JP2014020032A - 基礎ボルト - Google Patents

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Shigeki Kishihara
重樹 岸原
Isamu Tomoda
勇 友田
hideto Sanada
英人 真田
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Abstract

【課題】 引っ張り力に対してバランスの良い抵抗になる拡径部を効率よく形成する基礎ボルトを提供する。
【解決手段】 ボルト本体の一端部側の基部がコンクリート基礎に埋め込まれるとともに、このコンクリート基礎から突出したボルト本体の他端部がネジ部として形成されている。基部の先端部に、高周波誘導加熱を行いながら圧縮力を与える型鍛造により拡径部を形成する。ネジ部を、ネジ溝の谷径がボルト本体の外径より大きな寸法で形成することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、構築物等をコンクリート基礎に固定するのに用いられる基礎ボルトに関するものである。
コンクリート基礎には、構築物等をコンクリート基礎に固定するのに基礎ボルトが用いられている。基礎ボルトとしては、コンクリート基礎に埋め込まれる一端部側の基部と、コンクリート基礎から突出して外周にネジ溝が設けられた取付部とを有するものが知られている。基礎ボルトは、基部の端部がJ字状やL字状に折り曲げられて形成されているものが一般的である。このように基部の端部を折り曲げた場合、引っ張り力に対して曲げ方向側の抵抗が大きく偏りが生じていた。このため、基部の端部を全体に拡径させて拡径部を形成することで、拡径部が引っ張り力に対してバランスの良い抵抗になるようにすることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−11118号公報
ところで、従来の拡径部を有する基礎ボルトでは、基部の端部に予備据込み・基部絞りを行い、金型により徐々に加工していって基部の端部に拡径部を形成しているが、このように基部の端部に予備据込み・基部絞りを行うと、拡径部を形成するのに時間がかかり、効率が悪くなることがある。
本発明が解決しようとする課題は、引っ張り力に対してバランスの良い抵抗になる拡径部を効率よく形成することにある。
前記課題を解決するため、本発明に係る基礎ボルトは、ボルト本体の一端部を含む一部がコンクリート基礎に埋め込まれるとともに、このコンクリート基礎から突出したボルト本体の他端部がネジ部として形成されている基礎ボルトであって、前記基部の先端部に、高周波誘導加熱を行いながら圧縮力を与える型鍛造により拡径部を形成したことを特徴とする。
このように、ボルト本体の一端部に、高周波誘導加熱を行いながら圧縮力を与える型鍛造により拡径部を形成したことで、ボルト本体を部分的に急速に加熱することができ、拡径部の形成時間を短くすることができる。従って、引っ張り力に対してバランスの良い抵抗になる拡径部を効率よく形成することができる。
この場合において、ボルト本体を、少なくとも周方向に延びる突条の突出部分を有する異形鉄筋にすることができる。また、ネジ部を、ネジ溝の谷径がボルト本体の外径より大きな寸法で形成することができる。
本発明によれば、引っ張り力に対してバランスの良い抵抗になる拡径部を効率よく形成することができる。
本発明に係る実施形態の基礎ボルトの第1の例を示す正面図である。 本実施形態の基礎ボルトの第1の例を示す図で、(a)は背面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は平面図、(e)は底面図、(f)は拡径部の正面断面図である。 本実施形態の基礎ボルトの第2の例を示す図で、(a)は正面図、(b)は裏面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図、(e)は平面図、(f)は底面図である。 本実施形態の基礎ボルトを用いて構コンクリート基礎に構築物を固定する一例を示す図、(a)は平面図、(b)は一部断面図である。
以下、本発明に係る基礎ボルトの一実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1〜図4に示すように、本実施形態の一例の基礎ボルト1は、構築物12等をコンクリート基礎11に固定するもので、ボルト本体2の一端部側がコンクリート基礎11に埋め込まれるとともに、コンクリート基礎11から突出したボルト本体2の他端部がネジ部3として形成されている。
ボルト本体2としては、従来基礎ボルトとして用いられるものであれば鋼材や鉄筋等特に限定されず、例えば、異形鉄筋等が用いられる。異形鉄筋としては、周方向に延びる突条の突出部分を有するものであれば特に限定されず、例えば、半円状突条21及び軸方向突条22等の突出部分を有するもの等が用いられる。ボルト本体2の径及び長さは、用途や機能等に応じて任意にそれぞれ設定される。
ネジ部3は、ボルト本体2の外周にネジ溝であるオネジを設けて形成されている。ネジ部3は、図1及び図2に示すように、ボルト本体2の外周に直接例えばネジ切り加工を施してネジ溝を設けて形成するようにしてもよい。また、ネジ部3は、図3に示すように、ボルト本体2より拡径した肉厚の拡広部をボルト本体2に形成し、次に、この拡広部の外周に例えばネジ切り加工を施してネジ溝であるオネジを設けて形成するようにしてもよい。拡広部は、どのように形成してもよく、例えば、高周波誘導加熱を行いながら圧縮力を与える型鍛造でボルト本体2より拡径した肉厚の拡広部を形成するようにしてもよい。ネジ部3のネジの谷径が、ボルト本体2の外径の最大径より大きな寸法で形成されているように、拡広部を形成することが好ましい。また、ネジ部3は、ネジ溝が設けられた後にメッキ加工が施されていることが好ましい。メッキ加工としては、従来からネジに用いられているものであれば特に限定されず、亜鉛メッキ等を用いることができる。
ボルト本体2の一端部には、ボルト本体2より全体に拡径した拡径部4が形成されている。拡径部4は、高周波誘導加熱を行いながら圧縮力を与える型鍛造により形成されている。具体的には、ボルト本体2の一端部を塑性変形容易な温度に高周波誘導加熱し、その加熱領域の端面を、形成すべき拡径部4の外側端面を成形するための成形面を備えた型に押し付けると共に加熱領域にボルト本体2の軸線方向の圧縮力を作用させ、外径が増大するように塑性変形させて拡径部4が形成される。ボルト本体2の加熱温度は、塑性変形抵抗がきわめて小さくなる赤熱状態となる温度以上とすることが好ましいが、物性変化を抑制する上からは低いことが好ましく、鉄筋の種類により異なるが例えば800〜1200°Cであることが好ましい。拡径部4の形状は、特に限定されず、例えば、円板状等に形成される。拡径部4の直径は、特に限定されず、例えば、ボルト本体2の外径の最大径より2.0〜2.8倍の寸法で形成されていることが好ましい。拡径部4の厚みは、特に限定されず、任意に設定することができる。拡径部4の両面の形状は、特に限定されず、例えば、一例として先端面が略平面状で、先端面と反対側が略円錐台状に形成されている。
このようにボルト本体2の一端部に拡径部4を形成することで、コンクリート基礎11に埋め込まれたとき、拡径部4が引っ張り力に対してバランスの良い抵抗になる。また、拡径部4は、高周波誘導加熱を行いながら圧縮力を与える型鍛造により形成されることで、ボルト本体2を部分的に急速に加熱することができ、拡径部4の形成時間を短くすることができる。
従って、本実施形態の基礎ボルトは、引っ張り力に対してバランスの良い抵抗になる拡径部4を効率よく形成することができる。
拡径部4が円板状に形成されていることで、コンクリート基礎11にかかる分布荷重が略均一になるので、基部の先端部がJ字状やL字状に形成されている場合に比してコンクリート基礎11の破壊がされ難くなる。さらに、拡径部4が円板状に形成されていることで、一端部がJ字状やL字状に形成されている場合に比して一端部がコンパクトになり、過密配筋が可能となる。その結果、例えば、図4に示すように、基礎ボルトを周方向に45°間隔で8個円形状に配置した場合、コンクリート基礎11にかかる分布荷重がバランス良くなる。また、拡径部4を形成したことで、コンクリート基礎11にかかる分布荷重が略均一で過密配筋が可能であるので、コンクリート基礎11の厚みを薄くすることが可能で、基礎工事費の低減及び納期を短縮することが可能となる。なお、図4中符号16はワッシャーを示す。
ボルト本体2として例えば半円状突条21及び軸方向突条22の突出部分を有する異径鉄筋を用いることで、ボルト本体2の半円状突条21が引っ張り力に対して抵抗になるので、基礎ボルト1がコンクリート基礎11からより抜け難くなる。
また、ネジ部3のネジの谷径がボルト本体2の外径の最大径より大きな寸法で形成されていることで、このネジ部3に例えばナット15を螺合させたとき、ナット15をネジ溝が設けられていない箇所上に移動させることができるので、ナット15の取扱等が容易となる。
1 基礎ボルト
2 ボルト本体
3 ネジ部
4 拡径部
11 コンクリート基礎
21 突状

Claims (3)

  1. ボルト本体の一端部を含む一部がコンクリート基礎に埋め込まれるとともに、このコンクリート基礎から突出したボルト本体の他端部がネジ部として形成されている基礎ボルトであって、
    前記ボルト本体の一端部に、高周波誘導加熱を行いながら圧縮力を与える型鍛造により拡径部を形成したことを特徴とする基礎ボルト。
  2. 前記ボルト本体は、少なくとも周方向に延びる突条の突出部分を有する異形鉄筋である請求項1に記載の基礎ボルト。
  3. 前記ネジ部は、前記ネジ溝の谷径が前記ボルト本体の外径より大きな寸法で形成されてなる請求項1又は2に記載の基礎ボルト。
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