に示すように、オイルクーラ35への潤滑油配管34および冷却水配管32a、32bを、一体ケーシング10の壁面に一体的に形成している。すなわち、一体ケーシング10を構成するインタークーラ13aの側壁及びアフタークーラ13cの側壁を厚くし、その側壁に貫通穴を形成することにより、各クーラ13a〜13cに平行な流路を形成し、加工および組み立ての簡素化と、オイルクーラ35周りの構造の小型化を図っている。
ところで、各クーラ13a〜13c内の圧縮空気は、銅管94内を流れる低温の冷却水と熱交換すると、水分が凝縮して液体のドレーンを発生する。このドレーンを各クーラ13a〜13cから排出するために、図6(b)および図11に示すように、各クーラ13a〜13cの出口流路61b、62b、63bの底面に、傾斜面28bが形成されている。図11に示すように、傾斜面は奥側で高く、前側で低くなっている。そして、クーラネスト80のフランジプレート81が取り付けられる面の背面側には、ドレーンを溜める窪み28aが形成されている。この窪み28aには、ドレーン配管29が接続されている。ドレーン配管29には、開閉弁26およびサイレンサ27が取り付けられている(図1参照)。これにより、多段遠心圧縮機100の前面側からドレーンを排出可能であり、日常点検時のドレーン操作が容易になっている。
以上示したように本実施例では、各段圧縮機で圧縮され高温となったガスを、第1、第2インタークーラおよびアフタークーラが一体化された下ケーシングに導き、この下ケーシングに第1、第2インタークーラ及びアフタークーラを並べて配置している。そして、第1段圧縮機の吐出空気と第2段圧縮機の吐出ガスを、下ケーシングの隔壁を挟んで隣り合わせの区画に導き、第2インタークーラで冷却され低温になったガスと、アフタークーラで冷却され低温になったガスとを、下ケーシングの隔壁を挟んで隣り合わせの区画に導いている。
これにより、隔壁を挟んで両側の区画を共に冷、または共に暖とすることができ、高温のガスの熱が鋳物の各壁に伝わり低温のガスを加熱する恐れを回避できる。したがって、クーラで冷却されたガスが次段圧縮機に流入する際に、冷却ガスが他段の圧縮機で発生した熱により加熱されることがなく、各段圧縮機の動力を低減でき、多段圧縮機の効率が高くなる。
本発明に係る多段遠心圧縮機100の他の実施例を、図9及び図10を用いて説明する。図9は、図6に対応する図であり、図10は図7に対応する図である。本実施例が上記実施例と異なるのは、アフタークーラ13cの吐出側と吸込み側の位置を、下ケーシングの幅方向で逆方向に配置したことにある。この場合、第2インタークーラ15bで冷却された冷却ガスに、第3段圧縮機73から吐出されるガスの熱が隔壁10b2から伝わる恐れがあるが、ケーシングと別体化していた潤滑油配管39の代わりに、一体化配管(潤滑油流路)33とすることができるので、多段遠心圧縮機の配管系統が簡素化し、多段遠心圧縮機をコンパクト化できる。なおこの場合でも、第1インタークーラ15aで冷却されたガスは、他段の圧縮機からの吐出ガスで加熱される恐れはないので、初段、2段圧縮機へは低温のガスを供給可能であり、多段遠心圧縮機の効率が向上する。さらに、潤滑油配管34をケーシングと一体化できるので、配管の簡素化、配管工事の工数低減等の利点もある。
以上説明したように、本発明の各実施例によれば、高温のガスが流通する第1のインタークーラ13aの入口流路61aと第2のインタークーラ13bの入口流路62aが隣り合う配置であり、低温のガスが流通する第1のインタークーラ13aの出口流路61bが、高温のガスが流通する第2のインタークーラ13bの入口流路62aと離れて配置されているので、第1のインタークーラ13aの出口流路61bを流通する低温のガスが第2のインタークーラ13bの入口流路62aによって、加熱されることがない。また、低温のガスが流通する第2のインタークーラ13bの出口流路62bが、高温のガスが流通する第1のインタークーラ13aの入口流路61aと離れて配置されているので、第2のインタークーラ13bの出口流路62bを流通する低温のガスが第1のインタークーラ13aの入口流路61aによって、加熱されることがない。
その結果、本発明の多段遠心圧縮機100では、初段、2段圧縮機の羽根車に低温のガスを供給可能なので、初段、2段圧縮機の動力を増加させることがなく、多段遠心圧縮機が高効率になる。
さらに、オイルクーラ用一体化冷却水給水流路32aと、第1のインタークーラ13aの出口流路61bが隣り合う構造としているため、オイルクーラ用一体化冷却水給水流路32aを流通する冷却水が、高温ガスの熱により加熱されることもなくなり、オイルクーラの冷却性能を低下させることがなく、多段遠心圧縮機100の信頼性が確保される。
1a〜1c…羽根車、2…(平行歯車)増速機部、2a…ギヤケース油溜り、3…原動機(モータ)、5…カップリング、6…入力軸、7…(第1の)出力軸、8…(第2の)出力軸、10…一体ケーシング、10a…上ケーシング、10b…下ケーシング、10b1、10b2…隔壁、12a〜12c…吐出管、13a…(第1の)インタークーラ、13a1、13a2…封止手段、13b…(第2の)インタークーラ、13b1、13b2…封止手段、13c…アフタークーラ、13c1、13c2…封止手段、14…吸込ガス配管、15…クーラ部、16a…初段ケーシング、16b…2段ケーシング、16c…3段ケーシング、17、18…接続ガス配管、19…吐出ガス配管、20…ブルギア、21、22…ピニオン、24…主潤滑油ポンプ、24a…主潤滑油ポンプ入口部、24b…主潤滑油ポンプ出口部、26…開閉弁、27…サイレンサ、28a…窪み、28b…傾斜面、29…ドレーン配管、30…冷却水給水配管、30a、30b…インタークーラ冷却水給水配管、30c…アフタークーラ冷却水給水配管、30d…オイルクーラ冷却水給水配管、31…冷却水排水配管、31a、31b…インタークーラ冷却水排水配管、31c…アフタークーラ冷却水排水配管、31d…オイルクーラ冷却水排水配管、32a…オイルクーラ用一体化冷却水給水流路、32b…オイルクーラ用一体化冷却水排水流路、33…一体化潤滑油流路、33a…入口部、33b…出口部、34…一体化潤滑油流路、34a…入口部、34b…出口部、35…オイルクーラ、35a…オイルクーラ用冷却水給水配管、35b…オイルクーラ用冷却水排水配管、36…オイルタンク、37…排油配管、38…補助潤滑油ポンプ、39…潤滑油配管、41…オイルタンク取付け配管、42…分岐部、43…補助潤滑油ポンプ用配管、44…主潤滑油ポンプ供給配管、45…主潤滑油ポンプ吐出配管、46…増速機潤滑用配管、47…オイルフィルタ、48…温度調整弁、49…オイルクーラ用潤滑油供給配管、50…入口部、51…出口部、61a…インタークーラ入口流路、61b…インタークーラ出口流路、62a…インタークーラ入口流路、62b…インタークーラ出口流路、63a…アフタークーラ入口流路、63b…アフタークーラ出口流路、71…初段圧縮機、72…2段圧縮機、73…3段圧縮機、79…フィン、80…クーラネスト、81…フランジプレート、82…ゴム封止手段、83a…突起部、83b…溝部、84…押え板、85…ガイド部、86…前側ヘッダ、87…後ろ側ヘッダ、88…フランジ接続部、89…ボルト穴、91a、91b…ターン部、92a…吐出部、92b…吸込み部、93…ターン部、94…銅管、95a、95b…隔壁、100…多段遠心圧縮機。

Claims (5)

  1. 平行歯車減速機部を挟んで複数段の圧縮機部が形成された上部と、各段圧縮機部に設けられ各段圧縮機部で圧縮され高温になった吐出ガスを冷却するクーラが配置された下部とを鋳物一体化した一体ケーシングを有する多段遠心圧縮機であって、前記各段圧縮機部に設けたクーラは、その長手方向を同一方向にして初段側から最終段側の順に並べて配置されており、同一のクーラにおける各段圧縮機からの吐出ガスの入口と冷却後の圧縮ガスの出口の配置は、前記クーラの並び方向において異なっており、隣接するクーラにおける各段圧縮機からの吐出ガスの入口と冷却後の圧縮ガスの出口の配置は、前記クーラの並び方向において、入口同士または出口同士を隣り合わせていることを特徴とする多段遠心圧縮機。
  2. 前記多段遠心圧縮機は3段の圧縮機から構成されており、複数の前記クーラは初段圧縮機の下流に配置される第1のインタークーラと、2段目圧縮機の下流に配置される第2インタークーラと、3段目圧縮機の下流に配置されるアフタークーラとを有しており、第1のインタークーラ、第2のインタークーラ、アフタークーラの順に長手方向を合わせて並べて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の多段遠心圧縮機。
  3. 各前記クーラは、クーラネストとこのクーラネストを前記一体ケーシングに保持するための保持手段とを有し、前記保持手段は前記一体ケーシング内部のクーラネスト保持空間を仕切って吐出ガスの入口側と冷却ガスの出口側とを区画することを特徴とする請求項2に記載の多段遠心圧縮機。
  4. 前記平行歯車増速機部が有する2本のピニオン軸の一方の軸の一端側に初段羽根車を、この同じ軸の他端側に2段目羽根車を、前記ピニオン軸の他方の軸の一端部に3段目羽根車を取り付け、前記初段羽根車と前記3段羽根車を前記平行歯車増速機部の反駆動機側に、前記2段目羽根車を前記平行歯車増速機部の駆動機側に配置したことを特徴とする請求項3に記載の多段遠心圧縮機。
  5. 前記第1のインタークーラを形成する前記一体ケーシングの側部壁面に複数の貫通穴を設け、この複数の貫通穴を潤滑油を冷却するオイルクーラへの冷却水流路としたことを特徴とする請求項2に記載の多段遠心圧縮機。
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