JP2014019101A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 インクジェット記録装置の小型化を図るために、加減速期間中においても記録動作を安定的に行う技術が求められているが、加減速期間中は慣性力により記録ヘッドの取り付け角度が変化する可能性がある。
【解決手段】 予め記録ヘッドの吐出タイミングを補正するための補正テーブルを記憶させておき、当該補正テーブルから検出された走査手段の速度に対応する補正値を取得する。そしてこの補正値に基づいて吐出タイミングを補正している。このように吐出タイミングを補正することにより、加減速期間中であっても高画質・高印字精度の画像を記録することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、インクジェット記録装置に関する。
記録ヘッドを搭載したキャリッジを記録媒体に対して往復走査して記録動作を行うインクジェット記録装置においては、エンコーダを用いてキャリッジの走査位置等を検出し、その信号に基づいてインクの吐出タイミングの制御を行っている。記録媒体上の所望の位置にインクを着弾するために、従来はキャリッジの速度が目標速度において等速となってから記録媒体に印字する動作を行っていた。しかし、このような目標速度にキャリッジの速度を到達させるためには、印字ヘッドを加速や減速させるための助走距離を設ける必要があるため、記録装置が大型化することになってしまっていた。そのため記録装置の小型化を図るために、加速期間中や減速期間中においても記録動作を安定的に行う技術が求められている。
ところで、記録媒体上の所望の位置に画像を記録するためには、吐出タイミングを制御する以外に、記録ヘッドが記録媒体に対して精度良く対向し、配置されている必要がある。すなわち予測位置に正確にインクが着弾するためには、記録ヘッドが記録媒体に対して所定の間隔を保った高さに存在し、また、記録ヘッドの吐出口面が記録媒体に対して平行である必要がある。
しかしながらキャリッジの加速期間中や減速期間中は、インクの着弾位置が等速で走査する場合に予測される位置からずれるばかりでなく、記録ヘッドが加速度による慣性力を受けることで記録ヘッドの取り付け角度が変化する可能性がある。このような状態で記録動作を行うと、所望の方向にインクを吐出できないため着弾位置がずれてしまうことになる。このような状態であっても、画像品位を保つ技術が特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示されているインクジェット記録装置では、記録ヘッドの走査方向に対して記録ヘッドの先端と後端とに光学センサを設け、それぞれの光学センサと記録媒体との距離を検出している。そして検出された先端部と後端部の記録媒体とヘッド間の距離に基づいて、記録ヘッドの吐出口面の傾斜角度を検出し、傾斜角度と吐出区間におけるキャリッジの移動速度とに基づいて、インクを吐出するタイミングを補正することが開示されている。
特開2007−276264号公報
しかしながら、引用文献1のように記録ヘッドに2つの光学センサを設けると、記録ヘッドの重量が重くなるため大きな慣性力を受けることが考えられる。そうすると記録ヘッドの傾斜する角度が大きくなり、着弾位置の調整が困難となる可能性がある。また、このような光学センサを設けると、記録装置の値段が高くなることにもなる。
そこで本願発明は、キャリッジの加減速時にも記録動作を行うインクジェット記録装置において、光学センサ等を設けることなく、画像品位を保つことができる信頼性の高いインクジェット記録装置を提供することを目的としている。
そこで本発明は上記課題を鑑みなされたものであり、インクを吐出するための複数の吐出口を有する記録ヘッドと、前記記録ヘッドを記録媒体に対して往復走査する走査手段と、前記記録ヘッドからのインクの吐出タイミングを制御する制御手段と、前記走査手段の速度を検出する検出手段と、記録ヘッドの吐出タイミングを補正するための補正テーブルを備えた記憶手段と、を有するインクジェット記録装置であって、前記制御手段が前記補正テーブルから前記検出手段で検出された速度に対応する補正値を取得し、当該補正値に基づいて吐出タイミングを制御することを特徴としている。
本願発明のインクジェット記録装置は、記憶手段に記憶されたキャリッジの速度に対応する補正時間に基づいてインクの吐出タイミングを制御している。このように吐出タイミングを制御することで、光学センサ等を設けなくてもインクの記録媒体への着弾位置を制御することができるため、キャリッジの加減速時においても高画質・高印字精度の画像を記録することができる。
本発明に係るインクジェット記録装置の模式図である。 インク滴の着弾位置を説明するための図である。 実施例1に係るインクジェット記録装置のブロック図である。 実施例1に係る吐出タイミング制御を行う際の処理を示すフローチャートである。 実施例1に係るキャリッジ速度と時間の関係を示す図である。 実施例1に係るインクジェット記録装置のブロック図である。 実施例2に係るインクジェット記録装置のブロック図である。 実施例2に係るキャリッジ速度と時間の関係を示す図である。
本明細書において、「記録」とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わない。また人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、ビニール、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
さらに、「インク」(「液体」と言う場合もある)とは、広く解釈されるべきもので、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理に供され得る液体を表すものとする。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、以下の説明では,同一の機能を有する構成には図面中同一の番号を付与し、その説明を省略する場合がある。
<インクジェット記録装置の説明(図1)>
図1は本発明の代表的なインクジェット記録装置1の構成の概要を示す外観斜視図である。
図1に示すように、インクジェット記録装置(以下、記録装置とも称する)はインクジェット方式に従ってインクを吐出して記録を行なうインクジェット記録ヘッド(以下、記録ヘッドとも称する)3がキャリッジ2に搭載して設けられている。そして、記録紙などの記録媒体Pが給紙機構5を介して給紙して記録位置まで搬送されると、キャリッジ2は記録ヘッド3を矢印A方向に記録媒体上で往復走査させる。このような状態で記録ヘッド3が記録媒体Pにインクを吐出させることで記録が行われる。
さらにキャリッジ2には記録ヘッド3に供給するインクを貯留するインクタンク6も装着されている。このようなインクタンク6はキャリッジ2に対して着脱自在になっている。
図1に示す記録装置1はカラー記録が可能であり、そのためにキャリッジ2にはマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロ(Y)、ブラック(K)の4つのインクを夫々収容したインクタンクを搭載している。これら4つのインクタンクは夫々独立に着脱可能である。
記録ヘッド3には、インクを吐出するための複数の吐出口を配列してなる吐出口列が複数設けられており、これらの吐出口列は複数の種類のインクを吐出するために用いられる。さらに、インクを吐出するためのエネルギーを発生する記録素子が各吐出口のそれぞれに対応して設けられている。このような記録素子としては、例えば通電により発生する熱エネルギを利用してインクを吐出する電気熱変換素子を用いることができ、記録信号に応じて対応する電気熱変換素子にパルス電圧を印加することによって対応する吐出口からインクを吐出することができる。
さらに記録装置1にはキャリッジ2の移動方向に沿って、スケール7が設けられている。スケール7には一定の間隔でスリットが設けられており、キャリッジ2に搭載されたエンコーダがキャリッジ2の移動に応じて、そのスリットを読み取ることでエンコーダ信号を出力する。このエンコーダ信号はキャリッジ2の移動方向のキャリッジ位置(即ち、記録ヘッドの位置)を表わす信号である。このエンコーダ信号の周期(エンコーダ信号間隔)に基づいてキャリッジの移動速度やキャリッジの位置が算出され、さらにエンコーダ信号に基づくタイミングで記録動作が行われる。
次に、加減速時に記録ヘッドから吐出されたインクの記録媒体上の着弾位置がずれる原因について図2を用いて説明する。
図2は、キャリッジを走査している際のインク滴の記録媒体上への着弾位置を模式的に示した図である。図2(a)は、記録ヘッド3の吐出口面3aが記録媒体Pに対して平行に、キャリッジの速度Vで走査されている場合を示している。このとき、記録ヘッド3から吐出されたインク滴10は、速度Vの影響を受けるため位置1に着弾することが予測される。すなわちキャリッジが速度Vで走査しているときにキャリッジが位置2から位置1に移動するためにかかる時間Tv(sec)とすると、キャリッジが位置2とな時より時間Tv(sec)前に吐出動作を行えば位置2に着弾させることができる。以下、このような吐出タイミングを調整するために用いる時間を補正時間と称する。
つまり、キャリッジが等速に走査されている場合には、常にキャリッジが当該位置となる補正時間Tv(sec)前のタイミングでインクが吐出されるように吐出タイミングを制御することにより、所望の位置に記録することができる。
しかしながら、キャリッジの速度Vが変化しているキャリッジの加減速時には位置1と位置2との間隔も変化することになるため、着弾位置が変化してしまうことになる。
また、加減速時には記録ヘッド3およびキャリッジが慣性力を受けるため、記録媒体の面に対して傾き角度θを持つことになる。
図2(b)は、キャリッジ速度Vで記録ヘッド3が傾き角度θを有している場合の例を示してる。このとき図2(a)と同様に補正時間Tv(sec)を用いて吐出タイミングの制御を行うと、位置1ではなく位置3に着弾することになる。ここで、ヘッドが傾き角度θを持つ時の吐出面に対する垂線と記録媒体の面との接点を位置4とすると、キャリッジ2が位置4から位置2に移動するために係る時間をヘッドの傾きによる遅延時間Tr(sec)となる。つまり、図2(b)のような場合には補正時間をT(T=Tv−Tr)として吐出タイミングを制御することにより、位置2に着弾させることができる。なお、図2(b)はヘッドが進行方向に対して逆方向に傾き角度θを有する場合の例で説明したが、進行方向に対して順方向の傾き角度θを有する場合には、補正時間TをT=Tv+Trとして求めることができる。
すなわち、加減速時にはキャリッジの速度とヘッドの傾き角度θを加味して補正時間Tを算出し、吐出タイミングを制御することで、等速でキャリッジを走査している際と同様に所望の位置にインクを着弾させることができる。そして同じ慣性力がヘッドに加われば同じヘッドの傾き角度θとなるため、1スキャン内における記録ヘッドの挙動は常に同じになるといえる。つまり毎回同じように加速走査・減速走査して記録動作を行う場合には、このような補正時間Tはキャリッジの速度に対応して決まる値であるといえる。
そのため本発明は加減速時におけるキャリッジの位置に応じた補正時間Tを予め求めて記憶させておき、この記憶させた情報と記録動作時のキャリッジの速度とに基づいて補正時間Tを算出して吐出タイミングを制御する。このように吐出タイミングを制御することで、光学センサ等を設けなくても加減速時のインクの記録媒への着弾位置を制御することができ、高画質・高印刷精度の画像を記録することができる。
以下、このような吐出タイミング制御を行う実施例について具体的に説明する。
(実施例1)
図3は実施例1に係るインクジェット記録装置1の制御部100の概略構成を示すブロック図である。外部から入力される画像データ116は、インターフェース部115から入力されたとき、データ受信部114を介して画像データ処理部113へ入力データを受け渡され、入力画像データの補正等が行われ、印字データ生成部112に送られる。
一方、モータ105によってキャリッジ2が走査されると、スケール7に設けられたスリットをエンコーダ106が読み取りエンコーダ信号を生成する。そしてモータ駆動検出部102のエンコーダ区間検出部108でエンコーダ信号の周期が検知され、このエンコーダ周期に基づいて速度検出部109がキャリッジ2の速度データを生成する。さらに位置検出部110がエンコーダ周期に基づいて、キャリッジの位置データを生成する。
これらの速度データと位置データ等を受けて、吐出タイミングデータ生成部111が吐出タイミングデータを生成し、印字データ生成部112に送る。
そして印字データ生成部112が、吐出タイミングデータ生成部111で生成された吐出タイミングデータのタイミングで、画像データ処理部113で補正された画像データを用いて記録ヘッド3での記録を行を行うための吐出データを生成する。
本実施例においては、吐出タイミングデータ生成部111において、キャリッジの速度情報と位置情報とに加え、加減速時に生じるヘッドの傾きも考慮したタイミング補正を行うためのタイミング補正データも加味して吐出タイミングデータを生成している。
タイミング補正データとは、不揮発性の外部メモリ117内に保持されているヘッド傾き補正テーブル119からメモリインターフェース118を介して制御部100内部の揮発性メモリ103へ読みだされたヘッド傾き補正データ104を指す。この読みだされたヘッド傾き補正データ104は、電源が遮断されるまでは保持される。
このようなヘッド傾き補正テーブル119は、記録ヘッドの傾きが生じている際に着弾位置を補正するタイミング補正データを算出するものであり、記録ヘッドの速度と当該速度における補正時間(補正値とも称する)との関係が記憶されている。このような補正テーブル119は、工場生産からの出荷確認時に予め設定しておくことができ、テスターパターンと呼ばれるパターンを印字して、キャリッジの走査時に発生する記録ヘッドの傾きによる着弾位置のずれを検出することにより求めることができる。
図4は、このような吐出タイミング制御を行う際の処理を示すフローチャートである。まず最初に外部から画像データが入力されると(S1)、画像データ処理部113で画像処理が行われる(S2)。そして、エンコーダ信号に基づいてエンコーダの区間を検出し(S3)、この検出結果に基づいてキャリッジの速度(S4)とキャリッジの位置を検出(S5)する。そして、S6で補正テーブル119を参照してキャリッジの速度に対応する補正時間を求める。次に、S7で補正時間を加味した吐出タイミングデータを生成する。そしてS8で、吐出タイミングデータで決まる吐出タイミングとなったときに画像データ処理部113で補正された画像データに基づいて記録ヘッドを駆動するための吐出データを生成する。そして、この生成された吐出データに基づいて、記録ヘッドで記録動作が行われる(S8)。
このように、キャリッジの速度に対応する補正時間に基づいて記録が行われるように制御することにより、キャリッジの加減速時であっても適切な位置にインク滴を着弾させることができ、高画質・高印字精度で画像を記録することができる。
次に図5を用いて、キャリッジ速度と時間の関係を示す補正テーブルの一例について説明する。図5(a)は、1スキャン中のキャリッジ速度と時間の関係をあらわしている。1スキャン内においてキャリッジの速度は、加速領域、定速領域、減速領域の3つに分けることができる。ここで加速領域は、キャリッジの速度vが0≦v<v1である領域aと、キャリッジの速度vがv1≦v<v2の領域bに区分けされている。また減速領域は、キャリッジの速度vがv1≦v<v2の領域dと、キャリッジの速度vが0≦v<v1である領域eと、に区分けされている。そして、図5(b)はこの時用いることができる補正テーブル119の一例を示している。図5(b)に示すようにキャリッジ速度に対応するように補正時間Tを対応するように補正テーブルを設けることができる。
つまり、最初の加速領域a(0≦v<v1)では補正時間Aを適用して吐出タイミングデータを生成し、2番目の加速領域b(v1≦v<v2)では補正時間Bを適用して吐出タイミングデータを生成する。さらに定速領域c(v=v2)ではヘッドの傾きは一定と考えられるので補正時間Cを適用して吐出タイミングデータを生成する。そして減速領域d(v1≦v<v2)では補正時間Dを用い、減速時間e(0≦v<v1)では補正時間Eを用いて吐出タイミングデータを生成する。
なお、ここでは加速領域と減速領域をそれぞれ2つの領域に分けて補正時間を決定する例を示したが、領域の分け方をさらに細かく設定することにより、さらに高精度に着弾位置を補正することができる。
また、補正テーブルは走査の往方向と復方向とで別々に設けてもよい。
さらに、補正時間は用紙サイズや印字モードなどが変わってキャリッジの速度や加速度が変化したことに伴って変化するものであるため、印字条件毎に補正テーブルを設けておくことが好ましい。
なお、図3では補正テーブル119を制御部100以外のメモリ117から取得する構成を示したが、図6に示すように補正テーブル201をあらかじめ制御部100内部の不揮発性メモリ200に保持しておいてもよい。このように、補正テーブルを内部メモリに保持していることにより、高速にデータ転送が行うことが可能となる。
(実施例2)
実施例1においては速度および加速度が同じ場合には、常に同じ補正テーブルを用いて吐出タイミングデータを生成する例を示したが、ここではインクタンクの重量の変化を加味して吐出タイミング制御を行う例を示す。
図7には、キャリッジの速度及び位置情報の検知及び画像データの補正処理については実施例1と同様であるが、本実施例では印字データに基づいて吐出されるインク滴(ドット)の数を計数するドットカウント部301が設けられている。
インクタンクがキャリッジ2に搭載されている構成においては、インクが消費されてインクタンクの重さが軽くなると、加減速時に生じる慣性力が変化するためヘッドの傾きにも影響が出てくる。そのため、あらかじめインクタンクの重さに応じた複数の補正テーブルを設けておく。そしてドットカウント部301によるドットカウント値(計数結果)に基づいてインクタンクの重さを見積もり、インクタンクの重さに応じて参照する補正テーブルを変え、当該補正テーブルに基づいて補正時間を決定する。このように決定することでより精度の高いヘッドの着弾位置補正を行うことが行うことが可能となる。
またインクタンクが重い場合(図8(a))とインクタンクが軽い場合(図8(b))とで、加速領域及び減速領域の分け方が異なるように補正テーブルを設けてもよい。
1 記録装置
2 キャリッジ
3 記録ヘッド
100 制御部
111 吐出タイミングデータ生成部
112 印字データ生成部
113 画像データ処理部

Claims (8)

  1. インクを吐出するための複数の吐出口を有する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドを記録媒体に対して往復走査する走査手段と、
    前記記録ヘッドからのインクの吐出タイミングを制御する制御手段と、
    前記走査手段の速度を検出する検出手段と、
    記録ヘッドの吐出タイミングを補正するための補正テーブルを備えた記憶手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記補正テーブルから前記検出手段で検出された速度に対応する補正値を取得し、当該補正値に基づいて吐出タイミングを制御することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記補正テーブルは、前記走査手段が加速している際の補正値と定速で走査している際の補正値と減速している際の補正値とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記補正テーブルは印字条件毎に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 一定の間隔の複数のスリットを有し、前記走査手段と平行となるように設けられたスケールと、
    前記走査手段に搭載された前記スケールを読み取るエンコーダとを有し、
    前記検出手段は、前記走査手段が走査されることによって前記エンコーダから出力されるエンコーダ信号に基づいて、速度を検出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記記録ヘッドは、前記走査手段で加速走査と減速走査が行われている際に、記録媒体に対する角度が変化することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記走査手段にはインクタンクが搭載されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記記憶手段は、前記インクタンクの重さに応じた複数の補正テーブルを有しており、
    前記制御手段は、前記インクタンクの重さに対応する補正テーブルを参照して前記補正値を取得することを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記記録ヘッドから吐出されるインク滴の数を計数する計数手段を有し、
    前記制御手段は、前記計数手段による計数結果に基づいて参照する補正テーブルを決定することを特徴とする請求項7に記載のインクジェット記録装置。
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