JP2014018388A - オーバーベッドテーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】ベッドの両サイドに背の高いベッド柵が設けられた場合でも、移動可能でテーブル部の高さが調節可能なオーバーベッドテーブルで、かつ、テーブル部にキャスターのロック/解除を一括して操作できる操作部が配置して、使用者自らが操作部を操作してオーバーベッドテーブルを固定できるオーバーベッドテーブルを提供する。
【解決手段】両端に一対の上下昇降可能なテーブル支持部11が設けられ、一対のテーブル支持部には掛渡枠部12が設けられ、掛渡枠部の中央部は傾斜部122又は垂直部を介して凹平坦部を設けてテーブル部13を設け、必要に応じて、テーブル支持部と傾斜部との隙間にベッド柵B1の上部が位置するようにし、テーブル部がベッド柵の上端よりも低い位置になることが可能であるオーバーベッドテーブル1。
【選択図】図1

Description

本発明は、病院のベッド等に配置するテーブルが上下昇降可能なオーバーベッドテーブルに関するものである。
従来より、病院や介護施設等のベッドで食事等をするために、例えば、特許文献1ベッドの両サイドに配置したベッド柵の上端に係合具で固定係止したオーバーテーブルが提案されており、特に、高いベッド柵であるときは係合具の長さを調整して、使用者の使用し易い高さにテーブル部が位置するようになっている。
また、特許文献2に示すように、ベッドでの食事等の為にテーブル部を上下調節可能にしたオーバーベッドテーブルであって、脚部にキャスターを設けて移動可能なオーバーベッドテーブルも、例えば、特許文献2に示すように開発されている。
特開2008−93382号公報 特開2011−139858号公報 特開2007−82730号公報
ところで、病院や介護施設等のベッドには、ベッドの両サイドに落下防止等のために抜き差し可能なベッド柵が設けられることが多い。このベッド柵が低い場合は、従来の例えば、特許文献2に開示されるようなテーブル部の高さが調整可能なオーバーベッドテーブルで事足りるが、ベッド柵が高い場合にはテーブル部が食事をするにはベッドからの位置が高過ぎて使用出来ないといった不都合があった。なお、テーブルも食事等をするためにしっかりと固定されなければならない。
この場合に、特許文献1のように、ベッド柵の最上部より低い位置にテーブル部が配置されるベッドに固定するオーバーテーブルを使用しなければならなかったが、テーブルの移動に手間がかかるといった問題点があった。
本発明の課題は、ベッドの両サイドの背の高いベッド柵を設けた場合でも、移動可能でテーブル部の高さが調節可能なオーバーベッドテーブルを提供しようとするものであり、かつ、テーブル部にキャスターのロック/解除を一括して操作できる操作部が配置して、使用者自らが操作部を操作して床等に固定できるオーバーベッドテーブルを提供しようとするものである。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、両端に一対の上下昇降可能なテーブル支持部が設けられ、該一対のテーブル支持部には掛渡枠部が設けられ、該掛渡枠部の中央部は傾斜部又は垂直部を介して凹平坦部を設けてテーブル部を設け、必要に応じて、前記テーブル支持部と傾斜部又は垂直部との隙間にベッド柵の上部が挿入し、テーブル部が使用者にとって所望の低位置になるようにしたことを特徴とするオーバーベッドテーブルである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のオーバーベッドテーブルにおいて、前記テーブル支持部の脚部にはキャスターが設けられ、前記テーブル部には前記キャスターのロック及びロック解除操作を行う操作部を設けたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のオーバーベッドテーブルにおいて、前記テーブル支持部の適所には掛渡枠部を上下昇降させる上下昇降操作レバーが設けられていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1又は2又は3に記載のオーバーベッドテーブルにおいて、前記キャスター操作部からの各キャスターへのロック及びロック解除操作は同軸の操作伝達ワイヤーによって行い、テーブルの昇降に伴う操作伝達ワイヤーである分岐ワイヤーの弛緩部分の貯留を前記テーブル部の中空或いは底面の収納部で吸収するようにしたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1又は2又は3又は4に記載のオーバーベッドテーブルにおいて、キャスターの操作部はテーブルの前後部にそれぞれ設け、各操作部からの各キャスターへのロック及びロック解除操作は同軸の操作伝達ワイヤーによって行い、少なくともどちらか一方のキャスター操作レバーの操作によって、全てのキャスターへの分岐ワイヤーを操作するワイヤー分岐機構を介在させたことを特徴とする。
本発明のオーバーベッドテーブルによれば、ベッドの両サイドに背の高いベッド柵がある場合でも、テーブル部をベッド柵の上端よりも低い位置にすることが可能であるので、使用者が食事をする場合には、食事をし易い位置にすることができる。
また、テーブル部の高さを調節した後に、使用者自らオーバーベッドテーブルを単純な一回の操作で床に固定することができ、さらに食事が終了した後は、オーバーベッドテーブルを使用者自らベッドの前後に移動させることができる。
本発明の実施例のオーバーベッドテーブルにおいて、テーブル部の設置状態の双輪キャスターをロックした状態の外観斜視図、 図1の正面図 本発明の実施例のオーバーベッドテーブルにおいて、キャスター操作部の双輪キャスターをロック解除した状態の外観斜視図、 図3の正面図 図1のオーバーベッドテーブルにおいて、掛渡枠部及びテーブル部を下降させて、キャスター操作部の双輪キャスターをロックした状態の外観斜視図、 図6(a)は図1の上面図、図6(b)は、テーブル部の中空部におけるワイヤー収納機構の断面上面図、 図6(b)のb−b線の縦断面図、 実施例のオーバーベッドテーブルにおける脚部側の裏面の平面図、 図9(a)は図1でのテーブル部を固定しキャスターをロック状態にした状態のキャスター操作レバーの内部機構の側面説明図、図9(b)はキャスター操作レバーを手で操作する途中の側面説明図、図9(c)はキャスター操作レバーを挙げて双輪キャスターのロックを解除した状態を説明するキャスター操作レバーの内部機構の側面説明図、 図9の底面からのキャスター操作部の内部の平面図、 図10のキャスターロック解除保持レバーの側面図、 図1の操作伝達機構の全体の構成図、 図13(a)はレバー連結ワイヤーの末端部の拡大図、図13(b)は図12A部の末端部の拡大図、 図14(a)は図12B部の分岐ワイヤーの末端部の拡大図、図14(b)は末端部の分岐ワイヤーの末端部の拡大図、 図17(a)は図12のワイヤー分岐盤32内部の正面図、図12(b)は図15(a)のb−b線でのワイヤー分岐盤32に蓋をした状態の側断面図、図15(c)は図15(a)の状態から一方のレバー連結ワイヤー31bを引いた状態の第1ワイヤー分岐盤32内部の正面図、 図1の双輪キャスターの概略の外観斜視図、 双輪キャスターの一方の車輪部の図で、図17(a)はその正面図、図17(b)はその側面図である。 車輪ロック状態の双輪キャスターの内部の図で、図18(a)はノック部材が上昇し、歯部542が内歯車45に嵌合した状態の正面透視図、図18(b)は、そのノック部材の側面透視図、 図18の(a)-(a)線での断面図、 図20(a)は、双輪キャスターの車輪ロックの解除状態の正面透視図、図20(b)は、そのノック部材の側面透視図、 図20(a)のキャスター取付金具の上方からの平面図、 車輪歯噛合ロック部54の基部541の斜視図、 スライダーカムの図で、図23(a)は正面図、図23(b)は側面図、図23(c)は上面図である。
本発明は、背の高いベッド柵を取り付けたベッドであっても、ベッドでの食事が可能なオーバーベッド等の上下昇降可能な昇降テーブルであって、テーブル支持部の左右の側部にテーブル昇降レバーが配置され、テーブル部には脚部の全キャスターを一括して同時にロック/ロック解除操作を行うキャスター操作部を配置してテーブル部をベッドの使用者自らがオーバーベッドを床に対して固定することができる。以下、図面を参照して、本発明の実施例を説明する。
(テーブル部分、及び、テーブル支持部)
図1から図5に示すように、オーバーベッドテーブル1の両端に一対の上下昇降可能なテーブル支持部11が配置され、この対向するテーブル支持部11の上部支柱部111の上端部には掛渡枠部12が掛け渡され、この掛渡枠部12の最も上部に位置する対向する端部121は上部支柱部111の上端部に固定され、掛渡枠部12の中央部は傾斜部122(又は垂直部)を介して低い位置に平坦部123を設けられ、この平坦部123にテーブル部13が据え付けられている。
このテーブル部13は従来の例えば特許文献2に示されているようなテーブル巾よりも前後方向を長くしてあるが、これは後述するように、テーブル部13の左右方向の巾が短くなったため、テーブル部13の中空部135に形成したワイヤー収納機構14での弛緩した操作伝達ケーブル30が収納できるような十分な空間を確保するためである。
前記掛渡枠部12の形状は、図1及び2に示すように、全体がベッドBの上部空間に位置し、テーブル支持部11と掛渡枠部12の傾斜部122との隙間にベッド柵B1の上部B2が位置し、結果としてテーブル部13が低い位置にすることができ、使用者にとって食事等がしやすい所望の位置にすることができる。
したがって、ベッド柵B1の上部B2が入り込めれば傾斜部122ではなく、垂直部として空間を確保するようにしても良い。
テーブル支持部11の脚部18にはキャスター4が設けられ、テーブル支持部11内にはワイヤーを案内する伸縮パイプ17が設けられ、左右の上部支柱部111の上端部の側部中央部近傍にはテーブル昇降操作レバー16が配置され、従来同様、テーブル昇降操作レバー16は装置内のバネ等によって下がっている場合は、テーブル部13の高さは固定され、テーブル昇降操作レバー16を挙げることによってテーブル部13の上下方向に移動可能となり、適宜の高さに調整して操作レバー16を離せば、テーブル昇降操作レバー16は自動的に下がって、テーブル部13を所定の高さに固定する。このテーブル昇降機構は、若干の改良はあるが基本的には前掲特許文献3等に示されるようにな機構を採用しており、この昇降機構の説明は省略する。
テーブル部13の使用者からみて前面131、及び、後面132の底部133には、前記キャスター4のロック及びロック解除操作を行う操作部2を設けられる。
図1及びその背面図である図2は、操作部2の操作レバー21が下降した状態(図の実線)、オーバーベッドテーブル1のテーブル部13の上下方向での所定位置に固定され、双輪キャスター4のロック状態である全体を示す図である。
図3及びその背面図である図4は、テーブル昇降の操作レバー16を挙げてテーブル部の昇降を可能にした状態で、キャスター操作部2の操作レバー21も挙げて(図3:実線)、双輪キャスター4(4a,4b,4c,4d)をロック解除状態にしてオーバーベッドテーブル1が移動可能状態である全体を示す図で、図5は、オーバーベッドテーブル1のテーブル部13を下降させて双輪キャスター4(4a,4b,4c,4d)をロック状態とした全体を示す図である。
これらの図に示すように、オーバーベッドテーブル1は、病院等のベッドB上には、ベッドBを挟んで配置され、このオーバーベッドテーブル1は、主に上部のテーブル部13とこれを支える一対のテーブル支持部11とそれに対応する脚部14とから構成されている。
このように、テーブル部13の上面は平坦で水平に保たれ、食事等に使用されるようになっており、このテーブル部13は1対の伸縮自在なテーブル支持部11で両端支持され、この一対のテーブル支持部11は、通常、ベッドB上に位置するテーブル部13の高さを調整するため、伸縮自在になっており、高さ調節レバーでもあるテーブル昇降操作レバー16によって、支持部11の全体の長さを調整している。
そして、テーブル支持部11は、上部の四角柱の上部支柱部111と、この上部支持部111の内側に嵌合しスライドする基礎支柱部112とからなり、掛渡枠部12及びテーブル部13の高さをテーブル昇降操作レバー16によって上部支柱部111への基礎部112の嵌合度合い、つまりテーブル部13の高さ調整するようになっている。
この基礎支柱部112は、脚部18に設けられた支柱固定部181で固定する。この支柱固定部181は、使用するオーバーベッドテーブル1の各種の基礎支柱部112の形状に合わせて適宜設計すればよく、通常、多くのオーバーベッドテーブルに適用可能とすることができる。
また、図1、図3に示すように、この支柱固定部181はキャスター取付枠本体182から外側に突出しているが、これは支柱固定部材181をベッドBの外側に配置するものの、キャスター取付枠本体181はベッドBの下側に位置するように配置し、なるべくベッドBの外側に突出しないようにして、使用者がつまずかないようにしている。
一対の脚部13は、それに対応するテーブル支持部11と掛渡枠部12及びテーブル部13によって連結され、各脚部18は、それぞれキャスター取付枠本体182が設けられ、脚部18のキャスター取付枠本182の両端近傍には双輪キャスター4a,4bが取り付けられ、対向する脚部14にもキャスター取付枠本体182の両端近傍に双輪キャスター4c,4dが取り付けられ、オーバーベッドテーブル1の移動の際には、双輪キャスター4a〜dの全てがロック解除状態となり、ロック状態ではその場所の床に固定されてオーバーベッドテーブル1が移動や転倒しないような形状をしている。
(ワイヤー収納機構)
図6(a)に示すように、中央のテーブル部13の上面は平坦で、その上方から内部及び底部の透視図の図6(b)に示すように、テーブル部13の前面131、及び、後面132の底部133の適所には、前記キャスター4のロック及びロック解除操作を行う操作部2及びキャスター操作レバー21が配置されている。
このキャスター操作レバー21は、ベッドBの使用者等が操作し易いテーブル部13周辺の側部や底部、或いは中間位置の適宜の位置がよい。
図6(b)に示すように、テーブル部13は中空部135が形成されワイヤー収納機構14が設けられる。このワイヤー収納機構14はキャスター操作部2と双輪キャスター4(4a,4b,4c,4d)とを連結する操作伝達ワイヤー30の一部とこれらに付随するワイヤー分岐盤32が収納されるとともに、テーブル支持部11の伸縮にともなって、レバー連結ワイヤー31a,31bと分岐ワイヤー33からなる操作伝達ワイヤ−30、特に4本の分岐ワイヤー33が緊張及び弛緩する際に、このワイヤーの弛緩した部分をテーブル部13内部に設けた中空部135のワイヤー収納機構14で吸収する。
そのためにテーブル部13の前後の巾を大きくして収納容量を大きくするとともに、図7に示すように、テーブル部13の底部133と上面部137との間に設けた空間がある中空部135の中央部に上下仕切板136を設けて、中空部135を上下の2段にして、ワイヤーが絡まないようにし、4本の分岐ワイヤー33を2本ずつに分けて緊張及び弛緩がスムースに移行するようにしている。
後述するように、操作伝達機構3は、一対のキャスター操作レバー21側の2本のレバー連結ワイヤー31a,31bと、4個の双輪キャスター4(4a,4b,4c,4d)に繋がる4本の分岐ワイヤー33から構成され、レバー連結ワイヤー31a,31bと4本の分岐ワイヤー33との間にはワイヤー分岐盤32が介在している。
図6(b)及び図14において、2本のレバー連結ワイヤー31のうち、一方のレバー連結ワイヤー31aの一端は一方のキャスター操作レバー21a(図6(b)の下側)に連結され、他方のレバー連結ワイヤー31bの一端は他方のキャスター操作レバー21b(図6(b)の上側)に連結され、この2本のレバー連結ワイヤー31a,31bは、ワイヤー分岐盤32の一端に連結されている。
図14に示したように、ワイヤー分岐盤32でのスライダー322の入力側のキャスター操作部2から2本のレバー連結ワイヤー31に対応して、2つの嵌合部3221を設けたもので、この嵌合部3221の形状は全て同じで、末端が解放された半円筒形状の半円筒部32211と貫通溝32212から構成されている。したがって、ワイヤー分岐機構のワイヤー分岐盤32で、2本のレバー連結ワイヤー31a,31bのうち、1本でもインナーワイヤー312が引っ張られると、スライダー322全体が引っ張られ、分岐ワイヤー33(33a,33b,33c,33d)の一括移動して全てが引っ張られる構造である。
分岐ワイヤー33は計4本であるが、双輪キャスター4a、4bに接続する2本の分岐ワイヤー33a,33bと、双輪キャスター4c、4dに接続する2本の分岐ワイヤー33c,33dとに分かれ、それぞれ、テーブル部13のワイヤー収納機構14の中空部135内に収納されて後に、掛渡枠部12に設けた湾曲状のワイヤー案内パイプ15を介して伸縮パイプ17に案内されている。
前記伸縮パイプ17は、上部のやや直径が大きい中空の上部パイプ17aと、下部のやや直径が小さい中空の下部パイプ17bとから構成され、下部パイプ17bを上部パイプ17aの中空内側孔に挿入し、上下にスライド可能とし、上部パイプ17aの上端を掛渡枠部12の底部に固定し、下部パイプ17bの下端を脚部13の上面に固定し、この中空部分に2本の分岐ワイヤー33を挿入案内している。
2組み分岐ワイヤー(33a,33b)と(33c,33d)は4本の分岐ワイヤー33を2本ずつに分け、中空部135の中央部に上下仕切板136を設けて上下の2段にして、上段空間部135aには一方の分岐ワイヤー(33a,33b)を収納し、他方を下段空間部135bには分岐ワイヤー(33c,33d)に収納して、ワイヤーが絡まないように別空間に収納して緊張及び弛緩がスムースに移行するようにしている。この際、上下仕切板136及び底部133には適宜に貫通孔1361を設けてワイヤーを案内している。
2組み分岐ワイヤー(33a,33b)と(33c,33d)は、テーブル部13の昇降に伴い弛緩と弛緩の無い状態を繰り返すが、テーブル部13が下降した場合は、図6(b)の輪の直径R1,R2が大きい状態になり、弛緩した部分を中空部135で収納し、テーブル部13が上昇した場合は、図6(b)の輪の部分の小さい状態になり、ほぼ弛緩しない状態で分岐ワイヤ33ーを貯留する。なお、中空部135の適所には、分岐ワイヤー33が弛緩する際にスムースに湾曲するように案内壁を適所に配置しても良い。
中空部135の中央部に上下仕切板136を設けて、空間がある中空部135を上下の2段にして、ワイヤーが絡まないようにし、4本の分岐ワイヤー33を2本ずつに分けて緊張及び弛緩がスムースに移行するようにしている。
ワイヤー案内部を形成する伸縮パイプ17は、テーブル部13の昇降に伴う伸縮するテーブル支持部11の内部に収納されているが、且つ、テーブル支持部11に平行に設けられ、その高さは伸縮するテーブル支持部11と同期して同じ高さ(長さ)である。勿論、この伸縮パイプ17は、要は、テーブルの昇降に伴う分岐ワイヤー33がテーブル支持部で弛緩することがなく、絡まることもなく操作がスムースであればよい。
テーブル部13のキャスター操作部2からのレバー連結ワイヤー31は、ワイヤー分岐盤32で4つに分岐され、更に、2組み分岐ワイヤー(33a,33b)と(33c,33d)とに分かれ、それぞれ伸縮パイプ17に挿入され、図8に示すように、伸縮パイプ17の下端のワイヤー連通用貫通孔183から脚部18に導かれ、双輪キャスター4a〜dに接続される。
ところで、キャスター操作部2をテーブル部13に設けることによって、ワイヤー分岐盤32をテーブル部13の中空部135に自由位置に固定することができるので、ワイヤー分岐盤32から双輪キャスター4a〜dまでの分岐ワイヤー33の長さがほぼ等しくでき、双輪キャスターのロック及びロック解除作動を均一に働かせることもできる。
このテーブル部13上のキャスター操作レバー21を操作の詳細は後述するが、インナーワイヤーとアウターワイヤーの同軸ワイヤーを用いた操作伝達機構3を介し、4個の双輪キャスター4のそれぞれの車輪ロック機構5を操作する。この操作用のワイヤーは、自転車等のブレーキワイヤーと同等のもので、芯のインナーワイヤーとこれを被覆し両端を固定するアウターワイヤーからなるもので、大凡、この際にキャスター操作部2のキャスター操作レバー21を引き挙げることにより(図9(c))、インナーワイヤーを引っ張り、双輪キャスター4の車輪ロック機構5のロックを解除し、逆に、操作レバー21を昇降機構やキャスターロック機構のバネ等で下げ(図9(a))て車輪ロック機構5のバネによりロックする。
(キャスター操作部)
以下の操作構造の詳細を説明する。
図1及び図2は、キャスター操作部2で4個の双輪キャスターをロック状態にした外観斜視図で、図3及び図4が解除状態にした外観斜視図であるが、このキャスター操作部2を詳細に説明する。
先ず、4個の双輪キャスターのロックを解除した状態の図3及び図4について、その機構概略を示す図9(a)〜(c),図10、図11を参照して説明すると、キャスター操作部2は主に操作レバー21、回動軸22、ワイヤー末端(球)係止部23、ワイヤー案内プーリ24、ワイヤー被覆(外周)係止部25、回転ストパー26、キャスターロック解除保持レバー27、及びケース28から構成されている。
キャスター操作部2の作動は、図9(a)において、キャスター操作レバー21が回動軸22を中心に回動し、キャスター操作レバー21と一体にワイヤー末端(球)係止部23と回転ストパー係止部211とロック保持係止部212も回動する。通常は、キャスターロック機構のバネ力によって、第2ワイヤー分岐盤32、各分岐ワイヤー33を介して、レバー連結ワイヤー31(操作伝達ワイヤー30)のインナーワイヤー312も常時引っ張られている(図9(a)で右側)。これに伴い、キャスター操作レバー21は、インナーワイヤー312の末端部311がワイヤー末端(球)係止部23に係止されているので、ワイヤー案内プーリ24で引っ張り方向を変更した後に、斜め上方に引き上げられ、その結果、操作レバー21は反時計回りに回動して下げられた(図9(a))状態になり、通常は、車輪ロック機構5のバネによりロックし固定されている。
なお、過度にキャスター操作レバー21が回動し過ぎないように、回転ストパー係止部211がケース28側に固定されている回転ストパー26を係止してしいる。
看護師や使用者(患者)が、オーバーベッドテーブル1のテーブル部13の高さを調整したい場合や、オーバーベッドテーブル1を移動したい場合は、図9(c)、その作動途中の図9(b)に示すように、操作レバー21を上方に挙げることにより行われる。
図9(c)において、キャスター操作部2のキャスター操作レバー21を挙げると、操作レバー21はキャスターロック機構のバネの力に抗して、ワイヤー分岐盤32、各分岐ワイヤー33を介してレバー連結ワイヤー31を図で左向に引っ張り、キャスター操作レバー21をテーブル部の底部133のレバー収納凹部まで挙げる。その結果、操作レバー21は時計回りに回動した図10(c)の状態になり、車輪ロック機構5のバネに抗してロックを解除する。
この状態で、オーバーベッドテーブル1は移動可能であるが、キャスター操作レバー21を手で挙げていなければならいので、移動可能状態を長時間維持する場合には、キャスターロック解除保持レバー27を引いてロック保持係止部212にロック部を係止して、手を離しても、キャスター操作レバー21が挙がった状態(図9c)を保持し、移動が終了すればキャスターロック解除保持レバー27を戻せば、キャスター操作レバー21の元の状態(図9(a))になり、車輪ロック機構5のバネによりロックし固定される。
もっとも、キャスターロック解除保持レバー27は、車輪ロックをしなければならない通常の状態でも、誤ってロック解除をしてしまうのを防止するためには、削除しておいてもよい。
(操作伝達機構)
操作伝達機構3は、図12に示すように、芯のインナーワイヤーと同軸で被覆部でもあるアウターワイヤーとからなる同軸の所謂ロックワイヤーを用いたもので、主に,操作伝達ワイヤー30とワイヤー分岐盤32とから構成される。この操作伝達ワイヤー30はレバー連結ワイヤー31(31a,31b)と連結ワイヤー32と4本の分岐ワイヤー33(33a,33b,33c,33d)とから構成される。
前述したキャスター操作部2に取り付けられるレバー連結ワイヤー31(31a,31b)は、その末端部Aの拡大図の図13bに示すように、芯のインナーワイヤー312、それを覆うアウターワイヤーである被覆部313とからなり、インナーワイヤー312の先端には球状の末端部311aが設けられ、被覆部313の先端には取付固定部314が設けられ、インナーワイヤー312が取付固定部314に対して、末端部311が進退可能に構成され、他方の末端部311b(図12a参照)はワイヤー分岐盤32(図15参照)に接続される。なお、このレバー連結ワイヤー31は本実施例では2本あり、その末端部311a,311bはオーバーベッドテーブル1の左右に位置するキャスター操作レバー21a,21bのワイヤー末端(球)係止部23に連結する。
レバー連結ワイヤー31(31a,31b)の反対側の末端部311bは、図12(a)に示すように円筒状で、ワイヤー分岐盤32に接続し、このワイヤー分岐盤32は更に、分岐ワイヤー33に接続する。
ここで、ワイヤー分岐盤32の構成を図15で説明すると、ワイヤー分岐機構のワイヤー分岐盤32は、図15(a)(b)(c)に示すように、2本のレバー連結ワイヤー31a,31bのうち、1本でもインナーワイヤー312が引っ張られると、4本の分岐ワイヤー33を係合したスライダ322が引っ張られる構造であり、分岐ワイヤー33(33a,33b,33c,33d)の一括して全てが引っ張られる構造である。
図15(a)(b)に示すように、ワイヤー分岐盤32の蓋321(図15(b))を開けた内部は、スライダー322が左右移動可能に収納されている。ワイヤー分岐盤32のレバー連結ワイヤー31側の側板323a(図15(a))にレバー連結ワイヤー31(31a,31b)の取付固定部314を取り付け、前記スライダー322の反対側の側板323b側にはそれぞれのワイヤーの末端部311bに対応して、末端が解放された半円筒形状の半円筒部32211と貫通溝32212からなる嵌合部3221に末端部311bを嵌合する。なお、分岐ワイヤー33の末端部331はスライダ322の末端が解放された嵌合部3221に嵌合している。
図15(c)では、一方のレバー連結ワイヤー31b(図17(c)の下側)だけが引っ張られた状態を示すもので、嵌合部3221の半円筒部32211の末端が解放され、貫通溝32212にはインナーワイヤー312がルーズに嵌合しているだけなので、他方のレバー連結ワイヤー31a(図15(c)の上側)の末端部311bは取り残された状態で、そのまま状態を維持する。逆のレバー連結ワイヤー31aだけが引っ張られた状態も同様に作動する。
また、図15(a)でのb−b線での断面図である図15(b)に示すように、このスライダー322は2本のインナーワイヤー312の末端部311bの移動距離が同じでなければならないので、スライダー322の上面の移動方向に平行な山部3223が複数設けられ、蓋321を嵌め込んだ側面図に示すように、山部3223を左右方向に案内する案内溝3211を蓋321に設けて、正確にスライダー322がワイヤー軸線に対して平行移動するようにしている。勿論、この逆に、平行な山部を蓋321に設け、対応する案内溝をスライダーに設けてもよい。なお、蓋321の嵌合側面には固定凸部3212はワイヤー分岐盤32の内壁に挿入固定するためのものである。
したがって、スライダー322をインナーワイヤー312,332の前進後退方向と平行に移動させるための平行進退移動手段として、ワイヤー分岐盤32の内側の両側壁は勿論こと、これだけでは、平行移動には不十分であるので、スライダー322の上面には平行な山部3223が複数設けられ、蓋321側にも山部3223を左右方向に案内する案内溝3211が設けられている。
次に、このワイヤー分岐盤32の反対側は、4本の分岐ワイヤー33(33a,33b,33c,33d)に接続されているので、分岐ワイヤー32とワイヤー分岐盤32との構成と機能を説明する。
分岐ワイヤー33(33a,33b,33c,33d)は、図14に示すようなもので、基本的にレバー連結ワイヤー31と構成がほぼ同じであるが、ワイヤー分岐盤32からの4本の分岐ワイヤー33の長さはほぼ等しく、その1本の図12での符合Bの拡大図である図14に示すように、芯のインナーワイヤー332、それを覆う被覆部333からなり、インナーワイヤー332の先端には中心に係合孔を有する末端部331が設けられ、被覆部333の先端には取付固定部334が設けられ、インナーワイヤー332が取付固定部334に対して、末端部331が進退可能に構成され、他の末端はワイヤー分岐盤32に接続される。
このように、レバー連結ワイヤー31の進退移動がワイヤー分岐盤32を介して4本の分岐ワイヤー33に伝達される。また、操作伝達に同軸ワイヤーを用いたので、図8に示すように、オーバーベッドテーブル1の脚部18の4個の双輪キャスター4の位置を自由に設定でき、また、リンク機構の組み合わせや、テーブル全体を浮かせるための接地部材とは異なり、構造も簡単で製作費も安価で、保守も容易になる。更に、基本的にレバー連結ワイヤー31のどちらか1本から4本の分岐ワイヤー33(33a,33b,33c,33d)に分岐して用いているので、極めて簡単な構成で4個のキャスターを同時に正確にロック状態及びロック解除状態にでき、ワイヤー分岐盤32を薄く扁平に成形できるので、ワイヤー分岐機構の高さも低く薄くできるので、オーバーベッドテーブル1の中空部135内に収納でき、或いは、テーブル部13の底部に取り付けることもできる。
言い換えれば、キャスター操作部2からのどちらか1本のレバー連結ワイヤー31を4本の分岐ワイヤー33に分岐して4個の車輪ロック機構5であるキャスター操作機構に接続し、どちらか1本のレバー連結ワイヤー31のインナーワイヤー312の前進/後退を4本の分岐ワイヤー33のインナーワイヤー332の前進/後退に伝達しており、4本の分岐ワイヤー33に分岐するためにワイヤー分岐機構としてワイヤー分岐盤32を設け、これらワイヤー分岐盤には分岐ワイヤー33(33a,33b,33c,33d)の4本の末端部331を並列にして固定するスライダー322を設け、このスライダー322をインナーワイヤー312,332の前進後退方向とて正確に平行に移動伝達できる。
(双輪キャスターの配置)
前述した図8は、オーバーベッドテーブル1の脚部18の裏面の平面図で、ベッドBを挟んで一対のキャスター取付枠本体182及び一対の双輪キャスター4(4a,4b,4c,4d)が取り付けられ、本実施例ではキャスター取付枠本体182はベッドB側に引き込まれるように配置されている。
これらのキャスター4の外観概略は、図16に示すようなもので、キャスター4の構成の詳細は後述するが、キャスター操作機構である車輪ロック機構5のロック機構枠体51の両側に一対の車輪41A、41Bがそれぞれ回転可能に軸支されており、ロック機構枠体51の上面には、キャスター4が取付枠に対して旋回可能に軸支するための旋回支持部52が設けられ、旋回支持部52の軸心Xと同軸に、上下動するノック部材531が設けられており、ノック部材531を押圧バネ543により押し上げられると双輪キャスター4がロックされ車輪41は回転することができない。逆に、ノック部材531の押し上げを解除して下方に押し下げると、双輪キャスター4の内歯車45への歯部542が離反しロックが解除され、双輪が自由に回転することができる。
ところで、本実施例で使用する双輪キャスター4(4a,4b,4c,4d)は、双輪の巾が単輪よりも広いので、単輪キャスターに比べて走行安定性があり、また、双輪の回転をロックすると進行方向は勿論のこと、双輪の巾が広いことから旋回阻止できる。
したがって、本実施例のように、4箇所のキャスターをロックしようとした場合は、仮に、4箇所のうち一箇所のキャスターのロック機構が不完全、或いは、破損した場合でも、オーバーベッドテーブルを確実に固定及び解除できる。
(キャスターの車輪部)
上述した双輪キャスター4の車輪部41を説明するが、図16に示すように、4個のそれぞれの双輪キャスター4の両側に1個ずつ車輪部41(41A,41B)が配置され、その内の片方の車輪部41は、図17に示すように、車輪軸42は、車輪ロック機構5(図22参照)の車輪軸受部511に回転自在に軸支され、車輪部41の車輪軸固定部43に軸支される(車輪軸固定部43は、車輪を回転自在に軸支する構成でもよい。)。車輪部41の外輪44はゴム製で振動を吸収し走行を滑らかにし雑音を軽減するとともに、床へのグリップを強くしている。
また、双輪キャスター4の車輪部41の内側の外輪44近傍には、車輪軸と同軸心の内歯車45が形成され、後述するロック歯部542が押圧バネ543により上昇した際には、内歯車45に歯部542が噛み合い車輪部41の回転を阻止する。
(キャスターの車輪ロック機構)
本実施例のキャスターは、図16でも説明したように、車輪ロック機構5のロック機構枠体51を挟んで、所定の間隔を持った車輪41A,41Bの双輪キャスターであり、移動時には単輪キャスターに比べて走行に安定性がある。また、車輪41(41A,41B)の両車輪(双輪)がロックすると走行が出来なくなり、キャスターの旋回も制限されて、更に、本実施例のように、オーバーベッドテーブル1の一対の脚部13の枠体132の両端の2箇所の双輪キャスター4a,4b、及び、双輪キャスター4c,4dの各車輪41A,41Bが固定されると、キャスター4自体の旋回を固定しなくても、車輪の回転の固定だけでオーバーベッドテーブル1は、ほぼ完全に固定されることを見出し、この知見を基礎とするものである。
先ず、上記のキャスター取付枠本体132(132a,132b)に配置する双輪キャスター4(4a〜4d)の車輪ロック機構5について、図18乃至図23に沿って更に詳しく説明する。
図18は、キャスターロック状態の図で、ノック部材531が、分岐ワイヤー33が弛緩し、コイルバネ567によりスライダーカム56が図で左側に移動し、ノック部53が上方に上がった状態の図であり、図18(a)は車輪ロック機構5の横断面図で、図18(b)は図18(a)の側断面図である。また、図19は、図19(a)のa−a線での断面図であり、歯部542が双輪キャスター4の内歯車45に嵌合してロックした状態の図である。
図20は、歯部542を内歯車45から離反させて、移動するために双輪キャスター4のロック解除状態の図で、ノック部材531が分岐ワイヤー33により引っ張られ、コイルバネ567の引張力に抗してスライダーカム56が図で右側に移動し、また、キャスター内部の押圧バネ543に抗して、歯部542が下った状態の図、即ち、キャスターのロック解除状態の図で、図21は図20(a)の上方からの平面図である。
図18(a)(b)は、オーバーベッドテーブル1の通常の状態、すなわち、図1(図2)で操作レバー21が下がった状態で、双輪キャスター4をロック状態にした図で、車輪ロック機構5の枠体51内には、キャスター取付金具55に対して双輪キャスター4が旋回可能なように旋回支持部52が軸支され、旋回支持部52の内側に上下動するノック部53が設けられ、ノック部53に続いて車輪歯噛合ロック部54が押圧バネ543を介して連結されている。車輪歯噛合ロック部54は、ノック部材531を上下動させるスライダーカム56のカム面561によって、歯部542が押圧バネ543の押圧力によってノック部53が上昇している状態では、歯部542も上昇していて、この歯部542が車輪部41の内側の内歯車45に嵌合して、車輪41A,41Bの回転を阻止し、双輪キャスター4をロック状態となる。
ここで、各部の構成を更に詳細に説明するが、先ず、ロック機構枠体51はプラスチックで成型されたもので、図18に示すように、中心に車輪軸受部511が設けられ、枠体51の左側には、旋回支持部52(ノック部53)を挿入する円筒型の嵌合部512と収納部513が配置され、嵌合部512のキャスター取付金具55に近接する部分は双輪キャスター4の旋回をスムーズにするために突出輪514が設けられ、前記車輪軸受部511の上側には上下動する車輪歯噛合ロック部54及び押圧バネ543を収納する収納部515が配置されている。この収納部515を含めた双輪キャスター4の嵌合部512と旋回支持部52とを回動自在に強固に支持するが、旋回支持部52はキャスター取付金具55側に強固に固着している。
また、収納部513は下側面及び片側面が開放口となっており(必要に応じて、防塵のための蓋部を設けてもよい。)、これは組み立て作業で、キャスター取付金具55に固着される旋回支持部52を嵌合部512に回動自在に、旋回補助ワッシャー523及び止め金具(固定スナップリング)524を取り付ける際のためのものである。
旋回支持部52を嵌合部512に挿入した後、旋回支持部52の下部末端には、旋回補助ワッシャー523を挿入し、旋回支持部52の下端に設けられた止め金具(スナップリング)524用の固定円周溝525に、旋回支持部52を固定するためスナップリング524を係止して、旋回支持部52からロック機構枠体51が抜け落ちないようにしている。
更に、ノック部53のノック部材531の下端部に車輪歯噛合ロック部54の基部541を取り付けるが、この基部541は図18に示すが、車輪軸42を囲むようにコの字状(或いは、反対側から見れば逆コの字状)であり、下部水平部5411と上部水平部5412とこれを連結する連結部5413とから構成され、下部水平部5411の上面はノック部材531の下部先端部533により押圧され、又は解除(図24では解除)される受圧部を有し、上部水平部5412は歯部542が固着されるとともに、外方に拡がるように押し圧するバネ543の上端部に係合する上部バネ係合部544を有する。なお、押圧バネ543の下端部はロック機構枠体51側に設けた下部バネ係合部545に係合し、常に、上部水平部5412の下面の上部バネ係合部544を上方に押圧している。
(旋回支持部及びノック部)
次に、図18での嵌合部512と旋回支持部52とノック部材531について説明する。
旋回支持部52の固定支持筒部材521は金属製の円筒(パイプ)で、その上端部を金属のキャスター取付金具55の底板554に取付縁部522の上端を溶接等で固着する。ここで、双輪キャスター4の旋回とは、図16に示されるように、通常の双輪キャスター4の接地箇所X2の垂直線とノック部材531の軸心の接地箇所X1とが偏心することによって、オーバーベッドテーブル1を移動させる際に、自動的に双輪キャスター4の進行方向が移動方向に向くようにしたものであるが、当然、双輪キャスター4がロック状態では、双輪キャスター4が回動しないことによって旋回は阻止されるが、逆に、オーバーベッドテーブル1の移動時のロック状態で無い場合には自由に旋回させなければならない。そのため、旋回支持部52とキャスター取付金具55の底板554との間に突出輪514を介在させて、ロック機構枠体51の上面での旋回をスムーズにさせるようにしてある。
旋回支持部52は、キャスターの旋回軸を構成するとともに、ノック部材531を嵌合して収納するが、このノック部53は旋回支持部52の同心上の嵌合部512に上下動が自在に嵌合されている。
(車輪歯噛合ロック部)
基部541は、図22に示すように、基部541の断面コの字状(反対側からは、逆コの字状)の上部水平部5412の下面の(図25での)中央部分には、押圧バネ543の上端を係止する上部バネ係合部544を設け、さらに、双輪キャスター4の一対の車輪部41の各内歯車45に嵌合するように左右に一対の2本の歯部542a,bが固着してあり、外側に拡がるような押圧する押圧バネ543で、常に上方に押し上げる構成になっている。
したがって、車輪歯噛合ロック部54の歯部542a,bは、図17、図19に示すように、ノック部材531の規制がなければ、常に、押圧バネ543によって上側に押圧され上昇するようになっており、オーバーベッドテーブル1をベッド近傍に設置した通常の場合は、歯部542a,bは押圧バネ543によって各双輪キャスター4の内歯車45に嵌合して、双輪キャスター4の回転を阻止し、ロック状態になりオーバーベッドテーブル1の移動を不可能にしている。
なお、車輪歯噛合ロック部54の上下動は、ロック機構枠体51に設けた車輪歯噛合ロック部54の収納部の案内溝516の側壁に沿って降下・上昇する。
また、双輪キャスター4の車輪部41の内側の外輪44近傍には、車輪軸42に同心の内歯車45が形成され、歯部542a,bが上昇した際には、内歯車45に歯部542が噛み合い車輪部41の回転を阻止する。
(キャスター取付金具とスライダーカム)
図20乃至図23におけるキャスター取付金具55とノック部材531を操作するスライダーカム56について説明する。
キャスター操作部2の操作レバー21(図9を参照)を上方に挙げる操作によって、レバー連結ワイヤー31が引っ張られ、第2ワイヤー分岐盤32(或いは単独ワイヤー分岐盤32)(図14を参照)によって4本の分岐ワイヤー33も引っ張られる。更に、この各分岐ワイヤー33a,33b,33c,33dのインナーワイヤー332が引っ張られるが、これをノック部53の動きに変換するのがキャスター取付金具55に装着されたスライダー状のカム機構を有したスライダーカム56である。
このスライダーカム56は、主に、図23に示すように、全体形状は扁平で下面が傾斜するカム面561が設けられ、スライダーカム56が移動する方向の一端には分岐ワイヤー33の末端部331を接続し、キャスター取付金具55の前板551(図25参照)に取付固定部334を装着し、レバー連結ワイヤー31及び分岐ワイヤー33(33a,33b,33c,33d:図11,14を参照)に引っ張られることにより、全体として水平移動するようにしている。図20、図21、図23に示すように、中心部にはスライダーカム56の水平上面563に平行して案内長孔564が設けられ、この案内長孔564にはキャスター取付金具55の両側板552に固定された案内軸565が嵌合している。
係止部562とは反対側の係止部566には縮む方向のコイルバネ567の一端が係止され、コイルバネ567の他端はキャスター取付金具55の背板553の係止部568に係止され、このコイルバネ567はレバー連結ワイヤー31及び分岐ワイヤー33が弛緩された状態では、コイルバネ567によってスライダーカム56を図19の位置に戻すようにしている。また、図21に示すように、案内軸565の軸線はノック部材531の上部先端部532の軸線と交わるようにしている。
なお、図21において、キャスター取付金具55(全4個)の両側板552には枠体取付部555が設けられ、キャスター付き枠体132a,bの両端部に、ボルト孔556にボルト(図示せず)等を挿入して固着する。
したがって、スライダーカム56のカム面561にノック部材531の上部先端部532が接触するようになっているが、分岐ワイヤー33が引っ張られているロック解除状態では、図20、図21、図23に示すように、カム面561は左側から右側にかけて移動するようになっているので、最も下の位置である最下点5611にあり、ノック部材531を下方に押し下げた状態になる。
逆に、図18、図19に示すように、レバー連結ワイヤー31及び分岐ワイヤー33が弛緩された状態では、コイルバネ567により、スライダーカム56は、図18、図19のように左側に移動し、カム面561は最も高い位置である最上点5612にあり、歯部542の押圧バネ543の作用により、ノック部材531の上部先端部532も上昇し、歯部542も上昇して、双輪キャスター4の内歯車45に嵌合し、双輪キャスター4をロック状態にする。
この扁平のスライダーカム56は、カム面561の最下点5611から最上点5612がノック部材531の上部先端部532を移動するように作動するが、スライダーカム56の分岐ワイヤー33の末端部331の移動距離Z(図22参照)は、カム面561の最下点5611から最上点5612の距離Y(図27参照)とほぼ同じとなる。
したがって、カム面561の傾斜角度により、最下点5611から最上点5612の距離が変えられるので、キャスター取付金具55の高さを低くしたままで、分岐ワイヤー33の移動距離(ストローク)に合わせることができる。
(キャスターのロック及びロック解除の作動)
本実施例のオーバーベッドテーブル1を固定する末端操作装置は、以上のような構成であるので、大凡、次のように作動する。
オーバーベッドテーブル1の脚部13に設けたキャスター4のロック解除の操作レバー21(テーブル昇降操作兼用)は、図1(図2)に示すように、通常の設置状態では、キャスター4がロックされ、オーバーベッドテーブル1を移動する際には、図3(図4)に示すように、解除維持のための操作レバー21を上方に持ち上げ、キャスター4のロックを解除する。
オーバーベッドテーブル1のキャスター4を元のロック状態にし、テーブル部13の高さを固定するには、操作レバー21を手から離せば、テーブル昇降機構23内のバネやキャスター4内のロック機構によるワイヤーの引張力のバネにより、自然に操作レバー21は下降するとともにテーブル部13は固定し双輪キャスター4のロック状態になる。
[双輪キャスターのロック状態]
双輪キャスター4のロック状態は図18に示したような状態である。
オーバーベッドテーブル1をベッドの近傍に配置した通常の状態で、操作レバー21が自動的に下方に位置する(図9参照)。
分岐ワイヤー33は結果的にキャスター内の押圧バネ543によって歯部542をキャスターの内歯車45に嵌合させるとともに、押圧バネ543にノック部材531も上方にあり、分岐ワイヤー33も弛緩状態にある。この場合の状態は長時間に亘るが、操作レバー21がワイヤー31を常に引っ張る状態に維持する必要がないので、各ワイヤーは緊張状態にはなく(弛緩状態)、経年でワイヤーが伸びるようなことがなく、装置の保守も容易になる。
[双輪キャスターのロック解除状態]
双輪キャスターのロック解除状態は図20に示したような状態である。
この場合には、オーバーベッドテーブル1を移動する状態で、操作レバー21を挙げて、レバー連結ワイヤー31を引っ張り上げて緊張状態にし、分岐ワイヤー33によってノック部材531を下方に押し下げ、結果的にキャスター内の押圧バネ543に抗し、歯部542をキャスターの内歯車45から開放する。したがって、操作レバー21が挙がっている状態では、双輪キャスターのロック解除状態にあり、オーバーベッドテーブル1は移動可能となる。
本実施例は以上の説明したような構成であるので、ベッドに両サイドに背の高いベッド柵がある場合でも、テーブル部をベッド柵の上端よりも低い位置にすることが可能であるので、使用者が食事をする場合には、食事をし易い位置にすることができる。
また、テーブル部の高さを調節した後に、使用者自らオーバーベッドテーブルを単純な一回の操作で床に固定することができ、さらに食事が終了した後は、オーバーベッドテーブルを使用者自らベッドの前後に移動させることができる。
また、オーバーベッドテーブルのような昇降テーブルにおいて、一括してキャスターをロック/解除を一括して操作可能な操作レバーをオーバーベッドテーブルの側部や底部に配置したので、テーブル昇降操作レバーの近傍に配置することが可能となり、かつ、従来のようにキャスター操作レバーをテーブル上に設けないので、食事等の邪魔にならないようにテーブル上面を広く平坦にすることができ、医療行為の邪魔にもならず、スッキリとしたデザインとすることが可能となる。
このように、一回の操作でオーバーベッドテーブルの全てのキャスターをロック状態及び解除状態にでき、従来のように各キャスター毎にロックをする必要がなく、特に、忙しい看護師や使用者の労力を軽減することができ、テーブル部にテーブル昇降操作兼用のキャスター操作部を設けたので、患者や看護師が簡単にテーブル昇降操作とキャスターロック・解除操作を一回の操作で終えることができる。
また、キャスターのロック/解除の操作を操作伝達ワイヤーを用いた操作伝達機構としたので、これまでのリンク機構の組み合わせと異なり、構造も簡単で製作費も安価で、部品点数が少ないことから保守も容易になり、1本の操作ワイヤーを4本に分岐して用いているので、極めて簡単な構成で4個のキャスターを同時に正確にロック状態及び解除状態にできる。
更に、ワイヤー分岐機構の高さも薄く小さくできるので、中空部の高さを薄くすることができ、テーブル部の昇降に伴う分岐ワイヤーの弛緩を吸収するために大きなスペースを必要とするが、この収納部(貯留部)をテーブルの下に設けたので、全体としてコンパクトになり、デザイン的にも制約がなくスッキリとしたデザインが可能となり、各キャスターまでの分岐ワイヤーの長さがほぼ等しくでき、キャスターのロック及びロック解除作動が均一に働かせることが可能となる。
なお、本発明の特徴を損なうものでなければ、上記の実施例に限定されるものでないことは勿論である。例えば、キャスター操作レバーをテーブルの左右の両側部又は底部としたが、テーブルの上面でなければ、操作しやすい複数の箇所にもうければよい。
B・・ベッド、B1・・ベッド柵、B2・・ベッド柵上部、
1・・オーバーベッドテーブル、
11・・テーブル支持部、111・・上部支柱部、112・・基礎支柱部、
12・・掛渡枠部、121・・端部、122・・傾斜部、
123・・平坦部、
13・・テーブル部、131・・前面、132・・後面、
133・・底部、
135・・中空部、135a・・上段空間部、135b・・下段空間部、
136・・上下仕切板、1361・・貫通孔、137・・上面部、
14・・ワイヤー収納機構、
15・・案内パイプ、
16・・テーブル昇降操作レバー
17・・伸縮パイプ、17a・・上部パイプ、17b・・下部パイプ、
18・・脚部、181・・支柱固定部、
182・・キャスター取付枠本体、183・・貫通孔、
2・・キャスター操作部、21,21a,21b・・キャスター操作レバー、
211・・回転ストパー係止部、
212・・ロック保持係止部、
22・・回動軸、23・・ワイヤー末端(球)係止部、24・・ワイヤー案内プーリ、
25・・ワイヤー被覆(外周)係止部、26・・回転ストパー、
27・・キャスターロック解除保持レバー、28・・ケース、
3・・操作伝達機構、30(31,32,33)・・操作伝達ワイヤー、
31,31a,31b・・レバー連結ワイヤー、311a,311b・・末端部、
312・・インナーワイヤー、313・・被覆部(アウターワイヤー)、
314・・取付固定部、
32・・ワイヤー分岐盤、321・・蓋、3211・・案内溝、
3212・・固定凸部、322・・スライダー、
3221・・嵌合部、32211・・半円筒部、32212・・貫通溝、
3223・・山部、323a,323b・・側板
33(33a,33b,33c,33d)・・分岐ワイヤー、
331a,331b・・末端部、332・・インナーワイヤー、
333・・被覆部(アウターワイヤー)、334・・取付固定部、
4,4a,4b,4c,4d・・双輪キャスター、
41・・車輪部、41A,41B・・車輪、
42・・車輪軸、43・・車輪軸固定部、44・・外輪、45・・内歯車、
5・・車輪ロック機構、
51・・ロック機構枠体、511・・車輪軸受部、512・・嵌合部、
513,515・・収納部、514・・突出輪、516・・案内溝、
52・・旋回支持部、521・・固定支持筒部材、522・・取付縁部、
523・・旋回補助ワッシャー、524・・止め金具(固定スナップリング)、
525・・スナップリング用の固定円周溝、
53・・ノック部、531・・ノック部材、532・・上部先端部、533・・下部先端部、
54・・車輪歯噛合ロック部、541・・基部、
5411・・下部水平部、5412・・上部水平部、
5413・・連結部、542,542a,542b・・歯部、543・・押圧バネ、
544・・上部バネ係合部、545・・下部バネ係合部、
55・・キャスター取付金具、551・・前板、552・・側板、
553・・背板、554・・底板、555・・枠体取付部、556・・ボルト孔、
56・・スライダーカム、561・・カム面、5611・・最下点、5612・・最上点、
562,566,568・・係止部、563・・水平上面、564・・案内長孔、
565・・案内軸、567・・コイルバネ、

Claims (5)

  1. 両端に一対の上下昇降可能なテーブル支持部が設けられ、該一対のテーブル支持部には掛渡枠部が設けられ、該掛渡枠部の中央部は傾斜部又は垂直部を介して凹平坦部を設けてテーブル部を設け、必要に応じて、前記テーブル支持部と傾斜部又は垂直部との隙間にベッド柵の上部が位置するようにし、テーブル部がベッド柵の上端よりも低い位置になることが可能であることを特徴とするオーバーベッドテーブル。
  2. 前記テーブル支持部の脚部にはキャスターが設けられ、前記テーブル部には前記キャスターのロック及びロック解除操作を行う操作部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のオーバーベッドテーブル。
  3. 前記テーブル支持部の適所には掛渡枠部を上下昇降させる上下昇降操作レバーが設けられていることを特徴とする請求項1又は2オーバーベッドテーブル。
  4. 前記キャスター操作部からの各キャスターへのロック及びロック解除操作は同軸の操作伝達ワイヤーによって行い、テーブルの昇降に伴う操作伝達ワイヤーである分岐ワイヤーの弛緩部分の貯留を前記テーブル部の中空或いは底面の収納部で吸収するようにしたことを特徴とする請求項1又は2又は3に記載のオーバーベッドテーブル。
  5. キャスターの操作部はテーブルの前後部にそれぞれ設け、各操作部からの各キャスターへのロック及びロック解除操作は同軸の操作伝達ワイヤーによって行い、少なくともどちらか一方のキャスター操作レバーの操作によって、全てのキャスターへの分岐ワイヤーを操作するワイヤー分岐機構を介在させたことを特徴とする請求項1又は2又は3又は4に記載のオーバーベッドテーブル。
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